JP2002045332A - 湾曲管の組立用冶具と組立方法 - Google Patents

湾曲管の組立用冶具と組立方法

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JP2002045332A JP2000233350A JP2000233350A JP2002045332A JP 2002045332 A JP2002045332 A JP 2002045332A JP 2000233350 A JP2000233350 A JP 2000233350A JP 2000233350 A JP2000233350 A JP 2000233350A JP 2002045332 A JP2002045332 A JP 2002045332A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】規格に合う長さの湾曲管を安定に作製する組立
用治具を提供する。 【解決手段】組立用治具は、円柱状のガイド部材210
と、押さえ部材230と、位置決め部材240とを備え
ている。ガイド部材210は、リベット型の軸部材を案
内するための一対のガイド溝を有している。押さえ部材
230は、ガイド部材210に通された節輪100を真
っ直ぐに揃えるための当て付け面234を有している。
また、位置決め部材240は、ガイド部材210に通さ
れた節輪100の間隔を調整するための間隔調整部材2
44を備えている。間隔調整部材244は、両端の節輪
100の位置を定めるための一対の壁部248と、隣接
する節輪100の隙間を定めるための櫛歯246とを備
えている。櫛歯246は、一対の壁部248の間に一定
の間隔で配置されており、隣接する二つの節輪100の
間にその厚さに等しい最小の隙間を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡等に用いら
れる、複数の節輪が屈曲可能に連結された湾曲管の組立
用冶具と組立方法と組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の挿入部は、手元側の牽引操作に
よって湾曲され得る湾曲管を有している。
【0003】図16に示されるように、一般的な湾曲管
10は、互いに屈曲可能に連結された複数の節輪12を
備えている。節輪12の各々は、円筒状の本体14と、
その一方の端部から突出する一対の第一の耳片16と、
他方の端部から突出する一対の第二の耳片18とを有し
ている。隣接する二つの節輪12は、その一方の節輪の
第一の耳片16と他方の節輪の第二の耳片18を回転可
能に連結する軸部材によって互いに連結されている。
【0004】各節輪12の二つの耳片16と18はそれ
ぞれ貫通穴22と24を有している。隣接する二つの節
輪12は、一方の節輪の第一の耳片16の貫通穴22と
他方の節輪の第二の耳片18の貫通穴24を合わせ、こ
れにリベット式の軸部材20を通し、軸部材20の先端
をかしめることにより連結される。
【0005】かしめる作業は、以下の手順で行なわれ
る。図17に示されるように、まず、かしめ機のかしめ
受け台32に軸部材20を配置する。かしめ受台32
は、節輪12の内径よりも細い外径を有している。二つ
の節輪12をかしめ受台32に通し、耳片16の上に耳
片18を重ねて、二つの貫通穴22と24を合わせる。
貫通穴22と24を合わせた二つの節輪12を上下動さ
せて、軸部材20を貫通穴22と24に通す。その後、
かしめ機のポンチ34を下げ、耳片18の上に突出して
いる、軸部材20の軸の先端部をかしめる。この作業を
すべての耳片に対して順次行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のかしめによる節
輪の連結作業では、節輪の配置と軸部材のかしめを順番
に繰り返し行なっているため、各連結作業の際に節輪の
位置ずれを認識し難い。つまり、かしめによる節輪の連
結作業によると、湾曲管の長さは、すべての節輪を連結
し終わった後で始めて分かる。このため、規格から外れ
た不所望な長さの湾曲管が作製されてしまうことがあ
る。
【0007】また、軸部材とその配置場所は共に小さい
ため、軸部材のかしめ受け台への配置は不安定である。
このため、軸部材は、節輪の上下動の際、節輪と軸部材
のわずかな接触によっても、簡単に落下してしまう。こ
のような理由から、かしめによる節輪の連結作業は能率
