JP2002040629A - ペリクル板とペリクルフレームとの接着方法 - Google Patents

ペリクル板とペリクルフレームとの接着方法

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JP2002040629A JP2000231221A JP2000231221A JP2002040629A JP 2002040629 A JP2002040629 A JP 2002040629A JP 2000231221 A JP2000231221 A JP 2000231221A JP 2000231221 A JP2000231221 A JP 2000231221A JP 2002040629 A JP2002040629 A JP 2002040629A
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Hitoshi Mishiro
均 三代
Kaname Okada
要 岡田
Shinya Kikukawa
信也 菊川
Hiroshi Arishima
浩 有島
Hiroshi Morita
寛 森田
Shigeto Shigematsu
茂人 重松
Hiroaki Nakagawa
広秋 中川
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AGC Inc
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    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ペリクル板の自重による撓みの発生を防止、も
しくは極力抑えることができるペリクル板とペリクルフ
レームとの接着方法を提供する。 【解決手段】合成石英ガラスからなるペリクル板5を、
合成石英ガラスよりも熱膨張係数が大きい材料からなる
ペリクルフレーム3上に接着剤4を介して載置し、20
℃以下の温度にて接着剤を硬化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSI、超LSI
などの半導体素子あるいは液晶表示装置などの製造に用
いられ、とりわけ実質的に波長220nm以下の光を用
いる露光法に好適なペリクルのペリクル板とペリクルフ
レームとの接着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIや超LSIなどの半導体素子ある
いは液晶表示装置の製造においては、パターニングの際
に露光原版のパターン形成面にゴミが付着するのを防止
するために、ペリクルを露光原版上に載置して露光作業
を行うのが一般的である。また、これらの素子や装置の
製造に用いられる露光光は、微細化の要求に対して波長
は益々短くなってきており、今日ではF2レーザーなど
波長220nm以下の露光光を使用する技術が考案され
ている。
【0003】図7に示すように、ペリクル1は、露光光
を透過する材料からなるペリクル膜2をペリクルフレー
ム3に接着して構成されるのが一般的であるが、従来で
はこのペリクル膜2として、厚さ1μm以下の合成樹脂
製の薄膜が使用されている。しかし、従来のペリクル膜
2では、上記したような短波長の光が照射されると合成
樹脂が容易に分解して実用に耐えられないため、上記し
たような短波長の露光光を用いる露光系では、合成石英
ガラスを薄い平板に加工したペリクル板を使用すること
が検討されている。尚、この合成石英ガラスは、例えば
珪素源と酸素源とを気相で反応させてスートと呼ばれる
酸化珪素からなる多孔質を成長させ、焼結して得られる
実質的に酸化珪素のみからなるガラスである
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8は図7
に示したペリクル1の製造工程を説明するための断面図
(図7のAA断面)であるが、先ず同図(a)に示すよ
うに、ペリクルフレーム3の上端面に接着剤4を塗布
し、次いで同図(b)に示すように、その上にペリクル
膜2を載置し、接着剤4を硬化させてペリクル膜2とペ
リクルフレーム3とを接着してペリクル1が完成する。
【0005】しかし、図9に示すように、上記の製造工
程に従って合成石英ガラスからなるペリクル板5を有す
るペリクル1を作製すると、ペリクル板5は実用上の強
度を確保するために数十μm程度の板厚を有しているた
め、その自重によりペリクルフレーム3の中心部分で下
方に撓んでしまう。ペリクル板5の面積が狭い場合には
特に問題はないもの、例えば、本発明者らが試作した1
49mm×120mm×0.3mmのペリクル板5で
は、最大撓み量(D)は数十μm〜100μm程度にも
なる。ペリクル板5の板厚は0.01〜2mm程度であ
るため、このような撓みが生じると、露光光のペリクル
板5への入射角度が垂直でなくなり、露光光がペリクル
板5の内部で複雑な屈折を起こして露光パターンの寸法
精度に悪影響を及ぼすようになる。
【0006】従来の合成樹脂製のペリクル膜2では、膜
