JP2002037287A - キャップ付き容器 - Google Patents
キャップ付き容器Info
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- JP2002037287A JP2002037287A JP2000222440A JP2000222440A JP2002037287A JP 2002037287 A JP2002037287 A JP 2002037287A JP 2000222440 A JP2000222440 A JP 2000222440A JP 2000222440 A JP2000222440 A JP 2000222440A JP 2002037287 A JP2002037287 A JP 2002037287A
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Abstract
付の確実性が高いキャップ付き容器を提供する。 【解決手段】 キャップ2が容器本体の口部3にネジ結
合する。上記口部3およびキャップ2のねじ山6,7の
始点側の端面11,12は、ねじ底13からねじ山6,7
の高さの1/3までが実質的に垂直に立ち上がり、ねじ
山6,7の高さの1/3からねじ山6,7の頂上14,1
5までが円弧状又は平面状になっている。
Description
キャップとがねじ結合するキャップ付き容器に関する。
ャップと容器本体を組み合わせ、キャップ付き容器を作
製している。具体的には、図3に示すように、容器本体
31の口部33にキャップ32を乗せた後、容器本体3
1の口部33にキャップ32を捻じ込むことにより、口
部33の外周面に形成された雄ねじ34と、キャップ3
2の内周面に形成された雌ねじ35とを螺合させてい
る。
雌ねじ35のねじ山36,37における始点側端部36
a,37aの高さを徐々に低くして、ねじ山36,37の
始点側の端面41,42を雄ねじ34,雌ねじ35のねじ
底43,44(雌ねじ35のねじ底44は図示せず)に対
して鋭角に傾斜させている。これにより、上記容器本体
31へのキャップ取付時、雌ねじ35のねじ山37は、
図5に示すように、雄ねじ34のねじ山36間、つまり
雄ねじ34のねじ溝38へ案内され易くなっている。
プ付き容器では、ねじ山36,37の始点側の端面41,
42がねじ底43から斜めに立ち上がっていることによ
って、図6に示すように、螺合初期に、雌ねじ35の始
点側端部37aが雄ねじ34の始点側端部36aを容易
に乗り越えてしまう。そのため、上記雄ねじ34と雌ね
じ35とが互いに螺合しない場合があり、図7に示すよ
うに、キャップ32が容器本体31の口部33に傾いて
取り付けられて、キャップ32の取付状態はいわゆる斜
めキャップになってしまうことがある。
発生を防止でき、キャップ取付の確実性が高いキャップ
付き容器を提供することにある。
め、請求項1の発明のキャップ付き容器は、容器本体
と、この容器本体の口部にネジ結合するキャップとを備
えたキャップ付き容器であって、上記口部または上記キ
ャップが有するねじ山の始点側の端面は、ねじ底から上
記ねじ山の高さの20〜40%(好ましくは27〜33
%)までが実質的に垂直に立ち上がっている。
よれば、上記容器本体の口部またはキャップにおいて、
ねじ山の始点側の端面は、ねじ底からねじ山の高さの2
0〜40%(好ましくは27〜33%)までが実質的に垂
直に立ち上がっているから、ねじ山の始点側端部が径方
向に比較的厚く、かつ、上記端面がねじ底に対して垂直
に立ち上がって、鋭角になっていないから、キャップの
ねじ山が螺合初期に口部のねじ山を乗り越えにくくな
る。つまり、上記キャップのねじ山は、螺合初期に、口
部のねじ溝に確実に案内される。その結果、キャップの
取付状態が斜めキャップにならず、容器本体の口部へキ
ャップを確実に取り付けることができる。
は、容器本体と、この容器本体の口部にネジ結合するキ
ャップとを備えたキャップ付き容器であって、上記口部
と上記キャップとが有するねじ山の始点側の端面は、ね
じ底から上記ねじ山の高さの20〜40%(好ましくは
27〜33%)までが実質的に垂直に立ち上がってい
る。
よれば、上記容器本体の口部およびキャップの両方にお
いてねじ山の始点側の端面は、ねじ底からねじ山の高さ
の20〜40%(好ましくは27〜33%)までが実質的
に垂直に立ち上がっているから、ねじ山の始点側端部が
径方向に比較的厚く、かつ、上記端面がねじ底に対して
