JP2002044487A - プロンプター装置 - Google Patents

プロンプター装置

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JP2002044487A
JP2002044487A JP2000221000A JP2000221000A JP2002044487A JP 2002044487 A JP2002044487 A JP 2002044487A JP 2000221000 A JP2000221000 A JP 2000221000A JP 2000221000 A JP2000221000 A JP 2000221000A JP 2002044487 A JP2002044487 A JP 2002044487A
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prompter
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monitor
prompter device
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JP2000221000A
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English (en)
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Kunio Tanida
邦男 谷田
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プロンプター装置のモニタにバッテリー残量、
警告等の表示を行うことにより、撮影本番中において、
プロンプター装置のバッテリーが切れるという不測の事
態を確実に防止することができるプロンプター装置を提
供する。 【解決手段】ハーフミラー16及びモニタ18を備えた
プロンプター装置12において、プロンプター装置12
のバッテリーの残量がモニタ18に表示される。また、
バッテリーの残量が所定量以下となった場合にはバッテ
リ交換を促す警告表示が行われる。更に、プロンプター
用のバッテリーが切れた場合にはカメラ用のバッテリー
からの電源供給に切り換わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロンプター装置に
係り、特に被撮影者に原稿画像等を表示するプロンプタ
ー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プロンプター装置は、放送用原稿をモニ
タ画面に表示し、キャスタが恰も原稿を暗記して読み上
げているかのように視線をテレビカメラに向けながらそ
のモニタ画面の原稿を読めるようにしたものである。こ
のようなプロンプター装置は、例えば、撮影レンズ前方
下側にモニタが上方に向けて配置され、モニタの表示面
に対して45°傾斜したハーフミラーが撮影レンズ前方
に配置される。これによって、モニタに原稿画像を表示
すると、テレビカメラでの撮影を妨害することなくハー
フミラーでその原稿画像が前方の被撮影者に反射される
(特開平1−147970号公報)。また、ハーフミラ
ーを使用することなく、原稿を表示する液晶パネルが撮
影レンズのすぐ脇に配置されたプロンプター装置も知ら
れている(特開平7−170430号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、取材
撮影のように電源設備がない場所でプロンプター装置を
使用する場合には、プロンプター装置の電源に充電式の
バッテリーが使用されている。この場合、バッテリー切
れとなる場合があり、撮影本番中にバッテリーが切れる
と、バッテリーを交換して再度撮影を行わなくてはなら
ないため、バッテリーの残量が問題となる。特に、レポ
ータ等が1人で取材に行って撮影を行う場合には、プロ
ンプター装置にカメラ映像を表示してその映像を見なが
ら自分の立つ位置や身なり等をチェックしたり、プロン
プター装置に原稿を表示してリハーサルを行ったりとい
うように撮影本番前にもプロンプター装置が多用される
