JP2853382B2 - 非同期転送モードのためのクロスコネクト通信装置 - Google Patents

非同期転送モードのためのクロスコネクト通信装置

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JP2853382B2
JP2853382B2 JP18964591A JP18964591A JP2853382B2 JP 2853382 B2 JP2853382 B2 JP 2853382B2 JP 18964591 A JP18964591 A JP 18964591A JP 18964591 A JP18964591 A JP 18964591A JP 2853382 B2 JP2853382 B2 JP 2853382B2
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は非同期転送モード(A
TM:Asynchronous Transfer
Mode)のためのクロスコネクト通信装置に関し、特
に同報(ブロードキャスト)機能を有するクロスコネク
ト通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信網において音声,データ及び画像情
報を伝送(転送)するために、回線モード及びパケット
モードが一般的に使用されている。回線モードはタイム
スロットを周期的に配置する時分割多重を採用し、情報
の有無に拘わりなく一定速度の回線(チャネル)を呼に
専有させる。このため、伝送速度が網設備で固定される
だけではなく、網資源の使用効率の低下を免れない。こ
れらの問題は高速広帯域通信網、特に広帯域ISDNに
おける通信のようにどのような速度が要求されるかが不
明な場合、その影響は大きく、速度に依存しない転送モ
ードが必要となる。一方、パケットモードはヘッダ情報
によるパケット多重化を採用し、情報の発生に応じてパ
ケットを送出するため、任意の伝送速度に適応できる。
しかしながら、パケットモードでは複雑なプロトコルが
必要であり、その実行のためのソフトウェア処理が伝送
速度を高めることを妨げる。動画像情報をリアルタイム
で伝送する場合などにこの問題が制約条件となる。
【0003】回線モード及びパケットモードの上述した
問題を解消し、LANや広帯域ISDNなどの高速広帯
域通信網の構築を可能にするための転送モードとしてA
TMが近年注目され、実用化のための研究及び開発が推
進されている。ATMはマルチメディア情報をセルと呼
ぶ固定長の短いブロック(CCITT勧告I.150及
びI.361ではヘッダ長5バイト(40ビット)及び
情報領域長48バイト(384ビット))に分割して伝
送及び交換する技術である。ヘッダ情報によるセル多重
を採用するATMは、たとえば156Mbpsの高速リ
ンクを1つ用意するならば、伝送速度をダイナミックに
変えることができる。また、ATMではヘッダ情報に基
づいてセルを振り分けるセルフルーティングスイッチを
設けることにより、このスイッチ制御処理にプロセッサ
が直接関与しない。したがって、ATMはリアルタイム
伝送を要求する音声及び画像情報を含むマルチメディア
情報を高速に転送することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】網資源の有効利用を図
りながらマルチメディア情報の高速転送を可能にするA
TMを採用して高速広帯域通信網を構築する場合、特に
画像情報のアプリケーションを考えると、ブロードキャ
スト機能すなわち同報機能が必須となる。この通信網を
構成する通信局または通信ノードの各各はセルを目的対
地へルーティングするためのクロスコネクトスイッチと
してセルフルーティングスイッチを備えるが、これまで
にセルフルーティングスイッチはBANYAN形及び出
力バッファ形など種々の形態で提案されている(H.S
uzuki,et.al.,“Output−buff
er Switch Architecture fo
rAsynchronous Transfer Mo
de”,ICC89,pp.99−103,June
1989)。したがって、ノードにどのような形態のセ
ルフルーティングスイッチが設けられていても適応でき
るブロードキャスト機能構成回路を必要とする。
【0005】この発明の目的はどのような形態のセルフ
ルーティングスイッチにも適応し得るブロードキャスト
機能を備えるクロスコネクト通信装置を提供することに
ある。
【0006】この発明の他の目的は複数のセルのうち有
効なセルだけを選択して転送する有効セル選択機能を備
えるクロスコネクト通信装置を提供することにある。
【0007】この発明のさらに他の目的はブロードキャ
スト機能及び有効セル選択機能をともに備えるクロスコ
ネクト通信装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のクロスコネク
ト通信装置は、各各複数ビットのヘッダ及び情報領域を
含む予め定めたビット数のATMセルから前記ヘッダに
含まれ前記ATMセルの宛先を示す第1の識別子と前記
ヘッダに含まれブロードキャストの要否を第1の状態及
び第2の状態で各各示す2進符号のブロードキャスト識
