JP2002049821A - ポイント活用システム - Google Patents

ポイント活用システム

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JP2002049821A
JP2002049821A JP2000236620A JP2000236620A JP2002049821A JP 2002049821 A JP2002049821 A JP 2002049821A JP 2000236620 A JP2000236620 A JP 2000236620A JP 2000236620 A JP2000236620 A JP 2000236620A JP 2002049821 A JP2002049821 A JP 2002049821A
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JP2000236620A
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Masato Kino
正人 木野
Soudai Hiramatsu
相大 平松
Chikayuki Kino
親之 木野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】最低必要値に届かないか、又はエンティティが
望む特典には現有ポイントが不足する場合、本来は無駄
となる筈の有価値のポイントを活用可能なシステムを提
供する。 【解決手段】データ通信手段1は、エンティティEが委
託するポイントに係るポイントデータをモバイル(情報
端末装置)4から受信する。ゲーム提供手段2はモバイ
ル4における操作により遊戯可能なゲームを提供する。
ポイント増減手段3は、ポイントデータに係る委託ポイ
ントを、そのゲーム(所定事象)の結果に基づき増減し
てエンティティEに還元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンティティが所
定業者から付与される有価値のポイントを活用するシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】商品の販売者又は役務の提供者は、何ら
かの特典を享受できる有価値のポイントを商品の購入者
等に付与することで、そのポイントを増やすというモチ
ベーションを購入者に与えて商品の販売等を促進させて
いる。このようなポイントとしては、例えば、デパート
が購入者に対して付与するトレーディングポイントや、
航空会社が航空機の乗客に対して付与するマイレージポ
イントがある。これらのポイントが一定値になるとその
デパートでの買い物に際して割引されたり、その航空会
社の航空券と交換できるという特典がある。
【0003】しかし、このポイントは購入額に応じて付
与されるため、一定値に届くまでには一定額以上の購入
等が必要とされる。また、ポイントに有効期限が設けら
れており、この有効期限内にポイントが一定値に達しな
い場合には購入者等は特典を受けることができずそのポ
イントが無駄になってしまう。従って、有効期限内に特
典を受け得るポイントを獲得するほどに多くの商品の購
入等の予定がない消費者にとっては、そのポイントはも
らっても無意味であり、魅力が薄れる。また、商品の販
売者等にとっては、ポイント付与という戦略にもかかわ
らず小口の消費者を取り込むことができず、利益に結び
つきにくいという不都合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、最
低必要値に届かないか、又はエンティティが望む特典に
は現有ポイントが不足する場合、本来は無駄となる筈の
有価値のポイントを活用可能なシステムを提供すること
を解決課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明のポイント活用システムは、前記エンティティ
が、委託する前記ポイントに係るポイントデータを情報
端末装置から受信するデータ通信手段と、該データ通信
手段により受信された該ポイントデータに係る該ポイン
トを、所定事象の結果に基づき増減して該エンティティ
に還元するポイント増減手段とを備えていることを特徴
とする(請求項1記載の発明)。
【0006】ここで「エンティティ」とは、所定業者か
ら邑勝ちのポイントが付与されるところの主体を意味す
る。エンティティは情報端末装置からポイントデータを
本システムのデータ通信手段に送信することで、そのポ