垂直に立ち上がって、鋭角になっていないから、キャッ
プのねじ山が螺合初期に口部のねじ山を乗り越えるのが
より困難になる。つまり、上記キャップのねじ山は、螺
合初期に、口部のねじ溝により確実に案内される。その
結果、上記キャップの取付状態が斜めキャップになら
ず、容器本体の口部へキャップをより確実に取り付ける
ことができる。
を図示の実施の形態により詳細に説明する。
は、図3の従来例と同様に、容器本体と、この容器本体
の口部にねじ結合するキャップとを備えている。
図を示している。このキャップ付き容器では、雄ねじ4
が口部3の外周面に形成されている一方、雌ねじ5がキ
ャップ2の内周面に形成されている。上記雄ねじ4,雌
ねじ5のねじ山6,7の始点側の端面11,12は、雄ね
じ4及び雌ねじ5のねじ底13(雌ねじ5のねじ底は図
示せず)に対して垂直に立ち上がって、鋭角になってい
ない。より詳しくは、図2(A)に示すように、上記雄ね
じ4が有するねじ山6の始点側の端面11は、口部3の
外周面の一部に相当するねじ底13からねじ山6の高さ
の1/3までが実質的に垂直に立ち上がり、ねじ山6の
高さの1/3からねじ山6の頂上14までが円弧状にな
っている。この雄ねじ4と同様に、上記雌ねじ5が有す
るねじ山7の始点側の端面12も、キャップ2の内周面
の一部に相当するねじ底からねじ山7の高さの1/3ま
でが実質的に垂直に立ち上がり、ねじ山7の高さの1/
3からねじ山7の頂上15までが円弧状になっている。
また、ねじ山の頂上までが円弧状でなくてもよく、垂直
でなければよい。例えば、図2(B)に示すように、雄ね
じ,雌ねじにおいて、ねじ山106の始点側の端面11
1は、ねじ山106の高さの1/3からねじ山106の
頂上114までが平面状であってもよい。実質的に垂直
に立ち上がるとは、キャップのねじ山が螺合初期に口部
のねじ山を乗り越えるのが困難であり、キャップをより
確実に取り付けることができる程度の角度で立ち上がる
ことである。
7の始点側端部6a,7aは、図5に示すようにねじ山
本体の軸方向の幅より小さくてもよいが、図2に示すよ
うに、ねじ山本体の軸方向の幅と等しい幅を有している
のが確実に取り付けるために好ましい。
器本体の口部3およびキャップ2の両方において、ねじ
山6,7の始点側の端面11,12は、ねじ底13からね
じ山6,7の高さの1/3までが実質的に垂直に立ち上
がっているから、ねじ山6,7の始点側端部6a,7aが
径方向に比較的厚くなっている。さらに、上記端面1
1,12がねじ底13に対して垂直に立ち上がって、鋭
角になっていないから、螺合初期に、キャップ2のねじ
山7が口部3のねじ山6を乗り越えるのは至難である。
したがって、上記キャップ2のねじ山7は、螺合初期
に、口部3のねじ溝8(図2参照)により確実に案内され
ることになって、キャップ2の取付状態が斜めキャップ
にならず、容器本体の口部3へキャップ2をより確実に
取り付けることができる。
の両方において、ねじ山6,7の始点側の端面11,12
が、ねじ底13からねじ山6,7の高さの1/3までが
実質的に垂直に立ち上がっていたが、雄ねじと雌ねじと
のうち少なくとも一方において、ねじ山の始点側の端面
が、ねじ底からねじ山の高さの20〜40%までが実質
的に垂直に立ち上がってればよい。
1,12は、ねじ底13からねじ山6,7の高さの略20
〜40%までが実質的に垂直に立ち上がっていればよ
い。
7aにおける軸方向の幅は、ねじ山本体の軸方向の幅と
等しかったが、ねじ山本体の軸方向の幅と略等しくても
よい。上記ねじ山6,7の始点側端部6a,7aにおいて
軸方向の幅は広ければ広いほど斜めキャップが発生する
確率が低下するが、実用的には、例えば、ねじ山の頂上
近傍で0.5mm〜2.5mm、ねじ底近傍で0.5mm
〜2.0mmの幅に設定するのが好ましい。
じ山6を形成し、キャップ2の内周面にねじ山7を形成
していたが、口部の内周面にねじ山を形成しキャップの
外周面にねじ山を形成してもよい。すなわち、容器本体
の口部に雌ねじを設け、キャップに雄ねじを設けてもよ
い。
明のキャップ付き容器は、容器本体の口部またはキャッ
プにおいて、ねじ山の始点側の端面は、ねじ底からねじ
山の高さの20〜40%までが実質的に垂直に立ち上が
っているから、ねじ山の始点側端部が径方向に比較的厚
く、かつ、上記端面がねじ底に対して垂直に立ち上がっ
ており、鋭角になっていないから、キャップのねじ山が
螺合初期に口部のねじ山を乗り越えにくくなって、斜め
