JP2002041774A - 電力消費システム、情報集合体及び媒体 - Google Patents

電力消費システム、情報集合体及び媒体

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JP2002041774A
JP2002041774A JP2000224651A JP2000224651A JP2002041774A JP 2002041774 A JP2002041774 A JP 2002041774A JP 2000224651 A JP2000224651 A JP 2000224651A JP 2000224651 A JP2000224651 A JP 2000224651A JP 2002041774 A JP2002041774 A JP 2002041774A
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power consumption
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energy saving
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JP2000224651A
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English (en)
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Sachio Nagamitsu
左千男 長光
Shigeaki Matsubayashi
成彰 松林
Masaru Matsui
大 松井
Hisashi Kodama
久 児玉
Mitsuharu Kawase
光晴 河瀬
Nobuhiro Oishi
信弘 大石
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家電製品を速やかに買い替えて使用すること
ができない。 【解決手段】 電力を特別価格で消費するよう予め設定
されている特別価格専用エアコン5と、ユーザが前記特
別価格専用エアコン5を購入して使用すると、前記ユー
ザが前記特別価格専用エアコン5を使用していることを
検知し、前記特別価格専用エアコン5の電力消費量を計
測する電力管理ユニット4と、前記計測された電力消費
量に対する料金を上乗せして課金する課金手段17とを
備え、前記上乗せした料金の全部または一部を前記特別
価格専用機器を販売したメーカに支払うことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力を消費する電
力消費システム、情報集合体及び媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ユーザは、エアコン、洗濯機、電子レン
ジ、テレビなどのさまざまな家電製品を代金を支払って
購入して、家庭に設置する。そして電力会社から送電さ
れてくる電力を消費することによって購入した家電製品
を使用する。電力会社は、ユーザが消費した電力量を検
針装置によって検針し、消費した電力量に対する料金を
毎月ユーザに課金し、ユーザは消費した電力量に対する
料金を電力会社に支払う。
【0003】家電製品は各家庭に広く普及しており、電
力消費量の少ない省エネタイプの家電製品も次々と開発
され販売されている。このような省エネタイプの家電製
品が普及すれば電力の消費量が少なくなり、限りあるエ
ネルギー資源をより有効に利用することが出来る。
【0004】すなわち、ユーザが今まで使用していた家
電製品の代わりに新製品の省エネタイプの家電製品に買
い替えれば、電力消費量が少なくなるので、電力会社に
支払う料金が安くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、省エネ
タイプの家電製品に買い換えるためには、家電製品を販
売するメーカに購入代金を支払う必要があり、これには
まとまった金額が必要である。
【0006】従って、省エネタイプの家電製品が販売さ
れても、購入代金にあてるまとまった金額が準備できる
までは省エネタイプの家電製品を購入することが出来な
い。
【0007】もちろん分割払いなどのローンを用いて省
エネタイプの家電製品を購入することも可能であるが、
最終的に購入代金分だけの金額を購入先のメーカに支払
う必要があり、これに加えてさらに利子を支払う必要が
ある。
【0008】このように電力の消費量の少ない省エネタ
イプの家電製品が発売された際、ユーザが省エネタイプ
の家電製品に買い換えると、家電製品を販売するメーカ
に購入代金を支払わなければならないので、家計を圧迫
することになる。
【0009】すなわち、省エネタイプの家電製品が発売
されてもまとまった金額の購入代金が必要になるので、
家電製品を速やかに買い替えて使用することができない
という課題(第1の課題)がある。
【0010】一方、電力などのエネルギー資源を有効活
用する観点からも上記のような省エネタイプの家電製品
を普及させ、電力消費量を少なくすることは重要な問題
である。地球環境に存在するエネルギー資源は有限であ
るからである。ところが上記のようにユーザが省エネタ
イプの家電製品に買い替えるためには、購入代金にあて
るまとまった金額が必要になるので、省エネタイプの家
電製品への買い替えが速やかに進まない。
【0011】すなわち、メーカが省エネタイプの家電製
品を開発し販売しても、省エネタイプの家電製品が速や
かに普及しないため電力などのエネルギー資源をより有
効活用することができないという課題(第2の課題)が
ある。
【0012】本発明は、上記第1の課題を考慮し、ユー
ザが速やかに家電製品を買い替えて使用することが出来
る電力消費システム、情報集合体及び媒体を提供するこ
とを目的とするものである。
【0013】また、本発明は、上記第2の課題を考慮
し、エネルギー資源を有効活用することが出来る電力消
費システム、情報集合体及び媒体を提供することを目的
とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために第1の本発明(請求項1に対応)は、電力を特別
価格で消費するよう予め設定されている特別価格専用機
器と、ユーザが前記特別価格専用機器を購入して使用す
ると、前記ユーザが前記特別価格専用機器を使用してい
ることを検知し、前記特別価格専用機器の電力消費量を
計測する電力管理手段と、前記計測された電力消費量に
対する料金を上乗せして課金する課金手段とを備え、前
記上乗せした料金の全部または一部を前記特別価格専用
機器を販売したメーカに支払うことを特徴とする電力消
費システムである。
【0015】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、電力を特別価格で消費するよう予め設定されている
特別価格専用機器と、ユーザが前記特別価格専用機器を
購入して使用すると、前記ユーザが前記特別価格専用機
器を使用していることを検知し、前記特別価格専用機器
の電力消費量を計測する電力管理手段と、前記計測され
た電力消費量に対する料金を上乗せして課金する課金手
段とを備え、前記上乗せした料金の全部または一部を前
記特別価格専用機器を販売したメーカに支払い、前記特
別価格専用機器は、前記電力を消費することによって所
定の動作を行う動作手段と、前記動作手段を省エネ制御
する省エネ制御手段とを有し、前記省エネ制御手段は、
前記電力管理手段の機能を兼ねていることを特徴とする
電力消費システムである。
【0016】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、電力を特別価格で消費するよう予め設定されている
特別価格専用機器と、ユーザが前記特別価格専用機器を
購入して使用すると、前記ユーザが前記特別価格専用機
器を使用していることを検知し、前記特別価格専用機器
の電力消費量を計測する電力管理手段と、前記特別価格
専用機器を省エネ制御する省エネ制御手段と、前記計測
された電力消費量に対する料金を上乗せして課金する課
金手段とを備え、前記上乗せした料金の全部または一部
を前記特別価格専用機器を販売したメーカに支払い、前
記省エネ制御手段は、前記電力管理手段の機能を兼ねて
いることを特徴とする電力消費システムである。
【0017】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記省エネ制御手段を販売したメーカが前記特別価
格専用機器を販売したメーカとは異なっている場合、前
記上乗せした料金の全部または一部を、前記省エネ制御
手段を販売したメーカ及び/または前記特別価格専用機
器を販売したメーカに支払うことを特徴とする第3の本
発明に記載の電力消費システムである。
【0018】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記電力管理手段は、前記特別価格専用機器の省エ
ネルギーの程度に関する情報をも保持しており、前記課
金手段は、前記省エネルギーの程度に関する情報に基づ
いて、上乗せする金額を決定することを特徴とする第1
の本発明に記載の電力消費システムである。
【0019】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記電力管理手段は、前記動作手段の省エネルギー
