JP2002049557A - 複合情報提供システム - Google Patents

複合情報提供システム

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JP2002049557A
JP2002049557A JP2000233755A JP2000233755A JP2002049557A JP 2002049557 A JP2002049557 A JP 2002049557A JP 2000233755 A JP2000233755 A JP 2000233755A JP 2000233755 A JP2000233755 A JP 2000233755A JP 2002049557 A JP2002049557 A JP 2002049557A
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Yoshiaki Sakai
嘉昭 酒井
Mataramu Purubo Muhammad
ムハマド・マタラム・プルボ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも位置情報を含む複合情報をユー
ザの希望する組み合わせ方で、しかもあらゆるユーザー
端末を対象として提供することができ、且つ情報源とな
るデータベースも他のブラウザ使用言語用に用意された
ものを共通の情報源として用いることができるようにせ
んとする。 【解決手段】 コンテンツ提供業者のサーバーであるコ
ンテンツサーバーからユーザー端末に至る通信経路の途
中に、複数のコンテンツサーバーから探し集めた情報を
位置情報を伴って複合させるとともに、当該複合情報を
ユーザー端末のブラウザ使用言語形式に変換するコンテ
ンツ管理機能を備え、変換後の情報を情報経路の下流側
に提供する情報複合サーバーを介在させたことを特徴と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されたユーザ端末からの情報検索指令に応えて、目的
対象の位置情報を含む複合情報を提供することができる
複合情報提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】さまざまなコンテンツをネットワークを
介してユーザ端末に提供するサービスの市場が急拡大し
ている。なかでも地図情報に関するコンテンツを提供す
るサービスは、その応用範囲の広さから注目を浴びてい
る。これらはインターネットに接続されたユーザ端末に
対して、インフォメーションプロバイダ(IP)と称さ
れるコンテンツ提供業者やこのコンテンツ提供業者から
情報供給を受けた二次使用業者が、ユーザ端末から入力
されたキーワードなどの検索情報を受け取って、そのキ
ーワードに該当或いは関連するコンテンツや地図情報を
探し出してユーザ端末に供給するというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような情報サービ
スは携帯電話の爆発的普及に伴って急拡大しているが、
そのサービスは携帯電話各社の携帯電話仕様に対応して
別々に提供されており、データベースの活用及びサービ
ス網の活用において多くの無駄を有している。これは各
社携帯電話のブラウザの使用言語がまちまちで共通性が
ない点に起因しているが、問題はこれにとどまらず、コ
ンテンツ供給元であるコンテンツサーバーに構築された
データベースも携帯電話各社仕様に準拠する必要から必
然的に共通性のないものとなるなどの問題も抱えてい
る。そして、ユーザ側から見たときには携帯電話によっ
て利用できないサービスがあり、またサービス提供者側
から見た場合には、サービス対象を他社の携帯電話の範
囲にまで広げようとしたとき、新たなブラウザ使用言語
に対応したデータベースを構築するざるを得ず、多大の
投資を覚悟せざるを得ないなど問題が多かった。
【0004】また従来の地図情報サービスには他の問題
点もある。地図情報サービスの中には、ユーザが検索情
報を入力すると、当該検索情報に該当する地図情報を表
示するとともに、当該地図情報に関連するコンテンツを
提供するサービスを行っている業者も存在するが、これ
ら情報の提供の仕方が硬直的でユーザのニーズに対応し
きれていないというのが実情である。例えばある業者が
地図情報と天気情報を抱き合わせにした情報サービスを