キャップの発生を防止でき、キャップ取付の確実性が高
まる。
ば、容器本体の口部およびキャップの両方においてねじ
山の始点側の端面は、ねじ底からねじ山の高さの20〜
40%までが実質的に垂直に立ち上がっているから、ね
じ山の始点側端部が径方向に比較的厚く、かつ、上記端
面がねじ底に対して垂直に立ち上がって、鋭角になって
いないから、キャップのねじ山が螺合初期に口部のねじ
山を乗り越えるのは至難である。したがって、斜めキャ
ップの発生を防止でき、キャップ取付の確実性をより高
めることができる。
容器の口部の断面図である。
面図であり、図2(C)は上記口部の雄ねじとキャップの
雌ねじとの螺合初期の状態を示す図であり、図2(B)は
上記雄ねじの変形例の正面図及び側面図である。
器本体へのキャップの取付を説明するための図である。
断面図である。
雄ねじとキャップの雌ねじとの螺合初期の状態を示す図
である。
口部の雄ねじとキャップの雌ねじとが不適切な螺合した
状態を示す図である。
て、キャップの取付状態が斜めキャップになっていると
きの側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 容器本体と、この容器本体の口部にネジ
結合するキャップとを備えたキャップ付き容器であっ
て、 上記口部または上記キャップが有するねじ山の始点側の
端面は、ねじ底から上記ねじ山の高さの20〜40%ま
でが実質的に垂直に立ち上がっているキャップ付き容
器。 - 【請求項2】 容器本体と、この容器本体の口部にネジ
結合するキャップとを備えたキャップ付き容器であっ
て、 上記口部と上記キャップとが有するねじ山の始点側の端
面は、ねじ底から上記ねじ山の高さの20〜40%まで
が実質的に垂直に立ち上がっているキャップ付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000222440A JP4365999B2 (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | キャップ付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000222440A JP4365999B2 (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | キャップ付き容器 |
Publications (2)
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---|---|
JP2002037287A true JP2002037287A (ja) | 2002-02-06 |
JP4365999B2 JP4365999B2 (ja) | 2009-11-18 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
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JP (1) | JP4365999B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0798009A (ja) * | 1993-05-20 | 1995-04-11 | General Electric Co <Ge> | 締結装置 |
JPH09309547A (ja) * | 1996-05-24 | 1997-12-02 | Takeuchi Press Ind Co Ltd | 容器口部のねじ山の構造 |
-
2000
- 2000-07-24 JP JP2000222440A patent/JP4365999B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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JPH0798009A (ja) * | 1993-05-20 | 1995-04-11 | General Electric Co <Ge> | 締結装置 |
JPH09309547A (ja) * | 1996-05-24 | 1997-12-02 | Takeuchi Press Ind Co Ltd | 容器口部のねじ山の構造 |
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