JP2002036494A - スクリーン版クリーニングユニット - Google Patents

スクリーン版クリーニングユニット

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Abstract

(57)【要約】 【課題】スクリーン版の下面に付着したペースト残渣を
自動的に確実に摺動除去するスクリーン版クリーニング
ユニットの提供。 【解決手段】スクリーン版クリーニングユニットは、一
対の保持板1,1′間に条溝2を延設してなるホルダー
Hを有する。条溝2内には複数枚のクリーニングブレー
ド3A、3B、3Cをそれぞれの端部近傍において部分
的に重ね合わせ、かつそれぞれの先端部をホルダーHの
上方へ突出させた態様で連設すると共に、各ブレードを
それぞれの中央部において条溝2の軸線と直交する水平
軸線周りに揺動可能に軸設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線基板
等の被印刷板に対し、所定のプリントパターンを有する
複数個の開孔を備えたスクリーン版を介して、半田合金
粉末と高粘度液状フラックスとを練り合わせてクリーム
状にした半田ペーストや導電性接着剤等のペーストを印
刷するスクリーン印刷機において使用するスクリーン版
クリーニングユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスクリーン印刷にあっては、プ
リント配線基板等の導電パターン上にチップ状電子部品
を取り付ける表面実装作業に先行して反復的に行われ、
スキージをスクリーン版の上面と接触させた状態で直線
的に移動させ、その移動によってペーストをスクリーン
版のパターン開孔に強制送入させ、その開孔を通して該
ペーストをプリント配線基板等に印刷するものであるか
ら、どうしても、ペーストがスクリーン版のパターン開
孔より漏れ出して該開孔の下部周辺のスクリーン版下面
にペースト残渣となって付着、残留しがちとなる。上記
のようにスクリーン版下面にペースト残渣が付着した状
態でスクリーン印刷を続行すると、プリント配線基板等
の導体パターン上の所定印刷面よりペーストがはみ出し
たり、開孔の下部周辺のスクリーン版下面に付着したペ
ースト残渣ないしこれら残渣とペーストとの混合体とが
相互に結合して、回路の短絡、連結等の障害を惹起せし
めたり、印刷されるペーストのパターンが一定せず、い
わば型くずれした印刷不良の状態を惹起し、印刷作業の
能率を害すると共に、印刷精度の低下を招来することと
なる。したがって、この種のスクリーン印刷において
は、スクリーン版下面に付着したペースト残渣を除去す
ることが必要不可欠なものとなっている。そこで、かつ
ては、スクリーン版下面のクリーニングを紙や布等を用
いて人手をかけて行っていたが、近時においては、例え
ば、紙を巻いたクリーニング・ローラーでスクリーン版
下面に付着したペースト残渣を自動的に拭き取れるよう
に構成したスクリーン版クリーニング装置(例えば、特
公平1−19275号公報参照)やスクリーン版下面に
弾性的に接触させた状態で移動させることによって該ス
クリーン版下面に付着したペースト残渣を摺動除去し得
るようにした1枚の硬質の帯状板からなるクリーニング
ブレードを有する、図8に示す如きスクリーン版クリー
ニングユニットが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、これらの
従来例のうち、前者、すなわち、紙を巻いたクリーニン
グ・ローラーを備えたものにあっては、残渣を拭き取っ
て除去するものであるから、軟弱な残渣の除去には適し
ているが、乾燥ないし固化の程度が比較的高い残渣の除
去には不向きであるといってよい。また、後者の従来
例、すなわち、図8に示す如きタイプのスクリーン版ク
リーニングユニットにあっては、クリーニングブレード
CBの材質が硬質であるため、該ブレードをスクリーン
版下面に圧接すると、図8に示すように、その両端部の
圧力によりスクリーン版に歪みが生じ、その左右中央の
部分において隙間Cが形成され易くなる。そのため、ク
リーニングブレードの上端部をスクリーン版下面に均一
に接触させることが困難となり、スクリーン版下面に付
着したペースト残渣Rをきれいに摺動除去することがで
きないという問題があった。そして、スクリーン版は、
通常薄い金属板等で作られているため、変形し易く、一
