JP2002037621A - 孤立シラノール基を有するシリカおよびその製造方法 - Google Patents

孤立シラノール基を有するシリカおよびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】吸湿性がなく、シランカップリング剤との反応
性が高いため、成形用樹脂の充填材として用いることに
より、硬化物は機械的強度が強く、耐湿信頼性に優れた
ものとすることができ、特に半導体封止用樹脂組成物の
充填材として有用なシリカ及びその製造方法を提供す
る。 【解決手段】赤外線吸収スペクトルにおける吸収位置が
3740cm-1で特徴付けられる孤立シラノール基を実質上唯
一のシラノール基として有するシリカ及びアルコキシシ
ランの加水分解により得られるシリカゲルを600〜1050
℃で1時間以上加熱するシリカの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シラノール基とし
て実質上孤立シラノール基のみを有するシリカおよびそ
の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】IC,LSI等の半導体素子の封止方法
としてエポキシ樹脂組成物による樹脂封止の方法が低コ
スト、大量生産に適した方法として採用されてから久し
く、エポキシ樹脂や硬化剤、硬化触媒、充填材等の改良
による信頼性の向上が図られてきた。しかし、その一方
で近年の電子機器の小型化、軽量化、高性能化の市場動
向の変化に伴い、半導体パッケージについても小型化・
薄型化が進み、封止剤に使われる樹脂組成物にはより高
い流動性の他、樹脂硬化物の熱衝撃強度、靭性の更なる
向上が求められている。
【0003】従来の半導体封止用の樹脂組成物では熱衝
撃強度を高めるために、熱膨張率がシリコンチップに近
いシリカ粒子を封止樹脂の充填材としてできるだけ多く
充填する方法が採用されており、その充填率は重量で樹
脂組成物全体の60〜90%を占めるまでに達してい
る。この時、充填材と樹脂との密着性を高めるためにシ
ランカップリング剤を樹脂組成物に添加して用いること
は、慣用技術となっている(例えば特開平4−1140
65)。
【0004】しかし、シランカップリング剤を添加して
も樹脂との密着性は十分に上がらないという問題があっ
た。これは、シリカ充填材が製造過程で溶融あるいは溶
融寸前の高温で焼成されるため、充填材表面のシラノー
ル基が脱水縮合反応により消失しており、シランカップ
リング剤との反応部位がほとんどないことに起因してい
ると考えられている。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】化粧品や薬品等の充
填剤や固結防止剤、粘度調整剤等として用いられるシリ
カ微粒子は、比表面積が大きく、表面にシラノール基が
多量に存在しているものとして知られており、本発明者
らはこのシリカ微粒子により樹脂との密着性が改善され
ると考え、試験した。しかし、意外にもこのシリカ微粒
子をシランカップリング剤で表面処理した充填材を用い
てもエポキシ樹脂硬化物の強度はそれほど向上せず、一
方で、シランカップリング剤処理によって充填材の吸湿
性は多少下がるものの、依然として高い吸湿性を持つた
めに、半導体封止材に用いた場合、封止材自体の吸湿性
が高くなり、半導体の信頼性を低下させるという欠点が
あった。このように、半導体封止用樹脂組成物に使用さ
れている従来のシリカ充填材には、シランカップリング
剤と反応すべきシラノール基がほとんどなかったため、
シランカップリング剤を添加してもシリカ充填材と封止
用樹脂との密着性が十分に向上せず、一方でシラノール
基を多量に含む従来のシリカ微粒子には吸湿性という欠
点があって半導体用途には使えなかった。
【0006】本発明は、吸湿性がなく、シランカップリ
ング剤との反応性が高いため、成形用樹脂の充填材とし
て用いることにより、硬化物は機械的強度が強く、耐湿
信頼性に優れたものとすることができ、特に半導体封止
用樹脂組成物の充填材として有用なシリカ及びその製造
方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】一般に従来のシリカ充填
材の製造技術においては、シリカの疎水性や焼結体の強
