JP2002033798A - 携帯型電話機のデータバックアップシステム及び携帯型電話機のデータバックアップ方法 - Google Patents

携帯型電話機のデータバックアップシステム及び携帯型電話機のデータバックアップ方法

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JP2002033798A
JP2002033798A JP2000215241A JP2000215241A JP2002033798A JP 2002033798 A JP2002033798 A JP 2002033798A JP 2000215241 A JP2000215241 A JP 2000215241A JP 2000215241 A JP2000215241 A JP 2000215241A JP 2002033798 A JP2002033798 A JP 2002033798A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型電話機において、ユーザーが特に意識
してバックアップのための作業をしなくてもデータの消
失をほぼ完全に防止して簡易に再利用することができる
と同時に、電話機の故障や買い換えにも簡易に対応す
る。 【解決手段】 データバックアップ装置14は、携帯型
電話機12の充電端子20に接続される充電用接続端子
22と、外部情報機器接続端子24aに接続される情報
伝送用接続端子26aを有する。データバックアップ装
置14は、携帯型電話機12に記憶された少なくとも制
御情報を含むバックアップすべきデータを、携帯型電話
機12が蓄電のためにデータバックアップ装置14に装
着されたときに、この蓄電に連動して情報伝送用接続端
子26aを介して自動的に読み取り、この読み取りに連
動して自動的にデータベースセンター16へ通信モデム
等を介して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型電話機に設
定、記憶された電話番号等のデータをバックアップする
携帯型電話機のデータバックアップ装置の改良及びこの
データバックアップ装置を使用したデータバックアップ
方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯電話機、簡易型携帯電話機
(以下、場合によって「PHS」と称する。)等の携帯
型電話機は、予め相手先の電話番号を設定して記憶する
メモリダイヤル機能を一般的に有しているため、携帯型
電話機のユーザーにおいても、自ら相手先の電話番号等
を別途控えることなく、専らこのメモリダイヤル機能を
もって相手先の電話番号を管理していることが多い。
【0003】従って、自己の携帯型電話機の紛失、故障
により、あるいは、誤操作又は衝撃等の外的要因等によ
る電話番号等のデータの消失等の何らかの原因によっ
て、この相手方の電話番号等のデータを利用できなくな
った場合にユーザーが被る不利益は非常に多大なものと
なっている。また、このようにデータを利用できなくな
った場合のみならず、携帯型電話機の買い換え時等にお
いても、元の携帯型電話機に記憶された電話番号等のデ
ータを新しい携帯型電話機等に自ら入力し直すのには、
非常に手間が掛かる。更に、とある電話機において記憶
された電話番号等を他の電話機において利用することが
できれば非常に利便性が高まる。
【0004】これらの点を考慮して、携帯型電話機等に
記憶された電話番号等のデータをメモリーカード等の外
部記憶装置に保存する技術が多数提案されている(特開
昭55−128955号公報、特開昭58−58669
号公報、特開昭60−49463号公報、特開昭61−
20464号公報、特開昭61−43050号公報、特
開昭64−22153号公報、特開平2−172355
号公報、特開平4−302245号公報、特開平5−1
45476号公報、特開平9−64959号公報、特開
平10−32631号公報、特開平11−74962号
公報、実開昭62−112241号公報等参照)。
【0005】また、これらの専ら電話番号の記憶のため
に特別に用意される装置ではなく、いわゆるモバイルギ
ヤと称される一般の情報処理装置やパーソナルコンピュ
ータとの間で、携帯型電話機の外部情報機器接続端子等
を介して電話番号等のデータを授受することができる技
術も提案されている(例えば、特開平5−56131号
公報、特開平5−292172号公報、特開平6−46
120号公報、特開平6−90309号公報、特開平6
−244986号公報、特開平7−111525号公
報、特開平8−6902号公報等参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1に、これ
らの従来技術は、いずれにしろ、携帯型電話機の通常の
使用状態においては用いない外部記憶のための特別の装
置やまたその接続のためのケーブル等を特別に用意しな
ければならず面倒であると共に、この外部記憶装置の接
続のための特別のインターフェースや構造を電話機の側
に設ける必要があるものもあり、必ずしも既存の携帯型
電話機については適用することができないという問題が
あった。
【0007】この点、携帯型電話機のユーザーの側で外
部記憶装置を用意することなく、短縮ダイヤル情報を外
部記憶装置に蓄積し、他の携帯型電話機においてもその
短縮ダイヤル情報を利用できるようにするため、携帯型
電話機が接続される交換局や専用業者等において外部記
憶装置を設置する技術も提案されている(特開平8−3
07944号公報、特開2000−78070号公報、
特開2000−124985号公報等参照)。
【0008】しかし、この交換局等に外部記憶装置を設
置する技術を含め、上述した従来技術においては、いず
れも、第2に、ユーザー自らが電話番号等のデータを外
部記憶装置に保存、あるいは、バックアップする作業、
あるいはそのための指示をしなければならず、非常に面
倒であった。
【0009】この結果、ユーザーが電話番号等の必要な
データをバックアップしていなかった又はし忘れていた
場合において、電話番号等のデータを誤って消失させて
しまったときには、以後そのデータを復旧させることが
できないおそれが生ずるという問題がある。このこと
は、バックアップしたデータの利用を要する場合という
のが、一般にはむしろ不意に訪れることが多いことを考
慮すると、非常に大きな問題といえる。この問題は、上
記の従来技術のうち、携帯型電話機に特別なインターフ
ェースを設けるのではなく、特に携帯型電話機が通常有
している外部情報機器接続端子を利用して外部記憶装置
にデータをバックアップする技術においても同様に生じ
る。
【0010】なお、外部記憶のためだけの装置ではな
く、充電器一体型外部記憶装置として、電源に連動して
記憶動作をするRAM、SRAM等の揮発性メモリに記
憶されたデータを充電と合わせて携帯型電話機に記憶す
る技術も提供されているが(特開平5−55979号公
報参照)、これは、予め別途用意された外部記憶装置に
記憶されたデータを携帯型電話機に再記憶させる作業を
充電に合わせて行うだけであり、しかも、単にRAMが
通電により動作可能な状況とならなければデータを記憶
できないことから、充電作業と合わせてあるいは充電し
てRAMが動作可能となった後に再記憶させるだけであ
るため、そもそも、携帯型電話機に再記憶させるべきデ
ータを外部記憶装置に予め保存あるいはバックアップし
ていなかったときは、データの消失に対して、やはり全
く対応することができないと共に、上記従来技術と同様
に、バッテリの消耗に備えてこの外部記憶装置をも携帯
型電話機とは別に予め用意し、また、携帯しなければ、
データを復旧させることができず、面倒であることには
変わりがない問題がある。
【0011】また、メモリカード等の外部記憶装置を差
し込むことができる充電器も提案されているが(実開平
4−110034号公報)、これは、単に、電話機の保
管及び充電器と、メモリカードに対する操作を物理的に
1つの操作で行うだけであり、データの消失への対応が
できない点や特別のインターフェースが必要である点で
上記の従来技術と何ら変わりがない問題点を有する。
【0012】この点、充電器に内蔵されたバックアップ
装置により充電中にデータを読み出して記憶する技術も
提案されているが(特開2000−69144号公報等
参照)、この従来技術では、単に充電中に読み取って保
存することしか開示されていないため、別途バックアッ
プのためにスイッチの操作等のユーザーの操作が必要で
ある場合には、やはりデータの消失に適切に対応するこ
とができず、また、その操作が必要ない場合において
も、充電器というユーザーの管理下にある機器のみによ
ってデータをバックアップしている場合には、その故障
や破壊、紛失等が生じた場合には、データの復旧が不可
能となり、特に、その責任をユーザー自身が負わなけれ
ばならない問題が生ずる。また、この従来技術では、充
電中にデータをバックアップする際の携帯型電話機と充
電器との間のデータのバックアップのための具体的な接
