JP2002050204A - レンズ内色および調光装置 - Google Patents

レンズ内色および調光装置

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JP2002050204A
JP2002050204A JP2001134776A JP2001134776A JP2002050204A JP 2002050204 A JP2002050204 A JP 2002050204A JP 2001134776 A JP2001134776 A JP 2001134776A JP 2001134776 A JP2001134776 A JP 2001134776A JP 2002050204 A JP2002050204 A JP 2002050204A
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JP2001134776A
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Thomas A Hough
タマス、エイ、ホウ
Richard K Steele
リチァド、ケイ、スティール
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Vari Lite Inc
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    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V5/00Refractors for light sources
    • F21V5/008Combination of two or more successive refractors along an optical axis
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V9/00Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters
    • F21V9/40Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters with provision for controlling spectral properties, e.g. colour, or intensity
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21WINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、滑らかであって均一に着色
された光ビームを投影する、単純で費用効果的な色混合
システムを提供することである。 【解決手段】 舞台照明具は凹形反射器2に結合された
高強度光源12またはランプ1と、くっきりした開口絞
り16を含むレンズ系を有する投影光学系とを備えるレ
ンズ系は、光源の実像を開口絞りの近くに形成する。色
フィルタおよび調光素子が開口絞りの近くでかつ光源の
実像内の空間容積を占めるように、色フィルタおよび調
光システムがレンズ系内に配置されてよい。色および調
光装置を開口絞りの近くで、かつ光源の実像によって占
められる容積内に配置することによって、単純でパター
ニングされていないフィルタおよび単純に成形された調
光器パネルを用いて優れた色混合、調光、および、統合
が達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、関連する
色変更機構(color changing mech
anism)を有する舞台照明具(stage lig
hting instruments)に関し、特に、
複数の直列レンズ素子及び、変更器の平面内で調整可能
な選択波長変更器とを含む光源に関する。
【0002】
【従来の技術】遠隔制御手段によって操作される、モー
タを備えたサブシステムを有する舞台照明具は、一般
に、「移動光」または「自動化された投光照明設備」と
呼ばれる。これらの中には、2つの種類、すなわちスポ
ット投光照明設備とウォッシュ投光照明設備がある。ス
ポット投光照明設備は、「輪郭スポット」、もしくは、
劇場で一般に使用される楕円反射器スポットライトに類
似しており、エッジがはっきりとした光ビームを提供す
る。この種のスポットライトは、光ビームの形状または
輪郭を規定するための種々の装置をそこに置くことがで
きるゲート開口を有し、また、1個以上の対物レンズ素
子を含む投影光学系を有する。スポット投光照明設備
は、いかなる光成形、パターン発生、または、像形成装
置であれ、そこに置かれることが可能な明るく照明され
たゲート開口の像を投影する。ウォッシュ投光照明設備
は「フレネルスポット」投光照明設備に類似しており、
ランプおよび反射器をレンズに向かって、または、レン
ズから遠ざけるように動かすことによってサイズが変更
され得る、エッジがソフトになり、ぼんやりしたビーム
を提供する。この種のウォッシュライトはゲート開口を
有しておらず、像を投影しないが、それは、投光照明設
備の出口開口上に取り付けられた1個または複数のいか
なるレンズによってでも成形される、エッジがぼんやり
とした光溜りを投影するのみである。
【0003】自動化されたスポット投光照明設備のため
の色フィルタシステムは、そこでは光ビームの径が小さ
く、典型的には、楕円反射器の第2焦点に、または、そ
の近くにあるゲート開口の近くの領域を利用し、ランプ
は第1焦点に配置される。ボムホースト(Bomhorst)に
対し与えられた米国特許第4,392,187号および第4,800,4
74号におけるように、小さい二色性の色フィルタがホイ
ール上に取り付けられ、光ビームに広範な光のきらめき
を付与すべく組み合わせを交換される。色は段階的に変
更され、1つの色から別の色に即座に変更される。
【0004】自動化されたウォッシュ投光照明設備のた
めの色フィルタシステムは、色、若しくは、色のクロス
フェードの滑らかな変化を創造するべく、二色性フィル
タ(dichroic filter)のある種の特性
を利用する。ボムホーストに対し与えられた米国特許第
4,392,187号、第4,602,321号、および、第5,073,847号
におけるように、二色性フィルタを旋回させることが、
フィルタへの光ビームの入射角を変化させ、色の色相お
よび彩度を連続的に変化させる。これらの色フィルタシ
ステムは、投光照明設備内で相当の容積を占め、スポッ
ト投光照明設備には容易には適用できない。
【0005】滑らかで、均一に着色された光ビームを投
影する充分にクロスフェード可能な色混合システムを持
ったスポット投光照明設備は、長い間、多くの照明製造
業者の目標であった。ルクレルク(Leclerq)は、米国
特許第4,745,531号において、全てのレンズ素子の下流
の投光照明設備の出口開口の上に通常置かれる伝統的な
ゼラチンまたはプラスチック「ゲル」色フィルタに関す
