JP2002043224A - アダプター、チャンバ及びプラズマ処理装置 - Google Patents

アダプター、チャンバ及びプラズマ処理装置

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JP2002043224A
JP2002043224A JP2000217627A JP2000217627A JP2002043224A JP 2002043224 A JP2002043224 A JP 2002043224A JP 2000217627 A JP2000217627 A JP 2000217627A JP 2000217627 A JP2000217627 A JP 2000217627A JP 2002043224 A JP2002043224 A JP 2002043224A
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lid
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plasma
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Shigeru Ota
殖 太田
Shigeru Takehiro
茂 竹広
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Applied Materials Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/50Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating using electric discharges
    • C23C16/505Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating using electric discharges using radio frequency discharges
    • C23C16/507Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating using electric discharges using radio frequency discharges using external electrodes, e.g. in tunnel type reactors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/4401Means for minimising impurities, e.g. dust, moisture or residual gas, in the reaction chamber

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャンバ内をドライクリーニングする際に、
チャンバ内に存在する副生成物の除去効率を向上できる
アダプター、チャンバ及びプラズマ処理装置を提供す
る。 【解決手段】 本発明のよるCVD装置1は、円筒状の
胴部2の上端部にドーム5が結合されたチャンバ50を
備えている。この胴部2にはSiH4等の成膜用ガスが
導入されるガス導入口8aが設けられており、ドーム5
には同ガス導入口8bが設けられている。また、ドーム
5の内面におけるガス導入口8aの周囲には、円板状の
アダプター9がドーム5内面に対向配置されている。こ
れにより、アダプター9とドーム5との間に空間が形成
され、この空間が断熱層となって、一旦暖められたアダ
プター9の温度低下が抑えられる。よって、アダプター
9に付着した副生成物とフッ素ラジカルとの反応性の低
下が防止され、副生成物の除去効率が高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アダプター、チャ
ンバ及びプラズマ処理装置に関し、詳しくは、収容され
た基体がプラズマによって処理されるチャンバに用いら
れるアダプター、そのチャンバ、及び、基体をプラズマ
によって処理するプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイス等の製造装置に備わるチ
ャンバとしては、例えば、基体としてのウェハが収容さ
れ、そのウェハ上にプラズマによって成膜処理が施され
るプラズマCVDチャンバ等が挙げられる。このような
