JP2002049487A - ブートドライブ切り替え方法 - Google Patents
ブートドライブ切り替え方法Info
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Abstract
るいはHDD-M自体の破壊時にはブートシーケンスは実行
不可能となるが、ユーザが異常を認識できるか、あるい
は全く故障を感じさせずにHDD-Sに自動的に切り替わり
ブート動作する。同時に管理者に通知する。 【解決手段】システム再起動時に画面16にHDD-M17の異
常を通知するか、自動的にHDD-S18に切り替えてブート
させる。また、BIOS13からLAN又はMODEM19の通信手段を
用いて、管理者に装置の設置場所IDを付加して異常発生
をメール等で伝達するプログラムをファイル21,22
内に追加する。また、メール伝達の際、リモートで復帰
できるか否か判断して通知する。HDD-S18をHDD-M17より
モータの回転時間を短くする。さらに、OS(APL)に、必
要なユーザファイルをHDD-M17からHDD-S18へコピーす
る。
Description
いた事務機やコンピュータ組み込み機器等に適用される
ブートドライブ切り替え方法に関し、特にシステムのブ
ート処理の途中でブートドライブまたは書き込まれてい
るプログラムに異常が発生した場合には、自動的に他の
ドライブに切り替えることが可能なブートドライブ切り
替え方法に関する。
に設定されている一方の補助記憶装置(例えば、ハード
ディスクドライブ(HDD))に異常が生じたとき、自動的に
他方の補助記憶装置に切り替えて再立ち上げを行う方法
が提案されている(例えば、特開平11-7392号公報参
照)。すなわち、上記公報によれば、立上げ処理用プロ
グラムを格納する補助記憶装置を二重化しておき、メイ
ン側補助記憶装置の状態確認とサブ側補助記憶装置の状
態確認を並列に行って、メイン側補助記憶装置に障害が
あれば、サブ側をメイン側に切り替えて再立ち上げ、ま
たは再立ち下げを行うものである。しかしながら、この
方法では、ブートドライブ自体に異常が生じていたり、
書き込まれているプログラムに異常が生じていた場合に
は、立ち上げ時に失敗して、ブートドライブを切り替え
ることはできなかった。
ピュータにおいては、補助記憶を二重化する場合に、
単純なHDDの二重化であると、データのバックアップは
可能であるが、ブートドライブと指定されたHDDのブー
トプログラムが破壊されたり、ブートドライブと指定さ
れたHDDそのものが物理的に壊れた場合、システムの運
用は不可能になる、という問題点がある。また、上記
問題点が解決されたとしても(例えば、本願請求項1の
みの場合)、ユーザがBIOS(Basic Input/Output Syste
m)の設定を変更する必要があるため、組み込み機器等,
コンピュータを扱えないユーザが操作するような製品の
場合や、遠隔操作で使用する等,オペレータが近くにい
ないような使用法を前提とする製品の場合には、起動HD
Dの設定を手動で変更するのが困難であるという問題点
がある。また、遠隔操作で使用したり、ユーザがHDD-
M(メイン)が異常であるという警告表示を見逃す可能性
がある場合には、HDD-M(メイン)が異常である状態で使
用しつづけることになる、という問題点がある。また、
HDD-M(メイン)は物理的には正常で、単に操作ミス等
でHDD-M(メイン)のファイルが破壊したときには、HDD-S
(サブ)から同じファイルをコピーすれば復帰できる場合
があるが、その様な場合にも、わざわざサービスマンが
修理に赴く必要が生じていた、という問題がある。
も(例えば、請求項1のみの場合)、HDD-M(メイン)が壊
れると、同じような時期にHDD-S(サブ)も壊れる可能性
がある、という点に問題がある。これは、HDDの特性
上、使用している時間が長いほど故障する確率が高くな
るからである。さらに、上記問題点が解決されたとし
ても(例えば、請求項1のみの方法の場合)、HDD-S(サ
ブ)に切り替わった時、物理的にHDD-M(メイン)が壊れて
いた場合、過去にHDD-M(メイン)に蓄積されたユーザデ
ータが利用できなくなる可能性が生じる、という問題点
がある。
題を解決し、システムのブート処理途中でブートドライ
ブそのもの、またはそこに書かれたプログラムに異常が
生じ、ブートできない時にも、自動的に他のドライブに
切り替えて、システムを運用可能にして、可用性を向上
させるブートドライブ切り替え方法を提供することにあ
る。
め、本発明のブートドライブ切り替え方法では、正常に
OS、アプリケーションが起動したことをBIOSに伝達し、
かつ異常のときには、再起動してHDD-M(メイン)が異常
であることを画面表示し、また再起動が不可能のときに
