JP2002050445A - 端子圧着装置 - Google Patents

端子圧着装置

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JP2002050445A
JP2002050445A JP2000233260A JP2000233260A JP2002050445A JP 2002050445 A JP2002050445 A JP 2002050445A JP 2000233260 A JP2000233260 A JP 2000233260A JP 2000233260 A JP2000233260 A JP 2000233260A JP 2002050445 A JP2002050445 A JP 2002050445A
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JP
Japan
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shank
ram bolt
stopper
blade
engaging
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JP2000233260A
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English (en)
Inventor
Koji Shiga
賀 宏 司 志
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Japan Automatic Machine Co Ltd
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Japan Automatic Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラムボルトをシャンクから引抜く際、シャン
クの落下を確実に防止することができる端子圧着装置を
提供する。 【解決手段】 端子圧着装置10は、フレーム10a
と、フレーム10aに上下方向移動自在に設けられたシ
ャンク12と、シャンク12の下端に設けられた上刃1
3と、上刃13に対抗して設けられた下刃14とを備え
ている。シャンク12の上部には、ラムボルト30の係
合突部31が挿入される係合溝12aが設けられてい
る。シャンク12の係合溝12aの近傍に、ラムボルト
30の係合突部31に当接して回動するストッパ20が
設けられている。ストッパ20はラムボルト30の係合
突部31がシャンク12内へ挿入される際、フレーム1
0aから外れる非係止位置をとり、ラムボルト30の係
合突部31がシャンク12から外れる際、フレーム10
aの上端に係止される係止位置をとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は連鎖端子を一個ずつ
切り離しながらこの端子を電線のストリップ部に圧着し
て取り付ける端子圧着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から端子を電線のストリップ部に圧
着して取り付ける端子圧着装置として、図7(a)
(b)に示すものが知られている。図7(a)(b)に
おいて、端子圧着装置10はフレーム(装置本体)10
aに固着された一対の案内ガイド11a,11bと、こ
の案内ガイド11a,11bに沿って上下方向に移動す
るとともに下端部に上刃13を有するシャンク12と、
シャンク12の上刃13に対向して配置された下刃14
とを備え、上刃13と下刃14との間で連鎖端子を一個
ずつ切り離しながら、端子を図示しない電線のストリッ
プ部に圧着して取付けるようになっている。
【0003】シャンク12の上部には水平方向に延びる
係合溝12aが形成され、フレーム10aが水平方向に
移動してラムボルト30の係合突部31が、シャンク1
2の上部に設けられた係合溝12a内に挿入されるよう
になっている。
【0004】電線のストリップ部に端子を圧着するに
は、ラムボルト30の係合突部31をシャンク12の係
合溝12a内に挿入し、その後ラムボルト30を下方に
駆動して、シャンク12の下端部に設けられた上刃13
と下刃14との間で端子を圧着している。
【0005】他方、上刃13または下刃14を交換する
際、まず案内ガイド11bに設けられた固定用ネジ35
によりシャンク12を固定するとともに、下刃14上に
ゴム36を配置する。次にフレーム10aを水平方向に
駆動してシャンク12の係合溝12aからラムボルト3
0の係合突部31を引き抜いた後、上刃13または下刃
14の交換を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ラムボ
ルト30の係合突部31をシャンク12の係合溝12a
から引き抜く場合、案内ガイド11bに設けられた固定
用ネジ35を締め付けることによりシャンク12を案内
ガイド11a,11b間で固定するとともに、下刃14
上にゴム36を配置し、シャンク12が自重で落下した
