JP2002050409A - 電動車両のバッテリ残量計 - Google Patents

電動車両のバッテリ残量計

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JP2002050409A
JP2002050409A JP2000269108A JP2000269108A JP2002050409A JP 2002050409 A JP2002050409 A JP 2002050409A JP 2000269108 A JP2000269108 A JP 2000269108A JP 2000269108 A JP2000269108 A JP 2000269108A JP 2002050409 A JP2002050409 A JP 2002050409A
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Kazufumi Oishi
和史 大石
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Araco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動車両のバッテリの残存容量を電動車両の
作動状態の影響を受けることなく表示させ、また製造コ
ストを低下させ、設置スペースを減少させる。 【解決手段】 基準電圧値更新記憶手段10は電動車両
が停止する都度そのとき電圧センサ27により検出した
モータ駆動用バッテリの検出電圧値を基準電圧値として
記憶し直し、電圧値換算手段11は走行中に電圧センサ
により繰り返し検出した検出電圧値を基準電圧値更新記
憶手段に記憶されている基準電圧値とアクセルセンサ2
5により検出されたアクセル操作量に基づき負荷がない
場合のモータ駆動用バッテリの出力電圧値に相当する表
示用電圧値に換算し、電圧値比較手段14はこの表示用
電圧値を電圧値判定基準記憶手段15に記憶された複数
の判定電圧値と比較して表示装置22に表示用電圧値に
対応する段階の表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリを用いた
電動車両において、バッテリの残存容量を表示するため
に使用するバッテリ残量計に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなバッテリ残量計としては、例
えば特開平9−318717号公報に開示された技術が
ある。この従来技術のバッテリ残量計は、走行中に一定
時間毎に収集したバッテリの放電量から残存容量を求め
るものであり、バッテリの電流の積算値が予め設定され
ている設定値以上になったときに残存容量からこの積算
値を減算して表示データとし、また回生電流フラグがセ
ットされたときなどにこの積算値を消去するようにして
いる。この従来技術によれば、フルアクセル状態で走行
してもバッテリの正確な残存容量を表示することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術は、バッテリの放電電流および回生電流を検
出する電流センサ、電流センサが検出した電流をサンプ
リング信号に基づいてデジタル化する放電データ読取回
路、回生電流の発生を検出する回生電流検出回路、バッ
テリの電流だけを一定時間毎に常時積算する電流積算手
段を必要とするので製造コストが上昇し、それらの設置
スペースが必要となり、またそれらを作動させるために
消費電力が増大するという問題がある。本発明はこのよ
うな各問題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために、本発明の請
求項1による電動車両のバッテリ残量計は、車輪を回転
駆動するモータと、このモータに給電するモータ駆動用
バッテリと、使用者により操作されるアクセル部材の操
作量に応じてモータの出力トルクを制御する車両制御装
置を備えてなる電動車両のバッテリ残量計において、モ
ータ駆動用バッテリの電圧を検出する電圧センサと、ア
クセル部材のアクセル操作量を検出するアクセルセンサ
と、モータ駆動用バッテリの残存容量を複数段階で表示
する表示装置と、この表示装置の各表示段階と対応する
複数の判定電圧値を記憶した電圧値判定基準記憶手段
と、電動車両が停止する都度そのとき電圧センサにより
検出した検出電圧値を基準電圧値として記憶し直す基準
電圧値更新記憶手段と、電動車両の走行中に電圧センサ
により繰り返し検出した検出電圧値を基準電圧値更新記
憶手段に記憶されている基準電圧値とアクセルセンサに
より検出されたアクセル操作量に基づき負荷がない場合
のモータ駆動用バッテリの出力電圧値に相当する表示用
電圧値に換算する電圧値換算手段と、この表示用電圧値
を複数の判定電圧値と比較して表示装置に表示用電圧値
に対応する段階の表示を行わせる電圧値比較手段を備え
たことを特徴とするものである。
【0005】請求項1の発明は、請求項2のように、電
圧値換算手段を、基準電圧値更新記憶手段に記憶されて
いる無負荷時の基準電圧値と電圧センサにより検出され
た検出電圧値との差をアクセル操作量により除して得た
値に基づいて補正係数を繰り返し演算する補正係数演算
手段と、補正係数とアクセル操作量とを乗じたものに検
出電圧値を加えて表示用電圧値を繰り返し演算する表示
用電圧値演算手段よりなるものとすることが好ましい。
【0006】請求項2の発明は、請求項3のように、補
正係数演算手段により演算される補正係数を、複数の時
点において基準電圧値更新記憶手段に記憶されている基
準電圧値と電圧センサにより検出された検出電圧値との
差をアクセル操作量により除して得た複数の値を平均し
たものとすることが好ましい。
【0007】また、本発明の請求項4による電動車両の
バッテリ残量計は、電動車両の車輪を回転駆動するモー
タと、このモータに給電するモータ駆動用バッテリと、
使用者により操作されるアクセル部材の操作量に応じて
モータに対するトルク指令値を演算するトルク演算手段
と、このトルク指令値をモータに向けて出力して電動車
両を作動させる車両制御装置を備えてなる電動車両のバ
ッテリ残量計において、モータ駆動用バッテリの電圧を
検出する電圧センサと、モータの回転速度を検出する回
転数センサと、モータ駆動用バッテリの残存容量を複数
段階で表示する表示装置と、この表示装置の各表示段階
と対応する複数の判定カウンタ値を記憶したカウンタ値
判定基準記憶手段と、モータ駆動用バッテリの検出電圧
値をカウンタ値に変換するための換算表を記憶した換算
表記憶手段と、モータ駆動用バッテリの検出電圧値を換
算表に基づきカウンタ値に変換するカウンタ値変換手段
と、電動車両の走行中に回転数センサにより検出された
モータの回転速度とトルク演算手段からのトルク指令値
の積に基づいてモータ駆動用バッテリの消費電力積算値
に対応する消費電力カウンタ値を繰り返し演算する消費
電力カウンタ値演算手段と、表示用カウンタ値を演算す
