JP2002044440A - シェーディング補正方法およびこれを用いる画像処理装置 - Google Patents

シェーディング補正方法およびこれを用いる画像処理装置

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JP2002044440A
JP2002044440A JP2000227771A JP2000227771A JP2002044440A JP 2002044440 A JP2002044440 A JP 2002044440A JP 2000227771 A JP2000227771 A JP 2000227771A JP 2000227771 A JP2000227771 A JP 2000227771A JP 2002044440 A JP2002044440 A JP 2002044440A
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Noriyuki Nishi
規之 西
Shoichi Detachi
祥一 出立
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シェーディング補正方法において、画像入力
デバイスへの入力レベルにかかわらず、画像むらを精度
良く補正する。 【解決手段】 画像入力デバイスの複数の画素部毎に入
力値と出力値との相関をあらわす入力−出力特性データ
と、均一光を入力したときに全画素部からの出力値を略
等しくする第一の補正係数との両者を用いて、画像入力
デバイスの各画素部からの出力値を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルフォトプ
リンタに用いられるラインセンサなどの画像入力デバイ
スで読み取った、デジタル画像の出力むらを補正するシ
ェーディング補正方法、および、これを用いてシェーデ
ィング補正処理を行う画像処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、CCD(Charge Coupled Device
)素子などの固体撮像素子を備えた画像入力装置にお
いて、光電的に読み取られたデジタル画像を処理する際
に、光源の照度むらや、光学入力系の感度ばらつきに起
因した画像の出力むらを生じることが知られている。
【0003】例えば、原稿の画像を読み取るスキャナな
どの画像読取装置において、所定濃度の基準画像を読み
取った場合、読み取り光の反射や拡散状態、または、撮
像素子の固体差などに起因して各読取画素の出力値がば
らつき、出力画像のむら、すなわちシェーディングを生
じるという問題点があった。
【0004】図10に、画素部をCCD素子により構成
したラインセンサの感光面に、一定強度の均一光を入射
した場合の、各画素部を構成するCCD素子の位置(主
走査方向に沿った各画素部の位置)に対応する出力値の
分布を示す。同図を見ると、一定強度の均一光を入射し
た場合でも、画素部位置によって出力値は微妙に異なる
ことがわかる。このCCD素子毎の出力値のばらつき
は、画像の出力値むら、すなわち、シェーディングとし
て発現する。
【0005】また、同図では、一定強度の均一光を入射
した状態で、ラインセンサにおけるCCD素子の電荷蓄
積時間を変化させることにより、CCD素子の入力値
を、基準値から8倍値まで変化させている。CCD素子
毎の出力値のばらつき状態は、CCD素子の入力値によ
っても、変化することがわかる。
【0006】シェーディングの発生は、出力画像の画質
を低下させる重大な問題であり、とりわけ、ラインセン
サによる走査読み取りにおいて、シェーディングは、人
間の眼に感じやすい一次元の帯状むらとして、読み取り
画像の副走査方向に生じるため、画像品質を著しく劣化
させてしまう。
【0007】このようなシェーディングの発生を抑制す
るために、従来、以下のようなシェーディング補正方法
が用いられている。
【0008】まず、均一な光透過特性を持つフィルタや
フィルムに光源光を照射することにより得られる所定強
度の光を、画像入力デバイスに入力した状態で、画素部
毎あるいは小領域単位毎に、その出力値を全画素部の平
均出力値や最大出力値に一致させる補正係数を算出す
る。算出した一連の補正係数は、例えば、シェーディン
グ補正テーブルとして、記憶手段に記憶しておき、画像
入力デバイスの各画素部からの出力値に上記補正係数を
乗ずることにより、各画素部毎にシェーディング補正を
行うことができる。
【0009】図11には、図10におけるラインセンサ
の出力値のばらつきを、上記従来手法でシェーディング
補正した結果をあらわしている。同図では、一定強度の
均一光を入射しかつCCD素子の蓄積時間を4倍とした
状態で、全CCD素子からの出力値を一定とするように
補正係数を作成し、この補正係数を異なる蓄積時間で読