厚が1μm以下と薄く、しかも合成樹脂自体も比重が小
さいことから、上記したような自重による撓みは発生せ
ず、あるいは撓みが発生しても極く僅かであり、さらに
は膜厚が薄いことから、露光光の光路に与える影響は実
質的に無視できた。しかし、今後の微細加工のために合
成石英ガラスからなるペリクル板5を使用するのに伴
い、自重による撓みの問題は重要な課題となってくる。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ペリクル板5の自重による撓みの発生を防
止、もしくは極力抑えることができるペリクル板5とペ
リクルフレーム3との接着方法を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、合成石英ガラスからなるペリクル板
を、合成石英ガラスよりも熱膨張係数が大きい材料から
なるペリクルフレーム上に接着剤を介して載置し、20
℃以下の温度にて接着剤を硬化させることを特徴とする
ペリクル板とペリクルフレームとの接着方法(以下、
「第1の接着方法」と呼ぶ)を提供する。尚、この第1
の接着方法において、ペリクルフレーム上にペリクル板
を載置し、ペリクル板に張力を付与した状態で、20℃
以下の温度にて接着剤を硬化させることが好ましい。
【0009】同様の目的を達成するために、本発明は、
合成石英ガラスからなるペリクル板と、合成石英ガラス
よりも熱膨張係数が大きい材料からなるペリクルフレー
ムとを接着剤を介して接合し、ペリクル板とペリクルフ
レームとを垂直に立てた状態で、20℃以下の温度にて
接着剤を硬化させることを特徴とするペリクル板とペリ
クルフレームとの接着方法(以下、「第2の接着方法」
と呼ぶ)を提供する。
【0010】また、同様の目的を達成するために、本発
明は、合成石英ガラスからなるペリクル板上に、接着剤
を介して合成石英ガラスよりも熱膨張係数が大きい材料
からなるペリクルフレームを載置し、20℃以下の温度
にて接着剤を硬化させることを特徴とするペリクル板と
ペリクルフレームとの接着方法(以下、「第3の接着方
法」と呼ぶ)を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に関して図面を参照
して説明する。
【0012】本発明に係る各接着方法において、合成石
英ガラスからなるペリクル板として、従来よりこの種の
ペリクルに使用されているものを特に制限無く使用する
ことができる。
【0013】また、ペリクルフレームは、上記の合成石
英ガラスよりも熱膨張係数の大きな材料から形成された
ものであれば、特に制限されるものではない。即ち、合
成石英ガラスの線膨張係数は、室温(20℃)で約5.
7×10-7(℃-1)であり、この値よりも大きな熱膨張
係数を有する材料を所定形状に加工したペリクルフレー
ムを用いる。具体的な材料として、従来よりペリクルフ
レームとして広く使用されているアルミニウム、チタ
ン、シリコン、ニッケル合金(例えば、登録商標「イン
バール」;Ni36%、Fe64%)を始めとする各種
金属の他、例えばSiO2(46%)/MgO(17
%)/Al23(16%)を主成分とするセラミックス
(例えば、コーニング・インコーポレーテッド製「マコ
ール」;線膨張係数90×10-7-1(20〜300℃
での平均値))、SiO2(65%)/CaO(25
%)/Al23(10%)からなるセラミックス(例え
ば、旭硝子(株)製「ローテックPタイプ」;同58×
10-7-1)などを好適に使用することができる。
【0014】ペリクルフレームとするには、例えば、上
記の材料からなる板材からエンドミルを用いて例えば長
方形状に所定の枠厚で切り取り、高さ方向の平行度を出
すためにダイヤモンドや酸化セリウム、シリカ、アルミ
ナなどからなる砥粒を用いて上下端面を鏡面研磨すれば
よい。
【0015】上記のペリクル板とペリクルフレームとを
接着するには、紫外線硬化型接着剤、二液混合型接着剤
等を用いることができる。接着剤の種類には特に制限は
なく、従来より使用されているものを適宜選択すること
ができる。
【0016】(第1の接着方法)本発明に係る第1の接
着方法は、図1に示すように、先ず、ペリクルフレーム
3の上端面に接着剤4を塗布し、その上にペリクル板5
を載置する。この状態では、従来と同様にペリクル板5
の自重による撓みが発生している。次いで、ペリクルフ
レーム3とペリクル板5とを恒温槽10に収容し、恒温
槽10の内部を20℃以下、好ましくは−20〜20℃
の温度に維持し、接着剤4を硬化させる。
【0017】このとき、ペリクルフレーム3は、ペリク
ル板5よりも熱膨張係数が大きい材料から形成されてい
るために、20℃以下の低温下に置かれることにより、
ペリクル板5に比べて収縮量が大きく、相対的に小さく
なった状態でペリクル板5と接着される。そして、接着
後に恒温槽10から取り出され、一般的な作業温度であ
る20℃を越す温度下に戻されると、今度はペリクルフ
レーム3の方がペリクル板5よりも膨張量が大きくな
り、ペリクル板5をその全周にわたり外方に引っ張る。
その結果、ペリクル板5は、当初の撓んでいた状態から
