JP2002044083A - Atm通信装置 - Google Patents

Atm通信装置

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JP2002044083A
JP2002044083A JP2000223881A JP2000223881A JP2002044083A JP 2002044083 A JP2002044083 A JP 2002044083A JP 2000223881 A JP2000223881 A JP 2000223881A JP 2000223881 A JP2000223881 A JP 2000223881A JP 2002044083 A JP2002044083 A JP 2002044083A
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connection control
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JP2000223881A
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Masahiko Tanaka
晶彦 田中
Yoshinori Higaki
義典 檜垣
Akira Nakamura
亮 中村
Tomoko Ito
倫子 伊藤
Norio Miyazaki
典雄 宮崎
賢浩 ▲芦▼
Masahiro Ashi
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATM通信装置におけるプロトコル処理の高
速化。 【解決手段】 コネクション制御情報321〜325を
バーストアクセスメモリ32に記憶しておき、バースト
メモリコントローラ27によるメモリの連続アクセスに
よって、受信セルと対応するコネクション制御情報を一
括してメモリバッファ28に読み出し、受信セルに必要
なプロトコル処理を実行した後、コネクション制御情報
を一括してバーストメモリに書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(Asynchron
ous Transfer Mode:非同期転送モード)通信装置に関
し、更に詳しくは、受信セルのプロトコル処理に必要な
コネクション制御情報のアクセス機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ATM通信装置では、ITU−T(Inte
rnational Telecommunication Union−Telecommunicati
on Standardization Sector)勧告I.610において、OA
M(Operation, Administration and Maintenance)処理
が規定されている。また、上記ITU−T勧告I.610で
は、回線の品質を監視する機能として、PM(Performa
nce Management)機能が定義されている。PMセルのフ
ォーマットには、PMセルの欠落を検出するためのMC
SN(Monitoring Cell Sequence Number)と、コネク
ションを通過したCLP(Cell Loss Priority)ビット
が“0”(高優先度)または“1”(低優先度)のセル
個数を示すTUC0+1(Total User Cell number rel
ated to the CLP0+1 usercells flow)と、CLPビッ
トが“0”のセル個数を示すTUC0(Total UserCell
number related to the CLP0 user cells flow)と、
CLPビットが“0”または“1”のユーザセルフロー
におけるビット誤りを検出するためのBEDC0+1
(Block Error Detection Code related to the CLP0+1
user cells flow)とが含まれる。
【0003】図2は、ATM網におけるPMセルの使用
例を示す。PM機能は、コネクション毎に、PMセルの
挿入点ノードと、PMセルの検出点ノードとを指定する
ことにより実現される。例えば、ATMノード10Aと
10Dとの間に設定されたコネクション1に着目する
と、ユーザセル2の始点となるATMノード10AがP
Mセルの挿入点、ユーザセル2の終点となるATMノー
ド10DがPMセルの検出点となり、途中のATMノー
ド10B、10Cは、PMセルの中継ノードとなる。P
Mセルの挿入点および検出点となるATMノード10
A、10Bは、それぞれ、上記コネクション1と対応し
て、MCSN、TUC0+1、TUC0、BEDC0+
1をカウントするためのメモリ領域を備えている。
【0004】挿入点ノード10Aは、ユーザセル2の受
