JP2002037097A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置

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JP2002037097A
JP2002037097A JP2000220405A JP2000220405A JP2002037097A JP 2002037097 A JP2002037097 A JP 2002037097A JP 2000220405 A JP2000220405 A JP 2000220405A JP 2000220405 A JP2000220405 A JP 2000220405A JP 2002037097 A JP2002037097 A JP 2002037097A
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修司 遠藤
Hiroshi Eda
広 恵田
Osamu Tatewaki
修 立脇
Kenichi Hayakawa
賢一 早川
Hirochika Hatano
裕敬 幡野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】衝撃力を吸収できる電動式パワーステアリング
装置を提供する。 【解決手段】ラック軸22側から入力された衝撃力を、
変形することによって吸収可能な弾性体35が、ラック
軸22とモータ23の回転子23cとの間の動力伝達経
路又はボールスクリューナット支持部に配置されている
ので、各部材の大型化や重量増を招くことなく、かかる
衝撃力を緩和することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モータを用い
た車両のパワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年においては、省燃費等の観点から、
電動モータを用いた電動式パワーステアリング装置が使
用されるようになってきた。電動式パワーステリング装
置は、バッテリから電力を供給された電動モータにより
補助操舵力を供給するので、内燃機関より直接動力を取
り出さなくて済み、よって省燃費を図ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えばラッ
ク・ピニオン式の電動式パワーステアリング装置におい
て、車両の走行中に、車輪が縁石に衝接したような場
合、大きな衝撃力がタイロッドからラック軸へと伝達さ
れる恐れがある。かかる衝撃力は、操舵力の伝達経路を
遡って、各部材に強いストレスを及ぼす恐れがある。一
方、かかる衝撃力に対して、十分なる強度を確保するよ
うにすると、各部材の大型化や重量増を招くという問題
がある。
【0004】このような問題点に鑑み、本発明は、衝撃
力を緩和できる電動式パワーステアリング装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明の電動式パワーステアリング装置は、ハウジ
ングと、前記ハウジング内を延在し、操舵機構に連結さ
れたボールスクリュー軸と、操舵力を入力される入力軸
と、前記入力軸から操舵力を受けて前記ボールスクリュ
ー軸へ出力する出力軸と、前記入力軸と前記出力軸との
間で伝達されるトルクを検出するトルクセンサと、回転
子を有するモータと、前記モータから回動力を受けるこ
とによって、前記ボールスクリュー軸に軸線方向力を付
与するボールスクリューナットと、を有し、前記ボール
スクリュー軸側から入力された衝撃力を、変形すること
によって吸収可能な弾性部材が、前記ボールスクリュー
軸と前記モータの回転子との間の動力伝達経路又はボー
ルスクリューナット支持部に配置されているものであ
る。
【0006】
【作用】本発明の電動式パワーステアリング装置は、ハ
ウジングと、前記ハウジング内を延在し、操舵機構に連
結されたボールスクリュー軸と、操舵力を入力される入
力軸と、前記入力軸から操舵力を受けて前記ボールスク
リュー軸へ出力する出力軸と、前記入力軸と前記出力軸
との間で伝達されるトルクを検出するトルクセンサと、
回転子を有するモータと、前記モータから回動力を受け
ることによって、前記ボールスクリュー軸に軸線方向力
を付与するボールスクリューナットと、を有し、前記ボ
ールスクリュー軸側から入力された衝撃力を、変形する
ことによって吸収可能な弾性部材が、前記ボールスクリ