別子と前記第1の識別子及び前記ブロードキャスト識別
子以外のヘッダ情報を伴う前記情報領域のデータとを互
いに分離する第1の手段と;前記ブロードキャスト識別
子が前記第1の状態であるとき前記第1の識別子に基づ
く指定位置にブロードキャストすべき通信ノード数及び
ブロードキャストすべき新たな宛先を求めるための仮り
の第2の識別子を予め格納し、前記ブロードキャスト識
別子が前記第2の状態であるとき前記第1の識別子に基
づく指定位置に新たな第3の識別子を予め格納している
第2の手段と;前記第2の手段に格納された前記通信ノ
ード数に対応するカウント値を出力する第3の手段と;
前記第2の手段からの前記第2の識別子及び前記第2の
手段からの前記カウント値に基づく指定位置にブロード
キャストすべき宛先に対応する新たな第4の識別子を連
続して予め格納している第4の手段と;前記情報領域の
前記データと前記第4の手段からの前記第4の識別子と
によりブロードキャストすべきセルを組立てる第5の手
段と;前記情報領域の前記データと前記第2の手段から
の前記第3の識別子とによりブロードキャスト不要のセ
ルを組立てる第6の手段と;前記第5の手段及び前記第
6の手段からの前記ブロードキャストすべきセル及び前
記ブロードキャスト不要のセルをセルフルーティングス
イッチに対して選択的に出力する第7の手段とを備え
る。
【0009】この発明のクロスコネクト通信装置は、各
各複数ビットのヘッダ及び情報領域を含む予め定めたビ
ット数のATMセルから前記ヘッダに含まれ前記ATM
セルの宛先を示す第1の識別子と前記第1の識別子以外
のヘッダ情報を伴う前記情報領域のデータとを互いに分
離する第1の手段と;前記第1の手段からの前記情報領
域の前記データより前記情報領域の有効及び無効を示し
前記情報領域に含まれる2進符号のステータス識別子を
分離する第2の手段と;前記ステータス識別子が前記有
効を示すとき前記第1の識別子に基づく指定位置に新た
な第2の識別子を予め格納し、前記ステータス識別子が
前記無効を示すとき前記第1の識別子に基づく指定位置
に空きセル組立てのための第1のデータを予め格納して
いる第3の手段と;前記ステータス識別子が前記有効を
示すとき前記ステータス識別子以外の前記第2の手段か
らの前記情報領域の前記データを出力し、前記ステータ
ス識別子が前記無効を示すとき空きセル組立てのための
第2のデータを出力する第4の手段と;前記第3の手段
からの前記第2の識別子と前記第4の手段からの前記情
報領域の前記データとにより組立てた有効なセル及び前
記第3の手段からの前記第1のデータと前記第4の手段
からの前記第2のデータとにより組立てた空きセルを各
各セルフルーティングスイッチに出力する第5の手段と
を備える。
【0010】この発明のクロスコネクト通信装置は、各
各複数ビットのヘッダ及び情報領域を含む予め定めたビ
ット数のATMセルから前記ヘッダに含まれ前記ATM
セルの宛先を示す第1の識別子と前記ヘッダに含まれブ
ロードキャストの要否を第1の状態及び第2の状態で各
各示す2進符号のブロードキャスト識別子と前記第1の
識別子及び前記ブロードキャスト識別子以外のヘッダ情
報を伴う前記情報領域のデータとを互いに分離する第1
の手段と;前記ブロードキャスト識別子が前記第1の状
態であるとき前記第1の識別子に基づく指定位置にブロ
ードキャストすべき通信ノード数及びブロードキャスト
すべき新たな宛先を求めるための仮りの第2の識別子を
予め格納し、前記ブロードキャスト識別子が前記第2の
状態であるとき前記第1の識別子に基づく指定位置に新
たな第3の識別子を予め格納している第2の手段と;前
記第2の手段に格納された前記通信ノード数に対応する
カウント値を出力する第3の手段と;前記第2の手段か
らの前記第2の識別子及び前記第3の手段からの前記カ
ウント値に基づく指定位置にブロードキャストすべき宛
先に対応する新たな第4の識別子を連続して予め格納し
ている第4の手段と;前記情報領域の前記第1のデータ
と前記第4の手段からの前記第4の識別子とによりブロ
ードキャストすべきセルを組立てる第5の手段と;前記
情報領域の前記第1のデータと前記第2の手段からの前
記第3の識別子とによりブロードキャスト不要のセルを
組立てる第6の手段と;前記第5の手段及び前記第6の
手段からの前記ブロードキャストすべきセル及び前記ブ
ロードキャスト不要のセルをセルフルーティングスイッ
チに対して選択的に出力する第7の手段と;前記ATM
セルから前記ヘッダに含まれ前記ATMセルの宛先を示
す第5の識別子と前記第5の識別子以外のヘッダ情報を
伴う前記情報領域の第2のデータとを互いに分離する第
8の手段と;前記第8の手段からの前記情報領域の前記
第2のデータより前記情報領域の有効及び無効を示し前
記情報領域に含まれる2進符号のステータス識別子を分
離する第9の手段と;前記ステータス識別子が前記有効
を示すとき前記第5の識別子に基づく指定位置に新たな
第6の識別子を予め格納し、前記ステータス識別子が前
記無効を示すとき前記第5の識別子に基づく指定位置に
空きセル組立てのための第1のデータを予め格納してい
る第10の手段と;前記ステータス識別子が前記有効を
示すとき前記ステータス識別子以外の前記第9の手段か
らの前記情報領域の前記第2のデータを出力し、前記ス