信の都度、受信セルと対応したメモリ領域でTUC0+
1とTUC0をカウントアップし、受信セルのペイロー
ド(情報部)に含まれるデータについてパリティ演算を
行い、演算結果をBEDC0+1に記憶しておく。挿入
点ノード10Aは、受信したユーザセルの個数が、モニ
タリングブロックサイズと呼ばれる所定数に達した時点
で、PMセル3を生成し、上記コネクション1に送出す
る。上記PMセル1は、ペイロードの第2バイト以降
に、上記メモリ領域から読み出されたMCSN、TUC
0+1、BEDC0+1、TUC0の値を含んでいる。
【0005】PMセルの検出点ノード10Dは、挿入点
ノード10Aと同様、ユーザセル2の受信の都度、受信
セルのコネクションと対応したメモリ領域でTUC0+
1とTUC0をカウントアップし、受信セルのペイロー
ド(情報部)に含まれるデータについてパリティ演算を
行い、演算結果をBEDC0+1に記憶する。検出点ノ
ード10Dは、PMセル3を受信すると、該PMセルが
示すMCSN、TUC0+1、TUC0、BEDC0+
1の値と、自ノードのメモリ領域に記憶されているMC
SN、TUC0+1、TUC0、BEDC0+1とを照
合する。これによって、PMセルの欠落、ユーザセルの
損失個数および誤配個数、ユーザセルのビット誤りの発
生を検出できる。
【0006】上述したように、PM機能を実現するため
には、コネクションの両端ノードにおいて、ユーザセル
の受信の都度、MCSN、TUC0+1、TUC0、B
EDC0+1を含むOAM処理用の制御情報をメモリか
ら読み出し、読み出された値に受信セルの処理結果を反
映させた後、再びメモリに書き込む動作を繰り返す必要
がある。また、各ATMノードでは、VP(Virtual Pa
th)接続およびVC(Virtual Channel)接続を行うた
めに、受信セルに含まれるコネクション識別情報、即
ち、VPI(Virtual Path Identifier)とVCI(Vir
tual Channel Identifier)を書換えるヘッダ変換機能
と、課金のための通過セル個数を計数するための機能が
必要となる。従来のATMノード装置では、上述したO
AM機能、ヘッダ変換および通過セル計数に必要な情報
を制御情報メモリに格納し、ユーザセルまたはPMセル
の受信の都度、上記制御情報メモリを頻繁にアクセスす
る必要があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したATMノード
のようなATM通信装置において、受信セルの処理速度
を上げて通信網を広帯域化するためには、制御情報メモ
リのアクセス速度の高速化と、通信装置内部における転
送データの並列度の拡大が必要となる。しかしながら、
メモリのアクセス速度は、供給されるメモリLSIの性
能によって制限される。また、転送データの並列度の拡
大には、ATM通信装置の内部回路の複雑化と、LSI
デバイスの入出力ピン数の増加が障害となる。
【0008】本発明の目的は、メモリに記憶されたコネ
クション制御情報を効率的にアクセスしてPM機能を達
成できるATM通信装置を提供することにある。本発明
の他の目的は、セル受信時にOAM処理部によるコネク
ション制御情報へのアクセスを容易にしたATM通信装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のATM通信装置では、受信セルのコネクシ
ョン対応に必要となるコネクション制御情報をバースト
アクセスメモリ(以下、バーストメモリと言う)に記憶
しておき、バーストメモリコントローラによるメモリの
連続アクセスによって、受信セルと対応するコネクショ
ン制御情報を一括してメモリバッファに読み出し、受信
セルに必要なプロトコル処理を実行した後、コネクショ
ン制御情報を一括してバーストメモリに書き込むことを
特徴とする。
【0010】更に詳述すると、本発明のATM通信装置
は、入力回線インタフェース部に、受信セルのコネクシ
ョンと対応する複数のメモリ領域を有し、各メモリ領域
にコネクション制御情報を記憶するバーストメモリと、
上記バーストメモリの読み書きデータを格納するための
メモリバッファと、受信セルのヘッダから抽出されたコ
ネクション識別情報を上記バーストメモリの領域アドレ
スに変換するための手段と、上記領域アドレスを保持す
るアドレスレジスタと、上記アドレスレジスタに保持さ
れた領域アドレスをスタートアドレスとして、上記バー
ストメモリと上記メモリバッファとの間で、特定のメモ
リ領域のコネクション制御情報の連続的な読み出し、ま
たは連続的な書き込みを行うメモリコントローラと、上
記メモリバッファに読み出されたコネクション制御情報
に基づいて、受信セル毎のOAM処理を実行し、処理結
果を上記メモリバッファを介して上記バーストメモリの
特定のメモリ領域に反映するOAM処理手段とを有する
