JP2002050111A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク記録再生装置

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JP2002050111A JP2000231259A JP2000231259A JP2002050111A JP 2002050111 A JP2002050111 A JP 2002050111A JP 2000231259 A JP2000231259 A JP 2000231259A JP 2000231259 A JP2000231259 A JP 2000231259A JP 2002050111 A JP2002050111 A JP 2002050111A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学式ピックアップより照射されるレーザー
によってディスクに信号を記録することが出来る光ディ
スク記録再生装置に関する。 【解決手段】 記録信号が一時的に記憶されるバッファ
用RAMに記憶されている信号の量を検出することによ
ってディスク1への記録中断再開動作を行うように構成
され、且つ外部の周辺機器とデータバスによって接続さ
れているホスト機器によって動作が制御されるべく接続
されている光ディスク記録再生装置において、ディスク
1への信号の記録動作中にホスト機器からの記録信号の
出力動作が所定時間行われないとき、光ディスク記録再
生装置に出力完了したデータ及び残存データに関する情
報をホスト機器にて記憶するとともにディスク1に記録
したデータに関する情報を光ディスク記録再生装置に組
み込まれている不揮発性メモリー14にて記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学式ピックアッ
プに組み込まれているレーザー素子より照射される光ビ
ームによってディスクに信号を記録するとともに光ビー
ムによってディスクに記録されている信号の再生動作を
行うように構成された光ディスク記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光学式ピックアップを用いてディスクに
記録されている信号の読み出し動作を行うディスクプレ
ーヤーが普及しているが、最近では、再生機能に加えて
光学式ピックアップに組み込まれているレーザー素子よ
り照射される光ビームによってディスクに信号を記録す
ることが出来るように構成された光ディスク記録再生装
置が商品化されている。
【0003】また、斯かる光ディスク記録再生装置は、
ホスト機器であるコンピューター装置と接続されて使用
されることが多いが、斯かるホスト機器は、データバス
によって多くの周辺機器と接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光ディスク記録再生装
置では、ホスト機器であるコンピューター装置側からの
記録命令に従って信号の記録動作を行うように構成され
ているが、斯かる記録動作はディスクに記録する信号を
一旦バッファ用RAMに記憶させ、該バッファ用RAM
に記憶されている信号を読み出すことによってディスク
へ信号の記録動作を行うように構成されている。
【0005】ディスクへの信号の記録動作が正常に行わ
れている状態では、コンピューター装置より出力される
記録信号のバッファ用RAMへの書き込み動作及び該バ
ッファ用RAMからの信号の読み出し動作、そして読み
出された信号のディスクへの記録動作が記録信号の量や
ディスクへの記録状況に対応して行われる。
【0006】信号の記録動作を行っている状態におい
て、バッファ用RAMに記憶されている記録信号の量が
不足するとディスクへの信号の記録動作が行えない状
態、所謂バッファアンダーランと呼ばれる状況になる。
斯かる問題を解決する方法として、バッフア用RAMに
記憶されている記録信号の量が所定値、即ち中断設定値
以下になると、ディスクへの記録動作を一旦停止させ、
バッフア用RAMに記憶されている記録信号の量が所定
値、即ち再開設定値より多くなったとき、ディスクへの
記録動作を再開させるようにした技術が開発されてい
る。
【0007】また、ホスト機器より光ディスク記録再生
装置に対して出力される記録信号の量が不足するとバッ
ファアンダーランと呼ばれる状況になり、ディスクへの
信号の記録動作が中断されるが、斯かる状態において何
等かの異常により記録信号の出力動作が長時間行われな
い場合には、ホスト機器はエラーとして処理するように