ため、その間にバッテリーが消耗し、撮影本番中にバッ
テリーが切れるという事態が生じやすい。従来、バッテ
リー残量を表示する表示器が設けられたバッテリーも有
るが、この表示器は近くで確認しないと分からないため
不便である。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、撮影本番中にプロンプター装置のバッテリーが
切れるといった不測の事態を確実に防止することができ
るプロンプター装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、撮影カメラ前方の被撮影
者に対して原稿画像を表示するプロンプター装置におい
て、前記プロンプター装置のバッテリーの残量を検出す
るバッテリー残量検出手段と、前記バッテリー残量検出
手段によって検出された前記バッテリーの残量に基づい
て、前記原稿画像を表示するための表示画面上に前記バ
ッテリーに関する情報を表示するバッテリー情報表示手
段と、を備えたことを特徴としている。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記バッテリー情報表示手段
は、前記バッテリーの残量又は前記バッテリーの残量が
所定量以下になった旨の警告を表示することを特徴とし
ている。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載の発明において、前記プロンプター
装置は、前記バッテリー以外の電源を入力する電源入力
端子を備え、前記バッテリー残量検出手段によって前記
バッテリーの残量が所定量以下になると、前記プロンプ
ター装置の電源を前記電源入力端子から入力される電源
に切り換えることを特徴としている。
【0008】本発明によれば、プロンプター装置を使用
している際に、被撮影者が必ず見るプロンプター装置の
表示画面上にバッテリーの残量や残量が一定量以下にな
った旨の警告等のバッテリー情報を表示するようにした
ため、被撮影者がバッテリー切れになる前に確実にその
バッテリー情報を検知することができ、バッテリー交換
等の適切な対応をとることができるようになる。従っ
て、撮影本番前にプロンプター装置を使用するような場
合には、そのバッテリー情報から撮影本番時にバッテリ
ー切れとならないような注意を払うことができ、撮影本
番中にバッテリー切れとなる不測の事態を回避すること
ができる。
【0009】また、プロンプター用のバッテリーの残量
が一定量以下になりバッテリー切れとなるおそれがある
ときにはプロンプター装置の電源をカメラ用の電源等の
他の電源からの供給に切り換えるようにすることによっ
て、撮影本番中等にバッテリー切れとなる不測の事態を
確実に回避することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るプロンプター装置の好ましい実施の形態について説明
する。
【0011】図1は、本発明に係るプロンプター装置を
使用したテレビカメラによる取材撮影の様子を示した図
である。例えば、レポータM(被撮影者)が1人で取材
現場に行き、同図のようにテレビカメラ10の前方に立
ってプロンプター装置12に映された原稿を読み上げる
といった取材撮影を行うような場合において、テレビカ
メラ10(カメラ本体10A及び撮影レンズ10B)は
カメラ載置台14に載置され、プロンプター装置12は
テレビカメラ10よりも前側でカメラ載置台14に設置
される。
【0012】プロンプター装置12には、表示画面が上
方に向けられて配置されたモニタ18と、モニタ18に
対して略45度の角度で撮影レンズ10Bの前方に配置
されるハーフミラー16が一体の装置として設けられ
る。また、プロンプター装置12のモニタ18を収納す
るケーシング20内には、図示しない信号処理装置(後
述する図2の信号処理装置32)等の所要の装置、回路
が収納される。信号処理装置32は、外部から入力され
るビデオ信号によりモニタ18に表示する画像(原稿画
像等)を内蔵のメモリに予め記憶し、又はメモリに記憶
された画像をビデオ信号としてモニタ18のビデオ信号
入力端子に出力する装置であり、また、モニタ18のビ
デオ信号入力端子に出力するビデオ信号を、レポータM
が把持しているリモコン22の操作に基づいて、外部か
