JP2002048703A - ガス透過率測定装置 - Google Patents

ガス透過率測定装置

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JP2002048703A JP2000230487A JP2000230487A JP2002048703A JP 2002048703 A JP2002048703 A JP 2002048703A JP 2000230487 A JP2000230487 A JP 2000230487A JP 2000230487 A JP2000230487 A JP 2000230487A JP 2002048703 A JP2002048703 A JP 2002048703A
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gas
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Yoji Tanaka
洋二 田中
Yoshitomo Ariga
良知 有賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス透過率の測定精度を高めたガス透過率測
定装置を提供する。 【解決手段】 試料膜の一次側となる片側に酸素、水蒸
気等の測定ガスの透過率を測定する測定ガスを流し、試
料膜の二次側となる他方側にはキャリアーガスを流し、
キャリアーガス中に含まれる測定ガスの濃度を検出し
て、試料膜のガス透過率を測定する装置で、一次側の測
定ガスの流れ及び二次側のキャリアーガスの流れの夫々
をFLOW(垂れ流し)とLOOP(循環)に切換え可
能としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムやボトル
等の試料膜の片側に測定用のガスを流し、試料膜を透過
するガスの透過率を測定するガス透過率測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来例を図3及び図4に示す。図3に示
すガス透過率測定装置は酸素の透過率を測定するガス透
過率測定装置であり、キャリアーガスは窒素である。こ
のガス透過率測定装置には一対のセル51,56を設け
てあり、一対のセル51,56の間に試料膜Pを装着す
るように構成してある。このガス透過率測定装置には酸
素ボンベ54と窒素ボンベ59を備えてあり、この酸素
ボンベ54と一次側となる片側のセル51とをガス供給
管52で接続して、酸素ボンベ54から一次側のセル5
1に酸素を流すようにしてある。一方、窒素ボンベ59
と二次側となる他方のセル56とをガス供給管57で接
続して、窒素ボンベ59から二次側のセル56に窒素を
流すようにしてある。また、一対のセル51,56に夫
々排気管53,58を接続して、夫々のセル51,56
からガスを排出するようにしてある。窒素の供給側には
流量計60と触媒管68を備えてある。一方、窒素の排
出側には排気管58に接続して酸素検知器61を備え、
この酸素検知器61は、この酸素検知器61に入った酸
素の分子に比例して電子を放出し、電流を発生させるよ
うにしてある。酸素検知器61には記録計62を電気的
に接続してあるとともに、記録計62と並列に負荷抵抗
器63を接続してあり、酸素検知器61で発生した電流
を負荷抵抗器63で出力電圧に変換し、出力電力の変化
を記録計62が記録するようにしてある。
【0003】以上のように構成したガス透過率測定装置
では、以下のように酸素の透過率を測定する。先ず、一
対のセル51,56の間に試料膜Pを装着して、酸素ボ
ンベ54から一次側のセル51に酸素を供給して流す。
続いて、窒素ボンベ59から二次側のセル56に窒素を
供給して流し、酸素の透過率を測定する。即ち、試料膜
Pを透過した酸素は二次側のセル56の排気管58を通
り、この排気管58に備えた酸素検知器61を通過す
る。酸素検知器61は通過した酸素の分子に比例して電
子を放出し、電流を発生して検知する。酸素検知器61
で発生した電流は負荷抵抗器63で電圧データに変換さ
れ、この負荷抵抗器63での出力電圧の変化を酸素の透
過率として、記録計62が記録する。
【0004】続いて、図4に示すガス透過率測定装置は
