JP2002039919A - タイヤ試験装置 - Google Patents

タイヤ試験装置

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JP2002039919A
JP2002039919A JP2000225383A JP2000225383A JP2002039919A JP 2002039919 A JP2002039919 A JP 2002039919A JP 2000225383 A JP2000225383 A JP 2000225383A JP 2000225383 A JP2000225383 A JP 2000225383A JP 2002039919 A JP2002039919 A JP 2002039919A
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Japan
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tire
endless belt
water
drum
belt
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JP2000225383A
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English (en)
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Shinichi Furuya
信一 古屋
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速でも無端ベルトのスリップを確実に防止
でき、正確な試験条件を得ることのできるタイヤ試験装
置を提供すること。 【解決手段】 散水ノズルより無端ベルト15のタイヤ
走行面に水を供給することにより、ウエット走行試験を
行うことができる。ここで、走行面に供給された水の一
部が無端ベルト15の幅方向端からベルト内面側へと回
り込み、ベルト内面と駆動ドラム13との間、及びベル
ト内面と従動ドラム14との間に侵入してベルトドラム
間に水膜を形成し、しいては無端ベルト15をスリップ
させることが考えられるが、ベルトドラム間に進入した
水が、ドラム外周面に設けた排水溝としての周方向溝3
2を介して外部へ排出されるので、高速走行試験におい
ても無端ベルト15のスリップを防止でき、テストタイ
ヤの正確な試験条件を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動ドラムと従動
ドラムとに掛け渡した無端ベルトを回転し、無端ベルト
を路面に擬態してタイヤを試験するタイヤ試験装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】路面擬態ベルトを使用した一般的なタイ
ヤ試験装置としては、駆動ドラムと従動ドラムとに掛け
渡される無端ベルトを配設し、無端ベルトの上部にテス
トタイヤを押し付けてテストタイヤを回転をさせてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、無端ベルト
上に散水ノズルから水を噴出させ、ウエット路面での走
行状態を試験することがある。
【0004】しかしながら、ドラムと無端ベルトとの間
に水が侵入してハイドロプレーニング現象をおこし(ベ
ルトドラム間の摩擦係数が低下)、無端ベルトがスリッ
プして速度が不安定になったり、無端ベルトが幅方向へ
ずれる等の問題がある。
【0005】特に、高速回転で試験を行うとタイヤの水
はねが大きく、多量の水がベルトドラム間に侵入する問
題があった。
【0006】従来技術として、ドラムと接触する直前に
ワイパーを設け、ベルト表面の水を除去する方法があっ
たが、70〜80km/hの速度までが限界であった。
【0007】そこで本発明は、高速でも無端ベルトのス
リップを確実に防止でき、正確な試験条件を得ることの
できるタイヤ試験装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のタイヤ
試験装置は、一対のドラムと、前記一対のドラムに掛け
渡された無端ベルトと、前記一対のドラムの少なくとも
一方を回転させる回転駆動手段と、テストタイヤを回転
可能に支持すると共に前記無端ベルトへ押圧するタイヤ
支持手段と、前記無端ベルトのタイヤ走行面に水を供給
する水供給手段と、を備え、前記ドラムの外周面には、
前記ドラムの外周面と前記無端ベルトとの間に介在する