らリアルタイムに入力されるビデオ信号とメモリに記憶
された画像のビデオ信号とで切り換える装置である。
【0013】撮影本番前及び撮影本番時におけるレポー
タMの一般的な操作手順を説明すると、まず、撮影本番
前において、レポータMは、例えば、テレビカメラ10
のビデオ信号出力端子とプロンプター装置12のケーシ
ング20に設けられたビデオ信号入力端子とをケーブル
接続してテレビカメラ10から出力されるビデオ信号を
上記信号処理装置32の外部入力とし、予め用紙に作成
した原稿をテレビカメラ10で撮影してその原稿のビデ
オ信号を信号処理装置32に入力させる。そして、リモ
コン22における所定のメモリ登録の操作によってその
原稿の画像を信号処理装置32のメモリに記憶させる。
この操作によって全ての原稿をメモリに記憶させてお
く。或いは、テレビカメラ10で撮影した原稿をメモリ
に記憶させる代わりに、パソコンで作成した原稿をメモ
リに記憶させることもできる。この場合には、パソコン
のビデオ信号出力端子とプロンプター装置12のビデオ
信号入力端子とをケーブル接続してパソコンで作成した
原稿をパソコンからビデオ信号出力する。そして、上述
と同様にパソコンから出力された原稿画像を信号処理装
置32のメモリに記憶させる。
【0014】また、撮影本番前において、レポータM
は、上述と同様にテレビカメラ10のビデオ信号出力端
子とプロンプター装置12のビデオ信号入力端子とをケ
ーブル接続してテレビカメラ10から出力されるビデオ
信号を上記信号処理装置32の外部入力とすると共に、
リモコン22の操作によって上記信号処理装置32から
モニタ18に出力するビデオ信号を、テレビカメラ10
からリアルタイムに外部入力されるビデオ信号とする。
これによって、モニタ18にテレビカメラ10で撮影さ
れているリアルタイムの映像を表示させる。そして、ハ
ーフミラー16で反射されるモニタ18の映像を見なが
ら、自分の立つ位置や身なり等をチェックする。また同
時に、モニタ18の映像を見ながらリモコン22(又は
他のリモコン)等を使用してテレビカメラ10を操作
し、画角等の調整も適宜行う。リハーサルを行う場合に
はリモコン22の操作によってモニタ18に出力するビ
デオ信号を、上記信号処理装置32のメモリに予め記憶
した原稿画像のビデオ信号に切り換え、モニタ18に原
稿画像を表示させる。そして、リモコン22の操作によ
りメモリに記憶させた原稿画像のスクロールを行いなが
ら本番同様に原稿を読み上げ、撮影時間等の確認を行
う。
【0015】撮影本番前の準備が終了すると本番の撮影
を行う。撮影本番時には、レポータMは、まず、リモコ
ン22の操作によってモニタ18に出力するビデオ信号
を上記信号処理装置32のメモリに記憶させた原稿画像
のビデオ信号とする。これによって、モニタ18に原稿
画像を表示させる。そして、リモコン22の操作によっ
てテレビカメラ10のVTRをスタートさせて本番の撮
影を開始する。撮影を開始するとレポータMは、プロン
プター装置12によって表示される原稿画像をリモコン
22の操作によって適宜スクロールさせながらその原稿
を読み上げていく。全ての原稿を読み上げれば、リモコ
ン22の操作によってテレビカメラ10のVTRをスト
ップさせて撮影を終了する。
【0016】以上のような取材撮影等において、電源設
備がないためにテレビカメラ10やプロンプター装置1
2の電源に充電式のバッテリー(蓄電池)が使用される
場合がある。この場合、プロンプター装置12のケーシ
ング20に設けられた所定の電源入力端子にはバッテリ
ーが接続され、プロンプター装置12のモニタ18、信
号処理装置32等にはそのバッテリーから電源が供給さ
れる。尚、通常、テレビカメラ10にはテレビカメラ用
のバッテリーが使用され、プロンプター装置12にはプ
ロンプター用のバッテリーが使用されるが、テレビカメ
ラ10とプロンプター装置12に同一のバッテリーを使
用することも可能である。
【0017】このようにプロンプター装置12の電源に
バッテリーを使用する場合、上述のように撮影本番前に
プロンプター装置12を使用すると、その間にバッテリ
ーが消耗し、撮影本番中にバッテリーが切れるという不
測の事態が生じるおそれがある。そのため、本プロンプ