テータス識別子が前記無効を示すとき空きセル組立ての
ための第2のデータを出力する第11の手段と;前記第
10の手段からの前記第6の識別子と前記第11の手段
からの前記情報領域の前記第2のデータとにより組立て
た有効なセル及び前記第10の手段からの前記空きセル
組立てのための第1のデータと前記第11の手段からの
前記空きセル組立てのための第2のデータとにより組立
てた空きセルを各各前記セルフルーティングスイッチに
出力する第12の手段とを備える。
【0011】この発明のクロスコネクト通信装置は、各
各複数ビットのヘッダ及び情報領域を含む予め定めたビ
ット数のATMセルから前記ヘッダに含まれ前記ATM
セルの宛先を示す第1の識別子と前記ヘッダに含まれブ
ロードキャストの要否を第1の状態及び第2の状態で各
各示す2進符号のブロードキャスト識別子と前記第1の
識別子及び前記ブロードキャスト識別子以外のヘッダ情
報を伴う前記情報領域のデータとを互いに分離する第1
の手段と;前記ブロードキャスト識別子が前記第1の状
態であるとき前記第1の識別子に基づく指定位置にブロ
ードキャストすべき通信ノード数及びブロードキャスト
すべき新たな宛先を求めるための仮りの第2の識別子を
予め格納し、前記ブロードキャスト識別子が前記第2の
状態であるとき前記第1の識別子に基づく指定位置に新
たな第3の識別子及び第1の制御データを予め格納して
いる第2の手段と;前記第2の手段に格納された前記通
信ノード数に対応するカウント値を出力する第3の手段
と;前記第2の手段からの前記第2の識別子及び前記第
3の手段からの前記カウント値に基づく指定位置にブロ
ードキャストすべき宛先に対応する新たな第4の識別子
を連続して予め格納している第4の手段と;前記第2の
手段から前記第3の識別子とともに前記第1の制御デー
タが入力されたとき前記情報領域の前記データ及び前記
第3の識別子をそれぞれ通過させる第5の手段と;前記
情報領域の前記データと前記第4の手段からの前記第4
の識別子とによりブロードキャストすべきセルを組立て
る第6の手段と;前記第5の手段からの前記情報領域の
前記データと前記第5の手段からの前記第3の識別子と
によりブロードキャスト不要のセルを組立てる第7の手
段と;前記第6の手段及び前記第7の手段からの前記ブ
ロードキャストすべきセル及び前記ブロードキャスト不
要のセルをセルフルーティングスイッチに対して選択的
に出力する第8の手段とを備え;前記第1の手段は前記
ブロードキャスト識別子に代えて前記情報領域の有効及
び無効を示す2進符号のステータス識別子を分離でき、
前記第2の手段はさらに前記ステータス識別子が前記有
効を示すとき前記第1の識別子に基づく指定位置に前記
第2の識別子及び前記第1の制御データを予め格納さ
れ、かつ前記ステータス識別子が前記無効を示すとき前
記第1の識別子に基づく指定位置に前記第2の識別子及
び第2の制御データを予め格納され、前記第5の手段は
前記第2の手段から前記第2の識別子とともに前記第1
の制御データが入力されたとき前記情報領域の前記デー
タ及び前記第2の識別子を各各通過させ、かつ前記第2
の手段から前記第2の識別子とともに前記第2の制御デ
ータが入力されたとき前記情報領域の前記データ及び前
記第2の識別子を空きセル組立てのためのデータに変換
し、前記第7の手段は前記第5の手段からの前記情報領
域の前記データと前記第2の識別子とにより有効なセル
を組立て、かつ前記第5の手段からの前記空きセル組立
てのためのデータにより空きセルを組立て、前記第8の
手段は前記有効セル及び前記空きセルを各各セルフルー
ティングスイッチに出力する。
【0012】
【実施例】図1及び図2を参照すると、この発明の第1
の実施例における高速広帯域通信網はオペレーションシ
ステムOPSにより統合管理される複数の通信局(通信
ノード)ND1,ND2,ND3,ND4,ND5及び
ND6を含む。これらのノードND1,…,ND6は伝
送路のパスを介して論理的に互いに接続され、入力パス
内のATMセルを出力パスに自律的に接続するセルフル
ーティングスイッチ(クロスコネクトスイッチと呼ぶこ
ともできる)を各各有する。ノードND2はブロードキ
ャスト回路1及び後に詳述するセル選択回路(図8中の
2)から構成されるATMクロスコネクト通信装置CE
を有する。この実施例では、情報源であるノードND1
からのATMセルCEL1がノードND2に設けられた
ブロードキャスト回路1の制御により4つのノードND
3,ND4,ND5及びND6にブロードキャストされ
る場合、及びノードND3,ND4,ND5及びND6
からのATMセルCEL31,CEL41,CEL51
及びCEL61がノードND2に設けられたセル選択回
路により集中的に選択されて有効なセルだけがノードN
D1に転送される場合について説明する。ブロードキャ
スト回路1において、分離回路10は多重入力されるA
TMセルCELのそれぞれからヘッダに含まれるブロー
ドキャスト識別子BSI及びバーチャルパス識別子VP
Iを互いに分離する。ブロードキャスト識別子BSIは
ブロードキャストすべきセルを識別するためのビットで
あり、セルのヘッダのバーチャルパス識別領域,バーチ
ャルチャネル識別領域及びペイロードタイプ領域のいず