平面となる。
【0018】上記したペリクルフレーム5の収縮および
膨張の程度は、より低温で接着剤4を硬化させた方が大
きくなる。従って、恒温槽10の温度は、20℃以下で
あれば制限されるものではないが、0℃以下とすること
がより好ましい。
【0019】一般的な露光工程においては、雰囲気温度
が20℃以下になることはないことから、ペリクル板5
は平面を維持した状態で使用される。むしろ、露光光の
照射により、ペリクルフレーム3は昇温するため、接着
後に恒温槽10から取り出したときよりもペリクル板5
を外方に引っ張る作用が大きくなり、撓みをより改善し
て良好な露光を実現する。
【0020】尚、本第1の接着方法において、ペリクル
板5に張力を付与した状態で接着剤4を硬化させること
により、撓み量をより小さく抑えることができるように
なる。ペリクル板5に張力を付与する方法としては、例
えば下記の方法を例示することができる。
【0021】図2に示すように、ペリクルフレーム3よ
りも大径の合成石英ガラス板5aを用い、その外周端縁
の適所(ここでは90°の位相で4箇所)を適当なクラ
ンプ20で挟持し、このクランプ20を合成石英ガラス
板5aの外側方向に引っ張り、この状態を維持したまま
接着剤を塗布したペリクルフレーム3に載置し、上記に
従って20℃以下の温度にてペリクルフレーム3と合成
石英ガラス5aとを接着する。そして、接着後、ペリク
ルフレーム3の外側に突出する余分の延出部分をレーザ
などにより切除することにより、ペリクルが得られる。
尚、合成石英ガラス板5aの平面形状は、図示される円
形に限らず、正方形や長方形、あるいは多角形とするこ
とができる。
【0022】また、図示は省略するが、クランプ20に
代えて、合成石英ガラス板5aの外周縁端を押圧するこ
とによっても、同様に張力を付与することができる。
【0023】さらに、図3に示すように、接着剤4を介
してペリクル板5を載置したペリクルフレーム5を、ガ
ス導入管31を備える基板30に装着し、ペリクルフレ
ーム3とペリクル板5とで形成される空間Sに窒素ガス
などの不活性ガス32を供給して空間Sの圧力を高めた
状態で、上記に従って20℃以下の温度にて接着剤を硬
化させてもよい。また、図示は省略するが、基板30に
大径の開口部を設け、ペリクル板5の裏面に不活性ガス
32を吹き付けてもよい。
【0024】(第2の接着方法)上記第1の接着方法
は、ペリクルフレーム3の上にペリクル板5を載置した
状態で接着する構成であり、接着時におけるペリクル板
5の自重による若干の撓みの発生は避けられない。その
ため、撓みをより抑えるために図2および図3に示した
ようなペリクル板5に張力を付与することが好ましい。
【0025】そこで、本第2の接着方法では、図4に示
すように、ペリクルフレーム3とペリクル板5とを重力
Gが作用しない方向、すなわち垂直に立てた状態で恒温
槽10に収容し、20℃以下、好ましくは−20〜20
℃の温度にて接着剤4を硬化させる。これにより、ペリ
クル板5には自重による撓みが実質的に発生しなくな
る。また、本第2の接着方法によれば、図2および図3
に示したような張力を付与する必要が無くなり、工程並
びに装置構成が簡便になる。
【0026】(第3の接着方法)同じく接着時における
ペリクル板5の自重による撓みを発生させないために、
本第3の接着方法では、図5に示すように、基板40の
上にペリクル板5を載置し、その上に、接着剤4を介し
てペリクルフレーム3を載置して恒温槽10に収容し、
20℃以下、好ましくは−20〜20℃の温度にて接着
剤4を硬化させる。
【0027】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に説明す
る。
【0028】(実施例1)コーニング・インコーポレー
テッド製「マコール」からなる板厚6.5mmの平板か
ら、エンドミルを用いて外寸149mm×122mm、
内寸145mm×118mmの長方形の枠体を切り出
し、各角部に半径5mmの丸みを付け、さらにダイヤモ
ンド砥粒を用いて上下端面を研磨して高さ5.8mmの
ペリクルフレームを作製した。また、同一寸法のアルミ
フレームも作製した。そして、これらのペリクルフレー
ムの上端面に、ポリブテン系紫外線硬化型接着剤を塗布
し、その上に、厚さ0.3mmで、ペリクルフレームの
外寸に一致する平面形状の合成石英ガラス板を載置し
た。この状態でのペリクル板の最大撓み量は、マコール
フレーム、アルミフレームともに42μmであった。
【0029】次いで、上記のペリクルフレームおよびペ
リクル板を恒温槽に入れ、温度−20℃、−15℃、0
℃、20℃及び25℃にて紫外線を照射(3000J/
cm 2)して紫外線硬化型接着剤を硬化させてペリクル
フレームとペリクル板とを接着した。接着後、ペリクル
を恒温槽から取り出し、20℃で3時間放置した後、2
0℃にてペリクル板の最大撓み量を測定した。測定は、
(株)キーエンス製レーザーフォーカス変位計「LT−
8100」を用いて行った。結果を表1並びに図6に示
す。
【0030】
【表1】