み取った出力値の補正についても使用している。この補
正係数により、CCD素子の蓄積時間が4倍の場合に
は、各画素部間での補正出力値のばらつきは完全に解消
していることがわかる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般的に、C
CD素子などの固体撮像素子を画素部とする画像入力デ
バイスでは、入力−出力特性、すなわち、画像読み取り
時の入力値である積分光量と出力値との関係は、完全な
直線性である線形関係を示さない。図10から読み取れ
るように、画像入力デバイスの画素部であるCCD素子
における出力値のばらつきは、CCD素子への入力値の
大きさによって変化する。読み取りの蓄積時間が長くな
るほど、つまり、CCD素子への入力値が大きくなるほ
どに画素部間の出力値ばらつきは増加する傾向にある。
【0011】この結果、上記補正係数取得時の入力レベ
ルと大きく異なる入力レベルで画像を読み取る場合に
は、画像入力デバイスにおける出力値のばらつき状態
は、補正係数取得時のばらつき状態とは異なっている。
したがって、上記従来のシェーディング補正方法のよう
に、一定レベルの入力値に応じて、出力値のばらつきを
補正する補正係数を定めても、補正係数取得時とは大き
く異なる光量で読み取られた画像データについては、精
度よくシェーディング補正を行うことができないという
問題点を有している。例えば、図11において、CCD
素子の蓄積時間が基準値の8倍値である場合には、画素
部間での補正出力値のばらつきは解消していない。
【0012】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、画像入力デバイスへの入
力レベルにかかわらず、画像むらを精度良く補正するこ
とができるシェーディング補正方法および該シェーディ
ング補正方法を用いる画像処理装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るシ
ェーディング補正方法は、上記の課題を解決するため
に、画像入力デバイスの所定の画素部毎に、入力値と出
力値との相関をあらわす入力−出力特性データを求める
段階と、均一光を入力したときに、全画素部からの出力
値を略等しくする第一の補正係数を所定の画素部毎に算
出する段階と、各画素部の入力値または出力値と、上記
入力−出力特性データとを用いて、上記第一の補正係数
を再計算することにより、画像入力時の入力値に応じた
第二の補正係数を所定の画素部毎に算出する段階と、上
記第二の補正係数により、画像入力時における上記各画
素部からの出力値を補正する段階とを含むことを特徴と
している。
【0014】上記の構成によれば、上記画像入力デバイ
スへ均一光、例えば透過分布または反射分布を持つ原稿
からの光を入力したときに、所定の画素部毎に、全画素
部からの出力値を略等しくする第一の補正係数が算出さ
れる。該第一の補正係数を上記入力−出力特性データで
補正することにより、上記画素部毎に異なる非線形な入
力−出力特性に対応した第二の補正係数が得られる。該
第二の補正係数により、各画素部からの出力値が補正さ
れる。
【0015】これにより、画素部が非線形な入力−出力
特性を有している画像入力デバイスにおいても、画像入
力時の各画素部への入力レベルにかかわらず、各画素部
から出力される画像信号のシェーディング補正を精度良
く行うことができる。
【0016】請求項2の発明に係るシェーディング補正
方法は、上記の課題を解決するために、画像入力デバイ
スの全画素部における入力値と出力値とを略線形関係と
するように出力値を補正する単一の補正関数を求める段
階と、上記単一の補正関数を用いて、上記各画素部から
の出力値を補正した補正出力値を算出する段階と、均一
光を入力したときに、全画素部の上記補正出力値を略等
しくする再補正係数を所定の画素部毎に算出する段階
と、上記再補正係数により、画像入力時における上記補
正出力値を再補正する段階とを含むことを特徴としてい
る。
【0017】上記の構成によれば、上記単一の補正関数
で、画像入力デバイスの各画素部からの出力値が補正さ
れることにより、該画素部の入力値と略線形関係にある
補正出力値が得られる。また、上記画像入力デバイスヘ
均一光、例えば均一な透過分布または反射分布を持つ原
稿からの光を入力したときに、各画素部の上記補正出力
値を略等しくする再補正係数が算出される。該再補正係
数によって、画像入力時における上記補正出力値を再補
正することにより、上記画素部の有する非線形な入力−
出力特性に影響されない出力値が算出される。
【0018】これにより、非線形な入力−出力特性を有
する画像入力デバイスにおいても、画像入力時における
各画素部への入力レベルにかかわらず、画像入力デバイ
スの各画素部から出力される画像信号のシェーディング