セルの湿度変化から水蒸気の透過率を測定するガス透過
率測定装置であり、キャリアーガスは窒素である。この
ガス透過率測定装置には一対のセル51,56を設けて
あり、一対のセル51,56の間に試料膜Pを装着する
ように構成してある。また、このガス透過率測定装置に
は貯水器55と窒素ボンベを備え、この貯水器55と一
次側のセル51とを供給管52で接続してあり、この貯
水器55に蒸留水を蓄えて、セル51に水蒸気を供給す
るようにしてある。一方、窒素ボンベと二次側のセル5
6とをガス供給管57で接続してあり、窒素ボンベから
二次側のセル56に窒素を供給して流すようにしてあ
る。また、二次側のセル56には排気管58を接続し
て、セル56に供給された窒素を排出するようにしてあ
る。窒素の供給側にはポンプ64と触媒管69及びバル
ブ65を備えてあり、ポンプ64とバルブ65とによ
り、二次側のセル56に供給して流す窒素の流量を調整
することができるようにしてある。二次側のセル56に
は湿度変化を感知する感湿センサー66を接続してあ
り、この感湿センサー66は記録計67と電気的に接続
し、感湿センサー66で感知した湿度変化を記録計67
が記録するようにしてある。
【0005】以上のように構成したガス透過率測定装置
では、以下のように水蒸気の透過率を測定する。先ず、
貯水器55から一次側のセル51に水蒸気を供給して、
一対のセル51,56の間に試料膜Pを装着する。続い
て、バルブ65で窒素の流量を調整しながら、窒素ボン
ベから二次側のセル56に窒素を供給して流し、セル5
1,56内の温度や湿度を試験条件に合わせて、水蒸気
の透過率を測定する。試料膜Pを透過した水蒸気は二次
側のセル56に接続した感湿センサー66で湿度変化と
して感知され、この湿度変化から試料膜Pを透過した水
蒸気の量を換算して、記録計67が記録する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は上記の従
来例で示したように、試料膜の一次側、二次側に流され
たガスは、ガスの透過率を測定した後直ちに外部へ排出
されるため、セル中のガス濃度が薄く、ガス透過率の測
定の精度を高めるために、試料押さえを試料膜の大きな
形状に合わせる必要があった。また、試料膜の形状に合
わせた試料押さえを使用したため、試験を行うための温
度、湿度、試料を透過させるガスの種類などの条件を特
定した上でガス透過率の測定をする必要があった。さら
に、試料の形状に合わせて試料押さえを換えられるよう
に装置の構造を複雑にする必要があった。また、セル中
に流されたガスは、ガスの透過率を測定して直ちに排出
されるため、セル中のガス濃度が薄く、精度が高いガス
検知器を使用しなければガスの透過率を正確に測定する
ことができないという課題もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明ガス透過率測定装置は、試料膜の一次側と
なる片側に酸素、水蒸気等の測定ガスの透過率を測定す
る測定ガスを流し、試料膜の二次側となる他方側にはキ
ャリアーガスを流し、キャリアーガス中に含まれる測定
ガスの濃度を検出して、試料膜のガス透過率を測定する
装置で、一次側の測定ガスの流れ及び二次側のキャリア
ーガスの流れの夫々をFLOW(垂れ流し)とLOOP
(循環)に切換え可能としてある。
【0008】試料膜の一次側となる片側に酸素、水蒸気
等の測定ガスの透過率を測定する測定ガスを流し、試料
膜の二次側となる他方側にはキャリアーガスを流し、キ
ャリアーガス中に含まれる測定ガスの濃度を検出して、
試料膜のガス透過率を測定する装置で、一次側の測定ガ
スの流れ及び二次側のキャリアーガスの流れの少なくと
も何れか一方をLOOP(循環)にしてある。また、一
対のセルを備え、この一対のセルの間に試料膜を装着し
て、一次側のセルに上記測定ガスを流し、二次側のセル
に前記キャリアーガスを流して、試料膜を透過するガス
の濃度を検出して、試料膜のガス透過率を測定する。さ
らに、前記ガス透過率測定装置が、恒温恒湿槽と制御装
置とを備え、前記恒温恒湿槽内に一対のセルを単数又は
複数設けてあり、前記制御装置でガスの流量等を操作し
て、この恒温恒湿槽内でガス透過率の測定を行えるよう
にしてある。
【0009】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1は、本発明ガス透過率
