JP2002041765A - 商品約定販売方法 - Google Patents

商品約定販売方法

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JP2002041765A
JP2002041765A JP2000254658A JP2000254658A JP2002041765A JP 2002041765 A JP2002041765 A JP 2002041765A JP 2000254658 A JP2000254658 A JP 2000254658A JP 2000254658 A JP2000254658 A JP 2000254658A JP 2002041765 A JP2002041765 A JP 2002041765A
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Masashi Nakamura
正史 中村
Yoshihiro Hirai
善博 平井
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 企画者はデジタルコンテンツに関する商品を
制作前に受注を確保し二次販売により同一商品について
収益を拡大でき、一次購入者は購入限度額で安価に所望
のデジタルコンテンツを購入しネットワークを介して二
次販売することにより投資額以上の収益を得ることが可
能な商品約定販売方法を提供する。 【解決手段】 サーバ側よりネットワークを介して企画
者3にデジタルコンテンツに関する商品企画情報の入力
を促し、入力された商品企画情報を商品企画情報ファイ
ル6に登録すると共に、ネットワークを介して会員ユー
ザーに商品企画情報一覧、一次販売希望価格及び二次販
売条件を提示して承認を促し、購入希望者より入力され
た購入条件が約定条件を満たす場合に一次購入者4とし
て約定すると共に、該約定条件を満たす商品についてネ
ットワークを介して会員ユーザーに商品情報を提示して
購入を促し、二次購入者5より販売受注した商品につい
て企画者3及び一次購入者4間で収益配分する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、コンピュータプロ
グラム、動画データ、音源データ、画像データ、文書デ
ータなどのデジタルコンテンツ(以下、単に「デジタル
コンテンツ」と言う)を企画してネットワークにより配
信する商品企画約定販売方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年情報技術の著しい普及発展により、
商品としてデジタルコンテンツを販売する場合、WWW
などのネットワークで配信するか、或いはCD−ROM
などの電子媒体に大量に複製することにより多くのユー
ザーに比較的低コストで販売することができるようにな
ってきた。
【0003】デジタルコンテンツは、販売価格に対して
占める商品の配布、配送、決済手数料などの変動費の比
率は僅かであり、固定費である企画制作費が大半を占め
ている。従って、商品の売上高が企画製作費を上回る場
合、その差額の殆どは利益になる。デジタルコンテンツ
を商品として販売する場合、この固定費を超える売上を
上げることが重要である。一般に、売り手(企画者)側
は同じデジタルコンテンツをできるだけ高く売るか、で
きるだけ多くの購入者に売ることを希望し、買い手(購
入者)側はできるだけ安く買いたいと希望する。よっ
て、従来は、デジタルコンテンツの価格を、売り手と特
定の買い手が個別に交渉して決めるか(個別交渉)、或
いは売り手が売上予測を行った上で不特定多数の購入者
を見込んで価格を決定していた(パッケージ販売)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】個別交渉の場合、販売
価格は売り手と買い手の合意によって決定されるため、
買い手の予算内でかつ売り手の採算に合う条件を満たさ
ない限り売買契約は成立しない。売り手側は当初の買い
手以外にも商品を販売して収益を増やしたいと希望する
が、買い手側は売り手側に対してコスト負担に対する不
公平感から自分が支払った価格より安く他の買い手に売
ってほしくないと希望する。このため、買い手側は売り