ことを特徴とする。上記バーストメモリの各メモリ領域
には、コネクション制御情報として、少なくとも、受信
セルのヘッダ変換のための情報と、PM(performance
Management)制御情報とを含む複数種類の情報が記憶さ
れる。
【0011】本発明の好ましい実施例では、上記バッフ
ァメモリが、書き込み用と読み出し用に交互に切替えら
れる2面のバッファ構造を有し、上記メモリコントロー
ラが、1セル時間内に、上記バーストメモリから一方の
バッファ面へのコネクション制御情報の読み出しを繰り
返すデータ読み出し期間と、他方のバッファ面から上記
バーストメモリへのコネクション制御情報の書き込みを
繰り返すデータ書き込み期間をもつことを特徴とする。
上記2面のバッファ構造を採用した場合、OAM処理手
段が、上記データ書き込み期間に、既に一方のバッファ
面に読み出されているコネクション制御情報に基づいて
OAM処理を実行し、上記読み出し期間に、OAM処理
の結果を上記バッファ面に反映できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施形態について説明する。図3は、本発明が適用さ
れるATM通信装置10の1実施例を示す。ATM通信
装置10は、入力回線Li−1〜Li−nに接続された
入力回線インタフェース11−i(i=1〜n)と、出
力回線Lo−1〜Lo−nに接続された出力回線インタ
フェース12−i(i=1〜n)と、信号処理回路13
と、上記入出力インタフェースと信号処理回路13に接
続されたスイッチ部(ATMSW)14と、制御プロセ
ッサ15と、上記制御プロセッサ15に必要な各種のプ
ログラムおよびデータを格納するためのメモリ16と、
上記各入出力インタフェース11―i、12−iに接続
された通信インタフェース17と、内部バス18とから
なる。
【0013】各入力回線からの受信セルは、入力回線イ
ンタフェース11―iにおいて、後述するヘッダ変換処
理とOAM処理とを含むプロトコル処理を実行した後、
スイッチ部14に入力される。スイッチ部14は、各入
力セル入力回線インタフェース11―iからの入力セル
を、セルヘッダに含まれるルーティング情報によって特
定される何れかの出力インタフェース12−iまたは信
号処理回路14に転送する。各入力回線からの受信セル
のうち、呼制御用のセルは、信号処理回路13において
制御パケットに変換された後、制御プロセッサ15に供
給される。また、制御プロセッサが発行した呼制御用の
パケットは、信号処理回路13でATMセルに変換され
た後、スイッチ部14を介して、何れかの出力回線イン
タフェース12−iに転送される。制御プロセッサ15
は、通信インタフェース17を介して、各入出力回線イ
ンタフェース11−i、12−iと制御データを交信
し、各入力回線インタフェースが備えるヘッダ変換情報
などの書換えを行う。
【0014】図1は、上述したATM通信装置10の各
入力回線インタフェース11−iの主要部となるプロト
コル処理部20の構成を示す。プロトコル処理部20
は、入力回線Li−iからの受信セルを一時的にバッフ
ァリングするセル入力部21と、セル入力部21から供
給された受信セルのヘッダ情報を解析し、セル種別情報
とコネクション識別情報とを出力するヘッダ解析部22
と、受信セルのOAM処理を行うOAM処理部23と、
セル入力部21から入力された受信セルのヘッダ変換と
セルの出力制御を行うヘッダ変換出力制御部24と、ヘ
ッダ変換出力制御部24からの出力セルを一時的にバッ
ファリングした後、スイッチ部14の入力ポートに送出
するセル出力部25と、ヘッダ解析部22から出力され
たコネクション識別情報と対応してCAM(Content Ad
dressable Memory)31から読み出された領域アドレス
を保持するスタートアドレスレジスタ26と、バースト
メモリ32をアクセスするためのバーストメモリコント
ローラ27と、メモリバッファ28とからなる。
【0015】上記CAM31は、ヘッダ解析部22から
コネクション識別情報として出力される受信セルのVP
I/VCIをバーストメモリ32の領域アドレスに変換
するためのものである。バーストメモリ32は、上記C
AMから出力される領域アドレスで特定されるメモリ領
域に各コネクションと対応したコネクション制御情報を
記憶するためのものであり、例えば、日立製のHM67S361
30BP-7が適用される。
【0016】バーストメモリ32は、図4に示すよう
に、受信セルのコネクションと対応した複数のコネクシ
ョン制御情報領域32−1〜32−Nに分割され、各コ
ネクション制御情報領域32−j(j=1〜N)は、例
えば、受信セルの転送要否を示す出力制御情報領域32
1と、ヘッダ変換情報領域322と、PM制御情報領域
323と、PM以外の制御情報領域324と、課金用の
受信セルカウンタ領域325とからなっている。