構成されている。斯かるエラー処理が行われると、光デ
ィスク記録再生装置の記録動作も中止されるため、それ
までディスクに記録されていた信号が無駄になるだけで
なく、追記型のディスクに信号を記録している場合に
は、ディスクが使用不可になるという問題がある。
【0008】本発明は、斯かる問題を解決することが出
来る光ディスク記録再生装置を提供しようとするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録信号が一
時的に記憶されるバッファ用RAMに記憶されている信
号の量がディスクへの記録動作を行っているとき中断設
定値以下になるとディスクへの記録動作を中断させると
ともに該バッファ用RAMに記憶されている信号の量が
再開設定値まで増加したとき記録動作を再開させるよう
に構成され、且つ外部の周辺機器とデータバスによって
接続されているホスト機器によって動作が制御されるべ
く接続されている光ディスク記録再生装置において、デ
ィスクへの信号の記録動作中にホスト機器からの記録信
号の出力動作が所定時間行われないとき、光ディスク記
録再生装置に出力完了したデータ及び残存データに関す
る情報をホスト機器にて記憶するとともにディスクに記
録したデータに関する情報を光ディスク記録再生装置に
組み込まれている不揮発性メモリーに記憶するように構
成されている。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る光ディスク記録再生装置
の一実施例を示すブロック回路図である。同図におい
て、1はスピンドルモーター(図示せず)によって回転
駆動されるターンテーブル(図示せず)に載置されるデ
ィスクであり、該ターンテーブルの回転により回転駆動
されるように構成されている。また。前記ディスク1に
は、位置情報データがウォブルと呼ばれる溝によって記
録されており、この溝より得られるウォブル信号に基づ
いて信号の記録再生動作が行われるように構成されてい
る。2はディスク1に光ビームを照射させるレーザー素
子(図示せず)及び該レーザー素子より照射される光ビ
ームのレベルをモニターするモニター用ダイオードが組
み込まれているとともにディスク1の信号面より反射さ
れる光ビームを受ける光検出器が組み込まれている光学
式ピックアップであり、ピックアップ送り用モーター
(図示せず)によってディスク1の径方向に移動せしめ
られるように構成されている。
【0011】3は前記光学式ピックアップ2に組み込ま
れている光検出器から得られるRF信号を増幅するとと
もに波形成形するRF信号増幅回路、4は前記RF信号
増幅回路3を介して得られる信号に基づいて前記光学式
ピックアップ2より出力される光ビームをディスク1の
信号面に合焦させるフォーカシング制御動作及び該光ビ
ームを前記信号面の信号トラックに追従させるトラッキ
ング制御動作を行うピックアップ制御回路であり、フォ
ーカスサーボ回路及びトラッキングサーボ回路が組み込
まれている。
【0012】5は前記RF信号増幅回路3より出力され
る信号のデジタル信号処理を行うとともに各種信号の復
調動作を行うデジタル信号処理回路、6は前記デジタル
信号処理回路5にて信号処理されたデジタル信号が入力
される信号再生用回路であり、ディスク1に記録されて
いる情報がオーディオ信号である場合には、アナログ信
号に変換した後増幅器等に出力し、コンピューターソフ
トのようなデータ信号の場合にはデジタル信号のままホ
スト機器として設けられているコンピューター装置7に
出力する作用を成すものである。
【0013】8は前記デジタル信号処理回路5により復
調された信号が入力されるとともに前記コンピューター
装置7から出力される命令信号に応じて種々な制御動作
を行うシステム制御回路である。9はテスト信号や情報
信号等の記録信号が入力されるとともにその信号に対応
させてレーザー駆動回路10によるレーザーの照射動作
を制御することによってデータ信号等を前記ディスク1
に記録させる信号記録用回路である。
【0014】11はディスク1に記録される信号が一旦
記憶されるバッファ用RAMであり、前記コンピュータ
ー装置7より出力される信号が書き込まれるとともにシ
ステム制御回路8の制御動作によって信号の記憶動作及
び読み出し動作が制御されるように構成されている。そ
して、前記バッファ用RAM11へ記憶された信号は、
ディスク1に記録するべく読み出された後も記憶保持さ
れた状態にあり、その後コンピューター装置7より出力
される新しい信号がその位置に記憶されることによって