チャンバ内には、成膜処理によって生じた排ガス中に含
まれる副生成物が存在する。この副生成物が多量に存在
すると、ウェハに付着するいわゆるパーティクルが多く
なる。こうなると、製品である半導体デバイスの歩留ま
りが低下するといった問題が生じ得る。
【0003】そこで、従来より、チャンバ内に存在する
副生成物を有効に分解除去するために、チャンバ内をフ
ッ素系ラジカルでドライクリーニングするといった方法
が用いられている。このドライクリーニングは、例え
ば、ウェハへの成膜を行った後に、ウェハをチャンバか
ら搬出し、チャンバ内にフッ素系ガスを流通させながら
プラズマによってフッ素ラジカルを生成させるといった
手順で行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年ますま
す微細化が進む半導体デバイスの生産性をより向上させ
るために、チャンバ内で発生するパーティクルの更なる
低減が切望されている。これに対し、上述したドライク
リーニングを用いるとチャンバ内に存在する副生成物を
有効に除去でき、そのクリーニング性能はある程度満足
いくものであるが、パーティクルの更なる低減の観点か
らは、副生成物の除去効率を一層向上させることが求め
られている。
【0005】そこで、本発明はこのような事情に鑑みて
なされたものであり、チャンバ内をドライクリーニング
する際に、チャンバ内に存在する副生成物の除去効率を
向上できるアダプター、チャンバ及びプラズマ処理装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるアダプターは、略筒状を成す胴部と、
この胴部の上端部に結合され且つ所定ガスの導入部を有
する蓋部とを有し、基体が収容され、その基体がプラズ
マによって処理されるチャンバに用いられるものであっ
て、チャンバの内面の少なくとも一部を覆うことが可能
な形状を有しており、このチャンバの内面に対向し且つ
チャンバの内面の少なくとも一部を覆うように配置され
ることを特徴とする。
【0007】このようなアダプターが内部に配置された
チャンバに基体が収容されて成膜等のプラズマ処理が行
われると、成膜処理によって生じた排ガス中に含まれる
福生成物が、チャンバ及びチャンバ内面に対向して配置
されたアダプター等の部材に付着し得る。また、チャン
バ、アダプター等は、プラズマ処理時にプラズマによっ
て加熱されて暖められる。
【0008】この後にドライクリーニングを行うと、チ
ャンバは外気に接しているのでチャンバ内面は外気によ
り冷却される。これに対し、アダプターとチャンバとの
間には空間が形成され、この空間が断熱層として機能す
る。これにより、アダプターはチャンバほどに冷却され
ることはない。ここで、ドライクリーニングにおけるフ
ッ素系ラジカルの反応性は、一般に、高温であるほど高
められる。よって、チャンバ内面上に付着した副生成物
よりもアダプター上に付着した副生成物の方がフッ素系
ラジカルとの反応性が高められる。その結果、アダプタ
ーを有しない従来のチャンバに比して、本発明によるア
ダプターが配置されたチャンバでは、内部に存在する副
生成物の除去効率が向上される。
【0009】ところで、本発明者らは、従来のプラズマ
CVDチャンバについて詳細に検討したところ、以下の
問題点があることを見出した。すなわち; (1)通常、チャンバ内へ所定の反応ガスを供給するた
めの導入部に付着した副生成物がドライクリーニングで
比較的除去され難いこと。なお、一般に、所定ガスの導
入部は、所定ガスが導入されるガス導入口と、このガス
導入口に接続されてチャンバ内に延在するノズル等の噴
出手段を備えている。 (2)特に反応ガスの導入部がセラミック製であり、そ
のセラミック製部材が何らかの劣化を生じた場合、ドラ
イクリーニングで除去されなかった副生成物(いわゆる
「クリーニング残り」)が膜状に剥落して巨大パーティ
クルとなり得ること。
【0010】これらに対し、本発明によるアダプター
を、所定ガスの導入部といった副生成物が除去され難い
部分に設けることにより、パーティクルの原因となる
「クリーニング残り」を低減できる。また、万一、「ク
リーニング残り」が蓄積されてしまった場合にも、チャ
ンバ全体を取り替える必要はなく、アダプターのみを交
換するだけでよい。よって、交換作業に係る手間とコス
トとを軽減できる。
【0011】すなわち、本発明によるアダプターは、上
記蓋部の内面の少なくとも一部を覆うことが可能な形状
を有しており、この蓋部の内面に対向し且つ蓋部の内面
の少なくとも一部を覆うように配置されると好ましい。