る表示用カウンタ値演算手段と、表示用カウンタ値を複
数の判定カウンタ値と比較して表示装置に表示用カウン
タ値に対応する段階の表示を行わせるカウンタ値比較手
段を備え、カウンタ値変換手段は電動車両が停止する都
度そのとき電圧センサにより検出した検出電圧値を換算
表に基づき基準カウンタ値に変換し、表示用カウンタ値
演算手段は電動車両の走行中に基準カウンタ値に消費電
力カウンタ値に基づく所定の加算または減算を繰り返し
行うことにより表示用カウンタ値を演算することを特徴
とするものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項5のように、消
費電力カウンタ値 が所定の上限値に達する毎に、表示
用カウンタ値演算手段は基準カウンタ値に繰り返し所定
値の加算または減算を行って表示用カウンタ値を演算
し、また消費電力カウンタ値演算手段は消費電力カウン
タ値を0にリセットするようにすることが好ましい。
【0009】請求項5の発明は、請求項6のように、電
動車両が停止する都度、消費電力カウンタ値演算手段
が、そのときに電圧センサにより検出した検出電圧値を
カウンタ値変換手段により変換してなる基準カウンタ値
とそのときの表示用カウンタ値を比較して、基準カウ
ンタ値に対する表示用カウンタ値の差が小さければ消費
電力カウンタ値の上限値を所定のままとし、基準カウン
タ値に対する表示用カウンタ値の差が大きければこの差
が小さくなるように上限値を変更させることが好まし
い。
【0010】請求項4〜請求項6の発明は、請求項7の
ように、電動車両の走行中に電圧センサにより検出した
検出電圧値と対応する参照カウンタ値とそのときの表示
用カウンタ値の差が大きい状態が連続している場合に
は、表示用カウンタ値演算手段が、その差を減少させる
ように表示用カウンタ値を漸進的に増大または減少させ
るようにすることが好ましい。
【0011】請求項1〜請求項7の発明は、請求項8の
ように、表示装置が表示または非表示とされる複数の表
示セグメントを有し、各表示セグメントの表示または非
表示を変えることによりモータ駆動用バッテリの残存容
量を複数段階で表示させるものとするとするのがよい。
【0012】請求項8の発明は、請求項9のように、表
示用電圧値が所定の電圧値以下となった場合には、表示
セグメントの少なくとも1つを点滅表示させるようにす
るのがよい。
【0013】
【発明の実施の形態】先ず図1〜図6に示す第1の実施
の形態により、請求項1〜請求項3、請求項8および請
求項9に記載の発明の説明をする。図1はこれらの発明
の基本的構成を示す図であり、図2は本発明によるバッ
テリ残量計を備えた電動車両の全体構成を示すブロック
図である。図2に示すように、この第1の実施の形態の
電動車両は、電動車両全体の作動を制御する車両ECU
(車両制御装置)20と、この車両制御装置20からの
指令に基づき左右の各駆動車輪を駆動する左モータ35
aおよび右モータ35bの作動を制御するモータECU
26を備えている。この両ECU20,26は低電圧用
バッテリ32により給電され、また各モータ35a,3
5bはリレー33およびインバータ34を介して高電圧
用バッテリ(モータ駆動用バッテリ)31により給電さ
れる。
【0014】車両ECU20には、高電圧用バッテリ3
1の残存容量を複数段階で表示する表示装置22と、電
動車両のメインスイッチ23と、前進・後進・中立の各
シフト位置を検出するシフトポジションセンサ24と、
使用者により操作されるアクセルレバーやアクセルペダ
ル等のアクセル部材の開度(操作量)Aを検出するアク
セルセンサ25が接続されている。また車両ECU20
は、アクセル開度Aに応じて各モータ35a,35bに
対するトルク指令値を演算するトルク演算手段21を備
えている。モータ35a,35bへの給電回路にあるリ
レー33は車両ECU20により制御される。車両EC
U20は、さらに図1の基準電圧値更新記憶手段10、
電圧値換算手段11、補正係数演算手段12、表示用電
圧値演算手段13、電圧値比較手段14および電圧値判
定基準記憶手段15をも構成している。
【0015】モータECU26は車両ECU20からの
トルク指令値を受けて、各モータ35a,35bがこの
トルク指令値の通りのトルクを生じて各車輪を駆動する
ようにインバータ34を制御するものである。各回転数
センサ36a,36bにより検出された各モータ35
a,35bの回転速度は、モータECU26を介して車
両ECU20にフィードバックされ、また高電圧用バッ
テリ31の電圧はモータECU26に設けた電圧センサ
27により検出されて車両ECU20に伝達される。両
バッテリ31,32は、電動車両の不使用時に100ボ
ルト交流電源に接続される充電器30により充電され
る。
【0016】表示装置22は、図3に示すように、車
速、シフト位置などの各種表示を行うコンビネーション
メータの一部に組み込まれている。表示装置22は上下
方向に並んで配置された横長長方形の液晶よりなる5個
の表示セグメント(以下単にLCDという)22a〜2
2e(図5参照)を有し、各LCD22a〜22eの表
示または非表示を後述するように変えることによりモー
タ駆動用バッテリ31の残存容量を複数段階で表示する
ようになっている。
【0017】電動車両の車輪を駆動するモータ35a,
35bに給電する高電圧用バッテリ31は、走行距離の
増大に応じてバッテリ電圧が低下し、バッテリの残存容
量が減少する。図4は走行距離の増大に応じて、無負荷
時のバッテリ電圧(基準電圧値V0 )および残存容量が
低下する状態を示し、過放電となる終止電圧Vm まで低
下したところでバッテリの残存容量が0となる。したが
って高電圧用バッテリ31の基準電圧値V0 を検出する
ことによりその残存容量を検出することは可能である
が、電動車両の走行中は高電圧用バッテリ31は無負荷
とはならないので、この方法によっては電動車両の走行
中に高電圧用バッテリ31の残存容量を検出することは
できない。この実施の形態では、電動車両が停止する都
度電圧センサ27により検出した高電圧用バッテリ31
の基準電圧値V0 と、走行中に電圧センサ27により検
出した高電圧用バッテリ31の検出電圧値V1 とアクセ
ルセンサ25により検出したアクセル開度Aに基づい
て、その時点での無負荷時のバッテリ電圧に相当する表
示用電圧値V2 を演算し、走行中でもこの表示用電圧値
V2 に基づいて表示装置22によるバッテリ残存容量の
表示を行うようにしている。
【0018】この実施の形態では、表示用電圧値V2 に
関する5つの判定電圧値、すなわちボルト単位で76.
3、74.2、72.0、69.6、60.0(=終止
電圧Vm )、が車両ECU20内のメモリ(電圧値判定
基準記憶手段15)に記憶されている。演算された表示
用電圧値V2 に対する各LCD22a〜22eの表示状
態は、図5に示すとおりである。すなわち、表示用電圧
値V2 が76.3ボルト以上の場合は、図5(a) に示す
ようにLCD22a〜22eは全てが表示され、74.