補正を簡便かつ精度良く行うことができる。
【0019】請求項3の発明に係るシェーディング補正
方法は、上記の課題を解決するために、請求項1または
2の構成において、上記画像入力デバイスは、画素部が
主走査方向に延在するラインセンサであることを特徴と
している。
【0020】上記の構成によれば、画像入力デバイスと
して、非線形な入力−出力特性を有する画素部から構成
されるラインセンサを用いて、走査方式による画像入力
を行う場合においても、入力画像のシェーディング補正
を効果的に行うことが可能となる。
【0021】これにより、請求項1または2の効果に加
えて、ラインセンサの各画素部への入力レベルにかかわ
らず、出力画像のシェーディング補正を精度良く行うこ
とができ、画質を大きく劣化させる副走査方向のむらの
発生を抑制することができる。
【0022】請求項4の発明に係る画像処理装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1乃至3のいずれか
1項に記載のシェーディング補正方法により、画像のシ
ェーディング補正処理を行うシェーディング補正手段を
備えることを特徴としている。
【0023】上記の構成によれば、非線形な入力−出力
特性を有する画素部から構成される画像入力デバイスを
用いた場合でも、該画素部への入力レベルにかかわら
ず、出力画像のシェーディング補正を精度良く行うこと
ができる。
【0024】これにより、請求項1乃至3のいずれか1
項の効果に加えて、精度良くシェーディング補正のなさ
れた再現性の高い画像データを用いて、各種の画像処理
や露光処理などを行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図面に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0026】図2は、本実施形態に係るデジタル写真プ
リンタの全体構成を示す概略図である。このデジタル写
真プリンタは、フィルムFから読み取り入力された原画
像の画像データに基づいて、感光ペーパPに焼き付け、
現像および乾燥処理を施すことにより、原画像を感光ペ
ーパPにプリントするものである。本実施形態に係るデ
ジタル写真プリンタは、フィルムFのスキャニングを行
い、読み取った画像データに対して色補正や濃度補正、
階調変換等の画像処理を施す画像処理装置1と、画像処
理装置1から供給される画像データに基づいて、感光ペ
ーパPに露光を行い、画像を焼き付ける写真焼付装置2
とから構成されている。
【0027】画像処理装置1は、フィルムFを撮像し
て、画像データとして取り込むスキャナ3と、外部から
各種の指示情報を入力するマウス4,キーボード5と、
これらの指示に基づき画像処理や各種の制御を行うパー
ソナルコンピュータ6,コントローラ部20と、処理に
関する情報を画面上に表示するモニタ7とから構成され
ている。スキャナ3は、フィルムFの上面から光源8に
より光を照射し、フィルムFの下面の撮像部9で、その
透過光を撮像することにより、フィルムFから画像デー
タを各コマ毎に取り込むものである。
【0028】写真焼付装置2は、画像データに応じて変
調された赤色、緑色、青色の各色に対応した光で感光ペ
ーパPを露光するとともに、感光ペーパPを副走査方向
に搬送することにより走査露光を行い、感光ペーパP上
に2次元の焼付画像を形成するための構成を備えてい
る。図2において、写真焼付装置2は、感光ペーパPを
複数対の搬送ローラ10,11,12,13,14,1
5,16により搬送しながら、露光部17での露光処
理、現像部18での現像処理、乾燥部19での乾燥処理
を行い、外部に写真として排出するものである。写真焼
付装置2は、感光ペーパPをロール状に収納し、感光ペ
ーパPを露光部17へ供給する複数のペーパーマガジン
M1,M2を備えている。ペーパーマガジンM1,M2
は、写真焼付装置2で取り扱う感光ペーパPの幅サイズ
の種類に応じて配設され、互いに異なる幅の感光ペーパ
Pを収納している。
【0029】図2では、画像処理装置1と写真焼付装置
2との構成からなるデジタル写真プリンタを例示した
が、画像処理と写真焼付とを一体的構成で行うデジタル
写真プリンタとして、システムの小型化を図ることもで
きる。
【0030】以下、画像処理装置1の構成について詳細
に説明する。
【0031】図3は、画像処理装置1の構成のうち、画
像読み取りおよび画像処理を行う構成をブロックで表わ
した説明図である。同図に示すように、画像処理装置1
のスキャナ3(図2参照)には、光源8と、光源8から
の光を拡散して均一性を高めるディフューザ22と、フ
ィルムF(図2参照)を紙面鉛直方向に搬送するフィル
ム搬送装置23と、フィルム搬送装置23からの透過光
を長尺状にラインセンサ27上へ結像させるためのスリ
ット24,ズームレンズ25,絞り26と、ラインセン