具体的には、蓋部の内面における導入部の周囲を覆うこ
とが可能な形状を有しており、蓋部の内面に対向し且つ
蓋部の内面における導入部の周囲を覆うように配置され
るものであると好適である。
【0012】より具体的には、所定ガスの導入部が、チ
ャンバ内に供給される所定ガスが導入されるガス導入口
と、このガス導入口に接続され且つチャンバ内に延在す
るノズルとを有するものであるときに、アダプターは、
そのノズルが挿通可能な挿通孔を有すると更に好まし
い。このようなアダプターをチャンバ内に配置するとき
に、挿通孔にノズルを挿入又は挿嵌させれば、導入部の
周囲を確実且つ簡易に覆うことが可能となる。
【0013】さらに、基体のプラズマ処理における特
性、例えば成膜特性の変化又は変動を防止しする観点か
らは、アダプターは、そのアダプターが対向する部材と
同種の材料であること、及び、大きな空間領域を占有し
ないもの(例えば板状を成すもの)が望ましい。例え
ば、アダプターがセラミック製の蓋部に対向して配置さ
れる場合には、そのアダプターは、蓋部の内面形状に応
じた形状を有する板状を成し、少なくとも一方の板面を
含む部分がセラミックから成るものであると一層好まし
い。
【0014】またさらに、チャンバが、蓋部の外部上方
に配置され且つ高周波が印加されるコイルを有するもの
であるときに、アダプターの最大外径がコイルの最小内
径以下であると更に好適である。これにより、基体のプ
ラズマ処理における特性(成膜特性等)の変化又は変動
を一層防止できる利点がある。
【0015】また、本発明によるチャンバは、基体が収
容され、その基体がプラズマによって処理されるもので
あって、略筒状を成す胴部と、胴部の上端部に結合され
た蓋部と、本発明によるアダプターとを備えることを特
徴とする。
【0016】特に好ましくは、基体が収容され、その基
体がプラズマによって処理されるものであって、略筒状
を成す胴部と、胴部の上端部に結合された蓋部と、所定
ガスが導入されるガス導入口及びこのガス導入口に接続
され且つチャンバ内に延在するノズルを有する導入部
と、蓋部の外部上方に配置され且つ高周波が印加される
コイルと、略板状を成しており、最大外径がコイルの最
小内径以下であり、ノズルが挿通可能な挿通孔を有し、
蓋部においてコイルで囲まれた領域に対応する裏側の領
域面に対向してノズルの周囲に配置されたアダプターと
を備えるものである。
【0017】また、本発明によるプラズマ処理装置は、
基体をプラズマによって処理するものであって、本発明
のチャンバと、このチャンバ内に所定ガスを供給するガ
ス供給部と、チャンバ内に高周波電力を印加してチャン
バ内にプラズマを生成させるプラズマ形成部とを備える
ことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付
し、重複する説明を省略する。また、上下左右等の位置
関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づ
くものとする。
【0019】図1は、本発明によるプラズマ処理装置の
好適な一実施形態を示す概略断面図である。CVD装置
1(プラズマ処理装置)は、高密度プラズマ(High Den
sityPlasma;HDP)式CVD装置であって、略円筒状
を成し且つ基体としてのウェハWを内部に導入するため
の導入口2aを有する胴部2の上端部に、蓋部としての
ドーム5が胴部2を覆うように結合されたチャンバ50
を備えている。この胴部2はガス導入口8aを有してお
り、ドーム5にはガス導入口8bが設けられている。ま
た、ドーム5の内面におけるガス導入口8aの周囲に
は、ドーム5と同種の材料(例えば、セラミックス)か
ら成る略円板状のアダプター9が、その部分を覆うよう
にドーム5内面に対向して配置されている。
【0020】さらに、胴部2内には、ウェハWを支持す
る支持部材3が設けられ、この支持部材3の上部には、
ウェハWを固定するための静電チャック4が設けられて
いる。この静電チャック4には、図示しない直流電源が
接続されている。また、支持部材3におけるウェハWの
載置位置の下方には、リフトピン等を有するリフト機構
(図示せず)が設けられている。このリフト機構は、ウ
ェハWを持ち上げる(リフトアップする)ものであり、
帯電したウェハWをプラズマに接触させてウェハWから
電荷を除去する際に使用される。さらに、ドーム5上に
は、ドーム温度を設定するヒータープレート6及びコー
ルドプレート7が置かれている。
【0021】また、ガス導入口8a,8bは、それぞれ