的であるとは言えない。特に、湾曲管の径が細くなるに
つれて、使用する軸部材も小さくなるため、この作業は
更に難しくなる。
【0008】本発明は、このような事情を考慮して成さ
れたものであり、その目的は、規格に合う所望の長さを
有する湾曲管を安定に然も容易に作製することを可能に
する、湾曲管の組立用治具と組立方法を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、一面において
は、複数の節輪が屈曲可能に連結された湾曲管の組立用
治具であって、節輪は、円筒状の本体と、その一方の端
部から突出する一対の第一の耳片と、他方の端部から突
出する一対の第二の耳片とを備えており、第一の耳片の
各々がリベット型の軸部材の軸を通すための貫通穴を有
しており、一対の第二の耳片の間隔は一対の第一の耳片
の間隔よりも広く、一対の第二の耳片の間に一対の第一
の耳片を配置可能であり、組立用治具は、複数の節輪が
通されるほぼ円柱形状のガイド部材を備えており、ガイ
ド部材は、軸部材を案内するための一対のガイド溝を有
している。
【0010】ガイド部材は、一例においては、回転可能
に支持されており、各ガイド溝は、ガイド部材を長手方
向に延びており、ガイド部材のほぼ全体近くにわたって
延びている浅い底面部と、ガイド部材の先端部分に延び
ている深い底面部と、深い底面部と浅い底面部の間に延
びている傾斜底面部とを有しており、軸部材は、最初に
ガイド部材のガイド溝の深い底面部に配置され、先端側
から押されて傾斜底面部を滑りながら移動されることに
よって、傾斜底面部の上方に配置された節輪の第一の耳
片の貫通穴に軸が挿入される。
【0011】本発明は、別の一面においては、複数の節
輪が屈曲可能に連結された湾曲管の組立方法であって、
節輪は、円筒状の本体と、その一方の端部から突出する
一対の第一の耳片と、他方の端部から突出する一対の第
二の耳片とを備えており、第一の耳片の各々がリベット
型の軸部材の軸を通すための貫通穴を有しており、一対
の第二の耳片の間隔は一対の第一の耳片の間隔よりも広
く、一対の第二の耳片の間に一対の第一の耳片を配置可
能であり、軸部材を案内するための一対のガイド溝を有
しているガイド部材に節輪を通す工程と、ガイド部材に
通された節輪の第一の耳片の貫通穴に軸部材の軸を通す
工程と、ガイド部材に次の節輪を通し、その第二の耳片
を、先に通されている節輪の第一の耳片に重ねる工程
と、これらの工程を残りの節輪に対して繰り返し行なう
工程と、耳片と軸部材を溶融接合する工程とを有してい
る。
【0012】一例において、ガイド部材は、回転可能に
支持されており、各ガイド溝は、ガイド部材を長手方向
に延びており、ガイド部材のほぼ全体近くにわたって延
びている浅い底面部と、ガイド部材の先端部分に延びて
いる深い底面部と、深い底面部と浅い底面部の間に延び
ている傾斜底面部とを有しており、節輪の第一の耳片の
貫通穴に軸部材の軸を通す工程は、節輪の第一の耳片を
傾斜底面部の上方に配置する工程と、軸部材をガイド部
材のガイド溝の深い底面部に配置する工程と、軸部材を
ガイド部材の先端側から押して傾斜底面部を滑らせなが
ら移動させる工程と、ガイド部材を回転させる工程とを
含んでいる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0014】まず、内視鏡500は、図6に示されるよ
うに、アングルレバー502と、接眼部504と、ガイ
ド光導入部506と、軟性部508と、湾曲部510
と、内視鏡先端部512とを備えている。
【0015】内視鏡500は、照明のために、軟性部5
08と湾曲部510の内部を通る(図示しない)光ファイ
バーケーブルを含んでいる。光ファイバーケーブルの一
端は内視鏡先端部512に配置されており、他端はガイ
ド光導入部506を介して(図示しない)光源に光学的に
結合されている。光ファイバーケーブルから射出される
光は、内視鏡先端部512の前方を照明する。
【0016】内視鏡500は、また、画像取得のため
に、軟性部508と湾曲部510の内部を延びているイ
メージファイバーと結像光学系を含んでおり、接眼部5
04は、このイメージファイバーと結像光学系を介し
て、内視鏡先端部512の前方の画像を取得する。
【0017】湾曲部510は、その中に、湾曲可能な湾
曲管を含んでいる。湾曲管の先端には牽引ワイヤーの端
部が取付けられており、牽引ワイヤーの他方の端部はア