2ボルト以上で76.3ボルト未満の場合は、図5(b)
に示すように4つのLCD22a〜22dが表示されて
LCD22eが非表示となり、以下図5の(c) ,(d) に
示すように各LCD22a〜22eの表示・非表示が変
化し、60.0ボルト以上で69.6ボルト未満の場合
は、図5(e) に示すようにLCD22aだけが表示さ
れ、60ボルト未満の場合は、図5(f) に示すようにL
CD22aだけが点滅表示される。
【0019】次にこの第1の実施の形態の作動の説明を
する。電動車両のメインスイッチ23がオンにされれ
ば、車両ECU20はリレー33を閉じてインバータ3
4に給電し、モータ35a,35bが作動可能となる。
そして使用者がアクセル部材を操作すれば、車両ECU
20はアクセルセンサ25が検出した開度Aに応じて各
モータ35a,35bに対するトルク指令値を演算して
モータECU26に出力する。モータECU26は車両
ECU20からのトルク指令値に応じてインバータ34
を制御し、各モータ35a,35bはこの指令通りの出
力トルクを生じて左右の車輪を駆動する。これにより電
動車両は使用者が行うアクセル操作に応じて走行し、ま
た状況によってブレーキ操作をすれば停止される。
【0020】メインスイッチ23がオンにされている状
態では、車両ECU20は図6のフローチャートに示す
制御サイクルを、所定の短時間毎に繰り返し実行して表
示装置22により高電圧用バッテリ31の残存容量の表
示を行う。
【0021】車両ECU20は、先ず電圧センサ27に
より高電圧用バッテリ31の検出電圧値V1 を検出し
(ステップ100)、アクセルセンサ25によりアクセ
ル開度Aを検出し(ステップ101)てから、検出電圧
値V1 の検出が初回であるか否かを判断する(ステップ
102)。メインスイッチ23をオンにした直後の場合
は初回の検出であるので制御動作はステップ107に進
んで、高電圧用バッテリ31の無負荷時の電圧値である
基準電圧値V0 に検出電圧値V1 を代入してからステッ
プ104における値K1 の演算に進み、初回の検出でな
ければモータ35a,35bが停止中(したがって電動
車両が停止中)であるか否かを判断する(ステップ10
3)。この判断は、回転数センサ36a,36bにより
検出されて車両ECU20にフィードバックされた両モ
ータ35a,35bの回転速度のいずれもが0であるか
否かにより判断する。停止中であれば基準電圧値V0 に
検出電圧値V1 を代入(ステップ107)した後、また
停止中でなければ直ちにステップ104における値K1
の演算に進む。無負荷時における高電圧用バッテリ31
の電圧値である基準電圧値V0 は電動車両の走行距離の
増大に応じて低下するが、このステップ103により、
この基準電圧値V0 は電動車両が停止する毎に最新の値
に更新される。以上のステップ100〜ステップ103
およびステップ107の動作は車両ECU20内の基準
電圧値更新記憶手段10により実行される。
【0022】ステップ104で演算される値K1 は、補
正係数K2 の演算に使用するものであり、式 K1 =(V0 −V1 )/A ただし V1,A:ステップ100および101で検出し
た最新の値 V0 :その前の停止時に更新された値 により演算される。続くステップ105では、基準電圧
値V0 の更新後における最新の過去複数回(例えば25
6回)で演算した値K1 を平均することにより、補正係
数K2 を演算する。メインスイッチ23をオンにした直
後でそれまでに演算した値K1 の数が所定の複数回に達
しない間は、現実に演算された値K1 の数だけを用いて
平均値を演算すればよい。続くステップ106では、式 V2 =V1 +K2 ×A により表示用電圧値V2 を演算する。高電圧用バッテリ
31の無負荷時の電圧値である基準電圧値V0 と走行時
の検出電圧値V1 の差はアクセル開度Aにほゞ比例する
ので、走行時における(V1 +K1 ×A)はその時点に
おける無負荷時の電圧値である基準電圧値V0 とほゞ等
しくなる。しかしこの値K1 はそのときの作動状態に応
じて変動するので、この実施の形態では最新の過去複数
回における値K1 の平均値である補正係数K2 をとるこ
とにより変動を少なくし、これを用いて基準電圧値V0
とほゞ等しい表示用電圧値V2 を演算している。以上の
ステップ104およびステップ105の動作は、それぞ
れ車両ECU20内の補正係数演算手段12および表示
用電圧値演算手段13により実行され、ステップ104
〜ステップ106の動作は車両ECU20内の電圧値換
算手段11により実行される。
【0023】続く各ステップにおいて、車両ECU20
は、このようにして演算した表示用電圧値V2 を、車両
ECU20内のメモリに記憶された5つの判定電圧値
(前述)と比較して、表示装置22により高電圧用バッ
テリ31の残存容量を5段階に表示するとともに、過放
電となる終止電圧Vm 未満となれば警告を発するように
している。すなわち車両ECU20は、演算された表示
用電圧値V2 が76.3ボルト以上であればステップ1
10からステップ111に進めて、図5(a) に示すよう
に5個のLCD22a〜22eを全部表示させ、表示用
電圧値V2 が76.3ボルト未満で74.2ボルト以上
であればステップ112からステップ113に進めて、
図5(b) に示すように4つのLCD22a〜22dを表
示してLCD22eを非表示とし、表示用電圧値V2 が
74.2ボルト未満で72.0ボルト以上であればステ
ップ114からステップ115に進めて、図5(c) に示
すように3つのLCD22a〜22cを表示してLCD
22d,22eを非表示とし、表示用電圧値V2 が7
2.0ボルト未満で69.6ボルト以上であればステッ
プ116からステップ117に進めて、図5(d) に示す
ように2つのLCD22a,22bを表示してLCD2
2c〜22eを非表示とし、表示用電圧値V2 が69.