ガス供給ライン10a,10bを介してガス供給源11
a〜11cに接続されており、これらのガス供給源11
a〜11cから所定のガスがガス導入口8a,8bを介
してチャンバ50内に供給される。ここで、ガス供給源
11a〜11cは、それぞれ所定ガスとしてのSiH 4
ガス、O2ガス、及び、Arガスの供給源である。この
ように、ガス供給源11a〜11cと各々に接続された
ガス供給ライン10a,10bとから、それぞれガス供
給部が構成されている。また、ガス供給ライン10a,
10bには、ガス導入口8a,8bに供給される各ガス
の量を制御する質量流量コントローラ12が設けられて
いる。
【0022】さらに、チャンバ50の下方には、二枚ブ
レード式のターボスロットルバルブ23が格納されたス
ロットル弁チャンバ22が、チャンバ50と連通するよ
うに設けられている。このスロットル弁チャンバ22の
下方には、ゲートバルブ24を介してチャンバ50内を
真空引きするターボ分子ポンプ25が設置されている。
このゲートバルブ24を開閉することによって、スロッ
トル弁チャンバ22とターボ分子ポンプ25の吸気口と
を連通・隔離できるようになっている。このようなター
ボスロットルバルブ23、ゲートバルブ24及びターボ
分子ポンプ25を設けることにより、ウェハWの処理時
にチャンバ50内の圧力が安定に制御される。
【0023】また、ターボ分子ポンプ25の排気口26
は、排気配管27を介してチャンバ50内を真空引きす
るドライポンプ28に接続されている。また、この排気
配管27と、スロットル弁チャンバ22に設けられた排
気口29とは、ラフスロットルバルブ31を有する排気
配管30で接続されている。これらの排気配管27,3
0には、それぞれアイソレーションバルブ32,33が
設けられている。
【0024】さらに、チャンバ50には、クリーニング
ガスの供給ライン17を介してリアクターキャビティ1
8に接続されたガス導入口16が設けられている。この
リアクターキャビティ18は、プラズマを生成するため
のマイクロ波ジェネレータ19を有すると共に、ガス供
給ライン20を介してガス供給源11c,11dと接続
されている。ここで、ガス供給源11dはNF3ガスの
供給源であり、このNF3ガスはクリーニングガスとし
て使用される。また、ガス供給ライン20には、リアク
ターキャビティ18に供給される各ガスの量を制御する
質量流量コントローラ21が設けられている。
【0025】またさらに、ドーム5には、コイル13
a,13b(それぞれサイドコイル及びトップコイル)
が取り付けられている。各コイル13a,13bは、そ
れぞれRFジェネレータ14a,14bに接続されてお
り、これらのRFジェネレータ14a,14bからの高
周波電力の印加により、チャンバ50内にプラズマが生
成される。このように、コイル13a,13b及びRF
ジェネレータ14a,14bからプラズマ形成部が構成
されている。
【0026】また、コイル13a,13bとRFジェネ
レータ14a,14bとの間には、RFジェネレータ1
4a,14bの出力インピーダンスをコイル13a,1
3bに整合させるマッチングネットワーク15a,15
bが設けられている。さらに、静電チャック4は、マッ
チングネットワーク15cを介してバイアス用のRFジ
ェネレータ14cに接続されている。
【0027】図2は、図1に示すCVD装置1の要部の
構成を模式的に示す断面図であり、図3は、図2におけ
るIII−III線断面図である。また、図4は、図3に示す
CVD装置1の要部の一部を示す断面図であり、図5
は、図4におけるV−V線断面図である。
【0028】チャンバ50を構成するドーム5のガス導
入口8bには、ガス供給ライン10bに結合されたノズ
ル80bが接続されている。また、ノズル80bは、ア
ダプター9を貫通し、チャンバ50内に延在しており、
先端がウェハWの上方に位置するように配置されている
(図2及び3参照)。
【0029】また、図4及び5に示す如く、アダプター
9の中心部には、ノズル80bが挿通可能な挿通孔92
が設けられている。さらに、ドーム5の内面5aに対向
するアダプター9の板面9aには、環状溝91が形成さ
れている。この環状溝91には、例えば可撓性を有する
Oリング等の環状部材40が配置され、この環状部材4
0がアダプター9の環状溝91内面及びドーム5内面に
当接した状態で、アダプター9が固定されている。この
ようにして、ドーム5とアダプター9との間に僅かな空
間が形成される。なお、図5においては、環状部材40
の図示を省略した。
【0030】また、図2及び3に戻り、アダプター9