ングルレバー502に接続されている。湾曲管の先端は
アングルレバー502の回転操作によって牽引され、こ
れにより湾曲管は湾曲し、湾曲部510が湾曲する。
【0018】湾曲管は、長手方向に沿って一列に互いに
屈曲可能に連結された複数の短管状の金属製の節輪を備
えている。図7に示されるように、節輪100の各々
は、円筒状の本体102と、その一方の端部から突出す
る一対の第一の耳片104と、他方の端部から突出する
一対の第二の耳片106とを有している。一対の第二の
耳片106の間隔は、一対の第一の耳片104の間隔よ
りも広く、一対の第二の耳片106の間に、一対の第一
の耳片104が配置され得る。第一の耳片104の各々
は、リベット型の軸部材110の軸114を通すための
貫通穴108を有している。
【0019】隣接する二つの節輪100は、一方の節輪
100の耳片104と他方の節輪100の耳片106を
重ねて、つまり、一方の節輪100の一対の耳片104
を他方の節輪100の一対の耳片106の間に入れて、
並べて配置される。リベット型の軸部材110は、その
軸114が節輪100の耳片104の貫通穴108に通
され、軸114の先端が耳片106に接触させて保持さ
れる。軸114と耳片106の接触部分はレーザー溶接
によって互いに固定される。これにより、耳片104
は、軸部材110の頭112と耳片106の間に、軸1
14の周りに回転可能に保持される。その結果、隣接す
る二つの節輪100は、屈曲可能に連結される。
【0020】第一の実施の形態 本発明の第一の実施の形態の湾曲管の組立用治具が図1
に示される。湾曲管の組立用治具200は、図1に示さ
れるように、ベース202と、その上に設けられた回転
軸204と、回転軸204を回転させるためのレボルバ
ー206とを備えており、レボルバー206を回転操作
することにより回転軸204が回転される。湾曲管の組
立用治具200は、さらに、回転軸204に着脱可能に
取り付けられたガイド部材210を備えている。ガイド
部材210は回転軸204の回転と共に回転される。
【0021】ガイド部材210は、図2に示されるよう
に、ほぼ円柱形状をしており、リベット型の軸部材11
0を案内するための一対のガイド溝214を有してい
る。一対のガイド溝214は、ガイド部材210の長手
方向に延びている。一対のガイド溝214は、ガイド部
材210の中心軸に対して対称的に、つまり、一対のガ
イド溝214は180度の角度間隔で位置している。
【0022】各ガイド溝214は、比較的浅い底面部2
16と、傾斜している底面部218と、比較的深い底面
部220とを有している。これらの底面部は互いに連続
しており、浅い底面部216はガイド部材210のほぼ
全体近くにわたって延びており、深い底面部220はガ
イド部材210の先端部分に延びており、傾斜している
底面部218は両者の間に延びている。
【0023】再び図1に戻り、湾曲管の組立用治具20
0は、押さえ部材230と位置決め部材240とを備え
ている。押さえ部材230はその下部にマグネット23
2を有しており、同様に、位置決め部材240はその下
部にマグネット242を有している。これにより、押さ
え部材230と位置決め部材240は、磁性を有するベ
ース202上の任意の位置に着脱自在に配置することが
できるとともに、必要に応じて移動させることもでき
る。
【0024】図3に示されるように、押さえ部材230
は、湾曲管の予備形成品150の節輪100を真っ直ぐ
に揃えるための当て付け面234を有している。ここに
おいて、湾曲管の予備形成品とは、湾曲管を構成するに
必要な数の節輪100が軸部材によって互いに連結され
た構造体を言い、これは、ガイド部材210に通されて
いる。なお、湾曲管の予備形成品の両端の節輪100
は、厳密には、図7に示されるものとは異なり、その連
結方向に応じて、一対の耳片104と一対の耳片106
のいずれか一方のみを備えている。
【0025】また、位置決め部材240は、湾曲管の予
備形成品150の節輪100の間隔を調整するための間
隔調整部材244を備えている。間隔調整部材244
は、予備形成品150の両端の節輪100の位置を定め
るための一対の壁部248と、予備形成品150の隣接
する節輪100の隙間を定めるための櫛歯246とを備
えている。櫛歯246は、一対の壁部248の間に一定
の間隔で配置されており、隣接する二つの節輪100の