ター装置12では、プロンプター装置12を使用してい
る際には被撮影者が必ず見るプロンプター装置12のモ
ニタ18にバッテリーの残量、又はバッテリーの残量が
所定量以下になった場合にはその旨の警告等がバッテリ
ー情報として表示されるようになっている。これによっ
て、被撮影者がバッテリー切れになる前に確実にそのこ
とを知ることができる。そして、上述のようにレポータ
Mが1人で撮影を行い、テレビカメラ10の前方に立っ
て撮影本番前の準備を行っているような場合にも、レポ
ータMはバッテリーが切れるおそれがあることを撮影本
番前に確実に知ることができ、バッテリー交換等の適切
な対応をとることによって撮影本番中にバッテリーが切
れるといった不測の事態が回避される。
【0018】図2は、プロンプター装置12のモニタ1
8にバッテリー情報を表示するための構成を示したブロ
ック図である。同図に示すようにプロンプター装置12
のケーシング20に設けられた電源入力端子20Aには
バッテリー30がケーブル接続され、プロンプター装置
12の各種装置、回路にそのバッテリー30からの電源
が供給される。プロンプター装置12のケーシング20
内には、上述した信号処理装置32やモニタ18が内蔵
されると共に、バッテリー情報をモニタ18に表示する
ためのスーパインポーズ装置34が内蔵される。
【0019】信号処理装置32は、上述のように内部に
内蔵されているメモリ(画像メモリ)に、ケーシング2
0に設けられたビデオ信号入力端子20Bから外部入力
されたビデオ信号の画像(原稿画像等)を記憶させ、又
は、メモリに記憶させた画像をビデオ信号としてモニタ
18に出力する。また、モニタ18に出力するビデオ信
号をそのメモリに記憶させた画像のビデオ信号と、ビデ
オ信号入力端子20Bから外部入力されたリアルタイム
のビデオ信号とで切り換える等の処理を行う。尚、メモ
リに画像を記憶させる処理や、モニタ18に出力するビ
デオ信号を切り換える処理等は、上記リモコン22の操
作又はケーシング20等に設けられた所定のスイッチの
操作に基づいて行われる。また、信号処理装置32は、
ケーシング20の外部にプロンプター装置12とは別体
として接続されるものであってもよい。
【0020】スーパインポーズ装置34は、信号処理装
置32のビデオ信号出力端子から出力されたビデオ信号
にバッテリー情報の信号を重畳し、そのビデオ信号をモ
ニタ18のビデオ信号入力端子に出力するスーパインポ
ーズ回路36と、スーパインポーズ回路36にスーパイ
ンポーズする文字又は図形等を指示するCPU36と、
電源入力端子20Aから入力されたバッテリー30の電
圧をA/D変換してCPU38に与えるA/D変換器4
0とから構成される。尚、ビデオ信号に文字や図形をス
ーパインポーズすることは公知であるため、スーパイン
ポーズ回路の構成については詳しくは示していない。ま
た、スーパインポーズ装置34は、信号処理装置32と
一体の装置としてもよい。
【0021】スーパインポーズ装置34のCPU38
は、プロンプター装置12の電源がオンされている場合
に、バッテリー30の電圧をA/D変換器40を介して
取得する。これによって、バッテリー30の残量(残り
容量)を検出する。バッテリー30の残量を検出する
と、以下のようにバッテリー30の残量に基づいて、バ
ッテリー情報の表示としてバッテリーの残量表示又は警
告表示を行う。尚、バッテリー30の電圧とバッテリー
30の残量との対応関係を認識していれば、処理上では
検出したバッテリー30の電圧をバッテリー30の残量
に換算する必要はなく、実際には検出したバッテリー3
0の電圧に基づいて処理を行うことが可能である。しか
しながら、その場合でも、バッテリー30の電圧により
バッテリー30の残量を検出したのと何ら異ならないた
め、単なるバッテリー30の電圧の検出もバッテリー3
0の残量の検出に等しいものとする。
【0022】まず、モニタ18にバッテリー情報として
バッテリーの残量表示を行う場合について説明すると、
CPU38は、検出したバッテリー30の残量に応じて
その残量を示す文字又は図形を特定し、スーパインポー
ズ回路36にコマンドを与え、信号処理装置32からモ
ニタ18に出力されるビデオ信号にその文字又は図形を
スーパインポーズさせる指示を与える。尚、スーパイン
