JP2012063942A - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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【課題】本発明は、運用を継続させつつ、ブートディスクを簡易にバックアップさせ得る情報処理装置を提案する。
【解決手段】コントローラ部及びブートディスクがそれぞれ冗長構成にされている情報処理装置であって、コントローラ部は、当該コントローラ部がブートディスクバックアップ時の動作継続対象として指定された場合に、当該コントローラ部の冗長構成を解除し、バックアップ対象のブートディスクを当該コントローラ部から切り離し、バックアップ対象以外のブートディスクを用いて動作継続すると共に、シャットダウン処理を監視し、シャットダウン処理が完了したことを条件にシャットダウン対象として指定されたコントローラ部を起動して冗長構成を復帰させて、バックアップ対象のブートディスクをバックアップとして保持する動作継続制御部を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブートローダなどを格納するブートディスクをバックアップする情報処理装置及びその制御方法に関する。
従来、情報処理装置は、ブートディスクをバックアップする場合には、例えば、一旦シャットアウトされ、その後、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)等の別のオペレーティングシステム(Operating System: OS)によって起動された後に、当該ブートディスクを別のディスクやテープにバックアップしていた。また、情報処理装置は、例えば、ブートディスクをバックアップするディスクを、ブートディスクではない単なるデータディスクである別のディスクとして別のシステムに実装してバックアップしていた。
ブートディスクをバックアップする情報処理装置として、例えば、特許文献1のコンピュータシステムが開示されている。特許文献1のコンピュータシステムは、Cドライブにオペレーティングシステム及びシステムファイルが格納されており、それらをディスクイメージのままGドライブにコピーしてクローンを作成する。
特開2002−244818号公報
しかしながら、従来の情報処理装置は、ブートディスクをバックアップする場合には、一旦シャットダウンしなければならないため、運用を継続することができないという問題がある。また、従来の情報処理装置は、バックアップのために自己のブートディスク以外によってブートするか又は自己のブートディスクを別のシステムに移動するなど、人手による作業が必要であり、作業ミスの入り込むおそれがある。
さらに、特許文献1のコンピュータシステムのブートディスクは、オペレーティングシステムが動作しているときに、ブートディスク中の制御情報が動的に変更されたり、SWAP情報が動的に更新されたりする。このため、特許文献1のコンピュータシステムは、オペレーティングシステムが動作しているときにブートディスクをバックアップすると、ブート開始のときにオペレーティングシステムを正常に動作させることができないおそれがある。
本発明は以上の点を考慮してなされたものであり、運用を継続させつつ、ブートディスクを簡易にバックアップさせ得る情報処理装置及びその制御方法を提案するものである。
かかる課題を解決するために本発明は、コントローラ部及びブートディスクがそれぞれ冗長構成にされている情報処理装置であって、前記コントローラ部は、当該コントローラ部がブートディスクバックアップ時のシャットダウン対象として指定された場合に、当該コントローラ部の冗長構成を解除し、バックアップ対象以外のブートディスクを当該コントローラ部から切り離し、前記バックアップ対象のブートディスクを用いてシャットダウン処理を実行するシャットダウン制御部と、当該コントローラ部がブートディスクバックアップ時の動作継続対象として指定された場合に、当該コントローラ部の冗長構成を解除し、バックアップ対象のブートディスクを当該コントローラ部から切り離し、前記バックアップ対象以外のブートディスクを用いて動作継続すると共に、前記シャットダウン処理を監視し、前記シャットダウン処理が完了したことを条件に前記シャットダウン対象として指定されたコントローラ部を起動して冗長構成を復帰させて、前記バックアップ対象のブートディスクをバックアップとして保持する動作継続制御部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、コントローラ部及びブートディスクがそれぞれ冗長構成にされている情報処理装置の制御方法であって、前記コントローラ部が、ブートディスクバックアップ時のシャットダウン対象として指定された場合に、当該コントローラ部の