水を外部へ排水するための排水溝が設けられていること
を特徴としている。
【0009】次に、請求項1に記載のタイヤ試験装置の
作用を説明する。
【0010】請求項1に記載のタイヤ試験装置では、回
転駆動手段によりドラムが回転され、ドラムに掛け渡さ
れた無端ベルトの回転駆動が行われる。
【0011】テストタイヤをタイヤ支持手段に支持さ
せ、無端ベルト上に押圧することによりテストタイヤの
回転試験を行うことができる。
【0012】また、水供給手段より無端ベルトのタイヤ
走行面に水を供給することにより、ウエット走行試験を
行うことができる。
【0013】ところで、走行面に供給された水の一部が
ベルトの幅方向端からベルト内面側へと回り込み、ベル
ト内面とドラムとの間に侵入してベルトとドラムとの間
に水膜を形成し、しいてはベルトをスリップさせること
が考えられるが、ベルトとドラムとの間に進入した水が
排水溝を介して外部へ排出されるので、ベルトのスリッ
プを防止でき、正確な試験条件を得ることができる。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のタイヤ試験装置において、前記ドラムの周方向に沿っ
て連続して形成された排水溝が設けられていることを特
徴としている。
【0015】次に、請求項2に記載のタイヤ試験装置の
作用を説明する。
【0016】請求項2に記載のタイヤ試験装置では、無
端ベルトとドラムとの間に侵入した水は、排水溝によっ
て周方向に排水される。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載のタイヤ試験装置において、前記ドラム
の周方向に対して傾斜する方向に延びる排水溝が設けら
れていることを特徴としている。
【0018】次に、請求項3に記載のタイヤ試験装置の
作用を説明する。
【0019】請求項3に記載のタイヤ試験装置では、無
端ベルトとドラムとの間に侵入した水は、排水溝によっ
てドラム端側へ排水される。
【0020】なお、傾斜する排水溝と周方向の排水溝と
を組み合わせることにより、特に排水効果が向上する。
【0021】請求項4に記載のタイヤ試験装置は、一対
のドラムと、前記一対のドラムに掛け渡された無端ベル
トと、前記一対のドラムの少なくとも一方を回転させる
回転駆動手段と、テストタイヤを回転可能に支持すると
共に前記無端ベルトへ押圧するタイヤ支持手段と、前記
無端ベルトのタイヤ走行面に水を供給する水供給手段
と、を備え、前記無端ベルトのタイヤ走行軌跡上の幅方
向両側には、前記無端ベルトの周方向に連続する突条が
設けられていることを特徴としている。
【0022】請求項4に記載のタイヤ試験装置では、回
転駆動手段によりドラムが回転され、ドラムに掛け渡さ
れた無端ベルトの回転駆動が行われる。
【0023】テストタイヤをタイヤ支持手段に支持さ
せ、無端ベルト上に押圧することによりテストタイヤの
回転試験を行うことができる。
【0024】また、水供給手段より無端ベルトのタイヤ
走行面に水を供給することにより、ウエット走行試験を
行うことができる。
【0025】ところで、走行面に供給された水の一部が
ベルトの幅方向端からベルト内面側へと回り込み、ベル
ト内面とドラムとの間に侵入してベルトとドラムとの間
に水膜を形成し、しいてはベルトをスリップさせること
が考えられるが、請求項4に記載のタイヤ試験装置で
は、無端ベルトの周方向に連続する突条が、ベルトの幅
方後端へ向かう水の防波堤の役目を果たし、水がベルト
内面側へ回り込むことを防止する。したがって、ベルト
のスリップを防止でき、正確な試験条件を得ることがで
きる。
【0026】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]本発明のタイ
ヤ試験装置の第1の実施形態を図1乃至図7にしたがっ
て説明する。
【0027】図2乃至図4に示すように、タイヤ試験装
置10は、ベースフレーム12に駆動ドラム13と従動
ドラム14とに掛け渡される無端ベルト15を配設し、
ドラム駆動モータ16の出力をギアボックス17を介し
て駆動ドラム13に伝達し、駆動ドラム13を駆動して
無端ベルト15を回転し、無端ベルト15の上面にテス
トタイヤ18を接触させて、テストタイヤ18を回転し
て各種のデータを計測する。
【0028】なお、本実施形態の無端ベルト15は、ス
テンレススチールの薄板より形成されている。
【0029】ベースフレーム12には、テストタイヤ1
8を支持する機構として、一対の支柱(H型鋼)19,
19を間隔をあけて立設し、該支柱19,19に水平腕
20を昇降可能に設け、該水平腕20にタイヤ支持部材