続方法が開示されていないため、別途特別なインターフ
ェース等を用いる必要がある場合には、上記と同様、や
はり既存の携帯型電話機には適用できず、また、接続に
ケーブルが必要である場合には、その準備や接続作業等
を要する問題が生ずる。更に携帯型電話機はメーカーや
機種によって充電端子等の配置や形状が異なるため、こ
れにも充分に対応できない問題があった。
【0013】また、第3に、上記のいずれの従来技術
も、相手方の電話番号等の主に特定人に対して電話を掛
けるためデータのバックアップのみを目的としているた
め、携帯型電話機の作動のために必要な制御情報、即
ち、電話機として最低限機能するための着信や発信の待
ち受け状態にするために必要な電話機固有のプログラム
等の制御情報が、何らかの原因で消失した場合、即ち、
故障した場合には、対応することができない問題もあっ
た。また、その他、従来技術では、例えば、暗証番号や
着信音の調整等のユーザー個人が設定する設定機能情報
も特にバックアップできなかったため、例えば、電話機
を買い換えたとき等に、ユーザー自らが再度、電話番号
以外のこれらの設定機能情報を入力し直さなければなら
ず、非常に手間が掛かる問題があった。
【0014】更に、第4に、上記のいずれの従来技術
も、携帯型電話機に記憶されたデータのバックアップの
みを目的としているが、近時、冷蔵庫、給湯器、エアコ
ン、オーディオ等の家庭における様々な電気機器におい
てもカスタマイズされた設定データ、制御データ等が記
憶されており、今後、これらの家電製品と情報通信技術
による外部における制御、管理との融合が進むことが予
想される。この場合、携帯型電話機を含めた電気機器の
データを統合的に管理するシステムの登場が望まれる
が、その際に、制御や管理のための外部との通信に着目
した場合に、別途そのための機器を準備すると勢い設備
が大掛かりとなり面倒である。これに対応するために
は、今までは専らデータのバックアップ対象という視点
で着目されていた携帯型電話機の情報通信機器としての
機能にも同時に着目して、これを利用することが望まし
い。
【0015】なお、本発明者は、既に、蓄電に連動して
自動的に携帯型電話機に設定、記憶されたデータをバッ
クアップする技術を提供しているが(特願2000−1
00009号)、今後は、危機管理の形態として、ユー
ザー自身によるデータの管理ではなく、ユーザーに対す
るサービスとして業者によりデータを管理する形態、特
に、通話のための接続業者ではなくデータの管理を専門
に行う業者によるサービス形態に発展することが予想さ
れ、これに対応するすることができるものとして新たな
提案を試みるものである。
【0016】本発明が解決しようとする課題は、上記の
問題点に鑑み、既存の携帯型電話機に簡易に適用するこ
とができると共に、ユーザーが特に意識してバックアッ
プのための作業をしなくてもデータの消失をほぼ完全に
防止して簡易に再利用することができると同時にホーム
エレクトロニクス等の統合的なデータの管理にも簡易に
対応することができる携帯型電話機のデータバックアッ
プ装置及びこの装置を使用するデータバックアップ方法
を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するための第1の手段として、携帯電話機、簡易型
携帯電話機、自動車電話機、船舶電話機、衛星携帯電話
機その他の携帯型電話機に設定、記憶された電話番号そ
の他のデータをバックアップする外部に設けられたデー
タベースセンターと、携帯型電話機の充電端子に接続さ
れる充電用接続端子を有しこの充電用接続端子を介して
携帯型電話機のバッテリへ蓄電する蓄電部と携帯型電話
機の外部情報機器接続インターフェース部に接続される
情報伝送用インターフェース部とこの情報伝送用インタ
ーフェース部を介して携帯型電話機に命令を与えて携帯
型電話機に設定、記憶されたデータを制御するデータ制
御部を有するデータバックアップ装置とを備えた携帯型
電話機のデータバックアップシステムであって、このデ
ータ制御部は、蓄電部が携帯型電話機のバッテリへの蓄
電を開始すると蓄電に連動して携帯型電話機を発信機と
して携帯型電話機に記憶されたデータを自動的にデータ
ベースセンターに送信するように携帯型電話機に命令を
与えることを特徴とする携帯型電話機のデータバックア
ップシステムを提供するものである。
【0018】このように、携帯型電話機の通常の使用状
態において定期的に必ず行わざるをえない携帯型電話機
への充電時に携帯型電話機に命令を与えてデータをデー
タベースセンターに送信して保存すると、ユーザーが特
に意識してバックアップのための作業をすることなく、
電話番号等を確実にバックアップすることができるた
め、手間がかからないと同時にバックアップのし忘れに
より大切なデータを消失させてしまうことをほぼ完全に
防止することができると同時に、必要な情報データベー
スセンターにバックアップすると、ユーザーの側で特に
バックアップのための特別の装置や接続ケーブル等を用
意したり、また、その管理を行う必要がない。
【0019】また、特に、この場合には、蓄電部を備え
たバックアップ装置は、携帯型電話機に命令を与えて携
帯型電話機自体からデータベースセンターへ直接データ
を転送するため、データを読み取ったり保存するための
記憶媒体等を設ける必要がないため、バックアップ装置
の構成が簡易となり、製造の手間やコストを低減するこ
とができる。
【0020】また、このように、既存の携帯型電話機が
通常有する外部情報機器接続インターフェース部を介し
て接続し、かつ、携帯型電話機に命令信号を伝達するだ
けであるため、特にバックアップのための新たなインタ
ーフェースを設ける必要がなく、既存の携帯型電話機に
も簡易に対応することができる。なお、この意味で、本
発明において携帯型電話機の「外部情報機器接続インタ
ーフェース部」とは、特に本発明の適用のために改めて
特別に設けられた接続端子等のインターフェース部を指
すものではなく、通常の既存の携帯型電話機が一般に有
する汎用性のある外部情報機器との接続のために用いら
れる接続端子や赤外線送受信部(通信部)等をいう。
【0021】本発明は、上記の課題を解決するための第
2の手段として、携帯電話機、簡易型携帯電話機、自動
車電話機、船舶電話機、衛星携帯電話機その他の携帯型
電話機に設定、記憶された電話番号その他のデータをバ
ックアップする外部に設けられたデータベースセンター
と、携帯型電話機に設定、記憶されたデータを携帯型電
話機から読み取ってデータベースセンターに送信するデ
ータバックアップ装置とを備えた携帯型電話機のデータ
バックアップシステムであって、このデータバックアッ
プ装置は、携帯型電話機の充電端子に接続される充電用
接続端子を有しこの充電用接続端子を介して携帯型電話
機のバッテリへ蓄電する蓄電部と、携帯型電話機の外部
情報機器接続インターフェース部に接続される情報伝送
用インターフェース部とこの情報伝送用インターフェー
ス部を介して携帯型電話機に設定、記憶されたデータを
携帯型電話機から読み取るデータ読み取り部と、少なく
ともデータベースセンターと通信することができる外部
通信部とを有し、データ読み取り部は蓄電部が携帯型電
話機のバッテリへの蓄電を開始すると蓄電に連動して携
帯型電話機に設定、記憶されたデータを携帯型電話機か
ら自動的に読み取り、外部通信部はデータ読み取り部が
携帯型電話機から読み取ったデータをデータベースセン
ターへ送信することを特徴とする携帯型電話機のデータ
バックアップシステムを提供するものである。
【0022】このように、特に、バックアップ装置によ
りデータを読みとって外部通信部によりデータベースセ
ンターに送信すると、ユーザーが特に意識することなく
データを確実にバックアップすることができるのは勿論
のこと、バックアップ装置が一種の情報通信機器、情報
処理装置としての役割をも果たすことができるため、種
々の態様でのデータの管理が可能となり、対応性が広げ
ることができ、特に、既存の充電器に変えて用いるだけ
で簡易に様々なデータ活用が可能になる。
【0023】本発明は、上記の課題を解決するための第
3の手段として、上記第2の解決手段において、外部通
信部は、データ読み取り部が携帯型電話機に設定、記憶
されたデータの読み取ったことを検知した場合に、この
読み取りに連動して自動的に携帯型電話機に設定、記憶
されたデータをデータベースセンターに送信することを
特徴とする携帯型電話機のデータバックアップシステム
を提供するものである。
【0024】このように、読み取りに連動してデータベ
ースセンターにデータを送信すると、ユーザーが特に意
識することなく必要なデータをバックアップすることが
できるため、確実にデータをバックアップすることがで
きる。
【0025】本発明は、上記の課題を解決するための第
4の手段として、上記第2又は第3のいずれかの解決手
段において、外部通信部は、蓄電の際に情報伝送用イン
ターフェース部を介してデータバックアップ装置に接続
された携帯型電話機を発信機として携帯型電話機に記憶