の程度に関する情報及び/または前記省エネ制御手段の
省エネルギーの程度に関する情報をも保持しており、前
記課金手段は、前記動作手段の省エネルギーの程度に関
する情報及び/または前記省エネ制御手段の省エネルギ
ーの程度に関する情報に基づいて、前記上乗せする金額
を決定することを特徴とする第2〜4の本発明のいずれ
かに記載の電力消費システムである。
【0020】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、前記電力管理手段が計測した電力消費量と前記省エ
ネルギーの程度に関する情報とを集計して検針情報を作
成し、前記作成した検針情報をネットワークを介して前
記課金手段に通知する自動検針手段を備えたことを特徴
とする第5または6の本発明に記載の電力消費システム
である。
【0021】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、前記ネットワークは、配電線搬送またはインターネ
ットまたは専用回線または電話回線または無線であるこ
とを特徴とする第7の本発明に記載の電力消費システム
である。
【0022】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、前記特別価格専用機器、前記電力管理手段及び前記
自動検針手段は、前記ユーザの家に設置されており、前
記課金手段は、電力会社の管理センタに設置されている
ことを特徴とする第8の本発明に記載の電力消費システ
ムである。
【0023】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、購入される際、電力を特別価格で消費する特別
価格モードまたは電力を通常価格で消費する通常価格モ
ードのいずれかを選択可能なモード選択可能機器と、ユ
ーザが前記特別価格モードを選択して前記モード選択可
能機器を購入して使用すると、前記ユーザが前記モード
選択可能機器を前記特別価格モードで使用していること
を検知し、前記モード選択可能機器の電力消費量を計測
する電力管理手段と、前記モード選択可能機器が前記特
別価格モードで使用されている場合、前記計測された電
力消費量に対する料金を上乗せして課金する課金手段と
を備え、前記上乗せした料金の全部または一部を前記モ
ード選択可能機器を販売したメーカに支払うことを特徴
とする電力消費システムである。
【0024】また、第11の本発明(請求項11に対
応)は、購入される際、電力を特別価格で消費する特別
価格モードまたは電力を通常価格で消費する通常価格モ
ードのいずれかを選択可能なモード選択可能機器と、ユ
ーザが前記特別価格モードを選択して前記モード選択可
能機器を購入して使用すると、前記ユーザが前記モード
選択可能機器を前記特別価格モードで使用していること
を検知し、前記モード選択可能機器の電力消費量を計測
する電力管理手段と、前記モード選択可能機器が前記特
別価格モードで使用されている場合、前記計測された電
力消費量に対する料金を上乗せして課金する課金手段と
を備え、前記上乗せした料金の全部または一部を前記モ
ード選択可能機器を販売したメーカに支払い、前記モー
ド選択可能機器は、前記電力を消費することによって所
定の動作を行う動作手段と、前記動作手段を省エネ制御
する省エネ制御手段とを有し、前記省エネ制御手段は、
前記電力管理手段の機能を兼ねていることを特徴とする
電力消費システムである。
【0025】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、購入される際、電力を特別価格で消費する特別
価格モードまたは電力を通常価格で消費する通常価格モ
ードのいずれかを選択可能なモード選択可能機器と、前
記モード選択可能機器を省エネ制御する省エネ制御手段
と、ユーザが前記特別価格モードを選択して前記モード
選択可能機器を購入して使用すると、前記ユーザが前記
モード選択可能機器を前記特別価格モードで使用してい
ることを検知し、前記モード選択可能機器の電力消費量
を計測する電力管理手段と、前記モード選択可能機器が
前記特別価格モードで使用されている場合、前記計測さ
れた電力消費量に対する料金を上乗せして課金する課金
手段とを備え、前記上乗せした料金の全部または一部を
前記モード選択可能機器を販売したメーカに支払い、前
記省エネ制御手段は、前記電力管理手段の機能を兼ねて
いることを特徴とする電力消費システムである。
【0026】また、第13の本発明(請求項13に対
応)は、前記省エネ制御手段を販売したメーカが前記モ
ード選択可能機器を販売したメーカとは異なっている場
合、前記モード選択可能機器が前記特別価格モードで使
用されている際、前記上乗せした料金の全部または一部
を、前記省エネ制御手段を販売したメーカ及び/または
前記モード選択可能機器を販売したメーカに支払うこと
を特徴とする第12の本発明に記載の電力消費システム
である。
【0027】また、第14の本発明(請求項14に対
応)は、前記電力管理手段は、前記モード選択可能機器
の省エネルギーの程度に関する情報をも保持しており、
前記課金手段は、前記省エネルギーの程度に関する情報
に基づいて、前記上乗せする金額を決定することを特徴
とする第10の本発明に記載の電力消費システムであ
る。
【0028】また、第15の本発明(請求項15に対
応)は、前記電力管理手段は、前記動作手段の省エネル
ギーの程度に関する情報及び/または前記省エネ制御手
段の省エネルギーの程度に関する情報をも保持してお
り、前記課金手段は、前記動作手段の省エネルギーの程
度に関する情報及び/または前記省エネ制御手段の省エ
ネルギーの程度に関する情報に基づいて、前記上乗せす
る金額を決定することを特徴とする第11〜13の本発
明のいずれかに記載の電力消費システムである。
【0029】また、第16の本発明(請求項16に対
応)は、前記電力管理手段が計測した電力消費量と前記
省エネルギーの程度に関する情報とを集計して検針情報
を作成し、前記作成した検針情報をネットワークを介し
て前記課金手段に通知する自動検針手段を備えたことを
特徴とする第14または15の本発明に記載の電力消費
システムである。
【0030】また、第17の本発明(請求項17に対
応)は、前記ネットワークは、配電線搬送またはインタ
ーネットまたは専用回線または電話回線または無線であ
ることを特徴とする第16の本発明に記載の電力消費シ
ステムである。
【0031】また、第18の本発明(請求項18に対
応)は、前記モード選択可能機器、前記電力管理手段及
び前記自動検針手段は、前記ユーザの家に設置されてお
り、前記課金手段は、電力会社の管理センタに設置され
ていることを特徴とする第17の本発明に記載の電力消
費システムである。
【0032】また、第19の本発明(請求項19に対
応)は、前記ユーザの家に設置されており、前記自動検
針手段が作成した前記検針情報を受け取り、前記検針情
報に基づいて前記集計した電力消費量を料金に換算して
表示する表示手段を備えたことを特徴とする第9または
18の本発明に記載の電力消費システムである。
【0033】また、第20の本発明(請求項20に対
応)は、前記省エネ制御手段は、人体の在不在を検知す
る人体検知手段と、前記検知結果に基づいて、防犯また
は防災のための通報を行うセキュリティー手段とを有
し、前記省エネ制御手段は、前記検知結果に基づいて前
記省エネ制御を行うことを特徴とする第2〜4、6、1
1〜13、15の本発明のいずれかに記載の電力消費シ
ステムである。
【0034】また、第21の本発明(請求項21に対
応)は、電力を消費して所定の動作を行う機器と、人体
の在不在を検知する人体検知センサと、前記検知結果に
基づいて前記機器を省エネ制御する省エネ制御手段と、
前記検知結果に基づいて、防犯または防災のための通報
を行うセキュリティー手段とを備えたことを特徴とする
電力消費システムである。
【0035】また、第22の本発明(請求項22に対
応)は、第1〜21の本発明のいずれかに記載の電力消
費システムの全部または一部の手段の全部または一部の
機能をコンピュータにより実行させるためのプログラム
及び/またはデータを担持した媒体であって、コンピュ
ータにより処理可能なことを特徴とする媒体である。
【0036】また、第23の本発明(請求項23に対
応)は、第1〜21の本発明のいずれかに記載の電力消
費システムの全部または一部の手段の全部または一部の
機能をコンピュータにより実行させるためのプログラム
及び/またはデータであることを特徴とする情報集合体
である。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0038】(第1の実施の形態)まず、第1の実施の
形態について説明する。
【0039】図1に、本実施の形態の電力消費システム
の構成を示す。
【0040】本実施の形態の電力消費システムは、宅内
1と電力会社13に設置されている。宅内1と電力会社
13とは配電線20、中継装置19、光ファイバ21に
よって中継される。宅内1は、実際は多数ある。すなわ
ち、電力会社13が電力を供給する多数の家庭が宅内1
に相当する。
【0041】宅内1には、自動検針装置2、分電盤3、
電力管理ユニット4、特別価格専用エアコン5、電力管
理ユニット6、通常エアコン7、STB8、テレビ9、
電灯線10、電灯線11、電灯線12が配設されてい
る。
【0042】自動検針装置2は、宅内1で消費される電