【0017】前述したPM機能を実現するために必要な
MCSN、TUC0+1、TUC0、BEDC0+1の
値は、PM制御情報領域323に記憶される。また、ヘ
ッダ変換情報領域322には、出力セルヘッダに付すべ
き出力VPI/VCIの値と、スイッチ部14がルーテ
ィング情報として必要とする出力ポート番号とを含む出
力ヘッダ情報が記憶される。出力制御情報領域321と
ヘッダ変換情報領域322の内容は、制御プロセッサ1
5からの指令に応答してプロセッサ40により更新され
る。また、PM制御情報領域323、PM以外の制御情
報領域324、課金用の受信セルカウンタ領域325の
内容は、OAM処理部23によって更新される。
【0018】CAM31から読み出されてスタートアド
レスレジスタ26に保持された領域アドレスは、上記バ
ーストメモリ32における何れかのコネクション制御情
報領域32−jの先頭アドレスを指している。本発明
は、1セル分の処理許容時間(1セル時間)内に、上記
スタートアドレスレジスタに保持された領域アドレスを
スタートアドレスとして、バーストメモリ32を連続的
にアクセスし、上記受信セルと対応するコネクション情
報領域32−jからコネクション制御情報を次々と連続
的に読み出し、既に処理済みとなっている前の受信セル
のコネクション制御情報を該当するコネクション制御情
報領域に次々と連続的に書き込むことを特徴としてい
る。
【0019】図1において、セル入力部11は、入力回
線Liからの受信セルを一時的にバッファリングしなが
ら、受信セルのヘッダ情報をヘッダ解析部22に出力す
る。また、所定のタイミングで受信セルをヘッダ変換出
力制御部24に出力し、受信セルのペイロード部を信号
線S1を介してOAM処理部23に供給する。ヘッダ解
析部22は、受信セルのヘッダ情報から、受信セルの種
別を判定し、セルの種別を信号線S2を介してOAM処
理部23に通知し、受信セルの入力VPI/VCIをC
AM31に与える。これによって、CAM31から上記
受信セルと対応したコネクション制御情報領域の先頭を
示す領域アドレスが読み出され、スタートアドレスレジ
スタ26に保持される。
【0020】OAM処理部23は、信号線S2から受け
取ったセル種別に応じて、実行すべきOAM処理を決定
し、メモリコントローラ27によってバーストメモリ3
2からメモリバッファ28に読み出されたコネクション
制御情報に基づいて、OAM処理を実行する。OAM処
理部23は、メモリバッファ28に読み出された出力制
御情報とヘッダ変換情報を信号線S31、S32を介し
てヘッダ変換出力制御部24に供給する。また、メモリ
バッファ28に読み出された他のコネクション制御情報
に基づいてOAM処理を実行し、更新されたコネクショ
ン制御情報をメモリバッファ28に書き込む。尚、OA
M処理によってOAMセルが生成された場合は、 生成
されたOAMセル情報が信号線S33を介してヘッダ変
換出力制御部24に供給される。
【0021】ヘッダ変換出力制御部24は、受信セルの
ヘッダ情報を信号線S31から受信した出力ヘッダ情報
に従って変換した後、セル出力部25に出力する。ま
た、信号線S31から受信した出力制御信号に基いて、
ユーザセルとOAMセルとの出力制御を行う。セル出力
部25は、ヘッダ変換出力制御部24から受信したAT
Mセルをバッファリングし、スイッチ部14に出力す
る。
【0022】図5は、バーストメモリ32へのデータの
リード/ライト動作と、OAM処理部23によるプロト
コル処理(OAM処理)とのタイミング関係を示す。本
発明では、各入力回線インタフェースに許容される1セ
ル時間Tをコネクション制御情報の読み出し期間Tr
(=T/2)と書き込み期間Tw(=T/2)の2つの
ステージに分け、2面のメモリバッファ(レジスタAと
レジスタB)を使用して、4ステージ(ST1、ST
2、ST3、ST4)期間内に2個のセルのプロトコル
処理を行う。
【0023】第1ステージST1で、バーストメモリか
ら空き状態のレジスタAにコネクション制御情報を読み
出し、第2ステージST2で、既に更新済みとなってい
るレジスタBのコネクション制御情報をバーストメモリ
に書き込み、第3ステージST3で、空き状態となった
レジスタBにコネクション制御情報を読み出し、第4ス
テージST4で、既に更新済みとなっているレジスタA
のコネクション制御情報をバーストメモリに書き込む。
第1ステージST1でレジスタAに読み出されたコネク
ション制御情報は、第2、第3ステージで処理され、第
4ステージST4でバーストメモリに書き込まれる。こ
れと同様に、第3ステージST3でレジスタBに読み出
されたコネクション制御情報は、第4、第1ステージで
処理され、第2ステージST2でバーストメモリに書き
込まれる。 読み出しステージST1とST3では、C
AM31からスタートアドレスレジスタ26に読み出さ