21を水平方向に旋回可能に設け、該タイヤ支持部材2
1に、テストタイヤ18を装着するスピンドル22を揺
動可能に設けている。
【0030】水平腕20は、支柱19,19を挟んで配
置された2枚の板23,23に固設されており、2枚の
板23,23は、支柱19,19にそれぞれ設けた縦方
向のガイドレール19a,19aに案内されて、支柱1
9,19の間に配設した荷重制御機構24により昇降す
る。
【0031】また、水平腕20は、先端側にタイヤ支持
部材21を垂直方向の軸25により支承し、軸25より
も先端側に、タイヤ支持部材21を水平方向に旋回する
操向角制御機構26を配設している。
【0032】タイヤ支持部材21は、水平腕20と平行
に支柱19,19方向へ延出する水平部21aと、該水
平部21aから直角にベースフレーム12方向へ屈曲す
る垂直部21bとからなるL字状に形成され、水平部2
1aの先端に操向角制御機構26を連結し、垂直部21
bの下部にスピンドル22を水平方向の軸27にて軸支
して、スピンドル22の先端を水平状態から上下方向に
揺動可能に設けおり、スピンドル22の先端を上下方向
に揺動するキャンバー角制御機構28を配設している。
【0033】スピンドル22は、先端のタイヤ装着部2
2aを前記垂直方向の軸25の直下に延出している。
【0034】荷重制御機構24は、駆動モータ24aに
てボールスクリュー24bを回転して水平腕20を昇降
するとともに、テストタイヤ18と前記無端ベルト15
との接触荷重を制御する。
【0035】操向角制御機構26は、駆動モータ26a
にてボールスクリュー26bを回転してタイヤ支持部材
21を軸25回りに旋回し、無端ベルト15に接触する
テストタイヤ18を走行方向に対して旋回し、スリップ
アングルを制御する。
【0036】スリップアングルは、軸25に設けたスリ
ップアングル検出器29で検出する。
【0037】キャンバー角制御機構28は、駆動モータ
28aにてボールスクリュー28bを回転して軸27に
固設されたレバー28cを回動し、スピンドル22を水
平状態から上下方向に揺動してテストタイヤ18のキャ
ンバー角を制御する。
【0038】キャンバー角は、軸27に設けたキャンバ
ー角検出器30で検出する。
【0039】このように構成されたタイヤ試験装置10
は、スピンドル22のタイヤ装着部22aにテストタイ
ヤ18を装着し、無端ベルト15を回転して、無端ベル
ト15の上面に接触するテストタイヤ18を回転して各
種のデータを計測する。
【0040】データ計測時におけるテストタイヤ18の
接触荷重は、荷重制御機構24にて水平腕20を昇降し
て制御し、テストタイヤ18の操向角は、操向角制御機
構26にてタイヤ支持部材21を旋回して制御し、テス
トタイヤ18のキャンバー角は、キャンバー角制御機構
28にてレバー28cを介してスピンドル22の先端を
水平状態から上下方向に揺動して制御する。
【0041】図1に示すように、駆動ドラム13の外周
面には、周方向に沿って連続して延びる周方向溝32が
3本形成されている。
【0042】本実施形態の駆動ドラム13は外径が10
00mm、幅が800mmであり、周方向溝32は幅が80
mm、深さ1mmである。
【0043】なお、従動ドラム14も駆動ドラム13と
同一寸法であり、従動ドラム14の外周面にも駆動ドラ
ム13と同様に周方向溝32が形成されている。
【0044】図5乃至図7に示すように、テストタイヤ
18の前後両側には、水噴出部34が設けられている。
水噴出部34は、ベルト幅方向に沿って延びる配水管3
6を備え、この配水管36の長手方向に沿って、複数の
散水ノズル38が一定の間隔で設けられている。
【0045】なお、散水ノズル38は、無端ベルト15
の長手方向に沿って無端ベルト15の上面に対して斜め
下方(平行に近い方が好ましい)に向けられている。
【0046】駆動ドラム13、従動ドラム14及び無端
ベルト15は、テストタイヤ18を接触させる部分を除
き、ほぼ全体が箱状のベルトカバー40で覆われてい
る。
【0047】また、テストタイヤ18は、下部が開放さ
れたタイヤカバー42で覆われている。タイヤカバー4
2の下部には、蛇腹44が取付られており、蛇腹44の
下端は、ベルトカバー40の上部に係止されている。
【0048】ベルトカバー40の下部は開放されてお
り、ベルトカバー40の下側には皿状の水受け46が配
置されている。
【0049】水受け46の下側には、集水管48、水回
収タンク50が配置されている。
【0050】水回収タンク50に回収された水は、吸上
管52、ポンプ54を介して温調タンク56(容量80