れかの一部分を割当てることができる。この実施例で
は、バーチャルパス識別領域の一部分をブロードキャス
ト識別子BSIに割当て、識別子BSIが論理“0”の
ときはそのセルをブロードキャストし、かつ識別子が論
理“1”のときはそのセルをブロードキャストしないよ
うに処理する。
【0013】ここで、図3及び図4を参照して図2に示
す分離回路10の詳細構成を説明する。分離回路10は
クロスコネクト通信装置の内部基本クロックCLKを所
定の周波数に分周する周波数デバイダ(DIV)101
を有し、このデバイダ101から出力されるクロックO
UTCLKに基づいて動作する。具体的には、デバイダ
101は156Mbpsの基本クロックCLKを1/8
分周したクロックOUTCLKを作成し、分離回路10
を構成する他の回路及びブロードキャスト回路1がバイ
ト単位のパラレルデータ処理を行えるようにしている。
ヘッダ誤り検査回路(HEC)102は入力されるヘッ
ダH長5バイト及び情報領域IF長48バイトのATM
セルCELの各各のヘッダHに対してCRC演算を行っ
てヘッダHの誤りを検査するとともに、ヘッダHの検出
を行う。この結果、ヘッダHに誤りの無いセルCELだ
けが検査回路102からシリアルパラレル変換回路(S
/P)103に入力される。変換回路103はシリアル
データとして順次入力されるセルCELのヘッダH及び
情報領域IFをパラレルデータに変換してFIFO形式
のバッファ(BF)104に入力する。検査回路102
のヘッダ検出結果により起動されてセルCELの終りを
検出するための計数動作を行うカウンタ(CTR)10
5は53バイト長の計数後にセルエンド信号CLEND
を出力する。出力制御回路(CTL)106はカウンタ
105からのセルエンド信号CLENDと後述するカウ
ンタ(図2中の13)からの出力イネーブル信号OTE
Bとの条件により、つまり信号CLEND及びOTEB
がともに論理“0”であるとき、書込制御信号WRを出
力するとともに、バッファ104に蓄積データの出力制
御信号RDを出力する。バッファ104は出力制御回路
106から信号RDが入力されると、蓄積しているブロ
ードキャスト識別子BSI,バーチャルパス識別子VP
I及び他のヘッダ情報を伴なう情報領域IFのデータI
F(h)を各各パラレルデータとして出力する。図4に
示すように、3つのATMセルCEL1,CEL2及び
CEL3が順次入力された場合、分離回路10は上述し
た動作を各各のセルに対して行い、識別子BSI及びV
PI及びデータIF(h)を各各互いに分離する。
【0014】再び、図2を参照すると、分離回路10に
おいて識別子BSI及びVPIと分離された他のヘッダ
情報を伴なう情報領域のデータIF(h)は分離回路1
0から出力される書込制御信号WRにより起動されるセ
ルレジスタ11に入力される。セルレジスタ11はデー
タIF(h)を次の書込制御信号WRが入力されるまで
保持する。一方、分離回路10においてデータIF
(h)と分離されたヘッダのブロードキャスト識別子B
SI及びバーチャルパス識別子VPIは、書込制御信号
WRにより起動される第1のヘッダ変換メモリ回路12
に入力される。変換メモリ回路12は識別子BSI及び
VPIによって指定されるアドレスに所定のデータを格
納している。つまり、図5に示すように、変換メモリ回
路12は識別子BSIがオフ状態(論理“1”)である
ブロードキャスト不要セルに対しては、単なるVPI変
換テーブルとして動作するように、新しく付与すべきV
PIをデータとして予め格納している。また、メモリ回
路12は識別子BSIがオン状態(論理“0”)である
ブロードキャストすべきセルに対しては、ブロードキャ
ストすべきノード数(局数)NODと後述する第2のヘ
ッダ変換メモリ回路14を指定するためのアドレスとを
データとして予め格納している。カウンタ13は識別子
BSIがオン状態にあるときにメモリ回路12からブロ
ードキャストすべきノード数NODを入力され、ノード
数に対応したパルス幅の出力イネーブル信号OTEBを
分離回路10に出力するとともに、カウント値CNTを
変換メモリ回路14に出力する。変換メモリ回路14は
図6に示すように、情報源のノードからブロードキャス
トすべき複数の他のノードに対応する新しいVPIのデ
ータを連続したアドレスに予め格納している。メモリ回
路12の出力データは、識別子BSIがオン状態のと
き、メモリ回路14に格納されている一連の識別子VP
Iの先頭アドレスを示すため、この出力データとカウン
タ13からのカウント値CNTとをメモリ回路14に入
力してアドレスを指定することにより、ブロードキャス
トすべき全ての新しい識別子VPIをメモリ回路14か
ら得ることができる。第1のセル組立回路15はセルレ
ジスタ11からのブロードキャストすべきセルの他のヘ
ッダ情報を伴なう情報領域のデータIF(h)とメモリ
回路14からのブロードキャストすべき全ての新しいV
PIの各各とを組立てて完全なATMセルを出力する。
また、第2のセル組立回路16はセルレジスタ11から
のブロードキャスト不要のセルのデータIF(h)とメ
モリ回路12からの新しいVPIとを組立てて完全なA
TMセルを出力する。セル多重回路17はセル組立回路