力量を計測して、検針情報を作成し、配電線20を利用
した配電線搬送によって中継装置19を介して電力会社
13の通信手段14に自動的に送信する装置である。
【0043】分電盤3は、電力会社13から配電線20
を介して送電されてくる電力を分電し、漏電ブレーカと
しても機能する手段である。
【0044】電灯線10、11、12は分電盤3で分電
された電力をそれぞれ電力管理ユニット6、電力管理ユ
ニット4、STB8に供給する導電性の線路である。
【0045】電力管理ユニット4は、特別価格専用エア
コン5が消費する電力を計測し、計測した結果を電灯線
11を利用した電灯線搬送により自動検針装置2に通知
するとともに、特別価格専用エアコン5の省エネの程度
に関する情報を保持し、特別価格専用エアコン5を制御
する手段である。
【0046】特別価格専用エアコン5は、消費電力の少
ない省エネタイプのエアコンであり、安価な価格である
特別価格でユーザに販売されたエアコンである。なお、
特別価格専用エアコン5については後述する。
【0047】電力管理ユニット6は、通常エアコン7が
消費する電力を計測し、計測した結果を電灯線10を利
用した電灯線搬送により自動検針装置2に通知するとと
もに、通常エアコン7を制御する手段である。
【0048】通常エアコン7は、通常の販売価格で販売
されたエアコンである。なお、通常エアコン7について
は後述する。
【0049】STB8は、自動検証装置2から送られて
くる検針情報を電灯線12を利用した電灯線搬送によっ
て受信し、検針情報から電力消費量を料金に換算してテ
レビ9に表示する機能を有するセットトップボックスで
ある。
【0050】電力会社13には、通信手段14、ユーザ
管理手段15、ユーザ情報データベース16、課金手段
17、支払い手段18が設置されている。
【0051】通信手段14は、光ファイバ21、中継装
置19、配電線20を介して、自動検針装置2からの検
針情報を受信する手段である。
【0052】ユーザ管理手段15は、宅内1などの各家
庭から送られてくる検針情報をユーザ情報データベース
16に格納し、さらに電力料金の払い込みの有無などの
ユーザ情報をユーザ情報データベース16に格納及び更
新して管理する手段である。
【0053】ユーザ情報データベース16は、宅内1な
どの各家庭から送られてきた検針情報及び電力料金の払
い込みの有無などのユーザ情報を格納するデータベース
である。
【0054】課金手段17は、ユーザ情報データベース
16に格納されている検針情報とユーザ情報に基づい
て、ユーザに課金する手段であり、通常エアコン7やS
TB8などの機器が消費した電力量については、料金を
上乗せせずに課金し、特別価格専用エアコン5によって
消費された電力量については、料金を上乗せして課金す
る手段である。
【0055】支払い手段18は、ユーザに課金された料
金のうち、料金を上乗せした金額のうちの一部の金額
を、特別価格専用エアコン5を販売したメーカに支払う
手段である。
【0056】また、中継装置19は、配電線搬送を利用
して送られてきた信号を受信し、光ファイバ21に転送
し、逆に光ファイバ21から送られてきた信号を配電線
20に配電線搬送を利用して転送する装置である。
【0057】なお、本実施の形態の特別価格専用エアコ
ン5は本発明の特別価格専用機器の例であり、本実施の
形態の電力管理ユニットは本発明の電力管理手段の例で
あり、本実施の形態の自動検針装置2は本発明の自動検
針手段の例であり、本実施の形態のSTB8、テレビ9
は本発明の表示手段の例である。
【0058】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0059】はじめに、前述したように、図2に、特別
価格専用エアコン5と通常エアコン7の例を示す。
【0060】特別価格専用エアコン5は、販売価格4
0,000円で販売され、単位時間あたりの電力消費量
は300w/hであるとする。これに対して、通常エア
コン7は、販売価格120,000円で販売され、単位
時間あたりの電力消費量は700w/hであるとする。
また、特別価格専用エアコン5と通常エアコン7の冷房
能力及び暖房能力などのエアコンとしての性能は同程度
であるとする。
【0061】実際は、エアコンの電力消費量は、宅内1
の部屋の広さや宅内1が木造家屋か鉄筋コンクリートの
家屋かなどの宅内1の環境、及び外気温度、または冷房
または暖房の設定温度によって変動する。しかし理解を
容易にするために上記のように単位時間あたりの電力消
費量が固定値であるとして説明する。そして、実際のエ
アコンを使用する際には上記の単位時間あたりの電力消
費量が単位時間あたりの電力消費量の平均値を表すと読
み代えればよい。
【0062】このように、特別価格専用エアコン5は、
通常エアコン7とエアコンとしての性能は同程度である
にもかかわらず、通常エアコン7に対して販売価格が半
値以下で販売され、しかも単位時間あたりの電力消費量
も半分以下である。
【0063】また、通常エアコン7は、宅内1のユーザ
が既に購入して宅内1で使用中であるとする。そして、
特別価格専用エアコン5は新製品であるので、現在ユー
ザが購入を検討しているとする。
【0064】また、電力を使用した時に電力会社から課
金される料金は、通常100w/hあたりつき10円で
あるとする。
【0065】通常エアコン7を使用して消費した分の電
力料金は通常価格である100w/hあたりにつき10
円となる。これに対して、特別価格専用エアコン5を使
用して消費した分の電力料金は通常価格である100w
/hあたりにつき3円だけ上乗せされ、100w/hあ
たりにつき10円となる。
【0066】すなわち、特別価格専用エアコン5を使用
することによって消費した分の電力料金は、通常エアコ
ン7を使用することによって消費した分の電力料金より
も単位時間あたりの料金は上乗せされた分だけ高くな
る。
【0067】しかしながら、単位時間あたりの電力使用
料金は通常エアコン7よりも特別価格専用エアコン5を
使用する方が割高になるが、特別価格専用エアコン5を
使用する方が通常エアコン7を使用するより単位時間あ
たりの電力消費量が少ない。従って、通常エアコン7を
使用するよりも特別価格専用エアコン5を使用する方
が、結果的にユーザが電力会社に支払う料金は少なくな
る。例えば、特別価格専用エアコン5を8時間使用した
場合の電力料金は8(時間)×13(円)×300(w
/h)/100(w/h)=312円となる。一方、通
常エアコン7を8時間使用した場合の電力料金は8(時
間)×10(円)×700(w/h)/100(w/
h)=560円となる。従って、特別価格専用エアコン
5を使用する方が、電力料金が248円だけ安くなる。
【0068】そして、電力会社13は、特別価格専用エ
アコン5を使用することによってユーザから支払われた
電力料金のうち上乗せした料金のうちの一部をメーカに
支払う。従って、特別価格専用エアコン5をメーカは安
価に販売しても、ユーザから電力会社に支払われた料金
の一部を電力会社がメーカに支払うので、赤字にならな
い。以上特別価格専用エアコン5と通常エアコン7の例
について説明した。
【0069】次に、このような特別価格専用エアコン5
がユーザによって購入され、宅内1に設置され、使用さ
れる動作を説明する。
【0070】図3に、メーカ26、宅内1のユーザ2
5、電力会社13のやり取りを示す。
【0071】メーカ26は、インターネットのWEBペ
ージに販売したいエアコンを掲載し、注文フォームを閲
覧する。
【0072】ユーザ25は、メーカ26のWEBページ
を閲覧して新しいエアコンの購入を検討している。前述
したように、特別価格専用エアコン5は、通常エアコン
7よりも安価な価格で購入出来、エアコンとしての性能
は同等であり、しかも電力会社に支払う電力料金も安く
なるので、特別価格専用エアコン5を購入する決心をし
たとする。
【0073】ユーザ25は自らのパーソナルコンピュー
タにWEBページの注文フォームをダウンロードし、注
文フォームに氏名、住所、代金支払い方法、納品希望日
時、エアコン設置工事希望日時などを記載し、メーカ2
6のWEBサーバに転送する。
【0074】このようにして、ユーザ25は省エネタイ
プの特別価格専用エアコン5を図3の購入30に示した
ように通常エアコン7より安価な購入価格で購入する。
さらに、図3の購入代金支払い31に示すように、ユー
ザ25は注文フォームで指定した代金支払い方法で購入
代金を支払う。このような購入代金の支払い方法とし
て、例えばインターネットを利用したクレジットカード
による支払いや電子マネーを利用した支払いを行うこと
が出来る。
【0075】メーカ26では、宅内1のユーザ25から
送られてきた注文フォームに基づいて、ユーザ25によ
って指定された納品希望日時に特別価格専用エアコン5
を宅内1に納品する。そして、メーカ26は、納品され
た特別価格専用エアコン5の設置工事をエアコン設置工
事希望日時に行う。
【0076】エアコン設置工事の際、工事業者は宅内1
に特別価格専用エアコン5を設置工事を行うとともに、
特別価格専用エアコン5に電力管理ユニット4を接続す
る。そして、工事業者は、電力管理ユニット4を初期設
定する。すなわち、特別価格専用エアコン5の省エネの
程度に関する情報を設定する。省エネの程度に関する情
報の例としては、例えば、通常エアコン7に対する単位
時間あたりの電力消費量の割合を設定する。図2の例で