測定装置の一実施例の正面図を示し、図2はその構成図
を示してある。本実施例のガス透過率測定装置は、測定
ガスである酸素の透過率を測定するガス透過率測定装置
であり、キャリアーガスは窒素である。なお、本実施例
では、測定ガスの流れを一次側といい、キャリアーガス
の流れを二次側という。本実施例のガス透過率測定装置
は制御装置10と恒温恒湿槽40とを備え、恒温恒湿槽
40内に一対のセル41,42を設け、一対のセル4
1,42の間に試料膜を装着して、制御装置10でガス
の流量等を操作して、この恒温恒湿槽40内でガス透過
率の測定を行えるようにしてある。なお、セル41,4
2にガスを供給するボンベを制御装置10及び恒温恒湿
槽40の外に取り付けることは可能であり、ガスの透過
率の測定値を解析するためのパソコンを、制御装置10
及び恒温恒湿槽40とは別に設けることも可能である。
【0010】制御装置10に、試料膜の一次側となる上
部のセル41に酸素を流すガス供給管11を接続し、こ
のガス供給管11は恒温恒湿槽40の外に設けてある酸
素ボンベに接続して、酸素ボンベから一次側のセル41
に酸素を流すようにしてある。そして、一次側のセル4
1には排気管12を接続してある。また、制御装置10
に、試料膜の二次側となる下部のセル42に窒素を流す
ガス供給管13を接続し、このガス供給管13は恒温恒
湿槽40の外に設けてある窒素ボンベに接続して、窒素
ボンベから二次側のセル42に窒素を流すようにしてあ
る。二次側のガス供給管13に接続して、バルブ14を
備えてある。そして、二次側のセル42に排気管15を
接続してあり、この排気管15に接続して濃度計16、
気圧計17及び流量計18を備えてある。
【0011】本発明では、試料膜の一次側の測定ガスの
流れ及び二次側のキャリアーガスの流れの夫々をFLO
W(垂れ流し)とLOOP(循環)に切換え可能として
あることを特徴とする。さらに本発明では、試料膜の一
次側となる片側に酸素、水蒸気等の測定ガスの透過率を
測定する測定ガスを流し、試料膜の二次側となる他方側
にはキャリアーガスを流し、キャリアーガス中に含まれ
る測定ガスの濃度を検出して、試料膜のガス透過率を測
定する装置で、一次側の測定ガスの流れ及び二次側のキ
ャリアーガスの流れの両方または何れか一方を最初から
LOOP(循環)にしてあることも特徴とする。図中2
2がセル41に測定ガスを循環してLOOPにするポン
プで、このポンプ22はガス供給管11に三方弁25を
介してガス循環管23によって接続してあり、同じく排
気管12に三方弁24を介してガス吸引管21により接
続してある。測定ガスのFLOWの場合は、一次側のセ
ル41から排出したガスを排気管12から外へ排出し、
LOOPの場合は、一次側のセル41から排出したガス
をポンプ22によって循環するようにしてある。
【0012】一方、試料膜の二次側にもキャリアーガス
を循環してLOOPにするポンプ27を備え、このポン
プ27はガス供給管13に三方弁30を介してガス循環
管28によって接続してあり、同じく排気管15に三方
弁29を介してガス吸引管26により接続してある。キ
ャリアーガスのFLOWの場合は、二次側のセル42か
ら排出したガスを排気管15から外へ排出し、LOOP
の場合は、二次側のセル42から排出したガスをポンプ
27によって循環するようにしてある。ガス循環管28
にバルブ31を備え、LOOPの場合もFLOWの場合
と同様に、ガスの流量を調整できるようにしてある。
【0013】本実施例のガス透過率測定装置は恒温恒湿
槽40を備え、この恒温恒湿槽40内に一対のセル4
1,42を設け、この一対のセル41,42の間に試料
膜を装着して、この恒温恒湿槽40内でガス透過率の測
定を行うようにしてある。セル41,42の装着面は平
らにしてあり、セル41,42を通気するガスが外部に
漏れないようにしてあり、一次側のセル41の略中心に
は締め付けノブ43を設け、この締め付けノブ43の開
閉操作によってセル41,42が開閉できるようにして
ある。また、図2に示すように、一対のセル41,42
を直列に3個設け、図1に示すように、さらに並列に3
列設けてある。
【0014】試料膜の一次側に備えた3つのセル41は
隣り合うセル41を接続管44で接続し、最も左側に位