る問題を簡潔に述べている。そのような色フィルタがス
ポットライトの光ビームを部分的に遮ると、ビームの一
部のみ、即ち、フィルタを通過するビームの部分のみが
着色される。光スポットは、その時、部分的に着色さ
れ、部分的に白い。投影された光スポットで着色光と白
色光の均一な混合を有することが望ましい。ルクレルク
は、このことを達成すると主張する色フィルタ装置を開
示しているが、その開示からは、これが達成される方法
は認識できない。
【0006】カラハン(Callahan)に対し与えられた米
国特許第4,894,760号は、異なる色に着色された光を、
変化する比率で付加的に混合することによって光ビーム
の見かけ上の色を変化させる単一の、移動可能な、多重
フィルタレイを使用した色混合光設備を開示している。
カラハンは、フィルタレイを、2つのレンズ素子間の
「過焦点領域」、即ち、光ビームを横切る平面内の与え
られた点を通過する光線が、対象を照明する所でのビー
ムを横切って均一に分布する光路内の位置に配置するこ
とによって、異なる色に着色された光の望ましい均一混
合を達成しようと試みている。このアプローチは、理論
的には、色のある程度の統合をもたらすが、実験は、現
実的な制限がこれを問題の理想に達しない解決にするこ
とを証明している。例えば、「過焦点領域」の理論的な
平面は、系の光軸に沿った無視し得る深さを持ってお
り、そのことが、色フィルタの同一平面アレイの正確な
配置を非常に重大にする。フィルタレイがこの理論的平
面から遠ざかるように移動するにつれて、色統合の質は
急速に悪化する。更に、レンズ設計の現実的な制限は、
「過焦点領域」の理論的な平面を非平面にし、従って、
平面フィルタ素子と一緒に有効に使用することを不可能
にする像面湾曲のような収差を頻繁にもたらす。このよ
うな過焦点領域の使用は、非平面運動の範囲内に正確に
置かれる非平面フィルタレイを必要とするであろう。
【0007】ライアン(Ryan)に対し与えられた米国特
許第5,188,452号は、光源、色フィルタセット、対物レ
ンズセット、および、色フィルタと対物レンズセットと
の間に配置された色混合チャネルを含むスポット投光照
明設備用の色混合照明アセンブリを開示している。色混
合チャネルは、反射内面を有する六角形または他の横断
面の高度に研磨された中空チューブである。チューブ
は、光の種々の原色の色混合または統合を達成するべ
く、特定の径方向および長さ方向寸法で作られている。
このチューブ状装置は開口ゲートの上流に位置し、必然
的に、全光学系に長さを付加している。このような長さ
の使用は、ズーム光学用のような他の目的のためには好
ましいことが多い。
【0008】クラウスら(Klaus et al)に対し与えら
れた米国特許第5,790,329号は、減算色混合法を用いて
連続的に可変な光色を提供する照明目的用の色変更装置
を開示している。二色性色フィルタが、ランプの照明視
野が映し出される対物レンズ間の場所でスポットライト
の光路内に導入されている。光源の像はこの位置で相対
的に大きくなりがちである。その理由は、光ビームの直
径が、光源自体により近い、例えば、開口ゲートでの光
ビームの直径と比較して大きいからである。このこと
は、色フィルタがビーム全体をカバーするに充分なほど
大きいことを要求し、それは、二色性フィルタがそれ自
体むしろ高価であるので、付加的な出費になる。更に、
実験は、フィルタのある位置、特に、ほぼ90%にわた
って、色統合が、ビームのある部分上の着色されたビー
ムの彩度を希釈する未濾波の白色光の特定の分布で著し
く非均一であることを証明している。このことは、色の
充分な彩度とパステル調との間の範囲における著しい非
均一な色効果を創成し、それは見ることを散漫にさせる
ため望ましくない。
【0009】リチャードソン(Richardson)に対し与え
られた米国特許第4,914,556号、ボムホーストら(Bomho
rst et al)に対し与えられた米国特許第5,282,121号、
ヒューレット(Hewlett)に対し与えられた米国特許第
5,426,576号、スミス(Smith)に対し与えられた米国特
許第5,515,254号、および、ボムホーストらに対し与え
られた米国特許第5,829,868号に開示されている他の技
術は、フィルタ材料、連続的に可変な色相特性フィルタ
材料、若しくは、その両方の複雑なパターニングを必要
とする。これらのタイプのフィルタは製造に費用がかか
り、関連する色変更機構を有する自動化された投光照明
設備の製造の高コスト化に寄与する。
【0010】
【発明の要約】本発明の目的は、滑らかであって均一に
着色された光ビームを投影する、単純で費用効果的な色
混合システムを提供することである。
【0011】本発明の一態様によれば、凹形反射器に結
合された高強度光源またはランプと、投影光学系とを有
する舞台照明具は、くっきりした開口絞りを含み、かつ
開口絞りの近くに光源の実像を形成するレンズ系内に配
置された色フィルタおよび調光システムを更に含み、色
フィルタおよび調光装置は、開口絞りの近くで、かつ光
源の実像内の空間容積を占める。色フィルタおよび調光
装置を開口絞りの近くで、かつ光源の実像によって占め
られる容積内に配置することによって、優れた色混合、
調光、および、統合が、単純な未パターニングフィルタ
および単純に成形された調光パネルを用いて達成され
る。
【0012】本発明の別の態様によれば、凹形反射器に
結合された高強度光源またはランプと、くっきりした開
口絞りを有し、かつ開口絞りの近くに光源の実像を形成
する投影レンズ系とを有する舞台照明具は、光源に隣接
して配置された色フィルタシステムを更に有し、色フィ
ルタシステムの実像が、開口絞りでの光源の実像と同空
間に広がって形成される。これは、開口絞りに形成され
る光源の実像によって占められる容積内に色フィルタシ
ステムを配置することと等しい。
【0013】本発明の更なる態様によれば、色フィルタ
システムに含まれる拡散ガラス素子が、連続的に可変な
方法で、スポットライト動作をウォッシュライト動作に
効果的に変換する。
【0014】
【発明を実施するための好適な実施態様】図1に示すよ
うに、本発明の照明具は、照明システム10、リレーレ
ンズ群20、レンズ群内のある位置に配置された色シス
テム30とを含む。照明システム10は、凹形反射器2
と結合されたランプ1からなる光源12を含む。光源1
2は、対象物平面14に配置された対象物3を照明す
る。対象物3は、単純には、視野絞り板5内の開口4で
あってよいし、対象物平面に配置された光パターン発生
器であってもよい。リレーレンズ群20は、対象物平面
に配置された明るく照明された対象物の像6を中継し、
リレーレンズ群の下流にある距離が離れた像平面18に
前記像を形成する。リレーレンズ群20内には、色シス
テム30がそこに有利に配置される開口絞り16があ
る。
【0015】色混合および開口絞り 一次レンズ設計では、2本の光線がレンズ系を通して追
跡されてその性能が決定される。光学系内に一つの平面
を規定するこれらの光線は主光線および縁光線と呼ばれ
