JP2002041830A - 双方向テレビショッピングシステムによる販売方法およびその装置 - Google Patents

双方向テレビショッピングシステムによる販売方法およびその装置

Info

Publication number
JP2002041830A
JP2002041830A JP2000224503A JP2000224503A JP2002041830A JP 2002041830 A JP2002041830 A JP 2002041830A JP 2000224503 A JP2000224503 A JP 2000224503A JP 2000224503 A JP2000224503 A JP 2000224503A JP 2002041830 A JP2002041830 A JP 2002041830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
video
viewer
item
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000224503A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Mori
一美 森
Hisao Fujii
尚夫 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000224503A priority Critical patent/JP2002041830A/ja
Publication of JP2002041830A publication Critical patent/JP2002041830A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送媒体の利用効率の向上により、多品種の
商品情報を低いコストで視聴者に伝えることができ、簡
便な利用者インタフェースにより提供される双方向テレ
ビショッピングシステムによる販売方法およびその装置
を提供する。 【解決手段】 各シーンにおいて、販売する商品を想起
するシーン映像を送出する(S12)と同時に商品説明
や価格などを含む商品データを送出する(S13)。充
分なデータの送出完了後、アイテム選択可能状態である
旨の表示を行い(S14)、視聴者によるアイテム選択
を処理し(S15)、選択されたアイテムを記憶する
(S17)。全シーンの放送終了後に、注文商品詳細情
報入力処理を行い(S20)、決済及配送情報入力処理
を行い(S21)、確認処理を行い(S22)、注文内
容を履歴情報として記録する(S23)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、双方向テレビシ
ョッピングシステムによる販売方法およびその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ放送でのテレビショッピン
グ広告またはテレビショッピング番組における販売方法
は次のようなものであった。まず、映像および音声を用
いて、販売する商品の特徴や使用方法や効能や類似商品
と比較しての優位性などが視聴者に対して伝えられる。
次に、その商品の価格や代金決済方法などについての情
報が伝えられる。最後に、電話番号などその商品の購入
申込先に関する情報が伝えられる。また、場合により、
上記手順の繰り返しにより上記情報が何度も放送され、
視聴者に対するアピールを強める。紙のカタログなどに
よる通信販売と比較して、上記のようなテレビショッピ
ングでは、視聴者が実際に商品を手に取っているかのよ
うな疑似体験を味わえることや、著名なタレントの起用
やテレビ放送という公共媒体の特性から生じる信頼性な
どといった優位点があり、販売手段として特有の効果が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のテレビショッピングの手法では、一定の時
間内に扱える商品の種類に制約があり、通常は数分〜十
数分程度の放送時間で、1種類からせいぜい数種類程度
の商品を紹介し販売するのにとどまっている。また、そ
のような少品種の販売のためにも高額の放送コスト(番
組制作費や媒体費等)が必要であるため、テレビショッ
ピングの放送時間が特定の時間帯に限定されていたり、
販売される商品が販売付加価値の高いものに限定されて
しまっている傾向がある。
【0004】一方で、インターネットの普及に伴い、パ
ーソナルコンピュータ等をネットワーク端末として使用
するオンラインショッピングの利用も広がりつつある
が、利用者にとってはそのための設備を揃えたりある程
度のコンピュータ知識を必要とすることなどから、現段
階ではテレビに比べると利用者層が限られてしまうとい
う問題がある。
【0005】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、従来からのテレビ番組制作の設備やノ
ウハウを利用することができ、放送媒体の利用効率を向
上させることにより多品種の商品に関する情報を相対的
に低いコストで視聴者に伝えることができ、ほぼ全世帯
に普及しているテレビ受信設備上での簡便な利用者イン
タフェースを用いることにより利用者層を選ばず誰もが
簡単に商品を購入することのできる双方向テレビショッ
ピングシステムによる販売方法およびその装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、テレビ放送映像を用い
て視聴者に商品を販売する販売方法であって、映像と前
記商品に関する商品データとを送信する送信過程と、前
記映像を用いて商品を選択する手段を前記視聴者に提供
する選択過程と、販売に関する必要情報を取得する必要
情報取得過程とを有することを特徴とする双方向テレビ
ショッピングシステムによる販売方法を要旨とする。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、テレビ放
送映像を用いて視聴者に商品を販売する販売方法であっ
て、映像と商品の分類であるアイテムに関するアイテム
データとを送信する送信過程と、前記映像を用いてアイ
テムを選択する手段を前記視聴者に提供する選択過程
と、前記選択過程において選択されたアイテムに属する
前記商品を詳細に選択する詳細選択過程と、販売に関す
る必要情報を取得する必要情報取得過程とを有すること
を特徴とする双方向テレビショッピングシステムによる
販売方法を要旨とする。
【0008】また、請求項3に記載の発明では、前記選
択過程においては、選択可能である旨を前記映像内に表
示することを特徴とする。
【0009】また、請求項4に記載の発明では、前記選