6ボルト未満で60.0ボルト以上であればステップ1
18からステップ119に進んで、図5(e) に示すよう
に1つのLCD22aだけを表示してLCD22b〜2
2eを非表示とし、表示用電圧値V2 が60.0ボルト
未満であればステップ118からステップ120に進め
て、図5(f) に示すようにLCD22b〜22eを非表
示としLCD22aだけを点滅表示するとともにブザー
(図示省略)を断続的に吹鳴して過放電を警告し、1分
後に電動車両を停止する。以上のステップ110〜ステ
ップ120の動作は、車両制御装置20内の電圧値比較
手段14により実行される。
【0024】上述した第1の実施の形態によれば、モー
タ35の回転数センサ36、アクセルセンサ25および
電圧センサ27は電動車両が本来備えているものであ
り、また電動車両が停止する毎の基準電圧値V0 の更新
および記憶、補正係数K2 の演算、検出電圧値V1 の表
示用電圧値V2 への換算、判定電圧値の記憶および表示
装置22への表示のための表示用電圧値V2 と判定電圧
値の比較は、いずれも車両ECU20により処理するこ
とができ、バッテリ残量計のために特に必要とするもの
は表示装置22だけであるので、電動車両のバッテリ残
量計の製造コストを低下させ、また設置のためのスペー
スおよび消費電力を減少させることができる。
【0025】しかも、電動車両が停止する都度モータ駆
動用バッテリ31の無負荷時の電圧である基準電圧値V
0 を更新し、電動車両走行中に電圧センサ27により検
出した検出電圧値V1 を更新された基準電圧値V0 とア
クセル開度Aに基づいて表示用電圧値V2 に変換して、
表示装置22により表示しているので、モータ駆動用バ
ッテリ31の無負荷時の電圧が走行による電力消費にと
もない変化しても、その影響を受けることなくモータ駆
動用バッテリ31の残存容量を正確に表示することがで
きる。また補正係数演算手段12により演算される補正
係数K2 は複数の値K1 を平均することにより得てお
り、したがって変動が少なくなるので、モータ駆動用バ
ッテリ31の残存容量の表示を安定して行うことができ
る。
【0026】次に図7〜図13に示す第2の実施の形態
により、請求項4〜請求項9に記載の発明の説明をす
る。図7はこれらの発明の基本的構成を示す図である。
またこの第2の実施の形態によるバッテリ残量計を備え
た電動車両の全体構成を示すブロック図は、図2に示す
第1の実施の形態のものと同じである。
【0027】前述した第1の実施の形態では、電動車両
の走行中に検出した高電圧用バッテリ31の検出電圧値
V1 を、負荷がない場合のモータ駆動用バッテリ31の
出力電圧値に相当する表示用電圧値V2 に換算し、この
表示用電圧値V2 に基づいて高電圧用バッテリ31の残
存容量を表示しているのに対し、この第2の実施の形態
では電動車両の停止中に検出した高電圧用バッテリ31
の検出電圧値V1 を基準カウンタ値C3 に変換し、その
後は電動車両の作動状態により別途演算した消費電力カ
ウンタ値C1 に基づく加算を基準カウンタ値C3 に加え
て表示用カウンタ値C2 を演算し、この表示用カウンタ
値C2 に基づいて高電圧用バッテリ31の残存容量を表
示するようにしている。
【0028】この第2の実施の形態の車両ECU20
は、図1の基準電圧値更新記憶手段10、電圧値換算手
段11、補正係数演算手段12、表示用電圧値演算手段
13、電圧値比較手段14および電圧値判定基準記憶手
段15の代わりに、図7の換算表記憶手段40、カウン
タ値変換手段41、消費電力カウンタ値演算手段42、
表示用カウンタ値演算手段44、カウンタ値比較手段4
5およびカウンタ値判定基準記憶手段46を構成してい
る点が第1の実施の形態のものと異なっている。モータ
ECU26を含むその他の部材は、第1の実施の形態の
ものと実質的に同じである。
【0029】この第2の実施の形態では、電圧センサ2
7により検出された高電圧用バッテリ31の検出電圧値
V1 をカウンタ値に変換するために、車両ECU20内
のメモリ(換算表記憶手段40)には図8に示すような
変換表が記憶されている。図9は、前述した図4の表の
無負荷時のバッテリ電圧軸にそって、対応するカウンタ
値を記入したものである。
【0030】またこの第2の実施の形態では、上述した
表示用カウンタ値C2 に関する判定カウンタ値、すなわ
ち19、33、47、61、79、99、が車両ECU
20内のメモリ(カウンタ値判定基準記憶手段46)に
記憶されている。演算された表示用カウンタ値C2 に対
する各LCD22a〜22eの表示状態は、図10に示
すとおりである。すなわち、表示用カウンタ値C2 が1
9以下の場合は、図10(a) に示すようにLCD22a
〜22eは全てが表示され、20以上で33以下の場合
は、図10(b) に示すように4つのLCD22a〜22
dが表示されてLCD22eが非表示となり、以下図1
0に示すように各LCD22a〜22eの表示・非表示
が変化し、62以上で79以下の場合は、図10(e) に
示すようにLCD22aだけが表示され、80以上で9
9以下の場合は、図10(f) に示すようにLCD22a
だけが点滅表示される。
【0031】次にこの第2の実施の形態の作動の説明を
する。第1の実施の形態の場合と同様、電動車両のメイ
ンスイッチ23がオンにされれば、モータ35a,35
bが作動可能となり、電動車両は使用者が行うアクセル
操作に応じて走行し、また状況によってブレーキ操作を
すれば停止される。メインスイッチ23がオンにされて
いる状態では、車両ECU20は図11のフローチャー
トに示す制御サイクルを、所定の短時間毎に繰り返し実
行して表示装置22により高電圧用バッテリ31の残存
容量の表示を行う。
【0032】車両ECU20は、先ず電圧センサ27に
より高電圧用バッテリ31の検出電圧値V1 を検出し
(ステップ200)てから、検出電圧値V1 の検出が初
回であるか否かを判断する(ステップ201)。メイン
スイッチ23をオンにした直後の場合は初回の検出であ
るので制御動作はステップ205に進んで、高電圧用バ
ッテリ31の無負荷時の電圧値である基準電圧値V0 に
検出電圧値V1 を代入し、この検出電圧値V1 を車両E
CU20内の換算表記憶手段40に記憶された変換表に
基づき基準カウンタ値C3 に変換し(ステップ20
6)、この基準カウンタ値C3 を表示用カウンタ値C2
に代入して(ステップ207)、ステップ220に進
む。以上のステップ200、ステップ201、ステップ
205およびステップ206の動作は車両制御装置20
内のカウンタ値変換手段41により実行され、ステップ
207は車両制御装置20内の表示用カウンタ値演算手
段44により実行される。