されたデータをデータベースセンターに送信することを
特徴とする携帯型電話機のデータバックアップシステム
を提供するものである。
【0026】このように、携帯型電話機をバックアップ
の対象として使用するのみならず、逆に携帯型電話機に
データバックアップ装置における発信機としての役割を
付与すると、一種の情報通信機器でもあるデータバック
アップ装置において、別途、通信手段を用意する必要が
ない。
【0027】本発明は、上記の課題を解決するための第
5の手段として、上記第2又は第3のいずれかの解決手
段において、外部通信部は、携帯型電話機以外の有線又
は無線の通信手段により携帯型電話機に記憶されたデー
タをデータベースセンターに送信することを特徴とする
携帯型電話機のデータバックアップシステムを提供する
ものである。
【0028】このように、携帯型電話機以外の通信手段
を用いると、インターネットや専用線等情報通信機器一
般に用いられる様々な通信形態や信号を利用してデータ
を送信、管理することができ、特に、携帯型電話機の電
源を入れていない場合にも、データを転送することがで
きる。
【0029】本発明は、上記の課題を解決するための第
6の手段として、上記第2乃至第5のいずれかの解決手
段において、データバックアップ装置は、データ読み取
り部が読み取ったデータを保存するデータ保存部を更に
有し、外部通信部はデータ読み取り部が読み取ったデー
タ又はデータ保存部が保存したデータを読み取りに連動
して自動的に又は任意の時間に自動的にデータベースセ
ンターに送信することを特徴とする携帯型電話機のデー
タバックアップシステムを提供するものである。
【0030】このように、データベースセンターだけで
はなく、同時にデータバックアップ装置においてもデー
タを保存すると、2カ所でデータを保存することができ
るため、2重の保護となり、より一層データの消失に対
する危機管理が充実するとともに、ユーザーにおいても
情報を簡易に管理することができ、特に、いったん保存
したデータを後にタイマー等により設定された任意の時
間に自動的に送信することもできるため、充電時(読み
取り時)にはバックアップ装置がデータベースセンター
に接続されていない場合であっても、ユーザーが意識し
なくても確実にデータの消失を防止することができる。
【0031】本発明は、上記の課題を解決するための第
7の手段として、上記第2乃至第5のいずれかの解決手
段において、データバックアップ装置は、データ読み取
り部が読み取ったデータを保存するデータ保存部を更に
有し、データベースセンターは、データバックアップ装
置が外部通信部によりデータベースセンターに接続され
たときに接続に連動して自動的にデータ保存部に保存さ
れたデータを読み取って保存することを特徴とすること
を特徴とする携帯型電話機のデータバックアップシステ
ムを提供するものである。
【0032】このように、バックアップ装置から送信を
指導するのではなく、データベースセンターの側からバ
ックアップ装置に保存されたデータを読み取りに行く
と、上記第6の解決手段と同様、2カ所でデータを保存
することができるため、2重の保護となり、より一層デ
ータの消失に対する危機管理が充実するとともに、ユー
ザーにおいても情報を簡易に管理することができ、特
に、充電時(読み取り時)にはバックアップ装置がデー
タベースセンター接続されていない場合であっても後に
接続された場合にデータベースセンターにより自動的に
データが読み取られるので、ユーザーが意識することな
く確実にデータの消失を防止することができる。
【0033】本発明は、上記の課題を解決するための第
8の手段として、上記第1乃至第7のいずれかの解決手
段において、データバックアップ装置又はデータベース
センターは、データベースセンターに保存されたデータ
を携帯型電話機にフィードバックして携帯型電話機に再
記憶させるフィードバック部を有することを特徴とする
携帯型電話機のデータバックアップシステムを提供する
ものである。
【0034】このように、バックアップされたデータを
携帯型電話機にフィードバックすると、誤って電話番号
その他のデータを消去してしまった場合にも、簡単に元
の状態に復旧させることができ、特に制御情報のフィー
ドバックにより故障を簡易に復旧させることができると
同時に、携帯型電話機を買い換え等により変更した場合
にも以前の携帯型電話機において設定・使用していた電
話番号等のデータを再度、入力、設定し直すことなく、
そのまま使用することができる。
【0035】本発明は、上記の課題を解決するための第
9の手段として、上記第1乃至第8のいずれかの解決手
段において、データバックアップ装置の充電用接続端子
及び情報伝送用インターフェース部は、携帯型電話機の
充電端子及び外部情報機器接続端子に対応する位置に配
置して設けられ、これらの充電用接続端子及び情報伝送
用インターフェース部はデータバックアップ装置の本体
に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする携帯
型電話機のデータバックアップシステムを提供するもの
である。
【0036】このように、データバックアップ装置の充
電用接続端子及び情報伝送用インターフェース部を、携
帯型電話機の充電端子及び外部情報機器接続端子に対応
する位置に配置して設けると、携帯型電話機を充電のた
めにデータバックアップ装置に装填するだけでデータを
確実にバックアップすることができるため、携帯型電話
機とデータバックアップ装置の接続のためにケーブルを
用意したり特別なインターフェースを用いる必要がない
と共に、既存の充電器に変えて用いるだけで既存の機種
の携帯型電話機にも簡易に対応することができ、特に、
これらの携帯型電話機との接続部分のみを着脱自在とし
ているため、この接続部分のみを交換するだけで、種々
の形状や配置を有する各種の携帯型電話機に簡易に対応
することができ、2台以上の携帯型電話機を保持してい
る場合や携帯型電話機等を買い換えた場合等にも適切に
対応してデータをバックアップすることができる。
【0037】本発明は、上記の課題を解決するための第
10の手段として、上記第2乃至第9のいずれかの解決
手段において、データバックアップ装置は、携帯型電話
機以外の電気機器に接続されて電気機器に設定、記憶さ
れたデータをもデータベースセンターへ送信することが
できることを特徴とする携帯型電話機のデータバックア
ップシステムを提供するものである。
【0038】このように、携帯型電話機のみならず、例
えば、冷蔵庫、テレビ、給湯器、エアコン、オーディオ
等の家庭における様々な電気機器においてもカスタマイ
ズされた設定データ、制御データ等をバックアップ可能
とすると、携帯型電話機を含めた電気機器のデータを統
合的に管理することが簡易に可能となる。即ち、本発明
のデータバックアップシステムは、単なる携帯型電話機
のバックアップシステムにとどまらず、統合的な情報管
理機器としての役割をも有し、今後発展が見込まれるホ
ームエレクトロニクスにも簡易に対応することができる
ものである。
【0039】本発明は、上記の課題を解決するための第
11の手段として、上記第1乃至第10のいずれかの解
決手段において、データベースセンターにおいてバック
アップすべき携帯型電話機に設定、記憶されたデータ
は、少なくとも携帯型電話機の作動のために必要な制御
情報又は設定機能情報若しくは電話番号、着信電話番号
情報、発信電話番号情報、通話時間等の通話情報その他
の任意のデータであることを特徴とする携帯型電話機の
データバックアップシステムを提供するものである。
【0040】このように、電話番号等のユーザーが入力
した情報だけではなく、携帯型電話機の作動のために必
要な制御情報、例えば、電話機として最低限機能するた
めの着信や発信の待ち受け状態にするために必要な電話
機固有のプログラム等の制御情報をもバックアップする
と、何らかの原因で制御情報に障害が発生して故障状態
となった場合でもバックアップしたデータにより容易に
復旧させることが可能となる。また、同様に、例えば、
暗証番号や着信音の選択、着信音量、通話音量の調整、
留守番電話の設定、ダイヤルキーロック等の、待ち受け
状態を所定の環境に設定するためにユーザーが設定する
各種設定機能情報もバックアップすると、これらのデー
タが消失した場合は勿論、電話機を買い換えたとき等に
も、新しい電話機において、バックアップデータを利用
することにより、ユーザー自らが再度、これらの管理情
報を設定し直す必要がなく、手間を要しない。
【0041】即ち、本発明において、「携帯型電話機の
作動のために必要な制御情報」とは、電話機として最低
限機能するための着信や発信の待ち受け状態にするため
に必要な電話機固有のプログラムを指し、また、「設定
機能情報」とは、その待ち受け状態を所定の環境に設定
するためにユーザーが設定する各種機能に関する設定情
報(例えば、暗証番号や着信音の選択、着信音量、通話
音量の調整、留守番電話の設定、ダイヤルキーロック
等)をいう。
【0042】なお、これらの制御情報や設定機能情報、