択過程において、前記視聴者が行う選択のタイミングに
応じて、販売する前記商品の割引処理を行うことを特徴
とする。
【0010】また、請求項5に記載の発明では、前記選
択過程において、前記視聴者が行う選択のタイミングに
応じて、割引クーポン券を発行することを特徴とする。
【0011】また、請求項6に記載の発明では、前記選
択過程においては、前記映像と重ねて表示されるカーソ
ルの移動により視聴者に選択を行わせることを特徴とす
る。
【0012】また、請求項7に記載の発明では、前記映
像の表示領域は予め複数の小領域に論理的に分割されて
おり、前記選択過程においては、前記小領域を囲む枠を
前記映像と重ねて表示し、この枠の移動により視聴者に
選択を行わせることを特徴とする。
【0013】また、請求項8に記載の発明は、テレビ放
送映像を用いて視聴者に商品に関する情報を送信する販
売方法であって、1分間あたり100種類以上の商品に
関する情報を放送する過程と、これらの商品を注文でき
る注文手段を視聴者に提供する過程とを有することを特
徴とする双方向テレビショッピングシステムによる販売
方法を要旨とする。
【0014】また、請求項9に記載の発明では、前記視
聴者が購入する商品の情報を履歴情報として記録する履
歴情報記録過程と、前記履歴情報を読み出して表示する
履歴情報表示過程とを有することを特徴とする。
【0015】また、請求項10に記載の発明では、前記
履歴情報表示過程において表示される前記履歴情報を基
に、前記視聴者に注文取消のための手段を提供する注文
取消過程を有することを特徴とする。
【0016】また、請求項11に記載の発明では、ま
ず、予め商品に関する商品データを送信しておき、次
に、それらの商品を想起するシーンの映像を送信し、前
記映像を用いて前記商品を選択する手段を視聴者に提供
することを特徴とする。
【0017】また、請求項12に記載の発明では、ま
ず、予め商品の分類を表すアイテムに関するアイテムデ
ータを送信しておき、次に、それらの商品を想起するシ
ーンの映像を送信し、前記映像を用いて前記アイテムを
選択する手段を視聴者に提供することを特徴とする。
【0018】また、請求項13に記載の発明では、商品
に関する商品データとそれらの商品を想起するシーンの
映像とを同時に送信し、前記商品データの送信の完了
後、前記映像を用いて前記商品を選択する手段を視聴者
に提供することを特徴とする。
【0019】また、請求項14に記載の発明では、商品
の分類を表すアイテムに関するアイテムデータとそれら
の商品を想起するシーンの映像とを同時に送信し、前記
アイテムデータの送信の完了後、前記映像を用いて前記
アイテムを選択する手段を視聴者に提供することを特徴
とする。
【0020】また、請求項15に記載の発明では、ま
ず、商品の分類を表すアイテムに関するアイテムデータ
とそれらの商品を想起するシーンの映像とを同時に送信
し、次に前記シーンの映像から想起される商品に関する
商品データと、当該映像とを同時に送信するとともに、
当該映像を用いて前記アイテムを選択する手段を視聴者
に提供することを特徴とする。
【0021】また、請求項16に記載の発明は、請求項
1〜15のいずれかに記載の販売方法を実現する双方向
テレビショッピング装置であり、映像およびデータを送
出する送出設備と、前記映像および前記データを受信し
処理する受信設備から受け取る注文情報に基づいて注文
を処理するトランザクション処理装置とから成る双方向
テレビショッピング装置を要旨とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しこの発明の一
実施形態について説明する。図1は、同実施形態を実現
するシステムの構成を示すブロック図である。図1にお
いて、符号1は映像およびデータを送出する送出設備、
2は送出設備1により送出される映像等を送信する送信
機、3は送信機2によって送信される映像等を受信し各
種処理を行うとともにネットワーク6を介したデータ通
信を行う受信設備、4は受信設備3から受け取る注文情
報に基づいて注文を処理するトランザクション処理装
置、5はトランザクション処理装置4によって処理され
る注文に基づき受注や在庫引当や配送指示などを行う販
売業者の受注装置である。
【0023】送出設備1は、映像再生装置11とオーサ
リング装置12と送出装置13とから構成される。映像
再生装置11は映像および音声を出力し、オーサリング
装置12は商品の品名や品番や価格や税率などといった
データをデジタルコンテンツとして出力する。このデジ
タルコンテンツは例えばBML(Broadcast Markup Lan
guage,放送マークアップ言語)などを用いて記述され
る。送信機2は、送出装置13から出力されるこれらの
データを送信する。本実施形態では、送信の際にはOF
DM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing,
直交周波数分割多重化)変調が行われる。
【0024】受信設備3は、OFDM復調器31とデー
タ放送用制御装置32と映像合成装置33と表示装置3
4とリモコン装置35と通信端末装置36とから構成さ
れる。OFDM復調器31は受信信号を復調し、データ
と映像信号および音声信号とに分割する。取り出された
データはデータ放送用制御装置32に入力され、処理さ
れる。利用者はリモコン装置35を用いた操作によって
データ処理に関する指示を行うことができる。処理の結
果、表示すべきデータはデータ放送用制御装置32から
映像合成装置33に渡され、OFDM復調器31からの
映像信号と合成され、表示装置34に表示される。デー
タ放送用制御装置32が行う処理内容に応じて、通信端
末装置36はネットワーク6を介した通信を行う。
【0025】なお、ネットワーク6としては、例えば有
線系電話網、無線系電話網、専用線網、インターネット
などを適宜選択して使用する。また、例えば、受信装置
3とトランザクション処理装置4との間では無線系電話
網を用いた通信を行い、トランザクション処理装置4と
受注装置5との間ではインターネットを用いた通信を行
うといったように、異なるタイプのネットワークを組み
合わせて用いても良い。
【0026】次に、本実施形態による商品情報の送出か
ら注文の受付までの手順について説明する。図2は、商
品情報の送出から注文の受付までの手順を示すフローチ
ャートである。この図2に示す手順では、複数のシーン
の映像と各シーンに対応した商品データを順次放送し、
各シーンにおいて視聴者が商品のアイテムを選択し、全
シーンの終了後に注文する商品等に関して詳細な手続き
と確認を行う。
【0027】まずシーンの開始(ステップS11)に伴
い、そのシーンの映像の送出が開始される(ステップS