間にその厚さに等しい最小の隙間を与える。このような
位置決め部材240は一体成形によって高い寸法精度で
作製される。
【0026】なお、ガイド部材210と位置決め部材2
40は、節輪100と軸部材110の寸法に応じて取り
替えられる。
【0027】次に、図1の湾曲管の組立用治具を利用し
た湾曲管の組立手順について説明する。
【0028】図5(A):最初に、ガイド部材210に節
輪100を通す。節輪100は、貫通穴108を有する
耳片104をガイド部材210の先端側に向けて、ガイ
ド部材210に通される。耳片104は、ガイド部材2
10のガイド溝214の傾斜底面部218の上方に配置
される。続いて、リベット型の軸部材110を、ガイド
部材210のガイド溝214の深い底面部220の上に
配置する。
【0029】図5(B):次に、軸部材110を、ピンセ
ット等の先の細いツールでガイド部材210の先端側か
ら押し、ガイド溝214の底面の上を滑らせて奥に移動
させる。軸部材110は、傾斜底面部218を奥に移動
するにつれて上昇し、軸部材110の軸114が耳片1
04の貫通穴108の中に入る。
【0030】図5(C):続いて、節輪100をガイド部
材210の奥側へ移動させる。軸部材110は、ガイド
溝214の浅い底面部216に移動され、これにより、
軸部材110は、ガイド溝214と節輪100の耳片1
04とによって、安定に保持される。
【0031】次に、レボルバー206を操作してガイド
部材210を180度回転させ、まだ軸部材110が通
されていない反対側の耳片104を上にする。こちら側
の耳片104に対しても、同様の手順を繰り返して、耳
片104の貫通穴108に軸部材110の軸114を通
す。
【0032】具体的に述べれば、節輪100をガイド部
材210の先端側へ移動させて、耳片104を傾斜底面
部218の上方に配置し、軸部材110をガイド溝21
4の深い底面部220の上に置き、軸部材110をガイ
ド溝214の底面の上を滑らせて奥に移動させ、軸部材
110の軸114を耳片104の貫通穴108の中に入
れ、節輪100をガイド部材210の奥側へ移動させ
る。
【0033】その結果、図4に示されるように、軸部材
110は、その軸114が節輪100の両方の耳片10
4の貫通穴108に通され、ガイド溝214に収容され
る。
【0034】図5(D):続いて、別の節輪100をガイ
ド部材210に通す。この先端側の節輪100は、奥側
の節輪100と同様に、貫通穴108を有する耳片10
4をガイド部材210の先端側に向けて、ガイド部材2
10に通される。さらに、先端側の節輪100の耳片1
06を、奥側の節輪100の耳片104に重ねる。これ
により、先端側の節輪100の耳片106は、奥側の節
輪100の耳片104を通る軸部材110の軸114の
端面に接触して、あるいは軸114の端面近傍に配置さ
れる。
【0035】上述した工程を、湾曲管を構成するすべて
の節輪100に対して順次行なう。これにより、湾曲管
の予備形成品150が得られる。続いて、図3に示され
るように、湾曲管の予備形成品150に位置決め部材2
40を適用して、予備形成品150の節輪100の間に
位置決め部材240の間隔調整部材244の櫛歯246
を挿入する。さらに、位置決め部材240の反対側から
押さえ部材230を湾曲管の予備形成品150に当て
る。これにより、予備形成品150の節輪100は、一
定の間隔で、従って所定の長さに、真っ直ぐに並べられ
る。
【0036】図5(E):このように所定の長さに真っ直
ぐに揃えられた湾曲管の予備形成品150を治具ごとレ
ーザ溶接装置下に設置し、耳片106の中心にレーザ光
を集光して照射する。これにより、耳片106と軸部材
110の軸114が溶融接合される。接合部が図に符号
120で示されている。その結果、耳片104は軸11
4の周りに回転可能に隣の節輪100の耳片106と連
結される。
【0037】溶融接合は、すべての節輪100の上側の
耳片106に対して順次行ない、その後、レボルバー2
06によりガイド部材210を180度回転させて反対
側の耳片106を上にし、上側の耳片106のすべてに
対して同様に溶融接合を順次行なう。これにより、互い
の節輪100が屈曲可能に連結された湾曲管が完成す
る。
【0038】このように、本実施の形態では、軸部材1
10は、最初にガイド溝214内の深い底面部220に
置かれ、続いて傾斜底面部218を滑らされて奥に移動
されることによって、軸114が耳片104の貫通穴1