定時間、例えば8時間程度スクリーン印刷に使用した場
合でも容易に湾曲・変形等の歪みが発生し、同様の問題
が生じがちであった。
【0004】本発明は、従来技術の有する上記の如き不
都合ないし欠点を除去改善すべくなされたものであっ
て、スクリーン版の下面に付着した粘性印刷材料として
の半田ペースト等のペースト残渣を自動的に確実に摺動
除去し得るようにした、特にプリント基板に対する半田
ペーストの高密度スクリーン印刷に好適なスクリーン版
のクリーニングユニットを提供することをその主たる目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るスクリーン版クリーニングユニット
は、スクリーン印刷機に水平にセットされたスクリーン
版の下面に弾性的に接触させた状態で移動させると、そ
の移動に伴って該スクリーン版下面に付着した粘性印刷
材料の残渣を摺動除去し得るようにした残渣除去手段を
有するスクリーン版クリーニングユニットにおいて、互
いに対向する一対の保持板間に条溝を延設してなるホル
ダーの該条溝内に前記残渣除去手段を構成する複数枚の
クリーニングブレードをそれぞれの端部近傍において部
分的に重ね合わせ、かつそれぞれの先端部を前記ホルダ
ーの上方へ突出させた態様で連設すると共に、各クリー
ニングブレードをそれぞれの中央部において前記条溝の
軸線と直交する水平軸線周りに揺動可能に軸設した構造
としたことを特徴とするものである。
【0006】また、本発明に係るスクリーン版クリーニ
ングユニットは、スクリーン印刷機に水平にセットされ
たスクリーン版の下面に弾性的に接触させた状態で移動
させると、その移動に伴って該スクリーン版下面に付着
した粘性印刷材料の残渣を摺動除去し得るようにした残
渣除去手段を有するスクリーン版クリーニングユニット
において、互いに対向する一対の保持板間に条溝を延設
してなるホルダーの該条溝内に前記残渣除去手段を構成
する複数枚のクリーニングブレードをそれぞれの端部近
傍において部分的に重ね合わせ、かつそれぞれの先端部
を前記ホルダーの上方へ突出させた態様で連設すると共
に、各クリーニングブレードの中央部にそれぞれ穿設し
た縦長の長孔に前記ホルダーに設けた水平軸をそれぞれ
遊嵌して各クリーニングブレードを各水平軸を介してそ
れぞれ上下動可能かつ揺動可能に支承させた構造とした
ことを特徴とするものである。
【0007】さらに、本発明に係るスクリーン版クリー
ニングユニットは、スクリーン印刷機に水平にセットさ
れたスクリーン版の下面に弾性的に接触させた状態で移
動させると、その移動に伴って該スクリーン版下面に付
着した粘性印刷材料の残渣を摺動除去し得るようにした
残渣除去手段を有するスクリーン版クリーニングユニッ
トにおいて、互いに対向する一対の保持板間に条溝を延
設してなるホルダーの該条溝内に前記残渣除去手段を構
成する複数枚のクリーニングブレードをそれぞれの端部
近傍において部分的に重ね合わせ、かつそれぞれの先端
部を前記ホルダーの上方へ突出させた態様で連設する一
方、各クリーニングブレードの中央部にそれぞれ穿設し
た縦長の長孔に前記ホルダーに設けた水平軸をそれぞれ
遊嵌して各クリーニングブレードを各水平軸を介してそ
れぞれ上下動可能かつ揺動可能に支承させたると共に、
各クリーニングブレードをばねを介して常時上方へ偏倚
させた構造としたことを特徴とするものである。
【0008】さらにまた、本発明に係るスクリーン版ク
リーニングユニットは、スクリーン印刷機に水平にセッ
トされたスクリーン版の下面に弾性的に接触させた状態
で移動させると、その移動に伴って該スクリーン版下面
に直接、又はロール紙ないしロール布を介して間接的に
接触させた状態で移動させると、その移動に伴って該ス
クリーン版下面に付着した粘性印刷材料の残渣を摺動除
去し得るようにした残渣除去手段を有するスクリーン版
クリーニングユニットにおいて、前記残渣除去手段を複
数枚のクリーニングブレードで構成すると共に、それら
のクリーニングブレードを、互いに対向する一対の保持
板間に条溝を延設してなるホルダーの該条溝内にそれぞ
れの端部近傍において部分的に重ね合わせ、かつそれぞ
れの先端部を前記ホルダーの上方へ突出させた態様で連
設すると共に、各クリーニングブレードをそれぞれの中
央部において前記条溝の軸線と直交する水平軸線周りに
揺動可能に軸設した構造としたことを特徴とするもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明につき、その好まし