ュー軸と前記モータの回転子との間の動力伝達経路又は
ボールスクリューナット支持部に配置されているので、
各部材の大型化や重量増を招くことなく、かかる衝撃力
を緩和することが出来る。
【0007】さらに、前記ボールスクリュー軸がラック
軸と一体であるような場合において、走行路面状態に依
存して車輪に発生する荷重がラック軸にも伝わり、従っ
てこの荷重に応じてラック軸すなわちボールスクリュー
軸が軸方向に変位しようとする恐れがあるが、当該弾性
部材がない場合に、かかる変位はモータの摩擦や慣性に
よって妨げられてしまうのに対し、本発明によれば、当
該弾性部材が変形することで、前記摩擦や慣性の影響を
受けることなく、ラック軸が軸方向に変位することが可
能となる。その結果、ラック軸、ピニオン、ステアリン
グシャフト、ステアリングホイールへと、その変位が伝
達され、上述した路面状態に依存してタイヤに発生する
荷重、及びその変動等いわゆるロードインフォメーショ
ンを運転者に正確に伝えることが可能となる。
【0008】更に、前記弾性部材は、前記ボールスクリ
ューナットと前記モータの回転子との間に配置され、前
記ボールスクリュー軸側から入力された衝撃力を、ネジ
レ方向に変形することによって吸収すると好ましい。
【0009】又、前記弾性部材の所定量以上の変形を制
限する制限手段が設けられており、前記制限手段は、前
記モータの回転子と前記ボールスクリューナットとの一
方に設けられた凹部と、他方に設けられた凸部とからな
り、前記弾性部材が所定量変形した場合に、前記凸部
は、前記凹部に係止されるようになっていれば、前記弾
性部材の過変形を抑制して、その破損を防止できる。
【0010】更に、前記弾性部材は、前記ハウジングに
対して前記ボールスクリューナットを回転自在に支持す
る軸受と前記ハウジングとの間、又は前記軸受と前記ボ
ールスクリューナットの間に配置され、前記ボールスク
リュー軸側から入力された衝撃力を、軸線方向に変形す
ることによって吸収すると好ましい。
【0011】又、前記弾性部材が軸線方向に変形するこ
とに応じて、前記軸受と前記ハウジングとは軸線方向に
相対移動するようになっており、更に、前記軸受と前記
ハウジングとの軸線方向の相対移動を制限することによ
って、前記弾性部材の所定量以上の変形を制限する制限
手段が設けられていれば、前記弾性部材の過変形を抑制
して、その破損を防止できる。
【0012】更に、前記モータの回転子と、前記ボール
スクリューナットとは、少なくとも一方の歯面に樹脂を
コーティングした雌スプライン及び雄スプラインの係合
によって連結されているので、衝撃力が伝達された場合
における打音等の発生を効果的に抑止できる。
【0013】又、前記制限手段は、前記モータが最大の
操舵力を発揮したときの40%以下で、前記弾性部材の
所定量以上の変形を制限すると好ましい。
【0014】更に、前記回転子と前記ボールスクリュー
ナットと前記弾性部材とからなる系の固有振動数を7H
z以上に設定していると好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の第1の実施の形
態を図面を参照して以下に詳細に説明する。図1は、本
発明の実施の形態にかかる電動式パワーステアリング装
置を示す概略構成図である。図1において、ステアリン
グホイール1は、ステアリングシャフト2の上端に連結
されている。
【0016】ステアリングシャフト2の下端は、ユニバ
ーサルジョイント4を介してロアシャフト5の上端に連
結され、さらに、ロアシャフト5の下端は、ユニバーサ
ルジコイント6を介してピニオンシャフト7の上端に連
結されている。ピニオンシャフト7の下端には、不図示
のピニオンが連結されており、かかるピニオンは、ボー
ルスクリュー軸すなわちラック軸22(図2)のラック
歯に噛合している。ラック軸22が挿通されたラックハ
ウジング8には、ラック軸同軸型5相矩形波駆動式ブラ
シレスモータ23が後述する態様で配置されている。
【0017】トルクセンサ3は、ピニオンシャフト7の
近傍に配設され、ピニオンシャフト7に伝達された操舵
トルクを検出するようになっている。トルクセンサ3
は、例えば、2分割したピニオンシャフト7の間に介挿
したトーションバー(不図示)のネジレ角変位に変換
し、このネジレ角変位を、磁気的又は機械的に検出する
ように構成されており、従って操作者がステアリングホ
イール1を操舵操作することによって、操舵力の大きさ
と方向とに応じたアナログ電圧からなるトルク検出信号