冗長構成を解除し、バックアップ対象以外のブートディスクを当該コントローラ部から切り離し、前記バックアップ対象のブートディスクを用いてシャットダウン処理を実行する第1のステップと、前記コントローラ部が、ブートディスクバックアップ時の動作継続対象として指定された場合に、当該コントローラ部の冗長構成を解除し、バックアップ対象のブートディスクを当該コントローラ部から切り離し、前記バックアップ対象以外のブートディスクを用いて動作継続すると共に、前記シャットダウン処理を監視し、前記シャットダウン処理が完了したことを条件に前記シャットダウン対象として指定されたコントローラ部を起動して冗長構成を復帰させて、前記バックアップ対象のブートディスクをバックアップとして保持する第2のステップとを備えることを特徴とする。
従って、シャットダウン対象として指定されたコントローラ部をシャットダウンした後にブートディスクのバックアップを取得しているので、運用を継続したままブートディスクのバックアップを取得することができると共に、バックアップのブートディスクを用いたブート開始のときにオペレーティングシステムを正常に動作させることができる。
本発明によれば、運用を継続させつつ、ブートディスクを簡易にバックアップさせ得る情報処理装置及びその制御方法を実現することができる。
ストレージシステムの構成を示すブロック図の一例である。 ローカルメモリに格納されるプログラムの説明に供する概念図の一例である。 ブートディスクバックアップ処理手順を示すフローチャートの一例である。 シャットダウンするコントローラ部の説明に供する概念図の一例である。 ブートディスクのバックアップの説明に供する概念図の一例である。 他実施形態のブートディスクのバックアップの説明に供する概念図の一例である。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態のストレージシステム1の構成の一例を示している。ストレージシステム1は、ホスト装置2及びストレージ装置3(情報処理装置)がネットワーク4を介して接続されることにより構成されている。
ホスト装置2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等の情報処理資源を備えたコンピュータ装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ等として構成される。
ホスト装置2は、例えば、キーボードスイッチやポインティングデバイス、マイクロフォン等の情報入力装置(図示せず)と、例えば、モニタディスプレイやスピーカー等の情報出力装置(図示せず)とを備えている。さらに、ホスト装置2には、例えば、ストレージ装置3が提供する記憶領域を使用するデータベースソフトウェア等のアプリケーションプログラムや、ネットワーク4を介してストレージ装置3にアクセスするためのアダプタ(図示せず)等が設けられている。
ネットワーク4は、例えば、LAN(Local Area Network)、SAN(Storage Area Network)、インターネット、専用回線、公衆回線等を場合に応じて適宜用いることができる。LANを介するデータ通信は、例えば、iSCSI(internet Small Computer System Interface)や、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルに従って行われる。
ホスト装置2は、LANを介してストレージ装置3に接続される場合、ファイル名を指定してファイル単位でのデータ入出力を要求する。一方、ホスト装置2は、SANを介してストレージ装置3に接続される場合、ファイバチャネルプロトコルに従って、複数のディスク記憶装置(ディスク装置7(後述))により提供される記憶領域のデータ管理単位であるブロックを単位としてデータ入出力を要求する。
ホスト装置2のアダプタは、ネットワーク4がLANである場合、例えば、LAN対応のネットワークカードである。一方、ホスト装置2のアダプタは、ネットワーク4がSANの場合、例えば、ホストバスアダプタである。
ストレージ装置3は、例えば、ディスクアレイシステムとして構成される。この場合、ストレージ装置3は、コントローラ部5(シャットダウン制御部、動作継続制御部)が記憶部6に接続されることにより構成されている。ストレージ装置3は、コントローラ部5を最低2つ備えている必要がある。本実施形態では、信頼性向上のため、コントローラ部5を2つ備えている(第1のコントローラ部5A、第2のコントローラ部5B)。コントローラ部5は、当該ストレージ装置3全体を制御する。コントローラ部5は、マザーボード等により構成されている。記憶部6は、ホスト装置2から送信されるデータを格納するディスク装置7から構成されている。