手側に著作権の譲渡や販売価格の制限を要求し、売買契
約に盛り込んで合意するケースが多い。この結果、売り
手側は更なるビジネスチャンス(収益獲得の機会)を失
い、一方買い手側の支払は高額な特注価格に確定し易
い。
【0005】また、パッケージ販売の場合、商品需要の
予測が難しいため、売り手が需要に基づいた適正な価格
で提供できるか苦慮する。販売価格が高すぎて商品が売
れないリスクや、価格が安すぎて損益分岐点が高く、投
下した資本が回収できないおそれがある。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、企画者はデジタルコンテンツに関する商品を制作
前にネットワークを介して一次販売することにより受注
を確保し二次販売により同一商品について収益を拡大で
き、一次購入者は購入限度額で安価に所望のデジタルコ
ンテンツを購入しネットワークを介して二次販売するこ
とにより投資額以上の収益を得ることが可能な商品約定
販売方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。即ち、サーバ側よりネ
ットワークを介して企画者にデジタルコンテンツに関す
る商品企画情報の入力を促し、入力された商品企画情報
を商品企画情報ファイルに登録すると共に、ネットワー
クを介して会員ユーザーに商品企画情報一覧、一次販売
希望価格及び二次販売条件を提示して承認を促し、購入
希望者より入力された購入条件が約定条件を満たす場合
に一次購入者として約定すると共に、該約定条件を満た
す商品についてネットワークを介して会員ユーザーに商
品情報を提示して購入を促し、二次購入者より販売受注
した商品について企画者及び一次購入者間で収益配分す
ることを特徴とする。
【0008】具体的には、企画者と一次購入者との間で
商品購入の約定を行う場合、サーバ側よりネットワーク
を介して企画者にデジタルコンテンツに関する商品の機
能、用途、仕様、効果、納期、一次販売希望価格などを
含む商品企画情報及び商品の二次販売希望価格、企画者
と一次購入者との収益配分比率及び一次購入者間の収益
配分比率等を含む二次販売条件の入力を促し、入力され
たデータに基づいて企画者、企画番号、商品企画情報及
び二次販売条件などを商品企画情報ファイルへ登録する
ステップと、ネットワークを介してサーバの商品企画情
報ファイルへアクセスした者に対して所望の企画番号の
商品企画情報及び二次販売条件を提示して購入を促し、
商品購入を希望する一次購入者に対して購入条件のフォ
ームを提示して、購入を希望する商品の企画番号、購入
希望価格、二次販売条件の承認を含む購入条件の登録を
促すステップと、一次購入者より入力された購入条件を
企画番号ごとに一次商品購入ファイルへ登録するステッ
プと、購入条件が登録された企画番号に該当する一次販
売希望価格を商品企画情報ファイルより読み出し、購入
希望価格及び購入者数を一次商品購入ファイルより読み
出して約定条件として設定した、一次販売希望価格<提
示された上位の購入希望価格より降順に購入者数を加算
して算出した購入希望価格、を満たす場合に、該当する
購入希望価格を提示した者を当該企画番号の商品の一次
購入者として約定し、商品企画情報ファイルへ一次販売
終了フラグを設定すると共に一次商品販売約定ファイル
へ約定内容を登録するステップと、約定内容を該当する
企画番号の企画者及び一次購入者全員に通知するステッ
プとを含むことを特徴とする。この場合、上位の購入希
望価格を提示した購入希望者より降順に購入者数に加算
して順次購入希望価格を算出し、一次販売希望価格<提
示された上位の購入希望価格、を満たすか否かを判定し
て購入希望価格を決定しても良い。このとき、一次購入
者間の収益配分比率は、商品の購入価格に応じた配分比
率に設定するものとする。また、上位の購入希望価格を
提示した購入希望者より降順に購入者数に加算しながら
一次販売希望価格<提示された所定購入希望価格×購入
者数を満たすか否かを順次判定して最大購入希望価格を
決定するようにしても良い。このとき、一次購入者間の
収益配分比率は、商品の購入者数に均等な配分比率に設
定するものとする。
【0009】また、企画者及び一次購入者全員に利益を
配分する方法としては、約定処理された企画番号の商品
情報、二次販売希望価格などを商品企画情報ファイル及