Tvを、コントローラ13に出力するようになってい
る。
【0018】すなわち、トルクセンサ3は、例えば、ス
テアリングホイール1が中立状態にある場合には、所定
の中立電圧をトルク検出信号Tvとして出力し、これよ
りステアリングホイール1を右旋した場合には、そのと
きの操舵トルクに応じて中立電圧より増加する電圧を、
左旋した場合には、そのときの操舵トルクに応じて中立
電圧より減少する電圧を出力するようになされている。
【0019】モータ23を駆動制御し、操舵系への操舵
補助力の制御を行うため、コントローラ13が設けられ
ている。コントローラ13は、車載のバッテリ16から
電源供給されることによって作動するようになされてい
る。バッテリ16の負極は接地され、その正極はエンジ
ン始動を行うイグニッションスイッチ14及びヒューズ
15aを介してコントローラ13に接続されると共に、
ヒューズ15bを介してコントローラ13に直接接続さ
れており、このヒューズ15bを介して供給される電源
は例えば、メモリバックアップ用に使用される。コント
ローラ13は、トルクセンサ3からのトルク検出信号T
vと、例えば、図示しない変速機の出力軸に配設された
車速センサ17からの車速検出信号Vpとに基づきブラ
シレスモータ23を駆動制御することができる。
【0020】図2は、本実施の形態にかかるラック軸同
軸型ブラシレスモータ周辺の軸線方向断面図である。小
径部8aと大径部8bとからなるラックハウジング8
は、小径部8aと一体形成されたブラケット21によ
り、図示しない車体に固定されている。ラックハウジン
グ8の大径部8a内にラック軸22が挿通され、ラック
軸22はその両端において、タイロッド9(図1)、1
0に連結されている。タイロッド9,10は、図示しな
い操舵機構に連結されている。尚、ラック軸22がボー
ルスクリュー軸を構成する。
【0021】ラックハウジング8内には円管状の固定子
23aが固定されており、また、固定子23aの一部を
巻回する複数のセグメントからなるコイル23bが設け
られている。固定子23aに挿通するようにして、細長
い薄肉円管状の回転子23cが設けられている。回転子
23cの外周には、固定子23aに対向するようにし
て、円筒状の駆動用磁石23dが設けられている。駆動
用磁石23dは、円周方向にN極とS極とを交互に形成
するよう磁化されている。回転子23c内をラック軸2
2が延在するようになっている。尚、固定子23aと、
コイル23bと、回転子23cと、駆動用磁石23dと
で、ブラシレスタイプの電動モータ23を構成してい
る。
【0022】回転子23cは、軸受26a、26bによ
り、ラックハウジング8に対して回転自在に支持されて
いる。回転子23cの外周であって、軸受26bの近傍
には、極性位相検知用のレゾルバ27が取り付けられて
いる。このレゾルバ27は、駆動用磁石23dの極性を
検知するため、その極性とある相関関係を有するように
設置されている。レゾルバ27により検知された極性位
相を示す電気信号が、不図示の配線を介してコントロー
ラ13へと出力されるようになっている。
【0023】コントローラ13は、回転方向に分割され
た各コイル23bのセグメントに順次電流を供給分配
し、その結果、ブラシレスモータ23は所定の回転出力
を発生するように駆動制御される。
【0024】回転子23cの左方端は、後述する態様
で、略円管状のボールスクリューナット29の右方端に
係合し、回転子23cとボールスクリューナット29と
は一体的に回転するようになっている。ボールスクリュ
ーナット29は、内側に螺旋状の内ねじ溝29bを有
し、内ねじ溝29bは、ラック軸22の左方部に形成さ
れた外ねじ溝22aに対向して転動路を形成し、該転動
路内に複数のボール30が収容されている。
【0025】ボール30は、ボールスクリューナット2
9とラック軸22が相対回転する際に生じる摩擦力軽減
のために用いられる。なお、ボールスクリューナット2
9は、その内部に循環路としてのコマ29cを有し、ボ
ールスクリューナット29の回転時に、コマ29cを介
してボール30は循環可能となっている。コマ29cを
覆うようにして、コマ抑えの機能及びグリース漏洩防止
用の機能を有する円筒部材29dが設けられている。
【0026】ボールスクリューナット29の左方端は、
4点接触式玉軸受25によりラックハウジング8の小径
部8aに対して回転自在に、かつ軸線方向位置を規制さ
れて支持されている。ボールスクリューナット29の右