08に簡単に通される。このため、節輪100との接触
等によって軸部材110が落下することもなく、従って
やり直しすることなく、組立作業を能率的に行なうこと
ができる。
【0039】また、節輪同士を連結する前に、湾曲管を
構成するすべての節輪を一定の間隔に真っ直ぐに並べて
いるので、完成品の湾曲管は規格に合う長さを有する。
つまり、品質の良い湾曲管が安定に作製される。
【0040】本実施の形態の各構成は、当然、様々な変
形や変更を加えることが可能である。
【0041】例えば、レボルバー206の回動は、モー
ターを用いて電動で行なわれてもよい。また、上述した
実施の形態では、一方向のみに湾曲し得る湾曲管を例に
あげたが、本発明は二方向に湾曲し得る湾曲管にも適用
可能である。このような湾曲管を構成する節輪は、一方
の側の耳片と反対側の耳片は90度ずれており、これに
対応して、組立用治具は、90度おきに四本のガイド溝
を有するガイド部材を備えていればよい。
【0042】位置決め部材の変形例が図8に示される。
この位置決め部材260は、一定の間隔でボール264
が配置された間隔調整部材262を備えている。また、
節輪100は、図9に示されるように、このような間隔
調整部材262に応じて、円筒状の本体102がボール
264を受ける穴130を有している。図8に示される
ように、位置決め部材260の複数のボール264をそ
れぞれの節輪100の穴130に押し当てることによっ
て位置決めされる。この位置決めは、ガイド部材210
の軸に沿った並進移動を拘束するだけでなく、ガイド部
材210の軸の周りの回転移動をも拘束する。従って、
複数の節輪が更に高い精度で位置決めされる。
【0043】第二の実施の形態 本発明の第二の実施の形態の湾曲管の組立用治具が図1
0に示される。湾曲管の組立用治具300は、図10に
示されるように、ベース302と、その上に設けられた
支柱304によって支持されている位置決め部材306
と、ベース302の上に設けられたホルダー310によ
って垂直に保持されているガイド部材320を備えてい
る。
【0044】位置決め部材306は、図11に示される
ように、高さ方向に一定の間隔で形成された複数のスリ
ット308を有している。位置決め部材306のスリッ
ト308には、節輪100の間隔を定めるためのブレー
ド330が挿入される。
【0045】ガイド部材320は、図12に示されるよ
うに、その軸に沿って一定の間隔で形成された複数のブ
レード用溝324と、軸に沿って延びる一対のガイド溝
326とを有している。さらに、ガイド部材320は、
図14と図15に示されるように、ガイド溝326の底
面に取り付けられた弾性部材シートたとえばゴムシート
328を有している。
【0046】次に、図10の湾曲管の組立用治具を利用
した湾曲管の組立手順について説明する。
【0047】まず、図13に示されるように、節輪10
0をガイド部材320に部分的に通し、耳片104をガ
イド部材320の上端から半分程度突出させて保持す
る。この状態で、軸部材110の軸114を耳片104
の貫通穴108に通し、軸部材110の頭112をガイ
ド部材320のガイド溝326に押し込みながら、節輪
100を押し下げる。これにより、図14に示されるよ
うに、軸部材110が耳片104の貫通穴108に入れ
られた状態で、節輪100がガイド部材320に通され
る。
【0048】一番下に配置される、すなわち一番最初に
ガイド部材に通される節輪100は、図7に示されるも
のとは異なり、耳片106を有しておらず、耳片104
の反対側の端は平坦である。一番下の節輪100は、平
坦な端がホルダー310の段差314に当たるまで、ガ
イド部材320を下まで下げられる。その後、ブレード
330を、節輪100の円筒状の本体102のほぼ上端
に位置する、位置決め部材306のスリット308とガ
イド部材320のブレード用溝324とに挿入する。
【0049】その後、二番目以降の節輪100に対して
も同様の作業を繰り返し行なう。具体的には、まず、図
13を参照して説明した手順により、節輪100の耳片
104の貫通穴108に軸部材110を通しながら、節
輪100をガイド部材320に通す。次に、その節輪1
00の本体102の下端がブレード330に当たるまで
下げるとともに、図15に示されるように、耳片106
を下の節輪100の耳片104の上に配置する。続い
て、ブレード330を、本体102のほぼ上端に位置す
