JP2002046063A - 手持ち工作機械 - Google Patents
手持ち工作機械Info
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- JP2002046063A JP2002046063A JP2001180035A JP2001180035A JP2002046063A JP 2002046063 A JP2002046063 A JP 2002046063A JP 2001180035 A JP2001180035 A JP 2001180035A JP 2001180035 A JP2001180035 A JP 2001180035A JP 2002046063 A JP2002046063 A JP 2002046063A
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- JP
- Japan
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- friction lining
- hand
- machine tool
- support flange
- tool
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27B—SAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
- B27B5/00—Sawing machines working with circular or cylindrical saw blades; Components or equipment therefor
- B27B5/29—Details; Component parts; Accessories
- B27B5/30—Details; Component parts; Accessories for mounting or securing saw blades or saw spindles
- B27B5/32—Devices for securing circular saw blades to the saw spindle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B23/00—Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor
- B24B23/02—Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor with rotating grinding tools; Accessories therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B27/00—Other grinding machines or devices
- B24B27/06—Grinders for cutting-off
- B24B27/08—Grinders for cutting-off being portable
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 ディスク状の工具１８のための手持ち工
作機械であって、機械ケーシング１０内に受容された作
業スピンドル１３自由な端部１３１にツール１８が支持
フランジ６２と締め付けナット２０とを介して締め付け
可能である形式のものにおいて、支持フランジがツール
に向いた端面に摩擦ライニング５３を有しており、摩擦
ライニングが少なくとも限度内でほぼ弾性的に圧縮変形
可能、即ち変位可能に構成されている。 【効果】 摩擦ライニングが工具の締め付けによって、
締め付けナットの意図しないゆるみ、ひいては工具の相
対回動を防止するための締め付け力を生ぜしめる。
作機械であって、機械ケーシング１０内に受容された作
業スピンドル１３自由な端部１３１にツール１８が支持
フランジ６２と締め付けナット２０とを介して締め付け
可能である形式のものにおいて、支持フランジがツール
に向いた端面に摩擦ライニング５３を有しており、摩擦
ライニングが少なくとも限度内でほぼ弾性的に圧縮変形
可能、即ち変位可能に構成されている。 【効果】 摩擦ライニングが工具の締め付けによって、
締め付けナットの意図しないゆるみ、ひいては工具の相