イントデータに係るポイントを、ポイント増減手段によ
る増減に託して増加させる機会が得られる。こうしてエ
ンティティにはわずかなポイントを大きく増やす機会が
与えられ、エンティティにおいてこのポイントを獲得し
ようとするモチベーションが高まる。また、このポイン
トは、所定業者が業務を促進させるためにエンティティ
に対して付与されたものなので、ポイントが減少すると
してもエンティティが本システムの利用を躊躇すること
はなく、積極的に利用すると期待される。従って、所定
業者は、正規に付与されるポイントだけでは特典を享受
できないような小口のエンティティをも確実に顧客とし
て取り込めるものと期待される。
【0007】前記データ通信手段は前記エンティティに
よる前記所定事象の予想に係る予想データと、該所定事
象の結果に係る結果データとを受信し、前記ポイント増
減手段は該データ通信手段により受信された該予想デー
タに係る該所定事象の予想と、該結果データに係る該所
定事象の結果とが一致する場合又は誤差が所定値以下の
場合、前記ポイントを増大させることが好ましい(請求
項2記載の発明)。
【0008】また、前記ポイント増減手段は前記予想デ
ータに係る前記所定事象の予想と、前記結果データに係
る該所定事象の結果とが相違する場合又は誤差が前記所
定値より大きい場合、前記ポイントを減少させることが
好ましい(請求項3記載の発明)。
【0009】これらの態様とは別に、前記データ通信手
段が前記エンティティによる前記所定事象の予想と、該
所定事象の結果とが一致する旨のデータ又は誤差が所定
値以下である旨のデータを受信した場合、前記ポイント
増減手段は前記ポイントを増大させることが好ましい
(請求項4記載の発明)。
【0010】また、前記データ通信手段が前記エンティ
ティによる前記所定事象の予想と、該所定事象の結果と
が相違する旨のデータ又は誤差が前記所定値より大きい
旨のデータを受信した場合、前記ポイント増減手段は前
記ポイントを減少させることが好ましい(請求項5記載
の発明)。
【0011】前記構成のシステムによれば、エンティテ
ィによる所定事象の予想と、その所定事象の結果とが一
致するか否か、誤差が所定値以下か否かに応じてポイン
ト増減手段によりポイントが増大又は減少される。従っ
て、エンティティは所定事象の予想を通じてポイントが
増大又は減少される機会を得ることができる。そして、
ポイントが増大されるかもしれないという期待を助長
し、このポイントを獲得しようとするモチベーションを
高めることができる。
【0012】前記所定事象の結果は前記エンティティに
よる情報端末装置の操作により影響されることが好まし
い(請求項6記載の発明)。
【0013】この場合、エンティティは情報端末装置を
自ら操作することで所定事象の結果に影響を及ぼし、ポ
イントが増大又は減少される確率をさらに変動させるこ
とができる。従って、エンティティにおいてポイントが
増大されるかもしれないというエンティティの期待を一
層助長し、ひいてはポイントを獲得しようとするモチベ
ーションを向上させることができる。
【0014】また、前記所定事象は前記エンティティに
よる予想の当否、又は誤差の大小により勝敗が決する予
想ゲームであることが好ましい(請求項7記載の発
明)。
【0015】この場合、本システムの利用そのものに娯
楽性を持たせることができ、エンティティが本システム
の利用のため、ポイントを獲得しようとするモチベーシ
ョンを向上させることができる。
【0016】前記データ通信手段は前記エンティティに
よる情報端末装置の操作により影響される前記所定事象
の結果に係る結果データと、該結果の所定要件に係る要
件データとを受信し、前記ポイント増減手段は該データ
通信手段により受信された該結果データに係る該所定事
象の結果が、該基準データに係る該所定要件を満たす場
合、前記ポイントを増大させることが好ましい(請求項
8記載の発明)。
【0017】前記ポイント増減手段は、前記結果データ
に係る前記所定事象の結果が、前記要件データに係る前
記所定要件を満たさない場合、前記ポイントを減少させ
ることが好ましい(請求項9記載の発明)。
【0018】前記データ通信手段が前記エンティティに
よる情報端末装置の操作により影響される前記所定事象
の結果が、所定要件を満たす旨のデータを受信した場
合、前記ポイント増減手段は前記ポイントを増大させる
ことが好ましい(請求項10記載の発明)。
【0019】前記データ通信手段は前記エンティティに
よる前記所定事象の結果が、前記所定要件を満たさない