方端は、玉軸受28によりラックハウジング8の小径部
8aに対して回転自在に支持されている。
【0027】ラックハウジング8の小径部8aの左方端
には、内方フランジ31aを有する円筒部材31が螺合
的に取り付けられており、円筒部材31の外周とタイロ
ッド10の外周とを蛇腹状の防塵ブーツ32が連結して
いる。円筒部材31の内方には、外周に溝を設けて変形
しやすくしたゴム又は樹脂製のラックストロークダンパ
33が、断面が略L字状の抑え板34により、フランジ
31aに対向するようにして取り付けられている。ラッ
ク軸22が勢い良く変位して、ラック軸22の瘤状の端
部22bが抑え板34に衝接したような場合でも、抑え
板34の裏側に配置されたラックストロークダンパ33
により、端部22bの衝接が緩衝されるため、ボールス
クリューナット29、軸22及び軸受25,28の破損
を防止できる。
【0028】図3は、ボールスクリューナット29とモ
ータ23の回転子23cとを分割して示す斜視図であ
る。図3において、ボールスクリューナット29の端部
には、矩形状の切り欠き29eが、周方向に等間隔に4
つ形成されている。一方、回転子23cの対向する端部
には、周方向に等間隔に矩形状の突起23eが形成され
ている。切り欠き29eの幅(周方向長さ)は、突起2
3eの幅(周方向長さ)より大きくなっている。
【0029】ボールスクリューナット29と回転子23
cとの間には、弾性体35が配置されている。弾性体3
5は、円筒状の芯金35aと、芯金35aの外周に溶着
されたゴム又は樹脂製のフランジ部35b、及びコ字状
の突起である2つの弾性部(弾性部材)35cとからな
る。芯金35aの外径は、ボールスクリューナット29
及び回転子23cの内径よりわずかに小さくなってい
る。フランジ部35bは、回転子23cの突起23eに
合わせて周方向に不連続の形状を有し、弾性部35c
は、フランジ部35bの不連続部(4つある内の対向す
る2つ)を、軸線方向にシフトした状態で連結してい
る。
【0030】連結手段としての弾性体35を介在させつ
つ、ボールスクリューナット29と回転子23cとを結
合したときに、回転子23cの対向する2つの突起23
eは、弾性部35cを介在させるようにして、殆どスキ
マなくボールスクリューナット29の切り欠き29eに
係合する。一方、回転子23cの残りの2つの突起23
eは、弾性部35cを介在させることなく、周方向に所
定のスキマを有しながらボールスクリューナット29の
切り欠き29eに係合する。尚、フランジ部35bは、
ボールスクリューナット29の端面と、回転子23cの
端面との間に介在して、両者が直接当接することを阻止
している。
【0031】次に、図面を参照して本実施の形態の動作
を説明する。図1において、車両が直進状態にあり、ス
テアリングホイール1からラック軸22へ操舵力が入力
されていない場合、トルクセンサ3から出力されるトル
ク検出信号Tvは、中立電圧もしくは略中立電圧である
ため、コントローラ13はブラシレスモータ23を回転
駆動しない。従って、この電動式パワーステアリング装
置は補助操舵力を出力しない状態にある。
【0032】一方、車両がカーブを曲がろうとする場合
には、ステアリングホイール1が操舵されて操舵力がラ
ック軸22へ伝達されるため、トルクセンサ3からは、
操舵トルクに応じたトルク検出信号Tvが出力され、速
度センサ17からの検出信号Vpを考慮して、コントロ
ーラ13は、適切なトルクでブラシレスモータ23の回
転子23cを回転させる。回転子23cが回転するとボ
ールスクリューナット29も回転し、それによりラック
軸22を左もしくは右方向に移動させて補助操舵力を発
生させるようになっている。
【0033】ここで、ラックストロークダンパ33が機
能しない中立位置近傍で、車輪が縁石などに衝接して、
衝撃力がラック軸22に伝達されたような場合には、弾
性体35がネジレ変形して、かかる衝撃力を吸収できる
ようになっている。また、弾性体35のネジレ変形に伴
い、ボールスクリューナット29と回転子23cとが所
定角度以上、相対的に回転すると、制限手段を構成する
弾性部35cの凹部としての切り欠き29eと、凸部と
しての突起23eとの間で当接が生じ、それ以上の弾性
体35のネジレ変形を制限して、その破損を抑止するよ
うになっている。
【0034】尚、弾性体35を含めたボールスクリュー
ナット29と回転子23cからなる系におけるねじり振
動の固有振動数は5Hz以上、好ましくは7Hz、特に