順次上書き消去されるように構成されている。12は前
記システム制御回路8によって動作が制御されるスピン
ドルモーター駆動回路であり、ディスク1を回転駆動さ
せるスピンドルモーターを回転駆動制御する作用を有し
ている。
【0015】また、前記コンピューター装置7はデータ
バス13によってプリンターやスキャナー等の周辺機器
と接続されており、周辺機器に異常が発生した場合に
は、リセット動作を行うように構成されている。14は
システム制御回路8によって動作が制御されるとともに
記録中断に伴う処理動作を行うとき記録再開を行うため
に必要な情報データが記憶される不揮発性メモリーであ
る。
【0016】斯かる構成において、ディスク1への信号
の記録動作時、バッファ用RAM11にはコンピュータ
ー装置7から出力される信号が記憶され、その記憶され
ている信号の読み出し動作を制御することによってディ
スク1への信号の記録動作を制御するように構成されて
いる。そして、ディスク1への信号の記録動作が中断さ
れた後、再度記録動作を再開させる場合には、前記バッ
ファ用RAM11に記憶保持されている信号とディスク
1に中断前に記録された信号との比較動作を行い、中断
前に記録されていた信号に連続して信号が記録されるよ
うに、即ちシームレスと呼ばれる方式にて信号が記録さ
れるように構成されている。
【0017】また、ディスク1への信号の記録動作が行
われている間、システム制御回路8内に設けられている
メモリー回路に正常記録動作が行われた位置の最終アド
レスが記憶されるように構成されている。記録動作時に
バッフア用RAM11に記憶されている記録信号の量が
不足するバッファアンダーラン状態になり、記録動作が
中断された場合には、前記メモリー回路に記憶されてい
る最終アドレスに基づいて中断した位置より信号をシー
ムレスにて記録動作を行うことが出来るように構成され
ている。
【0018】以上の如く、本発明に係る光ディスク記録
再生装置は構成されているが、次に斯様に構成された回
路における再生動作について説明する。コンピューター
装置7よりドライブ装置を構成するシステム制御回路8
に対して再生動作を行うための命令信号が出力される
と、該システム制御回路8による再生動作のための制御
動作が開始される。斯かる再生動作が行われる場合に
は、光学式ピックアップ2に組み込まれているレーザー
素子には、信号の読み出し動作を行うためのレーザー出
力が得られる駆動電流がレーザー駆動回路10より供給
されるように設定されている。
【0019】斯かる再生動作のための制御動作が開始さ
れると、スピンドルモーター駆動回路12によるスピン
ドルモーターの回転制御動作が行われるが、斯かるスピ
ンドルモーターの回転制御動作は、ウォブル信号をデコ
ードして得られる同期信号と基準信号生成回路(図示せ
ず)より出力される基準信号とを比較することによりデ
ィスク1を線速度一定にて回転駆動するように行われ
る。斯かる制御動作は、後述する信号の記録動作時にも
同様に行われる。
【0020】スピンドルモーターの回転制御動作は、以
上の如く行われるが、信号の読み出し動作を行う光学式
ピックアップ2では、フォーカシング制御動作及びトラ
ッキング制御動作が開始されて該光学式ピックアップ2
によるディスク1からの信号の読み出し動作が開始され
るが、再生動作に先だってディスク1の最初のセッショ
ンを構成するリードイン領域に記録されているTOCデ
ータの読み出し動作が行われる。
【0021】ディスク1に記録されている最初のセッシ
ョンの信号記録領域に記録されている信号の読み出し再
生動作は、リードイン領域に記録されているTOCデー
タに基づいて行われることになる。前記光学式ピックア
ップ2によって読み出された信号は、RF信号増幅回路
3を通して増幅及び波形成形された後デジタル信号処理
回路5に入力されて信号の復調動作が行われる。前記デ
ジタル信号処理回路5により信号処理が行われて情報デ
ータが抽出されると、該情報データは誤り訂正等の信号
処理が行われた後、信号再生用回路6に印加される。
【0022】そして、前記信号再生用回路6は、ディス
ク1から読み出された情報データがオーディオ信号であ
る場合には、アナログ信号に変換した後増幅器等に出力
し、コンピューターソフトのようなデータ信号の場合に
はデジタル信号のままコンピューター装置7に出力する
ことになる。
【0023】以上に説明したように本実施例における再
生動作は行われるが、次にディスク1への信号の記録動
作について説明する。
【0024】ディスク1に信号を記録する動作は、まず
ディスク1に設けられている試し書き領域にテスト信号