また、電話番号のほか、上記のように、通話情報のう
ち、着信電話番号情報(着信履歴)や発信電話番号情報
(発信履歴)もバックアップすると、特に、これらの通
話情報量が携帯型電話機におけるメモリ限度を超えて前
のデータが携帯型電話機からは消去された場合であって
も、後に確認、利用することができ、特に、これらの情
報をメモリダイヤル(電話帳)に記憶していなかった場
合であっても、後から確認、利用することができる。ま
た、通話時間もバックアップすることにより後に利用時
間、利用料金の照合をする際に利用することができる。
【0043】本発明は、上記の課題を解決するための第
12の手段として、上記第1乃至第11のいずれかの解
決手段において、データバックアップ装置は、読み取っ
た又は保存したデータのデータベースセンターへの送信
の制限を設定することができるデータ送信制限部を更に
有し、このデータ送信制限部によりデータの送信が制限
されている場合を除きデータを送信又は読み取ることを
特徴とする携帯型電話機のデータバックアップシステム
を提供するものである。
【0044】このように、データベースセンターへのデ
ータの送信も制限可能とすると、ユーザーがデータのバ
ックアップを希望しない場合には、ユーザーの知らない
間に個人データが外部へ流出するのを防止することがで
きると共に、更新したくないデータを誤って更新するこ
とを防止することができ、ユーザーに安心感をもたらす
ことができる。
【0045】本発明は、上記の課題を解決するための第
13の手段として、上記第1乃至第12のいずれかの解
決手段において、バックアップ装置又はデータベースセ
ンターは、データベースセンターへ送信すべき若しくは
バックアップ装置から読み取るべきデータ又はデータベ
ースセンターからフィードバックすべきデータを任意に
選択して設定するデータ選択部を更に備えていることを
特徴とする携帯型電話機のデータバックアップシステム
を提供するものである。
【0046】このように、バックアップ又はフィードバ
ックすべきデータを選択して設定すると、更新したくな
いデータを任意に設定することができ、意図しないデー
タの更新が行われるのを防止することができると共に不
要なデータ伝送を省略することができ、更には、外部へ
流出させたくない情報を確実に保護することができるた
めユーザーに安心感をもたらすことができる。
【0047】また、本発明は、上記第1乃至第13の課
題解決手段であるデータバックアップシステムを使用し
て携帯型電話機のデータをバックアップする以下の方法
をも提供する。即ち、本発明は、上記の課題を解決する
ための第14の手段として、携帯電話機、簡易型携帯電
話機、自動車電話機、船舶電話機、衛星携帯電話機その
他の携帯型電話機に設定、記憶された電話番号その他の
データをバックアップする携帯型電話機のデータバック
アップ方法において、携帯型電話機に設定、記憶された
データを、携帯型電話機のバッテリに蓄電する蓄電部を
備えたデータバックアップ装置により、データバックア
ップ装置が携帯型電話機のバッテリへの蓄電を開始した
ときに蓄電に連動して携帯型電話機を発信機として携帯
型電話機に記憶されたデータを自動的に外部に設けられ
たデータベースセンターに送信するように携帯型電話機
に命令を与えて携帯型電話機に設定、記憶されたデータ
を前記データベースセンターに保存してバックアップす
ることを特徴とする携帯型電話機のデータバックアップ
方法を提供するものである。
【0048】本発明は上記の課題を解決するための第1
5の手段として、携帯電話機、簡易型携帯電話機、自動
車電話機、船舶電話機、衛星携帯電話機その他の携帯型
電話機に設定、記憶された電話番号その他のデータをバ
ックアップする携帯型電話機のデータバックアップ方法
において、携帯型電話機に設定、記憶されたデータを、
携帯型電話機のバッテリに蓄電する蓄電部を備えたデー
タバックアップ装置により、データバックアップ装置が
携帯型電話機のバッテリへの蓄電を開始したときに蓄電
に連動して自動的に読み取って、携帯型電話機から読み
と取ったデータをデータベースセンターへ送信して携帯
型電話機に設定、記憶されたデータをデータベースセン
ターに保存してバックアップすることを特徴とする携帯
型電話機のデータバックアップ方法を提供するものであ
る。
【0049】本発明は、上記の課題を解決するための第
16の手段として、上記第15の解決手段において、デ
ータバックアップ装置により、データバックアップ装置
が蓄電部による携帯型電話機のバッテリへの蓄電時に蓄
電に連動して携帯型電話機に設定、記憶されたデータの
読み取ったことを検知した場合に、読み取りに連動して
自動的に携帯型電話機に設定、記憶されたデータをデー
タベースセンターに送信することを特徴とする携帯型電
話機のデータバックアップ方法を提供するものである。
【0050】本発明は、上記の課題を解決するための第
17の手段として、上記第15又は第16のいずれかの
解決手段において、データバックアップ装置により、蓄
電の際にデータバックアップ装置に接続された携帯型電
話機を発信機として携帯型電話機に記憶されたデータを
データベースセンターに送信することを特徴とする携帯
型電話機のデータバックアップ方法を提供するものであ
る。
【0051】本発明は、上記の課題を解決するための第
18の手段として、上記第15又は第16のいずれかの
解決手段において、データバックアップ装置が有する携
帯型電話機以外の有線又は無線の通信手段により携帯型
電話機に記憶されたデータをデータベースセンターに送
信することを特徴とする携帯型電話機のデータバックア
ップ方法を提供するものである。
【0052】本発明は、上記の課題を解決するための第
19の手段として、上記第15乃至第18のいずれかの
解決手段において、データバックアップ装置により、携
帯型電話機から読み取ったデータを保存し、携帯型電話
機から読み取ったデータ又はデータバックアップ装置に
保存したデータを読み取りに連動して自動的に又は任意
の時間に自動的にデータベースセンターに送信すること
を特徴とする携帯型電話機のデータバックアップ方法を
提供するものである。
【0053】本発明は、上記の課題を解決するための第
20の手段として、上記第15乃至第18のいずれかの
解決手段において、データバックアップ装置により携帯
型電話機から読み取ったデータを保存し、データベース
センターによりデータバックアップ装置が外部通信部に
よってデータベースセンターに接続されたときに接続に
連動して自動的にデータ保存部に保存されたデータを読
み取って保存することを特徴とすることを特徴とする携
帯型電話機のデータバックアップ方法を提供するもので
ある。
【0054】本発明は、上記の課題を解決するための第
21の手段として、上記第15乃至第20のいずれかの
解決手段において、データバックアップ装置又はデータ
ベースセンターにより、データベースセンターに保存さ
れたデータを携帯型電話機にフィードバックして携帯型
電話機に再記憶させることを特徴とする携帯型電話機の
データバックアップ方法を提供するものである。
【0055】本発明は、上記の課題を解決するための第
22の手段として、冗句医大14乃至第21のいずれか
の解決手段において、携帯型電話機の充電端子及び外部
情報機器接続端子に対応する位置にデータバックアップ
装置の充電用接続端子及び情報伝送用インターフェース
部を配置して設け、これらの充電用接続端子及び情報伝
送用インターフェース部をデータバックアップ装置の本
体に着脱自在に取り付けることを特徴とする携帯型電話
機のデータバックアップ方法を提供するものである。
【0056】本発明は、上記の課題を解決するための第
23の手段として、上記第15乃至第22のいずれかの
解決手段において、データバックアップ装置により、デ
ータバックアップ装置に接続された携帯型電話機以外の
電気機器に設定、記憶されたデータをもデータベースセ
ンターへ送信することを特徴とする携帯型電話機のデー
タバックアップ方法を提供するものである。
【0057】本発明は、上記の課題を解決するための第
24の手段として、上記第14乃至第23のいずれかの
解決手段において、データベースセンターにおいてバッ
クアップすべき携帯型電話機に設定、記憶されたデータ
は、少なくとも携帯型電話機の作動のために必要な制御
情報又は設定機能情報若しくは電話番号、着信電話番号
情報、発信電話番号情報、通話時間等の通話情報その他
の任意のデータであることを特徴とする携帯型電話機の
データバックアップ方法を提供するものである。
【0058】本発明は、上記の課題を解決するための第
25の手段として、上記第14乃至第24のいずれかの
解決手段において、データバックアップ装置により、読
み取った又は保存したデータのデータベースセンターへ
の送信を制限するように設定可能とし、データの送信が
制限されている場合を除きデータを送信又は読み取るこ
とを特徴とする携帯型電話機のデータバックアップ方法
を提供するものである。
【0059】本発明は、上記の課題を解決するための第