対回動を防止するための締め付け力を生ぜしめる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状のツー
ルのための手持ち工作機械若しくは電動工具、例えばア
ングルグラインダー、手持ち電動円板鋸或いは類似のも
のであって、ケーシング、及びケーシング内に受容され
た作業スピンドルを備えており、作業スピンドルの自由
な端部にツールが支持フランジと締め付けナットとを介
して締め付け可能である形式のものに関する。
ルのための手持ち工作機械若しくは電動工具、例えばア
ングルグラインダー、手持ち電動円板鋸或いは類似のも
のであって、ケーシング、及びケーシング内に受容され
た作業スピンドルを備えており、作業スピンドルの自由
な端部にツールが支持フランジと締め付けナットとを介
して締め付け可能である形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国実用新案第１９７５２
８１０．４U1号明細書により公知の手持ち工作機械にお
いては、ツール（工具ともいう）、例えば研磨ディスク
が支持フランジと締め付けナットとの間に締め付け可能
（固定可能）である。この場合、ツールは支持フランジ
の端面に接触している。そこで摩擦力を増大させるため
に、支持フランジの端面にＯ・リングを配置することが
公知であり、Ｏ・リングが無負荷状態で支持フランジの
端面を越えて突出していて、締め付けナットのねじ込み
によって支持フランジとツールとの間に締め付け力及び
高い摩擦を生ぜしめる。このような端面にＯ・リングは
ツールの交換に際して、著しく摩耗し、しばしば外れて
紛失してしまうことになる。さらに、比較的小さい摩擦
連行作用しか得られない。
８１０．４U1号明細書により公知の手持ち工作機械にお
いては、ツール（工具ともいう）、例えば研磨ディスク
が支持フランジと締め付けナットとの間に締め付け可能
（固定可能）である。この場合、ツールは支持フランジ
の端面に接触している。そこで摩擦力を増大させるため
に、支持フランジの端面にＯ・リングを配置することが
公知であり、Ｏ・リングが無負荷状態で支持フランジの
端面を越えて突出していて、締め付けナットのねじ込み
によって支持フランジとツールとの間に締め付け力及び
高い摩擦を生ぜしめる。このような端面にＯ・リングは
ツールの交換に際して、著しく摩耗し、しばしば外れて
紛失してしまうことになる。さらに、比較的小さい摩擦
連行作用しか得られない。
【０００３】
【発明の効果】請求項１に記載の構成を有する本発明に
基づく手持ち工作機械においては、前記公知技術に対し
て利点として、著しく高い摩擦連行作用が極めて大きな
接触面に基づき達成される。さらに利点として、著しく
高い耐用年数が得られ、摩擦ライニングの紛失のおそれ
のない保持のための条件が得られる。
基づく手持ち工作機械においては、前記公知技術に対し
て利点として、著しく高い摩擦連行作用が極めて大きな
接触面に基づき達成される。さらに利点として、著しく
高い耐用年数が得られ、摩擦ライニングの紛失のおそれ
のない保持のための条件が得られる。
【０００４】請求項２以下に本発明の有利な実施態様が
記載してある。
記載してある。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下に図示の実施例に基づき本発
明を詳細に説明する。
明を詳細に説明する。
【０００６】図１には、手持ち工作機械がアングルグラ
インダー９として示してある。アングルグラインダー
が、ケーシング１０、ケーシング内に受容（収容）され
た概略的に示す電動式の駆動モータ４５、直交伝動装置
１２及び作業スピンドル１３を有している。直交伝動装
置１２が、駆動モータの駆動軸１１によって駆動可能な
円錐形の小歯車４６及び該小歯車と噛み合うかさ歯車４
７を有しており、かさ歯車が作業スピンドル１３に相対
回動不能に結合されている。作業スピンドル１３が下側
の軸受１４、例えば玉軸受と上側の軸受１５、例えばニ
ードル軸受とに回転可能に支承されている。両方の軸受
１４，１５は特にラジアル軸受として形成されている。
軸受１５がケーシング１０内に受容されているのに対し
て、軸受１４は支承フランジ１６内に受容されており、
支承フランジがケーシング１０に対して例えばプラスチ
ックから成っていて堅く結合された別個の剛性の構成部
分を形成している。
インダー９として示してある。アングルグラインダー
が、ケーシング１０、ケーシング内に受容（収容）され
た概略的に示す電動式の駆動モータ４５、直交伝動装置
１２及び作業スピンドル１３を有している。直交伝動装