サ27(画像入力デバイス)とが備えられている。ライ
ンセンサ27は、図2に示した撮像部9に対応する構成
である。
【0032】光源8は、ハロゲンランプなどの白色光源
から構成されており、ディフューザ22は、フィルムF
へ照射する光を平行光とするレンズセット(図示せず)
を備えている。
【0033】光源8とフィルム搬送装置23との間に、
入射光の輝度分布を均一化するセットアップフィルタ
(図示せず)を光路中に挿入することができる。前記セ
ットアップフィルタとしては、全波長範囲の可視光にお
いて透過率が一定であり、各色成分について同一強度の
透過光を得るNDフィルタなどが用いられる。前記セッ
トアップフィルタは、画像読み取りに先立ち、ラインセ
ンサ27のセットアップを行う際に光路中に挿入され、
ラインセンサ27のセットアップ完了後は、光路から外
される。
【0034】ラインセンサ27は、入射光を赤色、青
色、緑色の光に分光するプリズムと、該プリズムから各
色の分光を受ける3つのラインCCDと(いずれも図示
せず)を備えている。各ラインCCDは、多数のCCD
素子(画素部)をラインセンサ27の長手方向に一次元
配列した構成であり、各CCD素子への入射光を電気信
号に変換するものである。
【0035】スリット24は、フィルムFの光出射面側
に位置し、ラインセンサ27の主走査方向に沿ったスリ
ットを有している。光源8からの光は、フィルムFに撮
影されている画像を透過し、主走査方向に沿って延在す
るスリット24によって、直線状の画像光となる。
【0036】ラインセンサ27は、信号ケーブル33を
介して、コントローラ部20に接続されている。コント
ローラ部20は、アンプ28と、A/Dコンバータ29
と、各種の画像処理を施す画像処理部30(シェーディ
ング補正手段)と、メインメモリ31および補助記憶装
置32とから構成されている。画像処理部30は、画像
処理装置1の各部動作を制御する制御基板(図示せず)
を内蔵し、A/Dコンバータ29,メインメモリ31,
補助記憶装置32のそれぞれと接続されている。メイン
メモリ31は、画像データを複数画像分記憶する容量を
有する半導体メモリであり、写真フィルムで約1.5〜
2本分の画像(約60〜80コマの画像)の画像データ
を記憶することができる。メインメモリ31を大容量と
することで、画像処理部30は、ラインセンサ27から
の画像入力と、既に入力された画像データの処理とを同
時に行うことができる。
【0037】画像処理装置1における動作は次のように
なる。光源8から水平方向に出射した光は、ディフュー
ザ22によって均一に拡散された後、フィルム搬送装置
23内部のフィルムFを透過した画像光となり、スリッ
ト24、ズームレンズ25及び絞り26を通過して、ラ
インセンサ27上に結像する。図3における一点鎖線
は、光源8の中央部を発した光の進路を示している。
【0038】フィルムFを透過した光源8からの光は、
ラインセンサ27上に結像し、ラインセンサ27の画素
部を構成するCCD素子に、RGBの各色成分に分解さ
れて光電的に読み取られ、電気信号であるアナログ画像
データに変換される。フィルム搬送装置23によるフィ
ルムFの搬送と同時に、ラインセンサ27による画像読
み取りを行うことにより、フィルムFの画像全体が順次
走査されることになる。フィルムFを順次走査する構成
はこれに限られず、フィルム搬送装置23とスリット2
4との間に回転ミラーなどの可動光学手段を設け、フィ
ルムFを固定した状態で、該可動光学手段により、フィ
ルム搬送装置23からの透過光のうち、スリット24に
入射する領域を変化させ、フィルムFの順次走査読み取
りを行ってもよい。
【0039】ラインセンサ27から出力されたアナログ
画像データは、アンプ28に送信されて増幅された後
に、A/Dコンバータ29に送られる。該アナログ画像
データは、A/Dコンバータ29により、デジタル画像
データへと変換された後、画像処理部30に伝送され
る。画像処理部30は、受け取ったデジタル画像データ
に、各種の画像処理を施し、処理後のデジタル画像デー
タをメインメモリ31および補助記憶装置32に記憶さ
せる。該デジタル画像データは、露光用の画像データと
して、写真焼付装置2へと送信される。
【0040】画像処理部30は、伝送されたデジタル画
像データに、各種の画像処理を行うものであるが、ここ
では、画像処理部30が行うシェーディング補正処理に
ついて説明する。既述のように、シェーディング補正処
理とは、画素部を構成するCCD素子の固体差などに起
因するラインセンサ27の出力値ばらつきを均一化する
補正処理のことである。
【0041】以下、本発明に基づいて、シェーディング
補正を行う具体的手順を実施例として説明する。
【0042】
【実施例】(実施例1)図1は、画像処理部30が実行
するシェーディング補正処理(シェーディング補正方
法)の一例を説明するフローチャートである。本実施例