る。図2に示すように、主光線21は対象物3の頂部で
生じ、開口絞り16の中心を通過するが、縁光線22は
対象物の中心で生じ、開口絞り16の縁を通過する。主
光線と縁光線で規定される平面内のいかなる光線も、主
光線と縁光線の線形重ね合わせから形成することができ
る。したがって、主光線と縁光線は、光学系内の単一平
面内を伝播する如何なる光線の挙動を予測する。
【0016】図2は、内部開口絞りを備えたリレーレン
ズ群を示している。開口絞り16内のどの点を通過する
光線も、対象物3の全体上および像6の全体上に写像さ
れることに留意すべきである。開口絞り内のすべての点
が対象物3の全体および像6の全体を「見る」。こうし
て、開口絞りは投影像の大きさを限定しない。それは、
光学系を通過し得る光線の角度を限定することによっ
て、単に、光学系を通って伝播する光量を限定するのみ
である。
【0017】図2に示すように、3つの円錐光線が開口
絞りを通過する。軸円錐は、開口絞りの中心にある頂点
を通過する光線21、23がその境界となる(図2
B)。頂部円錐は、開口絞りの頂部にある頂点を通過す
る光線24、25がその境界となる(図2A)。底部円
錐は、開口絞りの底部にある頂点を通過する光線26、
27がその境界となる(図2C)。投影像の全体を覆う
3つの像が、3つの円錐を境界とする光線から形成され
得る。3つの円錐の各々は開口絞り内に1つの頂点を持
つ。色フィルタ31が頂部光線円錐の頂点に置かれれ
ば、この点を通過する光線は、全体が着色された像を生
じる。他の2つの頂点を通過する光は、一対の白色像を
生じる。3つの像は互いの上にあり、その完全な像は色
合いを持つが、完全には彩色されない。最終的な像の色
の純度または彩度は、色フィルタによって覆われる開口
絞りのパーセンテージに依存する。したがって、開口絞
りは、色混合システム用の配置として十分適している。
【0018】比較のために、図3は、対象物の上半分に
置かれた色フィルタ32を示している。これは2色の像
を生じる。像の着色部分は色フィルタの特性を持ち、未
着色の部分は白い。推測されるであろうように、図2お
よび図3は、この状態の両極端を例示している。開口絞
りの平面以外のいかなる平面内に色フィルタを置いた場
合も、その結果は、不均一な色を持った像となる。不均
一の度合いは、開口絞りからの距離が大きくなるに従っ
て増大する。
【0019】実際的な考察 実験作業は、色システムを開口絞りの近くに置くことが
合理的にうまく作用することを証明している。しかしな
がら、着色像の均一性はレンズ設計にも依存し、また、
光を対象物まで導くために使用される照明システムにも
依存する。特に、レンズ内の収差が、投影ビームの色統
合に干渉する。これらの実際的な制限が、色フィルタを
単に開口絞りの近くに置くことによって適当な色統合を
達成することを不可能にする。しかしながら、色フィル
タ材料をガラス基板上でパターニングすることによっ
て、許容できる統合が達成される。そのような可変密度
CYM色混合システムが周知であるが、そのようなパタ
ーニングされた色フィルタは高価であって望ましくな
い。したがって、許容できる統合を達成する別の方法が
望まれている。
【0020】伝統的な投影機光学 図4は、伝統的なスライド投影機システムを示してい
る。ここで、ランプ41から放射された光は、集束レン
ズ42によって集束され、フィルムゲート43を通って
導かれる。システムは、ランプ41の像44が投射レン
ズ45内に配置されるように設計されている。したがっ
て、ランプのフィラメントは投射ビーム中で不可視であ
り、光源内のいかなる不規則性も、単に、壁上での光量
を減少させるのみである。
【0021】スポット投光照明設備の投影系設計 図5は、典型的なスポット投光照明設備の投影系を示し
ている。ランプ51と凹形反射器52とからなる光源5
0が光線を対象物53上に向かわせ、次いで、3素子投
射レンズ系54が、遠隔配置されたスクリーン上に対象
物の像(図示せず)を生じさせる。典型的には、スクリ
ーンまでの距離は20フィート以上である。
【0022】投射レンズ54は、光源50の像56も生
じさせる。ここで、用語「光源」は反射器52とランプ
51を意味する。光源50は対象物53の後部に配置さ
れているので、光源像56は、投光照明設備とスクリー
ンとの間に配置される。図5に示すように、光源像は投
光照明設備の近くに配置されることが多い。
【0023】光源像によって占められる容積は、光学列
全体における最も乱雑な光分布を含んでいる。しかしな
がら、この乱雑さは最終投影像上には写像されない。対
象物は、滑らかな分布の光で照明され、像は滑らかな分
布の光で照明される。
【0024】実験結果は、光源像で占められる容積内に
色混合システムを置くことが、非常に均一な色を持った
投射ビームを生じさせることを立証している。この効果
は、発明に応じて設計されたレンズ系内でこの光源像が
何を表現しているかを想起させることにより、容易に説
明することができる。光源の像は、虚像とは対照的な実
像である。したがって、着色フィルタをこの位置に置く
ことは、着色フィルタを光球の表面に置くことと等し
い。
【0025】すべての光学像は、レンズから対象物まで
の距離およびレンズの焦点距離に依存する距離で生じ
る。図6は、ランプ61と反射器62とからなる光源6
0、光源によって照明されるフィルムゲート等の対象物
63、および、2つのレンズ群65、66からなるレン
ズ系64を示しており、レンズ群65、66は各々正の
光学的パワーを有している。2つのレンズ群の間に開口
絞り67が配置されている。光源60の実像68は、光
源の配置および第1のレンズ群の焦点距離のために開口
絞り67に隣接して形成される。
【0026】図7に示すように、第1のレンズ群65は
短い前方焦点距離(FFL)を有している。光源60と
投射ゲート63はFFLの外側にある。したがって、第
1のレンズ群65は、光源と投射ゲートの両方の実像6
8、70を形成する。第1のレンズ群内のレンズ65
1、652は、第1のレンズ群内の最後のレンズ素子6
52と開口絞り67との間に光源60の実像68を置く
べく、適当な材料、曲率、厚さ、および、間隔でもって
設計される。第1のレンズ群内のレンズは、更に、投射
ゲート63の実像70を開口絞り67の外側、典型的に
は、開口絞りを10〜20フィート越えた所に置くよう
に設計される。
【0027】図8に示すように、第2のレンズ群66
は、第1のレンズ群65によって形成される光源60の
実像68が第2のレンズ群66のFFL内にあり、かつ
第1のレンズ群65によって形成される投射ゲート63
の実像70が第2のレンズ群の後方焦点距離(BFL)
の外側にあるように設計される。第2のレンズ群66が
正の光パワーを持っており、光源60の実像68がその
FFL内にあるので、その結果、第2のレンズ群は光源
の虚像69を形成する。この光源60の虚像69は、第
1のレンズ群65によって形成される実像68の上流で
投光照明設備内に配置され、レンズ系を通して投光照明
設備内を見ることによってのみ見ることができる。第1
