JP2002048435A - 吸収式冷凍機 - Google Patents

吸収式冷凍機

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JP2002048435A
JP2002048435A JP2000230107A JP2000230107A JP2002048435A JP 2002048435 A JP2002048435 A JP 2002048435A JP 2000230107 A JP2000230107 A JP 2000230107A JP 2000230107 A JP2000230107 A JP 2000230107A JP 2002048435 A JP2002048435 A JP 2002048435A
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JP
Japan
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absorber
gas
solution
ammonia
heat exchanger
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Pending
Application number
JP2000230107A
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English (en)
Inventor
Masaharu Kodera
雅晴 古寺
Masaru Fujita
優 藤田
Yoshinobu Takagi
義信 高木
Kiyoshi Shiraishi
清 白石
Terubumi Matsuda
光史 松田
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/62Absorption based systems

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】熱交換部にプレート式熱交換器を使用した場合
でも、非凝縮性ガスを抽気し得るアンモニア吸収式冷凍
機を提供する。 【解決手段】吸収溶液としてアンモニア水溶液を使用す
るとともに、蒸発器1、吸収器2、再生器3および凝縮
器4を有し、かつ少なくとも吸収器2として、所定間隔
おきに複数枚の伝熱プレートが並行に配置されて、鉛直
方向の加熱流体流路および被加熱流体流路が交互に形成
されてなるプレート式熱交換器21を使用した吸収式冷
凍機であって、吸収器2にてアンモニア蒸気を吸収して
濃度が濃くなった濃溶液を再生器3側に移送するための
接続口31Bに、非凝縮性ガスを分離するための分離空
間室41aを有するガス分離容器41を設けるととも
に、このガス分離容器41内の非凝縮性ガスを抽気する
抽気装置42を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸収式冷凍機に関
するもので、特に作動ガス中に含まれる非凝縮性ガスを
抽気し得るようにした吸収式冷凍機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、吸収溶液としてアンモニア水溶液
を用いた吸収式冷凍機の吸収器として、プレート式熱交
換器を使用することが提案されている。
【0003】このプレート式熱交換器が使用された吸収
器は、所定間隔おきに複数枚の伝熱プレートが並行に配
置されて、鉛直方向の加熱流体流路および被加熱流体流
路が交互に形成されたものであり、吸収器自体のコンパ
クト化を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、プレ
ート式熱交換器を使用した吸収器は、そのコンパクト化
が図られたものであり、その容器本体内の全体に亘って
伝熱プレートが配置されており、余分な空間が殆ど形成
されておらず、したがって、系内にて発生した水素ガス
などの非凝縮性ガスを系外に排出する手段が具備されて
いなかった。
【0005】そこで、本発明は、熱交換部にプレート式
熱交換器を使用した場合でも、非凝縮性ガスを抽気し得
るアンモニア吸収式冷凍機を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のアンモニア吸収式冷凍機は、吸収溶液とし
てアンモニア水溶液を使用するとともに、蒸発器、吸収
器、再生器および凝縮器を有し、かつ少なくとも吸収器
として、所定間隔おきに複数枚の伝熱プレートが並行に
配置されて、鉛直方向の加熱流体流路および被加熱流体
流路が交互に形成されてなるプレート式熱交換器を使用
した吸収式冷凍機であって、上記吸収器にてアンモニア
蒸気を吸収して濃度が濃くなった濃溶液を再生器側に移
送するための出口部近傍に、非凝縮性ガスを分離するた
めの分離空間室を有するガス分離容器を設けるととも
に、このガス分離容器内の非凝縮性ガスを抽気する抽気
装置を設けたものである。
【0007】上記の構成によると、少なくとも吸収器の
濃溶液の出口部近傍に非凝縮性ガスを溜めるための分離
空間室を有するガス分離容器を設けるとともに、このガ
ス分離容器内に溜まっている非凝縮性ガスを抽気装置に
より抽気するようにしたので、吸収器にプレート式熱交
換器を使用した場合でも、吸収器内で発生する非凝縮性
ガスを、確実に、系外に抜き出すことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
るアンモニア吸収式冷凍機を、図1〜図3に基づき説明