において、シェーディング補正処理は、S1〜S8の各
ステップからなっている。
【0043】ステップS1(以下、単にS1という)で
は、均一な光透過率を持つ前記セットアップフィルタを
光源8とフィルム搬送装置23間の光路中に設置する。
この際、フィルムFは光路から外しておく。なお、光源
8をあらかじめ連続点灯しておくことにより、光源8か
らの光の強度を時間的に安定した状態にしておく。
【0044】S2では、ラインセンサ27の画素部を構
成するCCD素子による画像取り込みの蓄積回数を設定
する。入射光強度が時間的に一定となっている状態で、
CCD素子による画像取り込みの蓄積回数を設定するこ
とにより、ラインセンサ27の各CCD素子へ入射する
光量、すなわち、入力値を精度よく設定することができ
る。ただし、各CCD素子において、1回あたりの蓄積
時間は一定であるものとする。S2では、画像取り込み
一回あたりの蓄積回数だけでなく、この蓄積回数をどの
ように変化させるかをも設定する。例えば、画像取り込
みの蓄積回数を4回,8回,12回,・・・,32回と
するように指定することができる。
【0045】S3では、S1で設置した前記セットアッ
プフィルタを透過して、強度分布を一様とした光源光
を、ラインセンサ27で取り込む。S2で設定した蓄積
回数まで、CCD素子による画像取り込みの蓄積を繰り
返す。CCD素子による画像取り込みの蓄積回数が、S
2で設定された回数に達したら、前述の例で言えば、蓄
積回数を4回,8回,12回,・・・,32回とした画
像取り込みを完了したならば、次のS4へ進む。
【0046】S4では、S3で取得した各CCD素子か
らの出力値をまとめた結果より、CCD素子の入力値と
出力値との相関をあらわす入力−出力特性データを、各
CCD素子毎に作成する。作成した入力−出力特性デー
タは、メインメモリ31や補助記憶装置32に記憶して
おく。
【0047】図4に、上記要領で作成した入力−出力特
性データの一例を示す。同図では、S2での画像取り込
みの蓄積回数を4回,8回,12回,・・・,32回に
設定しているため、横軸である入力値は、基準値から8
倍値まで変化している。同図におけるR2 の値は、最小
自乗法で入力−出力特性データをフィットした直線と、
該入力−出力特性データとのずれをあらわす値であり、
入力値と出力値との関係が完全な線形関係であるとき
に、R2 は最大値の1となる。同図では、R2 =0.9
997<1であり、ラインセンサ27におけるCCD素
子の入力値と出力値とは、完全な線形関係にはないこと
がわかる。
【0048】ラインセンサ27の画素部を構成するCC
D素子の入力値と出力値とが完全な線形関係にあるなら
ば、CCD素子の出力値は入力値の増減と同じ比率で増
減する。そこで、図5に、図4の入力値4のときの出力
値をもとに他の入力値のときの出力理論値を計算し、出
力実測値と出力理論値の関係を示した。
【0049】S5では、ラインセンサ27の各CCD素
子からの出力値を、全CCD素子について略等しくする
ように、第一の補正係数を各CCD素子毎に作成する。
例えば、全CCD素子からの出力値の平均を算出し、該
平均を各CCD素子からの出力値で割ることにより、各
CCD素子毎に、第一の補正係数を算出することができ
る。算出した第一の補正係数は、メインメモリ31や補
助記憶装置32に記憶させておく。
【0050】S6では、光源8とフィルム搬送装置23
の間の前記セットアップフィルタを光路から外し、光路
中に挿入したフィルムFを透過した画像光を、ラインセ
ンサ27の各CCD素子により読み取る。
【0051】S7では、各CCD素子の入力値または出
力値と、各CCD素子の入力−出力特性データとを用い
て、S5で算出した第一の補正係数を再計算することに
より、各CCD素子の画像入力時の入力値に応じた第二
の補正係数を算出する。算出例として、図5におけるC
CD素子の入力−出力特性データである出力実測値と出
力理論値との関係から算出した調整係数を図6に示す。
該調整係数は、図5の出力理論値を出力実測値で割るこ
とにより算出したものである。各CCD素子の出力値に
対応する該調整係数を、S5で算出した第一の補正係数
に乗じることにより、各CCD素子毎に、画像入力時の
入力レベルに応じた第二の補正係数を算出することがで
きる。算出した第二の補正係数は、シェーディング補正
テーブルとして、メインメモリ31や補助記憶装置32
に記憶させる。
【0052】S8では、S7で算出した第二の補正係数
をメインメモリ31や補助記憶装置32から呼び出し、
各CCD素子の出力値に乗じることにより、シェーディ
ング補正を行う。
【0053】図7(a)(b)に、従来のシェーディン
グ補正方法と本発明のシェーディング補正方法とのそれ
ぞれによるシェーディング補正結果を示した。同図
(a)(b)において、横軸はラインセンサ27上のC