ポーズする文字又は図形の表示位置、大きさ、色等もC
PU38がスーパインポーズ回路36にコマンドで指示
する。これによって、スーパインポーズ回路36は、信
号処理装置32から出力されたビデオ信号にその指令さ
れた文字又は図形を重畳し、モニタ18に出力する。
【0023】図3(A)〜(E)は、以上のようにして
モニタ18に表示されるバッテリー残量表示の表示形態
の例を示した図である。各表示態様には、バッテリー3
0が満充電の状態からバッテリー切れとなるまでの遷移
の様子が3段階で示されており、図3(A)は、電池を
表した輪郭形状の図形の内部を例えば白抜きし、その内
部をバッテリー残量に応じた範囲だけ例えば黒色で塗り
つぶすことによって黒色の範囲の大きさでバッテリー残
量を表示したもの、図3(B)は、バッテリー残量に応
じた長さのバーを表示することによってバーの長さでバ
ッテリー残量を表示したもの、図3(C)は、パーセン
トによりバッテリー残量を表示したもの、図3(D)
は、検出したバッテリーの電圧を直接表示することによ
ってバッテリー残量を表示したもの、図3(E)は、バ
ッテリーの残り使用可能時間を表示することによってバ
ッテリー残量を表示したものである。尚、図3(A)〜
(E)に示した表示態様以外の態様によってバッテリー
30の残量を表示するようにしてもよい。
【0024】以上のようなバッテリーの残量表示は、常
時モニタ18に表示させておく必要はなく、バッテリー
30の残量がある程度少なくなってから表示するように
してもよいし、又は、リモコン22等によってバッテリ
ー残量表示の指示があったときだけ表示するようにして
もよい。また、バッテリー30の残量を常時表示する場
合においてもバッテリー30の残量が十分にある場合に
はあまり目立たない様な表示とし(例えば、モニタ18
の画面上の隅など目立たない位置に小さく表示する、目
立たない色、濃さ、明るさで表示する等)、バッテリー
30の残量が少なくなりバッテリー交換が望ましいよう
な場合には目立つ様な表示に切り換える(モニタ18の
画面上の中央寄りに大きく表示する、目立つ色、濃さ、
明るさで表示する等)ようにしてもよい。
【0025】次に、上述のようなバッテリーの残量表示
ではなく、バッテリーの残量が少なくなった旨の警告表
示を行う場合について説明すると、CPU38は、上述
のようにして検出したバッテリー30の残量が一定量以
下になった場合(又は、バッテリー30の電圧が一定電
圧以下になった場合)、スーパインポーズ回路36にコ
マンドを与え、警告のための文字又は図形を信号処理装
置32から出力されてモニタ18に入力されるビデオ信
号にスーパインポーズさせる指示を与える。尚、上述と
同様にスーパインポーズする文字又は図形の表示位置、
大きさ、色等もCPU38がスーパインポーズ回路36
にコマンドで指示する。これによって、スーパインポー
ズ回路36は、信号処理装置32から出力されたビデオ
信号にその指令された文字又は図形を重畳し、モニタ1
8に出力する。
【0026】ここで、CPU38による警告表示を行う
か否かの判定は、バッテリー30の残量が一定量以下と
なったか否かで行っているが、その一定量(判定量)を
決める上で、バッテリー30の残量が完全に無くなる直
前で警告を表示してもあまり効果はなく、バッテリー3
0が切れる前に余裕をもって、少なくとも撮影本番時の
撮影時間分は使用できる程度の容量を残した状態で警告
を表示するのが効果的であることを考慮するのが望まし
い。そこで。例えば、その判定量を、常識的な撮影時間
の使用を確保することができなくなるような残量とし、
実際のバッテリー30の残量がそれ以下となっときに警
告表示を行うようにしてもよいし、又は、撮影本番時の
撮影時間等を考慮して警告表示を行うバッテリー30の
残り使用可能時間をユーザが決め、その残り使用可能時
間をCPU38に与えると、CPU38が自動的にその
残り使用可能時間の使用が確保できなくなるバッテリー
30の残量(又はそれよりも大きめの残量)を判定量と
して決定し、実際のバッテリー30の残量がそれ以下と
なったときに警告表示を行うようにしてもよい。又は、
単に判定量自体をユーザが自由に変更できるようにして
もよい。
【0027】モニタ18に出力される警告表示の内容