は、300(w/h)/700(w/h)=0.43を
設定する。なお、省エネの程度に関する情報としては、
これに限らず、省エネの程度を省エネレベル3、2、1
などに等級分けした情報を設定しても構わない。
【0077】初期設定が完了すると、電力管理ユニット
4は、特別価格専用エアコン5が設置されたこととその
省エネの程度に関する情報を電灯線11を利用した電灯
線搬送によって自動検針装置2に通知する。
【0078】自動検針装置2は、電力管理ユニット4か
ら特別価格専用エアコン5が設置されたことを通知され
ると、その通知を電力会社13の通信手段14に転送す
る。
【0079】すなわち、自動検針装置2は、配電線搬送
を利用して配電線20にその通知を出力し、中継装置1
9がその通知を受け取る。さらに中継装置19は、その
通知を光ファイバ21に出力する。
【0080】通信手段14は、光ファイバ21からその
通知を受信する。そして、通信手段21は受信した通知
をユーザ管理手段15に出力する。
【0081】ユーザ管理手段15は、通信手段14から
の通知を受け取ると、宅内1のユーザ25のユーザ情報
を更新する。すなわち、ユーザ情報データベース16に
ユーザ25が特別価格専用エアコン5の使用を開始する
ことと特別価格専用エアコン5の省エネの程度に関する
情報を格納する。
【0082】さらに、ユーザ管理手段15は、ユーザ情
報データベース16の更新が完了すると、通信手段14
に特別価格専用エアコン5が使用可能になったことを通
知する。
【0083】通信手段14は上記と逆の経路をたどりこ
の通知を電力管理ユニット4に送信する。
【0084】電力管理ユニット4は、通信手段14から
送信されてきた通知を受信すると、動作可能状態にな
る。すなわち、特別価格専用エアコン5への電力の供給
を開始する。このようにして、特別価格専用エアコン5
をユーザ25が使用することが可能になる。
【0085】電力会社13からは、配電線20を利用し
て電力が宅内1に供給されている。この電力は自動検針
装置2で宅内1に供給される総電力消費量を計測されな
がら、分電盤3に供給される。
【0086】そして、分電盤3で分電され、各電灯線1
0、11、12に供給される。
【0087】電灯線11に供給された電力は電力管理ユ
ニット4で、電力消費量を計測されながら、特別価格専
用エアコン5に供給される。
【0088】特別価格専用エアコン5は、このようにし
て電力管理ユニット4を経由して供給される電力を消費
することによって動作する。すなわち、図3において、
特別価格専用エアコン5は、電力会社13から供給され
る電力を電力消費32のように消費して動作する。
【0089】同様に、通常エアコン7は、電灯線10か
ら電力管理ユニット6を経由して供給される電力を消費
することによって動作する。このとき、電力管理ユニッ
ト6は、通常エアコン7が消費する電力を計測する。
【0090】また、電灯線12に分電された電力は、S
TB8、テレビ9に供給される。そして、この電力の供
給を受けて、STB8、テレビ9が動作する。
【0091】特別価格専用エアコン5を使用する際に
は、まず、ユーザは、特別価格専用エアコン5のリモコ
ンを操作することによって、特別価格専用エアコン5を
起動する。そうすると、上記で説明したように、特別価
格専用エアコン5は、電力管理ユニット4を経由して供
給される電力を消費することによって動作を開始する。
【0092】電力管理ユニット4は、特別価格専用エア
コン5が消費する電力量を計測しており、所定の時間毎
に例えば30秒に1回自動検針装置2に特別価格専用エ
アコン5が消費した電力量を電灯線搬送によって通知す
る。
【0093】自動検針装置2は、電力管理ユニット4か
ら送られてきた通知を受信すると、特別価格専用エアコ
ン5が所定時間毎に消費した電力量を集計する。
【0094】同様に、電力管理ユニット6は、通常エア
コン7が消費する電力量を所定の時間毎例えば30秒に
1回自動検針装置2に電灯線搬送によって通知する。
【0095】自動検針装置2は、電力管理ユニット6か
ら送られてくる通知を受信すると、通常エアコン7が所
定時間毎に消費した電力量を集計する。
【0096】STB8、テレビ9が消費する電力量は、
電力管理ユニットが設置されていないので、直接計測す
ることは出来ないが、自動検針装置2が計測した総電力
量から、特別価格専用エアコン5と通常エアコン7が消
費する電力量を差し引いたものとして求めることが出来
る。
【0097】このようにして、自動検針装置2は、特別
価格専用エアコン5が消費した電力量、通常エアコン7
が消費した電力量、それ以外の機器が消費した電力量を
集計していき、所定の時間毎に例えば1日に1回配電線
搬送によって、通信手段14に電力消費量を通知する。
【0098】また、自動検針装置2は、集計した電力消
費量や特別価格専用エアコン5の省エネの程度に関する
情報を電灯線搬送によりSTB8に通知する。STB8
は、自動検針装置2から送られてきたこれらの情報から
電気料金を計算し、ユーザからの指示を受けると、テレ
ビ9に表示する。このようにして、今月分の現時点まで
消費した電力料金や各機器毎の電気料金をもテレビ9の
画面で確認することができる。
【0099】一方、通信手段14は、自動検針装置2か
らの通知を受信すると、ユーザ管理手段15に転送す
る。
【0100】ユーザ管理手段15は、この通知をもとに
ユーザ情報データベース16を更新する。すなわち、宅
内1のユーザ25のユーザ情報のうち、消費した電力量
を各機器毎に更新する。
【0101】ユーザ管理手段15は、このように自動検
針装置2から1日に1回電力消費量が通知されると、そ
の都度ユーザ情報データベース16の対応するユーザの
情報を更新していく。
【0102】このように、宅内1において電力を消費す
ることによって各機器が動作する。
【0103】そして、所定の時間例えば1ヶ月毎に、ユ
ーザ管理手段15は、課金手段17にユーザ25に課金
するよう指示する。
【0104】これを受けて、課金手段17は、ユーザ2
5に課金する。すなわち、ユーザ管理手段15から、特
別価格専用エアコン5、通常エアコン7などの各機器毎
の電力消費量、及び特別価格専用エアコン5の省エネの
程度に関する情報をユーザ管理手段15に要求する。ユ
ーザ管理手段15は、これらの情報をユーザ情報データ
ベース16から読み出す。
【0105】そして、通常エアコン7、STB8、テレ
ビ9が消費した電力量に対する料金は通常料金を適用す
る。すなわち、図2に示すように100w/hあたりに
つき10円として料金を計算する。これに対して特別価
格専用エアコン5が消費した電力量に対する料金は、省
エネの程度に関する情報に応じて通常料金に上乗せした
料金を適用する。例えば、図2に示すように、特別価格
専用エアコン5の省エネの程度が0.43に設定されて
いるので、この場合、100w/hあたりにつき3円だ
け上乗せし、13円として料金を計算する。このように
特別価格専用エアコン5については、単位時間あたりに
消費する電力量が小さいほど、100w/hあたりの料
金に上乗せする金額を大きくする。
【0106】このようにして、課金手段17は、特別価
格専用エアコン5が消費した電力量に対する料金が、仮
に通常の機器が消費したとした料金に上乗せした料金と
なるように計算する。
【0107】このようにして計算した電力使用料金を宅
内1のユーザ25に課金する。そして、課金手段18
は、ユーザ25の銀行口座などから自動的に電力使用料
金を引き落とす。すなわち、図3の上乗せされた電力料
金の支払い33に示すように、特別価格専用エアコン5
が消費した電力量については、ユーザ25は上乗せされ
た料金を支払う。
【0108】課金手段17は、ユーザに課金する料金
や、ユーザからの支払いの有無などの課金情報をユーザ
管理手段15に通知し、ユーザ管理手段15は、通知さ
れた課金情報をユーザ情報データベース16にユーザ毎
に格納更新する。
【0109】一方、ユーザ25が銀行口座からの自動引
き落としなどによって、その月に使用した電力料金を支
払ったとする。
【0110】そうすると、支払い手段18は、電力量使
用料金のうち上乗せされた料金のうちの一部をメーカに
支払う。すなわち、図3の上乗せされた電力料金の一部
支払い34に示すように特別価格専用エアコン5が消費
した電力料金のうち、上乗せされた料金のうちの一部を
特別価格専用エアコン5を販売したメーカ26に支払
う。
【0111】例えば、特別価格専用エアコン5が消費し
た電力量には、100w/hあたりにつき3円だけ料金
が上乗せされているが、このうち100w/hにつき2
円を特別価格専用エアコン5を販売したメーカ26に支
払う。
【0112】このように、支払い手段18が、特別価格
専用エアコン5を販売したメーカ26に上乗せした料金
の一部を支払うので、そのメーカ26は特別価格専用エ
アコン5を販売時に原価を割って販売しても、損をする
ことがない。さらに、販売価格が安価であるので、より
多くの特別価格専用エアコン5を販売することが出来
る。
【0113】また、特別価格専用エアコン5が安価に販
売されるので、ユーザは、より家計を圧迫せず特別価格
専用エアコン5を購入することが出来る。さらに、ユー
ザが特別価格専用エアコン5を購入して使用すると、そ
の電力使用料金は省エネの程度に応じて上乗せして設定
されるが、特別価格専用エアコン5自体が消費する電力
量が従来機に比べてより少なくなるので、特別価格専用
エアコン5を使用することによって支払うべき電力使用