【0031】表1及び図6に示すように、本発明に従っ
て20℃以下の低温にて接着することによりペリクル板
の撓みを小さくすることができる。また、より低温で接
着するほど、ペリクル板の撓みが小さくなることもわか
る。
【0032】(実施例2)実施例1にて作製したペリク
ルフレームおよびペリクル板を用い、図4に示すように
ペリクルフレームとペリクル板とを垂直に立てた状態
で、−10℃にて紫外線を照射してペリクルフレームと
ペリクル板とを接着した。接着後、ペリクルを恒温槽か
ら取り出し、20℃にて3時間放置した後、20℃にて
ペリクル板の最大撓み量を測定した。測定の結果、ペリ
クル板の撓みはほぼゼロであった。
【0033】(実施例3)実施例1にて作製したペリク
ルフレームおよびペリクル板を用い、図5に示すように
ペリクル板上にペリクルフレームを載置した状態で、−
20℃にて紫外線を照射してペリクルフレームとペリク
ル板とを接着した。接着後、ペリクルを恒温槽から取り
出し、20℃にて3時間放置した後、20℃にてペリク
ル板の最大撓み量を測定した。測定の結果、ペリクル板
の撓みはほぼゼロであった。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の接着方法
によれば、ペリクル板の撓みの無いペリクルを製造する
ことができ、ペリクル板を露光原版に対して平行に維持
して良好な露光を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の接着方法を説明するための
断面図である。
【図2】第1の方法において、ペリクル板に張力を付与
する方法を示す上面図である。
【図3】第1の方法において、ペリクル板に張力を付与
する他の方法を示す断面図である。
【図4】本発明に係る第2の接着方法を説明するための
断面図である。
【図5】本発明に係る第3の接着方法を説明するための
断面図である。
【図6】実施例1により得られたペリクル板の撓み量と
接着温度との関係を示すグラフである。
【図7】従来のペリクルの一例を示す斜視図である。
【図8】図7に示したペリクルの製造工程を示す断面図
(図7のAA断面図)である。
【図9】ペリクル板の自重により撓んだ状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 ペリクル 2 ペリクル膜 3 ペリクルフレーム 4 接着剤 5 ペリクル板 5a 合成石英ガラス板 10 恒温槽 20 クランプ 30 基板 31 ガス導入管 32 不活性ガス 40 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 要 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社内 (72)発明者 菊川 信也 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社内 (72)発明者 有島 浩 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 旭 硝子株式会社内 (72)発明者 森田 寛 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 旭 硝子株式会社内 (72)発明者 重松 茂人 山口県玖珂郡和木町和木六丁目1番2号 三井化学株式会社内 (72)発明者 中川 広秋 山口県玖珂郡和木町和木六丁目1番2号 三井化学株式会社内 Fターム(参考) 2H095 BC39

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成石英ガラスからなるペリクル板を、合
    成石英ガラスよりも熱膨張係数が大きい材料からなるペ
    リクルフレーム上に接着剤を介して載置し、20℃以下
    の温度にて接着剤を硬化させることを特徴とするペリク
    ル板とペリクルフレームとの接着方法。
  2. 【請求項2】ペリクルフレーム上にペリクル板を載置
    し、ペリクル板に張力を付与した状態で、20℃以下の
    温度にて接着剤を硬化させることを特徴とする請求項1
    記載のペリクル板とペリクルフレームとの接着方法。
  3. 【請求項3】合成石英ガラスからなるペリクル板と、合
    成石英ガラスよりも熱膨張係数が大きい材料からなるペ
    リクルフレームとを接着剤を介して接合し、ペリクル板
    とペリクルフレームとを垂直に立てた状態で、20℃以
    下の温度にて接着剤を硬化させることを特徴とするペリ
    クル板とペリクルフレームとの接着方法。
  4. 【請求項4】合成石英ガラスからなるペリクル板上に、
    接着剤を介して合成石英ガラスよりも熱膨張係数が大き
    い材料からなるペリクルフレームを載置し、20℃以下
    の温度にて接着剤を硬化させることを特徴とするペリク
    ル板とペリクルフレームとの接着方法。
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