旨のデータを受信した場合、前記ポイント増減手段は前
記ポイントを減少させることが好ましい(請求項11記
載の発明)。
【0020】前記構成のシステムによれば、所定事象の
結果が所定要件を満たすか否かに応じてポイント増減手
段によりポイントが増大又は減少される。また、所定事
象の結果はエンティティによる情報端末装置の操作によ
り影響を受ける。従って、エンティティは情報端末装置
の操作を通じてポイントが増大又は減少される確率を自
ら変動させることができる。そして、エンティティにお
いてポイントが増大されるかもしれないという期待を助
長し、このポイントを獲得しようとするモチベーション
を高めることができる。
【0021】前記所定事象は前記エンティティと現実又
は架空の相手との間で勝敗を競う対戦型ゲームであり、
前記所定事象の結果が前記所定要件を満たすか否かは該
ゲームの勝敗により決定されることが好ましい(請求項
12記載の発明)。
【0022】この場合、本システムの利用そのものに娯
楽性を持たせることができ、エンティティが本システム
の利用のため、ポイントを獲得しようとするモチベーシ
ョンを向上させることができる。
【0023】前記ゲームは複数の前記エンティティが参
加して行われることが好ましい(請求項13記載の発
明)。
【0024】これにより多くのエンティティがゲームに
参加して楽しむことができるため、本システムの魅力を
さらに向上させることができる。
【0025】前記ポイント増減手段は前記ポイントが増
大される確率が低いほど該ポイントを増大させる度数を
増大させるか、又は増大率を大きくすることが好ましい
(請求項14記載の発明)。
【0026】この場合、所有ポイントが一気に大きく増
大される可能性があるため、エンティティが本システム
に大きな魅力を感じ、本システムの利用が促進されると
期待できる。
【0027】前記所定事象が複数種類存在し、前記エン
ティティによる情報端末装置の操作により該複数種類の
所定事象の中から一の所定事象が選択されることが好ま
しい(請求項15記載の発明)。
【0028】この場合、エンティティは情報端末装置の
操作によりポイントの増減に係る所定事象の種類を嗜好
に従って選択することができるので、本システムがバリ
エーションに富んだものとなり、その魅力が向上すると
期待できる。
【0029】前記エンティティによる情報端末装置の操
作により選択可能な前記所定事象の種類が、前記エンテ
ィティの属性に応じて規定されていることが好ましい
(請求項16記載の発明)。
【0030】この場合、エンティティの属性に応じて適
切な種類の所定事象が提供されるため、本システムが社
会の一般的な道徳的観念に反するような事態を防止する
ことができる。
【0031】前記データ通信手段は前記エンティティが
操作する情報端末装置に対し、前記所定事象又は前記ポ
イントの変動を表示させるべく画像データを送信するこ
とが好ましい(請求項17記載の発明)。
【0032】この場合、エンティティは情報端末装置を
通じて所定事象又はポイントの変動を時々刻々視覚的に
把握することができ、本システムの利用に魅力を感じ、
さらにポイントを獲得しようとするモチベーションを向
上させることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明のポイント活用システムの
実施形態について図面を用いて説明する。図1は本実施
形態のポイント活用システムの構成説明図であり、図2
はエンティティのモバイルに表示される画面の説明図で
ある。
【0034】図1に示すシステムは、ネットワークを通
じて後述する種々のデータを送受信するデータ通信手段
1と、インターネット上のゲームサイトに「ルーレッ
ト」、「スロット」、「競馬」等の複数のゲームを提供
するゲーム提供手段2と、ゲーム提供手段2により提供
されるゲーム(所定事象)の結果に応じてマイレージポ
イント等の有価値のポイントを増減させるポイント増減
手段3とを備えている。本実施形態のシステムでは、複
数のエンティティEと、デパートや航空会社等の所定業
者Fとが当事者として含まれる。エンティティEは携帯
電話、PHS等の画像表示機能を有するモバイル(本発
明の「情報端末装置」)4を有している。所定業者Fは
ポイント管理システム5を有している。
【0035】前記構成のシステムにより増減されるポイ
ントは、一定値になると商品等との交換が可能な有価値
のものであり、エンティティEが所定業者Fから商品を
購入するとき、役務を享受するとき、その他所定業者F