置するセル41は一次側のガス供給管11に接続し、最
も右側に位置するセル41は一次側の排気管12に接続
してある。また、恒温恒湿槽40のガス供給管11に切
り離し弁48を備え、LOOPの場合に、切り離し弁4
8を切り離して、恒温恒湿槽40内に測定ガスを取り入
れて、この測定ガスを循環させるようにしてある。一
方、二次側のガス供給管13を二次側の排気管15に接
続し、この接続部分には二次側のセル42の倍の数、本
実施例では6個の電磁弁45を備え、これら電磁弁45
によって交互にガス供給管46と排気管47を接続し、
これらガス供給管46と排気管47は二次側のセル42
に接続してある。
【0015】本実施例のガス透過率測定装置で、以下の
ように酸素の透過率を測定する。先ず、試料膜の一次
側、二次側がともにFLOWの場合、一対のセル41,
42の間に試料膜を装着して、酸素ボンベから一次側の
セル41に酸素を供給して流す。続いて、バルブ14で
流量を調整しながら、窒素ボンベから二次側のセル42
に窒素を供給して流す。電磁弁45をセル42側に切り
換え、二次側のセル42に窒素を流して、酸素の透過量
を測定する。一次側、二次側の排気管12,15に備え
た三方弁24,29を排気側に切り換え、一次側、二次
側に夫々流れたガスを、一次側、二次側の夫々に備えた
排気管12,15から外へ排出する。
【0016】一次側がLOOPの場合、一対のセル4
1,42の間に試料膜を装着して、酸素ボンベから一次
側のセル41に酸素を供給して流す。一次側の排気管1
2に備えた三方弁24をポンプ22側に切り換え、一次
側の排気管12に流れた酸素を、一次側のポンプ22が
吸引する。一次側のガス供給管11に備えた三方弁25
を切り換え、ポンプ22が吸引した酸素を一次側のセル
41に供給して流し、一次側のセル41に流れた酸素を
循環させる。また、一次側がLOOPの場合、恒温恒湿
槽40のガス供給管11に備えた切り離し弁48を切り
離すことにより、恒温恒湿槽40内に測定ガスを充満さ
せ、このガスも一次側のポンプ22が吸引し、恒温恒湿
槽40内の測定ガスを循環させる。そこで、例えば、試
料にボトルを採用し、上記電磁弁45の配管を外して、
これをボルト内に配管し、恒温恒湿槽40の雰囲気下で
ボトル内にキャリアーガスを流して、ボトル内に透過す
る測定ガスの透過率を測定することができる。なお、恒
温恒湿槽40に攪拌機能を備え、一次側のセル41を攪
拌しながら、一次側のセル41にガスを供給して流せ
ば、より短時間で測定ガスの透過率を測定することがで
きる。
【0017】二次側がLOOPの場合、バルブ14で流
量を調整しながら、窒素ボンベから二次側のセル42に
窒素を供給して流す。このとき、三方電磁弁29,30
を同期させてポンプ側とIN,OUT側に交互に切り換
えて二次側のガス濃度を十分下げた後、循環させて測定
する。即ち、二次側のガス供給管13に備えた三方弁3
0をセル42側に切り換え、二次側のガス循環管28に
備えたバルブ31でガスの流量を調整しながら、ポンプ
27が吸引したガスを二次側のセル42に供給して流し
て、二次側のセル42に流れたガスを循環させる。そし
て、電磁弁45をセル42側に切り換え、二次側のセル
42にガスを流して、酸素の透過量を測定する。これに
よって、透過率の小さい、よってガス濃度の低い場合で
も、時間とともに濃度が上がる濃度勾配を得ることがで
きるので、時間をかければ、分析に十分な絶対値を得る
ことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明ガス透過率測定装置は、試料膜の
一次側となる片側に酸素、水蒸気等の測定ガスの透過率
を測定する測定ガスを流し、試料膜の二次側となる他方
側にはキャリアーガスを流し、キャリアーガス中に含ま
れる測定ガスの濃度を検出して、試料膜のガス透過率を
測定する装置で、一次側の測定ガスの流れ及び二次側の
キャリアーガスの流れの夫々をFLOW(垂れ流し)と
LOOP(循環)に切換え可能としてあるから、温度や
湿度などの条件を予め設定することなく、自由にガス透
過率を測定することができる効果がある。また、一次側
の測定ガスの流れ及び/又は二次側のキャリアーガスの
流れをLOOPにすることにより、試料膜に流すガスの
濃度が上がり、精度が高いガス透過率の測定結果を得る
ことができる効果がある。