コントローラ部5は、上位インタフェース11、CPU12、キャッシュメモリ13、ローカルメモリ14及びドライブインタフェース15により構成されている。コントローラ部5は、図示してないが、一般的なマザーボードのようなチップセットや、その他IOコントローラを含む。
上位インタフェース11は、ホスト装置2とネットワーク4を介して接続され、ホスト装置2から送信される各種コマンドやデータの送受信を制御する。上位インタフェース11は、ネットワーク4の種類に応じた種々のインタフェースを用いることができる。
CPU12は、コントローラ部5ごとに1つ備えられる。CPU12は、コントローラ部5全体を制御し、例えば、上位インタフェース11から送信されたコマンドを解釈して、各構成要素に指示を送信する。
CPU12は、二重化制御LSI(Large Scale Integration)12Aを含んで構成されている。二重化制御LSI12Aは、他の二重化制御LSI12Aと接続されており、複数のCPU12(コントローラ部5)を二重化する。これにより、二重化されたCPU12は、同一の動作を行う。また、二重化制御LSI12Aは、複数のディスク装置7を二重化する。すなわち、各CPU12は、二重化されたディスク装置7に同一のデータを書き込む。これにより、二重化されたディスク装置7には、同一のデータが保持される。さらに、二重化制御LSI12Aは、二重化されたCPU12及び二重化されたディスク装置7の二重化を解除する。二重化は、例えば、ロックステップと呼ばれる、クロック同期方式により実現される。
なお、二重化制御LSI12Aは、2台のディスク装置7をミラーリング構成となるように二重化するが、2台以上のディスク装置7をミラーリング構成となるように多重化するようにしても良い。また、二重化制御LSI12Aは、バックアップディスクとするディスク装置7を1台以上とするようにしても良い。
また、CPU12は、ディスク装置7に対して、RAID(Redundant Arrays of Independent Disks)制御を行うことにより、ストレージ装置3の信頼性、可用性及び性能を向上させることができる。この場合、CPU12は、ディスク装置7をRAID方式で運用する。CPU12は、1又は複数のディスク装置7により提供される物理的な記憶領域(RAIDグループ)上に、1又は複数の論理的なボリューム(以下、これをボリュームと呼ぶ)を設定する。そして、データは、このボリューム内に所定の大きさの論理ブロック単位で記憶される。
キャッシュメモリ13は、ホスト装置2から受信したデータを一時的に格納したり、ストレージ装置3内部で使用する各種テーブルを格納する。この場合、キャッシュメモリ13の一部は、他のコントローラ部5との共有メモリとして使用されており、一方のコントローラ部5が閉塞(故障)した場合に、正常な別のコントローラ部5に情報を引き継げる。
ローカルメモリ14は、コントローラ部5内部で使用する各種プログラムや、各種テーブルを格納する。図3は、ローカルメモリ14に格納されている各種プログラム及び各種テーブルの一例を示している。
ローカルメモリ14には、オペレーティングシステム(Operating System)21、SCSIの制御を実行するためのSCSIドライバ(SCSI Driver)22、RAIDの制御を実行するためのRAIDドライバ(RAID driver)23、ディスク装置7の二重化の制御を実行するための二重化制御LSIドライバ24、及びブートローダなどを格納するディスク装置7であるブートディスク(以下、ブートディスク7と呼ぶ)をバックアップするブートディスクバックアッププログラム25が格納されている。なお、ブートディスクバックアッププログラム25の具体的な処理については、後述する。
オペレーティングシステム21、RAIDドライバ23、二重化制御LSIドライバ24、及びブートディスクバックアッププログラム25は、CPU12により実行される。SCSIドライバ22は、ドライブインタフェース15により実行される。
ドライブインタフェース15は、記憶部6のディスク装置7と接続され、ホスト装置2から送信されるデータの送受信を制御する。ドライブインタフェース15は、SCSI(Small Computer System Interface)等のインタフェースを用いることができる。また、ドライブインタフェース15は、この他、ファイバチャネル、SAS(Serial Attached SCSI)、SATA(Serial ATA)等の種類に応じた種々のインタフェースを用いることができる。