26の手段として、上記第14乃至第25のいずれかの
解決手段において、バックアップ装置又はデータベース
センターにより、データベースセンターへ送信すべき若
しくはバックアップ装置から読み取るべきデータ又はデ
ータベースセンターからフィードバックすべきデータを
任意に選択して設定することを特徴とする携帯型電話機
のデータバックアップ方法を提供するものである。
【0060】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら詳細に説明すると、図1乃至図6は本発明の携
帯型電話機12のデータバックアップシステム10の概
略を示し、このデータバックアップシステム10は、携
帯型電話機12に接続されるデータバックアップ装置1
4と、このデータバックアップ装置14に後述する適宜
な通信網を介して接続されるデータベースセンター16
とを備えている。
【0061】この携帯型電話機12としては、携帯電話
機、PHS、自動車電話機、船舶電話機、衛星携帯電話
機等を用いることができる。勿論、これらの名称に限定
されるものではなく、最低限、通話のための機能を有す
る移動通信体であれば、他の機能をも有するものであっ
ても含まれる。
【0062】本発明においては、この携帯型電話機12
に設定、記憶された電話番号その他のデータを、図1乃
至図6に示すように、外部に設けられたデータベースセ
ンター16において保存する。従って、必ずしも、携帯
型電話機12のユーザーにおいて、特にバックアップの
ための特別の装置や接続ケーブル等を用意したり、ま
た、その管理を行う必要はない。
【0063】この場合、このデータベースセンター16
は、システム10の運用者(管理者)等が管理すること
ができるが、このシステム10の運用、管理は、特に、
バックアップサービスを専門に行う業者が行うこともで
きるし、また、携帯型電話機12の通話網の管理者が通
話のための電波の基地局、交換局等のホスト局の運用、
管理と併せてこのデータのバックアップサービスを提供
する形態とすることもできる。なお、いずれの場合に
も、ユーザーの個人データの意図しない流出を防ぐた
め、データのバックアップサービスの提供を希望する携
帯型電話機12のユーザーと個別に契約を締結した上
で、携帯型電話機12のデータをバックアップすること
が望ましい。
【0064】本発明においては、このように、データベ
ースセンター16において携帯型電話機12に設定、記
憶されたデータを保存する実施の形態として、大きく以
下の2つの実施の形態に別れる。
【0065】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態が図1及び図2に示され、この第1の実施
の形態においては、特に図2に示すように、データバッ
クアップ装置14から携帯型電話機12に命令を与え
て、携帯型電話機12に設定、記憶されたデータを、携
帯型電話機12からデータベースセンターに16に直接
送信する形態である。
【0066】具体的には、この第1の実施の形態におい
ては、データバックアップ装置14は、特に図2に示す
ように、携帯型電話機12のバッテリ18へ蓄電する蓄
電部20と、携帯型電話機12の外部情報機器接続イン
ターフェース部22に接続される情報伝送用インターフ
ェース部24と、この情報伝送用インターフェース部2
4を介して携帯型電話機12に命令を与えて携帯型電話
機12に設定、記憶されたデータを制御するデータ制御
部26とを有する。
【0067】蓄電部20は、図2に示すように、携帯型
電話機12の充電端子28に接続される充電用接続端子
30を有し、この充電用接続端子30を介して携帯型電
話機12のバッテリ18へ蓄電する。
【0068】情報伝送用インターフェース部24は、デ
ータのバックアップのために、携帯型電話機12とデー
タバックアップ装置14との接続するものである。図示
の実施の形態では、図2に示すように、携帯型電話機1
2の外部情報機器接続インターフェース部22が、外部
情報機器接続端子22aであることが示され、これに対
応してデータバックアップ装置14の情報伝送用インタ
ーフェース部24としても、この携帯型電話機12の外
部情報機器接続端子22aに適合する情報伝送用接続端
子24aを用いている。
【0069】即ち、本発明においては、データバックア
ップ装置14の情報伝送用インターフェース部24は、
データのバックアップのためにメモリーカードの挿入口
であるメモリースロット等の特別なインターフェースを
用いるのではなく、バックアップの対象となる携帯型電
話機12が一般に有する汎用性のある外部情報機器との
接続のために通常有する外部情報機器接続インターフェ
ース部22の形式に合わせて設定すればよく、既存の携
帯型電話機12の構造に大きな変更を加える必要がな
い。
【0070】従ってまた、情報伝送用インターフェース
部24も、規格化された通常の形式のものを用いること
ができる。また、このことから、図示の実施の形態と異
なり、対象となる携帯型電話機12が、この外部情報機
器接続インターフェース部22として、例えば、赤外線
送受信部を有している場合には、これに応じてデータバ
ックアップ装置14の情報伝送用インターフェース部2
4も、赤外線送受信部とすることができる。
【0071】この場合、これらの充電用接続端子30と
情報伝送用インターフェース部24である情報伝送用接
続端子24aは、図7に示すように、データバックアッ
プ装置14に携帯型電話機12を正しく装着することが
できるように、それぞれ、携帯型電話機12の充電端子
28及び通常この充電端子28の近傍に設けられる外部
情報機器接続インターフェース部22である外部情報機
器接続端子22aに対応する位置に配置して設けられ
る。
【0072】このため、携帯型電話機12を充電のため
にデータバックアップ装置14に適正に装填することが
でき、また、このように装填するだけで後述するように
データを確実にバックアップすることができるため、携
帯型電話機12とデータバックアップ装置14の接続の
ためにケーブルを用意したり特別なインターフェースを
用いる必要がないと共に、既存の充電器に変えて用いる
だけで既存の機種の携帯型電話機12にも簡易に対応す
ることができる。
【0073】なお、携帯型電話機12の充電端子28及
び外部情報機器接続端子22aの形状や配置は、必ずし
も図7に示す状態のものには限定されず、これとは異な
る様々な形状、配置があるが、どのような形状、配置で
あっても、データバックアップ装置14の充電用接続端
子30と情報伝送用接続端子24aの形状や配置を、そ
の携帯型電話機12の充電端子28及び外部情報機器接
続端子22aに合わせて設定することにより対応するこ
とができる。
【0074】これらの端子等の形態や配置の対応は、上
記のように使用する携帯型電話機12に併せてデータバ
ックアップ装置14毎に設定することもできるが、特
に、図7に示すように、これらの充電用接続端子30及
び情報伝送用インターフェース部24(情報伝送用接続
端子24a)はデータバックアップ装置14の本体14
Aに着脱自在に取り付けることが望ましい。具体的に
は、図7に示すように、データバックアップ装置14
を、本体14と、これらの端子30、24aを有する接
続部32とから構成し、この接続部32を嵌合、螺合等
の適宜な手段により着脱自在にデータバックアップ装置
本体14に取り付ける構成とすることができる。
【0075】この場合、接続部32として、予め種々の
端子形状、配列を有する各種の携帯型電話機12の機種
毎にそれに対応して端子30、24aが設けられた複数
の接続部32を用意することにより、データバックアッ
プ装置14の製造者においても、データバックアップ装
置14の本体14Aのみは機種を問わず同一の製造工程
で製造し、接続部32のみを複数守勢蔵すれば足りるた
め、製造の手間とコストを低減することができると共
に、販売者においても、ユーザーの携帯型電話機12の
機種に併せて、対応する接続部32のみを提供すれば足
るので、簡易に複数の既存の機種の携帯型電話機12に
対応することができると同時に、新たな機種の携帯型電
話機12が発売された場合にも、接続部32のみを用意
するだけで迅速に対応することができる。
【0076】一方、携帯型電話機12のユーザーにおい
ても、2台以上の携帯型電話機12を保持している場合
や携帯型電話機12等を買い換えた場合等にも、この接
続部32のみを容易又は交換するだけで、適切に対応し
てデータをバックアップすることができる。なお、接続
部32毎に、その端子30、24aの配置等は異なって
も、いずれの接続部32においても、接続部32自体と
本体14Aとの間の接続状態が同一となるように設定す
ることにより、互換性を担保することができる。以上の
バックアップ装置14における充電用接続端子30及び
情報伝送用インターフェース部24に関する形態は、後
に述べる第2の実施の形態においても同様である。
【0077】このデータ制御部26は、図2に示すよう
に、蓄電部20が携帯型電話機12のバッテリ18への
蓄電を開始すると、この蓄電に連動して携帯型電話機1