る、位置決め部材306のスリット308とガイド部材
320のブレード用溝324とに挿入する。
【0050】この作業を、湾曲管の途中に入るすべての
節輪100に対して行なう。また、最後の節輪100、
すなわち一番上に来る節輪100は、図7に示されるも
のとは異なり、耳片106のみを有しており、この最後
の節輪100に対しては、ブレードを配置する作業を除
いて同様の作業を行なう。
【0051】その後、一番下の節輪100を除くすべて
の節輪100の耳片106に対してレーザー溶接を行な
い、耳片106と軸部材110を接合する。これによ
り、隣接する節輪100が互いに屈曲可能に連結された
湾曲管が作製される。
【0052】本実施の形態では、軸部材110は、軸1
14を節輪100の耳片104の貫通穴108に通して
ガイド溝326に押し込まれ、耳片104とゴムシート
328の共働により安定に保持される。このため、節輪
100との接触等によって軸部材110が落下すること
もなく、組立作業を能率的に行なうことができる。
【0053】また、節輪同士を連結する前に、湾曲管を
構成するすべての節輪が、正確にブレード330の厚さ
に等しい一定の間隔をおいて並べられるので、所望の長
さを有する湾曲管が安定に作製される。
【0054】さらに、節輪が縦に並べられるので、節輪
を所定の位置に配置する際に、回転させる作業が不要で
ある。また、耳片104の貫通穴108に軸部材110
が正しく収まっているかの確認を容易に行なえる。
【0055】また、ゴムシート328の弾性によって軸
部材110と耳片106の確実な接触が得られるので、
レーザー溶接時の溶け落ちや未溶着などの発生が防止さ
れる。
【0056】本実施の形態の各構成は、当然、様々な変
形や変更を加えることが可能である。
【0057】例えば、ガイド溝326の底面に設けられ
る弾性部材シートは、ゴムシートに限定されるものでは
なく、また、軸部材110の長さ寸法により、材質や厚
さが適宜変更される。
【0058】また、ブレード330は、位置決め部材3
06のスリット308への差し込みによって、所望のガ
イド部材320のブレード用溝324に挿入されている
が、ブレード330は、その端部を通る回転軸の周りに
回転可能に支持されており、回転動作によって、所望の
ガイド部材320のブレード用溝324に挿入されても
よい。
【0059】これまで、いくつかの実施の形態について
図面を参照しながら具体的に説明したが、本発明は、上
述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
【0060】従って、本発明の湾曲管の組立用治具と組
立方法について、以下のことが言える。
【0061】1. 複数の節輪が屈曲可能に連結された
湾曲管の組立用治具であって、節輪は、円筒状の本体
と、その一方の端部から突出する一対の第一の耳片と、
他方の端部から突出する一対の第二の耳片とを備えてお
り、第一の耳片の各々がリベット型の軸部材の軸を通す
ための貫通穴を有しており、一対の第二の耳片の間隔は
一対の第一の耳片の間隔よりも広く、一対の第二の耳片
の間に一対の第一の耳片を配置可能であり、組立用治具
は、複数の節輪が通されるほぼ円柱形状のガイド部材を
備えており、ガイド部材は、軸部材を案内するための一
対のガイド溝を有している、組立用治具。
【0062】2. 第1項において、ガイド部材は、回
転可能に支持されており、各ガイド溝は、ガイド部材を
長手方向に延びており、ガイド部材のほぼ全体近くにわ
たって延びている浅い底面部と、ガイド部材の先端部分
に延びている深い底面部と、深い底面部と浅い底面部の
間に延びている傾斜底面部とを有しており、軸部材は、
最初にガイド部材のガイド溝の深い底面部に配置され、
先端側から押されて傾斜底面部を滑りながら移動される
ことによって、傾斜底面部の上方に配置された節輪の第
一の耳片の貫通穴に軸が挿入される、組立用治具。
【0063】3. 第2項において、位置決め部材を更
に備えており、位置決め部材は、ガイド部材に通された
複数の節輪の間隔を調整するための間隔調整部材を有
し、間隔調整部材は、両端の節輪の位置を定めるための
一対の壁部と、隣接する節輪の隙間を定めるための櫛歯
とを有している、組立用治具。
【0064】4. 第3項において、押さえ部材を更に
備えており、押さえ部材は、ガイド部材に通された複数
の節輪を真っ直ぐに揃えるための当て付け面を有してお
