JP2002036398A - 折目付け装置用型及び折目付け装置 - Google Patents

折目付け装置用型及び折目付け装置

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JP2002036398A
JP2002036398A JP2000223130A JP2000223130A JP2002036398A JP 2002036398 A JP2002036398 A JP 2002036398A JP 2000223130 A JP2000223130 A JP 2000223130A JP 2000223130 A JP2000223130 A JP 2000223130A JP 2002036398 A JP2002036398 A JP 2002036398A
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fold
ridge
groove
mold
folds
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末男 赤間
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  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多重折り作業の簡単化、高効率化、自動化及び
コストダウンに極めて有効な型及び折目付け装置を提供
する。 【解決手段】基体11の一面に、第1の凸条134、第
2の凸条136、第1の凹溝135及び第2の凹溝13
7を有する。第1の凸条134及び第1の凹溝135
は、互いに間隔を隔てて交互に配置され、同一方向にジ
グザグに延びる。第2の凸条136は、第1の凸条13
4及び第1の凹溝135の間に配置され、第1の凸条1
34に連続する。第2の凹溝137は、第1の凸条13
4及び第1の凹溝135の間に配置され、第1の凹溝1
35に連続する。第2の凸条136及び第2の凹溝13
7は、第1の凸条134及び第1の凹溝135の長さ方
向において、交互に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄体に山折用折目
及び谷折用折目を付ける折目付け装置、及び、型に関す
る。薄体には、天然植物繊維、天然動物繊維、化学繊維
またはそれらの組み合わせ等によって得られたシート類
が含まれる。
【0002】
【従来の技術】例えば、多重折りされた地図等の製品ま
たは折目を有する服飾品を得る場合、従来は、予め用意
されたシートまたは布地に、手作業で折り線を付け、次
に折り線に沿って手で折る作業を行っていた。このた
め、折り作業が極めて煩雑で、長時間を要し、製品のコ
スト高を招いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、多重
折り作業の簡単化、高効率化、自動化及びコストダウン
に極めて有効な折目付け装置用型、及び、折目付け装置
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係る型は、基体の一面に、第1の凸条、
第2の凸条、第1の凹溝及び第2の凹溝を有する。前記
第1の凸条及び前記第1の凹溝は、互いに間隔を隔てて
交互に配置され、同一方向にジグザグに延びている。
【0005】前記第2の凸条は、前記第1の凸条及び前
記第1の凹溝の間に配置され、前記第1の凸条に連続し
ている。前記第2の凹溝は、前記第1の凸条及び前記第
1の凹溝の間に配置され、前記第1の凹溝に連続してい
る。前記第2の凸条及び前記第2の凹溝は、前記第1の
凸条及び前記第1の凹溝の長さ方向において、交互に配
置されている。
【0006】本発明に係る型を用いることにより、第1
の凸条(または第1の凹溝)による第1の山折り用折目
と、第1の凹溝(または第1の凸条)による第1の谷折
り用折目と、第2の凸条(または第2の凹溝)による第
2の山折り用折目と、第2の凹溝(または第2の凸条)
による第2の谷折り用折目とを含む薄体が得られる。第
1の山折り用折目及び第1の谷折り用折目は、薄体の一
面及び裏面に付された加工痕であって、交互に配置さ
れ、それぞれはジグザグパターンになる。ジグザグの角
度は、好ましくは、1秒以上15度以下の角度に選定す
る。この角度範囲であれば、多くの場合、折り畳みによ
る厚みの重なり、吸収し、確実に折り畳むことができ
る。
【0007】上述した薄体において、第1及び第2の山
折り用折目と、第1及び第2の谷折り用折目は、薄体の
一面及び裏面に付されるから、山折り用折目及び谷折り
用折目を、片面だけに設ける場合と異なって、薄体を一
面及び裏面で折り曲げる操作が極めて容易になる。ま
た、折り曲げた場合に、破損するのを回避することがで