料金は使用以前に比べて少なくなる。
【0114】また、電力会社13は、特別価格専用エア
コン5をユーザ25が使用することによって100w/
hあたりの料金を上乗せしてユーザ25から支払いを受
けることが出来るので、その一部をメーカ26に支払う
としても利益が大きくなる。
【0115】また、このようにより電力消費量の少ない
エアコンを特別価格専用エアコン5として販売すれば、
速やかに省エネタイプのエアコンを普及させることが出
来る。すなわち、各家庭ではより消費電力の少ないエア
コンへの買い替えが進み、結果として総電力消費量が減
少する。従って、本実施の形態の電力消費システムを使
用すればエネルギー資源の有効活用を推進することが出
来る。
【0116】なお、本発明の特別価格専用機器は、本実
施の形態における特別価格専用エアコン5に限らず、洗
濯機、テレビ、パソコンなど、要するに電力を消費して
その機能をはたす機器でありさえすればよい。
【0117】さらに、本実施の形態では、電力管理ユニ
ット6を通常エアコン7に対して設けたが、通常エアコ
ン7には電力管理ユニット6を設けなくても構わない。
この場合、通常エアコン7が消費した電力量は計測出来
なくなるが、特別価格専用エアコン5が使用した電力消
費量は計測出来、宅内1で消費した総電力量も計測出来
るので、電力使用料金の計算には支障をきたさない。要
するに、電力管理ユニットは、少なくとも特別価格専用
エアコン毎に設置しさえすればよい。
【0118】さらに、本実施の形態では、省エネの程度
に関する情報が同程度の能力を有する通常のエアコンに
対する単位時間あたりの電力消費量の割合であるとして
説明したがこれに限らない。省エネの程度に関する情報
が、省エネの程度を省エネレベル3、2、1などに等級
分けした情報であっても構わない。この場合、省エネ効
果が高い程等級数が大きくしても構わないし、その逆で
も構わない。要するに省エネの程度に関す情報とは、そ
の機器を使用することによって省エネ効果の大小を数値
及び/または記号で表現した情報でありさえすればよ
い。
【0119】さらに、本実施の形態では特別価格専用エ
アコン5が同等の冷暖房能力を有する他の通常のエアコ
ンに比べて、消費電力が少ない省エネタイプのエアコン
であるとして説明したが、これに限らない。特別価格専
用エアコン5が同等の冷暖房能力を有する他の通常のエ
アコンに比べて、電力量も同等に消費しても構わない。
このような場合、電力資源を有効活用することは出来な
いが、同様にユーザ25が特別価格専用エアコンを容易
に購入することが出来る。またメーカ26もエアコンを
より多く販売出来るようになる。
【0120】さらに、本実施の形態では、特別価格専用
エアコン5の販売価格と電力使用料金を図2のように設
定して説明したが、これに限らない。販売価格を図2の
例より高くし、電力使用料金を図2の例より安くしても
構わないし、販売価格を図2の例より安くし、電力料金
を図2の例より高くしても構わない。要するに、メーカ
26、ユーザ25、電力会社13の全部または一部にメ
リットがあればどのように販売価格及び電力使用料金を
設定しても構わない。
【0121】さらに、特別価格専用エアコン5を使用す
ることによって消費した分の電力料金は、通常エアコン
7を使用することによって消費した分の電力料金よりも
単位時間あたりの料金は上乗せしているが、電力料金の
単位時間あたりの料金は同じでも、消費した電力量その
ものを上乗せすることでも構わない。
【0122】さらに、本実施の形態では特別価格専用エ
アコン5が消費した電力の料金のうち上乗せした金額の
一部をメーカ26に支払うとして説明したが、これに限
らない。上乗せした金額の全部をメーカ26に支払って
も構わない。
【0123】さらに、本実施の形態では特別価格専用エ
アコン5を安価にユーザ25に販売するとして説明した
が、これに限らない。特別価格専用エアコン5をユーザ
25に無償で提供しても構わない。この場合には、特別
価格専用エアコン5が消費した金額をさらに上乗せした
り、あるいは、上乗せした金額のうちメーカ26に支払
う金額を増やすなどすれば、無償で特別価格専用エアコ
ン5を提供したメーカ26が損をすることはなく、本実
施の形態と同等の効果が得られる。あるいは、特別価格
専用エアコン5をユーザ25に無償に提供するが、その
際、すでにユーザ25の宅内1に設置されている通常エ
アコン7とリプレースするようにしても構わない。
【0124】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態について説明する。
【0125】図4に本実施の形態の電力消費システムの
構成を示す。本実施の形態の電力消費システムは、第1
の実施の形態の電力消費システムの電力管理ユニット
4、特別価格専用エアコン5の代わりにそれぞれ電力管
理ユニット22、モード選択可能エアコン23を備えて
いる。それ以外は第1の実施の形態と同一である。
【0126】モード選択可能エアコン23は、電力を特
別価格で消費する特別価格モードまたは電力を通常価格
で消費する通常価格モードのいずれかを購入時に選択す
ることが出来、電力消費量が従来機に比較して少ない省
エネタイプのエアコンである。
【0127】電力管理ユニット22は、モード選択可能
エアコン23が消費する電力を計測し、計測した結果を
電灯線搬送により電灯線11を介して自動検針装置2に
通知するとともに、モード選択可能エアコン23の省エ
ネの程度に関する情報とモード選択可能エアコン23が
特別価格モードで使用されているかまたは通常価格モー
ドで使用されているかを示す情報とを保持し、これらの
情報を必要に応じて自動検針装置2に送信し、またモー
ド選択可能エアコン23を制御する手段である。
【0128】通常エアコン7は、通常の販売価格で販売
されたエアコンである。
【0129】それ以外は第1の実施の形態と同一である
ので、記述を省略する。
【0130】なお、本実施の形態のモード選択可能エア
コン23は本発明のモード選択可能機器の例であり、本
実施の形態の電力管理ユニット22は本発明の電力管理
手段の例であり、本実施の形態の自動検針装置2は本発
明の自動検針手段の例である。
【0131】次にこのような本実施の形態の動作を第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0132】まず、図5に、モード選択可能エアコン2
3の2つのモードの例を示す。
【0133】すなわち、ユーザが購入時に特別価格モー
ドを選択してモード選択可能エアコン23を購入した場
合、モード選択可能エアコン23は10,000円で販
売される。これに対して、ユーザが購入時に通常価格モ
ードを選択してモード選択可能エアコン23を購入した
場合、モード選択可能エアコン23は70,000円で
販売される。すなわち、特別価格モードを選択した方
が、通常価格モードを選択するよりも安価な価格でモー
ド選択可能エアコン23を購入することが出来る。
【0134】また、モード選択可能エアコン23が動作
する際に単位時間あたりの電力消費量は、特別価格モー
ドを選択した場合も通常価格モードを選択した場合もと
もに900w/hとなる。すなわち、モード選択可能エ
アコン23の性能、機能は、特別価格モードと通常価格
モードのいずれを選択しても同一である。
【0135】また、モード選択可能エアコン23を特別
価格モードで使用した場合の電力使用料金は、10w/
hあたりにつき12円となる。これに対してモード選択
可能エアコン23を通常価格モードで使用した場合の電
力使用料金は、10w/hあたりにつき10円となる。
すなわち、特別価格モードで使用した場合の電力使用料
金は、通常価格モードで使用した場合の電力使用料金に
上乗せされた料金となる。
【0136】次に、このようなモード選択可能エアコン
23がユーザによって購入され、宅内1に設置され、使
用される動作を説明する。
【0137】図3に、メーカ26、宅内1のユーザ2
5、電力会社13のやり取りを示す。ユーザ25がモー
ド選択可能エアコン23を特別価格モードで購入すると
する。この場合、図3の購入30に示すようにユーザ2
5は第1の実施の形態と同様にしてモード選択可能エア
コン23を特別価格モードを選択して購入する。
【0138】ユーザ25はモード選択可能エアコン23
を購入すると購入代金支払い31に示すように購入代金
を支払う。図5に示すようにモード選択可能エアコン2
3を特別価格モードで購入した場合、購入代金として1
0,000円をメーカ26に支払う。
【0139】エアコン設置工事の際、工事業者は宅内1
にモード選択可能エアコン23の設置工事を行うととも
にするとともに、モード選択可能エアコン23に電力管
理ユニット22を接続する。
【0140】そして、工事業者は、電力管理ユニット2
2を初期設定する。この初期設定は、第1の実施の形態
で行った初期設定に加えて、モード選択可能エアコン2
3が特別価格モードで使用されることを設定する。
【0141】初期設定が完了すると、電力管理ユニット
22は、モード選択可能エアコン23が設置されたこと
とその省エネの程度に関する情報と特別価格モードで使
用されることを電灯線搬送によって自動検針装置2に通
知する。
【0142】以下第1の実施の形態と同様にして、モー
ド選択可能エアコン23を使用することが出来る。
【0143】すなわち、図3の電力消費32に示すよう
にモード選択可能エアコン23は電力を消費することに