り、上刃13と下刃14との間にカジリ、破損が生じる
ことを防止している。
【0007】しかしながら、固定用ネジ35によりシャ
ンク12を固定する構造では、固定用ネジ35の締め付
けを忘れたり、下刃14上にゴム36を配置することを
忘れると、シャンク12が自重で落下し、これにより上
刃13と下刃との間でカジリ、破損が生じてしまう。
【0008】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、ラムボルトの引き抜き時にシャンクの落下
を確実に防止することができる端子圧着装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、装置本体と、
装置本体に上下方向に移動自在に設けられ、下端部に上
刃を有し、上部に水平方向に延びる係合溝が形成された
シャンクと、装置本体に、シャンクの上刃に対向して配
置され、前記上刃との間で端子の圧着作用を行う下刃
と、シャンクの係合溝内に挿入される係合突部を有する
ラムボルトとを備え、シャンクの係合溝近傍に、係合溝
に挿入されるラムボルトの係合突部に当接して回動する
ストッパを設け、ストッパはラムボルトの係合突部が係
合溝内に挿入される際、装置本体の上端から外れる非係
止位置まで回動し、ラムボルトの係合突部が係合溝から
後退する際、装置本体の上端に係止される係止位置まで
回動することを特徴とする端子圧着装置である。
【0010】本発明によれば、端子圧着作業を行う際、
係合突部をシャンクの係合溝内に挿入する。この場合、
ストッパが係合突部に当接して回動し、装置本体の上端
から外れる非係止位置まで退する。次にラムボルトが降
下して、シャンクの下端部に設けられた上刃と、上刃に
対向して設けられた下刃との間で圧着作業が行われる。
次に上刃または下刃を交換する際、係合突部をシャンク
の係合溝から引き抜く。この場合、ストッパが装置本体
の上端に係止される係止位置まで後退し、装置本体に係
止されるストッパによりシャンクの自重落下が防止され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図6は、本発明に
よる端子圧着装置の一実施形態を示す図である。
【0012】図1乃至図6に示すように、端子圧着装置
10は一対の案内ガイド11a,11bを有するフレー
ム(装置本体)10aと、案内ガイド11a,11bに
沿って上下方向に移動するとともに下端部に上刃13を
有するシャンク12と、シャンク12の上刃13に対向
してフレーム10aに設けられた下刃14とを備え、上
刃13と下刃14との間で連鎖端子を一個ずつ切り離し
ながら、端子を図示しない電線のストリップ部に圧着し
て取付けるようになっている。
【0013】シャンク12の上部には水平方向に延びる
係合溝12aが形成され、またラムボルト30が上下方
向に駆動されるようになっている。このラムボルト30
はその下端に係合突部31を有し、この係合突部31は
フレーム10aが水平に駆動されることでシャンク12
の係合溝12a内に挿入されるようになっている。
【0014】図1乃至図6に示すように、シャンク12
の係合溝12a近傍に、係合溝12a内に挿入されるラ
ムボルト30の係合突部31に当接して回動するストッ
パ20が設けられている。
【0015】このストッパ20は、回動ピン20aを中
心として回動するようになっており、ラムボルト30の
係合突部31が係合溝12a内に挿入される際、係合突
部31に当接してフレーム10aの上端から外れる非係
止位置まで回動する(図1、図4および図6(a)参
照)。
【0016】また、ストッパ20は、ラムボルト30の
係合突部31が係合溝12aから後退すると、フレーム
10aの上端に係止される係止位置まで回動する(図
2、図5および図6(b)(c)参照)。すなわちフレ
ーム10aとストッパ20との間には、スプリング21
が取付けられており、このスプリング21によりストッ
パ20は係止位置側へ付勢されている。ラムボルト30
の係合突部31が係合溝12aから後退すると、スプリ
ング21によりストッパ20が、図2,図5および図6
(b)(c)に示す係止位置まで回動するようになって
いる。
【0017】次にこのような構成からなる本実施形態の
作用について説明する。
【0018】まず、図1、図4および図6(a)に示す
ように、フレーム10aを水平方向に駆動して、ラムボ
ルト30の係合突部31をシャンク12の係合溝12a
内に挿入する。
【0019】ここで図1はラムボルト30をシャンク1
2に装着した場合の端子圧着装置10の後方斜視図であ
り、図4は図1においてストッパを示すためシャンクの
上部を便宜的に切欠いた図である。また図6は端子圧着
装置の平面図である。
【0020】図1、図4および図6(a)に示すよう
に、ラムボルト30の係合突部31がシャンク12の係
合溝12a内に挿入されると、係合突部31がストッパ
20に当接してストッパ20をスプリング21の力に抗
して回動ピン20aを中心として回動させる。この場
合、ストッパ20はフレーム10aの上端から外れる非
係止位置まで回動し、シャンク12は自由に降下可能と
なる。