2を発信機として携帯型電話機12に記憶されたデータ
を自動的にデータベースセンター16に送信するように
携帯型電話機12に命令を与える。
【0078】具体的には、データ制御部26は、図2に
示すように、蓄電部20に接続されており、この蓄電部
20が携帯型電話機12への蓄電を開始した場合に、そ
の蓄電を開始したことを感知して、携帯型電話機12に
適宜な信号により、バックアップすべきデータをデータ
ベースセンター16に送信するように指示する。
【0079】このように、携帯型電話機12の通常の使
用状態において定期的に必ず行わざるをえない携帯型電
話機12への充電時に携帯型電話機12に命令を与えて
データをデータベースセンター16に送信して保存する
と、ユーザーが特に意識してバックアップのための作業
をすることなく、電話番号等を確実にバックアップする
ことができるため、手間がかからないと同時にバックア
ップのし忘れにより大切なデータを消失させてしまうこ
とをほぼ完全に防止することができる。
【0080】特に、この第1の実施の形態においては、
蓄電部20を備えたバックアップ装置14は、携帯型電
話機12に命令を与えて携帯型電話機12自体からデー
タベースセンター16へ直接データを転送するため、バ
ックアップ装置14自体にデータを読み取ったり保存す
るための記憶媒体等を設ける必要がないため、バックア
ップ装置14の構成が簡易となり、製造の手間やコスト
を低減することができる。
【0081】この場合、携帯型電話機12は、一般に、
図2に示すように、携帯型電話機12の動作を制御する
制御部34と、電話番号等が記憶されるデータ記憶部3
6と、図示しないホスト局との間で無線を介して音声信
号を授受して被呼者との通話その他のデータ通信を通信
部38を有するが、バックアップ装置14のデータ制御
部26は、この携帯型電話機12の制御部34又はデー
タ記憶部36に指示を与えて、通信部38を介して、デ
ータベースセンター16にデータを送信するように命令
を与える。なお、図2においては、携帯型電話機12の
構造のうち、特に本発明に関連する部分のみを示し、そ
の図中、符号40は、アンテナを示している。
【0082】データベースセンター16への携帯型電話
機12からのデータの送信は、このアンテナ24を介し
て行われるが、この場合、その通信の方法は、確実にデ
ータを送信することができれば、通常の公衆回線網又は
インターネット等、特にその種類を問わない。このた
め、例えば、データベースセンター16は、専用の電話
番号を有するデータ通信基地として設置することもでき
るし、また、インターネット上のWebサイト等の形態
で情報を授受することもでき、特に、近年の携帯型電話
機12の情報通信機器としての性能の向上に伴い、適宜
な選択をすることができる。
【0083】従って、また、このバックアップすべきデ
ータを送信すべき信号としても、例えば、パケット信
号、TCP/IP無線信号等の信号を用いることができ
るが、必ずしもこれらの信号に限定されるものではな
く、通信の形態に合わせて他の適宜な信号とすることも
できる。なお、これらのデータ信号は、そのデータ量等
を考慮すると、通話のための音声信号とは別の信号とし
て送信することが好ましいが、その信号の種類によって
は、適宜、通話のための音声信号に付加して送信するこ
ともできる。なお、この第1の実施の形態におけるこれ
らの携帯型電話機12を発信機とする場合の実施の形態
は、後述する第2の実施の形態において携帯型電話機1
2を発信機として用いる場合も同様である。
【0084】また、本発明において、データベースセン
ター16に送信してバックアップすべきデータとして
は、携帯型電話機12に設定、記憶された各種データの
うちの取り出し可能なストレイジあれば、特に種類を問
わず、携帯型電話機12のデータ記憶部36に記憶され
た電話番号、短縮ダイヤル情報等の電話帳として使用さ
れるデータを対象とすることもできる。
【0085】もっとも、少なくとも携帯型電話機12の
作動のために必要な制御情報をバックアップすべきデー
タの対象に含める形態とすることが好ましい。このバッ
クアップすべき制御情報としては、具体的には、携帯型
電話機12の制御部34においてROM、PROM等の
不揮発性メモリに記憶された電話機として最低限機能す
るための着信や発信の待ち受け状態にするために必要な
電話機固有の制御プログラムが挙げられる。この制御プ
ログラムに関しては、今後、携帯電話に、Java機能
を備えたいわば携帯型電話オペレーティングシステムの
如きプログラムの搭載等も考えられるが、その場合に
も、必要なプログラム等をバックアップすべきデータの
対象とすることができる。即ち、その記憶方法や記憶す
るメモリの種類等を問わず、携帯型電話機の制御のため
のプログラムを広くバックアップ対象とすることができ
る。これにより、何らかの原因で制御情報に障害が発生
して故障状態となった場合でもバックアップしたデータ
により容易に元の状態に復旧させることが可能となる。
【0086】また、その他、例えば、制御部34又はデ
ータ記憶部36においてメモリに記憶され、その待ち受
け状態を所定の環境に設定するためにユーザーが設定す
る設定機能情報(例えば、暗証番号や着信音の選択、着
信音量、通話音量の調整、留守番電話の設定、ダイヤル
キーロック等)もバックアップの対象とすることができ
る。これにより、これらのデータが消失した場合は勿
論、電話機を買い換えたとき等にも、新しい電話機にお
いて、バックアップデータを利用することにより、ユー
ザー自らが再度、これらの設定機能情報を設定し直す必
要がなく、手間を要しない。
【0087】勿論、これらの制御情報や設定機能情報だ
けではなく、データ記憶部36においてRAM、SRA
M等の揮発性記憶された着信電話番号情報、発信電話番
号情報、通話時間等の通話情報その他の任意のデータを
バックアップすべきデータの対象とすることができる。
特に、着信電話番号情報(着信履歴)や発信電話番号情
報(発信履歴)の通話情報もバックアップした場合に
は、これらの通話情報量が携帯型電話機12におけるメ
モリ限度を超えて前のデータが携帯型電話機12からは
消去された場合であっても、後に確認、利用することが
でき、これらの情報をメモリダイヤル(電話帳)に登録
していなかった場合であっても、後から確認、利用する
ことができる。また、通話時間もバックアップすること
により後に利用時間、利用料金の照合をする際に利用す
ることができる。なお、これらのデータベースセンター
16に送信してバックアップすべきデータの種類の形態
に関しては、後述する第2の実施の形態においても同様
である。
【0088】一方、以上のようにして、データの送信を
受けたデータベースセンター16は、受信したデータを
適宜な記憶媒体に記憶させて保存する。その保存する媒
体の種類は、バックアップしたデータを適切に保存する
ことができれば、特に問わない。
【0089】この場合、データベースセンター16は、
データ送信の際に携帯型電話機12から同時に送信され
る加入者番号等の識別番号情報をも判断し、その識別番
号と一致する管理領域に当該識別番号に該当するデータ
を識別番号毎に保存、管理することができる。従って、
誤って他の加入者のデータと混同することがなく、ま
た、この識別番号が一致しない限りデータの送受信を拒
否するように設定して、第三者にデータが流出するのを
防止することができる。但し、この識別番号として、必
ずしも、加入者番号に限らず、例えば、携帯型電話機1
2の加入時、購入時やサービスの申込時等にユーザー毎
に付与して携帯型電話機12に設定される任意の識別番
号とすることができる。これにより、例えば、買い換え
により、加入者番号が変更になった場合であっても、バ
ックアップしたデータを、新しい携帯型電話機12にお
いても利用することが可能となる。
【0090】また、データバックアップ装置14は、図
示の実施の形態では、図2に示すように、更に、データ
ベースセンター16に保存されたデータを携帯型電話機
12にフィードバックして携帯型電話機12に再記憶さ
せるフィードバック部42を有している。
【0091】このフィードバック部42は、図2に示す
ように、例えば、携帯型電話機12において誤ってデー
タを消去させてしまった場合等データのフィードバック
が必要となった場合に、ユーザーにおいてデータバック
アップ装置14に所定の操作を加えて指示を与えること
により、第1の実施の形態においては、データベースセ
ンター16からフィードバックすべきデータを受信する
ように充電時の携帯型電話機12に指示し、これをその
まま携帯型電話機12の各種メモリに再記憶(更新)さ
せるか、又は、携帯型電話機12を介してデータバック
アップ装置12において読み取った後情報伝送用インタ
ーフェース部24である情報伝送用接続端子24aを介
して携帯型電話機12に再記憶させることができる。
【0092】これにより、誤って電話番号その他のデー
タを消去してしまった場合にも、簡単に元の状態に復旧
させることができると同時に、携帯型電話機12を買い
