JP2002040428A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
ンダムな方向に配列するか、または基板に平行な面内で
連続的に変化している液晶配列状態を持つ液晶表示装置
において、液晶分子が単結晶配列の液晶表示装置と同様
な実効開口率を有し、視角依存性が少なく、しかも表示
品質の優れた液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 液晶層を一対の対向する基板で挟持した
液晶表示装置であって、前記液晶層は、前記液晶層の液
晶分子が、前記基板に平行な方位角方向で、ランダムな
方向に配列するか、または前記基板に平行な面内で連続
的に変化している状態を有し、前記一対の基板のそれぞ
れの外側に、円偏光板を配置している。さらに、液晶層
を一対の対向する基板で挟持した液晶表示装置であっ
て、前記液晶層は、前記液晶層の液晶分子が、前記基板
に平行な方位角方向で、ランダムな方向に配列するか、
または前記基板に平行な面内で連続的に変化している状
態を有し、前記一対の基板の一方の外側に円偏光板を配
置し、他方の基板側に隣接して光反射板を有する。
Description
わり、特に、液晶分子が、基板に平行な方位角方向で、
ランダムな方向に配列するか、または基板に平行な面内
で連続的に変化している液晶配列状態を持つ液晶表示装
置に関する。
折性により、表示面の観察方向(視認角)が変化する
と、それにつれて表示状態も変化するという問題があ
る。これは、液晶層における液晶分子が基板界面の配向
規制により、単結晶的配列をしているためと考えられ
る。
方向からも同じような表示状態とする方法として、液晶
分子を画素内であらゆる方向にランダムに配向させるい
わゆるマルチドメイン法が考案されている。たとえば、
各画素の一つ一つを二つあるいは四つの異なる配列方位
を持った液晶分子で構成される複数の副画素に分割して
構成するものが多く提案されている。マルチドメイン法
では、全方位に液晶配列する副画素(ドメイン)が存在
するアモルファス配向や、ASM(Axially S
ymmetric aligned Micro−ce
ll)配向すなわち軸対称配向等が視認角依存性の対策
としてもっとも有効であると考えられる。
態を得るためには、液晶配向方向と偏光板配置の関係
は、ある特定の条件を満たしている必要がある。
lly Controlled Birefringe
nce)−LCD(液晶表示装置)の電圧印加時の様子
を模式的に描いたものである。液晶層を対向する一対の
透明基板(図示せず。)で挟持したECB型液晶セル1
は、互いに直交する透過軸(偏光軸)方向(矢印)の直
線偏光板2、3で挟持されている。4は液晶分子の長軸
方向を模式的に図示したもので、例えば、電圧無印加時
には、偏光板に対して垂直な方向に立っていて、互いに
直交関係にある偏光板2,3により光は通過できないで
暗表示となる。電圧印加時には、液晶分子は図35のよ
うに偏光板に対して平行に配列して、一方の偏光板を通
過した直線偏光は、液晶セル1を通過時に複屈折を受け
て楕円偏光に変化し、その一部がもう一方の偏光板を通
過して明表示となる。
て高透過率でかつ高コントラストな表示を実現するに
は、偏光板2,3の透過軸(偏光軸)とセル基板界面の
液晶分子の配向方向とのなす角度は、45度とするのが
通常である。従って、1画素における液晶配向方向の方
位がランダム性が強いアモルファス配向やASMモード
やあるいは電圧印加時の垂直配向ECBモードのLCD
では、そのような角度条件を満たさない副画素が存在す
ることにより実効的な開口率が低下し、光透過率の低下
を招き、特に、表示面の正面方向から観察した時の電気
光学特性が著しく低下する。
な方位角方向で、ランダムな方向に配列するか、または
基板に平行な面内で連続的に変化している液晶配列状態
を持つ液晶表示装置において、液晶分子が単結晶的配列
の液晶表示装置と同等な実効開口率を有し、視角依存性
が少なく、しかも表示品質の優れた液晶表示装置を提供
することである。
ば、液晶層を一対の対向する基板で挟持した液晶表示装
置は、前記液晶層は、前記液晶層の液晶分子が、前記基
板に平行な方位角方向で、ランダムな方向に配列する
か、または前記基板に平行な面内で連続的に変化してい
る状態を有し、前記一対の基板のそれぞれの外側に、円
偏光板を配置している。
の対向する基板で挟持した液晶表示装置であって、前記
液晶層は、前記液晶層の液晶分子が、前記基板に平行な
方位角方向で、ランダムな方向に配列するか、または前
記基板に平行な面内で連続的に変化している状態を有
し、前記一対の基板の一方の外側に円偏光板を配置し、
他方の基板側に隣接して光反射板を有する液晶表示装置
も含む。
て、液晶セル内の方位角方向の異常配向状態を不可視化
して、かつその領域を有効画素化することにより実効的
な開口率を向上させる。本発明は、透過型液晶表示装置
と反射型液晶表示装置のいずれにも適用可能である。
ち、前面と後面とには、図35の例でも示したように、
それぞれ直線偏光板が貼り付けてあるが、本発明におい
ては、直線偏光板の代わりに円偏光板を使用することに
より、液晶層の液晶分子が、前記基板に平行な方位角方
向で、ランダムな方向に配列したり、または基板に平行
な面内で連続的に変化している状態を持つ液晶表示装置
であっても、液晶分子が単結晶的配列の液晶表示装置と
同様な実効開口率を有する表示状態が得られる。しか
も、視角依存性が少なく、表示品質が優れる。
晶表示装置の模式図を示す。10は、液晶層であり、図
示しない一対の透明基板で液晶11を含む液晶層10が
挟持されている。液晶層10の両外側には、それぞれ円
偏光板20,30が配置されている。円偏光板20は、
直線偏光板21と1/4波長板22とで構成される。直
線偏光板21の透過軸の方向aと1/4波長板22の遅
相軸の方向bとが45°になるように配置されている。
もう一方の円偏光板30も直線偏光板31と1/4波長
板32とで構成されていて、直線偏光板と1/4波長板
の順序は逆である。
セル10の前後にその透過軸がx軸に対して45°でパ
ラレル配置され、1/4波長板22と32はいずれも遅
相軸が平行で0°である。この配置条件で、液晶分子1
1がx軸に関して方位角θだけ傾いている場合、ジョー
ンズベクトルを用いて正面出射電界Eoutを示すと式
1の通りとなる。
Δnは屈折率異方性、Δndはリタデーション、iは虚
数単位を示す。液晶セル10に入射する電界Einは、
円偏光板20を通過するだけなので、次の式2で表せ
る。