の利益に結びつく行為をエンティティEが行ったときに
エンティティEに付与される。このとき、所定業者Fの
ポイント管理システム5によって、エンティティEがそ
れぞれどれだけのポイントを有しているかが、そのエン
ティティEに割り当てられたIDナンバーとともに記憶
される。
【0036】エンティティEがそのモバイル4を操作し
て所定業者Fのポイント管理システム5により開設され
ている所定業者F又は所定業者Fにリンクされたホーム
ページにアクセスし、自己に予め割り当てられたIDナ
ンバーを入力する。このとき、図2(a)に示すように
モバイル4のディスプレイには「5000ポイントで
A、8000ポイントでB、・・」と所有ポイントがい
くらになればその所定業者Fからどのような特典が得ら
れるかが表示される。また、「現在のポイント600
0」と、ポイント管理システム5に記憶されているエン
ティティEの所有ポイントが表示される。さらに、「カ
ジノサロンでプレー」という選択肢が表示される。な
お、ここでA、B、C、・・で表されている特典は、商
品券や旅券等との交換、次回以降の購入の際の値引き
等、エンティティEが魅力を感じるようなあらゆる形態
であってよい。
【0037】ここで、エンティティEがその所有ポイン
ト「6000」の範囲内で特典を得たい場合は、モバイ
ル4を操作して「5000ポイントでA」という項目を
選択・決定する。これにより、所定業者Fのポイント管
理システム5はエンティティEに当該特典Aを付与する
ための処理を実行する。この際、ポイント管理システム
5は、エンティティEの所有ポイント6000から50
00を減じた1000を新たなポイントとして記憶す
る。なお、所有ポイント6000の範囲を超えて例えば
「8000ポイントでB」という項目が選択・決定され
た場合、モバイル4のディスプレイには「エラー」等、
所有ポイントがその特典を得るには不足である旨が表示
される。
【0038】エンティティEがその所有ポイント「60
00」の範囲を超えて10000ポイントを所有してい
なければ得られない特典「C」を得たい場合は、モバイ
ル4を操作して「カジノサロンでプレー」という項目を
選択・決定する。これにより、モバイル4がゲームサイ
ト運営手段2によって運営されるゲームサイトにアクセ
ス状態となる。そして、モバイル4のディスプレイには
図2(b)に示すように「カジノサロンへようこそ!次
の中からお好きなゲームをお選び下さい。」と表示され
るとともに、「ルーレット」、「スロット」、「競馬」
等、そのゲームサイトで準備されているゲームの種類が
表示される。
【0039】なお、エンティティEの年齢に応じてゲー
ムサイトで準備されているゲームの種類が制限されても
よい。例えば、所定業者Fのホームページにアクセスす
る際に入力されたIDナンバーに基づいて所定業者Fの
サーバに記憶された生年月日の情報によりエンティティ
Eが幼年、少年であることが確認された場合は、ギャン
ブル性が高くよからぬ影響があると懸念されるゲーム
(「競馬」等)が省略された形でその他の種類のゲーム
のみがモバイル4のディスプレイに表示されてよい。こ
れにより、本システムが社会の一般的な道徳観念に反す
る事態を防止することができる。
【0040】ここで、エンティティEがモバイル4を操
作して「スロット」を選択・決定すると、その旨のデー
タがモバイル4からデータ通信手段1に送信される。こ
のとき、データ通信手段1からモバイル4に対し、その
ディスプレイに実際のスロットマシーンと同様の画像を
表示するように「画像データ」が送信される。これによ
り、モバイル4のディスプレイには図2(c)に示すよ
うに実際のスロットマシーンと同様、数字や記号が表示
される横並びの3つのボックスが表示される。また、ス
タートボタンと、各ボックスに対応するストップボタン
と、現在のポイントとが表示される。
【0041】エンティティEがモバイル4を操作してス
タートボタンを選択・決定すると、その旨がモバイル4
からデータ通信手段1に送信される。データ通信手段1
は、実際のスロットと同様に3つのボックスの数字が一
斉に変動する様子をモバイル4のディスプレイが表示す
るように画像データを送信する。そして、エンティティ
Eがモバイル4を操作して3つのストップボタンを順次
選択・決定していくと、モバイル4からデータ通信手段
1にエンティティEの操作タイミングを表すデータが送
信される。続いて、このデータに基づいて3つのボック
スに並ぶ数字等のデータがゲーム提供手段2により決定
される。
【0042】スロットを1回まわすごとに、すなわち、