のレンズ群65によって形成される投射ゲート63の実
像70は第2のレンズ群66のBFLのはるか外側にあ
るので、この像70は第2のレンズ群のための仮想的な
対象物として作用し、その結果、第2のレンズ群は正し
い位置および倍率で実像80を形成する。したがって、
第2のレンズ群66は、投影されない光源60の虚像6
9と、投影される投射ゲート63の実像80とを形成す
る。第2のレンズ群66は第1のレンズ群65と連携し
て作用し、投光照明設備から適当な距離に、かつ望まし
い倍率で投射ゲート63の実像80を形成する。
【0028】このように、設計を通じて、レンズの開口
絞りの直前または直後のレンズ列内に光源の像を強制的
に位置させることが可能である。色フィルタシステムは
この配置内に置かれる。このようなレンズ設計では、開
口絞り内で起こる統合と、光源像によって占められる容
積内で起こる統合との両方が利用される。これらの2つ
の効果は、組み合わされたとき、スポット投光照明設備
における優れた色混合を生じさせる。実験によるテスト
は、このレンズ系を用いた高度に均一な色混合を立証し
ている。
【0029】色システム設計 開口絞り内のあらゆる点が対象物平面内のあらゆる点お
よび像平面内のあらゆる点を見るので、開口絞りにおい
てリレーレンズ系内に導入されたいかなるフィルタ材料
も、像平面における開口の全体にわたって統合される。
このようにして、照明システム内で明るく照明された開
口の着色されたおよび/または調光された像がスクリー
ン上に投影される。リレーレンズ群内の開口位置に導入
されたフィルタ材料の固有の統合により、米国特許第4,
914,556号に示されているようなフィルタ媒体の複雑な
統合パターンは必要ない。
【0030】うまく設計された投影システムは、レンズ
絞りの近くで、かつ光源像によって占められる容積内に
色フィルタを置くことを可能にする。結果は、色フィル
タ材料のパターニングを必要としない投射ビームの優れ
た色混合である。図9は、一つの可能なCYM色混合シ
ステム30を示している。ここで、フィルタ91、9
2、93は指状である。各フィルタはアーム94に取り
付けられ、更に、アーム94はモータ(図示せず)に取
り付けられている。モータは、開口絞り67を含む板に
取り付けられている。各フィルタはビーム内へ回転する
ので、それは、レンズの開口絞りを通過する光線部分を
着色する。像の滑らかな色混合が、色フィルタ材料のパ
ターニングを必要とせずに達成される。フィルタは、光
源像によって占められる容積内に配置されるので、フィ
ルタがビームを通過する時、フィルタの縁は不可視であ
る。
【0031】調光器構成 同様に、この位置に調光器をおくことが可能である。調
光器(dimmer)は、それが光を着色するのではな
く、むしろさえぎることを除いて、色フィルタと同じ原
理で作用する。色フィルタと同様、調光器は、レンズ絞
りの近くで、かつ光源像によって占められる容積内に配
置される。したがって、調光器の縁は投射ビーム内で不
可視であり、調光器は、単に、投射ビーム内に存在する
光の量を制御する。図10は、開口絞り67を含む板に
取り付けられた鉤爪状の調光器97を示している。
【0032】図10と組み合わされた図9に示すシステ
ムが遭遇する一つの困難は、単一の鉤爪調光器97が、
開口絞りの一方の側からの濾波された光を最初にさえぎ
り、調光器が絞りを横切って移動するに従い、徐々に、
絞りの他方の側からの光をさえぎる傾向にあることであ
る。この動作は、調光器が最初一つの色フィルタをさえ
ぎりし、次いで、徐々に、他の色フィルタをさえぎるに
従い、投影光の色を変化させる傾向にある。色の変動
は、ゆっくりしたフェードアウトの間に特に顕著になる
であろう。逆の状況が、例えば、ゆっくりしたフェード
インの間のように、調光器のブレードが開口絞りから徐
々に除去される時に起こり、そのとき、フェードインの
間の色の変動はやはり顕著になるであろう。
【0033】好ましい実施態様では、2つ以上の調光器
ブレードがビーム経路の周りに等間隔で取り付けられ、
ビーム経路内への、または、ビーム経路から外への整合
運動のために作動させられる。2つの調光器ブレードが
ビーム経路を横切って互いに対向して取り付けられるこ
とができ、また、3つの調光器ブレードがビーム経路の
周りに120°間隔で取り付けられることができる。よ
り多くの調光器ブレードが、ビーム経路の周りに等間隔
で取り付けられて用いられてもよいであろう。複数の等
間隔調光器ブレードは、調光時の色バランスを乱さな
い、若しくは、変化させないように、色フィルタセット
の各々からの濾波された光を等しくさえぎる。
【0034】直線的に作動させられる色フィルタおよび
調光器 図9を参照して上に説明されたと同じ原理を用いて、色
フィルタおよび調光器機構は、図11に示すような直線
作動ステッパモータによっても作動させられることがで
きる。シアンフィルタ111、黄色フィルタ112、マ
ゼンタフィルタ113、および、緑色フィルタ114
が、リレーレンズ系内の開口絞り67の周りに配置され
る。色フィルタブレードは、他の配置も可能であるが、
直交配置されてもよい。各色フィルタは、可逆モータ、
好ましくは、直線作動ステッパモータの動作によって、
徐々に、開口絞り内へ導入され、あるいは、開口絞りか
ら引き出されて、上述したように光ビームを着色する。
【0035】図12および図13に示すように、色フィ
ルタは、フィルタによって覆われる面積が移動距離に比
例して制御されるように、あるいは、色フィルタがオー
バーラップする度合いが移動距離に比例して制御される
ように設計され得る異なる形状をとってもよい。フィル
タおよび調光器の特定の構成にかかわらず、投影像は充
分に混合された均一な色を持つであろう。像の実際の色
合いおよび彩度は、フィルタおよび調光器によって占め
られる開口の面積による。図12は、リレーレンズ系内
の開口絞り67の周りに直交配置されたシアンフィルタ
121、黄色フィルタ122、マゼンタフィルタ12
3、および、緑色フィルタ124を示している。図13
は、リレーレンズ系内の開口絞り67の周りに直交配置
されたシアンフィルタ131、黄色フィルタ132、マ
ゼンタフィルタ133、および、緑色フィルタ134を
示している。このように、開口絞りでの色濾波の原理
は、いかなる特定の作動手段または特定のフィルタ形状
からも独立している。
【0036】図14および図15に示すように、別のC
YM色混合システム30を調光アイリス(図示せず)と
連携して使用して、加算および減算の色濾波の両方を得
る。図14に示すように、シアンフィルタ141、黄色
フィルタ142、および、マゼンタフィルタ143が、
開口絞り67の周りに径方向に配置されている。フィル
タは、各色フィルタが、可逆モータの動作によって徐々
に開口絞り内へ導入され、あるいは、開口絞りから引き
出されるように、上述したような並進機構内に取り付け
られ得る。色フィルタは、開口絞りの中心を通る光軸の
周りに120°間隔で対称的に配置される。各フィルタ
は、その先端部において、2つの先端縁がそれらの間に
120°の角度を持つように形成されるべく尖らされて