と、式3に示すように、液晶層10のリタデーションδ
のみの関数となる。
ある。すなわち、透過光強度Iは、液晶配向の方位θに
は無関係で、液晶層10の厚さ方向の液晶分子配列のみ
に依存する。
型液晶表示装置の実施例を図2に示す。図2で、40は
光反射板あるいは反射面であり、出射光は液晶層を2回
透過するが、それ以外は図1の実施例と同様であり、同
じような効果を得ることができる。
を示す。図1の場合と異なるのは、前後の円偏光板20
と50との間の透過軸と遅相軸が直交した関係になって
いることである。すなわち、出射側の円偏光板50の直
線偏光板51の透過軸cと入射側の円偏光板20の直線
偏光板21の透過軸aとは互いに直交し、出射側の円偏
光板50の1/4波長板52の遅相軸eと入射側の円偏
光板20の1/4波長板22の遅相軸bとは互いに直交
している。この実施例でも、図1の実施例と同様な効果
を得ることができる。
を示す。図1〜図3の場合と異なるのは、入射側の円偏
光板60を構成する偏光子(直線偏光板)61の透過軸
aと液晶分子11の配向方向とのなす角度が45度と設
定してあり、それに伴い出射側の円偏光板70を構成す
る検光子(直線偏光板)71の透過軸cと液晶分子11
の配向方向とのなす角度も45度となっていることであ
る。さらに、出射側の円偏光板70の検光子71の透過
軸cと入射側の円偏光板60の偏光子61の透過軸aと
は互いに直交し、出射側の円偏光板70の1/4波長板
72の遅相軸eと入射側の円偏光板60の1/4波長板
62の遅相軸bとは互いに直交している。
ジョーンズベクトルを用いて示すと式4の通りとなる。
ようになる。
ションδのみの関数となり、透過光強度は液晶分子の方
位角θには無関係となって、図1〜図3の実施例と同様
な効果を得ることができる。
合、透過光強度は液晶分子の方位角θに関係ないことが
判る。理想的な円偏光板を用いた場合、円偏光板と液晶
層との配置は任意でよい。すなわち、円偏光板の軸方位
は原理的には任意でよいことになる。
偏光板の1/4波長板の遅相軸は互いに平行であるため
に、円偏光の回転方向は入射側と出射側で同一(いずれ
も右回りか、あるいは左回り)となるので、ノーマリホ
ワイト表示が得られる。図4の配置で、入射側と出射側
の円偏光板の1/4波長板の遅相軸を互いに直交させる
と出射光強度Ioutは、式6に示すようになる。この
場合、円偏光の回転方向は入射側と出射側で逆回りとな
るので、ノーマリブラック表示が得られる。
施例について、実際に作製して試験した結果を図5と図
6を参照して説明する。
を、長方形のストライプ状として、その中央部に隣接電
極間隔と同じ幅の10μmでスリット開口部101(非
電極部)を設けて、スリットのエッジ部による斜め電界
(フリンジ電界、不均一電界)を利用して液晶分子の配
向制御を行い、視角特性を改善した液晶セルと、円偏光
板との組み合わせを使用した。
率異方性が負Δε<0であり、スリット電極100は電
極間隔(=スリット幅)が10μmである。印加電圧は
4.3Vrmsで矩形交流波である。測定用光源とし
て、ハロゲンランプに中心波長が530nmのニコン製
バンドパスフィルタを介して使用した。なお、参考のた
めに、従来の直線偏光板を使用したものも作製して、比
較測定を行った。
であり、図6は、同じ液晶セルに円偏光板(直線偏光板
+1/4波長板)を使用した本発明の実施例によるもの
で、いずれもニコン製偏光顕微鏡で、上記条件で電極の
ある面を撮影したものである。
微鏡に備わっているものを利用した。この場合、不均一
電界(斜め電界)による液晶分子配向制御が行われている
ために、液晶分子の方位配向方向が1画素内で均一では
ない。従って、液晶セル前後に配置した直線偏光板の透
過軸方向f、gと平行に配置している液晶分子の領域は
電圧を印加しているにもかかわらず、光透過率が十分上
昇しておらず、写真のように暗い影状に見えることが分
かる。これは、暗い部分が液晶のダイレクタと偏光板の
透過軸とが一致して、配向方向と偏光板の透過軸方向と
の関係が45°という最適条件を満たしてないためであ
る。
の場合、入射側の円偏光板に使用する直線偏光板は、偏
光顕微鏡に備え付けのものを利用し、1/4波長板はニ
コン製の530nm用を使用し、もう一方の円偏光板用
の直線偏光板と1/4波長板とは、サンリツ製円偏光板
を用いた。図6のhとiは上側と下側の1/4波長板の
遅相軸方向を示す。xは上側直線偏光板の透過軸方向
で、yは下側直線偏光板の透過軸方向を示す。図6の写
真から明らかなように、図5の従来のもので見られた暗
い影状の部分は消失し、実効開口率は向上している。
検討結果をグラフで示す。図7は、本発明の円偏光板を
使用する液晶表示装置で、液晶セルの液晶分子のツイス
ト角の大きさによりどのような影響があるか検討した結
果である。同図で、(a),(b),(c),(d)
は、それぞれ、ツイスト角が0°、90°、180°、
及び240°の場合を示し、横軸が印加電圧、縦軸が光
透過率を示す。そして、各グラフで実線が従来の直線偏
光板使用のもので、点線が本発明の円偏光板使用の場合
である。
た場合には、ツイスト角が大きくなればなるほど、透過
率の低下が大きくなる。従って、ツイスト角は0°〜2
00°程度の範囲が実用的に望ましく、特には0°〜1
80°の範囲が好ましい。
の実施例の液晶層と円偏光板の配置における印加電圧
(横軸)に対する光透過率(縦軸)についての検討結果
を示したものである。ここで液晶のツイスト角は0°と
した。プレティルト角は89.9°(垂直配向)である。
この場合、液晶層10を光軸を中心として回転させて
も、特性は図7の(a)と殆ど変わらなかった。すなわ
ち、円偏光板と液晶分子の配向方向の関係は、任意とす
ることができることが分かった。
1の実施例の液晶層と円偏光板の配置における印加電圧
(横軸)対透過率(縦軸)の別の検討結果を示したもの
である。カイラル剤を添加して液晶のツイスト角は90
°とした。プレティルト角は89.9°(垂直配向)であ
る。この場合、液晶層10は固定し、出射側の円偏光板
50を光軸を中心として回転させた。この場合、図3の
配置も含まれることになる。このようにして円偏光板5
0を回転させても、図8の(b)の特性は殆ど変わらな
かった。すなわち、前後の円偏光板の配置関係は、任意
とすることができることが分かった。
関し、基本的構成は共通で、以下に示すような(1)〜
(6)の六つの異なる条件の液晶セルを実際に作成し
て、それらの特性をそれぞれについて測定した実験例の
結果を説明する。それら各セルの共通の製造条件は、次
の通りである。なお、記号a−はアモルファス、SHは
