JP2002047017A - 幅広板硝子の製法改良 - Google Patents

幅広板硝子の製法改良

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Abstract

(57)【要約】 【課題】均厚性及び表面平滑性に優れた高品質な幅広板
硝子を製造する。 【解決手段】硝子リボン13の幅方向の両端付近部13
A、13Aの上方に、一対のロール30を搬送方向と同
方向に配置する。ロール30の表面には突起31が螺旋
状に形成され、ロール30の回転によって突起31が硝
子リボン13を引っ掛けて下流方向に押しやると同時に
幅方向に延伸するように働く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は幅広板硝子の製法改
良に係り、特に溶融硝子を連続的に幅広板硝子に成形す
る幅広板硝子の製法改良に関する。
【0002】
【従来の技術】板硝子の製法としては、溶融スズを用い
るフロート法、引き上げ法、ダウンドロー法、フュージ
ョン法等が知られている。
【0003】しかしながら、上記フロート法は、熱伝導
性が硝子よりも高い媒体上(溶融スズのフロートバス
上)に硝子リボンを浮上させて成形するために、媒体と
の熱の授受が大きく、媒体の温度の影響を大きく受ける
ので、媒体の温度制御が非常に重要であり、また、冷却
中における硝子リボン表面と内部の温度差が少なくなる
ように媒体の温度を硝子の温度に近づけて厳密な制御の
もとに徐々に冷却することが必要となるため、冷却がゆ
っくりとならざるを得ず、十分に長いフロートバスが必
要となり、成形時間が長くなる。また、品質的にもスズ
に由来する各種欠点を生じることが多い。更に、スズ資
源の枯渇も懸念されている。
【0004】一方、引き上げ法、ダウンドロー法、フュ
ージョン法では、垂直方向の成形のために重力に起因す
る硝子リボンへの力の制御が困難で、硝子肉厚の制御が
困難となり、それを軽減するための媒体の温度制御が複
雑になるという問題があった。
【0005】このような背景から、本願出願人は、蒸気
膜形成剤を含む基材を用いて蒸気膜の薄層を介して溶融
硝子リボンを板状に成形する板硝子の成形方法に関する
技術を提案している(特開平9─295819号公
報)。この板硝子の製法によれば、省資源、省エネルギ
ー化、板硝子の高品質化、設備及び運転コストの低減、
ジョブチェンジの容易化、小規模生産から大規模生産ま
での多様な対応が可能等の効果を奏する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9─295819号公報に開示された前記従来の製法
は、成形時に硝子リボンに働く力によって以下に述べる
問題が生じ易い。即ち、硝子リボンの搬送方向(長手方
向)では、成形装置の下流側に配設された搬送ローラや
ピンチローラにより硝子リボンに実質的に引張応力が与
えられるが、硝子リボンの幅方向(短手方向)では、引
張応力が与えられ難いので、一般的には硝子リボンの幅
が収縮するという現象(アテニュエーション)が生じ
る。この現象によって、所望の幅の硝子リボンが得られ
ず、また、成形された板硝子の表面に皺が発生したり、
表面平滑性・平坦性及び均厚性が悪化し易いという欠点
があった。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、溶融硝子を蒸気膜形成剤を含む基材を用いて
板硝子に成形する製法において、溶融硝子の幅方向の収
縮を防止することにより、所定の幅広の硝子リボンを得
るとともに、表面平滑性及び均厚性に優れた高品質な板
硝子を製造することができる幅広板硝子の連続製法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、支持体上に供給された溶融状態の硝子リボ
ンを板硝子に連続的に成形する製法であって、液体を内
部に包含しうる材質又は構造からなる前記支持体中に、
常温付近では気体ではなく、少なくとも該硝子のガラス
転移点以上で気体である蒸気膜形成剤を液体状態で供給
する工程と、該支持体とガラス転移点以上の温度にある
硝子とを、前記蒸気膜形成剤が気化した蒸気膜の薄層を
介して互いに摺動させる工程と、を含む板硝子の製法に
おいて、連続若しくは独立した突起部を持つ少なくとも