は、システムにリセットをかける。以下、2台のHDDを
例に説明するが、本発明においては、HDDの台数は3台
以上の複数でも構わない。また、HDDに限らず、リムー
バブルメディア,フラッシュROM等のOSやアプリケーシ
ョンをブートするデバイス全般、さらに、それぞれの組
み合わせに関しても適用可能である。2台のHDDの両方
をブート可能なように、OSやアプリケーションをインス
トールしておく。また、どちらのHDDからブートするか
を起動時に変更できる機能をBIOSに持たせる。通常は、
片方のHDDからブートするように設定しておく。このHDD
をHDD−M(メイン)とし、もう片方のHDDをHDD-S(サ
ブ)とする。HDD−Mの中に、正常にOS,アプリケーショ
ンが起動したならば、BIOSに正常であることを伝える
(再起動中止コマンド)機能を組み込む。また、BIOSに
は、ブートシーケンスをスタートしてから、ある一定以
上の時間が経過したならば自動的にシステムを再起動
(ウォッチドッグタイマ)し、HDD-Mが異常であること
を画面表示等でユーザに通知する機能を組み込む。BIOS
単体でシステムの再起動が不可能な場合には、KBDコン
トローラ等,システムにリセットをかけられるようなコ
ントローラを用いて再起動をかける。さらに、HDD-Mが
異常であるという画面表示を出した後、ユーザが設定を
変更し、HDD-Sで再起動をかけられる機能を組み込む
(以上、第1の実施例、請求項1参照)。
発生し、請求項1の方法で再起動した後、異常を表示す
るだけではなく、HDD-Sからブートするよう、BIOSが自
動的に設定を変更し、そのままHDD-Sからブートする機
能を組み込む(以上、第2の実施例、請求項2参照)。
請求項2の機能に加えて、異常が発生した時点で、BIOS
からLANまたはMODEM等の通信手段を用い、管理者に異常
発生をメール,またはその他の手段で伝達する機能を付
加する。または、HDD-Sの起動時にLANまたはMODEM等の
通信手段を用い、管理者に異常発生をメール,またはそ
の他の手段で伝達するプログラムを追加する。その際
に、装置の設置場所がわかるID、もしくは,あらかじめ
記憶しておいた住所等を送信する(以上、第3の実施
例、請求項3参照)。請求項3の構造に加えて、システ
ム情報を送信する機能を付加する。また、送信するだけ
ではなく、システム管理者がリモートでシステムの設定
やHDDの内容を変更できるような機能を付加する(以
上、第4の実施例、請求項4参照)。請求項1の機能に
加えて、HDD-SはHDD-Mよりもモータの回転している時間
が短くなるようにシステムを設定する(以上、第5の実
施例、請求項5参照)。請求項1の機能に加えて、OSま
たはアプリケーションプログラムに、必要なユーザファ
イル(データファイル)をHDD-MからHDD-Sにコピーする
機能を付加する(以上、第6の実施例、請求項6参
照)。
より詳細に説明する。図1〜図3は、第1〜第6の実施
例に共通なコンピュータシステムの構成図および動作シ
ーケンスチャート(図2は正常動作、図3は異常動作)
である。 (第1の実施例)図1において、CPU11はシステム
全体を制御するプロセッサユニット、不揮発性RAM(1
2)は種々の重要なデータを記憶しておくための電源O
FFの場合でも記憶内容が保持されるRAM、BIOS ROM
(13)はOS中のハードウェアに依存する制御部分、例
えばディスプレイ、キーボード、フロッピー(登録商
標)ディスク、ハードディスクなどを含む制御データを
記憶するプログラムを記憶する読出専用メモリ、RAM(1
4)は通常のデータを記憶する読出書込み共用のメモ
リ、表示I/F(15)は表示画像データをパラレル・シリ
アル変換するインタフェース、LCP又はCRT(16)は液
晶ディスプレイ又はCRTを用いた表示装置、HDD-M HDDC
(17)はメインハードディスクのコントローラ、HDD-
S HDDC(18)はサブハードディスクのコントローラ、
LAN又はMODEM I/F(19)はローカルエリアネットワー
ク又はモデムのインタフェースであって、外部との交信
を行う。キーボードコントローラ(20)はキーボード
の入出力を制御するコントローラ、キーボード(23)
は文字、数字、記号などを入力する入力装置、外部記憶
装置(21)(22)はいずれもハードディスクコント
ローラ(17)(18)に接続され、IPL,OS,APL,DATA
の読書きを行うための記憶ファイルである。
れたプログラムに異常があり、OSのブートとアプリケー
ションの実行に失敗し、HDD-S(18)でブートさせる
方法について説明する。 〔1〕図3-Aにおいて、電源が投入され、BIOSのPOSTが
実行される。 〔2〕図3-Bの時点でPOSTが終了し、図1の不揮発性RA
M(12)を参照し、ブートするドライブを決定する。