行っている場合、その情報サービスは限られたユーザに
とっては有益であるかもしれないが、他のユーザにとっ
ては有益でないばかりか無意味とすら言える場合があ
る。ユーザは他の情報との組み合わせを要望している場
合も多いからである。この要望に応えるには、サービス
対象となる携帯電話仕様毎に新たなデータベースを構築
する必要があり、多大の投資が必要となる、しかも情報
の更新にも対応せざるを得ないからデータベース維持費
用も莫大なものとなる。
【0005】ここでは携帯電話相互間のブラウザ使用言
語の差異に起因する問題として述べたが、ブラウザ使用
言語の差異は携帯電話相互間だけではなく携帯電話とパ
ソコンやPDA(携帯情報端末)と間、更にはパソコン
のOS相互間にもあり、前記問題はユーザ端末一般に共
通する問題といえる。
【0006】本発明はかかる現況に鑑みてなされたもの
であり、地図情報などの位置情報を含む複数の情報をユ
ーザの希望する組み合わせ方で、しかもあらゆるユーザ
端末を対象として提供することができ、且つ情報源とな
るデータベースも他のブラウザ使用言語用に用意された
ものを共通の情報源として用いることができるようにし
た複合情報提供システムを提案せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決し
た請求項1記載の発明は、表示機能を有するユーザ端末
からの情報検索指令を受けて、ネットワーク上に存在す
るコンテンツ提供業者のサーバーからユーザの要求する
情報を探し出してユーザ端末に提供する情報提供システ
ムにおいて、コンテンツ提供業者のサーバーであるコン
テンツサーバーからユーザ端末に至る通信経路の途中
に、複数のコンテンツサーバーから探し集めた情報を位
置情報を伴って複合させるとともに、当該複合情報をユ
ーザ端末のブラウザ使用言語形式に変換するコンテンツ
管理機能を備え、変換後の情報を情報経路の下流側に提
供する情報複合サーバーを介在させたことを特徴として
いる。
【0008】請求項2記載の発明は、コンテンツ管理機
能を実現する手段を規定したものであり、その内容は、
コンテンツ管理機能を実現する手段として、ユーザ端末
のブラウザ使用言語を特定する手段と、ユーザの要求に
応える複合情報を得るために必要となる複数のコンテン
ツサーバーを特定するとともにその複合態様を管理する
複合管理手段と、特定された複数のコンテンツサーバー
から前記複合情報の要素となる情報を探し出して各コン
テンツサーバーが本来サービス対象とするブラウザ使用
言語の形式で取り出す情報要素抽出手段と、取り出した
複数の情報要素を前記複合管理手段の管理下で位置情報
を伴った複合情報に編成する情報編成手段と、得られた
複合情報をユーザ端末のブラウザ使用言語の形式に変換
する手段とを設けたことを特徴としている。
【0009】このような構成の複合情報提供システムに
おいては、まずユーザ端末からキーワードなどの検索情
報が入力される。そして入力された検索情報が情報複合
サーバーに到達すると、情報複合サーバーはユーザ端末
のブラウザ使用言語を特定する。ついでユーザの要望に
応える複合情報を得るために必要となるコンテンツサー
バーが特定され、これらコンテンツサーバーが管理する
データベースを対象として前記検索情報に該当する情報
を探し出す。該当する情報要素を探し出せれば、これら
情報要素を組み合わせて位置情報(地図情報など目的対
象物の位置に関する情報)を伴った複合情報を編成した
のち、編成された複合情報をユーザ端末のブラウザ使用
言語に変換し、この変換後の複合情報をユーザ端末に提
供するというものである。
【0010】請求項2においては、コンテンツサーバー
から取り出した複数の情報要素は、まず複合編成を行
い、その後ユーザ端末のブラウザ使用言語の形式に変換
することとしているが、これに代えて、複数の情報要素
それぞれを、まずユーザ端末のブラウザ使用言語の形式
に変換し、その後複合編成するようにしてもよい。
【0011】ユーザ端末と情報複合サーバーとの通信経
路の途中に、ユーザ端末に対してインターネット環境或
いはネットワークからのデータ利用環境もしくはアプリ
ケーション利用環境を提供するサービスプロバイダが介
在するような形態に適用し、情報複合サーバーはこのサ
ービスプロバイダのサービス提供事業を支援する形でユ
ーザ端末に情報供給するようにしてもよい。
【0012】また情報複合サーバーとユーザ端末との間