好ましくは8Hz以上として、制御系としての共振が生
じないようにすると良い。
【0035】図4は、本実施の形態の変形例を示す斜視
図である。図4において、ボールスクリューナット2
9’の端部には、矩形状の突起29e’が、周方向に等
間隔に形成されている。一方、回転子23c’の対向す
る端部には、周方向に等間隔に矩形状の突起23e’が
形成されている。
【0036】ボールスクリューナット29’と回転子2
3c’との間には、弾性体35’が配置されている。弾
性体35’は、円筒状の芯金35a’と、芯金35a’
の外周において、中央で周方向全周にわたって延在する
ゴム又は樹脂製のフランジ部35b’と、フランジ部3
5b’と一体であって軸線方向両側に交互に延在するゴ
ム又は樹脂製の係合部(弾性部材)35c’とからな
る。芯金35a’の外径は、ボールスクリューナット2
9’及び回転子23c’の内径よりわずかに小さくなっ
ている。
【0037】弾性体35’を介在させつつ、ボールスク
リューナット29’と回転子23c’とを結合したとき
に、ボールスクリューナット29’の突起29e’は、
係合部35c’の間に殆どスキマなく入り込み、一方、
回転子23c’の突起23e’も、係合部35c’の間
に殆どスキマなく入り込むようにして係合する。このと
き、フランジ部35b’は、ボールスクリューナット2
9’の端面と、回転子23c’の端面との間に介在し
て、両者が直接当接することを阻止している。
【0038】本変形例においても、車輪が縁石などに衝
接して、衝撃力がラック軸22に伝達されたような場
合、弾性体35’の係合部35c’が弾性変形すること
により、かかる衝撃力を吸収できるようになっている。
【0039】図5は、第2の実施の形態にかかる電動式
パワーステアリング装置によるラック軸同軸型ブラシレ
スモータ周辺の軸線方向断面図である。本実施の形態に
おいては、ボールスクリューナット周辺の構成が異なる
のみであるので、かかる構成を中心に説明し、同様な構
成については同一符号を付して説明を省略する。小径部
108aと大径部108bとからなるラックハウジング
108は、不図示のブラケットにより、図示しない車体
に固定されている。ラックハウジング108の大径部1
08a内にラック軸22が挿通され、ラック軸22はそ
の両端において、タイロッド9(図1)、10に連結さ
れている。タイロッド9,10は、図示しない操舵機構
に連結されている。
【0040】ラックハウジング108内には、ブラシレ
スモータ123の回転子123cは、軸受26a、26
bにより、ラックハウジング108に対して回転自在に
支持されている。回転子123cの左方端は、略円管状
のボールスクリューナット129の右方端にスプライン
係合されて、一体的に回転するようになっている。結合
し合う雌スプライン及び雄スプラインの歯面の少なくと
も一方に、樹脂をコーティングすることにより、衝撃力
が付与された場合などにおける打音防止が図れる。ボー
ルスクリューナット129は、内側に螺旋状の内ねじ溝
129bを有し、内ねじ溝129bは、ラック軸22の
左方部に形成された外ねじ溝22aに対向して転動路を
形成し、該転動路内に複数のボール30が収容されてい
る。
【0041】ボール30は、ボールスクリューナット1
29とラック軸22が相対回転する際に生じる摩擦力軽
減のために用いられる。なお、ボールスクリューナット
129は、その内部に循環路129cを有し、ボールス
クリューナット129の回転時に、循環路129cを介
してボール30は循環可能となっている。
【0042】ボールスクリューナット129の左方端内
周には、ラック軸22の外周に対応する形状を有するゴ
ム又は樹脂製の制振部材140が、かかる外周に当接す
るようにして取り付けられている。例えば路面の凹凸に
より車輪を介してラック軸22が加振されたような場合
に、転動路とボール30とのガタ分だけ跳ねて転動面に
衝接することにより異音を発生するが、制振部材140
を配置することによって、ボール30の衝接によるラッ
ク軸22の振動を抑えて、異音の発生を抑制することが
できる。
【0043】ボールスクリューナット129の右端近傍
外周は、複列のアンギュラコンタクト玉軸受125によ
りラックハウジング108の小径部108aに対して回
転自在に、かつ軸線方向位置を規制されて支持されてい
る。一方、ボールスクリューナット129の左端外周
は、ころ軸受126によりラックハウジング108の小