一対のロール状部材を、前記硝子リボンの幅方向の両端
付近に配置し、硝子リボンの幅が広がる方向に前記ロー
ル状部材を軸を中心に回転させることにより、硝子リボ
ンに幅方向の引張応力を与えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明の好
ましい実施の形態について詳説する。
【0010】図1、図2は、本発明を実施するための幅
広板硝子の連続成形装置を模式的に示した図である。
【0011】成形装置10は、主として、蒸気膜形成剤
を内部に包含可能に形成された支持体12、12…と、
蒸気膜形成剤を支持体12に給液する給液装置16と、
支持体12を周回させるベルトコンベア20と、成形さ
れた硝子リボン13を搬送するローラ23と、硝子リボ
ン13に搬送方向の力を付与する張力付与装置22と、
軸方向に沿って螺旋状の突起31が形成された一対のロ
ール30、30とで構成される。また、成形装置10の
前段側には、硝子原料を溶解する硝子溶融炉14が配設
されており、この硝子溶融炉14から溶融状態の硝子G
が支持体12上に供給される。溶融硝子Gは成形装置1
0に供給され、ここで支持体12から蒸気膜形成剤が気
化した蒸気膜の薄層18を介して搬送されることによ
り、支持体12上で板状硝子リボン13に成形される。
【0012】硝子溶融炉14は、板硝子となる所定原料
を溶解するとともに溶解温度を制御して成形に好適な粘
度範囲と温度範囲の溶融硝子Gを調製する。このような
硝子の成形を行うためには、成形初期の溶融硝子Gの温
度が所定の範囲にあり、成形に適した溶融硝子Gの粘度
であることが重要である。即ち、溶融硝子Gの粘度が1
00〜100万ポイズの範囲にあり、好適には500〜
10万ポイズの間であるような温度領域で処理されるこ
とが好ましい。
【0013】硝子溶融炉14により温度及び粘度の調整
された溶融硝子Gは、硝子溶融炉14の出口スリット1
4Aからリボン状の流れとなって支持体12上に供給さ
れる。硝子溶融炉14からの溶融硝子Gの供給は、その
粘度や温度において所定の硝子リボンが得られるもので
あれば、如何なる方式で供給してもよい。即ち、オレフ
ィス、リップ、スリットから支持体12上に直接供給し
てもよく、また、過度の冷却を防止できるのであればロ
ール等(図示せず)による予備成形を行なってもよい。
【0014】支持体12は、単位ユニットを連続させた
ものや所定長の単位ユニットを組み合わせたものでもよ
く、更にはベルト状に加工したもの、単位ロールを連続
的に配列させたもの等を使用することができる。本実施
の形態では、複数の矩形の支持体12、12…がベルト
コンベア20の無端状ベルト20Aの表面に一定の間隔
をもって長手方向に配列固定された例で説明する。この
ように支持体12同士を若干の間隔をもって配列する
と、支持体12同士の間には硝子リボン13の移動方向
に対し直交する溝12Bが形成される。
【0015】無端状ベルト20Aは、駆動ロール20C
及び従動ロール20Dからなる一対のロールの間に張設
され、駆動ロール20Cの図1上時計回り方向の回転に
よって駆動される。これにより、無端状ベルト20A
は、図1の矢印26方向に周回移動することができる。
更に、無端状ベルト20Aの移動速度は、支持体12上
の硝子リボン13の進行速度と異なるように設定され
る。これにより、支持体12と硝子リボン13とは蒸気
膜の薄層18を介して摺動運動する。また、ベルトコン
ベア20には、無端状ベルト20Aの上側移動経路をガ
イドするガイド板21が設けられ、無端状ベルト20A
の上面の移動はこのガイド板21にガイドされて安定し
て移動する。
【0016】支持体12は、液体を内部に包含しうる材
質又は液体を内部に包含しうる構造であることが必要で
あり、例えば多孔質体又は繊維質体のものが好適に使用
される。多孔質体の場合には、連通孔であることが好ま
しい。また、多孔質体の表面は、好ましくは5mm以
下、より好ましくは1mm以下、更に好ましくは100
μm以下の孔径の微細な孔を有している。また、蒸気膜
形成剤と親和性の高い材質であることが好ましい。
【0017】支持体12の基本となる材料としては、連
通孔を有する多孔質親水性カーボンが好適に使用し得る
が、その他の例えば、セルロース、紙、木、竹等の天然