15及び16からのATMセルを分離回路10から入力
されるクロックOUTCLKによってサンプリングして
出力する。セル多重回路17から出力されたセルOUT
CELは後段に設けられるセルフルーティングスイッチ
(図示省略)に入力され、識別子VPIが示す伝送路の
パスに自律的にルーティングされる。制御回路18は図
1に示す通信網の初期設定時及び設定変更を必要とする
時にオペレーションシステムOPSからの指示に基づい
てメモリ回路12,14に図5及び図6に示すような所
定のデータを予め格納する。つまり、複数のノードから
構成される通信網において、ブロードキャストするノー
ド,伝送路のパス及びセルなどはオペレーションシステ
ムOPSが決定し、該当するノードの制御回路18を介
してメモリ回路12,14に設定する。図7には、上述
したブロードキャスト回路1に4つのノードにブロード
キャストすべきATMセルCEL1とブロードキャスト
不要ATMセルCEL2及びCEL3とが順次入力され
た場合の回路11,…,17の入出力信号関係が示され
ている。
【0015】次に、図1,8,9及び10を参照してノ
ードND3,ND4,ND5及びND6からのATMセ
ルCEL31,CEL41,CEL51及びCEL61
がノードND2に設けられたクロスコネクト通信装置C
Eのセル選択回路2により集中的に選択され、有効なセ
ルだけがノードND1に転送される場合について説明す
る。セル選択回路2の分離回路20には、ノードND
3,…,ND6からのセルCEL31,…,CEL61
を含む多重化されたセルCELが図9に示すように順次
入力される。セルCEL31,…,CEL61はそれぞ
れ5バイト長のヘッダH及び48バイト長の情報領域I
Fから成り、ヘッダHのバーチャルパス識別領域にはセ
ルの宛先(ここでは、ノードND1)を示す情報として
識別子VPIが含まれている。また、セルCEL31,
…,CEL61の情報領域IFには、情報領域IFのデ
ータの有効(論理“0”)及び無効(論理“1”)を示
すためのステータス識別子SIがそれぞれ割当てられて
いる。この識別子SIはセル発行時に各各のノードによ
り付与される。分離回路20は入力されたセルCEL
(CEL31,…,CEL61)の各各についてヘッダ
Hに含まれるバーチャルパス識別子VPIと他のヘッダ
情報を伴なう情報領域IFのデータIF(h)とを分離
する。この分離回路20は図3に詳細構成を示すブロー
ドキャスト回路の分離回路10と基本的に同一の構成を
もつ。ステータス識別子分離回路21は分離回路20か
らの各各のセルのデータIF(h)からその特定ビット
位置に含まれているステータス識別子SIを分離する。
分離回路20及び21によりそれぞれ分離された識別子
VPI及びSIはアドレス情報としてヘッダ変換メモリ
回路22に入力される。変換メモリ回路22は図10に
示すように、入力される識別子VPIに対応する新しい
識別子VPIをデータとして予め格納している。入力さ
れるステータス識別子SIのオフ状態(SI=1)は情
報領域IFのデータが無効であること、すなわちノード
ND1に転送する必要がないことを意味し、メモリ回路
22のSI=1のアドレス入力に対応するデータには、
空セルのヘッダ(全ビット“1”)が格納されている。
ノードND3,…,ND6からノードND1宛のセルC
EL31,…,CEL61には、識別子VPIにノード
ND1宛のヘッダHが付与されているが、メモリ回路2
2は入力される識別子VPI及びSIの状態に基づいて
空セルヘッダあるいはノードND1宛の新しい識別子V
PIを出力する。空セル発生回路23は識別子SIがオ
ン状態(SI=0)のとき、分離回路21からのデータ
IF(h)をトランスペアレントに通過させるが、識別
子SIのビット位置に“1”を付与する。又、空セル発
生回路23は識別子SIがオフ状態(SI=1)のと
き、データIF(h)を空セルデータ(全ビット
“1”)EPTに変換する。セル組立回路24はメモリ
回路22からの新しい識別子VPIを空セル発生回路2
3からのデータIF(h)のバーチャルパス識別領域に
付与したセルCEL31を出力セルOUTCELとして
組立てる。また、セル組立回路24は入力セルCELの
うちのセルCEL41,CEL51及びCEL61に対
しては空セルEPCELを出力セルOUTCELとして
生成する。セル組立回路24から出力されたセルOUT
CELは後段のセルフルーティングスイッチに入力さ
れ、ノードND3からのセルCEL31だけがノードN
D1へ転送される。制御回路25は通信網の初期設定時
などにオペレーションシステムOPSからの指示に基づ
いてメモリ回路22に図10に示すデータを予め格納す
る。セル選択回路2における上述したセル選択は、ノー
ドND3,…,ND6へのセルのブロードキャストに対
するノードND3,…,ND6からの応答時に必要にな
り、セルCEL31だけではなくセルCEL41,CE
L51及びCEL61が各各有効セルとして選択され得
る。このように有効セルだけを選択して転送することに
より、伝送路のパスなど網資源の有効利用を図れる。
【0016】この発明の第2の実施例のクロスコネクト
通信装置は図11に示すようなブロードキャスト及びセ
ル選択回路3を有し、第1の実施例と同様に図1に示す
