JP2002040168A - 腕時計の外装構造 - Google Patents

腕時計の外装構造

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JP2002040168A
JP2002040168A JP2000228109A JP2000228109A JP2002040168A JP 2002040168 A JP2002040168 A JP 2002040168A JP 2000228109 A JP2000228109 A JP 2000228109A JP 2000228109 A JP2000228109 A JP 2000228109A JP 2002040168 A JP2002040168 A JP 2002040168A
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frame
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Toru Uehara
植原  徹
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腕時計のケースやバンド部材を可逆的に多様
な外観への変更を可能とした腕時計がいくつか存在して
いるが、多くの場合ケースやバンド部材の可逆的な外観
の変更作業は、通常の使用者にとって容易なものではな
い。また、通常の腕時計の着用、機能、外観の点からす
ると、腕時計の外装構造における部品同士間の締結手段
およびバンドの固定手段は、容易に目視できず、且つ簡
易な構造であることが望ましい。 【解決手段】 本発明による内胴、外胴、およびバンド
部材からなる構造の腕時計は、通常の使用者が腕時計の
外観を多様に変更することを可能とし、且つシンプルな
デザインの外装構造を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンプルな構造で
ありながら高いファション性を有する、特に内胴と外胴
とからなる時計体と引き通しバンドを有する腕時計の外
装構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】腕時計の外観には多種多様のものがあ
る。特に時計体やバンド部材を可逆的に、分解、組み込
み、組み立てをすることで多様な外観の変更を可能とし
た腕時計のいくつかが、実開昭62−192281号公
報、実開平7−5095号公報、特表平3−50020
9号公報、特開平8−43553号公報などに開示され
ている。
【0003】特に、特表平3−500209号公報など
は外部締結手段としてとめ金を使用している。
【0004】また、面ファスナーを止め方の手段とする
バンド部材には、実開昭48−11875号公報、実開
平7−28414号公報などに開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、時計体や
バンド部材が可逆的に分解、組み込み、組み立てできる
腕時計は、多くの場合その構造にとめ金、突起物、ネ
ジ、締め金等の外部締結手段を使用している。
【0006】しかし、前記外部締結手段は外観から構造
が目視しやすく、通常の腕時計の着用、機能、外観の点
からすると、締結手段そのものは、容易に目視できず、
且つ簡易な構造であることが望ましい。
【0007】また、前記時計体やバンド部材の可逆的な
分解、組み込み、組み立て作業は、多くの場合通常の使
用者にとって容易なものではない。
【0008】さらに、止め方の手段として面ファスナー
を用いるバンド部材においては、多くの場合バンド部材
の長さ調整に任意の自由度を持たせるため、面ファスナ
ーの面積に余分な部分が用意されていた。
【0009】しかし、通常の腕時計の着用、機能、外観
の点からすると、面ファスナーが容易に目視できず、且
つ簡易な構造であることが望ましい。
【0010】本発明は、腕時計における時計体とバンド
部材との固定手段に、とめ金、突起物、ネジ、締め金等
の前記外部締結手段を使用しないため、外観的に優れて
おり、且つ通常の使用者が腕時計の時計体やバンド部材
の分解、組み込み、組み立て、位置決めによるデザイン
の変更を容易に行うことができる手首または腕に装着す
る腕時計の外装構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、内胴と外胴と
からなる時計体と、バンド部材とを有する腕時計の外装
構造において、前記内胴は内部に駆動部と上方表面に突
出した時刻表示部とを有し、前記外胴は両端が開口する