よって動作する。
【0144】モード選択可能エアコン23を特別価格モ
ードで使用すると、電力使用料金は10w/hあたり2
円上乗せされる。すなわち、課金手段17は10w/h
あたりにつき12円課金する。
【0145】ユーザ25は、上乗せされた電力料金の支
払い33に示すように電力使用料金を支払う。
【0146】そして、図3の上乗せされた電力料金の一
部支払い34に示すように、課金手段17が課金した電
力使用料金のうち上乗せされた金額の一部を支払い手段
18は、モード選択可能エアコン23を特別価格モード
で販売したメーカ26に支払う。
【0147】モード選択可能エアコン23は第1の実施
の形態と同様に省エネタイプの機器であるので、第1の
実施の形態と同様の効果を持つ。
【0148】さらに、ユーザ25は、メーカ26からエ
アコンを購入する際に特別価格モードで購入するか通常
価格モードで購入するかを選択するので、例えば、ユー
ザ25がまとまった金額が用意出来ない場合は特別価格
モードで購入し、まとまった金額が用意出来た場合は通
常価格モードで購入するなど家電製品購入の選択肢を広
げることが出来る。
【0149】なお、本発明のモード選択可能機器は、本
実施の形態におけるモード選択可能エアコン23に限ら
ず、洗濯機、テレビ、パソコンなど、要するに電力を消
費してその機能をはたす機器でありさえすればよい。
【0150】さらに、本実施の形態では、電力管理ユニ
ット6を通常エアコン7に対して設けたが、通常エアコ
ン7には電力管理ユニット6を設けなくても構わない。
要するに、電力管理ユニットは、少なくともモード選択
可能エアコン毎に設置しさえすればよい。
【0151】さらに、本実施の形態では特別価格専用エ
アコン5やモード選択可能エアコン23が消費した電力
の料金のうち上乗せした金額の一部をメーカ26に支払
うとして説明したが、これに限らない。上乗せした金額
の全部をメーカ26に支払っても構わない。
【0152】(第3の実施の形態)次に、第3の実施の
形態について説明する。
【0153】図6に本実施の形態の電力消費システムの
構成を示す。本実施の形態の電力消費システムは、第1
の実施の形態の電力消費システムの電力管理ユニット
4、電力管理ユニット6の代わりにそれぞれ機器制御ア
ダプタ50、機器制御アダプタ51を備えている。それ
以外は第1の実施の形態と同一である。
【0154】機器制御アダプタ50は、第1の実施の形
態の電力管理ユニット4の機能に加え、特別価格専用エ
アコン5の動作を制御することによって、特別価格専用
エアコン5の消費電力をさらに少なくする省エネ制御を
行うことが出来る装置である。
【0155】同様に機器制御アダプタ51は、第1の実
施の形態の電力管理ユニット6の機能に加え、通常エア
コン7の動作を制御することによって、通常エアコン7
の消費電力を少なくする省エネ制御を行うことが出来る
装置である。
【0156】機器制御アダプタ50、51は、人体検知
センサ、セキュリティー手段をそれぞれ備えている。
【0157】すなわち、機器制御アダプタ50、51
は、宅内1の異なった部屋にそれぞれ、設置されてお
り、人体検知センサは、それぞれが設置されている部屋
に人体が在室しているか不在であるかを検知するセンサ
である。
【0158】また、セキュリティー手段は、人体検知セ
ンサの検知結果に基づいて、防犯や防災のために通報を
行う手段である。
【0159】また、機器制御アダプタ50、51は、そ
れぞれ人体検知センサの検知結果に基づいて、省エネ制
御を行う。
【0160】これ以外は、第1の実施の形態と同様であ
るので、説明を省略する。
【0161】なお、本実施の形態の機器制御アダプタ5
0と特別価格専用エアコン5は本発明の特別価格専用機
器の例であり、本実施の形態の機器制御アダプタ51と
通常エアコン7は、本発明の特別価格専用機器の例であ
り、本実施の形態の特別価格専用エアコン5は本発明の
特別価格専用機器の例であり、本実施の形態の機器制御
アダプタ50は本発明の電力管理手段の例であり、本実
施の形態の機器制御アダプタ51は本発明の電力管理手
段の例であり、本実施の形態の機器制御アダプタ50は
本発明の省エネ制御手段の例であり、本実施の形態の機
器制御アダプタ51は本発明の省エネ制御手段の例であ
り、本実施の形態の人体検知センサは本発明の人体検知
手段の例である。
【0162】次に、このような本実施の形態の動作を第
1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0163】機器制御アダプタ50、51は特別価格専
用エアコン5や通常エアコン7とは別に販売される。す
なわち、ユーザ25が特別価格専用エアコン5や通常エ
アコン7を宅内1に設置した後、機器制御アダプタ5
1、52を購入して、第1の実施の形態の電力管理ユニ
ット4、6の代わりに使用する。
【0164】機器制御アダプタ50、51は、それぞれ
特別価格専用エアコン5、通常エアコン7を省エネ制御
する。すなわち、機器制御アダプタ50、51は、室内
に人がいるかいないかを赤外線センサまたはカメラなど
の人体検知センサから送られてくる信号により判定し、
特別価格専用エアコン5や通常エアコン7の設定温度を
緩めたり、長期不在時は電源を切る等の、いわゆる人が
在不在かによって制御を実施する。
【0165】従って、第1の実施の形態の電力管理ユニ
ット4、6の代わりに機器制御アダプタ50、51を用
いた場合、さらに特別価格専用エアコン5や通常エアコ
ン7の消費電力が少なくなる。
【0166】このように機器制御アダプタ5、6を用い
て、人が不在のときに、制御をかけた場合とかけない場
合とで消費電力の差は容易に予測できる。この予測に
は、その時の室温や外気温度によりエアコン運転状況を
予測して、不在時に制御をかけない場合に使用しただろ
う電力量を算出し、それと実際に機器制御アダプタ4、
5により測定された電力使用量との差分を求めることが
可能である。
【0167】なお、省エネ制御の方法はこれには限らな
い。例えば、エアコンを一定時間間隔毎に強運転のON
/OFF運転する方法や、これを複数エアコン間で順番
に行う輪番制御などにおいても同様の効果は期待できる
のである。
【0168】従って、機器制御アダプタ50,51を使
用する場合の電力料金の上乗せ分は、リアルタイムに算
出、設定できる。
【0169】本実施の形態では、機器制御アダプタ5
0、51が上記のように省エネ制御することによって、
制御をかけない場合に使用した電力量と、制御をかける
ことによって使用した電力量の差、すなわち、機器制御
アダプタ50、51による省エネ分を加算して、電力料
金を上乗せする。
【0170】すなわち、特別価格専用エアコン5を使用
することによって上乗せされる電力料金にさらに、上記
の省エネ分を加算して上乗せする。すなわち、特別価格
専用エアコン5に機器制御アダプタ50を使用する場合
には、通常エアコン7に対する第1の実施の形態で説明
した省エネ分の設定に加えて、さらに機器制御アダプタ
50による省エネ分を加算して、電力料金に上乗せす
る。
【0171】また、通常エアコン7に対しても、機器制
御アダプタ51が制御することによる上記の省エネ分を
電力料金に上乗せする。
【0172】そして、機器制御アダプタ50、51の省
エネ分に対して上乗せされた電力料金の全部または一部
を、機器制御アダプタ50、51を販売したメーカに支
払う。
【0173】上述したように、人体検知センサを用いて
人の部屋での在不在を検知して、不在時に通常エアコン
7や特別価格専用エアコン5の設定温度を若干緩めに設
定することにより、省エネ制御が可能である。これと同
時に宅内1からユーザが外出した時や留守の部屋に対し
て、省エネ制御に用いた人体検知センサをセキュリティ
ーセンサとして使用することも出来る。
【0174】すなわち、セキュリティー手段は、人体検
知センサの検知結果に基づいて、防災や防犯のための通
報を行う。例えば、宅内1への侵入者や火事の発生など
を人体検知センサが検知すると、その検知結果に基づい
てセキュリティー手段が予めユーザが契約したセキュリ
ティーセンターに侵入者が侵入したことや火事が発生し
たことなどを通報する。
【0175】このようにすれば、さらに省エネ効果が得
られるとともに、第1の実施の形態と同等の効果が得ら
れる。さらに、防災や防犯の効果も得ることが出来る。
また、省エネ制御の目的と防災や防犯の目的にそれぞれ
専用のセンサを使用する代わりに、人体検知センサをこ
れらの目的に併用して使用するので、コストダウンする
ことが出来る。
【0176】なお、本実施の形態の人体検知センサは、
機器制御アダプタ50に内蔵されていても構わないし、
特別価格専用エアコン5や通常エアコン7に内蔵されて
いても構わない。また、機器制御アダプタ50、51、
特別価格専用エアコン5、通常エアコン7とは別に宅内
1に設置されていても構わない。
【0177】さらに、本実施の形態では、特別価格専用
エアコン5や通常エアコン7を購入してから、機器制御
アダプタ50や機器制御アダプタ51を購入して使用す
るとして説明したが、これに限らない。特別価格専用エ
アコン5を購入する際に機器制御アダプタ50を同時に
購入しても構わない。また、通常エアコン7を購入する
際に同時に機器制御アダプタ51を購入しても構わな
い。
【0178】さらに、機器制御アダプタ50、51は、
それぞれ特別価格専用エアコン5、通常エアコン7に内
蔵してもよく、また、外付けしても構わない。