り、位置決め部材の反対側からガイド部材に通された複
数の節輪に当てられる、組立用治具。
【0065】5. 第1項において、ガイド部材は、垂
直に支持されており、一定の間隔で形成された複数の溝
を有しており、この溝には所定の厚さのブレードが挿入
され、ガイド部材に通された隣接する節輪はブレードを
挟んで配置されることにより、両者間に一定の間隔が与
えられる、組立用治具。
【0066】6. 複数の節輪が屈曲可能に連結された
湾曲管の組立方法であって、節輪は、円筒状の本体と、
その一方の端部から突出する一対の第一の耳片と、他方
の端部から突出する一対の第二の耳片とを備えており、
第一の耳片の各々がリベット型の軸部材の軸を通すため
の貫通穴を有しており、一対の第二の耳片の間隔は一対
の第一の耳片の間隔よりも広く、一対の第二の耳片の間
に一対の第一の耳片を配置可能であり、軸部材を案内す
るための一対のガイド溝を有しているガイド部材に節輪
を通す工程と、ガイド部材に通された節輪の第一の耳片
の貫通穴に軸部材の軸を通す工程と、ガイド部材に次の
節輪を通し、その第二の耳片を、先に通されている節輪
の第一の耳片に重ねる工程と、これらの工程を残りの節
輪に対して繰り返し行なう工程と、耳片と軸部材を溶融
接合する工程とを有している、湾曲管の組立方法。
【0067】7. 第6項において、ガイド部材は、回
転可能に支持されており、各ガイド溝は、ガイド部材を
長手方向に延びており、ガイド部材のほぼ全体近くにわ
たって延びている浅い底面部と、ガイド部材の先端部分
に延びている深い底面部と、深い底面部と浅い底面部の
間に延びている傾斜底面部とを有しており、節輪の第一
の耳片の貫通穴に軸部材の軸を通す工程は、節輪の第一
の耳片を傾斜底面部の上方に配置する工程と、軸部材を
ガイド部材のガイド溝の深い底面部に配置する工程と、
軸部材をガイド部材の先端側から押して傾斜底面部を滑
らせながら移動させる工程と、ガイド部材を回転させる
工程とを含んでいる、組立方法。
【0068】8. 第7項において、ガイド部材に通さ
れた複数の節輪の間隔を調整する工程を更に有してい
る、組立方法。
【0069】9. 第8項において、ガイド部材に通さ
れた複数の節輪を真っ直ぐに揃える工程を更に有してい
る、組立方法。
【0070】10. 第6項において、ガイド部材は垂
直に支持されており、節輪の本体の上端の上に所定の厚
さのブレードを配置する工程を更に有している、組立方
法。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、規格に合う所望の長さ
を有する湾曲管を安定に然も容易に作製することを可能
にする、湾曲管の組立用治具と組立方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の湾曲管の組立用治
具を概略的に示している。
【図2】図1に示されるガイド部材の軸に沿う側断面を
示している。
【図3】湾曲管の予備形成品であるガイド部材に通され
た複数の節輪が一定間隔で真っ直ぐに並べられている様
子を示している。
【図4】軸部材が、節輪の両方の耳片の貫通穴に通さ
れ、ガイド溝に収容された様子を示している。
【図5】隣接する二つの節輪を連結するための一連の工
程を示している。
【図6】本発明の対象である湾曲管が組み込まれた内視
鏡の全体構成を示している。
【図7】湾曲管の構成要素の一部である、屈曲可能に連
結される隣接する二つの節輪を示している。
【図8】図3に図示される位置決め部材に代わって適用
し得る位置決め部材の変形例を示している。
【図9】図8に示される位置決め部材の変形例に対応し
て用いられる節輪を示している。
【図10】本発明の第二の実施の形態の湾曲管の組立用
治具を概略的に示している。
【図11】図10に示される位置決め部材とそれに取り
付けられるブレードを示している。
【図12】図10に示されるガイド部材を示している。
【図13】耳片の貫通穴に軸部材が通されながら節輪が
ガイド部材に通される様子を示している。
【図14】軸部材が、節輪の両方の耳片の貫通穴に通さ
れ、ガイド溝に収容された様子を示している。
【図15】上側の節輪の耳片が下側の節輪の耳片の上に
配置された様子を示している。
【図16】従来例に関する一般的な湾曲管の構成を示し
ている。
【図17】図16に示される隣接する二つの節輪がかし
めにより連結される様子を示している。
【符号の説明】