ここでは、HDD-M(17)であるとする。 〔3〕HDD-Mコントローラ(17)の制御の下にファイ
ル(21)のIPLを図1のRAM上にロードし、OSをブート
する。同時に、BIOS(13)はウォッチドッグタイマを
スタートさせる。 〔4〕HDD-M(17)およびファイル(21)に異常が
あり、図3のXの時点で処理がストップしたとする。 〔5〕この時ブート処理がストップしたため、BIOS(1
3)に再起動中止コマンドが発行されない状態となって
いる。 〔6〕その間、ウォッチドッグタイマが進み、図3-Cの
時点でカウンタがオーバーフローしたとする。 〔7〕BIOSはそれを受けて、不揮発性RAM(12)にHDD
-M(17)からのブート失敗をしたというフラグを立
て、システムを再起動する。BIOS(13)でウォッチド
ッグタイマ、システム再起動の機能の実現が不可能な場
合、キーボードコントローラ(20)等により、この機
能を実現する。 〔8〕図3-Dにおいて、BIOS(13)は不揮発性RAM
(12)内にあるHDD-M(17)からのブートが失敗し
たかどうかのフラグをチェックする。
が異常であることのメッセージを表示する。 〔10〕そこでユーザがHDD-S(18)での起動を希望
した場合、ブートHDDをHDD-M(17)からHDD-S(1
8)に変更し、HDD-S(18)からブートする。この場
合、図3-Eでブート処理が終了したため、再起動中止コ
マンドが発行される。
ートが成功した場合を説明する。 〔11〕図2-Aにおいて、電源が投入され、BIOS(1
3)のPOSTが実行される。 〔12〕図2-Bの時点でPOSTが終了し、図1の不揮発性
RAM(12)を参照し、ブートするドライブを決定す
る。ここでは、HDD-M(17)であるとする。 〔13〕HDD-M(17)に接続されたファイル(21)
からIPLを図1のRAM(14)上にロードし、OSをブート
する。同時に、BIOS(13)はウォッチドッグタイマを
スタートさせる。 〔14〕HDD-M(17)から正常にブート処理が成功
し、図2-Cの時点でOSまたはアプリケーションからBIOS
(13)に対して、再起動中止コマンドが発行される。 〔15〕BIOS(13)は再起動中止コマンドが発行され
た為、ウォッチドッグタイマをストップし、再起動動作
を中止する。なお、図1において、HDD-M(17),HDD-
S(18)を2つのハードディスクコントローラに分け
て接続しているが、これは、一つのハードディスクコン
トローラにマスター/スレーブの形式で接続されていて
も動作としては同じである(以上、請求項1)。
て、上記段落番号
セージを表示するだけではなく、自動的にブートドライ
ブをHDD-M(17)からHDD-S(18)に切り替えて、そ
のままHDD-S(18)からブートする機能をBIOS(1
3)に持たせる。この機能動作を実現するのが第2の実
施例である。これにより、HDD-M(17)からのブート
に失敗した時点で、自動的にHDD-S(18)からブート
することができる。これにより、ユーザの操作が全く不
要になるので、例えば遠隔操作で使用するシステムの場
合には、可用性が大きく向上する。また、外から見る
と、故障ではなく正常に動作しているように見えるの
で、信頼性も向上する(以上、請求項2)。
の方法が考えられる。 (イ)前記第1の実施例の段落番号
EMの機能を用い、システム管理者にHDD-M(17)が異
常であることを通知する。 (ロ)BIOS(13)ではなく、HDD-S(18)からブー
トする途中に、図1のLANまたはMODEMの機能を用い、シ
ステム管理者にHDD-M(17)が異常であることを通知
するプログラムを追加し、それを用いて通知する。これ
を実現する手段としては、HDD-S(18)からOSをブー
トした後、OSの機能を利用したプログラムを追加し、LA
N経由で、またはダイヤルアップネットワーク等の方法
で、メールを送信する方が容易である。なお、どちらの
方法にしても、一度、システム管理者に異常を通知した
後は、HDD-S(18)からブートするたびに異常を通知
し続けることのないように、フラグによる制御が必要で
ある。また、HDD-S(18)の中に異常であることを通
知するプログラムを追加する場合に、ユーザが手動でブ
ートディスクをHDD-M(17)からHDD-S(18)に切り
替えたときに、誤ってシステム管理者に通知しないよう
に、不揮発性メモリ(12)内のHDD-Mブート失敗フラ
グを参照し、通知するか否かを判断しなければならない
(以上、請求項3)。
ログラムブートやアプリケーションに必要なシステムフ
ァイルが壊れたか否かの診断プログラム等の診断プログ
ラムを自動的に実行し、その結果やHDD-M(17)の空
き容量サーフェースチェック,ユーザファイルが壊れて