度等を考慮して、シリカ粒子前駆体をシラノール基が数
ppm以下になる1200℃以上の高温で焼成している。こ
れに対して、本発明者等はシランカップリング剤との反
応点であるシラノール基を残すことによりシランカップ
リングの効果を高め、充填剤と樹脂との密着性が向上す
るのではないかと考え、アルコキシシランの加水分解物
であるシリカゲルの焼成温度とシラノール基の関係を検
討した。その結果、シリカゲルを600〜1050℃で焼成す
ることにより反応性の高い孤立シラノール基のみを存在
させることができることを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、赤外線吸収スペクトルにおける吸収位
置が3740cm-1で特徴付けられる孤立シラノール基を実質
上唯一のシラノール基として有するシリカ、およびアル
コキシシランの加水分解により得られるシリカゲルを60
0〜1050℃で1時間以上加熱することを特徴とする前記
シリカの製造方法である。
【0008】○孤立シラノール基 本発明のシリカは実質的に孤立シラノール基のみを有し
ている。孤立シラノール基は赤外線吸収スペクトルによ
って容易に他のシラノール基と判別できる。下記表1に
赤外線吸収位置とシラノール基の種類との関係を示し
た。
【0009】
【表1】
【0010】表面吸着水由来のシラノール基はシリカに
吸着した水分子の配位で生じたシラノール基であり、可
逆的に脱水を生じる。すなわちこの赤外吸収は吸湿して
いることを示し、このシリカを半導体封止材に添加した
場合は耐湿信頼性の低下の原因となる。
【0011】表面吸着水はシラノール基と水素結合によ
り強く結合しているため、600℃未満の温度で加熱して
も表面に付着している。このような表面吸着水を持った
シリカすなわち3400cm-1に赤外吸収ピークを持つような
シリカにシランカップリング剤を作用させた場合、シラ
ンカップリング剤は専ら表面吸着水と反応するため、シ
リカ近傍で縮合するのみであり、シランカップリング剤
同士の架橋効果により若干の強度向上が認められること
はあっても、シランカップリング剤を介した樹脂とシリ
カとの密着性を顕著に高める効果は殆どない。
【0012】一方、孤立シラノール基は表面吸着水等と
の結合は持たず、化学反応性が高い上、孤立シラノール
基を形成するケイ素原子は、シリカ本体を形成する酸化
ケイ素ネットワークに組み込まれているので、孤立シラ
ノールとシランカップリング剤との反応により、シラン
カップリング剤を介した樹脂とシリカ本体との強い密着
性がもたらされる。
【0013】○孤立シラノール基量 3740cm-1の吸収ピークを持つ孤立シラノール基の好まし
い量としてはあまり少なすぎると実質上顕著な効果が表
れないため、6μmol/g以上、さらに好ましくは10μm
ol/g以上ある事が好ましい。シラノール基の量が多くな
るにつれてシランカップリング剤と反応可能な官能基が
多くなるために、シリカと樹脂との密着性は高くなる
が、一方でシランカップリング剤は一定の被覆面積を持
つことが知られており、あまりシラノール基の密度が高
いと反応しきれないシラノール基が残り、吸湿性をもた
らす原因になる。よって、好ましいシラノール量の上限
は2mmol/g以下、さらに好ましくは0.5mmol/g以下、
最も好ましくは0.05mmol/g以下である。好ましい孤
立シラノール基の濃度を得るためには焼成温度と時間を
好ましい範囲内で最適条件に設定すれば良く、再現性良
く一定濃度の孤立シラノール基を持ったシリカを製造す
ることができる。
【0014】○シリカゲルの製法 本発明のシリカは、シリカゲルの焼成温度を調整するこ
とにより容易に得ることができる。焼成前のシリカゲル
は公知の方法で製造できる。具体的にはメチルシリケー
ト、エチルシリケート、イソプロピルシリケート等のア
ルコキシシランを塩酸や酢酸等の酸やアンモニア水等の
塩基の存在下で水により加水分解する方法で製造でき
る。アルコキシシランを原料に用いることにより、配線
の腐食を引き起こすナトリウムや、メモリーの消失を招
くα線放射核種の含有量が少ないシリカを容易に得るこ
とができる。
【0015】○焼成条件 好ましい焼成温度は600℃以上1050℃以下であり、さら
に好ましくは、好ましい孤立シラノール基濃度をもたら
す800℃以上1000℃以下である。好ましい焼成時間は1