を記録することによってディスク1の特性に最も適した
レーザー出力を設定するための動作から開始される。斯
かる設定動作は、レーザー出力を変化させながらテスト
信号を記録するとともにその記録された信号を再生する
ことにより行われる。
【0025】斯かるレーザー出力の設定動作が行われる
と、ディスク1のバッファと呼ばれる領域に記録されて
いる情報データ、即ち信号記録領域に記録されている信
号の位置情報等を読み出す動作が行われる。そして、こ
のようにして読み出された情報データに基づいてディス
ク1に設けられている信号記録領域にデータ信号の記録
動作が可能であるか、また、記録動作を行う位置は何処
か等の認識動作が行われる。
【0026】斯かる認識処理動作が終了すると、光学式
ピックアップ2をディスク1上の記録動作を開始する位
置まで移動させるとともにバッファ用RAM11への記
録信号の書き込み動作が行われる。前記バッファ用RA
M11への信号の書き込み動作が行われと、該バッファ
用RAM11に記憶される信号の記憶量が次第に上昇す
ることになる。その記憶量が所定量を越えると、前記バ
ッファ用RAM11に記憶されている信号を読み出し、
その読み出された信号を前記信号記録用回路9に入力せ
しめる。その結果、前記信号記録用回路9によるレーザ
ー駆動回路10の制御動作が行われ、ディスク1に信号
が記録されることになる。
【0027】斯かる動作によってディスク1への信号の
記録動作は行われるが、前記バッファ用RAM11への
信号の書き込み動作は、該バッファ用RAM11からの
信号の読み出し動作に応じて行われるように構成されて
いる。そして、記録動作が正常に行われている状態で
は、ディスク1への信号の記録動作が行われる毎にその
位置を示すアドレス、即ち最終アドレスをメモリー回路
に記憶する動作が行われている。
【0028】そして、ディスク1への信号の記録動作を
行っている状態において、コンピューター装置7より出
力されてバッファ用RAM11に書き込まれる信号の量
がディスク1に記録されるために読み出される信号の量
に比較して少なくなると、該バッファ用RAM11に記
憶されている記録信号の量が次第に減少することにな
る。前記バッファ用RAM11に記憶されている記録信
号の量が減少して所定の量になると、即ち、バッファア
ンダーラン状態になると、ディスク1への記録動作を中
断させる制御動作が行われる。斯かる中断動作が行われ
ると、前記バッファ用RAM11からの信号の読み出し
動作も中断されることになる。
【0029】斯かる状態において、コンピューター装置
7より記録信号が出力されると、その記録信号を前記バ
ッファ用RAM11に書き込む制御動作が行われること
になり、該バッファ用RAM11に記憶されている記録
信号の量が次第に増加することになる。前記バッファ用
RAM11に記憶されている記録信号の量が増加し、そ
の量が所定量に達すると、記録動作を再開させるための
制御動作が行われる。
【0030】斯かる記録再開動作は、まず、光学式ピッ
クアップ2を記録動作を開始させる位置、即ち記録動作
を中断した位置より後退させた位置に変位させた後、そ
の位置より再生動作を行うことより行われる。記録を中
断させた位置は、正常記録動作が行われる毎にメモリー
回路に記憶されている最終アドレスより容易に認知する
ことが出来るとともに光学式ピックアップ2を所望の位
置に移動させることが出来る。
【0031】斯かる再生動作によって再生される信号
は、記録動作を中断させる直前に記録されていた信号で
あり、斯かる再生信号と前記バッファ用RAM11に記
憶保持されている信号との比較動作を行う。斯かる比較
動作によって、両者が同一信号であると判定された場合
には、前記バッファ用RAM11に記憶されているとと
もに前述した比較動作の対象となった信号に続けて記憶
されている信号の読み出し動作が行われるとともにその
信号が信号記録用回路9に入力されてディスク1への信
号の記録動作が開始される。前述した動作によって信号
のディスク1への記録中断動作及び記録再開動作を行う
ことが出来、斯かる動作を行うことによってディスク1
には、記録動作を中断させたにも関わらず信号を連続し
て記録する動作、所謂シームレス記録動作を行うことが
出来る。
【0032】ディスク1への信号の記録動作を行ってい
る状態において、コンピューター装置7より出力される
記録信号が不足すると前述したようにディスク1への信
号の記録動作を一旦中断させ、コンピューター装置7よ
り出力される記録信号がバッファ用RAM11に記憶さ
れてその量が所定量に達するとディスク1への記録動作