い実施形態を示した添付図面を参照して詳細に説明す
る。
【0010】図1〜6において、1、1′はホルダーH
を形成する一対の保持板、2は互いに対向する該保持板
1、1′間に一直線状に延設された条溝、3A、3B、
3Cはスクリーン版Sの下面に付着したペーストの残渣
を摺動除去する残渣除去手段を構成するクリーニングブ
レードである。これらのクリーニングブレード3A、3
B、3Cは、前記条溝2内にそれぞれの端部近傍におい
て部分的に重ね合わせ、かつそれぞれの先端部をホルダ
ーHの上方へ突出させた態様で連設されていると共に、
それぞれの中央部において前記条溝の軸線と直交する水
平軸線周りにそれぞれ揺動可能に軸設されている。図示
の例にあっては、各クリーニングブレード3A、3B、
3Cは、中央部に縦長の長孔3A′、3B′、3C′が
それぞれ穿設されており、それらの長孔3A′、3
B′、3C′には前記条溝2を直角に横断する態様でホ
ルダーHに設けられた各水平軸4をそれぞれ遊嵌し、こ
れにより各クリーニングブレード3A、3B、3Cが各
水平軸4を介してそれぞれ上下動可能かつ揺動可能に支
承されると共に、後述するばね5を介して常時上方へ弾
性的に偏倚されている。
【0011】一対の保持板1、1′の各内側には、前記
条溝2を形成する凹所6、6がそれぞれ形成されてお
り、各凹所6は保持板の上方及び側方にそれぞれ開口す
ると共に、下端に段部7をそれぞれ備えている。したが
って、保持板1、1′を相互に合体させると、クリーニ
ングブレード3A、3B、3Cを前記した如き態様で収
容連設するための断面ほぼU字形の条溝2を有するホル
ダーHが形成される。
【0012】前記したばね5は、図示の例にあっては、
圧縮コイルスプリングであり、該コイルスプリングは、
一方の保持板1の内側にそれぞれ突出形成された水平軸
4の直下にそれぞれ位置する第1の切欠凹所8Aと、該
水平軸4と対向させて他方の保持板1′の内側にそれぞ
れ突設した該水平軸の嵌合孔9の直下にそれぞれ位置す
る第2の切欠凹所8Bとからなるばね収容室8にそれぞ
れ縮装されている。図示の例にあっては、スクリーン版
クリーニングユニットは、一対の保持板1、1′間に上
記のようにして3枚のクリーニングブレード3A、3
B、3C及びコイルスプリング5、5、5を装填し、該
保持板1、1′をボルト10を該保持板のボルト挿通孔
10に挿通螺合させて緊締してやることによって簡単に
組み立てることができるようになっている。
【0013】各保持板1、1′は、弾性を有する比較的
硬質の合成樹脂で製出されていて、その上部は図1〜5
に示されているように断面先細状に形成されている。他
方、各クリーニングブレード3A、3B、3Cは、剛性
と弾性とを併有する材質で肉厚を薄く形成してある。こ
れらのブレードは、例えば、薄板ばね材料として使用さ
れる薄い炭素鋼板、合金鋼板等の如き弾性と剛性の大な
る薄板で形成することが望ましいが、機械的性質及び科
学的性質の良好な硬質の強化合成樹脂ないしエンジニア
リングプラスチックで成型することもできる。また、各
クリーニングブレード3A、3B、3Cは、図示の例に
あっては、その両端部の各上部隅角部3A″、3B″、
3C″が丸く形成されている。
【0014】上記の如く構成されたクリーニングユニッ
トは、これを取り付ける取付手段、これを水平方向に往
復動させるための往復駆動機構及びこれを上下動させる
ための昇降駆動機構を備えているものであれば、どのよ
うなタイプのスクリーン印刷機にも使用可能である。
【0015】図6は、上述のクリーニングユニットのク
リーニングブレード3A、3B、3Cをスクリーン版S
の下面に付着したペースト残渣Rの摺動除去のために該
スクリーン版下面に弾性的に接触させた状態を示し、図
7、8及び9は、この状態においてクリーニングユニッ
トを水平方向に移動させた場合における各ブレード3
A、3B、3Cの運動の様子を図解したものである。
【0016】本発明に係る上記スクリーン版クリーニン
グユニットにおいては、残渣除去手段としてのクリーニ
ングブレードが上記の如く配設された複数枚のブレード
3A、3B、3Cからなり、かつ各ブレードがそれぞれ
上下動可能かつ揺動可能に支承されていると共に、ばね
5を介して常時上方へ弾性的に偏倚されているので、ブ
レード3A、3B、3Cをスクリーン版Sの下面に圧接