エンティティEがモバイル4を操作してスタートボタン
を選択・決定するたびに、所有ポイントのうち例えば1
00ポイントがエンティティEの委託ポイントである旨
の「ポイントデータ」がモバイル4からデータ通信手段
1に送信される。この委託ポイントは、選択されたゲー
ムの種類に応じて自動的に決定されてもよく、エンティ
ティEの意思により1回ごとに自由に決定されてもよ
い。
【0043】ポイント増減手段3は、データ通信手段1
により受信されたポイントデータに係る委託ポイント
を、スロットゲームの結果に応じて増減させる。数字や
記号が3つそろって並んだときは、データ通信手段1が
その旨のデータ(所定事象の結果が所定要件を満たす旨
のデータ)をゲーム提供手段2から受信し、ポイント増
減手段3がその並んだ数字等に応じた所定の倍率で委託
ポイントを増大させる。一方、数字等が3つそろわなか
ったときは、データ通信手段1がその旨のデータ(所定
事象の結果が所定要件を満たさない旨のデータ)をゲー
ム提供手段2から受信し、委託ポイントを0に減少させ
る。この所定の倍率は、数字が3つ揃う確率が低いほど
大きく設定される。例えば3つのボックスの並ぶ数字が
「777」となる確率が「999」となる確率よりも低
ければ、委託ポイントが同じであっても前者の場合のほ
うが後者の場合よりもポイントが増大される倍率が大き
く設定されている。
【0044】こうしてポイント増減手段3により増減さ
れたポイントに係る「ポイントデータ」がデータ通信手
段1からモバイル4に送信される。そして、モバイル4
のディスプレイには増減されたポイントが表示される
(図2(c))。エンティティEがモバイル4のカジノ
サイトへのアクセス状態を解除すると、再び図2(a)
に示す画面がモバイル4のディスプレイに表示される。
エンティティEが首尾よくポイントを10000まで増
加させていれば、図2(a)に示す「10000ポイン
トでC」の項目を選択・決定することで、エンティティ
Eは所定業者Fから特典「C」を受けることができる。
このとき、データ通信手段1から所定業者Fのポイント
管理システム5に対し、増減された後のエンティティE
の所有ポイントに係る「ポイントデータ」が送信されて
いる。そして、このポイントデータに基づいて、所定業
者Fの情報端末装置によりエンティティEの所有ポイン
トが本当に10000に届いたか否かがチェックされ
る。従って、エンティティEが不正によりその所有ポイ
ントの範囲を超えた特典を受ける事態が防止される。
【0045】本システムによれば、所望の特典を享受す
るための一定値に満たない有価値のポイントを、ポイン
ト増減手段3による増減に託すことで当該一定値に増加
させる機会が得られる。わずかなポイントでも大きく増
やす機会が与えられることで、エンティティEにおいて
このポイントを獲得しようとするモチベーションが高ま
る。また、このポイントは、所定業者Fが業務を促進さ
せるためにエンティティEに対して付与されたものなの
で、ポイントが減少してもエンティティEが本システム
の利用を躊躇することはなく、積極的に利用すると考え
られる。従って、所定業者Fは、正規に付与されるポイ
ントだけでは特典を享受できないような小口のエンティ
ティEをも確実に顧客として取り込めるものと期待され
る。
【0046】また、エンティティEはモバイル4におい
てストップボタンの選択・決定タイミングを調節するこ
とでゲームの結果を変動させ、ポイントが増大又は減少
される確率を自ら変動させることができる。このため、
エンティティEがポイントを増大させることができると
いう期待を助長して、このポイントを獲得しようとする
モチベーションを高めることができる。また、モバイル
4におけるストップボタンの選択・決定の操作に娯楽性
があるので、本システムの利用を促進させることができ
る。
【0047】さらに、ポイント増減手段3は、ポイント
が増大される確率が低いほどポイントを増大させる倍率
を大きくしている。これにより所有ポイントが一気に大
きく増大される可能性があるため、エンティティEが本
システムに大きな魅力を感じ、本システムの利用が促進
されると期待できる。
【0048】また、エンティティEは、ゲーム提供手段
2により提供される複数のゲームから自分の嗜好に合っ
たゲームを選択することができる。このため、エンティ
ティEが退屈を覚えることなく本システムを利用するこ
とができ、本システムの利用を促進させるものと期待で
きる。
【0049】さらに、モバイル4のディスプレイではス