にサービスプロバイダを介在させることなく、ユーザ端
末は情報複合サーバーに直接アクセスするようにしても
よい。
【0013】ブラウザ使用言語の区別とは、通常マーク
アップ言語の区別を意味している。
【0014】ユーザ端末のブラウザ使用言語への形式変
換に際してはXML形式を媒介することが好ましい。
【0015】ブラウザ使用言語の区別は、英語や日本語
などの国別、あるいは民族別に区別される言語であって
もよい。この国別、あるいは民族別言語による区別は、
前記マークアップ言語による区別と併用してもよいし、
或いは単独で区別してもよい。
【0016】サービスを提供するユーザ端末としては様
々なものが対象となるが、市場規模からすると携帯電話
が最も有望である。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明の詳細を図面に基づき
説明する。図1及び図2は本発明の概念を示している。
本発明は、図1に示すようにコンテンツサーバーAから
ユーザ端末Cに至る通信経路の途中に情報複合サーバー
Bを介在させ、この情報複合サーバーBにコンテンツ管
理機能Kを持たせている。コンテンツサーバーAはいわ
ゆるインフォメーションプロバイダ(IP)と称される
コンテンツ提供業者が管理するサーバーであり、コンテ
ンツサーバーAはそれぞれ独自のコンテンツA1を有し
ている。コンテンツとしては図2に示すように、レスト
ラン情報、駐車場情報、ゴルフ場情報、お天気情報など
種々のものが挙げられる。各コンテンツ提供業者は単一
のコンテンツだけを提供する場合もあるし、複数のコン
テンツを提供する場合もある。これらコンテンツはそれ
ぞれ特定のブラウザ使用言語用に作成されており、ある
ものはHTMLに対応しているがCTMLには対応して
いなかったりする。
【0018】ユーザ端末Cはインターネットに接続でき
且つ前記コンテンツサーバーAが提供するコンテンツA
1を再生でき、画像情報表示できる表示機能を有するも
のであれば特に制限はない。例えば携帯電話、PDA、
ノートパソコン、更にはディスクトップパソコンなどで
ある。これらユーザ端末Cに搭載されるブラウザ使用言
語はまちまちである。
【0019】情報複合サーバーは従来存在しなかったサ
ーバーであり、本発明において初めて設けられる装置で
ある。このサーバーはコンテンツ管理機能を有してい
る。コンテンツ管理機能とは、どのような情報を、どの
ように組み合わせて、且つどのように表現するか、を管
理する機能を指しており、このコンテンツ管理機能の管
理下で、前記複数のコンテンツサーバーから探し集めた
情報を位置情報を伴って複合させるとともに、当該複合
情報をユーザ端末のブラウザ使用言語形式に変換したう
え情報経路の下流側に提供する機能を備えている。ここ
で位置情報とは、目的対象物やそれにかかわる対象物の
存在位置を表す情報であり、例えば地図情報などが代表
的なものである。位置情報は緯度・経度で示される絶対
的な位置情報であってもよいし、他の基準となるものと
の相対的な位置関係を示すものであってもよい。ある適
合条件に合致するゴルフ場を検索する場合であれば、こ
のゴルフ場の所在地などがこの位置情報に該当する。
【0020】ここで情報経路の下流側に提供するという
意味は、その情報が最終的にユーザ端末に到達するよう
な対象に向かって情報を流すという意味である。これに
はユーザ端末との直接接続が含まれることはもちろんの
こと、その他、ユーザ端末と情報複合サーバーとの間に
他のプロバイダが単又は複数介在する場合も含まれる。
介在するプロバイダの例としてはユーザ端末にインター
ネット利用環境を提供するインターネットサービスプロ
バイダや、ユーザ端末にネットワークを通じたデータ利
用環境やアプリケーション利用環境を提供するサービス
プロバイダなどが挙げられる。
【0021】複合情報サーバーは、上記機能有するもの
であればその構成の詳細は問わないが、例えば次のよう
な手段の複合体として実現される。 ユーザ端末のブラウザ使用言語を特定する手段 この手段は、ユーザ端末のブラウザ使用言語に応じたコ
ンテンツを提供するために必要な手段である。複合情報
サーバーにユーザ端末が直接アクセスする場合には、ユ
ーザ端末からもたらされる情報に基づいて複合情報サー
バーが、ユーザ端末のブラウザ使用言語を特定すること
になる。一方、複合情報サーバーとユーザ端末との間に