径部108aに対して回転自在に支持されている。
【0044】アンギュラコンタクト玉軸受125の内輪
125bは、ボールスクリューナット129の外周に螺
合するナット127により取り付けられている。ナット
127については後述する。アンギュラコンタクト玉軸
受125の外輪125aは、小径部108aの内周に対
し、薄い円筒状の滑りブッシュ131を介在させて取り
付けられている。外輪125aの両側に当接した状態で
配置された弾性部材135は、小径部108aの内周に
固定された断面が略L字状の芯金135aと、ゴム又は
樹脂製の弾性部材135bとを有している。尚、弾性部
材135の間隔を調整すべく、右方の弾性部材135b
に当接するねじ部材133が、小径部108aに対して
変位自在に取り付けられている。
【0045】小径部108aの左方端外周とタイロッド
10の外周とを、蛇腹状の防塵ブーツ32が連結してい
る。小径部108aの内方には、外周に溝を設けて変形
しやすくしたゴム又は樹脂製のラックストロークダンパ
33が、断面が略L字状の抑え板34により、小径部1
08aのフランジ108cに対向するようにして取り付
けられている。ラック軸22が勢い良く変位して、ラッ
ク軸22の瘤状の端部22bが抑え板34に衝接したよ
うな場合でも、抑え板34の裏側に配置されたラックス
トロークダンパ33により、端部22bの衝接が緩衝さ
れるため、ボールスクリューナット129や軸受125
の破損を防止できる。
【0046】ラックストロークダンパ33が機能しない
中立位置近傍で、車輪が縁石などに衝接して、衝撃力が
ラック軸22に伝達されたような場合には、弾性部材1
35の弾性部135bが軸線方向に弾性変形することに
より、かかる衝撃力を吸収できる。
【0047】尚、ボールスクリューナット129と回転
子123cとが所定角度だけ相対的に回転したときに、
不図示のストッパによりそれ以上の回転が阻止されると
好ましい。それにより弾性部135bの過度の変形を抑
制して、その破損を防止できるからである。
【0048】更に、本実施の形態によれば、循環路12
9cなどを変形させない程度のトルクで、ナット127
をボールスクリューナット129に螺合させ、その後ナ
ット127から軸線方向に延在する薄筒部127aを半
径方向にカシメて、ボールスクリューナット129の外
周に対して強く押しつけられるよう変形させている。そ
れによりナット127は、ボールスクリューナット12
9に対して相対回動不能に連結され、ラック軸22から
強い力が伝達された場合でもゆるむことはない。
【0049】図6は、第3の実施の形態にかかる電動式
パワーステアリング装置によるラック軸同軸型ブラシレ
スモータ周辺の軸線方向断面図である。本実施の形態に
おいては、ボールスクリューナット周辺の構成が異なる
のみであるので、かかる構成を中心に説明し、同様な構
成については同一符号を付して説明を省略する。小径部
208aと大径部208bとからなるラックハウジング
208は、不図示のブラケットにより、図示しない車体
に固定されている。ラックハウジング208の大径部2
08a内にラック軸22が挿通され、ラック軸22はそ
の両端において、タイロッド9(図1)、10に連結さ
れている。タイロッド9,10は、図示しない操舵機構
に連結されている。
【0050】ラックハウジング208内に挿通されたブ
ラシレスモータ123の回転子123cは、軸受226
により、ラックハウジング208に対して回転自在に支
持されている。回転子123cの左方端は、略円管状の
ボールスクリューナット229の右方端に対してスプラ
イン歯同士による係合がなされて、両者は一体的に回転
するようになっている。結合し合う雌スプライン及び雄
スプラインの歯面の少なくとも一方に、樹脂をコーティ
ングすることにより、衝撃力が付与された場合などにお
ける打音防止が図れる。ボールスクリューナット229
は、内側に螺旋状の内ねじ溝229bを有し、内ねじ溝
229bは、ラック軸22の左方部に形成された外ねじ
溝22aに対向して転動路を形成し、該転動路内に複数
のボール30が収容されている。
【0051】ボール30は、ボールスクリューナット2
29とラック軸22が相対回転する際に生じる摩擦力軽
減のために用いられる。なお、ボールスクリューナット
229は、その内部に循環路(不図示)を有し、ボール
スクリューナット229の回転時に、循環路を介してボ
ール30は循環可能となっている。
【0052】ラックハウジング208の小径部208a