いる。これにより、各フィルタは、他のどの色フィルタ
とも重なることなく開口絞りの1/3を覆うことが可能
である。3つのフィルタのいずれか1つが開口絞りから
引き出されるに従い、絞りを通過する光ビームの色に対
するそのフィルタの影響は減じられ、未濾波の白色光
が、残りの2つの色の混合に加算される。これは、可変
な加算色濾波効果を生み出す。各フィルタは、また、開
口絞りの全体を覆うに充分なほど大きく、2つ以上のど
のフィルタも絞り内へ更に延びているので、フィルタ
は、その度合いを変えながら重なることにより、可変な
減算濾波効果を生み出す。例えば、図15に示すよう
に、シアンフィルタ141が開口絞り67を完全に覆
い、マゼンタフィルタ143が、そのシアンフィルタに
重なって開口絞りの1/3を覆い、黄色フィルタ142
は、シアンフィルタとマゼンタフィルタとの間の平面内
でシアンフィルタに重なっているが、しかし、開口絞り
の無視し得る部分しか覆っていない。これは、光のほぼ
2/3がシアン色であり、残りの1/3がシアン・マゼ
ンタ濾波の減算結果である加算および減算濾波効果の組
み合わせを与える。これらの2つの色領域は、レンズ系
の開口絞りで光源の実像が占める容積内に色フィルタを
配置する上述の効果により統合される。
【0037】図16および図17に示すように、別のC
YM色混合システム30が、調光アイリス(図示せず)
と連携して使用され得る。図16に示すように、2つの
マゼンタフィルタ165、166が開口絞り67のそれ
ぞれ反対側に配置され、フィルタを軸M−Mに沿って整
合された方法で絞り内へまたは絞りから外へ動かすよう
に動作し得る並進機構内に取り付けられている。2つの
シアンフィルタ161、162が、同様に、開口絞り6
7の夫々反対側に配置され、フィルタを軸C−Cに沿っ
て整合された方法で絞り内へまたは絞りから外へ動かす
ように動作し得る並進機構内に取り付けられている。2
つの黄色フィルタ163、164が、同様に、開口絞り
67の夫々反対側に配置され、フィルタを軸Y−Yに沿
って整合された方法で絞り内へまたは絞りから外へ動か
すように動作し得る並進機構内に取り付けられている。
軸M−M、C−C、および、Y−Yは、開口絞り67の
中心を通る光軸の周りに120°間隔で配置されてい
る。図17に示すように、色フィルタの各対は、絞り内
に同量導入される。例えば、シアンフィルタ161、1
62が絞りを完全に覆っていることが示され、黄色フィ
ルタ163、164が各々絞りの等しい部分を覆ってい
ることが示され、マゼンタフィルタ165、166が各
々絞りの縁にあることが示されている。見て分かるよう
に、シアンフィルタ161、162の対はフィルタシス
テムの後部にあり、黄色フィルタ163、164の対は
中間にあり、マゼンタフィルタ165、166の対は前
部にある。各対のフィルタにおける2つのフィルタパネ
ルは、好ましくは、同一平面にあるが、しかし、フィル
タ対自体は、好ましくは、フィルタ対同士が重なること
ができるように、列をなして配置される。このフィルタ
対の対称配置は、フィルタ移動の端での色の非均一性を
更に減じることを助ける。ソロモン(Solomon)により
米国特許第4,811,182号に示されたようなアイリスタイ
プの色変更器も用いることができる。
【0038】図18に示すように、別のCYM色混合シ
ステム30は、両端に色フィルタ材料を持ち、その中間
に透明領域を持つ2つのガラススライド板181、18
2を含んでいる。ガラススライド板は、一方が他方の後
部に列をなして配置されており、スライド板を、独立に
かつ側部から側部に、開口絞り67を通るビーム経路を
横切って、かつ光源の像68で占められる容積内で動か
すように動作する並進機構内に取り付けられている。第
1のスライド板181は、透明領域184を中間に挟ん
で、一端にシアンフィルタ183を、他端にマゼンタフ
ィルタ185を有している。第2のスライド板182
は、透明領域187を中間に挟んで、一端にマゼンタフ
ィルタ186を、他端に黄色フィルタ188を有してい
る。この配置の特別な利点は、色フィルタの位置にかか
わらず、常に等しい量のガラスが光学系内にあることで
ある。このことは、レンズ系が、系内で累積するガラス
の厚さに特に敏感なある状況において投影像の質を向上
させ得る。システムの動作は、リチャードソンら(Rich
ardson et al)により米国特許第5,126,886号に開示さ
れたスクロール一次色変換器にある程度類似している。
しかし、本件では、リチャードソンらによって示された
ような傾斜軸をフィルタは有していない。色統合は、リ
チャードソンにより示されたような色フィルタの彩度の
変更によっては達成されず、代わりに、レンズ系の開口
絞りに位置する光源像によって占められる容積内に色フ
ィルタを配置する組み合わせ効果によって達成される。
【0039】図19に示す別の色混合システム30は、
夫々、赤、黄色、緑、青に着色された4つの独立して移
動可能な色フィルタ板191〜194を含んでいる。こ
れらは、ライアン(Ryan)により米国特許第5,188,452
号に記載された方法で動作するが、ただし、本件の場
合、本発明の特別の光学設計によって提供される「自
由」統合のために、ライアンにより述べられた色混合チ
ャネルは不必要である。この加算システムは、赤から、
黄色、緑を通って、青までの色の滑らかなクロスフェー
ドに備え、フィルタ間の間隙による可変な彩度に備え
る。図19に示した例では、赤色フィルタ191と黄色
フィルタ192が、各々、光源60の実像68によって
占められる容積内で光ビームと部分的に交差し、未濾波
の白色光のある部分が、それらのフィルタ間を通過す
る。
【0040】図20に示す、列をなして取り付けられた
2つのフィルタ円盤201、202からなる色混合シス
テム30は、レンズ系の開口絞りで光源像によって占め
られる容積における利点のためにも用いられ得る。ここ
で、各フィルタ円盤は2つのフィルタ領域と1つの透明
領域を有する。第1の円盤201は、例えば、シアンフ
ィルタ203と黄色フィルタ204に加え、透明領域2
05を有する。第2の円盤202は、例えば、マゼンタ
フィルタ206と緑色フィルタ207に加え、透明領域
208を有する。2つの円盤は、各円盤の一部が開口絞
り67の全直径を覆うことができ、かつその部分が光源
像68の容積内に配置されるかぎり、いかなる重なり方
法においても取り付けられ得る。円盤は、フィルタまた
は透明領域のいかなる比率の組み合わせでもビーム経路
内に置くことができるように、単独で、若しくは、組み
合わせて回転させられることができる。この配置でもっ
て、いくつかの加算および減算濾波効果が可能である。
例えば、マゼンタまたは緑色の減算濾波効果と共に比率
を変えながらのシアン・黄色の加算組み合わせが達成さ
れ得る。
【0041】図21に示す、列をなして取り付けられた
2つのフィルタ円盤211、212からなる別の色混合
システム30が、同様に、レンズ系の開口絞りの所で光
源像によって占められる容積における利点のために用い
