JP2002037339A - サスペンションブランク搬送用ケース - Google Patents
サスペンションブランク搬送用ケースInfo
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- JP2002037339A JP2002037339A JP2000228086A JP2000228086A JP2002037339A JP 2002037339 A JP2002037339 A JP 2002037339A JP 2000228086 A JP2000228086 A JP 2000228086A JP 2000228086 A JP2000228086 A JP 2000228086A JP 2002037339 A JP2002037339 A JP 2002037339A
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Abstract
面や中身の保護機能面にも優れたサスペンションブラン
ク搬送用ケースを提供する。 【解決手段】 プラスチック製段ボール箱からなる外装
箱と、製品キャリアーCをその受板5の部分で収納して
一列に並べるための複数の凹部31を備え、長辺側にそ
れぞれ設けた張出部分32を折り返し状態で固定した構
造のトレー体30と、トレー体30に並べた製品キャリ
アーCの上部に突出する複数のピン4にそれぞれ挿入可
能な複数の孔を有する倒れ防止パーツとを具備した構成
とする。剛性のあるトレー体30に載った状態で外装箱
への出し入れができることから、充填及び取出しの作業
性が向上する。また、トレー体30にセットした状態で
密閉することにより、中身のクリーン度を保つことがで
き、またエアーキャップを使用した場合のようなゴミの
発生がないので作業環境面にも優れている。
Description
置の磁気ヘッドを支持する部品としてのサスペンション
を形成するための部品であるサスペンションブランクを
搬送する際に使用されるケースに関するものである。
クは、薄いステンレスをエッチング加工することで作製
される。図1はこのようなサスペンションブランクの一
例を示す斜視図であり、同図のサスペンションブランク
Bは、複数個の治具孔1を形成したフレーム2にサスペ
ンション3となる部分が6個分枝別れした形状をしてい
る。そして、最終製品とするためには、このようなサス
ペンションブランクBを組立加工工程に搬送する必要が
あるが、多くの場合、この工程を行う場所は製造工程と
は別の工場になっているので、専用の搬送用ケースを使
用し、それにサスペンションブランクをまとめて収納す
ることが行われている。
収納するには、まず数百枚から数千枚のサスペンション
ブランクを束ねて製品キャリアーを形成している。具体
的には、図2に示すように、サスペンションブランクB
の治具孔1に対応する2本のピン4を立設した受板5の
上に、所定枚数(厚さによって異なるが、通常は500
〜1000枚程度)のサスペンションブランクBをその
治具孔1をピン4を通すことで積み重ねた状態とし、次
いで、ピン4に合致する孔6を有する蓋板7を最上部に
挿入した後、図3に示すように、蓋板7から突出した2
本のピン4に輪ゴム8を掛けて外れを防止した状態にす
ることで製品キャリアーCが形成される。なお、搬送中
の摩擦をなくすため、通常は受板5及び蓋板7の内面側
にそれらと同サイズのクリーンペーパーを挟むようにし
ている。
後、それを1〜3個ずつポリ袋に入れ、蓋身式のプラス
チック製段ボール箱に収納する。この場合、隙間にエア
ーキャップを詰めて、製品キャリアーの動きを防止する
ようにしている。
を用いた場合、製品キャリアーを1〜3個ずつポリ袋に
入れており、これらを段ボール箱から出し入れするた
め、作業性が悪く、しかも搬送中における中身の安全性
が確保できないという問題点がある。また、上記した搬
送用ケースは、組立加工工程に搬送されると、クリーン
ルーム内で梱包を解かれるが、特にエアーキャップに静
電気でゴミが付着しているため、このゴミがクリーンル
ーム内に飛散するという問題点もあった。
されたものであり、その目的とするところは、充填及び
取出しの作業性が向上し、作業環境面や中身の保護機能
面にも優れたサスペンションブランク搬送用ケースを提
供することにある。
め、本発明は、2本のピンを立設した受板の上に所定枚
数のサスペンションブランクをその治具孔を前記ピンを
通すことで積み重ねた状態とし、前記ピンに合致する2
つの貫通孔を有する蓋板を最上部に挿入することで製品
キャリアーを形成し、その製品キャリアーを複数個収納