の内周には、薄い円筒状の滑りブッシュ231を介し
て、ボールスクリューナット229を回転自在に支持す
る軸受251が配置されている。軸受251は、外輪2
52aと、一対の内輪251b、251cと、両輪間に
配置された2列のボール252dとから構成されてい
る。
【0053】軸受251の外輪251aの左方端と、小
径部208aとの間には、断面がL字状の間座252a
と弾性部材235aが配置されている。軸受251の外
輪251aの右方端と、小径部208aに螺合取り付け
されたねじ部材233との間には、断面がL字状の間座
252bと弾性部材235bが配置されている。軸受2
51の内輪251b、251cは、ボールスクリューナ
ット229の左端外周に螺合取り付けされたナット22
7により、ボールスクリューナット229に対して取り
付けられている。尚、内輪251b、251cの組立幅
は、ボール循環用のコマ孔範囲より大きくすることで、
グリース洩れやコマ抜けの防止を図れる。
【0054】ラックストロークダンパ33が機能しない
中立位置近傍で、車輪が縁石などに衝接して、衝撃力が
ラック軸22に伝達されたような場合には、いずれかの
弾性部材235a、235bが軸線方向に弾性変形する
ことにより、かかる衝撃力を吸収できる。尚、弾性部材
235a、235bが所定量以上変形すると、制限手段
としての間座252a又は252bの端部が底付きする
ので、弾性部235a、235bのそれ以上の変形を抑
止できるようになっている。
【0055】更に、本実施の形態によれば、循環路など
を変形させない程度のトルクで、ナット227をボール
スクリューナット229に螺合させ、その後ナット22
7から軸線方向に延在する薄筒部227bを半径方向に
カシメて、ボールスクリューナット229の外周に対し
て強く押しつけられるよう変形させている。それにより
ナット227は、ボールスクリューナット229に対し
て相対回動不能に連結され、ラック軸22から強い力が
伝達された場合でもゆるむことはない。
【0056】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。例えば、本実施の形態においては同軸
形ブラシレスモータについて説明しているが、本発明は
これに限定されない、
【0057】
【発明の効果】本発明の電動式パワーステアリング装置
は、ハウジングと、前記ハウジング内を延在し、操舵機
構に連結されたボールスクリュー軸と、操舵力を入力さ
れる入力軸と、前記入力軸から操舵力を受けて前記ボー
ルスクリュー軸へ出力する出力軸と、前記入力軸と前記
出力軸との間で伝達されるトルクを検出するトルクセン
サと、回転子を有するモータと、前記モータから回動力
を受けることによって、前記ボールスクリュー軸に軸線
方向力を付与するボールスクリューナットと、を有し、
前記ボールスクリュー軸側から入力された衝撃力を、変
形することによって吸収可能な弾性部材が、前記ボール
スクリュー軸と前記モータの回転子との間の動力伝達経
路又はボールスクリューナット支持部に配置されている
ので、各部材の大型化や重量増を招くことなく、かかる
衝撃力を緩和することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる電動式パワーステ
アリング装置を示す概略構成図である。
【図2】本実施の形態にかかるラック軸同軸型ブラシレ
スモータ周辺の軸線方向断面図である。
【図3】ボールスクリューナット29とモータ23の回
転子23cとを分割して示す斜視図である。
【図4】本実施の形態の変形例を示す斜視図である。
【図5】第2の実施の形態にかかる電動式パワーステア
リング装置によるラック軸同軸型ブラシレスモータ周辺
の軸線方向断面図である。
【図6】第3の実施の形態にかかる電動式パワーステア
リング装置によるラック軸同軸型ブラシレスモータ周辺
の軸線方向断面図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール 2 ステアリングシャフト 2a 入力軸 2b 出力軸 3 トルクセンサ 4、6 ユニバーサルジョイント 5 ロアシャフト 7 ピニオンシャフト 8 ラックハウジング 9,10 タイロッド 13 コントローラ 14 イグニッションスイッチ 15a、15b ヒューズ 16 バッテリ 17 車速センサ 21 ブラケット 22 ラック軸 23、123、223 ブラシレスモータ 29、129、229 ボールスクリューナット 30 ボール 35,135、235a、235b 弾性部材