高速広帯域通信網のノードND2に配置される。第2の
実施例では、ブロードキャストすべきATMセルを識別
するためのブロードキャスト識別子BSIと情報領域の
データの有効及び無効を示すためのステータス識別子S
Iとを共にセルのヘッダのバーチャルパス識別領域の一
部分に割当ててセル転送を行うことにより、ブロードキ
ャスト及びセル選択に必要な回路構成要素の共用を図っ
ている。この回路3において、分離回路30,セルレジ
スタ31,第1のヘッダ変換メモリ回路32,カウンタ
33,第2のヘッダ変換メモリ回路34,第1のセル組
立回路35,第2のセル組立回路36,セル多重回路3
7及び制御回路38はブロードキャスト機能を果し、図
2,3,4,5,6及び7に示す第1の実施例における
ブロードキャスト回路1の各各の回路10,11,1
2,13,14,15,16,17及び18と基本的に
は同一動作を行う。ただし、主に分離回路30,セルレ
ジスタ31,メモリ回路22及びセル組立回路36がセ
ル選択機能を果すために共用されるので、制御回路38
がメモリ回路32に予め格納するデータとして図12に
示すようなクランプビットCLPの追加が必要となる。
このクランプビットCLPはブロードキャスト及びセル
選択動作時の各各において空セル発生回路39を制御す
ることにより、回路構成要素の共用を可能にしている。
つまり、ブロードキャスト動作時にメモリ回路32に入
力されるブロードキャスト識別子BSI及びバーチャル
パス識別子VPI、またセル選択動作時にメモリ回路3
2に入力されるステータス識別子SI(“0”:有効)
及び識別子VPIによって各各指定されるアドレスにデ
ータとして予め格納されている論理“1”のクランプビ
ットCLPがメモリ回路32から空セル発生回路39に
入力されると、この回路39はデータIF(h)及び新
しいバーチャルパス識別子VPIをトランスペアレント
に通過させて出力する。また、セル選択動作時、論理
“0”のクランプビットCLPがメモリ回路32から空
セル発生回路39に入力されると(このとき、識別子S
Iは“1”で無効を示す)、空セル発生回路39はデー
タIF(h)及び識別子VPIを各各全ビット“1”に
変換し、空セルデータとして出力する。したがって、ブ
ロードキャスト動作時、空セル発生回路39は存在しな
い状態と等価であり、第1の実施例と同様にブロードキ
ャスト機能を果す。また、セル選択動作時はステータス
識別子SIが情報領域のデータの有効を示すセルだけを
転送する。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、どのような形態のセ
ルフルーティングスイッチにも適応し得るブロードキャ
スト機能を備えるクロスコネクト通信装置が得られる。
【0018】また、この発明によれば、複数のセルのう
ち有効なセルだけを選択して転送する有効セル選択機能
を備えるクロスコネクト通信装置が得られる。
【0019】さらに、この発明によれば、ブロードキャ
スト機能及び有効セル選択機能をともに備えるクロスコ
ネクト通信装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例における通信網を示す
図である。
【図2】この発明の第1の実施例におけるブロードキャ
スト回路の構成を示す図である。
【図3】図2に示す分離回路の詳細構成を示す図であ
る。
【図4】図2に示す分離回路の入出力信号を示す図であ
る。
【図5】図2に示す第1のヘッダ変換メモリ回路を説明
するための図である。
【図6】図2に示す第2のヘッダ変換メモリ回路を説明
するための図である。
【図7】図2に示すブロードキャスト回路の入出力信号
を示す図である。
【図8】この発明の第1の実施例におけるセル選択回路
の構成を示す図である。
【図9】図8に示すセル選択回路の入出力セルの関係を
示す図である。
【図10】図8に示すヘッダ変換メモリ回路を説明する
ための図である。
【図11】この発明の第2の実施例におけるブロードキ
ャスト及びセル選択回路の構成を示す図である。
【図12】図11に示す第1のヘッダ変換メモリ回路を
説明するための図である。
【符号の説明】
ND1,ND2,…,ND6 通信局(通信ノード) OPS オペレーションシステム CE クロスコネクト通信装置 1 ブロードキャスト回路 10,20,30 分離回路 11,31 セルレジスタ 12,14,22,32,34 ヘッダ変換メモリ回
路 13,33 カウンタ 15,16,24,35,36 セル組立回路 17,37 セル多重回路 18,25,38 制御回路 2 セル選択回路 21 ステータス識別子分離回路 23,39 空セル発生回路 3 ブロードキャスト及びセル選択回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各各複数ビットのヘッダ及び情報領域を
    含む予め定めたビット数のATMセルから前記ヘッダに
    含まれ前記ATMセルの宛先を示す第1の識別子と前記
    ヘッダに含まれブロードキャストの要否を第1の状態及
    び第2の状態で各各示す2進符号のブロードキャスト識
    別子と前記第1の識別子及び前記ブロードキャスト識別
    子以外のヘッダ情報を伴う前記情報領域のデータとを互