他のサービスプロバイダが存在する場合などであって、
このサービスプロバイダが特定のユーザ端末のみを対象
としてサービスを行うプロバイダであることが予め分か
っている場合には、このサービスプロバイダの存在を特
定することで間接的にユーザ端末のブラウザ使用言語を
特定することができる。例えば携帯電話に用いられるブ
ラウザー使用言語には、CHTML(compact
HTML)、WAP(Wireless Applic
ation Protocol)と称されるWML(W
ireless Markup Language)や
HDML(Handheld Device Mark
up Language)などがあるが、これらは、携
帯電話をインターネットに接続する電話接続会社のサー
バーを特定することで区別することができる。これらは
接続時に取得される接続ルートの履歴情報に含まれてい
るのでこれを利用すればよい。またユーザ端末がパソコ
ンである場合、そのOSの違いによってブラウザ使用言
語が異なる場合があるが、この区別は例えば、接続時に
ユーザ端末が送信するUser−Agentヘッダを解
析するなどして得ることができる。
【0022】ユーザの要求に応える複合情報を得るた
めに必要となる複数のコンテンツサーバーを特定すると
ともにその複合態様を管理する複合管理手段。この手段
は、ユーザの多様な要求に応えるためには、どのコンテ
ンツサーバーの情報を取り出して組み合わせればよいか
を判断し、且つその組み合わせのあり方、即ち複合態様
を管理する手段である。各コンテンツサーバーが提供す
る情報は、そのコンテンツサーバーが本来サービス対象
としているユーザ端末の種類によってその言語が異な
る。ここでいう言語の相違とはHDML,MML,CH
TML,HTMLなどマークアップ言語の中での相違を
意味しているが、これら相違があることに加えて、更に
英語や日本語などの国別あるいは民族別言語の相違も複
合している場合がある。本発明では、後述するように言
語の差異を解消する処理を施すため、本来、他のユーザ
端末向けに作られたコンテンツも除外することなく共有
することができる。そしてコンテンツサーバーが管理す
るデータベースの情報更新はコンテンツ提供業者(イン
フォメーションプロバイダ)によって行われるため、複
合情報サーバーの運営者はこの更新に関与する必要はな
い。ユーザの要望は定型化されている場合とそうでない
場合とが想定される。定型化されている場合とは、予め
サービス提供者側で提供可能な複合情報のパターンを定
めている場合である。これに対して定型化されていない
場合とは、ユーザが自由に情報の組み合わせ態様を選択
するような場合である。例えばコンテンツとして、図2
に示すように「レストラン情報」A11、「駐車場情
報」A12、「ゴルフ場情報」A13、「お天気情報」
A14を提供するサーバーがある場合、考えられるシチ
ュエーションとそれを実現するための複合例は次のよう
なものである。
【0023】a)「空きのある駐車場が近くにある渋谷
区周辺のフランス料理レストランに関する情報が欲し
い。」 この場合、この情報を提供するには「レストラン情報」
A11と「駐車場情報」A12とが必要になる。これら
各情報には、それぞれ、その所在地に関する位置情報が
含まれているから、その位置情報に基づいて地図情報A
15を表示したい場合には、地図情報サーバが提供する
情報を複合させればよい。 b)「ゴルフ場に行った帰りにレストランで食事がした
いので、そのゴルフ場からの帰り道の途中に駐車場探し
に苦労しないイタリア料理レストランがあるようなゴル
フ場に関する情報が欲しい」 この場合、この要望に応えるには、「レストラン情
報」、「駐車場情報」、「ゴルフ場情報」が必要にな
る。 c)「1週間後に、晴天でしかも暑すぎない気候条件で
Playできるゴルフ場に関する情報をそのゴルフ場の
場所を示す地図情報も含めて入手したい」 この場合、この要望に応えるには、「ゴルフ場情報」、
「お天気情報」、「地図情報」が必要になる。
【0024】特定された複数のコンテンツサーバーか
ら前記複合情報の要素となる情報を探し出して各コンテ
ンツサーバーが本来サービス対象とするブラウザ使用言
語の形式で取り出す情報要素抽出手段。この手段は、前
記特定された複数のコンテンツサーバーのそれぞれか
ら、ユーザに提供する複合情報の各要素となる情報を探