100 節輪 102 本体 104 耳片 106 耳片 108 貫通穴 110 軸部材 210 ガイド部材 230 押さえ部材 240 位置決め部材 244 間隔調整部材 246 櫛歯 248 壁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 朝光 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C061 FF33 HH60 JJ06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の節輪が屈曲可能に連結された湾曲
    管の組立用治具であって、 節輪は、円筒状の本体と、その一方の端部から突出する
    一対の第一の耳片と、他方の端部から突出する一対の第
    二の耳片とを備えており、第一の耳片の各々がリベット
    型の軸部材の軸を通すための貫通穴を有しており、一対
    の第二の耳片の間隔は一対の第一の耳片の間隔よりも広
    く、一対の第二の耳片の間に一対の第一の耳片を配置可
    能であり、 組立用治具は、複数の節輪が通されるほぼ円柱形状のガ
    イド部材を備えており、ガイド部材は、軸部材を案内す
    るための一対のガイド溝を有している、組立用治具。
  2. 【請求項2】 ガイド部材は、回転可能に支持されてお
    り、各ガイド溝は、ガイド部材を長手方向に延びてお
    り、ガイド部材のほぼ全体近くにわたって延びている浅
    い底面部と、ガイド部材の先端部分に延びている深い底
    面部と、深い底面部と浅い底面部の間に延びている傾斜
    底面部とを有しており、軸部材は、最初にガイド部材の
    ガイド溝の深い底面部に配置され、先端側から押されて
    傾斜底面部を滑りながら移動されることによって、傾斜
    底面部の上方に配置された節輪の第一の耳片の貫通穴に
    軸が挿入される、請求項1に記載の組立用治具。
  3. 【請求項3】 複数の節輪が屈曲可能に連結された湾曲
    管の組立方法であって、 節輪は、円筒状の本体と、その一方の端部から突出する
    一対の第一の耳片と、他方の端部から突出する一対の第
    二の耳片とを備えており、第一の耳片の各々がリベット
    型の軸部材の軸を通すための貫通穴を有しており、一対
    の第二の耳片の間隔は一対の第一の耳片の間隔よりも広
    く、一対の第二の耳片の間に一対の第一の耳片を配置可
    能であり、 軸部材を案内するための一対のガイド溝を有しているガ
    イド部材に節輪を通す工程と、 ガイド部材に通された節輪の第一の耳片の貫通穴に軸部
    材の軸を通す工程と、 ガイド部材に次の節輪を通し、その第二の耳片を、先に
    通されている節輪の第一の耳片に重ねる工程と、 これらの工程を残りの節輪に対して繰り返し行なう工程
    と、 耳片と軸部材を溶融接合する工程とを有している、湾曲
    管の組立方法。
  4. 【請求項4】 ガイド部材は、回転可能に支持されてお
    り、各ガイド溝は、ガイド部材を長手方向に延びてお
    り、ガイド部材のほぼ全体近くにわたって延びている浅
    い底面部と、ガイド部材の先端部分に延びている深い底
    面部と、深い底面部と浅い底面部の間に延びている傾斜
    底面部とを有しており、 節輪の第一の耳片の貫通穴に軸部材の軸を通す工程は、 節輪の第一の耳片を傾斜底面部の上方に配置する工程
    と、 軸部材をガイド部材のガイド溝の深い底面部に配置する
    工程と、 軸部材をガイド部材の先端側から押して傾斜底面部を滑
    らせながら移動させる工程と、 ガイド部材を回転させる工程とを含んでいる、請求項3
    に記載の組立方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007151887A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡湾曲部及びその製造方法、並びに、内視鏡
WO2007148577A1 (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Olympus Corporation 内視鏡の挿入部の製造方法

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