中空の枠体であり上方表面に開口部を有し、前記内胴を
枠体である前記外胴内部に嵌入し、前記時刻表示部を前
記開口部に嵌合し、前記内胴の下方底面と前記外胴の枠
体内面との間の空間部にバンド部材を引き入れることに
より前記内胴を固定していることを特徴とし、この前記
外部締結手段を使用しない構成により、外観的に優れ、
且つ通常の使用者が腕時計における時計体やバンド部材
の分解、組み込み、組み立てを容易に行うことができる
【0012】前記外胴の枠体内部に積層したバンド部材
の断面の厚さが、前記内胴の下方底面と前記外胴の枠体
内面との間の空間部の厚さと略一致することを特徴と
し、この前記枠体内面と前記バンド部材とで前記内胴が
はさまれている構成により、前記時刻表示部が前記開口
部と嵌合されているため、前記内胴は前記外胴と固定状
態となる。
【0013】前記上方表面に突出した時刻表示部を除い
た前記内胴と、前記外胴の枠体内部に積層したバンド部
材との断面形状が、前記外胴の両端開口形状と略一致す
ることを特徴し、この前記枠体内面と前記バンド部材の
間に前記内胴が嵌合されている構成により前記時刻表示
部が前記開口部と嵌合されているため、前記内胴は前記
外胴及び前記バンド部材と固定状態となる。
【0014】また、面ファスナーを止め方の手段とする
バンド部材において、一端にループ部材を有し、バンド
部材表側の他端に面ファスナー雄を有し、前記ループ部
材と前記他端との間に移動自在な遊環を有し、前記遊環
のバンド部材表側面に面ファスナー雌を有し、前記他端
をバンド部材の裏面方向から前記ループ部材に通し、該
ループ部材を軸としてバンド部材を折り曲げ、前記面フ
ァスナー雄と前記面ファスナー雌とを係着させる事によ
り、バンド部材の着脱と長さ調整とを自在にしたことを
特徴とし、この限定された範囲に面ファスナーを設け、
手首または腕への腕時計装着時に外観的に劣る前記面フ
ァスナー雄と前記面ファスナー雌とが見えにくくなる構
成により、より高い外観品質が得られる。
【0015】また、一端にループ部材を有するバンド部
材の前記ループ部材と他端との間を、時計体が移動でき
ることを特徴とし、この腕または手首への装着時、時計
体をバンド部材の長手方向にそって任意の位置にスライ
ドさせることができる構成により腕時計の外装構造の外
観的な自由度がさらに高まる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係わる腕時計の外装構造
を図1から図7に示す。図1−(a)から図1−(b)
は本発明に係わる内胴、外胴、および時計体の斜視図で
ある。図2は内胴と外胴とが嵌合した時計体にバンド部
材を引き通した状態の部分斜視図である。図3は本発明
における内胴、外胴、及びバンド部材の連結構造の概略
図である。図4は本発明における腕時計の外装構造の斜
視図である。図5−(a)と図5−(b)は本発明にお
ける実施例1の時計体と腕時計の外装構造との斜視図で
ある。図6−(a)と図6−(b)は本発明における実
施例2の時計体と腕時計の外装構造との斜視図である。
図7−(a)と図7−(b)は本発明における実施例3
の時計体と腕時計の外装構造との斜視図である。
【0017】以下、本発明を実施例によって説明する
が、本発明は実施例に限定するものではない。
【0018】(実施例1)本発明に係わる腕時計の外装
構造の実施例1を図5−(a)と図5−(b)に示す。
図5−(a)は本発明に係わる実施例1の時計体の斜視
図、図5−(b)は本発明に係わる実施例1の腕時計の
外装構造の斜視図である。
【0019】前記腕時計は以下の構成からなる。上方表
面に突出した時刻表示部13を有する赤色の内胴12。
突出した長方形でアナログ表示をなす時刻表示部13。
枠体であり両端が長方形に開口し上方表面に開口部15
を有する赤色の外胴14。突出した長方形の時刻表示部
13と嵌合する開口部15。内胴12と外胴14とが嵌
合してなる時計体17。内胴12の下方底部と外胴14
の枠体内面との空間部16に引き通された赤色の布製の
バンド部材18。バンド部材18の一端に設けられたリ
ング状のループ部材19。枠体であり該枠体内部にバン
ド部材18を引きとおした後バンド部材18のループ部
材19と他端との間を移動自在に設けられた遊環20。
バンド部材表側の他端に設けられた面ファスナー雄2
1。遊環20のバンド部材表側面に設けられた面ファス
ナー雌22。
【0020】次に前記腕時計の組み立て方、および腕ま
たは手首への装着の仕方を説明する。
【0021】時刻表示部13と開口部15が上方向に向
くように、外胴14の枠体内部に内胴12を嵌入する。
次に時刻表示部13を開口部15に嵌合すると、時計体