は、下記式(1); Dp≦Dc …(1)、 で表される関係を満たすように設けられている。ここ
で、Dpはアダプター9の最大外径を示し、Dcは、ド
ーム5の上部に設けられたコイル13bの最小内径を示
す。換言すれば、アダプター9は、ドーム5においてコ
イル13bで囲まれた領域に対応する裏側の領域面(内
面5aの所定領域)に対向してノズル80bの周囲に配
置されている。
【0031】このアダプター9の外径Dpとしては、特
に限定されるものではなく、また、ウェハWの直径、チ
ャンバ50の内径等によって好適範囲が異なるものの、
例えば、Dpが好ましくは10〜300mmφ、より好
ましくは20〜200mmφ、特に好ましくは30〜1
00mmφであると好適である。Dpが上記下限値未満
であると、ドーム5の内面5aにおけるアダプター9の
周外部に「クリーニング残り」が生じ易くなる傾向にあ
る。一方、Dpが上記上限値を超えると、巨大パーティ
クルの発生防止効果が飽和する傾向にあると共に、アダ
プター9の交換作業が煩雑化する傾向にある。
【0032】また、ドーム5の周縁端部に設けられたガ
ス導入口8aには、ガス供給ライン10aに結合された
複数のノズル80aが接続されている。これらのノズル
80aは、ガス導入口8aからチャンバ50の内部中心
に向かって延びており、先端がウェハWの側方近傍に位
置するように配置されている。このように、ガス導入口
8a及びノズル80a、並びに、ガス導入口8b及びノ
ズル80bによって、それぞれ導入部が形成されてい
る。なお、図1においては、ノズル80a,80bの図
示を省略した。
【0033】このように構成されたCVD装置1を用い
たウェハWに対するプラズマ処理として、ウェハW上へ
SiO2膜を成膜する手順(方法)と、それに引き続い
て実施するドライクリーニングについて以下に説明す
る。
【0034】まず、ウェハWを導入口2aからチャンバ
50内に導入し支持部材3上に載置する。次に、ターボ
スロットルバルブ23を所定の角度で開いた状態で、ド
ライポンプ28及びターボ分子ポンプ25によりチャン
バ50内を減圧する。チャンバ50内が所定の圧力とな
った後、ガス供給源11cのArガスをガス導入口8
a,8bに接続されたノズル80a,80bから出射し
てチャンバ50内に供給する。チャンバ50内の圧力が
所定値になった後、RFジェネレータ14bからコイル
13bに高周波電力を印加し、チャンバ50内にプラズ
マを発生させる。
【0035】次いで、ガス供給源11bのO2ガスをガ
ス導入口8a,8bからチャンバ50内に供給する。さ
らに、RFジェネレータ14aからコイル13aに高周
波電力を印加する。このとき、ウェハW、チャンバ50
の胴部2及びドーム5等は、プラズマによって加熱され
て暖められる。続いて、静電チャック4を介してウェハ
Wに直流電圧を印加して静電チャックをONにする。こ
れにより、ウェハWがプラズマシースに対して所定の電
位となるように帯電する。次に、ガス供給源11aのS
iH4ガスをガス導入口8a,8bに接続されたノズル
80a,80bから出射してチャンバ50内に供給す
る。
【0036】チャンバ50内に供給されたこれらのガス
は、プラズマによって活性種を生じる。さらに、やや遅
れてウェハWの冷却を開始する。それから、RFジェネ
レータ14cから静電チャック4を介してウェハWにバ
イアス用の高周波電力を印加する。これにより、SiH
4及びO2から生じる活性種が支持部材3上のウェハW側
に引き込まれ、ウェハW上に達し、化学反応によってウ
ェハW上にSiO2が成膜される。このとき、チャンバ
50内に供給されて成膜に使用された後の排ガス中に
は、SiO2等の副生成物が含まれており、このような
副生成物が、チャンバ50の内部に付着する。
【0037】次いで、所定時間、SiO2膜の成膜を行
った後、ガス供給源11aからのSiH4ガスの供給を
停止し、それと同時又は略同時に、RFジェネレータ1
4cからの高周波電力の印加を停止してバイアス用RF
を休止する。この時点でウェハW上へのSiO2膜の成
膜を実質的に終了する。その後、ウェハWの冷却を停止
し、ウェハWの静電チャック4を切り、RFジェネレー
タ14a,14bからコイル13a,13bへの高周波
電力の印加を停止すると共に、他のガスの供給を停止す
る。
【0038】さらに、チャンバ50からウェハWを搬出
した後、チャンバ50内のクリーニングが必要であれ
ば、ドライクリーニングを実施する。このドライクリー
ニングは、例えばウェハWを1枚成膜する毎に、或い