次に、ブートディスクバックアップ処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、第1のコントローラ部5A又は第2のコントローラ部5BのCPU12は、オペレータの操作に基づいてブートディスクバックアップ指示を受信すると、ブートディスクバックアッププログラム25を実行することにより、ブートディスクバックアップ処理手順RT1を開始して、ブートディスクバックアップ指示に基づいて、ブートディスク7をバックアップする時間を設定すると共に、自己がストレージシステム1の運用を継続する処理を実行するのか、又は自己をシャットダウンする処理を実行するのかを決定する(ステップSP1)。
なお、以下については、第1のコントローラ部5AのCPU12がブートディスクバックアップ指示を受信すると共に、図4に示すように、第1のコントローラ部5AのCPU12がストレージシステム1の運用を継続する処理を実行し、コントローラ部5BのCPU12が自己をシャットダウンする処理を実行するものとする。
続いて、第1のコントローラ部5A及び第2のコントローラ部5BのCPU12は、例えば、二重化されているブートディスク7(第1のブートディスク7A、第2のブートディスク7B)の二重化を解除するときに、二重化されているブートディスク7のデータの不一致が発生してブートディスク7が縮退することを防止するために、予め、二重化されているブートディスク7へのアクセスを停止する(ステップSP2)。
続いて、第1のコントローラ部5AのCPU12の二重化制御LSI12Aは、二重化されている第1のコントローラ部5A及び第2のコントローラ部5Bの二重化を解除する(ステップSP3)。これにより、第1のコントローラ部5A及び第2のコントローラ部5BのCPU12は、独立して動作を開始する。
続いて、第1のコントローラ部5A及び第2のコントローラ部5BのCPU12は、予め設定したブートディスク7をバックアップする時間を経過するのを待ち受ける(ステップSP4)。
そして、第2のコントローラ部5BのCPU12は、ブートディスク7をバックアップする時間を経過した場合(ステップSP4:YES)には、第1のブートディスク7A及び第2のブートディスク7Bの二重化を解除して第1のブートディスク7Aを切り離すと共に、第2のブートディスク7Bへのアクセス停止を解除して、第2のブートディスク7Bを用いて自己のシャットダウンを開始する(ステップSP5)。第2のコントローラ部5Bのシャットダウンが完了すると、第2のブートディスク7Bは、図5に示すように、ブートディスク7のバックアップディスクとして保持される。
一方、第1のコントローラ部5AのCPU12は、ブートディスク7をバックアップする時間を経過した場合(ステップSP4:YES)には、第1のブートディスク7A及び第2のブートディスク7Bの二重化を解除して第2のブートディスク7Bを切り離すと共に、第1のブートディスク7Aへのアクセス停止を解除して、第1のブートディスク7Aを用いてストレージシステム1の運用を継続する(ステップSP6)。
続いて、第1のコントローラ部5AのCPU12は、第2のコントローラ部5Bのシャットダウンが完了したことを検出すると、第2のコントローラ部5Bを再び起動させて、第1のコントローラ部5A及び第2のコントローラ部5Bを再び二重化することにより、冗長構成に復帰し(ステップSP7)、この後、ブートディスクバックアップ処理手順RT1を終了する(ステップSP8)。
なお、第1のコントローラ部5AのCPU12は、第1のブートディスク7Aを用いてストレージシステム1の運用を継続しているので、二重化されている第2のコントローラ部5BのCPU12についても、第1のブートディスク7Aを用いてストレージシステム1の運用を継続する。また、第1のブートディスク7A及び第2のブートディスク7Bの二重化は、解除されている。このため、第1のコントローラ部5AのCPU12及び第2のコントローラ部5BのCPU12は、運用時に第2のブートディスク7Bにアクセスすることはない。
このようにして、本実施形態のストレージシステム1は、第1のコントローラ部5A及び第2のコントローラ部5B、並びに第1のブートディスク7A及び第2のブートディスク7Bを二重化している。第1のコントローラ部5A及び第2のコントローラ部5Bは、ブートディスクバックアップ指示を受信すると、第1のコントローラ部5A及び第2のコントローラ部5Bの二重化を解除する。そして、第2のコントローラ部5Bは、第1のブートディスク7A及び第2のブートディスク7Bの二重化を解除し、第2のブートディスク7Bを用いて自己のシャットダウン処理を実行する。これにより、第2のブートディスク7Bは、第2のコントローラ部5Bのシャットダウン処理が終了すると、バックアップとして保持される。
従って、二重化されている構成を利用して、一方の第1のコントローラ部5Aを運用状態として動作継続したまま、他方の第2のコントローラ部5Bをシャットダウンして第2のブートディスク7Bのバックアップを取得しているので、運用を継続したままブートディスクのバックアップを取得することができると共に、バックアップのブートディスクを用いたブート開始のときにオペレーティングシステムを正常に動作させることができる。