び一次商品販売約定ファイルより読み出してデジタルコ
ンテンツ商品一覧表を作成し、該デジタルコンテンツ商
品一覧表にネットワークを介してアクセスした者に商品
の購入を促すステップと、商品一覧表より商品購入を希
望する二次購入者に対して購入申込フォームを提示し
て、商品の企画番号、購入価格、支払方法などを含む購
入条件の登録を促すステップと、二次購入者が入力した
購入条件を二次販売受注ファイルに登録するステップ
と、一次商品販売約定ファイル及び二次販売受注ファイ
ルより該当企画番号の商品に関する二次販売希望価格及
び二次販売受注情報を読み出すステップと、該当企画番
号の商品の売上に対して二次販売条件ファイルの収益配
分比率に基づき企画者及び一次購入者の収益を算出し、
二次販売収益実績ファイルに登録するステップと、該当
企画番号の企画者及び一次購入者全員に収益情報をネッ
トワークを介して通知するステップとを含むことを特徴
とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について添付図面と共に詳述する。本実施例では、企画
者、一次購入者、二次購入者とサーバー群とを結ぶネッ
トワークとして、インターネットを利用して商品約定販
売を行う方法について説明する。図1は商品約定販売方
法を実現するためのシステム構成を示すブロック図、図
2〜図8は本システムを用いて商品約定販売プロセスを
示すフローチャートである。
【0011】先ず、図1を参照して、商品約定販売方法
を実現するためのシステム構成について説明する。1は
本システムを構成するサーバー群であり、各種データベ
ースサーバー、アプリケーションサーバー、WWWサー
バー(インターネットサーバー)、認証サーバー、ファ
イアーウォールなどを備えている。このサーバー群1は
システム運用会社Aに置くか、若しくはその管理下にお
くものとする。2はサーバー群1にインターネットを介
してアクセスする会員登録されたユーザーであり、デジ
タルコンテンツの企画者3、一次購入者4、二次購入者
5などを含む。本システムを利用するユーザーの会員規
約としては、ネットワークを介して自動約定処理を行う
ことに合意することを前提とする。
【0012】次に、図2〜図8を参照して商品約定販売
方法の流れについて説明する。先ず、商品約定販売方法
の概要について説明すると、WWWサーバー側よりネッ
トワークを介して多数の企画者3にデジタルコンテンツ
に関する商品企画情報の入力を促し、企画者3より入力
された商品企画情報を商品企画情報ファイル6に登録す
る。次にWWWサーバー側よりネットワークを介して商
品企画情報一覧、一次販売希望価格及び二次販売条件を
提示して承認を促し、購入希望者より入力された購入条
件が約定条件を満たす場合に一次購入者4として約定す
る。この約定条件を満たす商品についてWWWサーバー
側よりネットワークを介して会員ユーザーに商品情報を
提示して購入を促し、二次購入者5より販売受注した商
品について企画者3及び一次購入者4間で収益配分す
る。
【0013】次に商品約定販売方法の流れについて具体
的に説明する。先ず、企画者3と一次購入者4との間で
商品購入の約定を行う。図2において、企画者3はWW
WサーバーにWebサイトよりログインし、サーバー側
より提示されたデジタルコンテンツに関する商品企画情
報登録フォームに商品企画案を登録する。商品企画案
は、例えば商品の機能、用途、仕様、効果、納期、前
提、制限、一次販売希望価格などを含む商品企画情報及
び商品の二次販売希望価格、企画者と一次購入者との収
益配分比率及び一次購入者間の収益配分比率等を含む二
次販売条件を一定の書式に従って入力する。入力された
データに基づいてWWWサーバー側は1の商品企画の登
録に対し企画番号を自動発番し、企画者、商品企画情報
及び二次販売条件などをデータベースサーバーの商品企
画情報ファイル6へ登録する。商品企画案は、随時一覧
表形式で不特定多数の会員ユーザーに公開される(ステ
ップS1〜S3)。
【0014】図3において、会員ユーザーは端末機より
インターネットを介してWWWサーバーにアクセスし認
証されると、データベースサーバーのデジタルコンテン
ツに関する商品企画情報一覧表に照会し、サーバー側か
ら提示された商品企画情報一覧表から興味ある商品企画