は、ウェハWを数枚(2〜3枚)成膜する毎に実施する
ことができる。この場合には、例えば、まず、ゲートバ
ルブ24を閉じて、チャンバ50とターボ分子ポンプ2
5とを隔離する。その状態で、チャンバ50内をドライ
ポンプ28で直接真空引きする。チャンバ50内が所定
の圧力となった後、ガス供給源11cのArガスをリア
クターキャビティ18に所定量だけ流す。チャンバ50
内の圧力がマイクロ波プラズマを発生し得る程度の値以
上となったら、マイクロ波ジェネレータ19によりマイ
クロ波を印加し、プラズマを発生させる。
【0039】次いで、ガス供給源11dのNF3ガスを
リアクターキャビティ18に徐々に流し始めると共に、
Arガスの流量を徐々に減じていく。 NF3ガスはプラ
ズマ中で解離され、主として活性種であるフッ素ラジカ
ル(F*)が生じる。このフッ素ラジカルは、ガス供給
ライン17を通してチャンバ50に送られ、チャンバ5
0、スロットル弁チャンバ22等の内部に存在する副生
成物(SiO2等)と反応する。副生成物とフッ素ラジ
カル等との反応生成物は気相に移行し、チャンバ50の
外部へ排出される。このようなドライクリーニングによ
り、副生成物がチャンバ50から有効に除去される。
【0040】そして、Arガスの供給を停止してから、
例えば数分間ドライクリーニングを継続した後、マイク
ロ波ジェネレータ19によるマイクロ波の印加を停止す
ると共に、NF3ガスの供給を停止する。それから、ド
ライポンプ28によりチャンバ50内のガスを排気し、
チャンバ50内のパージを行う。
【0041】このように構成されたCVD装置1におい
ては、先述したように、成膜処理中にプラズマによって
チャンバ50、その内部にあるアダプター9といった部
材等が加熱されて暖められる。成膜が終了してプラズマ
が消滅すると、チャンバ50は外気に接しているのでチ
ャンバ50の内面は外気によって徐々に冷却される。一
方、アダプター9は、チャンバ50ほどに冷却されな
い。これは、アダプター9とチャンバ50との間に形成
された空間が断熱層として機能し、これにより、アダプ
ター9からのチャンバ50への熱伝導が有効に遮断さ
れ、アダプター9の温度低下が抑えられることによる。
【0042】ここで、上述のドライクリーニングにおけ
るフッ素ラジカルと副生成物であるSiO2との反応性
は、高温であるほど高められ得る。よって、チャンバ5
0内面上に付着した副生成物よりもアダプター9上に付
着した副生成物の方が、フッ素ラジカルとの反応性が高
くなる。したがって、アダプター9に付着した副生成物
は、チャンバ50上に付着した副生成物よりも除去され
易くなる。その結果、アダプター9を有しない従来のチ
ャンバに比して、アダプター9が配置されたチャンバ5
0では、内部に存在する副生成物の除去効率が向上され
る。これにより、成膜時等にパーティクルが発生するこ
とを十分に抑制できるので、半導体デバイス等の半導体
装置を製造する際の歩留まりの低下を有効に防止でき
る。しかも、「クリーニング残り」が蓄積されてしまっ
た場合にも、チャンバ50全体を取り替える必要はな
く、アダプター9のみを交換するだけでよい。よって、
従来、チャンバの交換作業に要していた手間とコストと
を軽減できる。
【0043】このようなアダプター9の効果を確認すべ
く、本発明者らは、直径が200mmφのウェハWを用
い、[A]アダプター9として最大外径が30mmφ、
100mmφのものを図2に示すようにチャンバ50内
にそれぞれ設置し、成膜及びドライクリーニングを繰り
返し実施した。また、[B]アダプター9を設置しなか
ったこと以外は上記[B]と同様にして成膜及びドライ
クリーニングを繰り返し実施した。そして、[A]及び
[B]において、パーティクルの発生数を測定したとこ
ろ、アダプター9を使用した[A]では、アダプター9
を使用しなかった[B]に比して、パーティクル数が有
意に低減されることを確認した。また、アダプター9の
最大外径が30mmφ、100mmφのいずれの場合に
おいても、十分なパーティクルの低減効果が認められ
た。
【0044】さらに、先に言及したように、ノズル80
bの周囲(周辺部)には、その他の部位に比して、副生
成物が比較的付着し易い傾向にある。CVD装置1で
は、ノズル80bの周囲を覆うようにアダプター9が設
置されているので、チャンバ50の内部に存在する副生
成物の除去効率が一層向上される。よって、ノズル80
bの周辺部に「クリーニング残り」が発生することを十
分に防止できる。したがって、そのような「クリーニン
グ残り」に起因する巨大パーティクルが十分に低減さ