きる。
【0008】本発明に係る型を用いて得られる薄体にお
いて、第1及び第2の山折り用折目と、第1及び第2の
谷折り用折目は、加工痕であるから、薄体を一面及び裏
面で折り曲げる操作が極めて容易になる。
【0009】しかも、、第1及び第2の山折り用折目
と、第1及び第2の谷折り用折目は、交互に配置されて
いるから、折り曲げ操作によって、折り畳むことができ
る。
【0010】更に、第1の山折り用折目と、第1の谷折
り用折目のそれぞれはジグザグパターンになっているか
ら、折り畳んだ場合に重なる薄体の厚みを、ジグザグの
角度によって吸収し、確実に折り畳むことができる。
好ましくは、第2の凸条は、一端が第1の凸条に連続
し、他端が第1の凹溝から間隔を隔てて配置され、第1
の凹溝とは不連続とする。また、第2の凹溝は、一端が
第1の凹溝に連続し、第1の凸条から間隔を隔ててお
り、第1の凸条とは不連続とする。
【0011】この型を用いることにより、第2の山折り
用折目が、第1の山折り用折目に連続し、第1の谷折り
用折目とは不連続である。第2の谷折り用折目は、第1
の谷折り用折目に連続し、第1の山折り用折目とは不連
続である。
【0012】この態様に係る薄体によれば、折目の部分
において、薄体が破損するのを回避することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る折目付け装置
の正面図、図2は図1に図示した折目付け装置に用いら
れている型を、一面(型表面)から見た平面図、図3は
図2に示した型の拡大斜視図である。図示された折目付
け装置は、型1と、プレス装置21、22とを含む。
【0014】型1は、図2及び図3に示すように、平板
状である基体11の一面に第1の凸条134、第2の凸
条136、第1の凹溝135及び第2の凹溝137を有
する。第1の凸条134及び第1の凹溝135は、角度
α51、α52のジグザグパターンを有する。角度α5
1、α52は、1秒以上15度以下の角度に選定するこ
とが望ましい。実施例において、第1の凸条134及び
第2の凸条136は、山の頂上線によって構成され、第
1の凹溝135及び第2の凹溝137は、谷の最下底線
によって構成されている。
【0015】第2の凸条136は、第1の凸条134及
び第1の凹溝135に連続し、第2の凹溝137は、第
1の凹溝135及び第1の凸条134に連続する。第2
の凸条136及び第2の凹溝137は、第1の凸条13
4及び第1の凹溝135の長さ方向において、交互に配
置されている。基体11は、他面側が、プレス装置21
に結合され、プレス装置21によって、矢印F11、F
12の方向に、往復して駆動される。
【0016】プレス装置22は固定して設置されてお
り、プレス装置21と組み合わされて、型1を受ける。
プレス装置22の表面には、弾力性のある受け部材23
が配置されており、受け部材23の表面に、薄体3が配
置される。薄体3は、天然植物繊維、天然動物繊維、化
学繊維またはそれらの組み合わせ等によって得られたも
ので、具体的には、折り畳み地図または服飾ディザイン
用布地等が含まれる。
【0017】図1〜図3に示した型及び折目付け装置を
用いて、薄体3に折目を付けるには、受け部材23の表
面に、薄体3を配置し、プレス装置21を矢印F1の方
向に駆動し、型1の表面に付された第1の凸条134、
第2の凸条136、第1の凹溝135及び第2の凹溝1
37を、薄体3の表面に転写する。その後、プレス装置
21を矢印F2の方向に後退させる。
【0018】図4は本発明に係る型を用いることによっ
て得られた薄体3の表面を示す平面図である。薄体3に
は、基体11の一面に付された第1の凹溝135による
第1の山折り用折目P11〜P14、及び、基体11の
一面に付された第1の凸条134による第1の谷折り用
折目V11〜V13が交互に形成される。第1の山折り
用折目P11〜P14及び第1の谷折り用折目V11〜
V13は、薄体3の一面及び裏面に付された加工痕であ
る。即ち、プレス加工による機械的な手段によって付さ
れた凹溝、凸部の組み合わせ等でなる。
【0019】第1の山折り用折目P11〜P14及び第
1の谷折り用折目V11〜V13は、第1の凸条134
及び第1の凹溝135のジグザグパターンに従い、その
長さ方向L03に沿い、ジグザグパターンになる。
【0020】より具体的には、第1の山折り用折目P1
1〜P14、及び、第1の谷折り用折目V11〜V13
は、長さ方向L03を基準にして、1秒以上15度以下
の角度α01、α02で、ジグザグに連なる第1のセク
ションS11〜第5のセクションS15によって構成さ
れている。角度α01、α02が1秒以上15度以下の
角度に選定されているので、一般的な厚みを有する薄体
3において、折り畳みによる厚みの重なりを吸収し、確