【0021】次にラムボルト30が下方へ駆動され、シ
ャンク12が降下する。この場合、シャンク12の下端
部に設けられた上刃13と、フレーム10aに設けられ
た下刃14との間で図示しない連鎖端子が一個ずつ切り
離され、切り離された端子が電線のストリップ部に圧着
される。
【0022】次に上刃13および下刃14を交換する
際、図2、図5および図6(b)(c)に示すように、
フレーム10aが水平方向に駆動され、ラムボルト30
の係合突部31がシャンク12の係合溝12aから引抜
かれる。ここで図2はラムボルト30とシャンク12と
の装着を解除した場合の端子圧着装置10の後方斜視図
であり、図5は図2において、ストッパを示すためシャ
ンクの上部を便宜的に切欠いた図である。
【0023】ラムボルト30の係合突部31がシャンク
12の係合溝12aから引抜かれると、スプリング21
の力によりストッパ20が回動ピン20aを中心として
フレーム10aの上端に係止する係止位置まで回動する
(図2、図5および図6(b)(c)参照)。このよう
にしてストッパ20はフレーム10aの上端に係止さ
れ、シャンク12の降下が防止される。
【0024】このように本実施の形態によれば、ラムボ
ルト30の係合突部31を係合溝12a内に挿入した場
合に、ストッパ20が係合突部31に当接して、非係止
位置まで回動する。このためシャンク12は自由に降下
することができ、上刃13と下刃14との間で圧着作業
が行われる。またラムボルト30の係合突部31を係合
溝12aから引抜いた場合、ストッパ20を係止位置ま
で回動させ、ストッパ20をフレーム10aの上端に係
止させることができる。このため、シャンク12の自重
落下を防止することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ラムボルトの係合突部をシャンクの係合溝内に挿入し
て、係合突部によりストッパを非係止位置まで回動させ
ることにより、シャンクを自由に降下させることがで
き、端子圧着作業を行うことができる。またラムボルト
の係合突部をシャンクの係合溝から引き抜くと、ストッ
パが係止位置まで回動し、ストッパが装置本体の上端に
係止されてシャンクの自重落下が防止されるので、上刃
と下刃の間のカジリ、破損を確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による端子圧着装置の一実施例を示す後
方斜視図であってラムボルトをシャンクに装着した状態
を示す図。
【図2】端子圧着装置の後方斜視図であってラムボルト
とシャンクとの装着を解除した状態を示す図。
【図3】端子圧着装置の正面図。
【図4】図1において、便宜上シャンク上部を切欠いた
図。
【図5】図2において、便宜上シャンク上部を切欠いた
図。
【図6】端子圧着装置の作用を示す平面図。
【図7】従来の端子圧着装置を示す図。
【符号の説明】 10 端子圧着装置 11a,11b 案内ガイド 12 シャンク 12a 係合溝 13 上刃 14 下刃 20 ストッパ 20a 回動ピン 21 スプリング 30 ラムボルト 31 係合突部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体と、 装置本体に上下方向に移動自在に設けられ、下端部に上
    刃を有し、上部に水平方向に延びる係合溝が形成された
    シャンクと、 装置本体に、シャンクの上刃に対向して配置され、前記
    上刃との間で端子の圧着作用を行う下刃と、 シャンクの係合溝内に挿入される係合突部を有するラム
    ボルトとを備え、 シャンクの係合溝近傍に、係合溝に挿入されるラムボル
    トの係合突部に当接して回動するストッパを設け、スト
    ッパはラムボルトの係合突部が係合溝内に挿入される
    際、装置本体の上端から外れる非係止位置まで回動し、
    ラムボルトの係合突部が係合溝から後退する際、装置本
    体の上端に係止される係止位置まで回動することを特徴
    とする端子圧着装置。
  2. 【請求項2】ストッパは、係止位置へスプリングにより
    付勢されていることを特徴とする請求項1記載の端子圧
    着装置
JP2000233260A 2000-08-01 2000-08-01 端子圧着装置 Pending JP2002050445A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013544013A (ja) * 2010-10-26 2013-12-09 タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション ラムアダプタを備えるアプリケータラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013544013A (ja) * 2010-10-26 2013-12-09 タイコ・エレクトロニクス・コーポレイション ラムアダプタを備えるアプリケータラム

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