れた領域アドレスを先頭アドレスとして、メモリコント
ローラ27からバーストメモリ32に連続的な読み出し
クロックと読み出しアドレスを与えることによって、バ
ーストメモリ32の1つのコネクション制御情報領域2
6−jにある複数バイト分のコネクション制御情報を次
々とメモリバッファ28(レジスタAまたはレジスタ
B)に読み出す。
【0024】OMA処理部23は、各読み出しステージ
でスタートアドレスレジスタ26に保持されたコネクシ
ョン番号を信号線S3を介して読み込み、一時的に記憶
しておく。書き込みステージS2とS4では、OMA処
理部23から上記スタートアドレスレジスタ26に、信
号線S4を介して、コネクション制御情報領域32−j
の先頭アドレスが設定され、メモリコントローラ27か
らバーストメモリ32に連続的な書き込みクロックCL
wと書き込みアドレスを与えることによって、メモリバ
ッファ28に設定された複数バイト分のコネクション制
御情報が次々とバーストメモリ32に書き込まれる。
【0025】図6は、バーストメモリコントローラ27
とメモリバッファ28とOAM処理部23との具体的な
接続構造の1例を示す。メモリバッファ28は、A面バ
ッファ28A(レジスタA)とB面バッファ28B(レ
ジスタB)とからなる2面バッファ構造となっており、
上記各レジスタには、それぞれ入力セレクタ51Aと5
1Bを介して、メモリコントローラ27が信号線S10
AまたはS10Bに出力したバーストメモリ32からの
読み出しデータと、OAM処理部23が信号線S12に
出力した更新済みデータとが選択的に入力される。ま
た、上記レジスタA、Bの出力は、そのうちの一方が、
出力セレクタ52を介してOAM処理部23に読み込ま
れ、他方が出力セレクタ53を介してバーストメモリコ
ントローラ27に入力され、バーストメモリ32に書き
込まれる。
【0026】前述したステージST1では、メモリコン
トローラ27から信号線S10Aに出力されたバースト
メモリからの読み出しデータがレジスタAに入力され、
OAM処理部23から信号線S12に出力された処理済
のデータがレジスタBに入力されるように、入力セレク
タ51A、51Bの選択信号61A、61Bが切替えら
れる。ステージST2では、レジスタAのデータをOA
M処理部23に読み込み、レジスタBのデータをバース
トメモリコントローラ27に読み込むように、出力セレ
クタ52、53の選択信号62A、62Bが切替えられ
る。
【0027】ステージST3では、ST1とは逆に、空
き状態となったレジスタBにバーストメモリからの読み
出しデータが入力され、OAM処理部23から信号線S
12に出力された処理済のデータがレジスタAに入力さ
れるように、入力セレクタ51A、51Bの選択信号6
1A、61Bが切替えられる。また、ステージST4で
は、ステージST2とは逆に、レジスタBのデータをO
AM処理部23に読み込み、レジスタAのデータをバー
ストメモリコントローラ27に読み込むように、出力セ
レクタ52、53の選択信号62A、62Bが切替えら
れる。
【0028】OAM処理部23は、ステージST2とS
T3ではレジスタA、ステージST4とST1ではレジ
スタBのデータ(コネクション制御情報)を利用して、
受信セルのカウント、OAM処理、ヘッダ変換出力制御
部24への出力制御情報、ヘッダ情報およびOAMセル
の出力動作を行い、更新されたコネクション制御情報を
参照中のレジスタに書き込む。
【0029】以上の実施例では、バーストメモリ32か
ら読み出された全てのコネクション制御情報をOAM処
理部23に読み込み、ヘッダ変換情報や出力制御情報の
ように、OAM処理以外の情報転送もOAM処理部23
で処理したが、実用化に際しては、OAM処理部23を
複数の機能ブロックに分け、コネクション制御情報の種
類毎に応じた専用の処理部が動作するようにしてもよ
い。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、バーストメモリコント
ローラによるメモリの連続アクセスによって、コネクシ
ョン制御情報を一括してメモリバッファに読み出し、受
信セルに必要なプロトコル処理を実行した後、コネクシ
ョン制御情報を一括してバーストメモリに書き込むこと
ができるため、OAM処理を高速化した広帯域のATM
通信装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のATM通信装置の入力回線インタフェ
ースに含まれるプロトコル処理部の1実施例を示すブロ
ック図。
【図2】ATM網のおけるPM機能を説明するための
図。
【図3】本発明が適用されるATM通信装置の1実施例
を示す図。
【図4】バーストメモリにおけるコネクション制御情報
の格納形式を示す図。
【図5】バーストメモリ26へのデータのリード/ライ
ト動作とプロトコル処理の関係を示すタイムチャート。