実に折り畳むことができる。
【0021】更に、図示された薄体3は、基体11の一
面に付された第2の凹溝137、及び、第2の凸条13
6による第2の山折り用折目P21、及び、第2の谷折
り用折目V21を有している。第2の山折り用折目P2
1及び第2の谷折り用折目V21は、第1の山折り用折
目P11〜P14及び第1の谷折り用折目V11〜V1
3の間に備えられている。第2の山折り用折目P21
は、第1の山折り用折目P11〜P14に連続する。第
2の谷折り用折目V21は、第1の谷折り用折目V11
〜V13に連続する。
【0022】図5は本発明に係る折目付け装置の別の実
施例を示す正面図である。この実施例の特徴は、駆動側
のプレス装置21に第1の型1Aを取り付け、受け側の
プレス装置22に第2の型1Bを取り付けたことであ
る。
【0023】図6は第1の型1Aを表面側からみた図、
図7は第2の型1Bを表面側からみた図、図8は第6図
及び第7図に示した第1の型1A及び第2の型1Bの一
部を拡大して示す図である。
【0024】第1の型1Aは、第1の凸条134、第2
の凸条136、第1の凹溝135及び第2の凹溝137
を備える。第2の型1Bも、第1の凹溝135、第2の
凹溝137、第1の凸条134及び第2の凸条136を
備える。第1の凸条134及び第2の凸条136は、先
端にエッジ部分を有する山形状の形状を有する。第1の
凹溝135及び第2の凹溝137は、第1の凸条134
及び第2の凸条136と噛み合う孔形及び深さを有す
る。
【0025】第1の型1A及び第2の型1Bのそれぞれ
において、第2の凸条136は、一端が第1の凸条13
4に連続し、他端が第1の凹溝135とは間隔△G32
を隔てており、不連続である。第2の凹溝137は、一
端が第1の凹溝135に連続し、他端が第1の凸条13
4とは、間隔△G31を隔てており、不連続である。こ
のような構造であると、プレス操作において、第2の凸
条136と第1の凹溝135との境界、及び、第2の凹
溝137と第1の凸条134との境界において、薄体3
が破損するのを回避することができる。
【0026】図9はその噛み合いの状態を拡大して示す
図である。第1の型1Aは、第1の凸条134、第2の
凸条136、第1の凹溝135及び第2の凹溝137
が、第2の型1Bに備えられた第1の凹溝135、第2
の凹溝137、第1の凸条134及び第2の凸条136
と、それぞれ噛み合う関係にある。
【0027】図10は図5〜図9に示した折目付け装置
によって得られた薄体の平面図を示している。薄体3に
は、第1の山折り用折目P11〜P14、及び、第1の
谷折り用折目V11〜V13が交互に形成されている。
第1の山折り用折目P11〜P14及び第1の谷折り用
折目V11〜V13は、薄体3の一面及び裏面に付され
た加工痕である。即ち、機械的な手段によって付された
凹溝、凸部、またはそれらの組み合わせ等でなる。筆記
具等の手段によって描かれたものではない。
【0028】第1の山折り用折目P11〜P14及び第
1の谷折り用折目V11〜V13は、その長さ方向L0
3に沿い、ジグザグパターンになっている。
【0029】より具体的には、第1の山折り用折目P1
1〜P14、及び、第1の谷折り用折目V11〜V13
は、長さ方向L03を基準にして、1秒以上15度以下
の角度α01、α02で、ジグザグに連なる第1のセク
ションS11〜第5のセクションS15によって構成さ
れている。角度α01、α02は、主として、薄体3の
厚みに応じて設定される。更に、折り返し数、折り返し
間隔等を考慮するとよい。
【0030】更に、図示された薄体3は、第2の山折り
用折目P21と、第2の谷折り用折目V21とを有して
いる。第2の山折り用折目P21及び第2の谷折り用折
目V21は、第1の山折り用折目P11〜P14及び第
1の谷折り用折目V11〜V13の間に備えられてい
る。第2の山折り用折目P21は、第1の山折り用折目
P11〜P14に連続し、第1の谷折り用折目V11〜
V13とは不連続である。第2の谷折り用折目V21
は、第1の谷折り用折目V11〜V13に連続し、第1
の山折り用折目P11〜P14とは不連続である。
【0031】具体的には、第2の山折り用折目P21
は、ジグザグパターンを構成する各セクションS31〜
S35の境界において、第1の山折り用折目P11〜P
14に連続し、第1の谷折り用折目V11〜V13と
は、間隔△G1を隔てている。第2の谷折り用折目V2
1は、ジグザグパターンを構成する各セクションS31
〜S35の境界において、第1の谷折り用折目V11〜
V13と連続し、第1の山折り用折目P11〜P14と
は、間隔△G2を隔てている。
【0032】図11は図4または図10に図示された薄
体3の折り畳み方法を説明する図である。まず、図11
(a)、(b)に示すように、第1の山折り用折目P1