を選択し、当該企画案の詳細情報を取得して内容を確認
する。するとサーバー側より商品の購入を希望する一次
購入者4に対して購入条件のフォームを提示して購入希
望企画番号、購入希望価格、二次販売条件の承認を含む
購入条件の登録を促す。一次購入者4より入力された購
入条件は、WWWサーバーに送信され、企画番号ごとに
データベースサーバーの一次商品購入ファイル7へ登録
される。この登録内容は、通知キューによりアプリケー
ションサーバーに転送される(ステップS4〜S9)。
【0015】図4において、アプリケーションサーバー
は、通知キューを1件ずつ読み込み、1件ごとに以下の
処理を実行する。商品の企画番号をキーにして商品情報
企画ファイル6の該当レコードから当該商品の一次販売
希望価格を読み出し、変数aにセットする。このとき、
一次購入者4間で収益配分比率を設定するか否かで約定
処理プロセスが異なる(ステップS10−S12)。
【0016】即ち、ステップS12において、一次商品
購入価格に応じて収益配分比率を設定する場合には、図
5に示す約定処理パターン1に進行して一次商品購入フ
ァイル7より該当する企画番号の購入条件レコードを全
件読み込む(ステップS13)。そして、提示された上
位の購入希望価格の降順に(提示された購入価格上位者
から順番に)該当する購入条件を読み出し、購入希望価
格を変数bにセットする。そして、購入希望価格の総和
をc(初期値0)としてc=c+bを算出して、以下の
条件を満たすか否か判定する(ステップS14)。 a(一次販売希望価格)<c(上位の購入希望価格の総
和)…(約定条件) を満たすレコードが存在する場合には約定処理を続行
し、該当するレコードが存在しない場合には、約定条件
を満たさない場合には、通知キューの次のデータにスキ
ップして同様の演算処理を行うものとし、約定条件を満
たすレコードが存在しない場合には、当該企画番号の商
品売買は不成立となる(ステップS15)。
【0017】a<cを満たすレコードが存在する場合に
は、ステップS16に進行して、変数b以上の購入希望
価格を提示した購入希望者を当該企画番号の商品の一次
購入者4として約定する。即ち、当該企画番号の商品企
画案についての一次販売は終了し、当該bの値を一人あ
たりの約定購入価格とし、購入希望価格がb以上の購入
希望者を一次購入者4に決定する。そして企画情報ファ
イル6の該当するレコードに一次販売終了フラグを設定
すると共に約定内容を一次商品販売約定ファイル8に登
録する。この場合、二次販売時の企画者3と一次購入者
4との収益配分比率は、一次購入者4の購入価格の比率
に設定されている。この約定内容は、電子メールで企画
者3及び一次購入者4全員へ通知する(ステップS1
7)。
【0018】また、図4のステップS12において、一
次商品購入価格に応じて収益配分比率を設定しない場合
(即ち、一次購入者に均等に配分する場合)には、図6
に示す約定処理パターン2に進行して一次商品購入ファ
イル7より該当する企画番号の購入条件レコードを全件
読み込む(ステップS18)。次いで購入条件レコード
のなかから購入希望価格b及びレコード件数(購入者
数)cを読み出して、 a(一次販売希望価格)<b(購入希望価格)×c(購
入者数)…(約定条件) を満たすbの最大値を求める。例えば、企画者3の一次
販売希望価格をa=100万、一次購入者4の購入希望
価格がb=40万とする者がc=1人、b=30万とす
る者がc=3人いる場合、b=40万と仮定するとa=
100>b=40×1では約定条件を満たさないが、b
=30万と仮定すると、a=100<b=30×4=1
20となり、b=30万で約定条件を満たす。尚、40
万の購入希望者は、購入希望額30万の購入希望者に含
めてカウントする(ステップS19)。
【0019】ステップS20において、約定条件を満た
すbが存在する場合、ステップ21に進行して当該企画
番号の商品の一次購入者4として約定する。即ち、当該
企画番号の商品企画案についての一次販売は終了し、b
の値を一人あたりの約定購入価格とし、購入希望価格が
b以上の購入希望者を一次購入者4に決定する。そして
企画情報ファイル6の該当する企画番号のレコードに一
次販売終了フラグを設定すると共に約定内容を一次商品
販売約定ファイル8に登録する(ステップS21)。こ