スーパーホメオトロピック、HANはハイブリッドアラ
インドネマティックを意味する。
ec)配向膜:水平配向用、垂直配向用、光配向用 プリベーク:ホットプレートにて90°Cで2分間 ポストベーク:水平配向用で240°C、垂直配向用で
160°C、光配向用で200°C ギャップ制御:顕微鏡1/4視野当り3.8μm径12
0個(SHセルのみ) 顕微鏡1/4視野当り5.0μm径80個(その他のセ
ル) シール:真空注入パターン(SHセルのみ)、毛細管注
入パターン(その他のセル) プレス:通常条件(1.1kg/cm2) 実験例(1)一軸a−ECBモードLCD 表示側配向膜:水平配向用 裏側配向膜:水平配向用 セル厚:5.0μm 液晶:MLC−2019 d/p:0 Δnd:0.387μm Δε:>0 顕微鏡写真: 図9 電気光学特性: 図17 実験例(2)a−TNモードLCD 表示側配向膜:水平配向用 裏側配向膜:水平配向用 セル厚:5.0μm 液晶:ZLI−3504−100 d/p:0.25 Δnd:0.485μm Δε:>0 顕微鏡写真: 図11 電気光学特性: 図19 実験例(3)a−HANモードLCD 表示側配向膜:垂直配向用 裏側配向膜:水平配向用 セル厚:5.0μm 液晶:ZLI−5200−000 d/p:0 Δnd:0.6μm Δε:>0 顕微鏡写真: 図10 電気光学特性: 図18 実験例(4)SLIT配向SHモードLCD 表示側配向膜:垂直配向用 裏側配向膜:垂直配向用 セル厚:3.8μm 液晶:MJ95170+CB−15 d/p:0、0.25、0.7 Δnd:約1.0μm Δε:<0 顕微鏡写真: 図12(a),(b)、図14(a),(b)、図1
6(a),(b) 電気光学特性: 図20 実験例(5)a−SHモードLCD 表示側配向膜:垂直配向用 裏側配向膜:垂直配向用 セル厚:3.8μm 液晶:MJ95170+CB−15 d/p:0、0.25、0.7 Δnd:約1.0μm Δε:<0 顕微鏡写真: 図12(c),(d)、図14(c),(d)、図1
6(c),(d) 電気光学特性: 図21 実験例(6)一軸SHモードLCD 表示側配向膜:光配向用 裏側配向膜:光配向用 セル厚:3.8μm 液晶:MJ95170+CB−15 d/p:0、0.25、0.7 Δnd:約1.0μm Δε:<0 顕微鏡写真: 図13、図15、図16(e),(f) 電気光学特性: 図22 なお、アモルファス配向(a−)のセルについては、比
較のために水平配向膜をラビングした(推定プレティル
ト角1.5°)の通常セルも作成した。光配向セルは2
54nm波長の偏光光源で基板面に対して45°の斜め
方向からの照射条件で得られるプレティルト角を基準に
作成した。アモルファルセルの液晶注入は、ホットプレ
ート上で等方相にて行い、注入後に自然冷却した。
のテクスチャー観察を偏光顕微鏡観察システムにて行っ
た。直線偏光板はSQX852−AP−HC,円偏光板
は住友化学試作円偏光板CP−B(右回り円偏光板)/
CP−B,CP−B/CP−D(左回り円偏光板)を使用
した。そして、電気光学特性の測定は、LCD5000
AGSにて行った。その際の直線偏光板と円偏光板はテ
クスチャー観察時のものと同じである。リファレンスは
ガラス、セルの駆動波形はスタティックで1kHzに固
定し、光源はハロゲンランプである。 <テクスチャー観察結果> (1)一軸配向セル 図9は、実験例(1)のa−ECBモードの液晶セルに
おいて、電圧無印加時のテクスチャー顕微鏡写真であ
り、同図(a)は、従来の技術のセルの前後に直線偏光
板を直交関係で配置した場合で、同図の(b)は、本発
明の実施例による円偏光板をCP−B/CP−D配置と
した場合で、同図(c)は、本発明の実施例による円偏
光板をCP−B/CP−B配置とした場合の顕微鏡写真
をそれぞれ示す。
ドの液晶セルにおいて、電圧無印加時のテクスチャー顕
微鏡写真であり、同図(a)は、従来の技術のセルの前
後に直線偏光板を直交関係で配置した場合で、同図の
(b)は、本発明の実施例による円偏光板をCP−B/
CP−D配置とした場合で、同図(c)は、本発明の実
施例による円偏光板をCP−B/CP−B配置とした場
合の顕微鏡写真をそれぞれ示す。なお、図において、矢
印Pは偏光子61の透過軸方向を、矢印Aは検光子71
の透過軸方向をそれぞれ示す。また、CP−Bは右回り
の円偏光となる円偏光板を、CP−Dは左回りの円偏光
となる円偏光板の組み合わせを示す。
の場合には、液晶配向がランダム性のために、暗い領域
が多く見られ、実質的な開口率が低いことがわかる。同
図(b)の円偏光板をCP−B/CP−D配置(ノーマ
リブラック表示)の場合は、点欠陥が見られるが、見か
け上かなり均一な配向状態のように観察され、大幅に開
口率が向上していることがわかる。同図(c)の円偏光
板をCP−B/CP−B配置(ノーマリホワイト表示)
とした場合は、写真が暗くてわかりにくいが、実際には
かなり均一な表示が得られている。
向のドメインサイズをより小さくしたセルについても確
認を行ったが、点欠陥が増える以外は表示の均一性に違
いは見られなかった。従って、点欠陥を少なくするため
にはドメインサイズを大きくした方が良いと考えられ
る。 (2)ツイスト配向 図11は、実験例(2)のa−TNモードの液晶セルに
おいて、電圧無印加時のテクスチャー顕微鏡写真であ
り、同図(a)は、従来の技術によるセルの前後に直線
偏光板を直交関係で配置した場合で、同図の(b)は、
本発明の実施例による円偏光板をCP−B/CP−D配
置とした場合で、同図(c)は、本発明の実施例による
円偏光板をCP−B/CP−B配置とした場合の顕微鏡
写真をそれぞれ示す。
ダムであるにもかかわらず、表示の均一性は、図10
(a)の従来の直線偏光板の組み合わせと、同図(c)
の発明の実施例の円偏光板をCP−B/CP−B配置と
した場合とで両者ともほぼ同等な均一性を得ている。本
来、a−TNの光透過率は、通常のTNの98%程度が
得られることが分かっている。なお、このツイスト配向
の場合が一軸性配向と異なる点は、CP−B/CP−B
配置でノーマリブラック表示で、CP−B/CP−D配
置でノーマリホワイト表示となることである。これは、
液晶層で光の偏光方向が90°回転しているためと考え
られる。 (3)垂直配向 図12は、実験例(4)のSLIT配向SHモードと、
実験例(5)のランダム配向SHモードの液晶セルにお
いて、電圧無印加時のテクスチャー顕微鏡写真である。
垂直配向用配向膜を使用し、セルギャップdとカイラル
ピッチpとの比d/pは0である。同図(a)は、従来