れ、半導体装置を製造する際の歩留まりの低下を一層防
止できる。
【0045】ここで、本発明者らは、上述の[A]及び
[B]の成膜試験において、巨大パーティクルに起因し
て発生する可能性が高いと考えられる「Heリーク」の
発生頻度を測定した。その結果、[A]の条件でHeリ
ークに至るまでのウェハWの処理枚数は、[B]に比し
て格段に増加すること、つまり「Heリーク」の発生頻
度が格別に減少することが確認された。
【0046】さらに、アダプター9が、ドーム5と同種
の材料から成る場合には、ウェハWへの成膜特性の変化
又は変動が殆どない。加えて、アダプター9が、上述し
た式(1)で表される関係を満足するように設けられて
いるので、この点においても、成膜特性の変化又は変動
を十分に防止できる。よって、ウェハWに成膜されるS
iO2膜の特性が劣化することを抑制できる。
【0047】なお、環状部材40は、必ずしも封止叉は
閉止のために用いられるものではなく、アダプター9を
主に固定するために用いられるものであり、環状でなく
ともよく、必ずしも設けなくても構わない。後者の場
合、アダプター9に環状溝91を設ける必要はない。図
6(A)は、このようなアダプター9、つまり、本発明
による他のアダプターの形状を示す断面図である。ま
た、図6(B)は、本発明による更に他のアダプターの
形状を示す断面図である。このように、アダプター9は
挿通孔92の端部に環状凸部93を有していてもよい。
これにより、特に板状体であるアダプター9の厚さが薄
いときに取扱性を改善できる。また、図4に示すアダプ
ター9のように環状溝91を有する場合には、環状溝9
1に対応する裏面側の部位に環状凸部93を設けると、
アダプター9の強度を担保できる利点がある。
【0048】また、アダプター9の固定は、例えば、ア
ダプター9の挿通孔92の内周部及びノズル80bの外
周部に互いに螺合可能なネジ部を設け、これらの螺合に
よって行うことができる。さらに、アダプター9の形状
は、図示の形状に限定されず、例えば、ドーム5の内面
全体、或いはチャンバ50の内面全体を覆うことが可能
な形状等としてもよい。またさらに、チャンバ50の内
面におけるノズル80aの周囲を覆うようなアダプター
を設けてもよい。さらにまた、アダプター9の材質は、
ドーム5と同種材質に限定されるものではない。また、
アダプター9の全体を同一材料で形成しなくてもよく、
例えば、板面9aの反対板面(ウェハWに対向する板
面)を含む部分のみがセラミックから成るものでもよ
い。
【0049】加えて、チャンバ50内のドライクリーニ
ングを行うときには、ドライポンプ28とターボ分子ポ
ンプ25とを同時に運転し、この時、ターボ分子ポンプ
25を介してドライポンプ28で排気を行ってもよい。
また、スロットル弁チャンバ22はなくてもよい。この
場合には、チャンバ50の胴部2に、ターボ分子ポンプ
25、及び、ドライポンプ28といった補助真空ポンプ
を個別に接続してもよい。このような構成では、成膜等
のプラズマ処理に際してはターボ分子ポンプを用いてチ
ャンバ50内を減圧し、チャンバ50内のドライクリー
ニングに際しては補助真空ポンプでチャンバ50内を減
圧することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアダプタ
ー、チャンバ及びプラズマ処理装置によれば、アダプタ
ーとチャンバとの間に空間が形成され、この空間が断熱
層となって、アダプターの温度低下が抑えられる。これ
により、アダプターに付着した副生成物とクリーニング
ガス由来の活性種との反応性の低下を十分に防止でき
る。したがって、アダプターを有しない従来に比して、
活性種によるアダプター上の副生成物の除去効率が高め
られる。このようにして、チャンバ内をドライクリーニ
ングする際に、チャンバ内に存在する副生成物の除去効
率を向上できる。その結果、成膜等のプラズマ処理時に
おけるパーティクルの発生が十分に抑制され、半導体デ
バイス等の半導体装置を製造する際の歩留まりの低下を
有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラズマ処理装置の好適な一実施
形態を示す概略断面図である。
【図2】図1に示すCVD装置の要部の構成を模式的に
示す断面図である。
【図3】図2におけるIII−III線断面図である。
【図4】図3に示すCVD装置の要部の一部を示す断面
図である。
【図5】図4におけるV−V線断面図である。
【図6】図6(A)は、本発明による他のアダプターの
形状を示す断面図であり、図6(B)は、本発明による