12)とともに、そのシーンの映像から想起される商品
に関する商品データの送出が開始される(ステップS1
3)。このとき商品データとともに商品の分類であるア
イテムに関するアイテムデータも送出しても良い。
【0028】そして、所定のデータが送信された段階
で、視聴者がアイテムを選択することが可能な状態とな
りその旨の表示を行う(ステップS14)。アイテム選
択可能な状態において、視聴者は、リモコン装置を用い
て映像画面上のカーソルを移動させるとともに、選択操
作によってそのカーソル位置に対応したアイテムを選択
することができる。選択操作がなされたときには、それ
に応じたアイテム選択処理が実行される(ステップS1
5)。また、選択操作がなされたときのタイミング等の
条件に応じて、割引処理が実行される(ステップS1
6)。この割引処理については後で詳述する。そして上
記選択操作によって選択されたアイテムを記憶し(ステ
ップS17)、シーンの終了時には当該シーンの映像の
送出を終了するとともにアイテム選択可能状態から抜け
出す(ステップS18)。なお、1シーン中で、ステッ
プS15〜S17のアイテム選択を複数回行えるように
しても良い。
【0029】次に、全シーンが終了したかどうかを判定
し(ステップS19)、まだシーンが残っている場合に
は次のシーンに移り(ステップS11へ)、全シーン終
了の場合には注文商品詳細情報入力処理へ移る(ステッ
プS20へ)。
【0030】注文商品詳細情報入力処理においては、視
聴者から、上記各シーンにおいて選択されたアイテムに
関する商品の詳細情報の入力を受け付ける(ステップS
20)。例えば、アイテムとして「シャツ」が選択され
た場合、デザインや色や模様やサイズや価格などの異な
る様々な複数の商品の中から希望のものを選択し、その
購入数量を入力する。また例えば、アイテムとして「ワ
イン」が選択された場合、原産地や銘柄名や生産年やボ
トル容量サイズや価格などの異なる様々な複数の商品の
中から希望のものを選択し、その購入数量を入力する。
【0031】次に、視聴者から、販売する商品に関する
決済方法および配送方法に関する入力を受け付ける(ス
テップS21)。決済方法としては、例えば、「クレジ
ットカード決済」、「デビットカード決済」、「銀行口
座引き落とし」、「配達時の代金引換」、「テレビ放送
視聴料請求書でのビリング」などの中から選択できるよ
うにする。また配送方法としては、例えば、「自宅への
配送」、「勤務先への配送」、「郵便局での受取」、
「コンビニエンスストアでの受取」などの中から選択で
きるようにする。なお、視聴者ごとの銀行口座番号、自
宅住所、勤務先所在地などの情報は、その都度入力する
ようにしても良いし、予め登録しておくようにしても良
い。
【0032】そして、注文内容を表示して視聴者に確認
を求める処理を行い(ステップS22)、最後に、購入
した内容を履歴情報として記録する処理を行う(ステッ
プS23)。
【0033】図3は、前記ステップS15におけるアイ
テム選択処理のためのカーソルの画面上での表示例を示
す図である。図3において、符号101は表示装置の画
面上での映像の表示領域、102は表示領域101を予
め論理的に分割された複数の小領域である。また、10
3は表示領域上で映像と重ねて表示されるカーソルであ
り、ここではこのカーソル103は小領域102のうち
の1つを囲む枠形状を有している。また、このカーソル
103は受信設備に設けられたリモコン装置を用いた操
作により図3の矢印で示す各方向に移動可能であり、こ
れによって視聴者はカーソル103を任意の小領域10
2に移動させることができる。そして、このカーソル位
置の小領域102内に映像として表示されている商品ア
イテム(例えば、「シャツ」や「ワイン」など)の選択
が可能となる。
【0034】図4は、前記ステップS22における確認
処理のための、注文確認画面の表示例を示す図である。
図4に示す画面では、予め登録された視聴者のIDおよ
び氏名が表示されている。また、選択されたアイテムお
よび商品に関する事項と注文数量および金額が表示され
ている。また、配達方法および決済方法に関する情報が
表示されている。この画面において、ボタン111
(「この内容で注文」)が押された場合には表示されて
いる注文内容が確定し、またボタン112(「入力画面
に戻る」)が押された場合には、視聴者は注文内容を修
正することができる。
【0035】図5は、前記ステップS16における割引
処理の詳細手順を示すフローチャートである。この割引
処理は、ある比率の商品購入者に対して割引を行うもの
であり、販売過程にゲーム的要素を取り入れることによ
って販売促進をねらうものである。図5に示す手順にお
いては、まず初期カーソル位置を把握する(ステップS
41)。次に、カーソルの当選位置を決定する(ステッ
プS42)。この当選位置は、ランダムに決定されても
良いし、前回当選位置の隣接のカーソル位置が順次当選
位置となるように決定されても良いし、その他の何らか
の規則に従って決定されても良い。
【0036】次に、視聴者によって選択操作が行われた
かどうかを判断し(ステップS43)、行われた場合は
現在のカーソル位置がステップS42において決定した
当選位置と一致するかどうかを判断する(ステップS4
4)。そして、一致した場合は当選処理を実行する(ス
テップS45)。この当選処理とは具体的には、例え
ば、選択され販売する商品に関する割引を行う処理や、
当該視聴者に対して何らかの割引クーポン券を発行した
りする処理である。そして、アイテムの選択に関する処
理を行う(ステップS46)。
【0037】ステップ43において選択操作が行われな
かった場合は、視聴者によってカーソル移動操作が行わ
れたかどうかを判断し(ステップS47)、行われた場
合には、カーソル位置を更新する(ステップS48)。
【0038】そして、まだ当該シーンにおけるアイテム
選択が可能な状態である場合にはステップS42に戻っ
て上記手順を繰り返す(ステップS49)。ステップS
42〜S49の一連の処理を1秒間あたり数回〜数百万
回(あるいはそれ以上でも良い)繰り返すことにより、
視聴者による選択操作のタイミングに応じて当選か否か
が決定することとなる。
【0039】なお、図5に示した上記手順は単なる一例
であり、他の方法によって、選択操作のタイミングに応
じて商品の割引処理を行ったり、割引クーポン券の発行
を行ったりしても良い。
【0040】また、本実施形態では、視聴者が各シーン
中にアイテムを選択し、全シーン終了後に詳細な商品選
択を行うようにしているが、アイテムの概念を用いず各
シーン中に商品を直接選択するようにしても良い。
【0041】また、本実施形態によるテレビショッピン
グ番組におけるシーン構成の一例として、次のようなも