の技術によるSLIT配向SHモードセルの前後に直線
偏光板を直交関係で配置した場合で、同図の(b)は、
SLIT配向SHモードセルで本発明の実施例による円
偏光板をCP−B/CP−D配置とした場合で、同図
(c)は、従来の技術によるランダム配向SHモードの
液晶セル前後に直線偏光板を直交関係で配置した場合で
あり、同図(d)は、本発明の実施例によるランダム配
向SHモードの液晶セルに円偏光板をCP−B/CP−
D配置とした場合の顕微鏡写真をそれぞれ示す。
モードの液晶セルにおいて、電圧無印加時のテクスチャ
ー顕微鏡写真である。垂直配向用配向膜を使用し、セル
ギャップdとカイラルピッチpとの比d/pは0であ
る。同図(a)は、従来の技術による光配向SHモード
セルの前後に直線偏光板を直交関係で配置しチルト角が
89.9°とした場合で、同図の(b)は、光配向SH
モードセルで本発明の実施例による円偏光板をCP−B
/CP−D配置としチルト角が89.9°とした場合
で、同図(c)は、従来の技術による光配向SHモード
セルの前後に直線偏光板を直交関係で配置しチルト角が
89.5°とした場合で、同図(d)は、本発明の実施
例による光配向SHモードセルで本発明の実施例による
円偏光板をCP−B/CP−D配置としチルト角が8
9.5°とした場合での顕微鏡写真をそれぞれ示す。
Hモードと、実験例(5)のランダム配向SHモードの
液晶セルにおいて、電圧無印加時のテクスチャー顕微鏡
写真である。垂直配向用配向膜を使用し、図12と異な
る点は、セルギャップdとカイラルピッチpとの比d/
pは0.25としたことである。同図(a)は、従来の
技術によるSLIT配向SHモードセルの前後に直線偏
光板を直交関係で配置した場合で、同図の(b)は、S
LIT配向SHモードセルで本発明の実施例による円偏
光板をCP−B/CP−D配置とした場合で、同図
(c)は、従来の技術によるランダム配向SHモードの
液晶セル前後に直線偏光板を直交関係で配置した場合で
あり、同図(d)は、本発明の実施例によるランダム配
向SHモードの液晶セルに円偏光板をCP−B/CP−
D配置とした場合の顕微鏡写真をそれぞれ示す。
モードの液晶セルにおいて、電圧無印加時のテクスチャ
ー顕微鏡写真である。垂直配向用配向膜を使用し、図1
3と異なる点は、セルギャップdとカイラルピッチpと
の比d/pは0.25としたことである。同図(a)
は、従来の技術による光配向SHモードセルの前後に直
線偏光板を直交関係で配置しチルト角が89.9°とし
た場合で、同図の(b)は、光配向SHモードセルで本
発明の実施例による円偏光板をCP−B/CP−D配置
としチルト角が89.9°とした場合で、同図(c)
は、従来の技術による光配向SHモードセルの前後に直
線偏光板を直交関係で配置しチルト角が89.5°とし
た場合で、同図(d)は、本発明の実施例による光配向
SHモードセルで本発明の実施例による円偏光板をCP
−B/CP−D配置としチルト角が89.5°とした場
合での顕微鏡写真をそれぞれ示す。
Hモードと、実験例(5)のランダム配向SHモード
と、実験例(6)の光配向一軸SHモードの各液晶セル
において、電圧無印加時のテクスチャー顕微鏡写真であ
る。垂直配向用配向膜を使用し、図12〜15と異なる
点は、いずれもセルギャップdとカイラルピッチpとの
比d/pは0.7としたことである。同図(a)は、従
来の技術によるSLIT配向SHモードセルの前後に直
線偏光板を直交関係で配置した場合で、同図の(b)
は、SLIT配向SHモードセルで本発明の実施例によ
る円偏光板をCP−B/CP−D配置とした場合で、同
図(c)は、従来の技術によるランダム配向SHモード
の液晶セル前後に直線偏光板を直交関係で配置した場合
であり、同図(d)は、本発明の実施例によるランダム
配向SHモードの液晶セルに円偏光板をCP−B/CP
−D配置とした場合で、同図(e)は、従来の技術によ
る光配向SHモードセルの前後に直線偏光板を直交関係
で配置しチルト角が89.5°とした場合で、同図
(f)は、本発明の実施例による光配向SHモードセル
で本発明の実施例による円偏光板をCP−B/CP−D
配置としチルト角が89.5°とした場合の顕微鏡写真
をそれぞれ示す。
テクスチャー観察においても、従来の直線偏光板の組み
合わせに比べて、本発明の円偏光板を使用した場合で
は、すべての条件においてブラッククロスが消失し、ブ
ラッククロスの交点のみが点欠陥になっていることが分
かる。特にランダム配向SHモードでは著しく特性改善
がされることが顕微鏡写真からわかるであろう。 <電気光学特性> (1)一軸配向セル 上記した実験例(1)のa−ECBモードセルと、実験
例(3)のa−HANモードセルの印加電圧(横軸)対
光透過率(縦軸)の電気光学特性のグラフを図17と図
18にそれぞれ示す。いずれの特性図においても、比較
のために従来の直線偏光板を組み合わせたセルの特性を
付記してある。実線が従来の単結晶的配向セルに直線偏
光板を組み合わせた場合で、一点鎖線がa−ECBモー
ドセルで従来の直線偏光板を組み合わせた場合で、破線
が本発明の実施例によるa−ECBモードセルに円偏光
板をCP−B/CP−D配置で組み合わせた場合の特性
である。
いて、円偏光板を使用したことによって、従来の直線偏
光板使用の場合に比較して、最大透過率Tmaxが向上
していることが分かる。しかし、単結晶的配向セルの特
性には及ばないことも分かる。これは、円偏光板によっ
て、ドメイン間の配向不連続性が完全には除去しきれな
いことが影響していると考えられる。 (2)ツイスト配向セル 図19に上記した実験例(2)のa−TNモードセルの
印加電圧対光透過率の電気光学特性のグラフを示す。い
ずれの特性図においても、比較のために従来の直線偏光
板を組み合わせたセルの特性を付記してある。実線が従
来の単結晶的配向セルに直線偏光板を組み合わせた場合
で、一点鎖線がa−TNモードセルで従来の直線偏光板
を組み合わせた場合で、荒い破線が本発明の実施例によ
るa−TNモードセルに円偏光板をCP−B/CP−D
配置で組み合わせた場合で、細かい破線が本発明の実施
例によるa−TNモードセルに円偏光板をCP−B/C
P−B配置で組み合わせた場合の特性である。
合には、円偏光板の組み合わせの特性は、直線偏光板と
の組み合わせの特性からは大幅に異なることが分かる。
従って、ツイスト配向セルにおいての円偏光板の使用は
大幅な特性の向上にはつながらないであろう。但し、反
射型液晶表示装置に使用した場合には、円偏光の回転が
液晶内で180°あり、特性改善が期待できるであろ