られ得る。ここで、各フィルタ円盤は2つのフィルタ領
域と2つの透明領域を有する。第1の円盤211は、例
えば、シアンフィルタ213とマゼンタフィルタ214
に加え、2つの透明領域215、216を有する。第2
の円盤212は、例えば、黄色フィルタ217とマゼン
タフィルタ218に加え、2つの透明領域219、22
0を有する。各フィルタ領域の両側の境界が透明領域で
あるので、どちらの円盤をどちらの方向にも回転させ
て、いずれかのフィルタの相対彩度をも変更することが
容易である。複数の加算および減算組み合わせが可能で
ある。例えば、シアンフィルタ213が開口絞り67の
直径の半分を覆い、黄色フィルタ217が残りの半分を
覆うことができる。あるいは、シアンフィルタ213が
開口絞りの直径の3/4を覆い、黄色フィルタ217が
シアンフィルタにある程度重なって、開口絞りの残りの
1/4を透明に残すこともできる。
【0042】旋回作動させられる色フィルタおよび調光
器 図11〜図17および図19に示す色フィルタシステム
は、例えば、図9および図10に示すような旋回作動の
方法で動作させられることもできる。特に、図16およ
び図17に示したものと類似のシステムは、ビーム内へ
またはビームから外へ整合的に移動する同じ色のフィル
タに対向させながらフィルタを旋回運動させることに適
合し得る。例えば、図22に示すように、3組の色フィ
ルタ、シアンフィルタ機構221、黄色フィルタ機構2
22、および、マゼンタフィルタ機構223が、調光機
構224と装置内で組み合わせられることができる。こ
こに示すような実際の装置では、モータ板アセンブリ2
25が、フィルタ機構と調光機構を作動させるための複
数のモータを支持している。調光機構224はモータ板
アセンブリ225に取り付けられ、適当な固定具で固定
されている。スペーサ229が、調光機構224を板2
28から分離している。フィルタ機構221、222、
223は板228に取り付けられる。別のスペーサ22
7が、フィルタ機構を板226から分離している。様々
な機構、板、および、スペーサ221〜229が適当な
固定具によって一緒に固定され、光軸231に沿った短
い長さ寸法を持つコンパクトな装置220を形成してい
る。板、スペーサ、および、機構221〜229の各々
は、他の板、スペーサ、および、機構の中心開口と同心
状の中心開口246を有しており、全ての中心開口が光
軸に沿って整列している。
【0043】代表的な色フィルタ機構223を図23に
示し、調光機構224を図24に示す。ここで、フィル
タは色軸C−Cに沿って配向されており、調光器ブレー
ドは調光軸D−Dに沿って配向されている。調光軸D−
Dは、好ましくは、調光器ブレードが色フィルタの対を
等しくさえぎるように、色軸に直交する。各色フィルタ
素子232が、旋回ピン235で支持板234に固定さ
れた旋回ホルダー233内に支持されている。旋回ホル
ダーの作動アーム部236は、周囲駆動リング238内
においてスロット237と係合している。内部ギア歯2
39が、駆動ギア(図示せず)との係合のために駆動リ
ング内に形成されている。支持板234に形成された孔
240は、フィルタ機構および調光機構の各々のための
駆動ギアが、適切な駆動リングとそれらの内部ギア歯で
係合するために板を通過することを可能にしている。フ
ィルタ機構および調光機構の各々のための駆動リングは
特定の配向で機構上に組み立てられており、そのため、
内部ギア歯が適切な駆動ギアに係合する。このようにし
て、モータ板アセンブリ225上に取り付けられた4つ
のモータ230の各々が機構221〜224の一つのみ
を作動させる。
【0044】図24に示す調光機構224はフィルタ機
構221〜223に類似しており、同じように動作す
る。旋回ホルダー内に取り付けられた色フィルタ素子の
代わりに、調光機構は、旋回ピン243で支持板242
に固定された一対の不透明な調光器ブレード241を有
している。支持板は、調光器ブレードの動きが、光軸2
31に関する色フィルタ素子の動きに対し直交するよう
に配向されている。
【0045】図25に示すモータ板アセンブリ225
は、4つのモータ230C、240Y、240M、24
0Dを含んでおり、各モータは、モータ軸245C、2
45Y、245M、245Dに取り付けられた対応する
駆動ギア244C、244Y、244M、244Dを有
している。モータはいかなる手段ででも駆動され得る
が、フィルタ機構および調光機構の作動を遠隔制御する
ための電気制御システムを採用するのが好ましい。
【0046】色フィルタと調光器の別の配置 リレーレンズ系の開口絞りに置かれた色フィルタは、特
に、色フィルタ素子として二色性フィルタを用いたと
き、照明システム内への望ましくない色の後方反射を示
すかもしれない。光パターン発生器が対象物平面に置か
れていれば、色フィルタからの後方反射光は再び前方に
反射され、レンズ系によって結像されて、像平面に投影
されるかもしれず、それにより、望ましい像が、迷い出
た望ましくない色で劣化させられるかもしれない。光パ
ターン発生器は、典型的には、熱吸収を最小にするため
に反射材料で構成されるので、そのような後方反射光の
再反射は、光パターン発生器の更なる処理、例えば、暗
視鏡を置いたり、あるいは、一方の側に別の反射防止表
面処理を施すことなしには避けることが困難である。
【0047】色フィルタからの後方反射に伴う問題は、
図26に示すように、色システム30を反射器12の直
ぐ前方に配置すると解消される。この位置で、すべての
後方反射光は光源1に戻り、望ましい色の光のみが、対
象物平面14に配置された対象物3を照明する。この位
置で、色フィルタの実像301が開口絞り16に形成さ
れ、また開口絞り16に形成される光源の実像101の
隣に位置する。これは、実際のフィルタを開口絞り16
に置くことと等しく、前に説明したと全く同じである有
利な色混合が依然として起こる。反射器の前方のこの位
置で色システム機構に含まれる調光器ブレードは、ま
た、色フィルタと同じ等価な利点が得られる。更に、反
射器の前方の位置での色フィルタの配置はレンズ系内に
おいてほど重要ではない。フィルタは、光軸に対し正確
に直交する必要も、互いに平行である必要もない。ま
た、光軸に沿った長手方向配置もそれほど重要ではな
い。
【0048】原理の応用 実験作業は、また、付加的な効果を達成すべく、色フィ
ルタまたは調光器ブレードの代わりに、あるいは、それ
らに加えて、拡散ガラス若しくは他の拡散素子を用いる
ことができることを示している。例えば、米国特許第4,
972,306号に記載されているようなテキスチャードガラ
スパネルが、ここで説明された色フィルタ機構および調
光機構と同様に装置に使用されることができ、それら
は、照明舞台光の特性をスポット光の特性からウォッシ
ュ光の特性に変更すべく機能することができる。このよ
うな拡散ガラスが、光源像がそこに形成される光ビーム
の経路内に導入されると、光ビームの像形成の質は、舞
台光によって投影された光のエッジがはっきりとしたス
ポットが、ウォッシュ光の光特性のぼんやりした光溜り