置１２が、駆動モータの駆動軸１１によって駆動可能な
円錐形の小歯車４６及び該小歯車と噛み合うかさ歯車４
７を有しており、かさ歯車が作業スピンドル１３に相対
回動不能に結合されている。作業スピンドル１３が下側
の軸受１４、例えば玉軸受と上側の軸受１５、例えばニ
ードル軸受とに回転可能に支承されている。両方の軸受
１４，１５は特にラジアル軸受として形成されている。
軸受１５がケーシング１０内に受容されているのに対し
て、軸受１４は支承フランジ１６内に受容されており、
支承フランジがケーシング１０に対して例えばプラスチ
ックから成っていて堅く結合された別個の剛性の構成部
分を形成している。
【０００７】作業スピンドル１３が、図１で下側の自由
な端部（自由端）１３１で以て支承フランジ１６を軸線
方向に越えて突出している。該自由な端部１３１に締め
付け装置１７が取り付けられており、該締め付け装置に
よってツール１８、例えば切断ディスク若しくは研磨デ
ィスク又は砥石板などが作業スピンドル１３に締め付け
られる。
な端部（自由端）１３１で以て支承フランジ１６を軸線
方向に越えて突出している。該自由な端部１３１に締め
付け装置１７が取り付けられており、該締め付け装置に
よってツール１８、例えば切断ディスク若しくは研磨デ
ィスク又は砥石板などが作業スピンドル１３に締め付け
られる。
【０００８】締め付け装置１７が締め付けナット２０を
有しており、締め付けナットが作業スピンドル１３の自
由な端部１３１のねじ区分２１にねじ嵌められて、ワッ
シャー２４を介して軸線方向で片側からツール１８に作
用するようになっている。さらに締め付け装置１７の構
成部分として、１つの構成ユニットにまとめられた三部
構造のねじ山なしの特殊ナット、例えばSDS・クリック
ナット(SDS-Click-Mutter)があり、該ナットはヨーロッ
パ特許第０４２４３８８号明細書若しくはドイツ連邦共
和国実用新案第１９７５２８１０．４U1号明細書により
公知であり、従って不要な繰り返しを避けるために該技
術文献を挙げるにとどめる。このような特殊ナットは後
ろ側（図１で上側）の支持プレート６３を含んでおり、
該支持プレートが作業スピンドル１３に相対回動不能
に、しかしながら軸線方向移動可能に取り付けられてい
る。さらに特殊ナットは前側（図１で下側）の支持フラ
ンジ６２を含んでおり、該支持フランジが軸線方向に突
出する受容ピン２３を備えており、該支持フランジの軸
線方向の端面５２にツール（研磨ディスク）１８が締め
付けナット２０と逆の側の裏面で接触するようになって
いて、中央のセンタリンク用孔２２を介して支持フラン
ジ６２の受容ピン２３によってセンタリングされる。支
持フランジ６２が軸線方向で支持プレート６３に支えら
れるようになっており、締め付けナット２０が軸線方向
でツール１８に締め付け力を生ぜしめるようになってい
る。支持フランジ６２が支持プレート６３に相対回動不
能に、しかしながら軸線方向移動可能に取り付けられて
いる。これによって、支持フランジ６２と支持プレート
６３とが一緒に軸線方向で作業スピンドル１３に対して
移動可能であり、しかしながら作業スピンドルに相対回
動不能に結合されている。特殊ナットはさらに構成部分
として切換リング１９を備えており、切換リングが軸線
方向で支持プレート６３と支持フランジ６２との間に配
置されていて、支持プレート及び支持フランジに対して
回動調節可能である。回動調節に際して、詳細には示し
てない支持ヘッドが操作され、その結果、切換リング１
９の回動調節によって支持フランジ６２と支持プレート
６３とが軸線方向で互いに接近させられ、これによって
ツール１８に対する軸線方向の締め付け力が減少され
て、締め付けナット２０が作業スピンドル１３から手で
容易に外され、従って締め付けナットの締め付け解除の
ための特別な工具が不要である。前述の特殊ナットの代
わりに、作業スピンドル１３に軸線方向移動不能及び回
動不能に結合された支持フランジが設けられていてもよ
い。該支持フランジ若しくは図１に示す支持フランジ６
２がツール１８に向いた端面５２に摩擦ライニング５３
を有している。該摩擦ライニングは、軸線方向の圧力負
荷に際して少なくとも弾性限界内で圧縮変形可能に構成
されている。摩擦ライニング５３は、有利にはゴム弾性
的に構成されている。摩擦ライニングはゴム、PVC、PUR
若しくはゴム弾性的な特性を有する類似の材料から成っ
ている。摩擦ライニング５３は、図３に示すように軸線
方向に負荷されていない状態で、軸線方向の端面５４で