【0033】ステップ201で初回の検出でなければ、
車両ECU20はモータ35a,35bが停止中(した
がって電動車両が停止中)であるか否かを判断する(ス
テップ202)。この判断は、図6のステップ103と
同様にして行う。停止中であればステップ206と同様
にして検出電圧値V1 を基準カウンタ値C3 に変換し
(ステップ208)、表示用カウンタ値C2 と基準カウ
ンタ値C3 を比較して消費電力カウンタ値C1 の上限値
Uを変更する(ステップ209)。この上限値Uの変更
は、図12の表に示すようにして行う。すなわち、C2
=C3 の場合はC1 の上限値Uは基本的な所定値300
00とし、C2 >C3 の場合はC2 −C3が小さいとき
は上限値Uは所定値30000であるがC2 −C3 が大
きくなるにつれて上限値Uを所定値より次第に大きく
し、C2 <C3 の場合はC3 −C2 が小さいときは上限
値Uは所定値30000であるがC3 −C2 が大きくな
るにつれて上限値Uを所定値より次第に小さくなるよう
に変更して、ステップ220に進む。以上のステップ2
02およびステップ208の動作は車両制御装置20内
のカウンタ値変換手段41により実行され、ステップ2
09の動作は車両制御装置20内の消費電力カウンタ値
演算手段42により実行される。
【0034】ステップ202でモータ35a,35bが
停止中でなければ(すなわち電動車両が走行中であれ
ば)、車両ECU20は消費電力カウンタ値C1 を演算
し(ステップ203)、これに基づき表示用カウンタ値
C2 を演算する(ステップ204)。消費電力カウンタ
値C1 の演算には、先ず回転数センサ36により検出さ
れた各モータ35a,35bの回転速度とトルク演算手
段21からのトルク指令値を用いて、式消費電力=定数
×トルク指令値×検出回転速度により、1制御サイクル
の間に走行により消費された消費電力を演算する。この
定数は、トルク指令値の検出回転速度の積で演算される
単位時間当たりの消費電力を1制御サイクルの間の消費
電力に変換するものである。消費電力カウンタ値C1
は、1サイクル毎に演算されるこの消費電力を積算した
もので時間とともに増大し、前述した上限値Uに達する
毎に0にリセットされる。そして ステップ204の表
示用カウンタ値C2 の演算は、消費電力カウンタ値C1
が上限値Uに達する都度、それまでの表示用カウンタ値
C2 に所定値(この実施の形態では1)を加算すること
により行われる。以上のステップ203の動作は車両制
御装置20内の消費電力カウンタ値演算手段42により
実行され、ステップ204の動作は車両制御装置20内
の表示用カウンタ値演算手段44により実行される。
【0035】なお、この表示用カウンタ値C2 の演算の
もとになるのは、ステップ207で表示用カウンタ値C
2 に代入された基準カウンタ値C3 であり、これにステ
ップ204で各制御サイクルの都度消費電力カウンタ値
C1 に基づく加算を行っているので、結局表示用カウン
タ値C2 は基準カウンタ値C3 に消費電力カウンタ値C
1 に基づく加算を繰り返し行ったものである。
【0036】続くステップ220以下において、車両E
CU20は、このようにして演算した表示用カウンタ値
C2 を、車両ECU20内のメモリに記憶された5つの
判定カウンタ値(前述)と比較して、表示装置22によ
り高電圧用バッテリ31の残存容量を5段階に表示する
とともに、過放電となる終止電圧Vm 未満となれば警告
を発するようにしている。すなわち車両ECU20は、
演算された表示用カウンタ値C2 が19以下であればス
テップ220からステップ221に進めて、図10(a)
に示すように5個のLCD22a〜22eを全部表示さ
せ、表示用カウンタ値C2 が20以上で33以下であれ
ばステップ222からステップ223に進めて、図10
(b) に示すように4つのLCD22a〜22dを表示し
てLCD22eを非表示とし、表示用カウンタ値C2 が
34以上で47以下であればステップ224からステッ
プ225に進めて、図10(c) に示すように3つのLC
D22a〜22cを表示してLCD22d,22eを非
表示とし、表示用カウンタ値C2 が48以上で61以下
であればステップ226からステップ227に進めて、
図10(d) に示すように2つのLCD22a,22bを
表示してLCD22c〜22eを非表示とし、表示用カ
ウンタ値C2 が62以上で79以下であればステップ2
28からステップ229に進んで、図10(e) に示すよ
うに1つのLCD22aだけを表示してLCD22b〜
22eを非表示とし、表示用カウンタ値C2 が80以上
で99以下であればステップ230からステップ23
1,232に進めて、図10(f) に示すようにLCD2
2b〜22eを非表示としLCD22aだけを点滅表示
するとともにブザー(図示省略)を断続的に吹鳴して過
放電を警告し、1分後に電動車両を停止し、さらに表示
用カウンタ値C2 が100以上となればステップ230
からステップ233に進めて、直ちに電動車両を停止す
る。以上のステップ220〜ステップ233の動作は車
両制御装置20内のカウンタ値比較手段45により実行
される。
【0037】なお図11のフローチャートには図示を省
略したが、この第2の実施の形態では、ステップ202
とステップ203の間に、走行中に電圧センサ27によ
り検出した高電圧用バッテリ31の検出電圧値V1 とそ
のときの表示用カウンタ値C2 を対比して表示用カウン
タ値C2 を補正するステップを設けている。図13は、
この補正の内容を示している。すなわち、走行中の検出
電圧値V1 は停止中の基準電圧値V0 に比して当然低く
なり、走行中の検出電圧値V1 に対応する参照カウンタ
値C4 も基準カウンタ値C3 に比して当然低くなるが、
それを考慮してもそのときの表示用カウンタ値C2 が低
すぎる(参照カウンタ値C4 と表示用カウンタ値C2 の
差が大きすぎる)状態が所定時間継続した場合には表示
用カウンタ値C2 に1を加算するようにしている。具体
的には、走行中の検出電圧値V1が69ボルト以下(参
照カウンタ値C4 は70以上)で表示用カウンタ値C2
が34以下の状態が5秒間継続する毎に、また検出電圧
値V1 が65ボルト以下(参照カウンタ値C4 は78以
上)で表示用カウンタ値C2 が62以下の状態が5秒間
継続する毎に表示用カウンタ値C2 に1を加算するよう
にしている。また検出電圧値V1 が78ボルト以下で表
示用カウンタ値C2 が78以下の状態が1秒間継続した
場合は表示用カウンタ値C2 を直ちに80とし、検出電
圧値V1 が30ボルト以下で表示用カウンタ値C2 が9
0以下の状態が1秒間継続した場合は表示用カウンタ値