のが考えられる。1番組が4つのシーンからなり、各シ
ーンでは、(1)リビングルーム、(2)キッチン、
(3)書斎、(4)トイレタリー関連の映像がそれぞれ
送出される。各シーンの映像は1分間放映され、各々の
シーンには100種類以上の商品が関連付けられてお
り、4シーンで合計400種類以上の商品が販売可能と
なる。例えば、1シーンあたりの商品種類数を1000
種類として、4シーンで合計4000種類の商品を販売
することも可能であり、従来のテレビショッピングに比
べて放送媒体の使用効率を上げることができる。また、
これにより、販売付加価値の高い商品に限らず、様々な
商品を販売することが可能となる。
【0042】次に、履歴情報の利用について説明する。
図6は、履歴情報の表示およびそれに基づく注文取消の
手順を示すフローチャートである。まず、記録されてい
る履歴情報を読み出し(ステップS61)、読み出した
情報に基づいて履歴情報画面を表示する(ステップS6
2)。図7は、ステップS62において表示される履歴
参照画面の例を示す図である。この履歴情報画面例で
は、注文日とアイテムと商品と色・サイズ等の情報と数
量と金額が商品ごとに表示されている。また、各行の左
端にチェックボックスが設けられており、視聴者がこの
チェックボックスにチェックマークをつけてボタン12
2(「注文取消」)が押すことにより、チェックマーク
された当該商品に関する注文取消が行える。また、ボタ
ン121(「終了」)が押された場合には、履歴情報画
面の表示を終了する。
【0043】図6に示す手順において、注文取消がある
かどうかを判断し(ステップS63)、ある場合には、
売上取消処理を行う(ステップS64)とともに在庫引
き戻しの処理を行い、次いで、当該商品が既に配達済み
かどうかを判断し(ステップS65)、配達済みの場合
は返品のための集荷指示処理を行い(ステップS6
6)、未配達の場合は配達取消処理を行う(ステップS
67)。
【0044】このように、履歴情報の表示を行うことに
より、視聴者の利便性を向上させるとともに、履歴情報
に基づく注文取消処理を行うことにより、例えば法制度
等によって定められるクーリングオフ期間中の取消につ
いても、人手を省くことが可能となる。
【0045】次に、送出設備によって送出されるデータ
の構造およびデータ量と、データ送出のタイミングにつ
いて説明する。図8は、送出設備側からの映像・音声お
よびデータの送出とそれを受信する視聴者側の操作のタ
イミングを示すタイミングチャートである。図8に示す
タイミングでは、まず期間t1において導入映像が送出
される。この導入映像には、リモコン装置の操作方法の
説明や販売に関する一般的な告知事項が含まれている。
この導入映像と同時に期間t1において商品データが送
出される。この商品データには、後続するシーン1〜シ
ーン4で選択可能なアイテムに関する情報と、各アイテ
ムに含まれる商品の商品番号やその他の商品詳細情報が
含まれている。
【0046】導入映像完了後は、期間t2〜t5におい
て、それぞれシーン1〜4の映像・音声が送出される。
また、t2〜t5の各期間では「アイテム選択可能」状
態となり、視聴者は映像に重ねて表示されているカーソ
ルを移動させてアイテムを選択することができる。最後
に、期間t6において視聴者は、選択されたアイテムに
ついて購入する商品の詳細について決定する。
【0047】つまり、図8に示したタイミングチャート
では、まず、予め商品に関する商品データを送信してお
き、次に、それらの商品を想起するシーンの映像を送信
し、前記映像を用いて前記商品を選択する手段を視聴者
に提供するという手順になっている。また、図8に示し
たタイミングチャートでは、まず、予め商品の分類を表
すアイテムに関するアイテムデータを送信しておき、次
に、それらの商品を想起するシーンの映像を送信し、前
記映像を用いて前記アイテムを選択する手段を視聴者に
提供するという手順になっている。
【0048】図9は、期間t1において送出される商品
データの構造の一例を示す図である。図9に示す商品デ
ータでは、各商品単位に1レコードが存在しており、シ
ーン番号、アイテム表示位置、アイテム番号、アイテム
名、商品番号、商品詳細情報のデータ項目がある。アイ
テム表示位置は、映像表示領域を論理的に分割した小領
域の行および列の位置である。また、商品詳細情報に
は、商品名、色やサイズの情報、商品説明文、価格など
が含まれる。必要に応じて、商品に関する静止画像デー
タを商品詳細情報の中に含めるようにしても良い。
【0049】次に、第2のタイミング例について説明す
る。図10は、映像・音声およびデータの送出とそれを
受信する視聴者側の操作のタイミングを示すタイミング
チャートである。図10に示すタイミングチャートにお
いては、図8のような導入映像の送出はなく、シーン1
の映像・音声の送出から始まる。また、シーン1の映像
と同時に、期間t11においてシーン1に関する商品デ
ータが送出される。商品データの構造は図9に示したも
のと同様のもので良い。この商品データの送出が完了
後、期間t12では「アイテム選択可能」状態となる。
以下、シーン2〜4も同様に繰り返され、期間t13に
おいて、選択されたアイテムに関して、視聴者が購入す
る商品の詳細を決定する。図10に示すタイミングチャ
ートでは、各シーンの映像と同時に当該シーンに関する
商品データを送出するため、予め商品データだけをまと
めて送出する期間を取る必要がない。また、視聴者が熟
練していれば導入映像を送出する必要性も低く、放送媒
体の利用効率をより向上させることが可能となる。
【0050】つまり、図10に示したタイミングチャー
トでは、商品に関する商品データとそれらの商品を想起
するシーンの映像とを同時に送信し、前記商品データの
送信の完了後、前記映像を用いて前記商品を選択する手
段を視聴者に提供する手順になっている。また、図10
に示したタイミングチャートでは、商品の分類を表すア
イテムに関するアイテムデータとそれらの商品を想起す
るシーンの映像とを同時に送信し、前記アイテムデータ
の送信の完了後、前記映像を用いて前記アイテムを選択
する手段を視聴者に提供する手順になっている。
【0051】次に、第3のタイミング例について説明す
る。図11は、映像・音声およびデータの送出とそれを
受信する視聴者側の操作のタイミングを示すタイミング
チャートである。図11に示すタイミングチャートで
は、商品データをアイテムデータと商品詳細データとに
分けて、これらを別のタイミングで送出することが特徴
である。まずシーン1の映像送出と同時に、期間t21
においてアイテムデータを送出する。このアイテムデー
タの送出完了後、期間t22において商品詳細データを