また、二重化されている構成を利用している一方、二重化されている第1のコントローラ部5A及び第2のコントローラ部5Bを一時的に独立して動作させて、ブートディスク7のバックアップを自動化している。従って、ブートディスク7をバックアップするために、例えば、CD−ROMで別のオペレーティングシステムを起動してブートディスク7のバックアップを取得したり、バックアップ対象のブートディスクを、別のシステムに搭載してブートディスク7のバックアップを取得するような煩雑な手作業を不要にし、人手による作業ミスの入り込む危険性を極力なくすことができる。
(変形例)
また、ストレージシステム1では、図6に示すように、ブートディスク7を四重のミラーリング構成となるようにしても良い。この場合、4つのブートディスク7は、それぞれすべて同一内容のデータを保持することにより構成されている。
この場合、第2のコントローラ部5BのCPU12は、上述のブートディスクバックアップ処理手順RT1のステップSP5において、第1−第4のブートディスク7A−7Dの四重化を解除すると共に、第3のブートディスク7C及び第4のブートディスク7Dへのアクセス停止を解除して、第3のブートディスク7C及び第4のブートディスク7Dを用いて自己のシャットダウンを開始する。
また、第1のコントローラ部5AのCPU12は、上述のブートディスクバックアップ処理手順RT1のステップSP6において、第1−第4のブートディスク7A−7Dの四重化を解除すると共に、第1のブートディスク7A及び第2のブートディスク7Bへのアクセス停止を解除して、第1のブートディスク7A及び第2のブートディスク7Bを用いてストレージシステム1の運用を継続する。
これにより、ストレージシステム1では、運用を継続するための第1のブートディスク7A及び第2のブートディスク7B、及びバックアップディスクとなる第3のブートディスク7C及び第4のブートディスク7Dが共に冗長構成となるため、耐障害性を高めることができる。
なお、本実施形態においては、複数のCPU12、及び複数のディスク装置7を二重化した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、三重化、四重化であっても良く、二重化以上の冗長構成とすれば良い。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)コントローラ部及びブートディスクがそれぞれ冗長構成にされている情報処理装置であって、前記コントローラ部は、当該コントローラ部がブートディスクバックアップ時のシャットダウン対象として指定された場合に、当該コントローラ部の冗長構成を解除し、バックアップ対象以外のブートディスクを当該コントローラ部から切り離し、前記バックアップ対象のブートディスクを用いてシャットダウン処理を実行するシャットダウン制御部と、当該コントローラ部がブートディスクバックアップ時の動作継続対象として指定された場合に、当該コントローラ部の冗長構成を解除し、バックアップ対象のブートディスクを当該コントローラ部から切り離し、前記バックアップ対象以外のブートディスクを用いて動作継続すると共に、前記シャットダウン処理を監視し、前記シャットダウン処理が完了したことを条件に前記シャットダウン対象として指定されたコントローラ部を起動して冗長構成を復帰させて、前記バックアップ対象のブートディスクをバックアップとして保持する動作継続制御部とを備えることを特徴とする情報処理装置である。
(付記2)前記シャットダウン制御部は、予め、冗長構成にされている前記ブートディスクへのアクセスを停止した後に、当該コントローラ部の冗長構成を解除し、前記バックアップ対象のブートディスクをバックアップする時間を経過すると、バックアップ対象以外のブートディスクを当該コントローラ部から切り離し、前記バックアップ対象のブートディスクを用いてシャットダウン処理を実行することを特徴とする付記1に記載の情報処理装置である。
(付記3)コントローラ部及びブートディスクがそれぞれ冗長構成にされている情報処理装置の制御方法であって、前記コントローラ部が、ブートディスクバックアップ時のシャットダウン対象として指定された場合に、当該コントローラ部の冗長構成を解除し、バックアップ対象以外のブートディスクを当該コントローラ部から切り離し、前記バックアップ対象のブートディスクを用いてシャットダウン処理を実行する第1のステップと、前記コントローラ部が、ブートディスクバックアップ時の動作継続対象として指定された場合に、当該コントローラ部の冗長構成を解除し、バックアップ対象のブートディスクを当該コントローラ部から切り離し、前記バックアップ対象以外のブートディスクを用いて動作継続すると共に、前記シャットダウン処理を監視し、前記シャットダウン処理が完了したことを条件に前記シャットダウン対象として指定されたコントローラ部を起動して冗長構成を復帰させて、前記バックアップ対象のブートディスクをバックアップとして保持する第2のステップとを備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法である。