する。
【0009】この吸収式冷凍機はアンモニア水溶液を吸
収溶液とするもので、図1に示すように、主として、ア
ンモニアを蒸発させる蒸発器1と、この蒸発器1で蒸発
されたアンモニア蒸気を第1冷媒蒸気移送管11を介し
て導き吸収溶液である濃度の薄いアンモニア水溶液(希
溶液ともいう)に吸収させる吸収器2と、途中に溶液ポ
ンプ16を有するとともにこの吸収器2でアンモニア蒸
気を吸収してアンモニア濃度が濃くなったアンモニア水
溶液(濃溶液ともいう)を濃溶液移送管12を介して導
き加熱してアンモニアを分離する再生器(正確には、加
熱部と精留部とからなる)3と、この再生器3で得られ
たアンモニア蒸気を第2冷媒蒸気移送管13を介して導
き凝縮させる凝縮器4と、この凝縮器4で得られたアン
モニア液を上記蒸発器1に移送する冷媒液移送管14
と、上記再生器3にてアンモニアが分離されてアンモニ
ア濃度が薄くなった希溶液を吸収器2に導く希溶液移送
管15とから構成されている。
【0010】そして、上記吸収器2として、プレート式
熱交換器が使用されている。すなわち、図2および図3
に示すように、吸収器2を構成するこの熱交換器21
は、一対の端板22間に、それぞれ内部流路23aを有
する伝熱プレート23が所定間隔置きに複数枚並行に配
置されて、伝熱プレート23間に形成される鉛直方向の
外部流路すなわち加熱流体流路(溶液用流路)24と内
部流路23aである被加熱流体流路(冷却水用流路)2
5とが交互に形成されたものである。
【0011】そして、この伝熱プレート23は、熱伝導
率の良い材料で構成された平板に、プレス加工により斜
め方向に多数の凹凸部23bを形成したもので、加熱流
体流路24内を流下(落下)する流体が平板の全面に行
き渡るようにされて、伝熱効率および吸収効率が良好と
なるようされている。
【0012】また、上記熱交換器21の一方の端板22
の上部の左右位置には、水平方向で接続口31(31
A),32(32A)が形成されるとともに、下部の左
右位置には、水平方向で接続口31(31B),32
(32B)が形成されている。
【0013】そして、一方の接続口31Aにはアンモニ
ア蒸気を供給する第1冷媒蒸気移送管11が接続される
とともに、これに対応する接続口(出口部)31Bには
アンモニア蒸気を吸収してアンモニア濃度が濃くなった
濃溶液を取り出して再生器3側に供給するための濃溶液
移送管12が接続される。また、接続口31Aに対応す
る熱交換器21の内部には、円形(円形でなくてもよ
い)の流体導入用通路21aが形成され、さらに再生器
3にて加熱再生されてアンモニア濃度が薄くなった希溶
液を移送して供給するための希溶液移送管15の先端部
が上記流体導入用通路21aに挿入されるとともに、こ
の希溶液移送管15の各加熱流体流路24にほぼ対応す
る位置の下面には、それぞれ円弧状のスリット15aが
形成されている。
【0014】また、上記下部の接続口31Bとは反対側
の接続口32Bおよび上部の接続口31Aとは反対側の
接口32Aには、被加熱流体である冷却水を供給するた
めの冷却水配管(図示せず)がそれぞれ接続されてい
る。
【0015】そして、さらに上記吸収器3の出口部、す
なわち熱交換器21の接続口31Bに接続された濃溶液
移送管12の直ぐ接続口31B寄りには、吸収器3内に
て発生した非凝縮性ガス(具体的には、水素ガス)を吸
収溶液から分離するための分離空間室41aを有するガ
ス分離容器41が配置されるとともに、このガス分離容
器41には、分離空間室41a内に溜まっている非凝縮
性ガスを抽出する(取り出す)ための抽気装置42が具
備されている。
【0016】この抽気装置42は、排気管51が接続さ
れた抽気容器52と、途中に吸引部であるエジェクタ5
3が設けられるとともに上記濃溶液移送管12内の濃溶
液を抽気容器52内に駆動液として導くための駆動液供
給管54と、上記エジェクタ53の吸引口(吸引部)5
3aとガス分離容器41内の気相部とを接続する接続管
(抽気管ともいう)55と、上記抽気容器52内に溜ま
った濃溶液をガス分離容器41内に戻すための液戻し管
56とから構成されている。なお、駆動液供給管54の
濃溶液移送管12に対する接続箇所は溶液ポンプ16よ
り下流側にされており、この溶液ポンプ16により移送
される濃溶液がエジェクタ53に吸引力を発生させる駆
動液となる。
【0017】上記構成において、冷凍運転時において
は、蒸発器1にて蒸発したアンモニア蒸気が吸収器2に
移送されて希溶液に吸収され、アンモニアを吸収してア
ンモニア濃度が濃くなった濃溶液は再生器3に移送さ
れ、ここで加熱されてアンモニアが分離再生される。
【0018】上記再生器3で得られたアンモニア蒸気は
凝縮器4に移送されてアンモニア液となり、冷媒液移送
管14を介して蒸発器1に戻されるとともに、再生器3
でアンモニアが分離されてアンモニア濃度が薄くなった
希溶液は、希溶液移送管15を介して吸収器2内に戻さ
れる。
【0019】そして、上記冷凍サイクルが行われている
蒸発器1の伝熱部内を流れる被冷却流体が所定温度まで
冷却され、冷熱需要箇所に供給される。一方、吸収器2
においては、伝熱プレート23に設けられた流体導入用
通路21a内では、希溶液Lが希溶液移送管15のスリ
ット15aから下方に向かって噴出されるとともに、こ
の接続口31Aには、第1冷媒蒸気移送管11からアン
モニア蒸気Gが供給されて互いに効果的に混合される。
【0020】このように、アンモニア蒸気が混合された
溶液は、各加熱流体流路24内を落下する。この落下時
に、アンモニア蒸気を吸収して発熱した濃溶液は、隣接