送出する。また、アイテムデータの送出完了後、期間t
23において視聴者は「アイテム選択可能」状態とな
る。以下、シーン2〜4も同様に繰り返され、期間t2
4において、選択されたアイテムに関して、視聴者が購
入する商品の詳細を決定する。
【0052】つまり、図11に示したタイミングチャー
トでは、まず、商品の分類を表すアイテムに関するアイ
テムデータとそれらの商品を想起するシーンの映像とを
同時に送信し、次に前記シーンの映像から想起される商
品に関する商品データと、当該映像とを同時に送信する
とともに、当該映像を用いて前記アイテムを選択する手
段を視聴者に提供するという手順になっている。
【0053】このように、各シーン中でアイテム選択の
ために必要な情報だけを先に送ることにより、アイテム
選択可能となる期間t23を長く取ることができると同
時に、商品詳細データの送出のための期間t22をより
長く取ることが可能となり、放送媒体の利用効率がより
一層向上する。
【0054】図12は、(a)アイテムデータおよび
(b)商品詳細データのデータ構造例を示す図である。
図12(a)に示すアイテムデータではアイテムごとに
1レコードが存在し、シーン番号、アイテム表示位置、
アイテム番号、アイテム名がデータ項目として含まれ
る。また、図12(b)に示す商品詳細データでは商品
ごとに1レコードが存在し、ここにアイテム番号をデー
タ項目として持つことによって商品とアイテムとの関連
付けがなされる。
【0055】次に、送出されるデータ量とその所要時間
の例について説明する。仮に、1シーンあたり1000
種類、4シーン合計で4000種類の商品の情報を提供
するものとする。商品データ(アイテムデータおよび商
品詳細データ)の商品1種類あたりの平均データ量を1
KB(キロバイト)とすると、1000種類で1MB
(メガバイト)、4000種類の4MBとなる。例え
ば、データ送出の実効データ転送速度が1MBPS(メ
ガビット毎秒)の場合、それぞれ、8秒および32秒で
全データの転送が可能となる。また、実効データ転送速
度が10MBPSの場合、それぞれ、0.8秒および
3.2秒で全データの転送が可能となる。また、各商品
に関する静止画像データを同時に送出することなどによ
り、商品1種類あたりの平均データ量が30KBである
場合は、1000種類で30MB、4000種類で12
0MBとなる。このとき、実効データ転送速度を1MB
PSとするとそれぞれ30秒および120秒で全データ
の転送が可能となり、実効データ転送速度を10MBP
Sとするとそれぞれ3秒および12秒で全データの転送
が可能となる。
【0056】なお、本発明の実施にあたって、シーン
数、1シーンの所要時間、アイテム数、商品数、データ
量等は任意であり、全体の放送時間や取り扱い商品種類
数や実効データ転送速度に応じて、各シーンの長さ(秒
数)や商品データのデータ量を適切に決定するようにす
る。
【0057】なお、上述の送出設備(1)、受信設備
(3)、トランザクション処理装置(4)、および受注
装置(5)の全部または一部をコンピュータシステムに
よって実現しても良い。この場合、各装置内の処理過程
はプログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータ
が読み出して実行することによって、上記処理が行われ
る。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、
フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、磁気ハードディスク、半導体メモリ等をい
う。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または2
に記載の発明によれば、送信過程において映像と商品デ
ータあるいはアイテムデータとを送信し、選択過程にお
いては前記映像を用いて視聴者が商品あるいはアイテム
を選択することができるため、従来のテレビショッピン
グと比較してより多くの種類の商品を販売することが可
能となる。
【0059】また、請求項3に記載の発明によれば、受
信設備側で必要なデータが取得され視聴者による選択操
作が可能となった段階で選択可能である旨が前記映像内
に表示されるため、視聴者にとっての操作容易性が向上
する。
【0060】また、請求項4または5に記載の発明によ
れば、選択過程における視聴者が行う選択操作のタイミ
ングに応じて、販売商品の割引処理または割引クーポン
券の発行処理がなされるため、テレビショッピングに視
聴者の購買意欲の向上につながるゲーム的要素が導入さ
れ、販売促進に結びつけることができる。
【0061】また、請求項6に記載の発明によれば、選
択過程において、映像と重ねて表示されるカーソルを移
動させることによって視聴者が選択を行うことになり、
このような利用者インタフェースは通常の簡単なリモコ
ン装置を用いて実現できるため、テレビショッピングの
ための特殊な装置等を必要とせず、また簡単な操作によ
る選択が可能となり、視聴者にとっての操作容易性が向
上する。
【0062】また、請求項7に記載の発明によれば、映
像の表示領域は予め複数の小領域に論理的に分割されて
おり、この小領域単位で枠を移動させることにより視聴
者が選択を行うこととなり、商品データの構造の簡単化
および選択操作に関わる制御処理の簡単化を図ることが
可能となる。
【0063】また、請求項8に記載の発明によれば、1
分間あたり100種類以上という多品種の商品に関する
情報を放送し、視聴者がそれらの商品を注文できるた
め、従来のテレビショッピングと比べて、取り扱い品種
を飛躍的に増やすことが可能となる。
【0064】また、請求項9に記載の発明によれば、購
入商品の履歴情報を記録し、それに基づく表示が可能と
なるため、視聴者が自己の購入履歴を参照することが可
能となり、視聴者にとっての操作容易性が向上する。
【0065】また、請求項10に記載の発明によれば、
履歴情報の表示を基に、視聴者が注文の取消を行うこと
が可能となり、法制度等において定められるクーリング
オフ期間中のものも含め、注文取消処理にかかる人手を
省くことが可能となる。
【0066】また、請求項11または12に記載の発明
によれば、まず、予め商品またはアイテムに関する商品
データまたはアイテムデータを送信しておき、次に、そ
れらの商品を想起するシーンの映像を送信し、この映像
を用いて商品またはアイテムを選択する手段を視聴者に
提供するため、各シーンの映像の送信の開始と同時に商
品またはアイテムの選択が可能となる。また、予め商品
データまたはアイテムデータを送信している間に、導入
映像を送信することも可能となり、視聴者のショッピン
グへの導入が容易となる。