し出して取り出すためのものである。探し出すのに用い
る検索エンジンはコンテンツサーバーが用意したものを
用いればよい。
【0025】取り出した複数の情報要素を前記複合管
理手段の管理下で位置情報を伴った複合情報に編成する
情報編成手段。この手段は取り出した情報を基にして、
ユーザ端末に提供するための複合情報を編成するための
手段である。取り出した複数の情報要素の複合編成は、
取り出した情報要素を独立併存状態のまま取り扱っても
よいし、複数の情報要素のそれぞれから一部を取り出し
たり情報要素を加工するなどして全く新たな独自情報を
作り出してもよい。各コンテンツサーバーからは、それ
ぞれのサーバーが本来サービス提供対象として予定して
いるユーザ端末のブラウザ使用言語の形式で情報が取り
出され、これらが組み合わされて複合情報が編成され
る。この複合情報の中には、目的対象物の所在地など、
位置情報が含まれている。位置情報は組み合わせる前の
各コンテンツの中に他の情報とともに一体的に含まれて
いてもよいし、位置情報のみを独立して管理する位置情
報専用のコンテンツサーバーがあってもよい。また簡単
な位置情報のみが組み合わせ前の各コンテンツサーバー
に含ませておき、このコンテンツサーバーが提供する情
報にリンクする形で、目的対象物周辺の地図のイメージ
情報(画像情報)を提供するものであってもよい。例え
ば、「レストラン情報」A11と「駐車場情報」A12
とを組み合わせて複合情報を作る場合、それぞれの「レ
ストラン情報」A11及び「駐車場情報」A12には、
レストラン及び駐車場に関する情報の一要素として、
「東京都新宿区……」のような位置情報が含まれてお
り、この位置情報にリンクして別の地図専用データベー
スから現地周辺の詳細な地図情報を提供することなどが
典型例として挙げられる。また位置情報にリンクさせる
のではなく、レストラン名やゴルフ場名にリンクさせて
別の地図専用データベースから地図情報を取り出しても
よい。また本発明では、複数のコンテンツを複合させる
ことから、複合させるコンテンツ相互に位置情報が重複
して存在する場合があるが、この場合は最も精度の高い
位置情報を優先して、他は採用しなければよい。複合情
報に位置情報が備わっていることで、検索指令によって
抽出された目的対象物を地図上で表示したり、目的対象
物までの距離や到達時間などを計算することが可能にな
る。位置情報は、緯度・経度で表現されるものであった
り、ベクトルデータやイメージデータで表現されるもの
であったりする。
【0026】得られた複合情報をユーザ端末のブラウ
ザ使用言語の形式に変換する手段。得られた複合情報を
ユーザ端末で使用できるように、その使用言語をユーザ
端末のブラウザ使用言語の形式に変換する手段である。
変換は得られた複合情報を一旦、メタデータ対応言語で
あるXML形式に変換して標準化した後、目的のブラウ
ザ使用言語の形式に変換するようにしている。このよう
にXML形式を媒介させることによりあらゆるブラウザ
使用言語への変換が効率的に行えるようになるととも
に、機能拡張も容易で、今後新たに登場することが予想
される新しいブラウザ使用言語に対しても、このXML
形式からの変換プログラムを作成するだけで対処するこ
とができる。ここでは標準化形式としてXML形式を採
用したが、将来より適切な形式が登場するようであれ
ば、その形式を採用してもよい。ここではコンテンツサ
ーバーから取り出した情報を複合させた後、複合情報を
XML形式に変換する例を述べたが、順序を逆にして、
コンテンツサーバーから取り出した情報を、まずXML
形式に変換して標準化したのち、この標準化された各情
報要素を複合再編してもよい。図1はこの例を示してい
る。そしてこれら変換作業は複合情報サーバーBの持つ
コンテンツ管理機能の管理下で行われることになる。
【0027】図2は、本発明をさらに具体化した構成を
示す説明図である。ここでは「レストラン情報」A1
1、「駐車場情報」A12、「ゴルフ場情報」A13及
び「お天気情報」A14のそれぞれを提供するコンテン
ツサーバーが設けられ、ユーザ端末である携帯電話の異
なる形式、例えば、方式A、方式B、方式Cに対してサ
ービスプロバイダSPを通じて「駐車場に空きのあるレ
ストラン」に関する情報を提供する場合である。この場
合、前記コンテンツ群の中から「レストラン情報」A1
1と「駐車場情報」A12が選択され、これらに対して