1〜P14及び第1の谷折り用折目V11〜V13の配
置方向の両側から、矢印F21、F22で示す方向に押
圧力を加え、第1の山折り用折目P11〜P14及び第
1の谷折り用折目V11〜V13の部分で、薄体3を交
互に折り曲げる。薄体3の一面及び裏面には、第1の山
折り用折目P11〜P14及び第1の谷折り用折目V1
1〜V13が付されているので、薄体3を、一面及び裏
面で折り曲げる操作が極めて容易になる。
【0033】この後、更に、図11(c)に示すよう
に、第1の山折り用折目P11〜P14及び第1の谷折
り用折目V11〜V13の長さ方向L03から、矢印F
31、F32で示す方向に押圧力を加える。薄体3は、
第2の山折り用折目P21と、第2の谷折り用折目V2
1とを有するから、第2の山折り用折目P21と、第2
の谷折り用折目V21の部分で折り曲げることができ
る。このため、折り曲げ、及び、折り畳み操作が極めて
容易になる。これにより、薄体3は、第1の山折り用折
目P11〜P14及び第1の谷折り用折目V11〜V1
3の長さ方向L03と直交する方向に折り曲げられ、折
り畳まれる。
【0034】第1の山折り用折目P11〜P14及び第
1の谷折り用折目V11〜V13は、その長さ方向L0
3に沿い、ジグザグパターンとなっているので、折り畳
んだ場合に重なる薄体3の厚みを、ジグザグの角度α0
1、α02(図1参照)によって吸収し、確実に折り畳
むことができる。
【0035】しかも、図10に図示した薄体の場合、第
2の山折り用折目P21は、第1の山折り用折目P11
〜P14に連続し、第1の谷折り用折目V11〜V13
とは不連続であり、第2の谷折り用折目V21は、第1
の谷折り用折目V11〜V13に連続し、第1の山折り
用折目P11〜P14とは不連続であるから、各セクシ
ョンS31〜S35の境界において、薄体3が破損する
のを回避することができる。
【0036】図12は図4また筈10に図示した薄体3
について別の折り畳み方法を示す図である。この実施例
では、折り治具41、42を用いる。折り治具41は、
薄体3に付された第1の山折り用折目P11〜P14及
び第1の谷折り用折目V11〜V13のジグザグパター
ンにおける各セクションS31〜S35とほぼ同じ長さ
を持つ板状部材を、回転軸PB1で順次に結合した構造
となっている。折り治具42も、同様の板状部材を、回
転軸PB2で順次に結合した構造となっている。
【0037】まず、図12(a)に図示するように、薄
体3の幅方向の両側に、折り治具41、42を当て、薄
体3を、幅方向の両側から、矢印F21、F22で示す
ように圧縮する。薄体3は、折り治具41、42によっ
て抑えられた状態で、第1の山折り用折目P11〜P1
4及び第1の谷折り用折目V11〜V13に沿って折り
曲げられ、折り畳まれる。次に、図12(b)に示すよ
うに、長さ方向L03の両側から、矢印F31、F32
に示す方向に圧縮する。これにより、薄体3は、折り治
具41、42によって押えられた状態で、長さ方向L0
3と直交する幅方向に折り曲げられ、折り畳まれる。従
って、折り治具41、42を用いることにより、薄体3
を、簡単、かつ、確実に折り畳むことができる。
【0038】図13〜図15は、折り治具の別の使用態
様を示す図である。図13、図14に示すように、薄体
3の一面側に、第1の谷折り用折目V11〜V13に沿
って、折り治具432、434及び436を配置し、薄
体3の裏面側に、第1の山折り用折目P11〜P14
(一面側からみて)に沿って、折り治具431、43
3、435及び437を配置する。
【0039】そして、図14に図示するように、折り治
具431、433、435及び437を、矢印F41、
F43、F45及びF47の方向に移動させるととも
に、折り治具432、434及び436を矢印F42、
F44及びF46の方向に移動させる。
【0040】これにより、薄体3は、図15に示すよう
に、折り治具431〜437によって押えられた状態
で、第1の山折り用折目P11〜P14及び第1の谷折
り用折目V11〜V13に沿って折り曲げられ、折り畳
まれる。
【0041】この後、図13(b)に図示したように、
長さ方向L03の両側から、矢印F31、F32に示す
方向に圧縮する。これにより、薄体3は、折り治具43
1〜437によって支えられた状態で、第1の山折り用
折目P11〜P14及び第1の谷折り用折目V11〜V
13の長さ方向L03と直交する幅方向に折り曲げら
れ、折り畳まれる。従って、折り治具431〜437を
用いることにより、薄体3を、簡単、かつ、確実に折り
畳むことができる。
【0042】薄体3の外形形状は任意である。丸、楕
円、多角、それらの組み合わせ等の規則的形状を含む
他、曲線を含む不定形状であってよい。例えば、図16
に示すように、多角形状の外形を有する薄体3に、第1