【0067】また、請求項13または14に記載の発明
によれば、商品データまたはアイテムデータとシーンの
映像とを同時に送信し、商品データまたはアイテムデー
タの送信完了後に当該シーンの映像を用いて視聴者が商
品またはアイテムを選択することが可能となるため、予
め商品データまたはアイテムデータを送出するためだけ
の時間を取ることなく、視聴者がシーンの映像を見なが
ら購入希望商品を検討している間に商品データまたはア
イテムデータを送ることができ、放送媒体の利用効率が
向上する。
【0068】また、請求項15に記載の発明によれば、
まず、アイテムデータとシーンの映像とを同時に送信
し、アイテムデータの送信完了後に商品データの送信を
可能とするとともに、商品データの送信中にも視聴者が
映像を用いてアイテムを選択することができるため、ア
イテム選択のための時間を長く取ることができると同時
により多量の商品データを送信することも可能となり、
放送媒体の利用効率がより一層向上する。
【0069】以上のように、本発明によれば、従来から
のテレビ番組制作の設備やノウハウを一部利用しなが
ら、放送媒体の利用効率を向上させ、従来に比べて飛躍
的に多くの種類の商品を低いコストで視聴者に伝えて販
売することができる。また、これにより、取り扱う商品
も、必ずしも販売付加価値の高い商品に限定されず日常
の生活に必要なものも含めてあらゆる商品を販売するこ
とが可能となる。また、視聴者にとっては、コンピュー
タ等を設置したり操作方法を覚える必要もなく、従来か
らのテレビ受像機等のリモコン装置を用いた簡単な操作
でのショッピングを行うことが可能となる。また、本発
明では、送出される映像および音声は、単に販売される
商品を想起するものであればよく、具体的な商品そのも
のの映像および音声を用いるわけではないため、映像お
よび音声の再利用が可能であり、同時に送出される商品
データの入れ換えだけで販売商品をきめ細かに変更する
ことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態によるテレビショッピ
ングシステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態による商品情報送出から注文受付
までの手順を示すフローチャートである。
【図3】 同実施形態による映像表示画面上でのアイテ
ム選択処理のためのカーソル表示例を示す図である。
【図4】 同実施形態による注文確認画面の表示例を示
す図である。
【図5】 同実施形態による割引処理の詳細手順を示す
フローチャートである。
【図6】 同実施形態による履歴情報の表示および注文
取消の手順を示すフローチャートである。
【図7】 同実施形態による履歴参照画面の表示例を示
す図である。
【図8】 同実施形態による送出設備側からの映像・音
声およびデータの送出と、視聴者側の操作のタイミング
の第1例を示すタイミングチャートである。
【図9】 同実施形態による商品データのデータ構造の
一例を示す図である。
【図10】 同実施形態による送出設備側からの映像・
音声およびデータの送出と、視聴者側の操作のタイミン
グの第2例を示すタイミングチャートである。
【図11】 同実施形態による送出設備側からの映像・
音声およびデータの送出と、視聴者側の操作のタイミン
グの第3例を示すタイミングチャートである。
【図12】 同実施形態による(a)アイテムデータお
よび(b)商品詳細データのデータ構造の一例を示す図
である。
【符号の説明】
1 送出設備 2 送信機 3 受信設備 4 トランザクション処理装置 5 受注装置 6 ネットワーク 11 映像再生装置 12 オーサリング装置 13 送出装置 31 OFDM復調器 32 データ放送用制御装置 33 映像合成装置 34 表示装置 35 リモコン装置 36 通信端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 7/173 640 H04N 7/173 640Z (72)発明者 藤井 尚夫 東京都世田谷区給田4−10−20 Fターム(参考) 5B049 BB11 CC05 CC10 FF01 GG02 GG03 5C025 BA25 BA30 CA09 CB10 DA01 DA05 5C064 BA01 BB07 BC16 BC23 BC25 BD02 BD08 BD13

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ放送映像を用いて視聴者に商品を
    販売する販売方法であって、 映像と前記商品に関する商品データとを送信する送信過
    程と、 前記映像を用いて商品を選択する手段を前記視聴者に提
    供する選択過程と、 販売に関する必要情報を取得する必要情報取得過程と、 を有することを特徴とする双方向テレビショッピングシ
    ステムによる販売方法。
  2. 【請求項2】 テレビ放送映像を用いて視聴者に商品を
    販売する販売方法であって、 映像と商品の分類であるアイテムに関するアイテムデー
    タとを送信する送信過程と、 前記映像を用いてアイテムを選択する手段を前記視聴者
    に提供する選択過程と、 前記選択過程において選択されたアイテムに属する前記
    商品を詳細に選択する詳細選択過程と、 販売に関する必要情報を取得する必要情報取得過程と、 を有することを特徴とする双方向テレビショッピングシ
    ステムによる販売方法。
  3. 【請求項3】 前記選択過程においては、選択可能であ
    る旨を前記映像内に表示することを特徴とする請求項1
    または2に記載の双方向テレビショッピングシステムに
    よる販売方法。
  4. 【請求項4】 前記選択過程において、前記視聴者が行
    う選択のタイミングに応じて、販売する前記商品の割引
    処理を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の双方向テレビショッピングシステムによる販売方
    法。
  5. 【請求項5】 前記選択過程において、前記視聴者が行
    う選択のタイミングに応じて、割引クーポン券を発行す
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の双
    方向テレビショッピングシステムによる販売方法。
  6. 【請求項6】 前記選択過程においては、前記映像と重
    ねて表示されるカーソルの移動により視聴者に選択を行
    わせることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    の双方向テレビショッピングシステムによる販売方法。
  7. 【請求項7】 前記映像の表示領域は予め複数の小領域