検索が実行され、得られた回答結果をXML形式に変換
して標準化し、さらにこれをサービス提供対象である携
帯電話のブラウザ使用言語の形式に変換したのち、これ
らを携帯電話通信網1を通じて前記各方式の携帯電話に
提供することになる。尚、図では携帯電話通信網1によ
ってインターネットに接続された携帯電話は、独自のコ
ンテンツ提供を行うサービスロバイダー(SP)を通じ
て、情報複合サーバーBから複合情報を得る構成となっ
ているが、仮想線で示すように複合情報サーバーBから
直接情報を得る場合も考えられる。
【0028】図3は同じコンテンツサーバーを情報源と
しながらも、インターネットサービスプロバイダ(IS
P)10が異なることで、そのプロバイダ固有のサービ
スを行えることを示している。例えば方式Aの携帯電話
にインターネット接続環境を提供するインターネットサ
ービスプロバイダの提供するサービスは、「空きのある
駐車場が近くにあるフランス料理レストランに関する情
報が欲しい」というような要望に応えるものであること
が例示されている。
【0029】このように本発明によれば、ユーザ端末の
ブラウザ使用言語の差異に起因して発生する問題を解消
して、すべてのコンテンツを、すべてのユーザ端末のた
めの情報源として活用することができるようになる。図
4はブラウザ使用言語の差異の解消をマークアップ言語
における差異の解消に加えて、日本語或いは英語などの
国別あるいは民族別言語の差異の解消をも対象とした場
合である。N1及びN2で囲まれた領域は日本やアメリ
カなどの国の領域を示している。この場合、国内の情報
複合サーバーB1と外国の情報複合サーバーB2を連繋
させる情報複合サーバーB0を設けている。そして差異
を解消する手段は、例えば日本語から英語への翻訳手段
などが担当することになる。このようなシステムを構築
すれば、例えば、日本の携帯電話からソウル駅周辺のパ
ン屋を検索することなども簡単に行えるようになる。コ
ンテンツ管理機能を実現する前記各手段は、通常、ソフ
トウェアで実現するが、処理速度の向上をはかるべく、
一部を専用回路で構成してもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明の複合情報提供システムは、ユー
ザ端末から入力された検索情報に基づいて、ネットワー
ク上に存在する複数の内容の異なるコンテンツサーバー
から、該当情報を探し出し、これら情報を組み合わせ
て、ユーザの要望にこたえることができる複合情報を作
り出し、且つこの複合情報をユーザ端末のブラウザ使用
言語に変換して提供することとしたから、これまでのよ
うにユーザ端末のブラウザ使用言語の区別ごとに、専用
のコンテンツを設ける必要がなくなり、過去蓄積したコ
ンテンツを含めてあらゆるコンテンツを全てのユーザ端
末に対する情報源として使用できることになるととも
に、コンテンツの組み合わせによって、ユーザーの多様
な要望に応えることができる全く新しく、利用価値のあ
る情報を提供することができるようになる。しかも、ユ
ーザー端末に提供する複合情報は、既存のコンテンツ提
供業者によって提供されるコンテンツの組み合わせによ
って作り出すものであるから、情報の更新は情報源の管
理者であるコンテンツ提供業者によって適切になされ、
情報複合サーバーは常に新鮮な情報をユーザに提供する
ことができる。
【0031】請求項4記載のようにユーザ端末と情報複
合サーバーとの通信経路の途中に、ユーザ端末に対して
インターネット利用環境或いはネットワークからのデー
タ利用環境もしくはアプリケーション利用環境を提供す
るサービスプロバイダが介在するようなケースに応用し
た場合、情報複合サーバは前記サービスプロバイダに対
して新しい事業機会を与えることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本的考え方を示した概念図
【図2】 「レストラン情報」と「駐車場情報」との複
合情報を提供する場合の概念図
【図3】 情報複合サーバーにおけるXML形式を媒介
とした変換態様を例示した説明図
【図4】 本発明を国際間の情報連携に利用した場合の
説明図
【符号の説明】
A コンテンツサーバー B 情報複合サーバー C ユーザ端末 A1 コンテンツ C1 コンテンツ A11 レストラン情報 A12 駐車場情報 A13 ゴルフ場情報 A14 お天気情報 A15 地図情報 B0 情報複合サーバー B1 情報複合サーバー B2 情報複合サーバー K コンテンツ管理機能 1 携帯電話通信網