17ができる。時計体17は内胴12の下方底部と外胴
15の枠体内面との間にバンド部材18を引き通すこと
ができる空間部16を有する。
【0022】さらに、一端にループ部材19を有するバ
ンド部材18を、他端側から空間部16に引き通す。す
ると時刻表示部13を除いた内胴12と積層したバンド
部材18との断面形状は外胴14の両端開口形状と略一
致しているので内胴12と外胴14は嵌合する。さらに
時刻表示部13が開口部15と嵌合しているため、内胴
12は外胴14及びバンド部材18と固定状態となる。
【0023】続いて面ファスナー雌22がバンド部材表
側にくるように、遊環20にバンド部材18を他端側か
ら引き通す。
【0024】次に、時刻表示部13が見えるようにバン
ド部材18の裏面を腕にあて、前記他端をバンド部材1
8の裏面側からループ部材19の内側に通す。さらにバ
ンド部材18が腕の周りに形成する環の長さを調整した
後、ループ部材19を軸にバンド部材18を折り曲げ、
前記他端の面ファスナー雄21と遊環20の面ファスナ
ー雌22とを係着することで、腕または手首へ腕時計の
装着を行う。
【0025】上記腕時計は腕または手首への装着時、外
観的に劣る面ファスナーはほとんど見えない。また、組
み立て方、および装着の仕方を逆の手順で行うことによ
り取り外し、および分解を行うことができる。これによ
り本発明による腕時計は特殊な道具や技術無しに、通常
の使用者による、分解、組み立て、脱着、が容易に可能
となる。
【0026】また、今回使用した内胴、外胴、およびバ
ンド部材は、それぞれ同じ形状規格を有する他色の内
胴、外胴、およびバンド部材との交換が容易に可能であ
り、すなわち外観の変更が容易に可能となる。
【0027】さらに、上記腕時計は腕または手首への装
着時、時計体をバンド部材の長手方向にそって任意の位
置にスライドさせることができ、すなわち外観変更の自
由度がより高くなっている。
【0028】なお、上記実施例1においては布製のバン
ド部材を使用しているが、必要とする質感、機能等によ
って皮製、または合成樹脂製のバンド部材を使用しても
同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0029】(実施例2)本発明に係わる腕時計の外装
構造の実施例2を図6−(a)と図6−(b)に示す。
図6−(a)は本発明に係わる実施例2の時計体の斜視
図、図6−(b)は本発明に係わる実施例2の腕時計の
外装構造の斜視図である。
【0030】前記腕時計は以下の構成からなる。上方表
面に突出した時刻表示部24を有する桃色の内胴23。
突出した菱形でデジタル表示をなす時刻表示部24。枠
体であり両端が長方形に開口し上方表面に開口部26を
有する桃色の外胴25。突出した菱形の時刻表示部24
と嵌合する開口部26。内胴23と外胴25とが嵌合し
てなる時計体28。内胴23の下方底部と外胴25の枠
体内面との空間部27に引き通された黒色の革製のバン
ド部材29。バンド部材29の一端に設けられたリング
状のループ部材30。枠体であり該枠体内部にバンド部
材29を引きとおした後バンド部材29のループ部材3
0と他端との間を移動自在に設けられた遊環31。バン
ド部材表側の他端に設けられた面ファスナー雄32。遊
環31のバンド部材表側面に設けられた面ファスナー雌
33。
【0031】次に前記腕時計の組み立て方、および腕ま
たは手首への装着の仕方を説明する。
【0032】時刻表示部24と開口部26が上方向に向
くように、外胴25の枠体内部に内胴23を嵌入する。
次に時刻表示部24を開口部26に嵌合すると、時計体
28ができる。時計体28は内胴23の下方底部と外胴
25の枠体内面との間にバンド部材29を引き通すこと
ができる空間部27を有する。
【0033】さらに、一端にループ部材30を有するバ
ンド部材29を、他端側から空間部27に引き通す。す
ると時刻表示部24を除いた内胴23と積層したバンド
部材29との断面形状は外胴25の両端開口形状と略一
致しているので内胴23と外胴25は嵌合する。さらに
時刻表示部24が開口部26と嵌合しているため、内胴
23は外胴25及びバンド部材29と固定状態となる。
【0034】続いて面ファスナー雌33がバンド部材表
側にくるように、遊環31にバンド部材29を他端側か
ら引き通す。
【0035】次に、時刻表示部24が見えるようにバン
ド部材29の裏面を腕にあて、前記他端をバンド部材2
9の裏面側からループ部材30の内側に通す。さらにバ
ンド部材29が腕の周りに形成する環の長さを調整した
後、ループ部材30を軸にバンド部材29を折り曲げ、