C2 を直ちに100とするようにしている。いずれの場
合にも表示装置22は表示用カウンタ値C2 に対応する
表示となり、表示用カウンタ値C2 を90とした場合は
図10(f) に示すようにLCD22b〜22eを非表示
としLCD22aだけを点滅表示するとともにブザー
(図示省略)を断続的に吹鳴して過放電を警告して1分
後に電動車両を停止し、表示用カウンタ値C2 を90と
した場合は直ちに電動車両を停止する。
【0038】上述した第2の実施の形態によれば、モー
タ35の回転数センサ36、電圧センサ27およびトル
ク演算手段21は電動車両が本来備えているものであ
り、換算表の記憶、検出電圧値V1 のカウンタ値への変
換、消費電力カウンタ値C1 の演算、表示用カウンタ値
C2 の演算、判定カウンタ値の記憶および表示装置22
への表示のための表示用カウンタ値C2 と判定カウンタ
値の比較は、いずれも車両ECU20により処理するこ
とができ、バッテリ残量計のために特に必要とするもの
は表示装置22だけであるので、電動車両のバッテリ残
量計の製造コストを低下させ、また設置のためのスペー
スおよび消費電力を減少させることができる。しかも、
電動車両が停止する都度モータ駆動用バッテリ31の無
負荷時の検出電圧値V1 を基準カウンタ値C3 に変換
し、その後はこの基準カウンタ値C3に電動車両走行中
に消費電力カウンタ値演算手段42により繰り返し演算
された消費電力カウンタ値C1 に基づく所定の加算また
は減算を繰り返し行って表示用カウンタ値C2 を演算し
て、表示装置22により表示しているので、モータ駆動
用バッテリ31の無負荷時の電圧が走行による電力消費
にともない変化しても、その影響を受けることなくモー
タ駆動用バッテリ31の残存容量を表示することができ
る。
【0039】また、電動車両走行中の高電圧用バッテリ
31の検出電圧値V1 は、高電圧用バッテリ31の残存
容量やアクセル開度などとは無関係にブレーキ時に生じ
る回生電流などにより大きく変動するが、この第2の実
施の形態ではこのような電動車両走行中の検出電圧値V
1 を使用することなく表示用カウンタ値C2 を演算して
いるので、走行状態の変動の影響を受けることなくモー
タ駆動用バッテリ31の残像容量を常に正しく表示する
ことができる。
【0040】式「消費電力=定数×トルク指令値×検出
回転速度」により演算した消費電力は、1制御サイクル
の間の実際の消費電力とほゞ等しいとはいえ、作動条件
によっては食い違いを生じ、その積算値である消費電力
カウンタ値C1 も実際の消費電力の積算値と食い違った
ものとなる。しかしこの実施の形態では消費電力カウン
タ値C1 に基づく表示用カウンタ値C2 の演算は、消費
電力カウンタ値C1 が上限値Uに達する毎に1を加算す
ることにより行い、しかもこの上限値Uは、前述のよう
に電動車両が停止する毎に表示用カウンタ値C2 と基準
カウンタ値C3を比較し、C2 >C3 の場合はC2 −C3
が大きくなるにつれて上限値Uを所定値より次第に大
きくしているので表示用カウンタ値C2 への加算回数が
減少して表示用カウンタ値C2 が基準カウンタ値C3 に
近くなり、またC2 <C3 の場合はC3 −C2 が大きく
なるにつれて上限値Uを所定値より次第に小さくしてい
るので表示用カウンタ値C2 への加算回数が増大して表
示用カウンタ値C2 が基準カウンタ値C3 に近くなる。
これにより表示装置22によりなされる表示用カウンタ
値C2 に基づく高電圧用バッテリ31の残存容量の表示
が実際の残存容量に近づくので、残存容量の表示はより
正確なものとなる。
【0041】なお電動車両を停止させることなく長時間
走行させた場合には、停止毎に行われる消費電力カウン
タ値C1 の上限値Uの変更がなされないので、表示装置
22により表示される高電圧用バッテリ31の残存容量
の誤差が増大する。しかしこの第2の実施の形態では、
走行中に電圧センサ27により検出した高電圧用バッテ
リ31の検出電圧値V1 とそのときの表示用カウンタ値
C2 を対比して、図13に示すように表示用カウンタ値
C2 を補正するステップを設け、電動車両の走行中に電
圧センサ27により検出した検出電圧値V1 と対応する
参照カウンタ値C4 とそのときの表示用カウンタ値C2
の差が大きい状態が連続している場合には、その差を減
少させるように表示用カウンタ値C2 を漸進的に増大ま
たは減少させている。したがって電動車両を停止させる
ことなく長時間走行させた場合でも残存容量をより正確
に表示することができる。
【0042】なお、この第2の実施の形態では、ステッ
プ204の表示用カウンタ値C2 の演算は、消費電力カ
ウンタ値C1 が上限値Uに達する都度、それまでの表示
用カウンタ値C2 に1を加算することにより行っている
が、これは図8の変換表において、検出電圧値V1 が増
大するにつれてカウンタ値が減少するように定めたため
で、検出電圧値V1 が増大するにつれてカウンタ値も増
大するように定めた場合には、それまでの表示用カウン
タ値C2 から1を減算することにより行うことになる。
【0043】また上述した2つの実施の形態では、モー
タ駆動用バッテリ31の残存容量の表示を複数の表示セ
グメント22a〜22eの表示または非表示により行っ
ているので、直感的に見やすい表示とすることができ、
さらに表示用電圧値V2 が終止電圧Vm となった場合に
は、表示セグメント22a〜22eの1つが点滅表示さ
れるとともにブザー(図示省略)を断続的に吹鳴して過
放電を警告し、1分後に電動車両を停止するので、過放
電により高電圧用バッテリ31を損傷することがなくな
る。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、アクセルセン
サおよび電圧センサは電動車両が本来備えているもので
あり、基準電圧値更新記憶手段、電圧値換算手段、電圧
値比較手段および電圧値判定基準記憶手段は電動車両が
本来備えている車両制御装置のコンピュータに組み込む
ことができ、バッテリ残量計のために特に必要とするも
のは表示装置だけであるので、電動車両のバッテリ残量
計の製造コストを低下させ、また設置のためのスペース
および消費電力を減少させることができる。しかもこの
請求項1の発明は、電動車両が停止する都度モータ駆動
用バッテリの無負荷時の電圧である基準電圧値を更新
し、電動車両走行中に電圧センサにより検出した検出電
圧値を更新された基準電圧値とアクセル操作量に基づい
て表示用電圧値に変換して、表示装置により表示してい
るので、モータ駆動用バッテリの無負荷時の電圧が走行
による電力消費にともない変化しても、その影響を受け
ることなくモータ駆動用バッテリの残存容量を表示する