う。 (3)垂直配向セル 上記した実験例(4)のSLIT配向モードセルと、実
験例(5)のランダム配向SHモードセルと、実験例
(6)の一軸配向SHセルの印加電圧対光透過率の電気
光学特性のグラフを図20と図21と図22とにそれぞ
れ示す。
従来の直線偏光板を組み合わせたセルの特性を付記して
ある。実線が従来のセル(d/p=0)に直線偏光板を
組み合わせた場合で、一点鎖線がSLIT配向セル(d
/p=0)で円偏光板を組み合わせた場合で、破線が
SLIT配向セル(d/p=0.25)に直線偏光板を
組み合わせた場合、破線がSLIT配向セル(d/p
=0.25)に円偏光板を組み合わせた場合、破線が
SLIT配向セル(d/p=0.7)に直線偏光板を組
み合わせた場合、破線がSLIT配向セル(d/p=
0.7)に円偏光板を組み合わせた場合の特性である。
/p=0)に直線偏光板を組み合わせた場合で、一点鎖
線がランダム配向SHセル(d/p=0)で円偏光板を
組み合わせた場合で、破線がランダム配向SHセル
(d/p=0.25)に直線偏光板を組み合わせた場
合、破線がランダム配向SHセル(d/p=0.2
5)に円偏光板を組み合わせた場合、破線がランダム
配向SHセル(d/p=0.7)に直線偏光板を組み合
わせた場合、破線がランダム配向SHセル(d/p=
0.7)に円偏光板を組み合わせた場合の特性である。
/p=0)に直線偏光板を組み合わせた場合で、一点鎖
線が一軸配向SHセル(d/p=0)で円偏光板を組み
合わせた場合で、破線が一軸配向SHセル(d/p=
0.25)に直線偏光板を組み合わせた場合、破線が
一軸配向SHセル(d/p=0.25)に円偏光板を組
み合わせた場合の特性である。プレティルト角はいずれ
も89.5°である。
をCP−B/CP−B配置で組み合わせたd/p=0
と、d/p=0.25の条件において、すべての配向条
件でTmaxが上昇しているのが確認できた。特にラン
ダム配向SHセルと一軸配向SHセル(89.5°)で
はTmaxの値が高い。このように円偏光板の使用によ
って、実効開口率は大幅に増加し、シャープネスの向上
ももたらしている。しかし、d/p=0.7の条件で
は、Tmaxは直線偏光板の使用の場合よりも低下す
る。但し、しきい値低下及びシャープネスの向上の効果
は得られている。すなわち、すべての配向条件で円偏光
板を用いることによりブラッククロスが消去され、実質
的開口率が上昇することが分かった。但し、d/p値が
大きい条件のときには、Tmaxを低下させてしまう現
象があることが分かった。この現象については別のシミ
ュレーション検査によっても同様な結果が得られてい
る。
じれのないアモルファス配向(ASMを含む)やブラッ
ククロスが発生するスリット配向(斜め電界による配
向)、ランダム配向SHなどの液晶セルに適用すると、
実質的な開口率が著しく向上し、良好な電気光学特性が
得られることがわかった。特に垂直配向モードには有効
であり、配向処理なしで高実効開口率が得られることが
分かった。但し、垂直配向におけるカイラル剤の添加は
必ずしも特性向上にはつながらない。また、d/p値は
0.25以下での使用が望ましい。
図23を参照して説明する。これまでに説明してきた実
施例では、液晶セルの前後に直線偏光板と1/4波長板
とを組み合わせた構成の円偏光板を配置したが、図23
に示した実施例においては、表示側には前述の実施例と
同様な円偏光板80を配置し、それと反対側のバックラ
イト光源側に、円偏光板の代わりに円偏光板と同様な作
用を持ったコレステリックフィルム90を配置した。こ
の実施例でも両側に円偏光板を使用した場合と同様な効
果が得られた。
方法としては、Philips Research L
aboratoriesのD.J.Broer著による
論文「Molecular Architecutur
es in Thin Films by In−Si
tu Photopolymerization of
Reactive Liquid Crystal
s」,SID 95 Digest・165に記載され
た方法を利用して得ることができる。また、コレステリ
ックフィルムをバックライトパネルに形成する方法とし
て、同じくPhilips Research Lab
oratoriesのD.J.Broer他著による論
文「Reflective Cholesteric
Polariser Improving the L
ight Yield of Back−and Si
de−Lighted Flat Liquid Cr
ystal Displays」,ASIA Disp
lay‘95に開示されているものを利用することがで
きる。
としては、液晶の方位角方向がランダムあるいは連続的
な変化をするマルチドメイン構造のもの、透過型、反射
型、水平あるいは垂直配向ECB型、アモルファスTN
型、軸対称配向LCD、ASM−LCD,スリットを設
けた電極による不均一電界で駆動されるLCD、TFT
−LCD等ほとんどすべての形式の液晶表示装置がその
対象となる。たとえば、a−ECBモード、a−TNモ
ード、a−HANモード、スリット配向SHモード、a
−SHモード及び一軸SHモードの液晶セルが適用され
る。
て使用される円偏光板として、直線偏光板と1/4波長
板との組み合わせを用いる場合に、1/4波長板にPC
(ポリカーボネート)やPES(ポリエーテルサルファ
イド)等を延伸して作成したフィルムを積層したものを
使用する実施例について、以下に説明する。
枚貼り」タイプの円偏光板であり、その円偏光板の構成
としては、直線偏光フィルムに上記材料の1/2波長フ
ィルムと1/4波長フィルムとを重ねてラミネートした
ものがある。この場合、1/2波長フィルムと1/4波
長フィルムの組み合わせは、理想的な1/4波長板特性
に近似した波長分散性を示すように構成される。なお、
直線偏光フィルムに1/4波長フィルム1枚を直線偏光
フィルムの透過軸方向と1/4波長フィルムの遅相軸方
向とが45°となるように配置して貼り合わせた「1枚
貼り」タイプの円偏光板もある。これは通常は反射防止
の目的で使用するか、タッチスイッチ等で使用される。
波長フィルムと、「一枚貼り」タイプのフィルムとを実
際に用意して1/4波長板としての性能評価実験を行っ
た結果を図24に示す。図24のグラフは横軸が波長で
縦軸がリタデーション値を示す。実験サンプルとしては
PC製2枚貼りフィルムと、PC製1枚貼りフィルム
と、PES製1枚貼り2種類(1/4波長がCX―13
7.5nmとCX―150nmと異なる)とを用意し、
光弾性変調素子を用いた測定システムで、波長632.