換え等により変更した場合にも以前の携帯型電話機12
において設定・使用していた電話番号等のデータを再
度、入力、設定し直すことなく、そのまま使用すること
ができる。
【0093】なお、この場合、上述した制御情報は、携
帯型電話機12において、一般に不揮発性のメモリに記
憶されるが、上記のようにフィードバック部42により
フィードバックして携帯型電話機12に再記憶(更新)
させる場合には、書き込みを行うことが必要となるた
め、電気的に書き込みや消去が可能なEEPROM、フ
ラッシュメモリ(フラッシュEEPROM)等の不揮発
性ROMや、NVRAM(RAMとEEPROM)等の
不揮発性RAM等のメモリに記憶されていることが前提
となる。このため、制御情報がこのような書き込み可能
なメモリに記憶されている携帯型電話機12である場合
に限って実施することができるが、これに該当しない既
存の携帯型電話機12においても、この制御情報が記憶
されたメモリのみを変更することにより、大きな改変を
加えることなく、対応することはできる。
【0094】なお、第1の実施の形態や後述する第2の
実施の形態において携帯型電話機12を介してフィード
バックすべきデータを受信する場合にあっては、制御情
報に障害が生じた場合には、携帯型電話機12を待ち受
け状態にすることができなくなるため、通話ひいては上
記のフィードバックのための処理を携帯型電話機12の
側で行うことが不可能となる場合も生じうる。従って、
携帯型電話機12の側のみではなく、データベースセン
ター16においても、同時に保存したデータを携帯型電
話機12にフィードバックして携帯型電話機12に再記
憶させる図示しないセンター側フィードバック部を設
け、ユーザーからの連絡等を受けたシステム10の管理
者の側において又はユーザーが他の電話機その他の通信
手段により識別番号等を入力した上で、このセンター側
フィードバック部に指示を与えて携帯型電話機12にデ
ータを強制的に送り、データをフィードバックさせるこ
とができる。これにより、特に、制御情報のフィードバ
ックにより故障から元の状態に復旧させることができ
る。勿論、他の設定機能情報や通話情報等もこのように
してデータベースセンター16から指示を与えて携帯型
電話機12にフィードバックさせることもできる。
【0095】更に、データバックアップ装置14は、図
2に示すように、読み取った又は保存したデータのデー
タベースセンター16への送信の制限を設定することが
できるデータ送信制限部44を更に有している。
【0096】このデータ送信制限部44は、例えば、必
要に応じてユーザーが予めスイッチ操作等をしてデータ
を送信しないように設定することにより、発信機として
の携帯型電話機12にデータを送信しないように指示を
与える命令信号を発する。従って、データバックアップ
装置14は、データの送信が制限されている場合を除き
データをデータベースセンター16に送信する。
【0097】このように、データベースセンター16へ
のデータの送信を制限可能とすると、ユーザーがデータ
のバックアップを希望しない場合には、ユーザーの知ら
ない間に個人データが外部へ流出するのを防止すること
ができると共に、更新したくないデータを誤って更新す
ることを防止することができる。特に、本発明では、ユ
ーザーが無意識のうちにデータをバックアップすること
ができる反面、このことは同時にユーザーの知らない間
にデータが外部へ流出することを意味するため、望まな
い場合には自らの意思によってそれを防止することがで
きるという点でユーザーに安心感をもたらすことができ
る。
【0098】更に、本発明のデータバックアップ装置1
4は、図2に示すように、データベースセンター16に
送信すべきデータ又はデータベースセンター16からフ
ィードバックして再記憶させるべきデータを任意に選択
して設定するデータ選択部46を有している。
【0099】上記の通り、本発明においては、携帯型電
話機12において設定、記憶された種々のデータをバッ
クアップすることができるが、様々なデータのうち、中
にはユーザーがバックアップ、ひいては、このバックア
ップしたデータのフィードバックによる再記憶(更新)
を望まない情報もあり得る。このため、本発明において
は、バックアップの対象となる情報を全て送信可能な状
態とした上で、このバックアップやフィードバックを望
まないデータをそもそもデータベースセンター16へ送
信しないように、データベースセンター16に送信すべ
きデータを任意に選択することができるように設定する
か、又は、対象となる全ての情報をデータベースセンタ
ー16にバックアップした上でこのバックアップされた
情報のうちフィードバック部32によるフィードバック
を望まない個別のデータを任意に選択することができる
ようにする。特に、上記のデータ送信制限部44により
送信そのものを制限するのではなく、ユーザーが任意に
選択することができる点で、ユーザーの希望に応じたバ
ックアップに対応することができる。
【0100】このデータ選択部46による選択設定は、
ユーザーが、データバックアップ装置14に設けられた
図示しない操作部を操作することにより、ユーザーが任
意に設定することができる。従って、これにより更新し
たくないデータを任意に設定することができ、意図しな
いデータの更新が行われるのを防止することができると
共に不要なデータ伝送を省略することができ、更には、
外部へ流出させたくない情報を確実に保護することがで
きるためユーザーに安心感をもたらすことができる。な
お、図示の実施の形態と異なり、このデータ選択部46
を、データベースセンター16の側にも設けて、ユーザ
ーからの個別の連絡に応じて、システム10の管理者に
おいて、選択設定することもできる。
【0101】なお、上記のデータ送信制限部44及びデ
ータ選択部46は、後述する第2の実施の形態において
も、同様に設けることができる。その他、データベース
センター16において、バックアップした情報を加工し
て携帯型電話機12にフィードバックさせることもでき
る。例えば、特に、制御プログラムの改訂等等があった
場合には(一定の条件その1)、制御プログラム等の制
御信号をバージョンアップした上で携帯型電話機12に
フィードバックして再記憶させることにより、携帯型電
話機12に簡易に新しい機能を付加させることができ
る。
【0102】その他、例えば、携帯電話機、PHSの番
号が10桁で記憶されていた場合には(一定の条件その
2)11桁の適正な番号に、また、データがカナ文字で
記憶されている場合には(一定の条件その3)対応する
漢字データに変換等することができるため、既存の旧機
種の携帯型電話機に簡易に最新の機種と同様の機能付加
してグレードアップさせることができ、システム10の
管理者において、ユーザーに対する付加的なサービスを
提供することができる。なお、一定の条件は、その性質
に必要に応じて、人為的に又は電気的、機械的に適宜、
設定入力することができる。
【0103】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態が図3乃至図6に示され、この第2の実施
の形態においては、特に図3に示すように、携帯型電話
機12に設定、記憶されたデータを携帯型電話機12か
らデータバックアップ装置14に読み取り、このデータ
バックアップ装置14からデータベースセンターに16
に送信する形態である。なお、この第2の実施の形態
は、データベースセンター16へのデータの転送形式に
応じて、更に、図4乃至図6にそれぞれ示す以下の3つ
の形態に別れる。
【0104】(2−1)図4に示す実施の形態において
は、具体的には、データバックアップ装置14は、携帯
型電話機12のバッテリ18へ蓄電する蓄電部20と、
携帯型電話機12の外部情報機器接続インターフェース
部22に接続される情報伝送用インターフェース部24
と、この情報伝送用インターフェース部24を介して携
帯型電話機12に設定、記憶されたデータを携帯型電話
機12から読み取るデータ読み取り部48と、少なくと
もデータベースセンター16と通信することができる外
部通信部50とを有している。
【0105】このように、特に、バックアップ装置14
によりデータを読みとって外部通信部50によりデータ
ベースセンター2+に送信すると、ユーザーが特に意識
することなくデータを確実にバックアップすることがで
きるのは勿論のこと、バックアップ装置14が一種の情
報通信機器、情報処理装置としての役割をも果たすこと
ができるため、以下に述べるように、種々の態様でのデ
ータの管理が可能となり、対応性が広げることができ、
特に、既存の充電器に変えて用いるだけで簡易に様々な
データ活用が可能になる。
【0106】データ読み取り部48は、図4に示すよう
に、携帯型電話機12の読み取るべきデータが記憶され
た制御部34やデータ記憶部36から情報伝送用接続端
子26aを介してデータを読み取る。この場合、データ
読み取り部48は、蓄電部20が携帯型電話機12のバ
ッテリへの蓄電を開始すると、この蓄電に連動して携帯