物由来の高分子材料、炭素系材料等も使用できる。ま
た、鉄、ステンレス鋼、ニッケル、アルミニウム、白
金、チタン等の金属材料、酸化アルミニウム、酸化ジル
コニウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素等の金属酸化物、金
属炭化物、金属窒化物を主成分とするセラミックス材料
等も使用できる。なお、支持体12の成形面は、微細な
孔や繊維状の凸凹以外は非常に平滑であってもよく、逆
に一定の凸凹があってもよい。
【0018】支持体12には、給液装置16から蒸気膜
形成剤が供給され、この蒸気膜形成剤を硝子リボン13
の高熱で瞬間的に気化させることにより、配列された複
数の支持体12、12…と硝子リボン13の間に蒸気膜
の薄層18を形成する。
【0019】蒸気膜形成剤としては、常温において液体
で、且つ少なくともガラス転移点以上では気体である有
機物、無機物の各種の物質を使用することができる。ま
た、支持体12への供給の操作性の点から、融点が40
°C以下で、大気圧下における沸点が50〜500°
C、更に好ましくは300°C以下のものがよい。更
に、蒸気膜形成剤が気化した蒸気が硝子及び支持体12
に悪影響を与える程に化学的に反応せず、毒性が低く、
使用される温度で不燃性であることが好ましく、代表的
なものとして水を使用することができる。このように、
蒸気膜形成剤としては、硝子リボン13の高熱によって
瞬間的に気化し、安定な蒸気膜を形成することのできる
液体を適切に選択することが必要である。高熱で瞬間的
に気化することにより形成された蒸気膜の薄層18の熱
伝導性は、液体や固体の熱伝導性に比べて著しく小さい
ため、硝子リボン13に対して断熱的な環境を効果的に
形成することができる。
【0020】蒸気膜形成剤を支持体12に供給する給液
装置16は、主として、ベルトコンベア20の下方に設
けられた浴槽29で構成され、無端状ベルト20Aが周
回移動して一対のロール20C、20D間の下側にきた
ときに、無端状ベルト20Aに支持された支持体12が
浴槽29内の蒸気膜形成剤の液体中を潜るように形成さ
れる。これにより、給液装置16から支持体12に蒸気
膜形成剤が供給される。なお、給液装置16としては、
浴槽式のものに限定されるものではなく、例えば、支持
体12に蒸気膜形成剤を噴霧する方式のものでもよく、
或いは浴槽の液体を湿潤ロール(図示せず)に一旦含ま
せてから湿潤ロールを支持体12に接触させて蒸気膜形
成剤を給液する方式のものでもよい。また、スプレー方
式のものでもよい。
【0021】張力付与装置22は、ベルトコンベア20
の終端部側(駆動ロール20C側)の搬送ロール23の
後部に設けられた一対のピンチローラ22A、22Bで
構成され、硝子リボン13を搬送方向に引っ張る方向に
挟持回転することにより、硝子リボン13を搬送ならび
に延伸させるための力を付与する。ピンチローラ22
A、22Bは、その回転数を可変できるようになってい
る。これにより、硝子リボン13の搬送方向に付与する
力を可変することにより、成形される板硝子の板厚、品
質の調整を制御するとともに、蒸気膜の薄層18に接触
している硝子リボン13の接触時間等を可変して冷却時
間等の制御を行なう。
【0022】ところで、このような成形装置10では、
硝子リボン13の幅方向の収縮を防止するために、硝子
リボン13に幅方向の力を付与する必要がある。そこ
で、成形装置10では、図2、図3の如く硝子リボン1
3の幅方向の両端付近部13A、13Aの上方に、一対
のロール30、30が、該ロール30、30の長軸方向
が硝子リボン13の搬送方向と同方向に配置されてい
る。
【0023】ロール30は、その両端部が不図示の軸受
によって回転自在に支持されるとともに、その一端部に
連結されたモータ32からの動力が伝達されて図2、図
3の矢印Aで示す方向に回転される。ロール30の回転
数、支持体12の表面からの距離と傾斜、硝子リボン1
3の移動方向に対する角度等は制御可能であり、硝子リ
ボン13の厚み、搬送速度、与えようとする力等に応じ
て適宜設定される。
【0024】また、ロール30は、金属、カーボン等の
材質を機械的強度、耐熱性、硝子との親和性等を考慮し
て選択できる。
【0025】ロール30の表面には木ねじと類似の突起