ことができる。
【0045】請求項2の発明によれば、補正係数を演算
する補正係数演算手段および表示用電圧値を演算する表
示用電圧値演算手段のいずれも電動車両が本来備えてい
る車両制御装置のコンピュータに組み込むことができる
ので、請求項1の発明に比して、バッテリ残量計の製造
コスト、設置のためのスペースおよび消費電力が増大す
ることはない。
【0046】請求項3の発明によれば、補正係数演算手
段により演算される補正係数は複数の値を平均すること
により得ており、したがって変動が少なくなるので、モ
ータ駆動用バッテリの残存容量の表示を安定して行うこ
とができる。
【0047】請求項4の発明によれば、モータの回転数
センサ、電圧センサおよびトルク演算手段は電動車両が
本来備えているものであり、換算表記憶手段、カウンタ
値変換手段、消費電力カウンタ値演算手段、表示用カウ
ンタ値演算手段、カウンタ値比較手段およびカウンタ値
判定基準記憶手段は電動車両が本来備えている車両制御
装置のコンピュータに組み込むことができ、バッテリ残
量計のために特に必要とするものは表示装置だけである
ので、電動車両のバッテリ残量計の製造コストを低下さ
せ、また設置のためのスペースおよび消費電力を減少さ
せることができる。しかもこの請求項4の発明は、電動
車両が停止する都度モータ駆動用バッテリの無負荷時の
検出電圧値を基準カウンタ値に変換し、その後はこの基
準カウンタ値に電動車両走行中に消費電力カウンタ値演
算手段により繰り返し演算された消費電力カウンタ値に
基づく所定の加算または減算を繰り返し行って表示用カ
ウンタ値を演算して、表示装置により表示しているの
で、モータ駆動用バッテリの無負荷時の電圧が走行によ
る電力消費にともない変化しても、その影響を受けるこ
となくモータ駆動用バッテリの残存容量を表示すること
ができる。また、表示用カウンタ値の演算に、電動車両
の作動状態によってはモータ駆動用バッテリの残存容量
とは関わりなく大きく変動することのある電動車両走行
中の検出電圧値を使用していないので、モータ駆動用バ
ッテリの残像容量を常に正しく表示することができる。
【0048】請求項5の発明によれば、消費電力カウン
タ値に基づく所定の加算または減算を繰り返しを確実か
つ容易に行うことができる。
【0049】請求項6の発明によれば、電動車両が停止
する都度、基準カウンタ値に対する表示用カウンタ値の
差が大きければこの差が小さくなるように消費電力カウ
ンタ値の上限値を変更させており、これにより消費電力
カウンタ値に基づく所定の加算または減算の繰り返しに
より演算される表示用カウンタ値がモータ駆動用バッテ
リの実際の残存容量に近づくので、残存容量の表示をよ
り正確に行うことができる。
【0050】請求項7の発明によれば、電動車両の走行
中に電圧センサにより検出した検出電圧値と対応する参
照カウンタ値とそのときの表示用カウンタ値の差が大き
い状態が連続している場合には、その差を減少させるよ
うに表示用カウンタ値を漸進的に増大または減少させて
いるので、電動車両を停止させることなく長時間走行さ
せた場合でも残存容量をより正確に表示することができ
る。
【0051】請求項8の発明によれば、モータ駆動用バ
ッテリの残存容量の表示を複数の表示セグメントの表示
または非表示により行っているので、直感的に見やすい
表示とすることができる。
【0052】請求項9の発明によれば、表示用電圧値が
所定の電圧値以下となった場合には、表示セグメントの
少なくとも1つが点滅表示されるので、モータ駆動用バ
ッテリの過放電を警告することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電動車両のバッテリ残量計の第
1の実施形態の構成を示す図である。
【図2】 本発明によるバッテリ残量計を備えた電動車
両の全体構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明による電動車両のバッテリ残量計の表
示装置を含むコンビネーションメータの正面図である。
【図4】 第1の実施形態のバッテリ電圧と残存容量の
関係を示す図である。
【図5】 第1の実施形態の表示装置の表示状態を示す
図である。
【図6】 第1の実施形態の作動を説明するフローチャ
ートである。
【図7】 本発明による電動車両のバッテリ残量計の第
2の実施形態の構成を示す図である。
【図8】 モータ駆動用バッテリの検出電圧値をカウン
タ値に変換するための変換表である。
【図9】 第2の実施形態のバッテリ電圧と残存容量の
関係を示す図である。
【図10】 第2の実施形態の表示装置の表示状態を示
す図である。
【図11】 第2の実施形態の作動を説明するフローチ
ャートである。
【図12】 消費電力カウンタ値の上限値の変更に使用
する表である。
【図13】 走行中に検出したモータ駆動用バッテリの
検出電圧値に基づき表示用カウンタ値を補正するために
使用する表である。
【符号の説明】
10…基準電圧値更新記憶手段、11…電圧値換算手
段、12…補正係数演算手段、13…表示用電圧値演算
手段、14…電圧値比較手段、15…電圧値判定基準記
憶手段、20…車両制御装置(車両ECU)、21…ト
ルク演算手段、22…表示装置、22a〜22e…表示
セグメント(LCD)、25…アクセルセンサ、27…
電圧センサ、31…モータ駆動用バッテリ(高電圧用バ
ッテリ)、35a,35b…モータ、36…回転数セン
サ、40…換算表記憶手段、41…カウンタ値変換手
段、42…消費電力カウンタ値演算手段、44…表示用
カウンタ値演算手段、45…カウンタ値比較手段、46
…カウンタ値判定基準記憶手段。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 7/00 H02J 7/00 N Fターム(参考) 2G016 CA03 CB12 CC01 CC04 CC06 CC27 CC28 CE03 5G003 AA01 AA07 BA01 DA04 EA05 FA06 GB06 GC05 5H030 AA04 AA08 AS08 FF44 FF51 5H115 PI15 PI16 PI29 PU01 QN03 QN06 QN12 RB14 SJ12 TB01 TI02 TI05 TO21 TO30 TR19 TU17 TZ02 TZ07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪を回転駆動するモータと、このモー
    タに給電するモータ駆動用バッテリと、使用者により操
    作されるアクセル部材の操作量に応じて前記モータの出
    力トルクを制御する車両制御装置を備えてなる電動車両