させても、1枚の硬質のクリーニングブレードCBを有
する図10に示した従来例の場合と異なり、スクリーン
版Sの左右中央の部分が上方へ持ち上げられてスクリー
ン版Sに歪みが生じ、その左右中央部分において隙間が
形成されるようなことがなく、図6に示すように、ブレ
ード3A、3B、3Cはスクリーン版下面に均一に弾接
されて密着する。そしてこのように密着した状態におい
てクリーニングユニットを水平方向に移動させた場合に
おいて、スクリーン版Sそれ自体に変形個所ないし平滑
度に欠ける部分があっても、各ブレードが上下動ないし
揺動することによって、その変形ないし歪みの部分に自
動的に追従して密着状態を保持するように動作するの
で、付着残渣Rをきれいに摺動除去することが可能とな
る。また、図示の例にあっては、各ブレード3A、3
B、3Cの両端部の各上部遇角部3A″、3B″、3
C″が丸く形成されているので、各ブレードが水平軸線
周りに揺動せしめられても、その揺動による上記隅角部
の接触摩擦によってスクリーン版Sの下面が傷つけられ
るおそれがなく、スクリーン版Sの耐用寿命を延長させ
ることができる。
【0017】クリーニングブレード3A、3B、3Cを
剛性と弾性とを併有する材質で肉圧を薄く形成したもの
にあっては、軟弱な残渣の除去のみならず、乾燥ないし
固化の程度が比較的高い残渣の除去をも容易かつ能率的
に行うことが可能である。また、本発明に係るスクリー
ン版クリーニングユニットは、公知のロール紙ないしロ
ール布をスクリーン版Sとクリーニングブレードとの間
に介在させてペースト残渣の摺動除去を行わせるように
することもできる。
【0018】以上、本発明の実施の形態を図面を参照し
て詳述したが、本発明は該実施形態に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で、これに各種
の改変を施して実施することができるものである。
【0019】本発明は、叙上の如く構成されているの
で、これによれば、先に述べた従来技術の有する不都合
ないし欠点を除去改善することができ、スクリーン版の
下面に付着した粘性印刷材料としての半田ペースト等の
ペースト残渣を自動的に確実に摺動除去し得るようにし
た、特にプリント基板に対する半田ペーストの高密度ス
クリーン印刷に好適なスクリーン版のクリーニングユニ
ットを得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクリーン版クリーニングユニッ
トの一実施形態の斜視図。
【図2】図1に示したクリーニングユニットのA−A線
による縦断面図。
【図3】図1に示したクリーニングユニットの分解斜視
図。
【図4】図3のB−B線による縦断面図。
【図5】図3のA−A線による縦断面図。
【図6】本発明に係るクリーニングユニットの使用状態
を示す正面図。
【図7】本発明に係るクリーニングユニットを水平方向
に移動させた場合における各ブレードの運動の様子を示
す説明図。
【図8】本発明に係るクリーニングユニットを水平方向
に移動させた場合における各ブレードの運動の様子を示
す説明図。
【図9】本発明に係るクリーニングユニットを水平方向
に移動させた場合における各ブレードの運動の様子を示
す説明図。
【図10】従来公知のクリーニングユニットの欠点をや
や誇張して示す正面図。
【符号の説明】
H ホルダー 1 保持板 1′ 保持板 2 条溝 3A、3B、3C クリーニングブレード 3A′、3B′、3C′ 長孔 3A″、3B″、3C″ 隅角部 4 水平軸 5 ばね

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーン印刷機に水平にセットされた
    スクリーン版の下面に弾性的に接触させた状態で移動さ
    せると、その移動に伴って該スクリーン版下面に付着し
    た粘性印刷材料の残渣を摺動除去し得るようにした残渣
    除去手段を有するスクリーン版クリーニングユニットに
    おいて、互いに対向する一対の保持板間に条溝を延設し
    てなるホルダーの該条溝内に前記残渣除去手段を構成す
    る複数枚のクリーニングブレードをそれぞれの端部近傍
    において部分的に重ね合わせ、かつそれぞれの先端部を
    前記ホルダーの上方へ突出させた態様で連設すると共
    に、各クリーニングブレードをそれぞれの中央部におい
    て前記条溝の軸線と直交する水平軸線周りに揺動可能に