の約定内容は、電子メールで企画者3及び一次購入者4
全員へ通知する(ステップS22)。尚、約定条件を満
たさない場合には、通知キューの次のデータにスキップ
して同様の演算処理を行うものとし、約定購入価格に満
たない購入金額を提示した者とは成約しないものとしそ
の旨を電子メールで通知する。また、ステップS20に
おいて約定条件を満たすデータが存在しない場合には、
約定処理を終了し当該企画番号の商品売買は不成立とな
る。
【0020】これにより、企画者3は、デジタルコンテ
ンツ商品を制作する前に受注を確保できるので、見込み
生産する必要がなく、商品の需要不足による原価割れの
リスクを回避することができる。また、企画者3は、複
数の一次購入者4と約定できるので商品の多様な販路を
確保して商品の拡販が見込めるうえに、一次購入者4の
商品需要をインターネット上で把握できるため、デジタ
ルコンテンツの購買動向を知ることができる。また、複
数の一次購入者4が共同でデジタルコンテンツを購入で
きるので、企画者3と個別交渉する場合より所望の商品
を購入限度額内で安価に入手できる。
【0021】図7において、一次商品販売条件が約定処
理されると、本システム管理者の指示によって、約定さ
れた企画番号の商品情報、二次販売希望価格などを商品
企画情報ファイル6及び一次商品販売約定ファイル8よ
り読み出してデジタルコンテンツ商品一覧表を作成す
る。会員ユーザーはWWWサイトに認証を受けてログイ
ンし、デジタルコンテンツ商品一覧表を照会した者に、
サーバー側よりデジタルコンテンツ商品一覧表を提示し
て商品の購入を促し、ユーザーは興味ある企画番号の商
品情報や二次販売希望価格を取得して確認する。そし
て、商品購入を希望する二次購入者5に対して、サーバ
ー側より購入申込フォームを提示して、企画番号、購入
希望価格などを含む購入条件の登録を促す。二次購入者
5が入力した購入条件は、WWWサーバーに送信され、
データベースサーバーの二次商品販売受注ファイル9に
登録する。この二次商品販売受注ファイル9に登録され
た受注情報は通知キューに転送される(ステップS23
〜S28)。
【0022】図8において、アプリケーションサーバー
は、通知キューを1件ずつ読み込み、1件ごとに以下の
処理を実行する。商品の企画番号をキーにして商品販売
受注ファイル12より該当商品の二次販売受注情報を読
み出す。そして、該当する企画番号の商品の売上を算出
して、一次商品販売約定ファイル8の収益配分比率に基
づき企画者3及び一次購入者4の収益を算出する。例え
ば、企画者及び一次購入者の収益配分比率;60%:4
0%で、一次購入者間で均等配分する場合、 商品売上 10万円 一次購入者 3名 システム等運用手数料 10% とすると、 システム等運用手数料=10万円×10%=1万円 企画者収益=(10万円−1万円)×60%=5万4千
円 一次購入者1人あたりの購入者利益=(10万円−1万
円)×40%×1/3=1万2千円 となる。この企画者3及び一次購入者4の収益情報は、
データベースサーバの二次販売収益実績ファイル10に
登録される。また、該当企画番号の企画者3及び一次購
入者4全員に収益情報を電子メールにより通知される
(ステップS29〜S33)。
【0023】このように、ネットワークを介して同一の
商品を二次販売することにより、企画者3は二次購入者
5の新たな需要に応えることによって収益を拡大するこ
とができ、一次購入者4は収益がキャッシュバックされ
ることで、商品購入コスト(投資額)を回収して更なる
収益を上げる機会が得られる。
【0024】尚、企画者3は一次購入者4との約定処理
に基づいて定められた納期までに企画商品を制作し、制
作されたデジタルコンテンツは、企画番号毎にデータベ
ースサーバーのコンテンツファイルに蓄積される。そし
て、商品の二次販売を行う場合には、WWWサーバーよ
りインターネットなどのネットワークを利用して購入を
希望した二次購入者5の端末機に対してデジタルコンテ
ンツが配信される。或いはCD−ROMなどの電子媒体
に複製したものを二次購入者5に郵送(宅配)する形で
納品しても良い。
【0025】二次購入者5からの購入代金回収手段は、
購入時の支払方法の入力によりクレジットカードの登録
番号を入手するか、振り込み用紙を送付して回収するな