するサスペンションブランク搬送用ケースにおいて、プ
ラスチック製段ボール箱からなる外装箱と、製品キャリ
アーをその受板の部分で収納して一列に並べるための複
数の凹部を備え、長辺側にそれぞれ設けた張出部分を折
り返し状態で固定した構造のトレー体と、トレー体に並
べた製品キャリアーの上部に突出する複数のピンにそれ
ぞれ挿入可能な複数の孔を有する倒れ防止パーツとを具
備したことを特徴としている。
ことが好ましく、さらには倒れ防止パーツをも真空成形
品で形成することが好ましいものである。
施の形態について説明する。
ク搬送用ケースの一例を示すもので、各構成部材を離間
状態で示す斜視図である。
は、身部分10とそれに被せるための蓋部分20とから
なる汎用のプラスチック製段ボール箱を外装箱とし、そ
の中に収納するトレー体30と倒れ防止パーツ40とを
備えている。
品からなるもので、外装箱の身部分10にピッタリと入
るサイズに形成されている。そして、図5に示すよう
に、製品キャリアーCをその受板5の部分で収納して一
列に並べるための6個の凹部31を備え、長辺側にそれ
ぞれ設けた張出部分32を折り返し状態で固定した構造
をしている。すなわち、張出部分32の端縁5箇所に矢
印形状の係止部分を突設しておき、凹部31を区画する
仕切り部分33に設けた孔に裏側からその係止部分の先
端34を差し込むことで張出部分32を折返し状態で固
定している。また、短辺側には、それぞれ両端に凸部3
5を設けてあり、トレー体30を外装箱の身部分10に
入れた状態で、凸部35の間に手を入れるための隙間が
形成されるようにしてある。また、凹部31の底には補
強用のために適宜形状のリブを形成している。
クの真空成形品からなるもので、これも外装箱の身部分
10にピッタリと入るサイズに形成されている。そし
て、トレー体30に並べた製品キャリアーCの上部に突
出する複数のピン4にそれぞれ挿入可能な複数の孔41
を有している。これらの孔41は等間隔で設けてあるの
で、製品キャリアーCは同じ向きに並べる必要がある。
また、短辺側には、それぞれ両端に凸部42を残して切
欠部43が形成されている。また、図示の倒れ防止パー
ツ40では、補強用に長さ方向のリブを適宜形成してい
る。
ンク搬送用ケースに製品キャリアーを収納する手順は次
のようである。まず、図5に示したように、トレー体3
0の凹部31に受板5の部分が入るようにして製品キャ
リアーCを嵌め込み、同様にして順次6個の製品キャリ
アーCを各凹部31に嵌め込むことにより図6に示す状
態にする。次いで、トレー体30に並べた製品キャリア
ーCの上部に突出する複数のピン4が、複数の孔41に
それぞれ入るようにして図7に示す如く倒れ防止パーツ
40をセットする。続いて、図7のようにセットしたも
のをポリ袋に入れてから、外装箱の身部分10に入れ、
蓋部分20を被せて収納状態とする。この外装箱の身部
分10に入れる際に、トレー体30には剛性があり、ま
た短辺側に凹所があるので、この部分を手で持って作業
をすることにより、撓むことなく簡単に身部分10に挿
入することができる。
る。この搬送時において、緩衝機能があるとともに、製
品キャリアーCは倒れ防止パーツ40で動きを抑えられ
ているので、外装箱の中で転倒することがない。なお、
製品キャリアーCの数が少なくてもこの転倒防止機能は
変わらない。
で梱包を解いた場合に、外装箱の身部分10から中身の
短辺側をつかんで容易に取り出すことができる。また、
トレー体30のみでの取扱いで可能であるため、製品キ
ャリアーCをトレー体30にセットした状態でポリ袋に
入れておけば、製品キャリアーCのクリーン度を保つこ
とができる。
ピンを立設した受板の上に所定枚数のサスペンションブ
ランクをその治具孔を前記ピンを通すことで積み重ねた
状態とし、前記ピンに合致する2つの貫通孔を有する蓋
板を最上部に挿入することで製品キャリアーを形成し、
その製品キャリアーを複数個収納するサスペンションブ
ランク搬送用ケースにおいて、プラスチック製段ボール
箱からなる外装箱と、製品キャリアーをその受板の部分
で収納して一列に並べるための複数の凹部を備え、長辺
側にそれぞれ設けた張出部分を折り返し状態で固定した
構造のトレー体と、トレー体に並べた製品キャリアーの
上部に突出する複数のピンにそれぞれ挿入可能な複数の
孔を有する倒れ防止パーツとを具備した構成としたの
で、剛性のあるトレー体に載った状態で外装箱への出し
入れができることから、充填及び取出しの作業性が向上
する。しかも、製品キャリアーは倒れ防止パーツで動き
を抑えられるので、搬送中における中身の保護機能面に
も優れている。また、トレー体にセットした状態で密閉