いないか等の情報を送信する機能を付加する。 (ロ)また、送信するだけではなく、システム管理者が
リモートでHDD-S(18)からHDD-M(17)にファイル
をコピーしたり、その他、システムの設定やHDDの内容
を変更できるような機能を付加する(以上、請求項
4)。
以上アクセスがない場合には、自動的にモータを停止
し、アクセスがあると回転安定時間だけ待った後に、ア
クセス可能となる。その機能を用い、BIOS(13)はシ
ステムが起動したならば最短時間でモータを停止するよ
うHDD-S(18)を設定する。その後、HDD-S(18)へ
のアクセスがあったならば、HDD-S(18)は直ちに通
常動作に復帰するが、一定時間以上アクセスがない場
合、再度パワーダウンモードへ移行する。HDD-M(1
7)にインストールしたアプリケーション、OSはできる
限りHDD-S(18)にはアクセスしないように設定する
(以上、請求項5)。
1の実施例(請求項1)の機能に加えて、OSまたはアプ
リケーションプログラムに必要なユーザファイル(デー
タファイル)をHDD-M(17)からHDD-S(18)にコピ
ーする機能を付加したものである。コピーそのものは、
通常のファイルコピーと考えればよい。コピーするタイ
ミングとしては、以下のものが考えられる。 (イ)バックアップコピーアイコン等を用意し、ユーザが
任意の時期に行う。 (ロ)ある時間間隔を置いて、システムが自動的に行う。 (ハ)通常の業務終了後、システムをシャットダウンさせ
る時に、自動的に行う。 (ニ)HDD-M(17)に書きこむ時、同時にHDD-S(18)に
書き込む。これらのタイミング以外の方法でも構わな
い。システムの用途により、最適なタイミングを選択す
べきである(以上、請求項6)。HDD-M(17)が故障
して、HDD-S(18)からブートした時に、HDD-M(1
7)でシステムを運用していたある時点までのデータが
HDD-S(18)にもコピーされているため、そこまでの
データを基にしてシステムを運用することが可能にな
る。
施例(請求項1)によれば、HDD-Mに含まれるプログラ
ムの内容が壊れたり、HDD−Mが物理的に壊れたりした場
合には、ブートシーケンスを途中までしか実行できず、
あるいは全く実行できず、BIOSにシステムが正常である
という通知が届かないため、一定時間以上経過した時点
で自動的にシステムが再起動する。その際に、画面表示
等でユーザがHDD-Mが異常であることを認識できる為、
ユーザはブートさせるHDDをBIOSの設定を変更すること
により、HDD-MからHDD-Sに切り替えることが可能とな
る。また、HDD-Sには、MDD-Mと同じOSとアプリケーショ
ンをインストールしてある為、ユーザはそのままコンピ
ュータを使用することができる。また、この方法では、
全てをソフトウェアで行うため、特別なハードウェアを
必要としないので、実現の際のコストが安価である。さ
らに、再起動中止コマンドをOSの起動プロセスに組み込
む場合、アプリケーションに手を加える必要が無く、DO
SのAUTOEXEC.BATファイルやWINDOWS(登録商
標)98のスタートアップに追加するだけでよいため、
手間がかからない。また、アプリケーションの中に組み
込む場合、起動が最終的に終了する部分に組み込めば、
アプリケーションプログラムが破壊されていないか否か
の判別にも用いられるため、システムの信頼性が向上す
る、という効果もある。
によれば、HDD-Mから正常に起動できず、一定時間以上
経過したならば、自動的にシステムがリブートし、HDD-
Sから起動するため、ユーザの操作が不要となる。その
結果、遠隔操作で使用するようなシステムの場合、可用
性が向上する。また、コンピュータとして用いるのが本
来の目的ではなく、事務機のコントローラやFAのコント
ローラ等,コントローラとして動作するのが目的であ
り、エンドユーザからは隠されて使用される用途の場
合、HDD-Mが故障してもHDD-Sに自動的に切り替わり、外
から見たら故障ではなく正常に動作しているように見え
るため、ユーザが本来求めている機能が停止しないた
め、信頼性も向上していると言える。また、本発明の第
3の実施例(請求項3)によれば、HDD-Mに異常が発生
し、自動的にHDD-Sに切り替わった時に、システム管理
者にLANまたはMODEM等のリモート回線を用いて異常を伝
達する為、速やかにサービスマンが設置場所に修理に赴
くことが可能となる。
によれば、システム管理者は異常が起きたことを知らせ
るメールで、その故障がリモートで復帰できる程度か否
かを判断でき、リモートで復帰できる場合には修理に赴
くことが必要なくなるため、時間とコストの節約とな
る。また、本発明の第5の実施例(請求項5)によれ
ば、HDDの寿命は稼動部の磨耗,ごみ等の影響が大きい