CD素子である画素部の位置を、縦軸は補正後の出力
値、すなわち、各CCD素子の出力値に、対応する前記
補正係数を乗じた値を示している。
【0054】同図(a)は、従来のシェーディング補正
方法により、すなわち、前記セットアップフィルタを透
過した所定レベルの均一光に基づいて得た前記第一の補
正係数のみを用いて、ラインセンサ27の各CCD素子
からの出力値を補正処理した場合の、該出力値のばらつ
き状態をあらわすグラフである。同図(a)では、CC
D素子の取り込み蓄積時間が基準値の4倍のときに取得
したシェーディング補正係数により、基準値の6倍の蓄
積時間で取り込んだ入力画像のシェーディング補正を行
っている。同図(a)において、補正出力値の標準偏差
は、2.131285であった。
【0055】一方、同図(b)は、本実施例のシェーデ
ィング補正方法を用いて、ラインセンサ27の各CCD
素子からの出力値にシェーディング補正処理を施した場
合の、出力値のばらつき状態をあらわすグラフである。
同図(b)では、CCD素子の取り込み蓄積時間が基準
値の4倍のときに取得した第一の補正係数と上記調整係
数とから算出した第二の補正係数により、基準値の6倍
の蓄積時間で取り込んだ入力画像のシェーディング補正
を行っている。同図(b)において、補正出力値の標準
偏差は、1.776069であった。
【0056】図7(a)(b)および両者の標準偏差を
比較すれば明らかなように、本実施の形態に係るシェー
ディング補正処理を用いた場合、より精度の良いシェー
ディング補正を行えることがわかる。すなわち、ライン
センサ27による画像読み取り時の入力レベルにかかわ
らず、出力むらを精度良く補正することができる。
【0057】このように、本実施例では、第一の補正係
数を、ラインセンサ27の各CCD素子毎に異なる入力
−出力特性データを用いて補正することにより、各CC
D素子の非線形な入力−出力特性に対応する第二の補正
係数を得ることができ、非線形な入力−出力特性を有す
るCCD素子から構成されるラインセンサ27において
も、入力レベルにかかわらず、出力画像のシェーディン
グ補正を精度良く行うことができる。
【0058】なお、本実施例では、各画素部毎に上記第
一および第二の補正係数を求めたが、これに限らず、例
えば、所定画素数から構成される一定領域毎に上記第一
および第二の補正係数を求める構成としてもよい。
【0059】(実施例2)以下、本発明の更なる実施例
について、図面に基づいて説明する。
【0060】図8は、画像処理部30が実行するシェー
ディング補正処理(シェーディング補正方法)の更なる
実施例を説明するフローチャートである。本実施例にお
いて、シェーディング補正処理は、A1〜A9の各ステ
ップからなっている。
【0061】A1〜A4の処理内容は、それぞれ、実施
例1におけるS1〜S4の処理内容と同様である。
【0062】A5では、ラインセンサ27における各C
CD素子の入力値と出力値とを略線形関係とするよう
に、各CCD素子の出力値を補正する、単一の補正関数
を求める。
【0063】例えば、全CCD素子について、A4で取
得した各CCD素子の入力−出力特性データの平均を算
出し、平均データにフィットした関数値の逆数を算出す
ることにより、上記単一の補正関数を求めることができ
る。各CCD素子の入力−出力特性データには多少のば
らつきはあるものの、この単一の補正関数を用いて、各
CCD素子の入力値と出力値との関係を略線形とするこ
とができる。
【0064】図9に、このようにして求めた入力−出力
特性補正関数(単一の補正関数)の一例を示した。同図
では、上記算出結果を二次関数でフィットした結果を示
している。多項式によるフィットを行う場合には、高次
の項を設けるほど、あてはめ誤差は小さくなる。
【0065】A6では、A5で求めた単一の補正関数に
より、各CCD素子からの出力値を補正した補正出力値
を算出する。具体的には、各CCD素子からの出力値
を、図9に例示した入力−出力特性補正関数に代入する
ことにより、各CCD素子の入力値と略線形関係にある
補正出力値を算出することができる。
【0066】A7では、A6で算出した補正出力値が、
ラインセンサ27の全CCD素子について略等しくなる
ように、再補正係数を各CCD素子毎に作成する。例え
ば、全CCD素子についての補正出力値の平均を算出
し、この平均を各CCD素子の補正出力値で割ることに
より、各CCD素子についての再補正係数を算出するこ
とができる。算出した再補正係数は、メインメモリ31
や補助記憶装置32に記憶させておく。
【0067】A8では、フィルム搬送装置23内の前記
セットアップフィルタを光路から外し、光路中に挿入し
たフィルムFを透過した画像光を、ラインセンサ27の
各CCD素子により読み取る。
【0068】A9では、A7で算出した再補正係数をメ
インメモリ31や補助記憶装置32から呼び出し、各C