することにより、中身のクリーン度を保つことができ、
またエアーキャップを使用した場合のようなゴミの発生
がないので作業環境面にも優れている。
ある。
ある。
ースをその各構成部材を離間状態で示す斜視図である。
示す斜視図である。
示す斜視図である。
止パーツをセットした状態を示す斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 2本のピンを立設した受板の上に所定枚
数のサスペンションブランクをその治具孔を前記ピンを
通すことで積み重ねた状態とし、前記ピンに合致する2
つの貫通孔を有する蓋板を最上部に挿入することで製品
キャリアーを形成し、その製品キャリアーを複数個収納
するサスペンションブランク搬送用ケースにおいて、プ
ラスチック製段ボール箱からなる外装箱と、製品キャリ
アーをその受板の部分で収納して一列に並べるための複
数の凹部を備え、長辺側にそれぞれ設けた張出部分を折
り返し状態で固定した構造のトレー体と、トレー体に並
べた製品キャリアーの上部に突出する複数のピンにそれ
ぞれ挿入可能な複数の孔を有する倒れ防止パーツとを具
備したことを特徴とするサスペンションブランク搬送用
ケース。 - 【請求項2】 トレー体を真空成形品で形成した請求項
1に記載のサスペンションブランク搬送用ケース。 - 【請求項3】 倒れ防止パーツを真空成形品で形成した
請求項1又は2に記載のサスペンションブランク搬送用
ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000228086A JP4349507B2 (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | サスペンションブランク搬送用ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000228086A JP4349507B2 (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | サスペンションブランク搬送用ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002037339A true JP2002037339A (ja) | 2002-02-06 |
JP4349507B2 JP4349507B2 (ja) | 2009-10-21 |
Family
ID=18721445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000228086A Expired - Lifetime JP4349507B2 (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | サスペンションブランク搬送用ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4349507B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100393594C (zh) * | 2002-11-29 | 2008-06-11 | 富士通株式会社 | 等离子体显示单元的搬运用树脂制保护装置、搬运方法、以及电视机的制造方法 |
JP4747164B2 (ja) * | 2004-04-02 | 2011-08-17 | ハッチンソン テクノロジー インコーポレーティッド | ディスクドライブヘッドサスペンション組立体のための包装トレイ |
-
2000
- 2000-07-28 JP JP2000228086A patent/JP4349507B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100393594C (zh) * | 2002-11-29 | 2008-06-11 | 富士通株式会社 | 等离子体显示单元的搬运用树脂制保护装置、搬运方法、以及电视机的制造方法 |
JP4747164B2 (ja) * | 2004-04-02 | 2011-08-17 | ハッチンソン テクノロジー インコーポレーティッド | ディスクドライブヘッドサスペンション組立体のための包装トレイ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4349507B2 (ja) | 2009-10-21 |
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