ロットマシンと同様に3つのボックスの中の数字等が変
動する。これにより、エンティティEは本物のスロット
マシンをやるときと同様のスリルと興奮を味わうことが
できるので、本システムの利用をさらに促進させること
ができる。
【0050】前記実施形態ではスロットゲーム(架空の
相手との対戦型ゲーム)が選択されたが、他の実施形態
として競馬ゲーム(予想ゲーム)の結果に基づいてポイ
ントが増減されてもよい。この実施形態ではエンティテ
ィEがモバイル4を操作し、どの馬が1着又は2着とな
るかという順位予想(所定事象の予想)に係る「予想デ
ータ」をデータ通信手段1に送信する。また、データ通
信手段1はこのゲームにおける馬の順位結果(所定事象
の結果)に係る「結果データ」をゲーム提供手段2から
受信する。そして、ポイント増減手段3は、予想データ
に係る順位予想と結果データに係る順位結果とが一致す
る場合、ポイントを増大させる。一方、ポイント増減手
段3は、予想データに係る順位予想と結果データに係る
順位結果とが相違する場合、ポイントを減少させる。
【0051】また、「シーズン終了時の・・選手の打
率」という事象に対し、エンティティEが「打率が++
になる」という予想をし、実際の結果に対するこの予想
の誤差が所定値以下である場合にポイントが増大され、
所定値より大きい場合にポイントが減少されるようにし
てもよい。さらに、「・・河の氷がいつとけるか」とい
う事象に対し、複数のエンティティEが「++までにと
ける」という予想をし、その予想が実際の結果に近かっ
た上位何名かのエンティティEのポイントが増大され、
その他のエンティティEのポイントが減少されるように
してもよい。
【0052】かかるシステムによれば、エンティティE
は競馬ゲームにおける馬の順位の予想に応じてポイント
が増減される確率を変動させることができる。このた
め、エンティティEにおいてポイントが増大されるかも
しれないという期待を助長し、このポイントを獲得しよ
うとするモチベーションを高めることができる。また、
ゲームの結果を予想すること自体に娯楽性があるので、
ポイントを獲得しようとするモチベーションが向上する
と考えられる。
【0053】前記実施形態ではゲームはスロットを模し
たものであり、架空の相手との対戦型ゲームであった
が、他の実施形態として例えば、対戦型の麻雀ゲーム
等、複数のエンティティが参加して勝敗を競い合う形式
の対戦型ゲームであってもよい。また、麻雀ゲームにあ
っては手作りが困難な役であがった場合ほど、ポイント
が増大される倍率が大きくされてよい。
【0054】前記実施形態ではモバイル4がアクセスし
たゲームサイトにおいてゲームが行われたが、他の実施
形態としてモバイル4に組み込まれたゲームプログラム
に基づくゲームがモバイル4の操作によって行われ、そ
のゲームの勝敗を示すデータ(所定事象の結果が所定要
件を満たすか否かを表すデータ)がデータ通信手段1に
送信され、そのデータに基づいてポイント増減手段3が
ポイントデータに係るポイントを増減させてもよい。
【0055】前記実施形態ではエンティティEが操作す
る情報端末装置としてモバイル4が利用されたが、他の
実施形態として各エンティティEが有するパソコンや、
所定場所に設置されたゲーム機等が利用されてもよい。
また、エンティティEが操作する情報端末装置の情報処
理能力に応じ、ゲーム画面の表示に要する情報処理能力
が考慮された上で選択できるゲームの種類が制限されて
もよい。
【0056】前記実施形態ではゲームサイト運営手段2
により運営されるゲームサイトでのゲームという架空の
事象の結果に基づいてポイントが増減されたが、他の実
施形態として株価の変動、天候の変動、サッカーの試合
の結果等、現実の事象の結果に基づいてポイントが増減
されてもよい。例えば、エンティティEはそのモバイル
4を操作して「S社の株価が本日終値で・・以上にな
る」という予想に係る予想データをデータ通信手段1に
送信する。また、データ通信手段1は図示しない情報提
供業者の情報端末装置から「S社の株価が本日終値で○
○になった」という結果に係る結果データを受信する。
そして、ポイント増減手段3は、予想データに係る予想
が結果データに係る結果と一致する場合はエンティティ
Eの委託ポイントを増大させ、相違する場合は減少させ
る。エンティティEは、自身でS社の株を所有していな
い限り、S社の株価がいかように変動しようともポイン
トの減少という損失を受けるにとどまる。従って、エン
ティティEは気楽に株価の予想をすることができ、本シ