が再開されるが、記録動作が中断された状態において、
データバス13を介して接続されている周辺機器等の影
響によってコンピューター装置7より記録信号が所定時
間以上出力されなくなった場合について説明する。
【0033】所定時間以上コンピューター装置7よりバ
ッファ用RAMに対して記録信号が出力されなかった場
合には、コンピューター装置7が異常と判断し、エラー
処理を開始する、コンピューター装置7においては、そ
れまでバッファ用RAM11に対して出力を完了したデ
ータと記録するべき信号の中でまだ出力していないデー
タ、即ち残存データに関する情報を記憶保持する処理動
作を行う。
【0034】一方、光ディスク記録再生装置側では、デ
ィスク1への信号の記録中断時にメモリー回路に記憶さ
れていたディスク1に記録したデータに関する情報を不
揮発性メモリー14に記憶保持させる処理動作を行う。
斯かるディスク1に記録したデータに関する情報を不揮
発性メモリー14にて記憶保持する処理動作は、前述し
たバッファアンダーランと呼ばれる状態が発生したとき
に行われる記録の中断動作と同一である。
【0035】前述した処理動作、即ちそれまでバッファ
用RAM11に対して出力を完了したデータと記録する
べき信号の中でまだ出力していない残存データに関する
情報を記憶保持する処理動作及びディスク1に記録した
データに関する情報を不揮発性メモリー14にて記憶保
持する処理動作を行った後コンピューター装置7による
エラー処理動作が行われる。
【0036】ディスク1への信号の記録動作を行ってい
る状態において、記録信号がコンピューター装置7より
長時間出力されなかった場合には、前述したエラー処理
動作が行われるが、異常の原因を改善した後ディスク1
への記録動作を再開させる場合の動作について説明す
る。
【0037】コンピューター装置7の再立ち上げ動作又
はリセット動作等のリセット処理動作を行うと、コンピ
ューター装置7より光ディスク記録再生装置に対する認
識動作が行われる。斯かる認識動作が行われるとき、光
ディスク記録再生装置に組み込まれているシステム制御
回路8よりコンピューター装置7に対して記録信号の中
断によって記録動作が中断せしめられていることを報知
する信号が出力される。
【0038】斯かる信号がコンピューター装置7に入力
されると、該コンピューター装置7よりディスク1への
信号の記録動作を再開させるための処理動作が開始され
る。斯かる処理動作は、コンピューター装置7に記憶さ
れていた情報、即ちバッファ用RAM11に対して出力
を完了したデータと記録するべき信号の中でまだ出力し
ていない残存データに関する情報に基づいて残存データ
の出力準備を行い、その準備が完了したとき、バッフア
用RAM11への記録信号の出力動作及び光ディスク記
録再生装置における記録再開動作を開始させる制御動作
が行われる。斯かる記録再開動作は、不揮発性メモリー
14に記憶保持されているディスク1に記録したデータ
に関する情報を利用し、前述した記録中断再開動作と同
様にディスク1に記録済みの信号を再生するとともにそ
の再生された信号にバッファ用RAM11より読み出さ
れる信号が連続して記録されるように行われる。
【0039】斯かる動作が行われる結果、ディスク1へ
の記録動作中にコンピューター装置7より何等かの異常
によって記録信号が出力されなくなってもリセット処理
動作を行った後にディスク1に記録されていた信号に連
続するように残存データの記録動作を行うことがせ出来
る。
【0040】尚、本実施例では、通常の記録中断再開動
作を行う場合にディスク1の信号記録位置等の情報を記
憶するメモリー回路を不揮発性メモリー14とは別個に
設けたが、該不揮発性メモリー14によって兼用するこ
とは勿論可能である。また、不揮発性メモリー14によ
ってディスク1に記録したデータの情報を記憶するよう
にしたので、光ディスク記録再生装置の電源を遮断した
後でもディスク1を認識するようにすれば、中断された
信号に連続するように信号の記録動作を支障無く行うこ
とが出来る。
【0041】
【発明の効果】本発明は、記録信号が一時的に記憶され
るバッファ用RAMに記憶されている信号の量がディス
クへの記録動作を行っているとき中断設定値以下になる
とディスクへの記録動作を中断させるとともに該バッフ
ァ用RAMに記憶されている信号の量が再開設定値まで
増加したとき記録動作を再開させるように構成され、且
つ外部の周辺機器とデータバスによって接続されている
ホスト機器によって動作が制御されるべく接続されてい
る光ディスク記録再生装置において、ディスクへの信号