(山)31が螺旋状に形成されており、設置されたロー
ル30の回転とともに、この突起31が硝子リボン13
を引っ掛けて下流方向に押しやると同時に幅方向に延伸
するように働く。突起31は、一様の高さ、ピッチでも
よく、また、硝子リボン13の流れに沿って一定の変化
(勾配)を持っていてもよい。また、全く螺旋状となっ
ていない軸に平行な山を持つものも使用可能である。一
般的には、螺旋状が好適に用いられる。また、突起31
は、連続した形状でもよく、凹凸のある鋸歯状のもので
もよい。更には、図5に示すようにロール表面に多数の
とげ状の突起31A、31A…のあるものでもよい。
【0026】上記の如く構成された成形装置10を使用
して板硝子を成形する方法を説明する。蒸気膜形成剤と
して水の例で説明する。
【0027】硝子溶融炉14から溶融硝子Gがリボン状
となって支持体12上に連続的に供給されると、支持体
12に保持された水は、硝子リボン13の高熱により瞬
間的に気化する。これにより、硝子リボン13と支持体
12の界面で水蒸気が連続的に発生し、硝子リボン13
と支持体12との間には蒸気膜の薄層18が形成され
る。この場合、通常、硝子溶融炉14から供給される溶
融硝子Gは、通常のソーダライムガラスの場合、成形に
好適な950〜1300°C程度で支持体12に供給さ
れるが、余りに高温になると支持体12からの蒸気発生
が激しすぎて安定した供給操作が阻害されるとともに、
支持体12をはじめとする各種の部材や装置の耐久性に
も悪影響がある。したがって、硝子の組成にもよるが、
一般的には、硝子リボン13が1400°Cを越えない
温度で支持体12へ流下させることが好ましい。そし
て、硝子リボン13は、蒸気膜の薄層18上で硝子溶融
炉14の下流側から徐冷炉(図示せず)に向かって流延
するとともに、張力付与装置22による搬送方向の引っ
張り力が付与されて搬送方向に延伸される。この時、ロ
ール30、30の回転によって硝子リボン13に幅方向
の延伸応力が付与される。 したがって、成形装置10
では、硝子リボン13に搬送方向及び幅方向の力を付与
することができるので、均厚性及び表面平滑性を満足す
る高品質な幅広板硝子を得ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、突
起部を有するロール状部材を硝子リボンの幅方向の両端
付近に配置し、その回転によって硝子リボンに幅方向の
力を与えて幅方向の収縮を防止したので、表面平滑性及
び均厚性に優れた高品質な幅広板硝子を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための幅広板硝子の連続成形
装置を模式的に示した側面図
【図2】図1に示した幅広板硝子の連続成形装置の要部
平面図
【図3】図2上3−3線から見た幅広板硝子の連続成形
装置の断面図
【図4】第1の実施の形態のロールの要部拡大図
【図5】第2の実施の形態のロールの要部拡大図
【符号の説明】
10…板硝子の成形装置、12…支持体、14…硝子溶
融炉、16…給液装置、18…蒸気膜の薄層、20…ベ
ルトコンベア、22…張力付与装置、30…ロール、3
1、31A…突起、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に供給された溶融状態の硝子リボ
    ンを板硝子に連続的に成形する製法であって、液体を内
    部に包含しうる材質又は構造からなる前記支持体中に、
    常温付近では気体ではなく、少なくとも該硝子のガラス
    転移点以上で気体である蒸気膜形成剤を液体状態で供給
    する工程と、該支持体とガラス転移点以上の温度にある
    硝子とを、前記蒸気膜形成剤が気化した蒸気膜の薄層を
    介して互いに摺動させる工程と、を含む板硝子の製法に
    おいて、 連続若しくは独立した突起部を持つ少なくとも一対のロ
    ール状部材を、前記硝子リボンの幅方向の両端付近に配
    置し、硝子リボンの幅が広がる方向に前記ロール状部材
    を軸を中心に回転させることにより、硝子リボンに幅方
    向の引張応力を与えることを特徴とする幅広板硝子の製
    法改良。
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