【0179】さらに、機器制御アダプタ50を第2の実
施の形態で説明したモード選択可能エアコン23の制御
に使用しても構わない。この場合、モード選択可能エア
コン23を特別価格モードで使用する場合、本実施の形
態の特別価格専用エアコン5に対して機器制御アダプタ
50を使用する場合と同様にして電力料金を上乗せし、
上乗せ分の支払いをおこなえばよい。また、モード選択
可能エアコン23を通常価格モードで使用する場合に
は、本実施の形態の通常エアコン7に対して機器制御ア
ダプタ51を使用する場合と同様にして電力料金を上乗
せし、上乗せ分の支払いを行えばよい。
【0180】さらに、本実施の形態では、自動検針装置
2が配電線搬送によって検針情報を通信手段14に送信
するとして説明したが、これに限らない。自動検針装置
2がインターネット、専用回線、電話回線、無線など他
のネットワークによって検針情報を通信手段14に送信
するものであっても構わない。同様に、宅内1におい
て、電力管理ユニット23は電灯線搬送によって自動検
針装置2に通知しているが、これも専用配線や無線など
他のネットワークによって通信するものであっても構わ
ない。
【0181】さらに、本発明の電力消費システムまたは
機器制御装置の全部または一部の手段の全部または一部
の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラ
ム及び/またはデータを担持した媒体であって、コンピ
ュータにより処理可能なことを特徴とする媒体も本発明
に属する。
【0182】さらに、本発明の電力消費システムまたは
機器制御装置の全部または一部の手段の全部または一部
の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラ
ム及び/またはデータであることを特徴とする情報集合
体も本発明に属する。
【0183】さらに、本発明のデータとは、データ構
造、データフォーマット、データの種類などを含む。ま
た、本発明の媒体とは、ROM等の記録媒体、インター
ネット等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体を含
む。また、本発明の担持した媒体とは、例えば、プログ
ラム及び/またはデータを記録した記録媒体、やプログ
ラム及び/またはデータを伝送する伝送媒体等を含む。
また、本発明のコンピュータにより処理可能とは、例え
ば、ROMなどの記録媒体の場合であれば、コンピュー
タにより読みとり可能であることであり、伝送媒体の場
合であれば、伝送対象となるプログラム及び/またはデ
ータが伝送の結果として、コンピュータにより取り扱え
ることであることを含む。また、本発明の情報集合体と
は、例えば、プログラム及び/またはデータ等のソフト
ウエアを含むものである。
【0184】さらに、上記実施の形態のいずれかに記載
の電力消費システムの全部または一部の手段の全部また
は一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプ
ログラム及び/またはデータを記録したプログラム記録
媒体は、コンピュータにより読み取り可能であり、読み
取られた前記プログラム及び/またはデータが前記コン
ピュータと協動して前記機能を実行するプログラム記録
媒体であっても良い。
【0185】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、ユーザが家計を圧迫することなく家電製
品を買い替えて使用することが出来る電力消費システ
ム、情報集合体及び媒体を提供することが出来る。
【0186】また、本発明は、エネルギー資源を有効活
用することが出来る電力消費システム、情報集合体及び
媒体を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における電力消費シ
ステムの構成を示す図
【図2】本発明の第1の実施の形態における特別価格専
用エアコンの例を通常エアコンと比較して説明する図
【図3】本発明の第1及び第2の実施の形態におけるユ
ーザ25、メーカ26、電力会社13の関係を示す図
【図4】本発明の第2の実施の形態における電力消費シ
ステムの構成を示す図
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるモード選択
可能エアコンの特別価格モードと通常価格モードの例を
示す図
【図6】本発明の第3の実施の形態における電力消費シ
ステムの構成を示す図
【符号の説明】
1 宅内 2 自動検針装置 3 分電盤 4 電力管理ユニット 5 特別価格専用エアコン 6 電力管理ユニット 7 通常エアコン 8 STB 9 テレビ 10、11、12 電灯線 13 電力会社 14 通信手段 15 ユーザ管理手段 16 ユーザ情報データベース 17 課金手段 18 支払い手段 19 中継装置 20 配電線 21 光ファイバ 22 電力管理ユニット 23 モード選択可能エアコン 25 ユーザ 26 メーカ 30 購入 31 購入代金支払い 32 電力消費 33 上乗せされた電力料金の支払い 34 上乗せされた電力料金の一部支払い 50 機器制御アダプタ 51 機器制御アダプタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 大 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 児玉 久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 河瀬 光晴 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大石 信弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB00 BB07 BB11 CC05 CC08 CC36 CC48 EE02 GG04 GG07 GG09

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力を特別価格で消費するよう予め設定
    されている特別価格専用機器と、 ユーザが前記特別価格専用機器を購入して使用すると、
    前記ユーザが前記特別価格専用機器を使用していること
    を検知し、前記特別価格専用機器の電力消費量を計測す
    る電力管理手段と、 前記計測された電力消費量に対する料金を上乗せして課
    金する課金手段とを備え、 前記上乗せした料金の全部または一部を前記特別価格専
    用機器を販売したメーカに支払うことを特徴とする電力
    消費システム。
  2. 【請求項2】 電力を特別価格で消費するよう予め設定
    されている特別価格専用機器と、 ユーザが前記特別価格専用機器を購入して使用すると、
    前記ユーザが前記特別価格専用機器を使用していること
    を検知し、前記特別価格専用機器の電力消費量を計測す
    る電力管理手段と、 前記計測された電力消費量に対する料金を上乗せして課
    金する課金手段とを備え、 前記上乗せした料金の全部または一部を前記特別価格専
    用機器を販売したメーカに支払い、 前記特別価格専用機器は、前記電力を消費することによ
    って所定の動作を行う動作手段と、 前記動作手段を省エネ制御する省エネ制御手段とを有
    し、 前記省エネ制御手段は、前記電力管理手段の機能を兼ね
    ていることを特徴とする電力消費システム。
  3. 【請求項3】 電力を特別価格で消費するよう予め設定
    されている特別価格専用機器と、 ユーザが前記特別価格専用機器を購入して使用すると、
    前記ユーザが前記特別価格専用機器を使用していること
    を検知し、前記特別価格専用機器の電力消費量を計測す
    る電力管理手段と、 前記特別価格専用機器を省エネ制御する省エネ制御手段
    と、 前記計測された電力消費量に対する料金を上乗せして課
    金する課金手段とを備え、 前記上乗せした料金の全部または一部を前記特別価格専
    用機器を販売したメーカに支払い、 前記省エネ制御手段は、前記電力管理手段の機能を兼ね
    ていることを特徴とする電力消費システム。
  4. 【請求項4】 前記省エネ制御手段を販売したメーカが
    前記特別価格専用機器を販売したメーカとは異なってい
    る場合、 前記上乗せした料金の全部または一部を、前記省エネ制
    御手段を販売したメーカ及び/または前記特別価格専用
    機器を販売したメーカに支払うことを特徴とする請求項
    3記載の電力消費システム。
  5. 【請求項5】 前記電力管理手段は、前記特別価格専用
    機器の省エネルギーの程度に関する情報をも保持してお
    り、前記課金手段は、前記省エネルギーの程度に関する
    情報に基づいて、上乗せする金額を決定することを特徴
    とする請求項1記載の電力消費システム。
  6. 【請求項6】 前記電力管理手段は、前記動作手段の省
    エネルギーの程度に関する情報及び/または前記省エネ
    制御手段の省エネルギーの程度に関する情報をも保持し
    ており、前記課金手段は、前記動作手段の省エネルギー
    の程度に関する情報及び/または前記省エネ制御手段の
    省エネルギーの程度に関する情報に基づいて、前記上乗
    せする金額を決定することを特徴とする請求項2〜4の