8nmと543.5nmとで測定した。そして測定値を
コーシーの波長分散式に従ったモデル式を用いて実測プ
ロット点上にカーブフィッティングした結果が図24の
グラフである。
な1/4波長板の特性である。これに対して細かい点線
の黒い四角をプロットしたカーブがPC2枚貼りタイプ
の1/4波長フィルムの特性で、その他の1枚貼りタイ
プの特性に比較して最も理想特性に近いことが判る。こ
の実験結果から、理想的な1/4波長板を得るために
は、波長分散性の小さいPESフィルムでも2枚貼り構
成にすることが必要と判る。
ック表示型として、1/4波長フィルムを作成して分光
スペクトル特性を測定した。この実験では、右回り円偏
光板となるように直線偏光板とPC1枚貼りタイプの1
/4波長フィルムを組み合わせたものと、左回り円偏光
板となるように直線偏光板とPC1枚貼りタイプの1/
4波長フィルムを組み合わせたものとを互いに遅相軸方
向が平行するような配置で、0.3mm厚のガラス基板
に平行に貼り合わせたサンプル(パラレル配置サンプ
ル)と、右回り円偏光板となるように直線偏光板とPC
1枚貼りタイプの1/4波長フィルムを組み合わせたも
のと、左回り円偏光板となるように直線偏光板とPC1
枚貼りタイプの1/4波長フィルムを組み合わせたもの
とを互いに遅相軸方向が直交するような配置で、0.3
mm厚のガラス基板に平行に貼り合わせたサンプル(ク
ロス配置サンプル)とを用意し、各サンプルの分光スペ
クトルを島津製作所製UV−3100分光器を使用して
測定した。測定波長は可視領域(380〜780nm)
である。図25は、その実験結果のグラフを示す。
プロットされるパラレル配置の円偏光板では、図24の
リタデーション特性からも予想されるように、特定の狭
い波長領域でのみ黒レベルが良好となっている。その波
長領域以外では1/4波長からずれているために、大き
く光漏れが生じる。これに対して、点線のクロス配置の
円偏光板では、広範囲の波長領域において良好な黒レベ
ルが得られることが判る。
の円偏光板として、直線偏光板に組み合わせるフィルム
をPC1枚貼りと、PC2枚貼りと、PES1枚貼り2
種類(1/4波長が異なる)の各タイプと、比較のため
の2枚の直線偏光板を偏光軸がクロス配置としたものと
を用意して分光スペクトル特性を測定し、その結果を図
26に示す。そしてそれらサンプルの透過光の輝度値
(Y%)を表1に示す。
性では最も理想的1/4波長板に近かったPC2枚貼り
タイプの円偏光板の特性(白い四角)が最も透過率と輝
度値が高い。それに対して、PC1枚貼りタイプとPE
S1枚貼りタイプのものは、直線偏光板のクロス配置の
ものには及ばないものの、相当に良好な黒レベルが得ら
れている。但し、PES1枚貼りタイプのものは若干黒
レベル輝度が低い。
においてはPC2枚貼りタイプのものが有効と予想され
たが、総合的な評価結果では、1枚貼りタイプでも十分
な黒レベルが得られる結果となった。この理由は、左回
りと右回りの円偏光板のフィルムの遅相軸がクロス配置
であり、リタデーションがキャンセルされるためである
と考えられる。
た、1枚貼りタイプの1/4波長板を使用した左回りと
右回りの円偏光板のクロス配置(遅相軸直交)のものを
実際の液晶セルに配置した場合どのような効果が得られ
るかを実験した。比較のために従来の液晶セルに直線偏
光板だけの配置のLCDと、左回りと右回りの円偏光板
のパラレル配置(遅相軸平行)のLCDも用意して評価
実験を行った。液晶セルは4分割垂直配向ドットマトリ
ックスとした。その結果の顕微鏡写真を図27に示す。
のLCDの場合で、偏光板透過軸方向に対して暗くなる
領域が発生する良好なマルチドメイン配向が得られてい
る。しかし、各ドメイン間が黒く観察され、実効開口率
が低いことが判る。同図(b)は、左回りと右回りの円
偏光板のパラレル配置のLCDであり、(a)の場合の
ようなドメイン間の黒化は目立たなくなっているが、各
ドット間である線間の個所も浮いて見え、コントラスト
も良くない。また、表示が色付く現象が見られた。同図
(c)は、左回りと右回りの円偏光板のクロス配置の場
合であり、(a)で見られた暗い領域がほぼ完全に除去
され、実効的な開口率が大幅に向上した。本実験のサン
プルでは、最大透過率が(c)の場合(a)に比べて約
40%向上した。なお、両者ともコントラストは500
以上であった。
りタイプλ/4板を用いた円偏光板をセルの両側に配置
したノーマリブラック透過型では、円偏光板の1/4波
長板の遅相軸の配置は直交すなわちクロス配置の場合が
優れていることがわかった。
リックス構造のセルを用いたが、ECBモードであれ
ば、単純マトリックスのみならず、アクティブマトリッ
クス型の液晶セルにも本発明は適用でき同様な効果が得
られる。もちろん、ECB以外のモードにうも適用でき
る。また、1/4波長フィルムは、クロス配置の場合で
も、2枚貼りタイプよりも1枚貼りタイプの方が優れて
いることが判った。
角特性を改善した本発明の実施例について説明する。垂
直配向セルにおいての視角補償は、一般的には負の一軸
性位相差板であるNOCフィルムを液晶相と偏光板との
間に挿入することで行われていた。しかし、本発明のよ
うに円偏光板を使用する場合であると、円偏光板の1/
4波長フィルムが正の一軸フィルムであるために、NO
Cフィルムと組み合わせて使用すると、両者の特性が相
殺されて、視角特性が改善できないという問題、例え
ば、直線偏光板とNOCフィルムとの組み合わせに比べ
て視角によって表示反転しない領域が狭くなるという問
題がある。
を組み合わせた透過型の液晶表示装置の模式図を図28
に示す。110は、液晶層であり、図示しない一対の透
明基板で液晶111を含む液晶層110が挟持されてい
る。液晶層110の両外側には、直線偏光板121と1
/4波長板122とで構成される円偏光板120と、直
線偏光板131と1/4波長板132とで構成されてい
るもう一方の円偏光板130とが配置されている。直線
偏光板121の透過軸の方向(矢印)と1/4波長板1
22の遅相軸の方向(矢印)とが45°になるように配
置されている。さらに、直線偏光板121と1/4波長
板122との間にNOCフィルム123が、直線偏光板
131と1/4波長板132との間にNOCフィルム1
33がそれぞれ配置されている。
垂直配向セルとにNOCフィルムを組み合わせる場合で
は、図28の構成から1/4波長板122と、1/4波
長板132と、NOCフィルム133とを取り去った構
成となる。
み合わせのLCDと、従来の直線偏光板とNOCフィル
ムとの組み合わせのLCDを作成し、それぞれでデュー
ティ駆動とスタティック駆動を行って視角特性の測定を
行った結果を図29と図30に示す。図29は、16.