CD素子からの出力値に乗じることにより、シェーディ
ング補正を行う。本実施例のシェーディング補正方法を
用いて、ラインセンサ27の各CCD素子からの出力値
にシェーディング補正処理を施した場合にも、図7
(b)と略同等の補正結果を得ることができる。
【0069】このように、本実施例では、単一の補正関
数で、ラインセンサ27の各CCD素子からの出力値を
補正することにより、各CCD素子の入力値と略線形関
係にある第一の補正出力値を得ることができ、これに基
づいて再補正係数を算出することにより、入力レベルに
かかわらず、出力画像のシェーディング補正を簡便かつ
精度良く行うことができる。
【0070】なお、本実施の形態では、ラインセンサ2
7の各画素部をCCD素子により構成するものとした
が、ラインセンサ27の画素部を他の撮像素子、例え
ば、MOSにより構成してもよい。
【0071】また、本実施の形態では、あらかじめシェ
ーディング補正テーブルを作成しておく構成としたが、
シェーディング補正テーブルは、必要に応じて適宜作成
する構成としてもよい。さらに、本実施の形態では、補
正係数を算出する際に、均一光を得る構成として、透過
型の前記セットアップフィルムを用いたが、均一光を反
射する反射部材などを用いてもよい。
【0072】
【発明の効果】請求項1の発明に係るシェーディング補
正方法は、以上のように、画像入力デバイスの所定の画
素部毎に、入力値と出力値との相関をあらわす入力−出
力特性データを求める段階と、均一光を入力したとき
に、全画素部からの出力値を略等しくする第一の補正係
数を所定の画素部毎に算出する段階と、各画素部の入力
値または出力値と、上記入力−出力特性データとを用い
て、上記第一の補正係数を再計算することにより、画像
入力時の入力値に応じた第二の補正係数を所定の画素部
毎に算出する段階と、上記第二の補正係数により、画像
入力時における上記各画素部からの出力値を補正する段
階とを含む構成である。
【0073】それゆえ、上記画像入力デバイスへ均一
光、例えば透過分布または反射分布を持つ原稿からの光
を入力したときに、所定の画素部毎に、全画素部からの
出力値を略等しくする第一の補正係数が算出される。該
第一の補正係数を上記入力−出力特性データで補正する
ことにより、上記画素部毎に異なる非線形な入力−出力
特性に対応した第二の補正係数が得られる。該第二の補
正係数により、各画素部からの出力値が補正される。
【0074】これにより、画素部が非線形な入力−出力
特性を有している画像入力デバイスにおいても、画像入
力時の各画素部への入力レベルにかかわらず、各画素部
から出力される画像信号のシェーディング補正を精度良
く行うことができるという効果を奏する。
【0075】請求項2の発明に係るシェーディング補正
方法は、以上のように、画像入力デバイスの全画素部に
おける入力値と出力値とを略線形関係とするように出力
値を補正する単一の補正関数を求める段階と、上記単一
の補正関数を用いて、上記各画素部からの出力値を補正
した補正出力値を算出する段階と、均一光を入力したと
きに、全画素部の上記補正出力値を略等しくする再補正
係数を所定の画素部毎に算出する段階と、上記再補正係
数により、画像入力時における上記補正出力値を再補正
する段階とを含む構成である。
【0076】それゆえ、上記単一の補正関数で、画像入
力デバイスの各画素部からの出力値が補正されることに
より、該画素部の入力値と略線形関係にある補正出力値
が得られる。また、上記画像入力デバイスへ均一光、例
えば均一な透過分布または反射分布を持つ原稿からの光
を入力したときに、各画素部の上記補正出力値を略等し
くする再補正係数が算出される。該再補正係数によっ
て、画像入力時における上記補正出力値を再補正するこ
とにより、上記画素部の有する非線形な入力−出力特性
に影響されない出力値が算出される。
【0077】これにより、非線形な入力−出力特性を有
する画像入力デバイスにおいても、画像入力時における
各画素部への入力レベルにかかわらず、画像入力デバイ
スの各画素部から出力される画像信号のシェーディング
補正を簡便かつ精度良く行うことができるという効果を
奏する。
【0078】請求項3の発明に係るシェーディング補正
方法は、以上のように、請求項1または2の構成におい
て、上記画像入力デバイスを、画素部が主走査方向に延
在するラインセンサとした構成である。
【0079】それゆえ、画像入力デバイスとして、非線
形な入力−出力特性を有する画素部から構成されるライ
ンセンサを用いて、走査方式による画像入力を行う場合
においても、入力画像のシェーディング補正を効果的に
行うことが可能となる。
【0080】これにより、請求項1または2の効果に加
えて、ラインセンサの各画素部への入力レベルにかかわ
らず、出力画像のシェーディング補正を精度良く行うこ