ステムの利用が促進されると期待できる。また、エンテ
ィティEがいかなる予想をしようともその予想によって
株価が変動することはないので本システムの中立が確保
される。
【0057】なお、過去の株価変動データから「S社の
株価が本日終値で・・以上になる」という確率が低い場
合、エンティティEの委託ポイントが増大される確率も
低くなる。この場合、ポイントが増大される倍率が大き
く設定されることで、エンティティEは一気に大きく所
有ポイントを増加する可能性に魅力を覚え、本システム
の利用が促進されると期待できる。同様に、現実又は架
空の競馬において、過去のデータに基づくオッズに応じ
てポイントが増大されてもよく、現実又は架空のルーレ
ットゲームにおいて、予想された目が出にくい場合には
ポイントが増大される倍率が大きく設定されてもよい。
【0058】前記実施形態ではゲームの勝敗に応じてポ
イントが増大又は減少されたが、他の実施形態としてゲ
ームに勝ったらポイントが増大されるが、ゲームに負け
てもポイントが減少されることはないようにされてもよ
い。この場合、エンティティEはポイントの有効期限が
来るまではそのポイントを増大させるべく、本システム
を利用しつづけることができる。従って、本システムの
魅力を一層向上させ、エンティティEにおいてポイント
を獲得しようとするモチベーションを向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のポイント活用システムの構成説明
【図2】エンティティのモバイルに表示される画面の説
明図
【符号の説明】
1‥データ通信手段、3‥ポイント増減手段、4‥モバ
イル(情報端末装置)、E‥エンティティ、F‥所定業
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木野 親之 神奈川県横須賀市秋谷1丁目10番3号 Fターム(参考) 2C001 AA00 AA13 BB00 BB01 BD00 BD03 CB01 CB08 CC02 5B049 BB11 BB32 BB61 CC05 CC08 CC36 DD01 EE01 EE07 EE28 FF03 FF04 GG04 GG06 GG07

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンティティが、所定業者から付与される
    有価値のポイントを活用するシステムであって、前記エ
    ンティティが委託する前記ポイントに係るポイントデー
    タを受信するデータ通信手段と、該データ通信手段によ
    り受信された該ポイントデータに係る該ポイントを、所
    定事象の結果に基づき増減して該エンティティに還元す
    るポイント増減手段とを備えていることを特徴とするポ
    イント活用システム。
  2. 【請求項2】前記データ通信手段は前記エンティティに
    よる前記所定事象の予想に係る予想データと、該所定事
    象の結果に係る結果データとを受信し、 前記ポイント増減手段は該データ通信手段により受信さ
    れた該予想データに係る予想と、該結果データに係る結
    果とが一致する場合又は誤差が所定値以下の場合、前記
    ポイントを増大させることを特徴とする請求項1記載の
    ポイント活用システム。
  3. 【請求項3】前記ポイント増減手段は前記予想データに
    係る予想と、前記結果データに係る該結果とが相違する
    場合又は誤差が前記所定値より大きい場合、前記ポイン
    トを減少させることを特徴とする請求項2記載のポイン
    ト活用システム。
  4. 【請求項4】前記データ通信手段が前記エンティティに
    よる前記所定事象の予想と、該所定事象の結果とが一致
    する旨のデータ又は誤差が所定値以下である旨のデータ
    を受信した場合、前記ポイント増減手段は前記ポイント
    を増大させることを特徴とする請求項1記載のポイント
    活用システム。
  5. 【請求項5】前記データ通信手段が前記エンティティに
    よる前記所定事象の予想と、該所定事象の結果とが相違
    する旨のデータ又は誤差が前記所定値より大きい旨のデ
    ータを受信した場合、前記ポイント増減手段は前記ポイ
    ントを減少させることを特徴とする請求項4記載のポイ
    ント活用システム。
  6. 【請求項6】前記所定事象の結果は前記エンティティに
    よる情報端末装置の操作により影響されることを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれか1つに記載のポイント活