フロントページの続き (72)発明者 恵田 広 群馬県前橋市鳥羽町78番地 日本精工株式 会社内 (72)発明者 立脇 修 群馬県前橋市鳥羽町78番地 日本精工株式 会社内 (72)発明者 早川 賢一 群馬県前橋市鳥羽町78番地 日本精工株式 会社内 (72)発明者 幡野 裕敬 群馬県前橋市鳥羽町78番地 日本精工株式 会社内 Fターム(参考) 3D033 CA02 CA04 CA13 CA16 CA20 CA31 KA04 3J066 AA04 AA22 BA01 BB01 BC01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、 前記ハウジング内を延在し、操舵機構に連結されたボー
    ルスクリュー軸と、 操舵力を入力される入力軸と、 前記入力軸から操舵力を受けて前記ボールスクリュー軸
    へ出力する出力軸と、 前記入力軸と前記出力軸との間で伝達されるトルクを検
    出するトルクセンサと、 回転子を有するモータと、 前記モータから回動力を受けることによって、前記ボー
    ルスクリュー軸に軸線方向力を付与するボールスクリュ
    ーナットと、を有し、 前記ボールスクリュー軸側から入力された衝撃力を、変
    形することによって吸収可能な弾性部材が、前記ボール
    スクリュー軸と前記モータの回転子との間の動力伝達経
    路又はボールスクリューナット支持部に配置されている
    電動式パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材は、前記ボールスクリュー
    ナットと前記モータの回転子との間に配置され、前記ボ
    ールスクリュー軸側から入力された衝撃力を、ネジレ方
    向に変形することによって吸収することを特徴とする請
    求項1に記載の電動式パワーステアリング装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材の所定量以上の変形を制限
    する制限手段が設けられており、前記制限手段は、前記
    モータの回転子と前記ボールスクリューナットとの一方
    に設けられた凹部と、他方に設けられた凸部とからな
    り、前記弾性部材が所定量変形した場合に、前記凸部
    は、前記凹部に係止されるようになっている請求項2に
    記載の電動式パワーステアリング装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材は、前記ハウジングに対し
    て前記ボールスクリューナットを回転自在に支持する軸
    受と前記ハウジングとの間、又は前記軸受と前記ボール
    スクリューナットの間に配置され、前記ボールスクリュ
    ー軸側から入力された衝撃力を、軸線方向に変形するこ
    とによって吸収することを特徴とする請求項1に記載の
    電動式パワーステアリング装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性部材が軸線方向に変形すること
    に応じて、前記軸受と前記ハウジングとは軸線方向に相
    対移動するようになっており、更に、前記軸受と前記ハ
    ウジングとの軸線方向の相対移動を制限することによっ
    て、前記弾性部材の所定量以上の変形を制限する制限手
    段が設けられている請求項4に記載の電動式パワーステ
    アリング装置。
  6. 【請求項6】 前記モータの回転子と、前記ボールスク
    リューナットとは、少なくとも一方の歯面に樹脂をコー
    ティングした雌スプライン及び雄スプラインの係合によ
    って連結されている請求項1乃至5のいずれかに記載の
    電動式パワーステアリング装置。
  7. 【請求項7】 前記制限手段は、前記モータが最大の操
    舵力を発揮したときの40%以下で、前記弾性部材の所
    定量以上の変形を制限する請求項1乃至6のいずれかに
    記載の電動式パワーステアリング装置。
  8. 【請求項8】 前記回転子と前記ボールスクリューナッ
    トと前記弾性部材とからなる系の固有振動数を7Hz以
    上に設定している請求項1乃至7のいずれかに記載の電
    動式パワーステアリング装置。
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