に変換されるように徐々に乱される。拡散素子機構の中
間位置では、光ビームの周辺部ではウォッシュ光の質以
上と推測されるが、舞台光の像形成のある程度の質はな
お維持される。このような拡散装置、とりわけ、モータ
駆動化された装置の中間特性および他の動的特性は、美
術効果のために用いることができる。
【0049】発明の一つの態様において示された様々な
色混合システムが、投射レンズ系の開口絞りの近くに配
置される。レンズは、光源の実像が色混合システムのそ
れと同じ容積を占めるように設計される。色フィルタ
は、単純に成形された基板上に堆積された未パターニン
グの色フィルタ材料で構成される。フィルタが光ビーム
の経路内へ移動させられる時、それらの縁は不可視であ
り、投影像は均等に着色される。機械的調光器が、同様
に、この位置に置かれることができる。
【0050】発明の別の態様では、色混合システムは、
光源と反射器の組み合わせの直ぐ前方に配置され、色フ
ィルタの実像は、投射レンズ系の開口絞りの近くの光源
の実像の上に重なる。色フィルタは、単純に成形された
基板上に堆積された未パターニングの色フィルタ材料で
構成される。フィルタが光ビームの経路内へ移動させら
れる時、それらの縁は不可視であり、投影像は均等に着
色される。機械的調光器が、同様に、この位置に置かれ
ることができる。これは、色および調光システムをレン
ズ系の開口絞りに置くことと等しく、同様の有利な色混
合が起こる。
【0051】色混合システムは、光パターン発生器、遮
光板、または、像発生器システムを照明するための高強
度の光ビームの経路内への配置に十分適している。色混
合システムは、くっきりした開口絞りを備えたリレーレ
ンズ系を有するいかなる舞台照明具にも独立的に用いら
れ得る。
【0052】本発明の特定の実施形態が開示されている
が、これらは、本発明の範囲を限定するように解釈され
るべきではない。発明の多くの変形が、本明細書に照ら
して当業者に明らかになるであろう。発明の範囲は、本
明細書に添付した請求の範囲によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンズ内色フィルタシステム(intra−l
ens color filter system)を
含む照明光学系の概略図である。
【図2A】レンズ系の開口絞りに配置された色フィルタ
の有利な動作を例示するリレーレンズ系の概略図であ
る。
【図2B】レンズ系の開口絞りに配置された色フィルタ
の有利な動作を例示するリレーレンズ系の概略図であ
る。
【図2C】レンズ系の開口絞りに配置された色フィルタ
の有利な動作を例示するリレーレンズ系の概略図であ
る。
【図3】レンズ系の対象物平面に配置された色フィルタ
の不利な動作を例示するリレーレンズ系の概略図であ
る。
【図4】第1の従来技術の投影光学系の概略図である。
【図5】第2の従来技術の投影光学系の概略図である。
【図6】本発明による投影光学系の概略図である。
【図7】本発明による第1のレンズ群の概略図である。
【図8】本発明による第2のレンズ群の概略図である。
【図9】CYM色混合システムの絵画図である。
【図10】機械的調光器の絵画図である。
【図11】機械的調光器を備えた別の色混合システムの
絵画図である。
【図12】機械的調光器を備えた色混合システムの別の
絵画図である。
【図13】機械的調光器を備えた色混合システムの更に
別の絵画図である。
【図14】他の色フィルタシステムの絵画図である。
【図15】他の色フィルタシステムの絵画図である。
【図16】他の色フィルタシステムの絵画図である。
【図17】他の色フィルタシステムの絵画図である。
【図18】他の色フィルタシステムの絵画図である。
【図19】他の色フィルタシステムの絵画図である。
【図20】他の色フィルタシステムの絵画図である。
【図21】他の色フィルタシステムの絵画図である。
【図22】機械的調光器を備えた別の色混合システムの
絵画図である。
【図23】色フィルタ機構の絵画図である。
【図24】機械的調光機構の絵画図である。
【図25】モータ板アセンブリの絵画図である。
【図26】色フィルタシステムを含む別の照明光学系の
概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21W 131:406 F21M 1/00 A F21Y 101:00 F21P 5/02 5/00 A Fターム(参考) 2H042 AA06 AA13 AA21 2H048 AA01 AA19 AA24 AA25 AA26 AA27 2H052 BA02 BA03 BA09 BA11 3K042 AA02 AC07 BB01 BC09 BE08 CD02 3K060 AA06 CB01 CB04 EA01

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを投射する光源と、 少なくとも2つのレンズ素子を含みかつ開口絞りを有
    し、前記開口絞りに近接した位置に前記光源の像を形成
    する投射光学系、を含む照明具。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つの独立して移動可能な色
    フィルタ素子を支持する色フィルタ装置を更に含み、前
    記色フィルタ装置が、前記光源の前記像によって占めら
    れる空間容積内で前記開口絞りの近くに配置され、前記
    色フィルタ素子が、前記光ビームを横切って動くように
    支持されている、請求項1記載の照明具。
  3. 【請求項3】 前記移動可能な色フィルタ素子の各々に
    接続されたモータ駆動装置を更に含む、請求項2記載の
    照明具。
  4. 【請求項4】 前記光源の前記像によって占められる空
    間容積内で前記開口絞りの近くに配置された移動可能な
    調光器素子を更に含む、請求項1記載の照明具。
  5. 【請求項5】 前記移動可能な調光器素子に接続された
    モータ駆動装置を更に含む、請求項4記載の照明具。
  6. 【請求項6】 前記光源の前記像を越えて配置された少
    なくとも2つのレンズ素子を有する対物レンズ群を更に
    含む、請求項1記載の照明具。
  7. 【請求項7】 各レンズ素子が複数のレンズを含む、請
    求項1記載の照明具。
  8. 【請求項8】 前記光源の前記像によって占められる空
    間容積内で前記開口絞りの近くに配置された1個以上の
    移動可能な拡散素子を更に含む、請求項1記載の照明
    具。
  9. 【請求項9】 前記移動可能な拡散素子に接続されたモ
    ータ駆動装置を更に含む、請求項8記載の照明具。
  10. 【請求項10】 少なくとも2つの独立して移動可能な
    色フィルタ素子を支持する色フィルタ装置を更に含み、
    前記色フィルタ装置が前記光源の近くに配置され、前記
    色フィルタ素子が、前記光ビームを横切って動くように
    支持され、前記光学系が、前記開口絞りに近接した位置
    に前記色フィルタ素子の像を形成する、請求項1記載の
    照明具。