    軸設した構造としたことを特徴とするスクリーン版クリ
    ーニングユニット。
  2. 【請求項2】 スクリーン印刷機に水平にセットされた
    スクリーン版の下面に弾性的に接触させた状態で移動さ
    せると、その移動に伴って該スクリーン版下面に付着し
    た粘性印刷材料の残渣を摺動除去し得るようにした残渣
    除去手段を有するスクリーン版クリーニングユニットに
    おいて、互いに対向する一対の保持板間に条溝を延設し
    てなるホルダーの該条溝内に前記残渣除去手段を構成す
    る複数枚のクリーニングブレードをそれぞれの端部近傍
    において部分的に重ね合わせ、かつそれぞれの先端部を
    前記ホルダーの上方へ突出させた態様で連設すると共
    に、各クリーニングブレードの中央部にそれぞれ穿設し
    た縦長の長孔に前記ホルダーに設けた水平軸をそれぞれ
    遊嵌して各クリーニングブレードを各水平軸を介してそ
    れぞれ上下動可能かつ揺動可能に支承させた構造とした
    ことを特徴とするスクリーン版クリーニングユニット
  3. 【請求項3】 スクリーン印刷機に水平にセットされた
    スクリーン版の下面に弾性的に接触させた状態で移動さ
    せると、その移動に伴って該スクリーン版下面に付着し
    た粘性印刷材料の残渣を摺動除去し得るようにした残渣
    除去手段を有するスクリーン版クリーニングユニットに
    おいて、互いに対向する一対の保持板間に条溝を延設し
    てなるホルダーの該条溝内に前記残渣除去手段を構成す
    る複数枚のクリーニングブレードをそれぞれの端部近傍
    において部分的に重ね合わせ、かつそれぞれの先端部を
    前記ホルダーの上方へ突出させた態様で連設する一方、
    各クリーニングブレードの中央部にそれぞれ穿設した縦
    長の長孔に前記ホルダーに設けた水平軸をそれぞれ遊嵌
    して各クリーニングブレードを各水平軸を介してそれぞ
    れ上下動可能かつ揺動可能に支承させたると共に、各ク
    リーニングブレードをばねを介して常時上方へ偏倚させ
    た構造としたことを特徴とするスクリーン版クリーニン
    グユニット。
  4. 【請求項4】 スクリーン印刷機に水平にセットされた
    スクリーン版の下面に弾性的に接触させた状態で移動さ
    せると、その移動に伴って該スクリーン版下面に直接、
    又はロール紙ないしロール布を介して間接的に接触させ
    た状態で移動させると、その移動に伴って該スクリーン
    版下面に付着した粘性印刷材料の残渣を摺動除去し得る
    ようにした残渣除去手段を有するスクリーン版クリーニ
    ングユニットにおいて、前記残渣除去手段を複数枚のク
    リーニングブレードで構成すると共に、それらのクリー
    ニングブレードを、互いに対向する一対の保持板間に条
    溝を延設してなるホルダーの該条溝内にそれぞれの端部
    近傍において部分的に重ね合わせ、かつそれぞれの先端
    部を前記ホルダーの上方へ突出させた態様で連設すると
    共に、各クリーニングブレードをそれぞれの中央部にお
    いて前記条溝の軸線と直交する水平軸線周りに揺動可能
    に軸設した構造としたことを特徴とするスクリーン版ク
    リーニングユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれか1項に記
    載のスクリーン版クリーニングユニットにおいて、前記
    クリーニングブレードを剛性と弾性とを併有する材質で
    肉厚を薄く形成したことを特徴とするスクリーン版クリ
    ーニングユニット。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のスクリーン版クリーニ
    ングユニットにおいて、各クリーニングユニットの両端
    部の各上部隅角部を丸く形成したことを特徴とするスク
    リーン版クリーニングユニット。
  7. 【請求項7】 粘性印刷材料が半田ペーストであること
    を特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載
    のスクリーン版クリーニングユニット。
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