49biasで1/240デューティ駆動条件で、
(a)が従来の直線偏光板+NOCフィルムのLCD,
(b)が円偏光板+NOCフィルムのLCDの視角特性
である。図30は、TmaxをON電圧とし、0VをO
FF電圧としたスタティック駆動で、(a)が従来の直
線偏光板+NOCフィルムのLCD,(b)が円偏光板
+NOCフィルムのLCDの視角特性である。この測定
実験で使用した直線偏光板(円偏光板として使用するも
のも含め)は、日東電工製G1220DUNで、NOC
フィルムは、従来の直線偏光板に組みあわせるものが住
友化学製のVAC−C430で、円偏光板に組み合わせ
るものが同じくVAC−C160であり、円偏光板に使
用する1/4波長板は積水化学製のCX−137.6n
mを使用した。
(a)の直線偏光板のものは、NOCフィルムによる視
角補償が効果を奏し、視角特性が等方的かつ均一であ
る。しかし、(b)の円偏光板のものは直線偏光板の透
過軸方向である45°と135°方向にハッチングで示
した表示反転領域が現れている。
は、(a)の直線偏光板のものは、直線偏光板の透過軸
方向が特に良好な視角特性を示す等方かつ均一な特性で
あるのに対し、(b)の円偏光板のものは、デューティ
駆動と同様な反転領域が現れた。
ムとの組み合わせで、上記のような問題のないLCDを
得るために、LCD MASTERシミュレータによる
シミュレーションを行って液晶セルに貼り合わせるフィ
ルムの最適化条件の検討を行った。シミュレーションの
LCDの構成は図28で示したもので、液晶セルは4分
割配向で、1/4波長板は理想的波長分散特性を有する
ものとし、NOCフィルムはVACフィルムのような遅
相軸のない理想的な場合を想定した。比較のために、従
来の直線偏光板によるLCDとNOCフィルムとの組み
合わせの場合についてもシミュレーションを行った。
(a)は、そのシミュレーションの等コントラスト特性
で、同図(b)は黒レベル等ルミナンス(輝度)特性であ
る。図32は、円偏光板とNOCフィルムとの組み合わ
せで、(a)は、そのシミュレーションの等コントラス
ト特性で、同図(b)は黒レベル等ルミナンス特性であ
る。
グラフでは、暗く描いた領域ほどコントラストが低く明
るいところはコントラストが高い領域であることを表示
している。また、黒レベル等ルミナンス特性のグラフは
暗く描いた領域ほど輝度が低く明るいところほど輝度が
高い領域であることを表示している。
Cフィルムリタデーションを最適化し、直線偏光板のL
CDはVAC−C430と同等なフィルムの場合が最適
であった。一方、円偏光板LCDにおいては、セルの両
面にVAC−C430を貼り合わせることで、反転領域
(黒の領域)が一番外側にシフトした。この原因は、等
ルミナンス特性を見れば判るように、視角を振った場合
にほぼ全方位において、光抜けが激しいことが考えられ
る。これは正の一軸フィルムである1/4波長板と負の
一軸フィルムであるNOCフィルムが組み合わさると互
いの特性をキャンセルするような効果があるためと考え
られる。すなわち、1/4波長板の厚さ方向のリタデー
ションがNOCフィルムの視角補償能力を劣化させる働
きをしていると考えられる。
ムの作用を付加する「2軸フィルム」、すなわち、フィ
ルム内の屈折率の大小関係がNx>Ny>Nz(但し、
Nxは図31の90°―270°方向、Nyは同図18
0°―0°方向、Nzは紙面に垂直な方向の屈折率を示
す。)になるようなものであれば、改善ができるのでは
ないかと考察した。
た2軸フィルムを1/4波長板として用いた場合の視角
特性を示す。同図で(a)は、そのシミュレーションの
等コントラスト特性で、同図(b)は黒レベル等ルミナ
ンス特性である。図28の1/4波長板122をx方向
(遅相軸方向)に延伸し、1/4波長板132をy方向
(遅相軸方向)に延伸したものである。Nx>Ny>N
zの例としては、Nx=1.5017、Ny=1.50
105、Nz=1.49782(フィルム厚み=21
1.6μm)の2軸フィルムである。
みて、表示反転領域を完全に除去することができた。特
に、1/4波長板の遅相軸方向に対して視角が広い。こ
れは丁度図29,30の表示反転領域を無くした状態に
相当する。この改善理由は、同図(b)の黒レベル等ル
ミナンス特性を見ればわかるように、特に1/4波長板
の遅相軸方向の光抜けが抑制されたためと考えられる。
しかし、直線偏光板のLCDの場合のような偏光板透過
軸に対する視角の改善は見られないために、セルサイズ
がある程度大きい場合には、感覚的には視角が狭いよう
に感じられるかもしれない。
も視角が広くなうような条件をシミュレーションで検討
してみた。その結果、VACフィルム2枚貼り条件で図
34に示したような特性が得られた。同図で(a)は、
そのシミュレーションの等コントラスト特性で、同図
(b)は黒レベル等ルミナンス特性である。この特性で
は、1/4波長板の遅相軸方向では表示反転が現れる
が、黒レベルの光抜け状態は、図32の単なる一軸フィ
ルムの場合よりもむしろ良好である。
光板透過軸方向に良好な視角が得られる条件を検索し、
表示反転が無い条件を探したが、黒レベルの光抜け抑制
を重視すると図34のシミュレーションでの条件が最適
であった。
が、本発明はこれらに制限されるものではない。例え
ば、種々の変更、改良、組み合わせが可能なことは当業
者に自明であろう。
に平行な方位角方向で、ランダムな方向に配列するか、
または基板に平行な面内で連続的に変化している液晶配
列状態を持つ液晶表示装置において、円偏光板を偏光子
及び検光子として使用することによって、液晶分子が一
様方向配向の単結晶的配列の液晶表示装置と同様な実効
開口率を有し、視角依存性を低下し、しかも表示品質を
高めることができる。
れば、その場合でも液晶分子の方位角方向異常配向状態
を不可視化して、かつその領域を有効画素化して実効的
な開口率を向上することができる。
液晶層と円偏光板の配置関係を示した模式図である。
置の液晶層と円偏光板の配置関係を示した模式図であ
る。
置の液晶層と円偏光板の配置関係を示した模式図であ
る。
表示装置の液晶層と円偏光板の別の配置関係を示した模
式図である。
有する液晶セルの顕微鏡写真である。
有する液晶セルの顕微鏡写真である。
の違いによる光透過率特性の変化をシミュレーション検
討した結果を示すグラフである。
性の変化をシミュレーション検討した結果を示すグラフ
である。
る。
ある。
る。
ム配向SHモード液晶セルの顕微鏡写真である。
ム配向SHモード液晶セルの顕微鏡写真である。
ム配向SHモード液晶セルとSHモード液晶セルの顕微
鏡写真である。
率特性を示すグラフである。