0リットル)へ送水される。
【0051】温調タンク56には、ヒーター、冷却器及
び温度センサーが設けられており、制御装置57が温調
タンク56内の水を所定の温度(制御装置57により任
意に設定可能(例えば、5°C〜40°C))に保つよ
うにしている。
【0052】温調タンク56内の水は、配管58及びポ
ンプ60を介して排水管36に接続されている。
【0053】なお、ポンプ60は制御装置57により制
御され、散水ノズル38から噴出する水の速度が任意に
調整可能となっている。
【0054】また、駆動ドラム13の回転用のドラム駆
動モータ16も制御装置57によって制御されており、
任意の回転速度に調整可能となっている。
【0055】即ち、このタイヤ試験装置10では、散水
ノズル38から噴出する水の速度を無端ベルト15の移
動速度に一致させることができる(無端ベルト15に対
して水の速度は零であり、実際の路面に水が静止状態で
溜まっている状態を再現している。)。
【0056】また、水温のコントロールが可能であるた
め、水温を常に一定とし、散水時の路面温度を一定に保
つことができる。このため、水温の日間差等による計測
の誤差を防止することができる。 (作用)次に、本実施形態のタイヤ試験装置10の作用
を説明する。
【0057】テストタイヤ18の試験を行うには、先ず
ドラム駆動モータ16により駆動ドラム13を回転さ
せ、無端ベルト15の回転駆動を行う。
【0058】そして、テストタイヤ18を下降させて無
端ベルト15上へ押圧すると、無端ベルト15との摩擦
によりテストタイヤ18が回転する。
【0059】ここで、このタイヤ試験装置10では、散
水ノズル38より無端ベルト15のタイヤ走行面に水を
供給することにより、ウエット走行試験を行うことがで
きる。
【0060】ここで、走行面に供給された水の一部が無
端ベルト15の幅方向端からベルト内面側へと回り込
み、ベルト内面と駆動ドラム13との間、及びベルト内
面と従動ドラム14との間に侵入してベルトドラム間に
水膜を形成し、しいては無端ベルト15をスリップさせ
ることが考えられる。
【0061】しかしながら、ベルトドラム間に進入した
水は周方向溝32を介して外部へ排出されるので、無端
ベルト15のスリップを防止でき、テストタイヤ18の
正確な試験条件を得ることができる。
【0062】なお、本実施形態では、ドラム外周面に周
方向溝32を形成したが、図8に示すようにドラム回転
方向(矢印A方向)に対して傾斜する傾斜溝62を形成
しても良い。
【0063】傾斜溝62は、ドラム幅方向中央からドラ
ム幅方向端部へと連続させることが好ましく、これによ
り、ベルトドラム間の水をドラム幅方向端側へと効率的
に排水することができる。
【0064】なお、図9に示すように周方向溝32と傾
斜溝62とを交差させても良い。周方向溝32と傾斜溝
62との組み合わせにより、更に排水性能を高めること
ができる。 [第2の実施形態]次に、本発明のタイヤ試験装置の第
2の実施形態を図10にしたがって説明する。なお、第
1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明
は省略する。
【0065】図10に示すように、本実施形態のタイヤ
試験装置10では、無端ベルト15の幅方向両端付近
に、ベルト周方向に沿って連続する突条64が設けられ
ている。
【0066】この突条64は、無端ベルト15の曲げ変
形を阻害しないように、ゴム、軟質の合成樹脂等の弾性
変形容易な材料で形成されている。
【0067】本実施形態では、無端ベルト15の周方向
に連続する突条64が、無端ベルト15の幅方後端へ向
かう水の防波堤の役目を果たし、水がベルト内面側へ回
り込んでベルトドラム間に侵入することを防止し、無端
ベルトのスリップを防止する。
【0068】なお、本実施形態の突条64の高さは20
mmであるが、高さはこれに限定されるものではない。
【0069】また、突条64が、走行面に供給された水
がベルト幅方向端外側へ流れることを防止するので、安
定した水深を再現でき、また、突条64の高さをより高
くすることにより、水深の深い路面状態を簡単に再現す
ることができる。
【0070】なお、この実施形態では、ドラム外周面に
排水用の溝は特に必要としないが、排水用の溝を設けて
いても良い。
【0071】なお、本発明の適用されたタイヤ試験装置
(第1の実施形態の装置)と、ドラム外周面に排水用の
溝を設けていない従来のタイヤ試験装置とを用い、各々
の装置でウエット時のタイヤのコーナリングパワー及び
コーナリングフォース(max)を測定(試験速度80