ど、様々な方式を採用できる。また、企画者3及び一次
購入者4への収益の支払は、月単位又は4半期に1度な
どのタイミングで二次販売収益実績ファイル10に登録
された収益情報をもとにしてシステム運用会社Aから関
係各者の指定口座に振り込まれる。
【0026】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述した各実施例に限定される
のものではなく、例えば企画者と一次購入者とを約定処
理する際に、二次販売条件を承認する際に合意条件を提
示して、全会一致若しくは承認が購入者のX%以上(X
は任意に設定可)得られれば約定するとのアルゴリズム
を設けても良い。また、サーバー群1と会員登録された
ユーザーとを結ぶネットワークとしては、インターネッ
トに限らず、会員制WWWサイト、WWWブラウザ、他
の専用回線により行っても良い等、発明の精神を逸脱し
ない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る商品約定販売方法によれ
ば、企画者は、デジタルコンテンツ商品を制作する前に
ネットワークを介して受注を確保できるので、見込み生
産する必要がなく、需要不足による原価割れのリスクを
回避することができる。また、企画者は、複数の一次購
入者と約定できるので商品の多様な販路を確保して商品
の拡販が見込めるうえに、一次購入者の商品需要をイン
ターネット上で把握できるため、デジタルコンテンツの
購買動向を知ることができる。また、複数の一次購入者
が共同でデジタルコンテンツを購入できるので、企画者
と個別交渉する場合より所望の商品を購入限度額内で安
価に入手できる。また、ネットワークを介して同一の商
品を二次販売することにより、企画者は同じ商品に対す
る二次購入者の新たな需要に応えることによって収益を
拡大することができ、一次購入者は収益がキャッシュバ
ックされることで、商品購入コスト(投資額)を回収し
て更なる収益を上げる機会が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】商品約定販売方法を実現するためのシステム構
成を示すブロック図である。
【図2】企画者による商品企画情報登録処理を示すフロ
ーチャートである。
【図3】一次購入者による購入条件登録処理を示すフロ
ーチャートである。
【図4】一次商品約定処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】一次商品約定処理パターン1を示すフローチャ
ートである。
【図6】一次商品約定処理パターン2を示すフローチャ
ートである。
【図7】二次商品販売処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】二次商品販売収益配分処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
A システム運用会社 1 サーバー群 2 ユーザー 3 企画者 4 一次購入者 5 二次購入者 6 商品企画情報ファイル 7 一次商品購入ファイル 8 一次商品販売約定ファイル 9 二次商品販売受注ファイル 10 二次販売収益実績ファイル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバ側よりネットワークを介して企画
    者にデジタルコンテンツに関する商品企画情報の入力を
    促し、入力された商品企画情報を商品企画情報ファイル
    に登録すると共に、ネットワークを介して会員ユーザー
    に商品企画情報一覧、一次販売希望価格及び二次販売条
    件を提示して承認を促し、購入希望者より入力された購
    入条件が約定条件を満たす場合に一次購入者として約定
    すると共に、該約定条件を満たす商品についてネットワ
    ークを介して会員ユーザーに商品情報を提示して購入を
    促し、二次購入者より販売受注した商品について前記企
    画者及び一次購入者間で収益配分することを特徴とする
    商品約定販売方法。
  2. 【請求項2】 サーバ側よりネットワークを介して企画
    者にデジタルコンテンツに関する商品の機能、用途、仕
    様、効果、納期、一次販売希望価格などを含む商品企画