    いに分離する第1の手段と;前記ブロードキャスト識別
    子が前記第1の状態であるとき前記第1の識別子に基づ
    く指定位置にブロードキャストすべき通信ノード数及び
    ブロードキャストすべき新たな宛先を求めるための仮り
    の第2の識別子を予め格納し、前記ブロードキャスト識
    別子が前記第2の状態であるとき前記第1の識別子に基
    づく指定位置に新たな第3の識別子を予め格納している
    第2の手段と;前記第2の手段に格納された前記通信ノ
    ード数に対応するカウント値を出力する第3の手段と;
    前記第2の手段からの前記第2の識別子及び前記第3の
    手段からの前記カウント値に基づく指定位置にブロード
    キャストすべき宛先に対応する新たな第4の識別子を連
    続して予め格納している第4の手段と;前記情報領域の
    前記データと前記第4の手段からの前記第4の識別子と
    によりブロードキャストすべきセルを組立てる第5の手
    段と;前記情報領域の前記データと前記第2の手段から
    の前記第3の識別子とによりブロードキャスト不要のセ
    ルを組立てる第6の手段と;前記第5の手段及び前記第
    6の手段からの前記ブロードキャストすべきセル及び前
    記ブロードキャスト不要のセルをセルフルーティングス
    イッチに対して選択的に出力する第7の手段と;を備え
    ることを特徴とする非同期転送モードのためのクロスコ
    ネクト通信装置。
  2. 【請求項2】 各各複数ビットのヘッダ及び情報領域を
    含む予め定めたビット数のATMセルから前記ヘッダに
    含まれ前記ATMセルの宛先を示す第1の識別子と前記
    第1の識別子以外のヘッダ情報を伴う前記情報領域のデ
    ータとを互いに分離する第1の手段と;前記第1の手段
    からの前記情報領域の前記データより前記情報領域の有
    効及び無効を示し前記情報領域に含まれる2進符号のス
    テータス識別子を分離する第2の手段と;前記ステータ
    ス識別子が前記有効を示すとき前記第1の識別子に基づ
    く指定位置に新たな第2の識別子を予め格納し、前記ス
    テータス識別子が前記無効を示すとき前記第1の識別子
    に基づく指定位置に空きセル組立てのための第1のデー
    タを予め格納している第3の手段と;前記ステータス識
    別子が前記有効を示すとき前記ステータス識別子以外の
    前記第2の手段からの前記情報領域の前記データを出力
    し、前記ステータス識別子が前記無効を示すとき空きセ
    ル組立てのための第2のデータを出力する第4の手段
    と;前記第3の手段からの前記第2の識別子と前記第4
    の手段からの前記情報領域の前記データとにより組立て
    た有効なセル及び前記第3の手段からの前記第1のデー
    タと前記第4の手段からの前記第2のデータとにより組
    立てた空きセルを各各セルフルーティングスイッチに出
    力する第5の手段と;を備えることを特徴とする非同期
    転送モードのためのクロスコネクト通信装置。
  3. 【請求項3】 各各複数ビットのヘッダ及び情報領域を
    含む予め定めたビット数のATMセルから前記ヘッダに
    含まれ前記ATMセルの宛先を示す第1の識別子と前記
    ヘッダに含まれブロードキャストの要否を第1の状態及
    び第2の状態で各各示す2進符号のブロードキャスト識
    別子と前記第1の識別子及び前記ブロードキャスト識別
    子以外のヘッダ情報を伴う前記情報領域のデータとを互
    いに分離する第1の手段と;前記ブロードキャスト識別
    子が前記第1の状態であるとき前記第1の識別子に基づ
    く指定位置にブロードキャストすべき通信ノード数及び
    ブロードキャストすべき新たな宛先を求めるための仮り
    の第2の識別子を予め格納し、前記ブロードキャスト識
    別子が前記第2の状態であるとき前記第1の識別子に基
    づく指定位置に新たな第3の識別子を予め格納している
    第2の手段と;前記第2の手段に格納された前記通信ノ
    ード数に対応するカウント値を出力する第3の手段と;
    前記第2の手段からの前記第2の識別子及び前記第3の
    手段からの前記カウント値に基づく指定位置にブロード
    キャストすべき宛先に対応する新たな第4の識別子を連
    続して予め格納している第4の手段と;前記情報領域の
    前記第1のデータと前記第4の手段からの前記第4の識
    別子とによりブロードキャストすべきセルを組立てる第
    5の手段と;前記情報領域の前記第1のデータと前記第
    2の手段からの前記第3の識別子とによりブロードキャ
    スト不要のセルを組立てる第6の手段と;前記第5の手
    段及び前記第6の手段からの前記ブロードキャストすべ
    きセル及び前記ブロードキャスト不要のセルをセルフル
    ーティングスイッチに対して選択的に出力する第7の手
    段と;前記ATMセルから前記ヘッダに含まれ前記AT
    Mセルの宛先を示す第5の識別子と前記第5の識別子以