は、例えば「バッテリー交換」等のバッテリー交換を促
す警告文字であってもよいし、警告ランプのような図形
であってもよい。また、バッテリー残量表示とも重複す
るが、バッテリー30の残量が判定量以下になったとき
に残り使用可能時間を表示し、以後継続して又は所定時
間おきに残り使用可能時間を表示してもよい。更に、警
告表示の場合には、信号処理装置32から出力されるビ
デオ信号にスーパインポーズして警告表示を行うのでは
なく、モニタ18の画面全体を警告画面に切り換え、ユ
ーザがリモコン22等で強制解除しない限りプロンプタ
ー装置12を使用できないようにしてもよい。また、上
記バッテリー残量表示を行うと共に、バッテリー30の
残量が判定量以下になったときに併せて警告表示を行う
ようにしてもよいし、バッテリー残量表示と警告表示の
それぞれについて行うか否かをユーザが選択するように
してもよい。
【0028】以上のようにプロンプター装置12のモニ
タ18にバッテリーの残量表示又は警告表示が行われる
ことによって撮影本番中にバッテリーが切れるといった
不測の事態を未然に防止することができる。
【0029】次に、2つのバッテリーを切り換えて使用
することによって撮影本番中等におけるバッテリー切れ
を防止したプロンプター装置12について説明する。図
4はこの場合のプロンプター装置12の電源切換部の構
成を示した図である。尚、図2に示したモニタ18、信
号処理装置32、スーパインポーズ装置34(CPU3
8は除く)については図4では省略している。同図に示
すように、プロンプター装置12のケーシング20は、
2つの電源入力端子20A、20Cが設けられ、一方の
電源入力端子20Aには、プロンプター用のバッテリー
30Aが接続され、他方の電源入力端子20Cには、例
えばカメラ用のバッテリー30Bが接続される。尚、電
源入力端子20Cには、カメラ用のバッテリー30Bで
なくても電源入力端子20Aに接続されるバッテリー以
外の電源を接続できる。ケーシング20内には、スイッ
チ50が設けられており、各バッテリー30A、30B
は、このスイッチ50を介してプロンプター装置12の
各装置、回路に電源を供給する。
【0030】プロンプター用のバッテリー30Aの電圧
は、コンパレータ52により基準電圧と比較されてお
り、その電圧が基準電圧より大きい場合、即ち、バッテ
リー30Aの残量が一定量よりも大きい場合には、コン
パレータ52からLow信号が出力され、このLow信
号によりスイッチ50がプロンプター用のバッテリー3
0A側に接続される。従って、この場合にはプロンプタ
ー装置12の各装置及び回路にはプロンプター用のバッ
テリー30Aから電源が供給される。
【0031】一方、プロンプター用のバッテリー30A
の電圧が基準電圧以下になった場合、即ち、バッテリー
30Aの残量が一定量以下になった場合には、コンパレ
ータ52の出力はHigh信号に切り換わり、このHi
gh信号によりスイッチ50がカメラ用のバッテリー3
0B側に切り換わる。従って、バッテリー30Aの残量
が一定量以下になるとプロンプター装置12の各装置及
び回路にはカメラ用のバッテリー30Bから電源が供給
されるようになる。
【0032】尚、コンパレータ52においてバッテリー
30Aの電圧が比較される基準電圧は、上記警告表示の
場合とは異なり、バッテリー30Aの使用ができなくな
る直前の電圧まで下げることができる。
【0033】このようにプロンプター用のバッテリー3
0Aの残量が一定量よりも少なくなると、プロンプター
装置12の電源がカメラ用のバッテリー30Bに切り換
えられるため、撮影本番中にバッテリー切れとなる不測
の事態が防止される。
【0034】また、同図に示すように、コンパレータ5
2の出力は、図2と同様にスーパインポーズ装置34の
CPU38に与えられる。CPU38は、コンパレータ
52の出力がLow信号からHigh信号に切り換わっ
たことを検出すると、図示しないスーパインポーズ回路
36(図2参照)にコマンドを与え、プロンプター装置
12の電源がプロンプター用のバッテリー30Aからカ
メラ用のバッテリー30Bに切り換わったことを示す文
字又は図形をモニタ18に出力されるビデオ信号にスー
パインポーズさせる。これによって、その文字又は図形