時間以上であり、より好ましくは2時間以上である。一
方であまり長時間の焼成は経済的ではないので、好まし
い上限は48時間さらには24時間である。焼成によっ
てシリカ表面のシラノール基と結合した水分子は飛び去
るが、同時にシラノール同士の脱水縮合反応も起き、結
果的に多数の孤立シラノール基が残る。
【0016】600℃から1050℃の間という比較的低温で
長時間の焼成をする間に、吸着水の脱着と、より縮合反
応し易い近隣シラノール基同士から徐々に縮合が進んで
行く結果、順次近隣シラノール基が孤立シラノール基に
変わっていくものと考えられる。もともと近隣シラノー
ル基は、互いに接近し過ぎているので両者が同時にカッ
プリング剤と反応することはできないため、カップリン
グ処理しても吸湿性が残る問題があった。本発明におけ
る焼成は、近隣シラノールを孤立シラノールに変えるこ
とができるので、シリカの吸湿性を抑制する上でも有効
である。一方、1050℃を超える高温での焼成では、激し
い熱運動により選択性の無いシラノール基の脱水縮合が
引き起こされる結果、吸着水だけでなく全てのシラノー
ル基が消失してしまうために、孤立シラノール基を生成
させることができない。また、室温から上記の好ましい
焼成温度に達するまでの昇温過程における昇温速度は、
大きすぎると内部のシラノール基を残したまま細孔が閉
塞されてしまい、孤立シラノール基以外のシラノール基
が残留する恐れがある。一方、昇温速度が小さすぎると
昇温に長時間がかかりすぎ経済的でないため、好ましい
昇温速度は1℃/分以上20℃/分以下、より好ましく
は2℃/分以上8℃/分以下である。また、好ましい降
温速度は0.1℃/分以上40℃/分以下である。
【0017】○焼成装置 焼成装置に関しては600〜1050℃で数時間、好ましくは1
時間以上維持できる装置であれば形状大きさは問わず、
また熱源は電気によるジュール熱、石油やガス等の燃焼
熱でも構わない。焼成中のシリカの保持方法も静置式、
スプレードライ、振動流動乾燥器、ロータリーキルンな
ど工業的に様々な方法があるが、いずれの方法でも好ま
しく用いることができる。
【0018】○赤外吸収スペクトルの測定方法 赤外吸収スペクトルの測定方法はFT-IRなど一般的な測
定装置のいずれでも好ましく用いることができる。試料
の保持方法としては粉体を直接計る拡散反射法、液中に
分散させたセルごと光を透過させる方法や、KBr等の
赤外線透過性の固体媒体中に拡散させる方法、赤外線吸
収既知の油剤と混合する方法などのいずれでも用いるこ
とができ、同時に既知のシラノール基を持つ標準物質を
測定することにより、試料中のシラノール基濃度を定量
することもできる。
【0019】孤立シラノール基は3400cm-1、3650cm-1
び3740cm-1の赤外吸収によって容易に判別できるが、例
えば、近赤外分光、核磁気共鳴、電子スピン共鳴などの
赤外吸収スペクトル以外によっても判別は可能である。
【0020】本発明のシリカはシランカップリング剤と
強固な結合を容易に形成することができ、シランカップ
リング処理をしたシリカを樹脂に配合した場合に樹脂硬
化物の強度を高めることができる特徴を有している。し
たがって、本発明のシリカは各種樹脂組成物用充填材と
して有用であり、特に接着剤用樹脂および半導体封止用
樹脂の充填材として有用である。
【0021】
【実施例】以下に実施例によって、本発明を具体的に説
明する。
【0022】[実施例1]反応器にキシレン180g、
乳化剤2g、純水60gおよび安息香酸0.2gを仕込
み、液温を45℃に保持して攪拌しつつテトラメチルオ
ルソシリケート60gを60分かけて供給した。その
後、45℃で2時間保持した後、110℃まで加温した。そ
して、反応液をろ別して得たシリカヒドロゲルを、シャ
トル炉に入れて3℃/分で600℃まで昇温し6時間保
持した後、4℃/分で常温に戻して白色粉末を得た。白
色粉末を走査型電子顕微鏡で観察したところ独立した真
球状であり、平均粒径は5.7μmの球状シリカ粒子で
あった。この白色粉末について赤外吸光分光計(FT−
IR)により拡散反射法でシラノール基を測定し、その
結果を図1に示した。図1から明らかなように、実施例
1で得たシリカは孤立シラノール基による3740cm-1の吸
収ピークしかない。