    用システム。
  7. 【請求項7】前記所定事象は前記エンティティによる予
    想の当否又は誤差の大小により勝敗が決する予想ゲーム
    であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つ
    に記載のポイント活用システム。
  8. 【請求項8】前記データ通信手段は前記エンティティに
    よる情報端末装置の操作により影響される前記所定事象
    の結果に係る結果データと、該結果の所定要件に係る要
    件データとを受信し、 前記ポイント増減手段は該データ通信手段により受信さ
    れた該結果データに係る該所定事象の結果が、該基準デ
    ータに係る該所定要件を満たす場合、前記ポイントを増
    大させることを特徴とする請求項1記載のポイント活用
    システム。
  9. 【請求項9】前記ポイント増減手段は、前記結果データ
    に係る前記所定事象の結果が、前記要件データに係る前
    記所定要件を満たさない場合、前記ポイントを減少させ
    ることを特徴とする請求項8記載のポイント活用システ
    ム。
  10. 【請求項10】前記データ通信手段が前記エンティティ
    による情報端末装置の操作により影響される前記所定事
    象の結果が、所定要件を満たす旨のデータを受信した場
    合、 前記ポイント増減手段は前記ポイントを増大させること
    を特徴とする請求項1記載のポイント活用システム。
  11. 【請求項11】前記データ通信手段は前記エンティティ
    による前記所定事象の結果が、前記所定要件を満たさな
    い旨のデータを受信した場合、 前記ポイント増減手段は前記ポイントを減少させること
    を特徴とする請求項10記載のポイント活用システム。
  12. 【請求項12】前記所定事象は前記エンティティと現実
    又は架空の相手との間で勝敗を競う対戦型ゲームであ
    り、前記所定事象の結果が前記所定要件を満たすか否か
    は該ゲームの勝敗により決定されることを特徴とする請
    求項8乃至11のいずれか1つに記載のポイント活用シ
    ステム。
  13. 【請求項13】前記ゲームは複数の前記エンティティが
    参加して行われることを特徴とする請求項7又は12記
    載のポイント活用システム。
  14. 【請求項14】前記ポイント増減手段は、前記ポイント
    が増大される確率が低いほど該ポイントを増大させる度
    数を増加させるか又は増大率を大きくすることを特徴と
    する請求項1乃至13のいずれか1つに記載のポイント
    活用システム。
  15. 【請求項15】前記所定事象が複数種類存在し、前記エ
    ンティティによる情報端末装置の操作により該複数種類
    の所定事象の中から一の所定事象が選択されることを特
    徴とする請求項1乃至14のいずれか1つに記載のポイ
    ント活用システム。
  16. 【請求項16】前記エンティティによる情報端末装置の
    操作により選択可能な前記所定事象の種類が、前記エン
    ティティの属性に応じて規定されていることを特徴とす
    る請求項15記載のポイント活用システム。
  17. 【請求項17】前記データ通信手段は前記エンティティ
    が操作する情報端末装置に対し、前記所定事象又は前記
    ポイントの変動を表示させるべく画像データを送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1つに記
    載のポイント活用システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012098850A (ja) * 2010-11-01 2012-05-24 Yamashina Makoto ポイントの管理方法、ポイントの管理用プログラム、ポイントの管理用プログラムを記録した記録媒体及びポイントの管理用サーバ
JP2017156814A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 Kddi株式会社 表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラム

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