    情報及び商品の二次販売希望価格、企画者と一次購入者
    との収益配分比率及び一次購入者間の収益配分比率等を
    含む二次販売条件の入力を促し、入力されたデータに基
    づいて企画者、企画番号、商品企画情報及び二次販売条
    件などを商品企画情報ファイルへ登録するステップと、 前記ネットワークを介して前記サーバの商品企画情報フ
    ァイルへアクセスした者に対して所望の企画番号の商品
    企画情報及び二次販売条件を提示して購入を促し、商品
    購入を希望する一次購入者に対して購入条件のフォーム
    を提示して、購入を希望する商品の企画番号、購入希望
    価格、二次販売条件の承認を含む購入条件の登録を促す
    ステップと、 前記一次購入者より入力された購入条件を企画番号ごと
    に一次商品購入ファイルへ登録するステップと、 前記購入条件が登録された企画番号に該当する一次販売
    希望価格を前記商品企画情報ファイルより読み出し、購
    入希望価格及び購入者数を前記一次商品購入ファイルよ
    り読み出して約定条件として設定した、一次販売希望価
    格<提示された上位の購入希望価格より降順に購入者数
    を加算して算出した購入希望価格、を満たす場合に、該
    当する購入希望価格を提示した者を当該企画番号の商品
    の一次購入者として約定し、前記商品企画情報ファイル
    へ一次販売終了フラグを設定すると共に一次商品販売約
    定ファイルへ約定内容を登録するステップと、 前記約定内容を該当する企画番号の企画者及び一次購入
    者全員に通知するステップとを含むことを特徴とする請
    求項1記載の商品約定販売方法。
  3. 【請求項3】 上位の購入希望価格を提示した購入希望
    者より降順に購入者数に加算して順次購入希望価格を算
    出し、一次販売希望価格<提示された上位の購入希望価
    格を満たすか否かを判定して購入希望価格を決定するこ
    とを特徴とする請求項2記載の商品約定販売方法。
  4. 【請求項4】 前記一次購入者間の収益配分比率は、商
    品の購入価格に応じた配分比率に設定することを特徴と
    する請求項3記載商品約定販売方法。
  5. 【請求項5】 上位の購入希望価格を提示した購入希望
    者より降順に購入者数に加算しながら一次販売希望価格
    <提示された所定購入希望価格×購入者数を満たすか否
    かを順次判定して最大購入希望価格を決定することを特
    徴とする請求項2記載の商品約定販売方法。
  6. 【請求項6】 前記一次購入者間の収益配分比率は、商
    品の購入者数に均等な配分比率に設定することを特徴と
    する請求項5記載商品約定販売方法。
  7. 【請求項7】 前記約定処理された企画番号の商品情
    報、二次販売希望価格などを商品企画情報ファイル及び
    一次商品販売約定ファイルより読み出してデジタルコン
    テンツ商品一覧表を作成し、該デジタルコンテンツ商品
    一覧表にネットワークを介してアクセスした者に商品の
    購入を促すステップと、 前記商品一覧表より商品購入を希望する二次購入者に対
    して購入申込フォームを提示して、商品の企画番号、購
    入価格、支払方法などを含む購入条件の登録を促すステ
    ップと、 前記二次購入者が入力した購入条件を二次販売受注ファ
    イルに登録するステップと、 前記一次商品販売約定ファイル及び二次販売受注ファイ
    ルより該当企画番号の商品に関する二次販売希望価格及
    び二次販売受注情報を読み出すステップと、 前記該当企画番号の商品の売上に対して前記二次販売条
    件ファイルの収益配分比率に基づき企画者及び一次購入
    者の収益を算出し、二次販売収益実績ファイルに登録す
    るステップと、 前記該当企画番号の企画者及び一次購入者全員に収益情
    報をネットワークを介して通知するステップとを含むこ
    とを特徴とする請求項2記載の商品約定販売方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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