    いずれかに記載の電力消費システム。
  7. 【請求項7】 前記電力管理手段が計測した電力消費量
    と前記省エネルギーの程度に関する情報とを集計して検
    針情報を作成し、前記作成した検針情報をネットワーク
    を介して前記課金手段に通知する自動検針手段を備えた
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の電力消費シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記ネットワークは、配電線搬送または
    インターネットまたは専用回線または電話回線または無
    線であることを特徴とする請求項7記載の電力消費シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記特別価格専用機器、前記電力管理手
    段及び前記自動検針手段は、前記ユーザの家に設置され
    ており、 前記課金手段は、電力会社の管理センタに設置されてい
    ることを特徴とする請求項8記載の電力消費システム。
  10. 【請求項10】 購入される際、電力を特別価格で消費
    する特別価格モードまたは電力を通常価格で消費する通
    常価格モードのいずれかを選択可能なモード選択可能機
    器と、 ユーザが前記特別価格モードを選択して前記モード選択
    可能機器を購入して使用すると、前記ユーザが前記モー
    ド選択可能機器を前記特別価格モードで使用しているこ
    とを検知し、前記モード選択可能機器の電力消費量を計
    測する電力管理手段と、 前記モード選択可能機器が前記特別価格モードで使用さ
    れている場合、前記計測された電力消費量に対する料金
    を上乗せして課金する課金手段とを備え、 前記上乗せした料金の全部または一部を前記モード選択
    可能機器を販売したメーカに支払うことを特徴とする電
    力消費システム。
  11. 【請求項11】 購入される際、電力を特別価格で消費
    する特別価格モードまたは電力を通常価格で消費する通
    常価格モードのいずれかを選択可能なモード選択可能機
    器と、 ユーザが前記特別価格モードを選択して前記モード選択
    可能機器を購入して使用すると、前記ユーザが前記モー
    ド選択可能機器を前記特別価格モードで使用しているこ
    とを検知し、前記モード選択可能機器の電力消費量を計
    測する電力管理手段と、 前記モード選択可能機器が前記特別価格モードで使用さ
    れている場合、前記計測された電力消費量に対する料金
    を上乗せして課金する課金手段とを備え、 前記上乗せした料金の全部または一部を前記モード選択
    可能機器を販売したメーカに支払い、 前記モード選択可能機器は、前記電力を消費することに
    よって所定の動作を行う動作手段と、 前記動作手段を省エネ制御する省エネ制御手段とを有
    し、 前記省エネ制御手段は、前記電力管理手段の機能を兼ね
    ていることを特徴とする電力消費システム。
  12. 【請求項12】 購入される際、電力を特別価格で消費
    する特別価格モードまたは電力を通常価格で消費する通
    常価格モードのいずれかを選択可能なモード選択可能機
    器と、 前記モード選択可能機器を省エネ制御する省エネ制御手
    段と、 ユーザが前記特別価格モードを選択して前記モード選択
    可能機器を購入して使用すると、前記ユーザが前記モー
    ド選択可能機器を前記特別価格モードで使用しているこ
    とを検知し、前記モード選択可能機器の電力消費量を計
    測する電力管理手段と、 前記モード選択可能機器が前記特別価格モードで使用さ
    れている場合、前記計測された電力消費量に対する料金
    を上乗せして課金する課金手段とを備え、 前記上乗せした料金の全部または一部を前記モード選択
    可能機器を販売したメーカに支払い、 前記省エネ制御手段は、前記電力管理手段の機能を兼ね
    ていることを特徴とする電力消費システム。
  13. 【請求項13】 前記省エネ制御手段を販売したメーカ
    が前記モード選択可能機器を販売したメーカとは異なっ
    ている場合、前記モード選択可能機器が前記特別価格モ
    ードで使用されている際、 前記上乗せした料金の全部または一部を、前記省エネ制
    御手段を販売したメーカ及び/または前記モード選択可
    能機器を販売したメーカに支払うことを特徴とする請求
    項12記載の電力消費システム。
  14. 【請求項14】 前記電力管理手段は、前記モード選択
    可能機器の省エネルギーの程度に関する情報をも保持し
    ており、前記課金手段は、前記省エネルギーの程度に関
    する情報に基づいて、前記上乗せする金額を決定するこ
    とを特徴とする請求項10記載の電力消費システム。
  15. 【請求項15】 前記電力管理手段は、前記動作手段の
    省エネルギーの程度に関する情報及び/または前記省エ
    ネ制御手段の省エネルギーの程度に関する情報をも保持
    しており、前記課金手段は、前記動作手段の省エネルギ
    ーの程度に関する情報及び/または前記省エネ制御手段
    の省エネルギーの程度に関する情報に基づいて、前記上
    乗せする金額を決定することを特徴とする請求項11〜
    13のいずれかに記載の電力消費システム。
  16. 【請求項16】 前記電力管理手段が計測した電力消費
    量と前記省エネルギーの程度に関する情報とを集計して
    検針情報を作成し、前記作成した検針情報をネットワー
    クを介して前記課金手段に通知する自動検針手段を備え
    たことを特徴とする請求項14または15に記載の電力
    消費システム。
  17. 【請求項17】 前記ネットワークは、配電線搬送また
    はインターネットまたは専用回線または電話回線または
    無線であることを特徴とする請求項16記載の電力消費
    システム。
  18. 【請求項18】 前記モード選択可能機器、前記電力管
    理手段及び前記自動検針手段は、前記ユーザの家に設置
    されており、 前記課金手段は、電力会社の管理センタに設置されてい
    ることを特徴とする請求項17記載の電力消費システ
    ム。
  19. 【請求項19】 前記ユーザの家に設置されており、前
    記自動検針手段が作成した前記検針情報を受け取り、前
    記検針情報に基づいて前記集計した電力消費量を料金に
    換算して表示する表示手段を備えたことを特徴とする請
    求項9または18に記載の電力消費システム。
  20. 【請求項20】 前記省エネ制御手段は、人体の在不在
    を検知する人体検知手段と、 前記検知結果に基づいて、防犯または防災のための通報
    を行うセキュリティー手段とを有し、 前記省エネ制御手段は、前記検知結果に基づいて前記省
    エネ制御を行うことを特徴とする請求項2〜4、6、1
    1〜13、15のいずれかに記載の電力消費システム。
  21. 【請求項21】 電力を消費して所定の動作を行う機器
    と、 人体の在不在を検知する人体検知センサと、 前記検知結果に基づいて、前記機器を省エネ制御する省
    エネ制御手段と、 前記検知結果に基づいて、防犯または防災のための通報
    を行うセキュリティー手段とを備えたことを特徴とする
    電力消費システム。
  22. 【請求項22】 請求項1〜21のいずれかに記載の電
    力消費システムの全部または一部の手段の全部または一
    部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログ
    ラム及び/またはデータを担持した媒体であって、コン
    ピュータにより処理可能なことを特徴とする媒体。
  23. 【請求項23】 請求項1〜21のいずれかに記載の電
    力消費システムの全部または一部の手段の全部または一
    部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログ
    ラム及び/またはデータであることを特徴とする情報集
    合体。
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US09/912,854 US20020030478A1 (en) 2000-07-25 2001-07-25 Power consumption system and method, information assembly and medium
CN01124379A CN1340716A (zh) 2000-07-25 2001-07-25 电力消费系统、信息集合体和媒体
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008117036A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス遮断装置
JP2012138123A (ja) * 2012-04-16 2012-07-19 Mitsubishi Electric Corp 省エネ支援装置、省エネ支援システム

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