【0023】[実施例2]焼成温度を1000℃とした以外
は実施例1と同じ方法でシリカを製造した。拡散反射法
により赤外吸収スペクトルを測定し、その結果を図1に
示した。図1から明らかなように、実施例2で得たシリ
カは孤立シラノール基による3740cm-1の吸収ピークしか
ない。
【0024】[比較例1]焼成温度を400℃とした以外
は実施例1と同じ方法でシリカを製造した。拡散反射法
により赤外吸収スペクトルを測定し、その結果を図1に
示した。図1から明らかなように、比較例1で得たシリ
カには、表面吸着水由来のシラノール基による3400cm-1
及び3650cm-1に吸収ピークがあるが、孤立シラノール基
による3740cm-1の吸収ピークはない。
【0025】[比較例2]焼成温度を1100℃とした以外
は実施例1と同じ方法でシリカを製造した。拡散反射法
により赤外吸収スペクトルを測定し、その結果を図1に
示した。図1から明らかなように、比較例2で得たシリ
カには3400,3650cm-1及び3740cm-1の何れの吸収ピーク
もない。
【0026】[試験例]上記実施例1,2及び比較例
1,2で得られたシリカ粒子を下記表3に示す割合で各
材料と共に配合し3本ロールで混練りし、エポキシ樹脂
組成物を得た。
【0027】
【表2】
【0028】以上のようにして得られたエポキシ樹脂組
成物について、以下に示す引張りせん断接着強さ、耐湿
信頼性を評価した。
【0029】(1)曲げ強度 100℃で3時間、160℃で18時間かけて重合を進
め、さらに150℃で3時間アニールして作製した強度
測定用成形体をJIS K 7203に従ってインストロ
ン万能試験機を使用して、クロスヘッド速度1mm/分
で曲げ強度を測定した。 (2)引張りせん断接着強さ JIS K 6850に従い、被着材を銅として100
℃で2時間、150℃で4時間かけて重合を進めた試験
片を使用して測定した。 (3)耐湿信頼性 シリコーンウエハ上にアルミニウムテスト回路を形成し
た模擬ICをガラスエポキシ基板上に搭載した試験素子
に当該エポキシ樹脂組成物を同じ成形条件で成形して試
験素子を封止したものを20個作製し、プレッシャーク
ッカー試験機にかけ、121℃、2気圧で400時間P
CT試験を行って動作不良となった素子の個数を調べ
た。
【0030】
【表3】
【0031】
【発明の効果】本発明のシリカには吸湿性がなく、シラ
ンカップリング剤との反応性が高いため、成形用樹脂の
充填材として用いることにより、硬化物は機械的強度が
強く、耐湿信頼性も優れている。本発明のシリカは、特
に接着剤樹脂組成物または半導体封止用樹脂組成物用の
充填材として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1,2および比較例1,2の拡散反射法
による赤外吸収スペクトルを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G072 AA25 BB05 GG03 HH30 KK01 KK03 LL06 MM31 MM36 PP05 PP17 RR05 RR12 TT30 UU09 4J002 CD001 DJ016 FD016 GQ05 4J035 AA02 AB01 AB02 AB10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外線吸収スペクトルにおける吸収位置が
    3740cm-1で特徴付けられる孤立シラノール基を実質上唯
    一のシラノール基として有するシリカ。
  2. 【請求項2】赤外線吸収スペクトルにおける吸収位置が
    3740cm-1で特徴付けられる孤立シラノール基の濃度が6
    μmol/g以上2mmol/g以下である請求項1記載のシリ
    カ。
  3. 【請求項3】アルコキシシランの加水分解により得られ
    るシリカゲルを600〜1050℃で1時間以上加熱すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のシリカの製
    造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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