本発明は、上述のストレージ装置のほか、ブートディスクをバックアップする冗長構成可能な情報処理装置に適用することができる。
1……ストレージシステム、2……ホスト装置、3……ストレージ装置、4……ネットワーク、5A、5B……コントローラ部、6……記憶部、7……ディスク装置(ブートディスク)、7A−7D……第1−第4のブートディスク、11……上位インタフェース、12……CPU、13……キャッシュメモリ、14……ローカルメモリ、15……ドライブインタフェース、21……オペレーティングシステム、22……SCSIドライバ、23……RAIDドライバ、24……二重化制御LSIドライバ、25……ブートディスクバックアッププログラム

Claims (3)

  1. コントローラ部及びブートディスクがそれぞれ冗長構成にされている情報処理装置であって、
    前記コントローラ部は、
    当該コントローラ部がブートディスクバックアップ時のシャットダウン対象として指定された場合に、当該コントローラ部の冗長構成を解除し、バックアップ対象以外のブートディスクを当該コントローラ部から切り離し、前記バックアップ対象のブートディスクを用いてシャットダウン処理を実行するシャットダウン制御部と、
    当該コントローラ部がブートディスクバックアップ時の動作継続対象として指定された場合に、当該コントローラ部の冗長構成を解除し、バックアップ対象のブートディスクを当該コントローラ部から切り離し、前記バックアップ対象以外のブートディスクを用いて動作継続すると共に、前記シャットダウン処理を監視し、前記シャットダウン処理が完了したことを条件に前記シャットダウン対象として指定されたコントローラ部を起動して冗長構成を復帰させて、前記バックアップ対象のブートディスクをバックアップとして保持する動作継続制御部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記シャットダウン制御部は、
    予め、冗長構成にされている前記ブートディスクへのアクセスを停止した後に、当該コントローラ部の冗長構成を解除し、前記バックアップ対象のブートディスクをバックアップする時間を経過すると、バックアップ対象以外のブートディスクを当該コントローラ部から切り離し、前記バックアップ対象のブートディスクを用いてシャットダウン処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. コントローラ部及びブートディスクがそれぞれ冗長構成にされている情報処理装置の制御方法であって、
    前記コントローラ部が、ブートディスクバックアップ時のシャットダウン対象として指定された場合に、当該コントローラ部の冗長構成を解除し、バックアップ対象以外のブートディスクを当該コントローラ部から切り離し、前記バックアップ対象のブートディスクを用いてシャットダウン処理を実行する第1のステップと、
    前記コントローラ部が、ブートディスクバックアップ時の動作継続対象として指定された場合に、当該コントローラ部の冗長構成を解除し、バックアップ対象のブートディスクを当該コントローラ部から切り離し、前記バックアップ対象以外のブートディスクを用いて動作継続すると共に、前記シャットダウン処理を監視し、前記シャットダウン処理が完了したことを条件に前記シャットダウン対象として指定されたコントローラ部を起動して冗長構成を復帰させて、前記バックアップ対象のブートディスクをバックアップとして保持する第2のステップと
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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CSNH200400152002; 渡邉敏博ほか3名: 'システムバックアップ技術(RAID-1,StandbyDiskシリーズ,再セットアップイメージのHD' NEC技報 第56巻 第6号, 20030625, pp.15〜18, 日本電気株式会社 *
JPN6013019420; 渡邉敏博ほか3名: 'システムバックアップ技術(RAID-1,StandbyDiskシリーズ,再セットアップイメージのHD' NEC技報 第56巻 第6号, 20030625, pp.15〜18, 日本電気株式会社 *

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