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示機能を有するユーザ端末からの情報
    検索指令を受けて、ネットワーク上に存在するコンテン
    ツ提供業者のサーバーからユーザの要求する情報を探し
    出してユーザ端末に提供する情報提供システムにおい
    て、 コンテンツ提供業者のサーバーであるコンテンツサーバ
    ーからユーザ端末に至る通信経路の途中に、複数のコン
    テンツサーバーから探し集めた情報を位置情報を伴って
    複合させるとともに、当該複合情報をユーザ端末のブラ
    ウザ使用言語形式に変換するコンテンツ管理機能を備
    え、変換後の情報を情報経路の下流側に提供する情報複
    合サーバーを介在させたことを特徴とする複合情報提供
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1におけるコンテンツ管理機能を
    実現する手段が、 ユーザ端末のブラウザ使用言語を特定する手段と、 ユーザの要求に応える複合情報を得るために必要となる
    複数のコンテンツサーバーを特定するとともにその複合
    態様を管理する複合管理手段と、 特定された複数のコンテンツサーバーから前記複合情報
    の要素となる情報を探し出して各コンテンツサーバーが
    本来サービス対象とするブラウザ使用言語の形式で取り
    出す情報要素抽出手段と、 取り出した複数の情報要素を前記複合管理手段の管理下
    で位置情報を伴った複合情報に編成する情報編成手段
    と、 得られた複合情報をユーザ端末のブラウザ使用言語の形
    式に変換する手段と、 よりなる複合情報提供システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、コンテンツサーバー
    から取り出した複数の情報要素を複合編成したのちユー
    ザ端末のブラウザ使用言語の形式に変換するのに代え
    て、複数の情報要素それぞれをユーザ端末のブラウザ使
    用言語の形式に変換したのち複合編成するようにした複
    合情報提供システム。
  4. 【請求項4】 ユーザ端末と情報複合サーバーとの通信
    経路の途中に、ユーザ端末に対してインターネット利用
    環境或いはネットワークからのデータ利用環境もしくは
    アプリケーション利用環境を提供するサービスプロバイ
    ダが介在し、情報複合サーバーは前記サービスプロバイ
    ダを通じてユーザ端末に情報を供給する請求項1〜3の
    いずれか1項記載の複合情報提供システム。
  5. 【請求項5】 ユーザ端末は情報複合サーバーに直接ア
    クセスする請求項1〜3のいずれか1項記載の複合情報
    提供システム。
  6. 【請求項6】 ブラウザ使用言語の区別がマークアップ
    言語の区別である請求項1〜5のいずれか1項記載の複
    合情報提供システム。
  7. 【請求項7】 ユーザ端末のブラウザ使用言語への形式
    変換がXML形式を媒介にして行われる請求項6記載の
    複合情報提供システム。
  8. 【請求項8】 ブラウザ使用言語の区別が国別、あるい
    は民族別言語である請求項1〜7のいずれか1項記載の
    複合情報提供システム。
  9. 【請求項9】 ユーザ端末が携帯電話である請求項1〜
    8のいずれか1項記載の複合情報提供システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005043434A1 (ja) * 2003-10-31 2005-05-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 担当者采配システム及び担当者采配方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09311873A (ja) * 1996-01-11 1997-12-02 Sony Corp 情報提供データ構造体、情報提供方法、情報受信端末

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