    のバッテリ残量計において、前記モータ駆動用バッテリ
    の電圧を検出する電圧センサと、前記アクセル部材のア
    クセル操作量を検出するアクセルセンサと、前記モータ
    駆動用バッテリの残存容量を複数段階で表示する表示装
    置と、この表示装置の各表示段階と対応する複数の判定
    電圧値を記憶した電圧値判定基準記憶手段と、電動車両
    が停止する都度そのとき前記電圧センサにより検出した
    検出電圧値を基準電圧値として記憶し直す基準電圧値更
    新記憶手段と、電動車両の走行中に前記電圧センサによ
    り繰り返し検出した検出電圧値を前記基準電圧値更新記
    憶手段に記憶されている基準電圧値と前記アクセルセン
    サにより検出されたアクセル操作量に基づき負荷がない
    場合の前記モータ駆動用バッテリの出力電圧値に相当す
    る表示用電圧値に換算する電圧値換算手段と、この表示
    用電圧値を前記複数の判定電圧値と比較して前記表示装
    置に前記表示用電圧値に対応する段階の表示を行わせる
    電圧値比較手段を備えたことを特徴とする電動車両のバ
    ッテリ残量計。
  2. 【請求項2】 前記電圧値換算手段は、前記基準電圧値
    更新記憶手段に記憶されている基準電圧値と前記電圧セ
    ンサにより検出された検出電圧値との差を前記アクセル
    操作量により除して得た値に基づいて補正係数を繰り返
    し演算する補正係数演算手段と、前記補正係数と前記ア
    クセル操作量とを乗じたものに前記検出電圧値を加えて
    前記表示用電圧値を繰り返し演算する表示用電圧値演算
    手段よりなることを特徴とする請求項1に記載の電動車
    両のバッテリ残量計。
  3. 【請求項3】 前記補正係数演算手段により演算される
    補正係数は、複数の時点において前記基準電圧値更新記
    憶手段に記憶されている基準電圧値と前記電圧センサに
    より検出された検出電圧値との差を前記アクセル操作量
    により除して得た複数の値を平均したものであることを
    特徴とする請求項2に記載の電動車両のバッテリ残量
    計。
  4. 【請求項4】 電動車両の車輪を回転駆動するモータ
    と、このモータに給電するモータ駆動用バッテリと、使
    用者により操作されるアクセル部材の操作量に応じて前
    記モータに対するトルク指令値を演算するトルク演算手
    段と、このトルク指令値を前記モータに向けて出力して
    電動車両を作動させる車両制御装置を備えてなる電動車
    両のバッテリ残量計において、前記モータ駆動用バッテ
    リの電圧を検出する電圧センサと、前記モータの回転速
    度を検出する回転数センサと、前記モータ駆動用バッテ
    リの残存容量を複数段階で表示する表示装置と、この表
    示装置の各表示段階と対応する複数の判定カウンタ値を
    記憶したカウンタ値判定基準記憶手段と、前記モータ駆
    動用バッテリの検出電圧値をカウンタ値に変換するため
    の換算表を記憶した換算表記憶手段と、前記モータ駆動
    用バッテリの検出電圧値を前記換算表に基づきカウンタ
    値に変換するカウンタ値変換手段と、電動車両の走行中
    に前記回転数センサにより検出された前記モータの回転
    速度と前記トルク演算手段からのトルク指令値の積に基
    づいて前記モータ駆動用バッテリの消費電力積算値に対
    応する消費電力カウンタ値を繰り返し演算する消費電力
    カウンタ値演算手段と、表示用カウンタ値を演算する表
    示用カウンタ値演算手段と、前記表示用カウンタ値を前
    記複数の判定カウンタ値と比較して前記表示装置に前記
    表示用カウンタ値に対応する段階の表示を行わせるカウ
    ンタ値比較手段を備え、前記カウンタ値変換手段は電動
    車両が停止する都度そのとき前記電圧センサにより検出
    した検出電圧値を前記換算表に基づき基準カウンタ値に
    変換し、前記表示用カウンタ値演算手段は電動車両の走
    行中に前記基準カウンタ値に前記消費電力カウンタ値に
    基づく所定の加算または減算を繰り返し行うことにより
    表示用カウンタ値を演算することを特徴とする電動車両
    のバッテリ残量計。
  5. 【請求項5】 前記消費電力カウンタ値が所定の上限値
    に達する毎に、前記表示用カウンタ値演算手段は前記基
    準カウンタ値に繰り返し所定値の加算または減算を行っ
    て前記表示用カウンタ値を演算し、また前記消費電力カ
    ウンタ値演算手段は消費電力カウンタ値を0にリセット
    することを特徴とする請求項4に記載の電動車両のバッ
    テリ残量計。
  6. 【請求項6】 前記消費電力カウンタ値演算手段は、電
    動車両が停止する都度、そのときに前記電圧センサによ
    り検出した検出電圧値を前記カウンタ値変換手段により
    変換してなる基準カウンタ値とそのときの表示用カウン
    タ値を比較して、基準カウンタ値に対する表示用カウン
    タ値の差が小さければ消費電力カウンタ値の上限値を所
    定のままとし、基準カウンタ値に対する表示用カウンタ
    値の差が大きければこの差が小さくなるように前記上限
    値を変更させることを特徴とする請求項5に記載の電動
    車両のバッテリ残量計。
  7. 【請求項7】 前記表示用カウンタ値演算手段は、電動
    車両の走行中に前記電圧センサにより検出した検出電圧
    値と対応する参照カウンタ値とそのときの表示用カウン
    タ値の差が大きい状態が連続している場合には、その差
    を減少させるように表示用カウンタ値を漸進的に増大ま
    たは減少させることを特徴とする請求項4〜請求項6に
    記載の電動車両のバッテリ残量計。
  8. 【請求項8】 前記表示装置は表示または非表示とされ
    る複数の表示セグメントを有し、各表示セグメントの表
    示または非表示を変えることにより前記モータ駆動用バ
    ッテリの残存容量を複数段階で表示させるものである請
    求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の電動車両のバ
    ッテリ残量計。
  9. 【請求項9】 前記表示用電圧値が所定の電圧値以下と
    なった場合には、前記表示セグメントの少なくとも1つ
    を点滅表示させることを特徴とする請求項8に記載の電
    動車両のバッテリ残量計。
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