    外のヘッダ情報を伴う前記情報領域の第2のデータとを
    互いに分離する第8の手段と;前記第8の手段からの前
    記情報領域の前記第2のデータより前記情報領域の有効
    及び無効を示し前記情報領域に含まれる2進符号のステ
    ータス識別子を分離する第9の手段と;前記ステータス
    識別子が前記有効を示すとき前記第5の識別子に基づく
    指定位置に新たな第6の識別子を予め格納し、前記ステ
    ータス識別子が前記無効を示すとき前記第5の識別子に
    基づく指定位置に空きセル組立てのための第1のデータ
    を予め格納している第10の手段と;前記ステータス識
    別子が前記有効を示すとき前記ステータス識別子以外の
    前記第9の手段からの前記情報領域の前記第2のデータ
    を出力し、前記ステータス識別子が前記無効を示すとき
    空きセル組立てのための第2のデータを出力する第11
    の手段と;前記第10の手段からの前記第6の識別子と
    前記第11の手段からの前記情報領域の前記第2のデー
    タとにより組立てた有効なセル及び前記第10の手段か
    らの前記空きセル組立てのための第1のデータと前記第
    11の手段からの前記空きセル組立てのための第2のデ
    ータとにより組立てた空きセルを各各前記セルフルーテ
    ィングスイッチに出力する第12の手段と;を備えるこ
    とを特徴とする非同期転送モードのためのクロスコネク
    ト通信装置。
  4. 【請求項4】 各各複数ビットのヘッダ及び情報領域を
    含む予め定めたビット数のATMセルから前記ヘッダに
    含まれ前記ATMセルの宛先を示す第1の識別子と前記
    ヘッダに含まれブロードキャストの要否を第1の状態及
    び第2の状態で各各示す2進符号のブロードキャスト識
    別子と前記第1の識別子及び前記ブロードキャスト識別
    子以外のヘッダ情報を伴う前記情報領域のデータとを互
    いに分離する第1の手段と;前記ブロードキャスト識別
    子が前記第1の状態であるとき前記第1の識別子に基づ
    く指定位置にブロードキャストすべき通信ノード数及び
    ブロードキャストすべき新たな宛先を求めるための仮り
    の第2の識別子を予め格納し、前記ブロードキャスト識
    別子が前記第2の状態であるとき前記第1の識別子に基
    づく指定位置に新たな第3の識別子及び第1の制御デー
    タを予め格納している第2の手段と;前記第2の手段に
    格納された前記通信ノード数に対応するカウント値を出
    力する第3の手段と;前記第2の手段からの前記第2の
    識別子及び前記第3の手段からの前記カウント値に基づ
    く指定位置にブロードキャストすべき宛先に対応する新
    たな第4の識別子を連続して予め格納している第4の手
    段と;前記第2の手段から前記第3の識別子とともに前
    記第1の制御データが入力されたとき前記情報領域の前
    記データ及び前記第3の識別子をそれぞれ通過させる第
    5の手段と;前記情報領域の前記データと前記第4の手
    段からの前記第4の識別子とによりブロードキャストす
    べきセルを組立てる第6の手段と;前記第5の手段から
    の前記情報領域の前記データと前記第5の手段からの前
    記第3の識別子とによりブロードキャスト不要のセルを
    組立てる第7の手段と;前記第6の手段及び前記第7の
    手段からの前記ブロードキャストすべきセル及び前記ブ
    ロードキャスト不要のセルをセルフルーティングスイッ
    チに対して選択的に出力する第8の手段とを備え;前記
    第1の手段は前記ブロードキャスト識別子に代えて前記
    情報領域の有効及び無効を示す2進符号のステータス識
    別子を分離でき、 前記第2の手段はさらに前記ステータス識別子が前記有
    効を示すとき前記第1の識別子に基づく指定位置に前記
    第2の識別子及び前記第1の制御データを予め格納さ
    れ、かつ前記ステータス識別子が前記無効を示すとき前
    記第1の識別子に基づく指定位置に前記第2の識別子及
    び第2の制御データを予め格納され、 前記第5の手段は前記第2の手段から前記第2の識別子
    とともに前記第1の制御データが入力されたとき前記情
    報領域の前記データ及び前記第2の識別子を各各通過さ
    せ、かつ前記第2の手段から前記第2の識別子とともに
    前記第2の制御データが入力されたとき前記情報領域の
    前記データ及び前記第2の識別子を空きセル組立てのた
    めのデータに変換し、 前記第7の手段は前記第5の手段からの前記情報領域の
    前記データと前記第2の識別子とにより有効なセルを組
    立て、かつ前記第5の手段からの前記空きセル組立ての
    ためのデータにより空きセルを組立て、 前記第8の手段は前記有効セル及び前記空きセルを各各
    セルフルーティングスイッチに出力することを特徴とす
    る非同期転送モードのためのクロスコネクト通信装置。
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