前記他端の面ファスナー雄32と遊環31の面ファスナ
ー雌33とを係着することで、腕または手首へ腕時計の
装着を行う。
【0036】上記腕時計は腕または手首への装着時、外
観的に劣る面ファスナーはほとんど見えない。また、組
み立て方、および装着の仕方を逆の手順で行うことによ
り取り外し、および分解を行うことができる。これによ
り本発明による腕時計は特殊な道具や技術無しに、通常
の使用者による、分解、組み立て、脱着、が容易に可能
となる。
【0037】また、今回使用した内胴、外胴、およびバ
ンド部材は、それぞれ同じ形状規格を有する他色の内
胴、外胴、およびバンド部材との交換が容易に可能であ
り、すなわち外観の変更が容易に可能となる。
【0038】さらに、上記腕時計は腕または手首への装
着時、時計体をバンド部材の長手方向にそって任意の位
置にスライドさせることができ、すなわち外観変更の自
由度がより高くなっている。
【0039】なお、上記実施例1においては革製のバン
ド部材を使用しているが、必要とする質感、機能等によ
って布製、または合成樹脂製のバンド部材を使用しても
同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0040】(実施例3)本発明に係わる腕時計の外装
構造の実施例3を図7−(a)と図7−(b)に示す。
図7−(a)は本発明に係わる実施例3の時計体の斜視
図、図7−(b)は本発明に係わる実施例3の腕時計の
外装構造の斜視図である。
【0041】前記腕時計は以下の構成からなる。上方表
面に突出した時刻表示部35を有する桃色の内胴34。
突出した長方形でアナログ表示をなす時刻表示部35。
枠体であり両端が五角形に開口し上方表面に開口部37
を有する桃色の外胴36。突出した長方形の時刻表示部
35と嵌合する開口部37。内胴34と外胴36とが嵌
合してなる時計体39。内胴34の下方底部と外胴36
の枠体内面との空間部38に引き通された桃色の合成樹
脂製のバンド部材40。バンド部材40の一端に設けら
れたリング状のループ部材41。枠体であり該枠体内部
にバンド部材40を引きとおした後バンド部材40のル
ープ部材41と他端との間を移動自在に設けられた遊環
42。バンド部材表側の他端に設けられた面ファスナー
雄43。遊環42のバンド部材表側面に設けられた面フ
ァスナー雌44。
【0042】次に前記腕時計の組み立て方、および腕ま
たは手首への装着の仕方を説明する。
【0043】時刻表示部35と開口部37が上方向に向
くように、外胴36の枠体内部に内胴34を嵌入する。
次に時刻表示部35を開口部37に嵌合すると、時計体
39ができる。時計体39は内胴34の下方底部と外胴
36の枠体内面との間にバンド部材40を引き通すこと
ができる空間部38を有する。
【0044】さらに、一端にループ部材41を有するバ
ンド部材40を、他端側から空間部38に引き通す。す
ると時刻表示部35を除いた内胴34と積層したバンド
部材40との断面形状は外胴36の両端開口形状と略一
致しているので内胴34と外胴36は嵌合する。さらに
時刻表示部35が開口部37と嵌合しているため、内胴
34は外胴36及びバンド部材40と固定状態となる。
【0045】続いて面ファスナー雌44がバンド部材表
側にくるように、遊環42にバンド部材40を他端側か
ら引き通す。
【0046】次に、時刻表示部35が見えるようにバン
ド部材40の裏面を腕にあて、前記他端をバンド部材4
0の裏面側からループ部材41の内側に通す。さらにバ
ンド部材40が腕の周りに形成する環の長さを調整した
後、ループ部材41を軸にバンド部材40を折り曲げ、
前記他端の面ファスナー雄43と遊環42の面ファスナ
ー雌44とを係着することで、腕または手首へ腕時計の
装着を行う。
【0047】上記腕時計は腕または手首への装着時、外
観的に劣る面ファスナーはほとんど見えない。また、組
み立て方、および装着の仕方を逆の手順で行うことによ
り取り外し、および分解を行うことができる。これによ
り本発明による腕時計は特殊な道具や技術無しに、通常
の使用者による、分解、組み立て、脱着、が容易に可能
となる。
【0048】また、今回使用した内胴、外胴、およびバ
ンド部材は、それぞれ同じ形状規格を有する他色の内
胴、外胴、およびバンド部材との交換が容易に可能であ
り、すなわち外観の変更が容易に可能となる。
【0049】さらに、上記腕時計は腕または手首への装
着時、時計体をバンド部材の長手方向にそって任意の位
置にスライドさせることができ、すなわち外観変更の自
由度がより高くなっている。
【0050】なお、上記実施例1においては合成樹脂製