更に他のアダプターの形状を示す断面図である。
【符号の説明】
1…CVD装置(プラズマ処理装置)、2…胴部、5…
ドーム(蓋部)、8a,8b…ガス導入口、9…アダプ
ター、11a,11b…ガス供給源(ガス供給部)、1
3a,13b…コイル(プラズマ形成部)、14a,1
4b…RFジェネレータ(プラズマ形成部)、10a,
10b…ガス供給ライン(ガス供給部)、50…チャン
バ、80a,80b…ノズル、92…挿通孔、W…ウェ
ハ(基体)。
フロントページの続き (72)発明者 太田 殖 千葉県成田市新泉14−3野毛平工業団地内 アプライド マテリアルズ ジャパン 株式会社内 (72)発明者 竹広 茂 千葉県成田市新泉14−3野毛平工業団地内 アプライド マテリアルズ ジャパン 株式会社内 Fターム(参考) 4K030 AA06 AA14 BA44 CA04 CA12 DA06 EA05 EA06 FA04 KA04 KA05 KA30 5F045 AA08 BB15 EB02 EB06 EC05 EF01 EF11 EG02 EG03 EK24

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略筒状を成す胴部と、該胴部の上端部に
    結合され且つ所定ガスの導入部を有する蓋部とを有し、
    基体が収容され、該基体がプラズマによって処理される
    チャンバに用いられるアダプターであって、 前記チャンバの内面の少なくとも一部を覆うことが可能
    な形状を有しており、該チャンバの内面に対向し且つ該
    チャンバの内面の少なくとも一部を覆うように配置され
    る、ことを特徴とするアダプター。
  2. 【請求項2】 前記蓋部の内面の少なくとも一部を覆う
    ことが可能な形状を有しており、該蓋部の内面に対向し
    且つ該蓋部の内面の少なくとも一部を覆うように配置さ
    れる、ことを特徴とする請求項1記載のアダプター。
  3. 【請求項3】 前記蓋部の内面における前記導入部の周
    囲を覆うことが可能な形状を有しており、該蓋部の内面
    に対向し且つ該蓋部の内面における該導入部の周囲を覆
    うように配置される、ことを特徴とする請求項1又は2
    に記載のアダプター。
  4. 【請求項4】 前記導入部が、該チャンバ内に供給され
    る前記所定ガスが導入されるガス導入口と、該ガス導入
    口に接続され且つ該チャンバ内に延在するノズルとを有
    するものであるときに、 前記ノズルが挿通可能な挿通孔を有する、ことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか一項に記載のアダプター。
  5. 【請求項5】 前記チャンバが、前記蓋部の外部上方に
    配置され且つ高周波が印加されるコイルを有するもので
    あるときに、 最大外径が前記コイルの最小内径以下である、ことを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のアダプタ
    ー。
  6. 【請求項6】 基体が収容され、該基体がプラズマによ
    って処理されるチャンバであって、 略筒状を成す胴部と、 前記胴部の上端部に結合された蓋部と、 請求項1〜5のいずれか一項に記載のアダプターと、を
    備えるチャンバ。
  7. 【請求項7】 基体が収容され、該基体がプラズマによ
    って処理されるチャンバであって、 略筒状を成す胴部と、 前記胴部の上端部に結合された蓋部と、 所定ガスが導入されるガス導入口及び該ガス導入口に接
    続され且つ該チャンバ内に延在するノズルを有する導入
    部と、 前記蓋部の外部上方に配置され且つ高周波が印加される
    コイルと、 略板状を成しており、最大外径が前記コイルの最小内径
    以下であり、前記ノズルが挿通可能な挿通孔を有し、前
    記蓋部において該コイルで囲まれた領域に対応する裏側
    の領域面に対向して前記ノズルの周囲に配置されたアダ
    プターと、を備えるチャンバ。
  8. 【請求項8】 基体をプラズマによって処理するプラズ
    マ処理装置であって、 請求項6又は7に記載のチャンバと、 前記チャンバ内に所定ガスを供給するガス供給部と、 前記チャンバ内に高周波電力を印加して該チャンバ内に
    プラズマを生成させるプラズマ形成部と、を備えるプラ
    ズマ処理装置。
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