    に論理的に分割されており、 前記選択過程においては、前記小領域を囲む枠を前記映
    像と重ねて表示し、この枠の移動により視聴者に選択を
    行わせることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記
    載の双方向テレビショッピングシステムによる販売方
    法。
  8. 【請求項8】 テレビ放送映像を用いて視聴者に商品に
    関する情報を送信する販売方法であって、 1分間あたり100種類以上の商品に関する情報を放送
    する過程と、 これらの商品を注文できる注文手段を視聴者に提供する
    過程と、 を有することを特徴とする双方向テレビショッピングシ
    ステムによる販売方法。
  9. 【請求項9】 前記視聴者が購入する商品の情報を履歴
    情報として記録する履歴情報記録過程と、 前記履歴情報を読み出して表示する履歴情報表示過程
    と、 を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記
    載の双方向テレビショッピングシステムによる販売方
    法。
  10. 【請求項10】 前記履歴情報表示過程において表示さ
    れる前記履歴情報を基に、前記視聴者に注文取消のため
    の手段を提供する注文取消過程を有することを特徴とす
    る請求項9に記載の双方向テレビショッピングシステム
    による販売方法。
  11. 【請求項11】 まず、予め商品に関する商品データを
    送信しておき、 次に、それらの商品を想起するシーンの映像を送信し、
    前記映像を用いて前記商品を選択する手段を視聴者に提
    供することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記
    載の双方向テレビショッピングシステムによる販売方
    法。
  12. 【請求項12】 まず、予め商品の分類を表すアイテム
    に関するアイテムデータを送信しておき、 次に、それらの商品を想起するシーンの映像を送信し、
    前記映像を用いて前記アイテムを選択する手段を視聴者
    に提供することを特徴とする請求項1〜10のいずれか
    に記載の双方向テレビショッピングシステムによる販売
    方法。
  13. 【請求項13】 商品に関する商品データとそれらの商
    品を想起するシーンの映像とを同時に送信し、 前記商品データの送信の完了後、前記映像を用いて前記
    商品を選択する手段を視聴者に提供することを特徴とす
    る請求項1〜10のいずれかに記載の双方向テレビショ
    ッピングシステムによる販売方法。
  14. 【請求項14】 商品の分類を表すアイテムに関するア
    イテムデータとそれらの商品を想起するシーンの映像と
    を同時に送信し、 前記アイテムデータの送信の完了後、前記映像を用いて
    前記アイテムを選択する手段を視聴者に提供することを
    特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の双方向テ
    レビショッピングシステムによる販売方法。
  15. 【請求項15】 まず、商品の分類を表すアイテムに関
    するアイテムデータとそれらの商品を想起するシーンの
    映像とを同時に送信し、 次に前記シーンの映像から想起される商品に関する商品
    データと、当該映像とを同時に送信するとともに、当該
    映像を用いて前記アイテムを選択する手段を視聴者に提
    供することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記
    載の双方向テレビショッピングシステムによる販売方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15のいずれかに記載の販
    売方法を実現する双方向テレビショッピング装置であ
    り、 映像およびデータを送出する送出設備と、 前記映像および前記データを受信し処理する受信設備か
    ら受け取る注文情報に基づいて注文を処理するトランザ
    クション処理装置と、 から成る双方向テレビショッピング装置。
JP2000224503A 2000-07-25 2000-07-25 双方向テレビショッピングシステムによる販売方法およびその装置 Pending JP2002041830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000224503A JP2002041830A (ja) 2000-07-25 2000-07-25 双方向テレビショッピングシステムによる販売方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000224503A JP2002041830A (ja) 2000-07-25 2000-07-25 双方向テレビショッピングシステムによる販売方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002041830A true JP2002041830A (ja) 2002-02-08

Family

ID=18718457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000224503A Pending JP2002041830A (ja) 2000-07-25 2000-07-25 双方向テレビショッピングシステムによる販売方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002041830A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009181414A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Sumitomo Mitsui Card Co Ltd 商品購入システム、顧客端末装置、サーバコンピュータ、商品購入方法および商品購入プログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07321748A (ja) * 1994-05-26 1995-12-08 Hitachi Ltd ビデオ・オン・デマンド・システム
JPH08224367A (ja) * 1995-02-21 1996-09-03 Sega Enterp Ltd 商品払出しゲーム機