のバンド部材を使用しているが、必要とする質感、機能
等によって布製、または革製のバンド部材を使用しても
同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0051】
【発明の効果】本発明による腕時計の外装構造は、特殊
な工具や技術を必要とせず容易に、分解、組み込み、及
び組み立てができ、通常の使用者の手で多様な外観の変
更を可能とした。
【0052】また、バンド部材の着脱と長さ調整に、面
ファスナーによる係着を利用しているが、遊環とバンド
部材の端部という限られた範囲を係着させる事で、外観
的に劣る面ファスナーを見えにくくし、デザイン的によ
り優れた外観を与えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる内胴、外胴、および時計体の斜
視図である。
【図2】本発明に係わる内胴と外胴とが嵌合した時計体
にバンド部材を引き通した状態の部分斜視図である。
【図3】本発明に係わる内胴、外胴、及びバンド部材の
連結構造の概略図である。
【図4】本発明に係わる、腕時計の外装構造の斜視図で
ある。
【図5】本発明に係わる実施例1の時計体と腕時計の外
装構造との斜視図である。
【図6】本発明に係わる実施例2の時計体と腕時計の外
装構造との斜視図である。
【図7】本発明に係わる実施例3の時計体と腕時計の外
装構造との斜視図である。
【符号の説明】
1、12、23、34 内胴 2、13、24、35 時刻表示部 3、14、25、36 外胴 4、15、26、37 開口部 5、16、27、38 空間部 6、17、28、39 時計体 7、18、29、40 バンド部材 8、19、30、41 ループ部材 9、20、31、42 遊環 10、21、32、43 面ファスナー雄 11、22、33、44 面ファスナー雌

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内胴と外胴とからなる時計体と、バンド
    部材とを有する腕時計の外装構造において、前記内胴は
    内部に駆動部と上方表面に突出した時刻表示部とを有
    し、前記外胴は両端が開口する中空の枠体であり上方表
    面に開口部を有し、前記内胴を枠体である前記外胴内部
    に嵌入し、前記時刻表示部を前記開口部に嵌合し、前記
    内胴の下方底面と前記外胴の枠体内面との間の空間部に
    バンド部材を引き入れることにより前記内胴を固定して
    いることを特徴とする腕時計の外装構造。
  2. 【請求項2】 前記外胴の枠体内部に積層したバンド部
    材の断面の厚さが、前記内胴の下方底面と前記外胴の枠
    体内面との間の空間部の厚さと略一致することを特徴と
    する請求項1記載の腕時計の外装構造。
  3. 【請求項3】 前記上方表面に突出した時刻表示部を除
    いた前記内胴と、前記外胴の枠体内部に積層したバンド
    部材との断面形状が、前記外胴の両端開口形状と略一致
    することを特徴とする請求項1または請求項2記載の腕
    時計の外装構造。
  4. 【請求項4】 面ファスナーを止め方の手段とするバン
    ド部材において、一端にループ部材を有し、バンド部材
    表側の他端に面ファスナー雄を有し、前記ループ部材と
    前記他端との間に移動自在な遊環を有し、前記遊環のバ
    ンド部材表側面に面ファスナー雌を有し、前記他端をバ
    ンド部材の裏面方向から前記ループ部材に通し、該ルー
    プ部材を軸としてバンド部材を折り曲げ、前記面ファス
    ナー雄と前記面ファスナー雌とを係着させる事により、
    バンド部材の着脱と長さ調整とを自在にしたことを特徴
    とする腕時計の外装構造。
  5. 【請求項5】 一端にループ部材を有するバンド部材の
    前記ループ部材と他端との間を、時計体が移動できるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項4記載の腕時計の
    外装構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8334788B2 (en) 2010-03-04 2012-12-18 Rosemount Inc. Process variable transmitter with display
KR102477716B1 (ko) * 2021-11-16 2022-12-14 이금욱 손목 착용형 칼

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