率特性を示すグラフである。
特性を示すグラフである。
光透過率特性を示すグラフである。
光透過率特性を示すグラフである。
過率特性を示すグラフである。
別の実施例の構成を示した模式図である。
「2枚貼り」タイプのものと、「一枚貼り」タイプのも
のの性能評価実験結果のグラフである。
ものとクロス配置のものの特性比較グラフである。
のと1枚貼りと2枚貼りタイプの特性比較グラフであ
る。
と、パラレル配置の円偏光板と、クロス配置円偏光板と
のそれぞれの配置のLCDの評価実験結果である。
を組み合わせた透過型の液晶表示装置の一例の模式図で
ある。
み合わせのLCDと、円偏光板とNOCフィルムとの組
み合わせのLCDとでデューティ駆動を行って視角特性
の測定した結果である。
み合わせのLCDと、円偏光板とNOCフィルムとの組
み合わせのLCDとでスタティック駆動を行って視角特
性の測定をした結果である。
ィルムとの組み合わせの場合のシミュレーショングラフ
である。
の組み合わせの場合のシミュレーショングラフである。
ィルムを1/4波長板として用いた場合の視角特性であ
る。
ョンした視角特性である。
装置遅の液晶層と偏光板の配置関係を示した模式図であ
る。
円偏光板 21,31、51、61、71、81、121,131
直線偏光板 22,32、52、62,72、82、122,132
1/4波長板 40 反射板 60 電極 61 スリット 90 コレステリックフィルム 100 コモン電極 101 スリット開口部 123,133 NOCフィルム
Claims (21)
- 【請求項1】 液晶層を一対の対向する基板で挟持した
液晶表示装置であって、前記液晶層は、前記液晶層の液
晶分子が、前記基板に平行な方位角方向で、ランダムな
方向に配列するか、または前記基板に平行な面内で連続
的に変化している状態を有し、前記一対の基板のそれぞ
れの外側に、円偏光板を配置している液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記円偏光板は、直線偏光板と1/4波
長板とを組み合わせて構成され、前記直線偏光板の透過
軸の方向と前記液晶層の基板界面の液晶分子の配向方向
とのなす角度が45度となっている請求項1記載の液晶
表示装置。 - 【請求項3】 前記円偏光板は、直線偏光板と1/4波
長板とを組み合わせて構成され、前記直線偏光板の透過
軸の方向と前記1/4波長板の遅相軸の方向とが45°
になるように配置されている請求項1あるいは2記載の
液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記一対の基板の両外側に配置された前
記1/4波長板の遅相軸の方向が互いに平行または直交
するように配置されている請求項3記載の液晶表示装
置。 - 【請求項5】 液晶層を一対の対向する基板で挟持した
液晶表示装置であって、前記液晶層は、前記液晶層の液
晶分子が、前記基板に平行な方位角方向で、ランダムな
方向に配列するか、または前記基板に平行な面内で連続
的に変化している状態を有し、前記一対の基板の一方の
外側に円偏光板を配置し、他方の基板側に隣接して光反
射板を有する液晶表示装置。 - 【請求項6】 前記円偏光板は、直線偏光板と1/4波
長板とを組み合わせて構成され、前記直線偏光板の透過
軸の方向と前記1/4波長板の遅相軸の方向とが45°
の関係になるように配置されている請求項5記載の液晶
表示装置。 - 【請求項7】 前記1/4位置波長板の遅相軸の方向が
任意の方向である請求項6記載の液晶表示装置。 - 【請求項8】 さらに前記液晶層に電圧を印加する電極
を有し、前記電極により前記液晶層に形成される電界
は、前記一対の基板間の方向あるいは、前記基板と平行
な面内で均一でない請求項1あるいは5記載の液晶表示
装置。 - 【請求項9】 前記液晶層の前記基板間方向の厚みd
と、該厚み方向のカイラルピッチpとが、d/p≦0.
25になるように設定されている請求項2記載の液晶表
示装置。 - 【請求項10】 前記一対の基板の内の表示面となる基
板とは反対側の基板の外側に配置された前記円偏光板が
コレステリックフィルムで構成されている請求項1記載
の液晶表示装置。 - 【請求項11】 前記液層層がアモルファス配向ECB
モード液晶セルである請求項1あるいは2あるいは5記
載の液晶表示装置。 - 【請求項12】 前記液晶層がアモルファス配向HAN
モード液晶セルである請求項1あるいは2あるいは5記
載の液晶表示装置。 - 【請求項13】 前記液晶層がツイスト配向液晶セルで
ある請求項1あるいは2あるいは5記載の液晶表示装
置。 - 【請求項14】 前記液晶層が、スリット開口部を有す
る電極による電界により配向する垂直配向液晶セルであ
る請求項1あるいは2あるいは5記載の液晶表示装置。 - 【請求項15】 前記一対の基板のそれぞれの外側に配
置された前記円偏光板の各々は、直線偏光板と1/4波
長板とを組み合わせて構成され、一方の前記円偏光板の
前記1/4波長板の遅相軸の方向と他方の前記円偏光板
の前記1/4波長板の遅相軸の方向とが互いに直交する
ように配置されている請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項16】 前記一対の基板のそれぞれの外側に配
置された前記円偏光板の一方と他方の直線偏光板の透過
軸の方向は互いに直行するように配置されている請求項
15記載の液晶表示装置。 - 【請求項17】 前記1/4波長板は、理想的な1/4
波長板の波長分散性に比べてより小さな波長分散性を有
する請求項16記載の液晶表示装置。 - 【請求項18】 前記1/4波長板は、材料を所定の方
向に延伸した延伸軸を有する一枚のフィルムからなる請
求項17記載の液晶表示装置。 - 【請求項19】 前記液晶層が、ECBモード液晶セル
である請求項15から18のいずれか1項記載の液晶表
示装置。 - 【請求項20】 前記1/4波長板の表面と平行な方向
で互いに直交する方位角方向の屈折率をNx,Nyと
し、厚み方向の屈折率をNzとしたときに、前記一対の
基板のそれぞれの外側に配置された前記円偏光板の前記
1/4波長板の各々がNx>Ny>Nzの関係を有する
フィルムであり、一方の円偏光板と他方の円偏光板の1
/4波長フィルムのNzの軸方向は同一で、Nxの方向
が交差している請求項15記載の液晶表示装置。 - 【請求項21】 前記1/4波長板がNx>Ny>Nz
の関係を有する少なくとも2枚のフィルムからなる請求
項20記載の液晶表示装置。
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