以て軸線方向に支持フランジ６２の端面５２を越えて突
出している。摩擦ライニング５３は紛失しないように支
持フランジ６２に堅く結合されている。さらに摩擦ライ
ニング５３は耐摩耗性であって、高い耐用年数を保証し
ている。摩擦ライニング５３は支持フランジ６２の端面
５２のリング溝５５内に収容され（はめ込まれ）てい
る。リング溝５５は横断面方形又はＵ字形であり、直接
に支持フランジ６２の受容ピン２３の外側の周面に接続
していてよい。この場合、摩擦ライニング５３は、予め
付着ワニス若しくは付着ラッカの施されたリング溝５５
内にゴム、PVC、PUR若しくは類似のものからなる材料を
装入して次いでリング溝５５内で該材料を発泡及び／又
は硬化させることによって形成されていてよい。完全に
摩擦ライニング５３で満たされるリング溝５５の長方形
の横断面に基づき、摩擦ライニング５３は著しい幅（大
きな半径方向寸法）の円形リング状の有効な端面５４
（図３）を有している。リング溝５５内への材料の装入
に際して、材料の量は、該材料が発泡及び／又は硬化さ
れた状態で該材料によって形成された摩擦ライニングの
端面５４で以て支持フランジ６２の端面５２を適当に越
えて突出しているように規定される。
有しており、締め付けナットが作業スピンドル１３の自
由な端部１３１のねじ区分２１にねじ嵌められて、ワッ
シャー２４を介して軸線方向で片側からツール１８に作
用するようになっている。さらに締め付け装置１７の構
成部分として、１つの構成ユニットにまとめられた三部
構造のねじ山なしの特殊ナット、例えばSDS・クリック
ナット(SDS-Click-Mutter)があり、該ナットはヨーロッ
パ特許第０４２４３８８号明細書若しくはドイツ連邦共
和国実用新案第１９７５２８１０．４U1号明細書により
公知であり、従って不要な繰り返しを避けるために該技
術文献を挙げるにとどめる。このような特殊ナットは後
ろ側（図１で上側）の支持プレート６３を含んでおり、
該支持プレートが作業スピンドル１３に相対回動不能
に、しかしながら軸線方向移動可能に取り付けられてい
る。さらに特殊ナットは前側（図１で下側）の支持フラ
ンジ６２を含んでおり、該支持フランジが軸線方向に突
出する受容ピン２３を備えており、該支持フランジの軸
線方向の端面５２にツール（研磨ディスク）１８が締め
付けナット２０と逆の側の裏面で接触するようになって
いて、中央のセンタリンク用孔２２を介して支持フラン
ジ６２の受容ピン２３によってセンタリングされる。支
持フランジ６２が軸線方向で支持プレート６３に支えら
れるようになっており、締め付けナット２０が軸線方向
でツール１８に締め付け力を生ぜしめるようになってい
る。支持フランジ６２が支持プレート６３に相対回動不
能に、しかしながら軸線方向移動可能に取り付けられて
いる。これによって、支持フランジ６２と支持プレート
６３とが一緒に軸線方向で作業スピンドル１３に対して
移動可能であり、しかしながら作業スピンドルに相対回
動不能に結合されている。特殊ナットはさらに構成部分
として切換リング１９を備えており、切換リングが軸線
方向で支持プレート６３と支持フランジ６２との間に配
置されていて、支持プレート及び支持フランジに対して
回動調節可能である。回動調節に際して、詳細には示し
てない支持ヘッドが操作され、その結果、切換リング１
９の回動調節によって支持フランジ６２と支持プレート
６３とが軸線方向で互いに接近させられ、これによって
ツール１８に対する軸線方向の締め付け力が減少され
て、締め付けナット２０が作業スピンドル１３から手で
容易に外され、従って締め付けナットの締め付け解除の
ための特別な工具が不要である。前述の特殊ナットの代
わりに、作業スピンドル１３に軸線方向移動不能及び回
動不能に結合された支持フランジが設けられていてもよ
い。該支持フランジ若しくは図１に示す支持フランジ６
２がツール１８に向いた端面５２に摩擦ライニング５３
を有している。該摩擦ライニングは、軸線方向の圧力負
荷に際して少なくとも弾性限界内で圧縮変形可能に構成
されている。摩擦ライニング５３は、有利にはゴム弾性
的に構成されている。摩擦ライニングはゴム、PVC、PUR
若しくはゴム弾性的な特性を有する類似の材料から成っ
ている。摩擦ライニング５３は、図３に示すように軸線
方向に負荷されていない状態で、軸線方向の端面５４で
以て軸線方向に支持フランジ６２の端面５２を越えて突
出している。摩擦ライニング５３は紛失しないように支
持フランジ６２に堅く結合されている。さらに摩擦ライ
ニング５３は耐摩耗性であって、高い耐用年数を保証し