JPH08289281A (ja) * 1995-04-17 1996-11-01 Sony Corp 電子番組ガイド伝送装置および方法、ショッピング画像伝送装置および方法、電子番組ガイド受信装置および方法、並びに電子ショッピング装置および方法
JPH1075431A (ja) * 1996-08-29 1998-03-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Tvオーダリングシステムとそのための装置
JPH10108145A (ja) * 1996-09-27 1998-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 放送システム及びこれに用いる情報放送受信端末装置
JPH1131184A (ja) * 1997-07-14 1999-02-02 Kokuyo Co Ltd 流通支援設備

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07321748A (ja) * 1994-05-26 1995-12-08 Hitachi Ltd ビデオ・オン・デマンド・システム
JPH08224367A (ja) * 1995-02-21 1996-09-03 Sega Enterp Ltd 商品払出しゲーム機
JPH08289281A (ja) * 1995-04-17 1996-11-01 Sony Corp 電子番組ガイド伝送装置および方法、ショッピング画像伝送装置および方法、電子番組ガイド受信装置および方法、並びに電子ショッピング装置および方法
JPH1075431A (ja) * 1996-08-29 1998-03-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Tvオーダリングシステムとそのための装置
JPH10108145A (ja) * 1996-09-27 1998-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 放送システム及びこれに用いる情報放送受信端末装置
JPH1131184A (ja) * 1997-07-14 1999-02-02 Kokuyo Co Ltd 流通支援設備

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009181414A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Sumitomo Mitsui Card Co Ltd 商品購入システム、顧客端末装置、サーバコンピュータ、商品購入方法および商品購入プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU769724B2 (en) Printed medium activated interactive communication of multimedia information, including advertising
JP5122167B2 (ja) 画像配信装置、端末、画像配信方法、及び画像視聴プログラム
JP2001258012A (ja) デジタル放送およびインターネットを利用した商品、サービス広告方法並びに商品、サービス販売方法
WO2004061587A2 (en) Method and system for direct purchase in response to a multi-media display
JP2010277580A (ja) サーバ装置、コンテンツ配信システム、及びゲートウェイサーバ装置
JP2002245056A (ja) 注文型マルチメディアコンテンツ提供サービスシステム及び方法
JP2009145574A (ja) 広告装置、広告方法、広告端末、及び広告プログラム
CN101582142A (zh) 一种基于自动售物设备发布广告信息的控制装置以及方法
JP2008152564A (ja) 携帯情報端末装置及びコンテンツ配信システム
KR20080114800A (ko) 광고 시스템, 광고 방법 및 컴퓨터 판독가능 매체
US20020129361A1 (en) Information service system, information supply terminal used in this system, information service method, and program for information supply terminal
JP2001285835A (ja) 記録広告情報再生システムと、その再生方法及び装置
JP2008209787A (ja) 再生装置、再生システム、再生方法及びコンピュータプログラム
WO2001011885A1 (fr) Systeme de totalisation de points et dispositif terminal de reception
JP2001351005A (ja) 情報処理装置および方法、放送方法、契約方法、並びに記録媒体
JP2002041830A (ja) 双方向テレビショッピングシステムによる販売方法およびその装置
JP2002092360A (ja) 放送番組の品物探索システム及び販売システム
JP2003085391A (ja) テレビとwebを用いた商品受発注システム及びテレビ映像を用いた商品発注装置
JP2007110557A (ja) 商品購入システム、デジタル記録再生装置およびデジタル記録再生装置の制御プログラム
KR20090000183A (ko) 방송 프로그램의 간접광고를 이용한 온라인 쇼핑방법, 그장치 및 기록매체
JP2023038574A (ja) コンテンツ配信システム、及びプログラム
KR100368008B1 (ko) 인터넷 방송 전문 웹사이트를 이용한 유명 스타 배출방법및 시스템
JP2002215919A (ja) データ管理装置、方法、システムおよび媒体
JP2002015204A (ja) 広告出力方法及び広告出力装置
JP2005063343A (ja) コンテンツ収益配分システム、コンテンツ収益配分方法、および、コンテンツ収益配分プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070717

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20080512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100426

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100608