の山折り用折目P11〜P14及び第1の谷折り用折目
V11〜V14を放射状に設けるとともに、第1の山折
り用折目P11〜P14と第1の谷折り用折目V11〜
V14との間に、図1に図示された関係で、第2の山折
り用折目P21及び第2の谷折り用折目V21を設ける
こともできる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、多
重折り作業の簡単化、高効率化、自動化及びコストダウ
ンに極めて有効な折目付け装置及びその型を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折目付け装置の正面図である。
【図2】図1に図示した折目付け装置に用いられている
型を、一面(型面)から見た平面図である。
【図3】図2に示した型の拡大斜視図である。
【図4】本発明に係る型を用いることによって得られた
薄体の表面の凹凸を示す図である。
【図5】本発明に係る折目付け装置の別の実施例を示す
正面図である。
【図6】第1の型を表面側からみた図である。
【図7】第2の型を表面側からみた図である。
【図8】第6図及び第7図に示した第1の型及び第2の
型の一部を拡大して示す図である。
【図9】第1の凹溝及び第2の凹溝と、第1の凸条及び
第2の凸条との噛み合いの状態を拡大して示す図であ
る。
【図10】図5〜図9に示した折目付け装置によって得
られた本発明に係る薄体の平面図である。
【図11】図4または図10に図示された薄体の折り畳
み方法を説明する図である。
【図12】図4または図10に図示された薄体について
別の折り畳み方法を示す図である。
【図13】図4または図10に図示された薄体について
の別の折り畳み方法を示す図である。
【図14】図4または図10に図示された薄体について
の別の折り畳み方法を示す図である。
【図15】図4または図10に図示された薄体について
の別の折り畳み方法を示す図である。
【図16】本発明に係る折目付け装置によって得られる
薄体の別の例を示す図である。
【符号の説明】
1、1A、1B 型 11 基体 134 第1の凸条 136 第2の凸条 135 第1の凹溝 137 第2の凹溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄体に山折用折目及び谷折用折目を付け
    る折目付け装置に用いられる型であって、基体の一面
    に、第1の凸条、第2の凸条、第1の凹溝及び第2の凹
    溝を有しており、 前記第1の凸条及び前記第1の凹溝は、互いに間隔を隔
    てて交互に配置され、同一方向にジグザグに延びてお
    り、 前記第2の凸条は、前記第1の凸条及び前記第1の凹溝
    の間に配置され、前記第1の凸条に連続しており、 前記第2の凹溝は、前記第1の凸条及び前記第1の凹溝
    の間に配置され、前記第1の凹溝に連続しており、 前記第2の凸条及び前記第2の凹溝は、前記第1の凸条
    及び前記第1の凹溝の長さ方向において、交互に配置さ
    れている型。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された型であって、 前記第2の凸条は、一端が前記第1の凸条に連続し、他
    端が前記第1の凹溝から間隔を隔てて配置され、前記第
    1の凹溝とは不連続であり、 前記第2の凹溝は、一端が前記第1の凹溝に連続し、前
    記第1の凸条から間隔を隔てており、前記第1の凸条と
    は不連続である折目付け装置。
  3. 【請求項3】 型と、プレス装置とを含む折目付け装置
    であって、 前記型は、請求項1乃至3の何れかに記載されたもので
    なり、前記基体の他面側が前記プレス装置に結合され、
    前記プレス装置によって駆動される折目付け装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された折目付け装置であ
    って、 前記型は、2種であり、 第1の型は、前記プレス装置の駆動側に取り付けられ、 第2の型は、前記プレス装置の受け側に配置される折目
    付け装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された折目付け装置であ
    って、 前記第1の型は、前記第1の凸条、前記第2の凸条、前
    記第1の凹溝及び前記第2の凹溝が、前記第2の型に備
    えられた前記第1の凹溝、前記第2の凹溝、前記第1の
    凸条及び前記第2の凸条と、それぞれ噛み合う関係にあ
    る折目付け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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