とができ、画質を大きく劣化させる副走査方向のむらの
発生を抑制することができるという効果を奏する。
【0081】請求項4の発明に係る画像処理装置は、以
上のように、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシ
ェーディング補正方法により、画像のシェーディング補
正処理を行うシェーディング補正手段を備える構成であ
る。
【0082】それゆえ、非線形な入力−出力特性を有す
る画素部から構成される画像入力デバイスを用いた場合
でも、該画素部への入力レベルにかかわらず、出力画像
のシェーディング補正を精度良く行うことができる。
【0083】これにより、請求項1乃至3のいずれか1
項の効果に加えて、精度良くシェーディング補正のなさ
れた再現性の高い画像データを用いて、各種の画像処理
や露光処理などを行うことができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るシェーディング補正
処理の一実施例を説明するフローチャートである。
【図2】本発明の一実施形態に係るデジタル写真プリン
タの構成を示す説明図である。
【図3】デジタル写真プリンタの画像処理装置におい
て、画像読み取りおよび画像処理を行う構成の概略をあ
らわす説明図である。
【図4】ラインセンサのCCD素子における入力値と出
力値との相関を示すグラフである。
【図5】ラインセンサのCCD素子における入力−出力
特性(出力理論値と出力実測値との相関)を示すグラフ
である。
【図6】ラインセンサのCCD素子における入力値と調
整係数との相関を示すグラフである。
【図7】(a)は、従来のシェーディング補正方法によ
り、ラインセンサのCCD素子からの出力値を補正した
結果を示すグラフである。(b)は、本発明のシェーデ
ィング補正方法により、ラインセンサのCCD素子から
の出力値を補正した結果を示すグラフである。
【図8】シェーディング補正処理の更なる実施例を説明
するフローチャートである。
【図9】ラインセンサのCCD素子における出力値から
補正出力値を算出する補正関数を示すグラフである。
【図10】ラインセンサの感光面に一定強度の均一光を
入射した場合の出力値分布をあらわす説明図である。
【図11】図10におけるラインセンサの出力値を、従
来方法でシェーディング補正した結果をあらわす説明図
である。
【符号の説明】
1 画像処理装置 27 ラインセンサ(画像入力デバイス) 30 画像処理部(シェーディング補正手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA05 AB04 BA01 BC05 BC07 BC11 DA04 5C077 LL04 MM03 MM27 MP08 PP06 PP15 PP46 PQ12 PQ17 PQ23 TT09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像入力デバイスの所定の画素部毎に、入
    力値と出力値との相関をあらわす入力−出力特性データ
    を求める段階と、 均一光を入力したときに、全画素部からの出力値を略等
    しくする第一の補正係数を所定の画素部毎に算出する段
    階と、 各画素部の入力値または出力値と、上記入力−出力特性
    データとを用いて、上記第一の補正係数を再計算するこ
    とにより、画像入力時の入力値に応じた第二の補正係数
    を所定の画素部毎に算出する段階と、 上記第二の補正係数により、画像入力時における上記各
    画素部からの出力値を補正する段階とを含むことを特徴
    とするシェーディング補正方法。
  2. 【請求項2】画像入力デバイスの全画素部における入力
    値と出力値とを略線形関係とするように出力値を補正す
    る単一の補正関数を求める段階と、 上記単一の補正関数を用いて、上記各画素部からの出力
    値を補正した補正出力値を算出する段階と、 均一光を入力したときに、全画素部の上記補正出力値を
    略等しくする再補正係数を所定の画素部毎に算出する段
    階と、 上記再補正係数により、画像入力時における上記補正出
    力値を再補正する段階とを含むことを特徴とするシェー
    ディング補正方法。
  3. 【請求項3】上記画像入力デバイスは、画素部が主走査
    方向に延在するラインセンサであることを特徴とする請
    求項1または2に記載のシェーディング補正方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシ
    ェーディング補正方法により、画像のシェーディング補
    正処理を行うシェーディング補正手段を備えることを特
    徴とする画像処理装置。
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