する被加熱流体流路25内を流れる冷却水を加熱し、吸
収溶液自身が冷却される。なお、この冷却水は冷却水配
管から取り出される。
【0021】ところで、吸収器2内にて、すなわち熱交
換器21内に集まった水素ガスなどの非凝縮性ガスは、
濃溶液とともに下部に設けられた接続口31Bから排出
されるが、濃溶液移送管12の接続口31Bに設けられ
たガス分離容器41内に入り、非凝縮性ガスは分離空間
室41a内に溜まるが、この時、駆動液供給管54内を
流れる濃溶液によりエジェクタ53が駆動されて、分離
空間室41a内に溜まっている非凝縮性ガスが抽気容器
52内に抽気されることになる。
【0022】このように、吸収器2である熱交換器21
の接続口31Bに、非凝縮性ガスを溜め得る分離空間室
41aを有するガス分離容器41を設けるとともに、こ
の分離空間室41a内に溜まっている非凝縮性ガスをエ
ジェクタ53により、抽気容器52内に抽気するように
したので、吸収器2にプレート式熱交換器を使用した場
合でも、吸収器2内に集まった非凝縮性ガスを、確実
に、系(作動ガス系)から抜き出すことができる。な
お、抽気容器52内に溜まった非凝縮性ガスは排気管5
1より大気に放出される。
【0023】ところで、上記実施の形態においては、ガ
ス分離容器41を吸収器2の接続口31Bに設けたが、
図4に示すように、構造上、ガス分離容器41を吸収器
2から離して設ける必要がある場合には、吸収器2の接
続口31Bとガス分離容器41とを径が細い細径液移送
管61で接続すればよい。このように、細径液移送管6
1にて接続する理由は、吸収器2からの濃溶液を非凝縮
性ガスと一緒に導く際に、細径液移送管61内にて液と
気体とを混合させて互いに分離しないようにするためで
ある。もし、分離すると、気体が吸収器2内に戻るおそ
れが生じるからである。
【0024】また、図5に示すように、ガス分離容器4
1を吸収器2の接続口31Bに設ける際に、分離容器4
1の設置位置を、接続口31Bに対して高くしてもよ
い。この場合、ガス分離容器41内の分離空間室41a
には、ガスの吸引用穴部62aが下面に形成されたガス
吸引管(ヘッダー部)62が挿入された構成にされる。
この吸引用穴部62aを下面に形成したのは、非凝縮性
ガスを吸引する際に、液滴を一緒に吸引するのを防止す
るためである。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明の吸収式冷凍機の構
成によると、少なくとも吸収器の濃溶液の出口部近傍に
非凝縮性ガスを溜めるための分離空間室を有するガス分
離容器を設けるとともに、このガス分離容器内に溜まっ
ている非凝縮性ガスを抽気装置により抽気するようにし
たので、吸収器にプレート式熱交換器を使用した場合で
も、吸収器内で発生する非凝縮性ガスを、確実に、系外
に抜き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における吸収式冷凍機の概
略全体構成を示す図である。
【図2】同吸収式冷凍機の吸収器に使用される熱交換器
の斜視図である。
【図3】同吸収器に使用される熱交換器の要部断面図で
ある。
【図4】本発明の他の実施の形態における吸収式冷凍機
の要部構成を示す図である。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態における吸収式
冷凍機の要部構成を示す図である。
【符号の説明】
1 蒸発器 2 吸収器 3 再生器 4 凝縮器 11 第1冷媒蒸気移送管 12 濃溶液移送管 15 希溶液移送管 21 熱交換器 21b 流体導出用通路 23 伝熱プレート 24 加熱流体流路 25 被加熱流体流路 41 ガス分離容器 41a 分離空間室 42 抽気装置 52 抽気容器 53 エジェクタ 54 駆動液供給管 55 接続管 61 細径液移送管 62 ガス吸引管 62a 吸引用穴部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 義信 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 白石 清 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 松田 光史 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 Fターム(参考) 3L093 BB01 LL05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸収溶液としてアンモニア水溶液を使用す
    るとともに、蒸発器、吸収器、再生器および凝縮器を有
    し、かつ少なくとも吸収器として、所定間隔おきに複数
    枚の伝熱プレートが並行に配置されて、鉛直方向の加熱
    流体流路および被加熱流体流路が交互に形成されてなる
    プレート式熱交換器を使用した吸収式冷凍機であって、 上記吸収器にてアンモニア蒸気を吸収して濃度が濃くな
    った濃溶液を再生器側に移送するための出口部近傍に、
    非凝縮性ガスを分離するための分離空間室を有するガス
    分離容器を設けるとともに、このガス分離容器内の非凝
    縮性ガスを抽気する抽気装置を設けたことを特徴とする
    吸収式冷凍機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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