【図6】バーストメモリコントローラ27とメモリバッ
ファレジスタ28とOAM処理部23との接続関係の詳
細を示す図。
【符号の説明】
10:ATMノード、11:入力回線インタフェース、
12:出力回線インタフェース、13:信号処理回路、
14:ATMスイッチ部、15:制御プロセッサ、1
6:メモリ、21:セル入力部、22:ヘッダ解析部、
23:OAM処理部、24:ヘッダ変換出力制御部、2
5:セル出力部、26:スタートアドレスレジスタ、2
7:バーストメモリコントローラ、28:メモリバッフ
ァ、31:CAM、32:バーストメモリ、40:プロ
セッサ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 亮 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 (72)発明者 伊藤 倫子 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 (72)発明者 宮崎 典雄 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 (72)発明者 ▲芦▼ 賢浩 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 Fターム(参考) 5K030 HA10 HB11 HB29 KA03 KA13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の入出力回線インタフェース部を備え
    るATM通信装置において、上記各入力回線インタフェ
    ース部に、 受信セルのコネクションと対応する複数のメモリ領域を
    有し、各メモリ領域にコネクション制御情報を記憶する
    バーストメモリと、 上記バーストメモリの読み書きデータを格納するための
    メモリバッファと、受信セルのヘッダから抽出されたコ
    ネクション識別情報を上記バーストメモリの領域アドレ
    スに変換するための手段と、 上記領域アドレスを保持するアドレスレジスタと、 上記アドレスレジスタに保持された領域アドレスをスタ
    ートアドレスとして、上記バーストメモリと上記メモリ
    バッファとの間で、特定のメモリ領域のコネクション制
    御情報の連続的な読み出し、または連続的な書き込みを
    行うメモリコントローラと、 上記メモリバッファに読み出されたコネクション制御情
    報に基づいて、受信セル毎のOAM処理を実行し、処理
    結果を上記メモリバッファを介して上記バーストメモリ
    の特定のメモリ領域に反映するOAM処理手段とを有す
    ることを特徴とするATM通信装置。
  2. 【請求項2】前記バッファメモリが、書き込み用と読み
    出し用に交互に切替えられる2面のバッファ構造を有
    し、前記メモリコントローラが、1セル時間内に、前記
    バーストメモリから一方のバッファ面へのコネクション
    制御情報の読み出しを繰り返すデータ読み出し期間と、
    他方のバッファ面から上記バーストメモリへのコネクシ
    ョン制御情報の書き込みを繰り返すデータ書き込み期間
    をもつことを特徴とする請求項1に記載のATM通信装
    置。
  3. 【請求項3】前記OAM処理手段が、前記データ書き込
    み期間に、前記一方のバッファ面に読み出されているコ
    ネクション制御情報に基づいてOAM処理を実行し、前
    記読み出し期間に、上記OAM処理の結果を上記バッフ
    ァ面に反映させることを特徴とする請求項2に記載のA
    TM通信装置。
  4. 【請求項4】前記OAM処理手段が、前記アドレスレジ
    スタに保持された領域アドレスを記憶しておき、前記一
    方のバッファ面に読み出されたコネクション制御情報に
    基づくOAM処理結果を該バッファ面に反映させた後、
    上記領域アドレスを上記アドレスレジスタに設定するこ
    とによって、該バッファ面のコネクション制御情報が前
    記バーストメモリの特定のメモリ領域に書き込まれるよ
    うにしたことを特徴とする請求項2に記載のATM通信
    装置。
  5. 【請求項5】前記バーストメモリの各メモリ領域が、コ
    ネクション制御情報として、少なくとも、受信セルのヘ
    ッダ変換のための情報と、PM(performance Manageme
    nt)制御情報とを含む複数種類の情報を記憶したことを
    特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載のATM
    通信装置。
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