ている。摩擦ライニング５３は支持フランジ６２の端面
５２のリング溝５５内に収容され（はめ込まれ）てい
る。リング溝５５は横断面方形又はＵ字形であり、直接
に支持フランジ６２の受容ピン２３の外側の周面に接続
していてよい。この場合、摩擦ライニング５３は、予め
付着ワニス若しくは付着ラッカの施されたリング溝５５
内にゴム、PVC、PUR若しくは類似のものからなる材料を
装入して次いでリング溝５５内で該材料を発泡及び／又
は硬化させることによって形成されていてよい。完全に
摩擦ライニング５３で満たされるリング溝５５の長方形
の横断面に基づき、摩擦ライニング５３は著しい幅（大
きな半径方向寸法）の円形リング状の有効な端面５４
（図３）を有している。リング溝５５内への材料の装入
に際して、材料の量は、該材料が発泡及び／又は硬化さ
れた状態で該材料によって形成された摩擦ライニングの
端面５４で以て支持フランジ６２の端面５２を適当に越
えて突出しているように規定される。
【０００９】作業スピンドル１３の端部に新たなツール
１８、例えば研磨ディスクを取り付ける場合には、該ツ
ール１８が作業スピンドルの端部に差しはめられて、裏
面（図１で上側の平面）を摩擦ライニング５３の端面５
４に接触させられる。次いで締め付けナット２０がねじ
嵌められて、ツール１８が摩擦ライニング５３の端面５
４に対して押圧（圧縮）される。その際に、摩擦ライニ
ング５３自体が少なくともわずかに圧縮変形され、換言
すれば後退(limber)若しくは変位して、ツール１８を介
して締め付けナット２０及び自由な端部１３１のねじ山
に軸線方向の押圧（圧力）を生ぜしめる。これによっ
て、ツールと締め付けナット及び自由な端部のねじ山と
の間に締め付け力が形成される。該締め付け力が、アン
グルグラインダー９の空転及び惰性回転の際の締め付け
ナット２０の意図しないゆるみ若しくは解離及びツール
１８の回動を防止する。ツール１８と摩擦ライニング５
３の端面５４との間の面積の大きな支持接触に基づき、
支持フランジ６２とツール１８との間の効果的な強い摩
擦結合（摩擦力による連行作用）が得られる。即ち摩擦
ライニング５３によって、アングルグラインダー９の空
転若しくは惰性回転時にツール１８及び締め付けナット
２０が外れてしまうようなおそれを、簡単かつ経済的に
排除することができる。摩擦ライニング５３は耐久性の
ものであって、ツール１８の繰り返される交換に際して
も摩耗されにくい。
１８、例えば研磨ディスクを取り付ける場合には、該ツ
ール１８が作業スピンドルの端部に差しはめられて、裏
面（図１で上側の平面）を摩擦ライニング５３の端面５
４に接触させられる。次いで締め付けナット２０がねじ
嵌められて、ツール１８が摩擦ライニング５３の端面５
４に対して押圧（圧縮）される。その際に、摩擦ライニ
ング５３自体が少なくともわずかに圧縮変形され、換言
すれば後退(limber)若しくは変位して、ツール１８を介
して締め付けナット２０及び自由な端部１３１のねじ山
に軸線方向の押圧（圧力）を生ぜしめる。これによっ
て、ツールと締め付けナット及び自由な端部のねじ山と
の間に締め付け力が形成される。該締め付け力が、アン
グルグラインダー９の空転及び惰性回転の際の締め付け
ナット２０の意図しないゆるみ若しくは解離及びツール
１８の回動を防止する。ツール１８と摩擦ライニング５
３の端面５４との間の面積の大きな支持接触に基づき、
支持フランジ６２とツール１８との間の効果的な強い摩
擦結合（摩擦力による連行作用）が得られる。即ち摩擦
ライニング５３によって、アングルグラインダー９の空
転若しくは惰性回転時にツール１８及び締め付けナット
２０が外れてしまうようなおそれを、簡単かつ経済的に
排除することができる。摩擦ライニング５３は耐久性の
ものであって、ツール１８の繰り返される交換に際して
も摩耗されにくい。
【図１】手持ち工作機械の部分断面図。
【図２】図１の手持ち工作機械の支持フランジの拡大平
面図。
面図。
【図３】図２の線ＩＩＩ−ＩＩＩに沿った断面図。
９ アングルグラインダー、 １０ ケーシング、
１１ 駆動軸、１２ 直交伝動装置、 １３ 作業
スピンドル、 １４，１５ 軸受、１６ 支承フラン
ジ、 １７ 締め付け装置、 １８ ツール、
１９切換リング、 ２０ 締め付けナット、 ２１
ねじ区分、 ２２ センタリング用孔、 ２３
受容ピン、 ２４ ワッシャー、 ４５ 駆動モー
タ、 ５２ 端面、 ５３ 摩擦ライニング、
５４ 端面、 ５５リング溝、 ６２ 支持フラン
ジ、 ６３ 支持プレート、 １３１端部