【0019】一対のセルを備え、この一対のセルの間に
試料膜を装着して、一次側のセルに上記測定ガスを流
し、二次側のセルに前記キャリアーガスを流して、試料
膜を透過するガスの濃度を検出して、試料膜のガス透過
率を測定するから、構成が容易であるうえ、温度や湿度
などの条件を予め設定することなく、自由にガス透過率
を測定することができるとともに、二次側のキャリアー
ガスの流れをLOOPにすることにより、試料膜に流す
ガスの濃度が上がり、精度が高いガス透過率の測定結果
を得ることができる効果がある。
【0020】前記ガス透過率測定装置が、恒温恒湿槽と
制御装置とを備え、前記恒温恒湿槽内に一対のセルを単
数又は複数設けてあり、前記制御装置でガスの流量等を
操作して、この恒温恒湿槽内でガス透過率の測定を行え
るようにしてあるから、温度や湿度などの条件を予め設
定することなく、自由にガス透過率を測定することがで
きるとともに、一つの試料押さえを使用して形状が異な
る試料膜のガス透過率を測定することができ、迅速に且
つ容易にガス透過率を測定することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ガス透過率測定装置の一実施例の正面図
である。
【図2】図1図示実施例の構成図である。
【図3】従来のガス透過率測定装置の一実施例の構成図
である。
【図4】図3とは別の実施例の構成図である。
【符号の説明】
10 制御装置 11 ガス供給管 12 排気管 13 ガス供給管 14 バルブ 15 排気管 16 濃度計 17 気圧計 18 流量計 21 ガス吸引管 22 ポンプ 23 ガス循環管 24 三方弁 25 三方弁 26 ガス吸引管 27 ポンプ 28 ガス循環管 29 三方弁 30 三方弁 31 バルブ 40 恒温恒湿槽 41 一次側のセル 42 二次側のセル 43 締め付けノブ 44 接続管 45 電磁弁 46 ガス供給管 47 排気管 48 切り離し弁 51 一次側のセル 52 供給管 53 排気管 54 酸素ボンベ 55 貯水器 56 二次側のセル 57 ガス供給管 58 排気管 59 窒素ボンベ 60 流量計 61 酸素検知器 62 記録計 63 負荷抵抗器 64 ポンプ 65 バルブ 66 感湿センサー 67 記録計 68 触媒管 69 触媒管 P 試料膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料膜の一次側となる片側に酸素、水蒸
    気等の測定ガスの透過率を測定する測定ガスを流し、試
    料膜の二次側となる他方側にはキャリアーガスを流し、
    キャリアーガス中に含まれる測定ガスの濃度を検出し
    て、試料膜のガス透過率を測定する装置で、一次側の測
    定ガスの流れ及び二次側のキャリアーガスの流れの夫々
    をFLOW(垂れ流し)とLOOP(循環)に切換え可
    能としてあるガス透過率測定装置。
  2. 【請求項2】 試料膜の一次側となる片側に酸素、水蒸
    気等の測定ガスの透過率を測定する測定ガスを流し、試
    料膜の二次側となる他方側にはキャリアーガスを流し、
    キャリアーガス中に含まれる測定ガスの濃度を検出し
    て、試料膜のガス透過率を測定する装置で、一次側の測
    定ガスの流れ及び二次側のキャリアーガスの流れの少な
    くとも何れか一方をLOOP(循環)にしてあるガス透
    過率測定装置。
  3. 【請求項3】 一対のセルを備え、この一対のセルの間
    に試料膜を装着して、一次側のセルに上記測定ガスを流
    し、二次側のセルに前記キャリアーガスを流して、試料
    膜を透過するガスの濃度を検出して、試料膜のガス透過
    率を測定する上記請求項1又は2に記載のガス透過率測
    定装置。
  4. 【請求項4】 前記ガス透過率測定装置が、恒温恒湿槽
    と制御装置とを備え、前記恒温恒湿槽内に一対のセルを
    単数又は複数設けてあり、前記制御装置でガスの流量等
    を操作して、この恒温恒湿槽内でガス透過率の測定を行
    えるようにしてある上記請求項1乃至3のいずれかに記
    載のガス透過率測定装置。
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