  11. 【請求項11】 前記移動可能な色フィルタ素子の各々
    に接続されたモータ駆動装置を更に含む、請求項10記
    載の照明具。
  12. 【請求項12】 前記光源の近くに配置された移動可能
    な調光器素子を更に含み、前記調光器素子が、前記光ビ
    ームを横切って動くように支持され、前記光学系が、前
    記開口絞りに近接した位置に前記調光器素子の像を形成
    する、請求項1記載の照明具。
  13. 【請求項13】 前記移動可能な調光器素子に接続され
    たモータ駆動装置を更に含む、請求項12記載の照明
    具。
  14. 【請求項14】 光ビームを投射する光源、 光源の像が開口絞りに創成されるように投射光を受光す
    る少なくとも1つのレンズ素子を有する第1のレンズ
    群、 光源により生成された投射光が開口絞りを通過した後に
    その投射光を受光するための少なくとも1つのレンズ素
    子を有する第2のレンズ群を含む照明具。
  15. 【請求項15】 第2のレンズ素子が、上記第2のレン
    ズ素子から開口絞りまでの距離よりも大きな前方焦点距
    離を有している、請求項14記載の照明具。
  16. 【請求項16】 前記光源の前記像によって占められる
    空間容積内へのおよび空間容積から外への移動のための
    少なくとも1つの移動可能なフィルタ素子を有する開口
    絞りの近くに配置された色フィルタ装置を更に含む、請
    求項14記載の照明具。
  17. 【請求項17】 移動可能なフィルタ素子が、モータを
    用いて並進させられる、請求項16記載の照明具。
  18. 【請求項18】 色フィルタ装置が3個の色フィルタ素
    子を含む、請求項16記載の照明具。
  19. 【請求項19】 前記光源の前記像によって占められる
    空間容積内へのおよび空間容積から外への移動のための
    少なくとも1つの移動可能な素子を有する開口絞りの近
    くに配置された調光器装置を更に含む、請求項14記載
    の照明具。
  20. 【請求項20】 移動可能な素子が、モータを用いて並
    進させられる、請求項19記載の照明具。
  21. 【請求項21】 前記光源の前記像によって占められる
    空間容積内へのおよび空間容積から外への移動のための
    少なくとも1つの移動可能な素子を有する開口絞りの近
    くに配置された拡散装置を更に含む、請求項14記載の
    照明具。
  22. 【請求項22】 移動可能な素子が、モータを用いて並
    進させられる、請求項21記載の照明具。
  23. 【請求項23】 光源が、光ビームを指向させるための
    凹形反射器を含む、請求項14記載の照明具。
  24. 【請求項24】 第2のレンズ素子の後方焦点距離が、
    照明システムの標的までの距離よりも有意義に短い、請
    求項14記載の照明具。
  25. 【請求項25】 第1のレンズ素子が複数のレンズを含
    む、請求項14記載の照明具。
  26. 【請求項26】 第2のレンズ素子が複数のレンズを含
    む、請求項14記載の照明具。
  27. 【請求項27】 前記光源の近くに配置され、かつ前記
    光ビーム内へのおよび光ビームから外への移動のための
    少なくとも1つの移動可能なフィルタ素子を有する色フ
    ィルタ装置を更に含み、前記色フィルタ素子の像が前記
    開口絞りに創られる、請求項14記載の照明具。
  28. 【請求項28】 移動可能なフィルタ素子が、モータを
    用いて並進させられる、請求項27記載の照明具。
  29. 【請求項29】 色フィルタ装置が3個の色フィルタ素
    子を含む、請求項27記載の照明具。
  30. 【請求項30】 前記光源の近くに配置され、かつ前記
    光ビーム内へのおよび光ビームから外への移動のための
    少なくとも1つの移動可能な素子を有する調光器装置を
    更に含み、前記調光器の像が前記開口絞りに創成され
    る、請求項14記載の照明具。
  31. 【請求項31】 移動可能な素子が、モータを用いて並
    進させられる、請求項30記載の照明具。
  32. 【請求項32】 照明を与えるための方法であって、 光ビームを投射する光源を与えるステップ、 少なくとも2つのレンズ素子を含みかつ開口絞りを有
    し、前記開口絞りに近接した位置に前記光源の像を形成
    する投射光学系を与えるステップ、 望ましい色濃度または光強度の投射光を与えるべく、光
    源の像によって占められる空間容積内における開口絞り
    内へ少なくとも1つの移動可能なフィルタ素子を移動さ
    せるステップを含む方法。
  33. 【請求項33】 移動可能なフィルタ素子が、上記移動
    可能な色フィルタ素子に接続されたモータ駆動装置を用
    いて移動させられる、請求項32記載の方法。
  34. 【請求項34】 1つの移動可能なフィルタ素子が色フ
    ィルタ素子である、請求項32記載の方法。
  35. 【請求項35】 1つの移動可能なフィルタ素子が調光
    器フィルタ素子である、請求項32記載の方法。
  36. 【請求項36】 1つの移動可能なフィルタ素子が拡散
    素子である、請求項32記載の方法。
  37. 【請求項37】 移動させるステップが、3つの相補的
    な色フィルタ素子を移動させることを含む、請求項32
    記載の方法。
  38. 【請求項38】 光源が、光ビームを指向させるための
    凹形反射器を含む、請求項32記載の方法。
  39. 【請求項39】 照明を与えるための方法であって、 光ビームを投射する光源を与えるステップ、 少なくとも2つのレンズ素子を含みかつ開口絞りを有
    し、前記開口絞りに近接した位置に前記光源の像を形成
    する投射光学系を与えるステップ、 少なくとも1つの移動可能なフィルタ素子を、望ましい
    色濃度または光強度の投射光を与えるべくフィルタ素子
    の実像が前記開口絞りに形成されるように、前記光源の
    近くの位置でビーム経路内へ移動させるステップを含む
    方法。
  40. 【請求項40】 移動可能なフィルタ素子が、上記移動
    可能な色フィルタ素子に接続されたモータ駆動装置を用
    いて移動させられる、請求項39記載の方法。
  41. 【請求項41】 1つの移動可能なフィルタ素子が色フ
    ィルタ素子である、請求項39記載の方法。
  42. 【請求項42】 1つの移動可能なフィルタ素子が調光
    器フィルタ素子である、請求項39記載の方法。
  43. 【請求項43】 移動させるステップが、3つの相補的
    な色フィルタ素子を移動させることを含む、請求項39
    記載の方法。
  44. 【請求項44】 光源が、光ビームを指向させるための
    凹形反射器を含む、請求項39記載の方法。
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