１１ 駆動軸、１２ 直交伝動装置、 １３ 作業
スピンドル、 １４，１５ 軸受、１６ 支承フラン
ジ、 １７ 締め付け装置、 １８ ツール、
１９切換リング、 ２０ 締め付けナット、 ２１
ねじ区分、 ２２ センタリング用孔、 ２３
受容ピン、 ２４ ワッシャー、 ４５ 駆動モー
タ、 ５２ 端面、 ５３ 摩擦ライニング、
５４ 端面、 ５５リング溝、 ６２ 支持フラン
ジ、 ６３ 支持プレート、 １３１端部
Claims (10)
- 【請求項１】 ディスク状のツール（１８）のための手
持ち工作機械であって、ケーシング（１０）、及びケー
シング内に受容された作業スピンドル（１３）を備えて
おり、作業スピンドルの自由な端部（１３１）にツール
（１８）が支持フランジ（６２）と締め付けナット（２
０）とを介して締め付け可能である形式のものにおい
て、支持フランジ（６２）がツール（１８）に向いた端
面に摩擦ライニング（５３）を有していることを特徴と
する手持ち工作機械。 - 【請求項２】 摩擦ライニング（５３）が軸線方向の圧
力負荷によって弾性限度内で圧縮変形可能に構成されて
いる請求項１記載の手持ち工作機械。 - 【請求項３】 摩擦ライニング（５３）が弾性的に圧縮
変形可能に構成されている請求項１又は２記載の手持ち
工作機械。 - 【請求項４】 摩擦ライニング（５３）がゴム弾性的に
構成されている請求項１から３のいずれか１項記載の手
持ち工作機械。 - 【請求項５】 摩擦ライニング（５３）が、軸線方向に
負荷されていない状態で該摩擦ライニングの軸線方向の
端面（５４）で以て支持フランジ（６２）の端面（５
２）を軸線方向に越えて突出している請求項１から４の
いずれか１項記載の手持ち工作機械。 - 【請求項６】 摩擦ライニング（５３）がゴム、PVC、P
UR若しくは類似の弾性的な材料から形成されている請求
項１から５のいずれか１項記載の手持ち工作機械。 - 【請求項７】 摩擦ライニング（５３）が紛失しないよ
うに支持フランジ（６２）に堅く結合されている請求項
１から６のいずれか１項記載の手持ち工作機械。 - 【請求項８】 摩擦ライニング（５３）が支持フランジ
（６２）の端面（５２）のリング溝（５５）内に収容さ
れている請求項１から７のいずれか１項記載の手持ち工
作機械。 - 【請求項９】 摩擦ライニング（５３）が円形リング状
の幅の広い有効な端面（５４）を有している請求項１か
ら８のいずれか１項記載の手持ち工作機械。 - 【請求項１０】 摩擦ライニング（５３）が、予め付着
ワニスの施されたリング溝（５５）内に材料を装入して
次いでリング溝（５５）内で該材料を発泡及び／又は硬
化させることによって形成されている請求項８又は９記
載の手持ち工作機械。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE10029277.1 | 2000-06-14 | ||
| DE2000129277 DE10029277A1 (de) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | Handwerkzeugmaschine |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002046063A true JP2002046063A (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=7645687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001180035A Pending JP2002046063A (ja) | 2000-06-14 | 2001-06-14 | 手持ち工作機械 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002046063A (ja) |
| DE (1) | DE10029277A1 (ja) |
| GB (1) | GB2364944B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007507360A (ja) * | 2003-10-03 | 2007-03-29 | アトラス・コプコ・ツールス・アクチボラグ | アングルドライブ装置及びピニオン調整を備えた動力工具 |
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