km/h)した結果、従来のタイヤ試験装置ではコーナ
リングパワーに±6%の誤差を生じ、コーナリングフォ
ースに±10%の誤差を生じたが、本発明のタイヤ試験
装置ではコーナリングパワーに±2%、コーナリングフ
ォースに±2%の誤差しか生じておらず、従来装置に比
較して精度が大幅に向上した。
【0072】また、従来のワイパー付きのタイヤ試験装
置では、ウエット時で70〜80km/hがスリップを
生じない限界であったが、本発明の適用されたタイヤ試
験装置では速度150km/hまでスリップせず試験可
能となった。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のタイヤ試
験装置は上記の構成としたので、高速でも無端ベルトの
スリップを確実に防止でき、正確な試験条件を得ること
ができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るタイヤ試験装置の無端ベ
ルト駆動部分の斜視図である。
【図2】第1の実施形態に係るタイヤ試験装置の側面図
である。
【図3】第1の実施形態に係るタイヤ試験装置の正面図
である。
【図4】第1の実施形態に係るタイヤ試験装置の平面図
である。
【図5】第1の実施形態に係るタイヤ試験装置の要部の
正面側から見た断面図である。
【図6】第1の実施形態に係るタイヤ試験装置の上方か
ら見た一部断面図である。
【図7】第1の実施形態に係るタイヤ試験装置の要部の
測方から見た断面図である。
【図8】駆動ドラムの他の実施形態である。
【図9】駆動ドラムの更に他の実施形態である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係るタイヤ試験装
置の無端ベルトの斜視図である。
【符号の説明】
10 タイヤ試験装置 11 タイヤ支持部材 12 スピンドル(タイヤ支持手段) 13 駆動ドラム 14 従動ドラム 15 無端ベルト 16 ドラム駆動モータ(回転駆動手段) 17 ギアボックス(回転駆動手段) 18 テストタイヤ 19 支柱(タイヤ支持手段) 19a ガイドレール(タイヤ支持手段) 20 水平腕(タイヤ支持手段) 22 スピンドル(タイヤ支持手段) 23 板(タイヤ支持手段) 24 荷重制御機構(タイヤ支持手段) 24a 駆動モータ(タイヤ支持手段) 24b ボールスクリュー(タイヤ支持手段) 25 軸(タイヤ支持手段) 32 周方向溝(排水溝) 34 水噴出部(水供給手段) 56 温調タンク(水供給手段) 57 制御装置(水供給手段) 58 配管(水供給手段) 60 ポンプ(水供給手段) 62 傾斜溝 64 突条

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のドラムと、 前記一対のドラムに掛け渡された無端ベルトと、 前記一対のドラムの少なくとも一方を回転させる回転駆
    動手段と、 テストタイヤを回転可能に支持すると共に前記無端ベル
    トへ押圧するタイヤ支持手段と、 前記無端ベルトのタイヤ走行面に水を供給する水供給手
    段と、 を備え、 前記ドラムの外周面には、前記ドラムの外周面と前記無
    端ベルトとの間に介在する水を外部へ排水するための排
    水溝が設けられていることを特徴とするタイヤ試験装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ドラムの周方向に沿って連続して形
    成された排水溝が設けられていることを特徴とする請求
    項1に記載のタイヤ試験装置。
  3. 【請求項3】 前記ドラムの周方向に対して傾斜する方
    向に延びる排水溝が設けられていることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のタイヤ試験装置。
  4. 【請求項4】 一対のドラムと、 前記一対のドラムに掛け渡された無端ベルトと、 前記一対のドラムの少なくとも一方を回転させる回転駆
    動手段と、 テストタイヤを回転可能に支持すると共に前記無端ベル
    トへ押圧するタイヤ支持手段と、 前記無端ベルトのタイヤ走行面に水を供給する水供給手
    段と、 を備え、 前記無端ベルトのタイヤ走行軌跡上の幅方向両側には、
    前記無端ベルトの周方向に連続する突条が設けられてい
    ることを特徴とするタイヤ試験装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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