の記録動作中にホスト機器からの記録信号の出力動作が
所定時間行われないとき、光ディスク記録再生装置に出
力完了したデータ及び残存データに関する情報をホスト
機器にて記憶するとともにディスクに記録したデータに
関する情報を光ディスク記録再生装置に組み込まれてい
る不揮発性メモリーにて記憶するようにしたので、記録
再開動作を支障無く行うことが出来る。
【0042】また、本発明は、ホスト機器のリセット処
理が完了したとき、光ディスク記録再生装置よりホスト
機器に対して記録信号の出力中断によって記録動作が中
断したことを報知する信号を出力するようにしたので、
ホスト機器は記録中断動作が行われたことを認識するこ
とが出来る。
【0043】そして、本発明は、報知信号がホスト機器
に入力されたとき、該ホスト機器に記憶されている情報
に基づき残存データの出力準備を行い、その準備が完了
したとき光ディスク記録再生装置に対して記録を再開さ
せるための命令信号を出力するようにしたので、光ディ
スク記録再生装置の記録再開動作を円滑に行うことが出
来るまた、本発明は、ホスト機器からの命令信号が入力
されたとき、不揮発性メモリーに記憶されている情報に
基づいて前記ホスト機器より出力される残存データをデ
ィスクに記録されている信号に続けて記録するようにし
たので、光ディスク記録再生装置の電源遮断動作を行っ
ても中断前に記録されていた信号に続けて残存データの
記録動作を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施
例を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 光学式ピックアップ 4 ピックアップ制御回路 5 デジタル信号処理回路 7 コンピューター装置 8 システム制御回路 11 バッファ用RAM 13 データバス 14 不揮発性メモリー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録信号が一時的に記憶されるバッファ
    用RAMに記憶されている信号の量がディスクへの記録
    動作を行っているとき中断設定値以下になるとディスク
    への記録動作を中断させるとともに該バッファ用RAM
    に記憶されている信号の量が再開設定値まで増加したと
    き記録動作を再開させるように構成され、且つ外部の周
    辺機器とデータバスによって接続されているホスト機器
    によって動作が制御されるべく接続されている光ディス
    ク記録再生装置において、ディスクへの信号の記録動作
    中にホスト機器からの記録信号の出力動作が所定時間行
    われないとき、光ディスク記録再生装置に出力完了した
    データ及び残存データに関する情報をホスト機器にて記
    憶するとともにディスクに記録したデータに関する情報
    を光ディスク記録再生装置に組み込まれている不揮発性
    メモリーにて記憶するようにしたことを特徴とする光デ
    ィスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 ホスト機器のリセット処理が完了したと
    き、光ディスク記録再生装置よりホスト機器に対して記
    録信号の出力中断によって記録動作が中断したことを報
    知する信号を出力するようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の光ディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 報知信号がホスト機器に入力されたと
    き、該ホスト機器に記憶されている情報に基づき残存デ
    ータの出力準備を行い、その準備が完了したとき光ディ
    スク記録再生装置に対して記録再開のための命令信号を
    出力するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の
    光ディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】 ホスト機器からの命令信号が入力された
    とき、不揮発性メモリーに記憶されている情報に基づい
    て前記ホスト機器より出力される残存データをディスク
    に記録されている信号に続けて記録するようにしたこと
    を特徴とする請求項3に記載の光ディスク記録再生装
    置。
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