ので、HDD-Sのモータをできるだけ停止するようにHDD、
OS、アプリケーションを設定することにより、HDD-Mよ
りもHDD-Sが停止している時間の方を長く取ることがで
きる。その為に、HDD-Mが寿命となり故障を起こして
も、HDD-Sは寿命までの時間がかなり残された状態とな
る。その結果、システムはHDD-Sによりしばらくの間、
稼動することができ、修理までの時間に余裕ができる。
さらに、本発明の第6の実施例(請求項6)によれば、
HDD-Mが故障し、HDD-Sからブートした時には、HDD-Mで
システムを運用していた時点までのデータがHDD-Sにも
コピーされているため、そこまでのデータを基にシステ
ムを運用することが可能になる。
の全体構成図である。
え方法を示すシーケンスチャートである。
え方法を示すシーケンスチャートである。
ROM、14…RAM、15…表示I/F、16…L
CD又はCRT、17…HDD−M HDDC、18…
HDD−S HDDC、19…LANor MODEM
I/F、20…キーボードコントローラ、21,22
…外部記憶ファイル、23…キーボード、24…通信回
線。
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも2台の補助記憶装置に、ブー
トが可能なようにOSまたはアプリケーションをインス
トールしておくブートドライブ切り替え方法であって、 通常は予め定めた側の補助記憶装置からブートするよう
に設定しておき、かつブートする側を起動時に変更でき
るようにし、 ブートする側の補助記憶装置内に、正常にOS,アプリ
ケーションが起動したときには再起動中止コマンドを発
行するプログラムを組み込み、 また、ブート動作を開始してから予め定めた時間が経過
したとき、システムを自動的に再起動させ、ブートする
側の補助記憶装置が異常であることを画面表示で通知す
ることを特徴とするブートドライブ切り替え方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載のブートドライブ切り替
え方法において、 前記システム再起動時には、ブートする側の補助記憶装
置が異常であることを画面表示すると同時に、他側の補
助記憶装置からブートするように自動的に設定を変更す
ることを特徴とするブートドライブ切り替え方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載のブートドライブ切り替
え方法において、 前記システム再起動時には、ブートする側の補助記憶装
置が異常であることを画面表示すると同時に、LANま
たはMODEMなどの通信手段を用いて異常発生をメー
ル,その他の手段で装置の設置場所を示すIDを付加し
て、管理者に伝達するか、あるいは伝達するプログラム
を追加することを特徴とするブートドライブ切り替え方
法。 - 【請求項4】 請求項3に記載のブートドライブ切り替
え方法において、 前記システム再起動時には、ブートする側の補助記憶装
置が物理的に破壊されたか否かを診断するプログラム、
ブートおよびアプリケーションに必要なシステムファイ
ルが破壊されたか否かを診断するプログラムを実行し、
かつ上記診断結果およびブートする側の補助記憶装置の
空き容量サーフェースチェック、ユーザファイルが破壊
されていないかのチェックの結果情報を管理者に送信
し、 他側の補助記憶装置から上記ブートする側の補助記憶装
置にファイルをコピーし、システム設定あるいは補助記
憶装置の内容を変更することを特徴とするブートドライ
ブ切り替え方法。 - 【請求項5】 請求項1に記載のブートドライブ切り替
え方法において、 前記ブートする側の補助記憶装置を起動時に変更する際
に、変更される補助記憶装置に対して、モータの回転時
間が通常時にブートする側の補助記憶装置のモータ回転
時間よりも短くなるように設定しておくことを特徴とす
るブートドライブ切り替え方法。 - 【請求項6】 請求項1に記載のブートドライブ切り替
え方法において、 前記ブートされるOSあるいはアプリケーションプログ
ラムに、必要なユーザファイルをブートする側の補助記
憶装置から起動時に変更される補助記憶装置にコピーす
るコマンドを付加しておくことを特徴とするブートドラ
イブ切り替え方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000233884A JP2002049487A (ja) | 2000-08-02 | 2000-08-02 | ブートドライブ切り替え方法 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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