がモニタ18に表示され、ユーザはバッテリーが切り換
わったことを認識することができる。そして、プロンプ
ター用のバッテリー30Aが交換時期であることも認識
することができる。尚、バッテリーが切り換わったこと
だけでなく、使用中のバッテリーの種類をモニタ18に
表示させておくようにしてもよい。また、図2において
説明したようにバッテリー30A、30Bの電圧をA/
D変換器を介してCPU38に入力することによってバ
ッテリーの残量表示、警告表示も併せて行うようにして
もよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るプロン
プター装置によれば、プロンプター装置を使用している
際に、被撮影者が必ず見るプロンプター装置の表示画面
上にバッテリーの残量が一定量以下になった旨の警告等
のバッテリー情報を表示するようにしたため、被撮影者
がバッテリー切れになる前に確実にそのバッテリー情報
を検知することができ、バッテリー交換等の適切な対応
をとることができるようになる。従って、撮影本番前に
プロンプター装置を使用するような場合には、そのバッ
テリー情報から撮影本番時にバッテリー切れとならない
ような注意を払うことができ、撮影本番中にバッテリー
切れとなる不測の事態を回避することができる。
【0036】また、プロンプター用のバッテリーの残量
が一定量以下になりバッテリー切れとなるおそれがある
ときにはプロンプター装置の電源をカメラ用の電源等の
他の電源からの供給に切り換えるようにすることによっ
て、撮影本番中等にバッテリー切れとなる不測の事態を
確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、プロンプター装置を使用したテレビカ
メラによる取材撮影の様子を示した図である。テレビカ
メラのプロンプターシステムの全体構成を示した構成図
である。
【図2】図2は、プロンプター装置のモニタにバッテリ
ー情報を表示するための構成を示したブロック図であ
る。
【図3】図3(A)〜(E)は、バッテリー残量表示の
表示形態の例を示した図である。
【図4】図4は、2つのバッテリーを切り換えて使用で
きるプロンプター装置の電源切換部の構成を示した図で
ある。
【符号の説明】
10…テレビカメラ、12…プロンプター装置、16…
ハーフミラー、18…モニタ、30、30A、30B…
バッテリー、32…信号処理装置、34…スーパインポ
ーズ装置、36…スーパインポーズ回路、38…CP
U、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影カメラ前方の被撮影者に対して原稿
    画像を表示するプロンプター装置において、 前記プロンプター装置のバッテリーの残量を検出するバ
    ッテリー残量検出手段と、 前記バッテリー残量検出手段によって検出された前記バ
    ッテリーの残量に基づいて、前記原稿画像を表示するた
    めの表示画面上に前記バッテリーに関する情報を表示す
    るバッテリー情報表示手段と、 を備えたことを特徴とするプロンプター装置
  2. 【請求項2】 前記バッテリー情報表示手段は、前記バ
    ッテリーの残量又は前記バッテリーの残量が所定量以下
    になった旨の警告を表示することを特徴とする請求項1
    のプロンプター装置。
  3. 【請求項3】 前記プロンプター装置は、前記バッテリ
    ー以外の電源を入力する電源入力端子を備え、前記バッ
    テリー残量検出手段によって前記バッテリーの残量が所
    定量以下になると、前記プロンプター装置の電源を前記
    電源入力端子から入力される電源に切り換えることを特
    徴とする請求項1又は請求項2のプロンプター装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014099253A (ja) * 2012-11-13 2014-05-29 Panasonic Corp 加熱調理器
JP2018028909A (ja) * 2016-08-12 2018-02-22 キヤノン株式会社 表示制御装置およびその制御方法

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