型電話機12に設定、記憶されたデータを携帯型電話機
12から自動的に読み取る。
【0107】具体的には、データ読み取り部48は、図
4に示すように、蓄電部20に接続され、この蓄電部2
0が携帯型電話機12への蓄電を開始した場合に、その
蓄電を開始したことを感知して、携帯型電話機12の読
み取るべきデータが記憶された制御部34やデータ記憶
部36から情報伝送用接続端子26aを介してデータを
読み取って記憶する。
【0108】即ち、携帯型電話機12のユーザーが、充
電のために、あるいは、充電することのみを意識して、
図7に示すように、携帯型電話機12をデータバックア
ップ装置14に装着すると、充電と共にユーザーが特に
意識しなくてもデータの読み取りが行われる。
【0109】また、外部通信部50は、このようにして
データ読み取り部48が携帯型電話機12から読み取っ
たデータをデータベースセンター16へ送信する。これ
により、データベースセンター16において、データを
バックアップすることができる。
【0110】この場合、外部通信部50は、種々の形態
を採ることができる。具体的には、第1の実施の形態と
同様、図3及び図4に示すように、蓄電の際に情報伝送
用インターフェース部24を介してデータバックアップ
装置14に接続された携帯型電話機14を発信機として
携帯型電話機12に記憶されたデータをデータベースセ
ンター16に送信することができる。このように、携帯
型電話機12をバックアップの対象として使用するのみ
ならず、逆に携帯型電話機12にデータバックアップ装
置14における外部通信部50の発信機としての役割を
付与すると、一種の情報通信機器でもあるデータバック
アップ装置14において、別途、通信手段を用意する必
要がない。
【0111】また、外部通信部50は、この携帯型電話
機12以外の有線又は無線の通信手段により携帯型電話
機に記憶されたデータをデータベースセンターに送信す
ることもできる。具体的には、この外部通信部50とし
て、例えば、通信モデム等を用いて公衆回線網等を通じ
て、データベースセンターと通信可能な状態とすること
ができる。もちろん、この通信モデムに限定されるもの
ではなく、一般の情報通新機器に用いられる他の適宜な
通信手段の形態を採ることができ、これにより、第2の
実施の形態におけるデータバックアップ装置14は一種
の情報通信機器としての機能を有することになる。従っ
てまた、データベースセンターとの通信も、公衆回線網
の他、インターネットや専用線等の適宜な方法とするこ
とができる。
【0112】このように、外部通信部50として、携帯
型電話機12以外の通信手段を用いると、インターネッ
トや専用線等の情報通信機器一般に用いられる様々な通
信形態や信号を利用してデータを送信、管理することが
でき、特に、携帯型電話機12の電源を入れていない場
合にも、データの送受信を行うことができる。即ち、第
1の実施の形態や第2の実施の形態においても上記のよ
うに携帯型電話機12自体を発信機とする場合と異な
り、電源を入れないで充電のために携帯型電話機12を
データバックアップ装置14に装着した場合において
も、この通信モデムによりデータを送信することができ
ると共に、フィードバック部42によりデータをフィー
ドバックする場合においても、携帯型電話機12の電源
がオフになっている場合や故障した場合でも、このデー
タバックアップ装置14によりデータを適切にフィード
バックすることができる。
【0113】このデータの送信に際して、外部通信部5
0は、データ読み取り部が携帯型電話機に設定、記憶さ
れたデータの読み取ったことを検知した場合に、この読
み取りに連動して自動的に携帯型電話機に設定、記憶さ
れたデータをデータベースセンターに送信する。このよ
うに、読み取りに連動してデータベースセンター16に
データを送信すると、ユーザーが特に意識することなく
必要なデータをバックアップすることができるため、確
実にデータをバックアップすることができる。
【0114】具体的には、この外部通信部50は、図4
に示すように、データ読み取り部48に接続され、この
データ読み取り部48がデータを読み取った場合に自動
的に外部通信部50へデータを伝送するか、又は、外部
通信部50が常時データ読み取り部48を観察し又はデ
ータ読み取り部48からデータを読み取ったことを通知
する通知信号を受けて外部通信部50からデータ読み取
り部48にデータを取りに行って、自動的にデータベー
スセンター16へ送信する。
【0115】この場合、外部通信部50は、データ読み
取り部48が読み取ったデータを読み取りが終了した後
まとめて、又は、読み取ったデータから順に、そのま
ま、データベースセンターへ16へ転送する形態とする
ことができ、その他、データ読み取り部48が読み取っ
たデータを一時的に揮発性メモリ等に記憶した後にデー
タベースセンター16へ送信する形態とすることもでき
る。いずれにしろ、この図4に示す実施の形態において
は、バックアップを目的としてデータを保存する必要は
ないため、バックアップ装置14自体には大掛かりな記
録媒体を必要とせず、バックアップ装置14を簡易な構
成として製造の手間やコストを抑制することができる。
【0116】(2−2)次に、図5に示す実施の形態で
は、データバックアップ装置14は、図4に示す構成に
加え、更に、データ読み取り部48が読み取ったデータ
を保存するデータ保存部52を更に有ている。即ち、図
4に示す実施の形態と異なり、データベースセンター1
6のみならず、データバックアップ装置14自体にも、
バックアップを目的としたデータの保存手段を設ける形
態である。このように、データベースセンター16だけ
ではなく、同時にデータバックアップ装置14において
もデータを保存すると、2カ所でデータを保存すること
ができるため、2重の保護となり、より一層データの消
失に対する危機管理が充実するとともに、ユーザーにお
いても情報を簡易に管理することができる。なお、この
デデータ保存部52においてデータを保存する媒体の種
類は、バックアップしたデータを適切に保存することが
できれば、特に問わない。
【0117】この場合、外部通信部50は、図4に示す
実施の形態と同様に、データ読み取り部48が読み取っ
たデータをそのまま読み取りに連動して自動的にデータ
ベースセンター16へ送信しつつ、同時にデータ保存部
52にそのデータを保存することもできるが、データ保
存部52においてデータを保存して、この保存したデー
タをデータベースセンター16に送信することもでき
る。特に、後者の場合にあっては、データバックアップ
装置14にいったんデータを保存して、この保存された
データを読み取りに連動して自動的に又はタイマー等に
より設定された任意の時間に自動的にデータベースセン
ター16へ送信することができ、送信方法の幅が広が
り、充電時(読み取り時)には、携帯型電話機の電源が
入っていない場合等データバックアップ装置14がデー
タベースセンター16に接続していない又は何らかの障
害により接続できない場合等においても、後からデータ
を確実にデータベースセンター16に送信してバックア
ップすることにより、ユーザーが意識しなくても確実に
データの消失を防止することができる。
【0118】(2−3)更に、図6に示す実施の形態
は、図5に示す実施の形態の構成に加えて、データベー
スセンター16は、データバックアップ装置14が外部
通信部50によりデータベースセンター16に接続され
たときに、この接続に連動して自動的にデータ保存部5
2に保存されたデータを読み取って保存するものであ
る。即ち、図4及び図5に示す実施の形態では、データ
のバックアップのための初期コマンドは、データバック
アップ装置14において行われバックアップ装置14か
らの指示によってデータのバックアップを開始するが、
図6に示す形態では、データベースセンター16からの
指示によりデータのバックアップを開始するものであ
る。
【0119】この場合、図6に示すように、データベー
スセンター16において、バックアップ制御部54を設
け、このバックアップ制御部54により、例えば、イン
ターネット等を介してデータベースセンター16がデー
タバックアップ装置14に接続されたときに、又は、タ
イマー等により設定された任意の時間にデータベースセ
ンター16からデータバックアップ装置14に接続を試
みて、接続された場合に自動的にデータバックアップ装
置14のデータ保存部52からデータを読み取ってバッ
クアップするものである。
【0120】このように、データバックアップ装置14
から送信を指導するのではなく、データベースセンター
16の側からデータバックアップ装置14に保存された
データを読み取りに行くと、2カ所でデータを保存する
ことができるため、2重の保護となり、より一層データ
の消失に対する危機管理が充実するとともに、ユーザー
においても情報を簡易に管理することができ、特に、充
電時(読み取り時)にはデータバックアップ装置14が
データベースセンター16に接続されていない場合であ
っても後に接続された場合にデータベースセンター16
により自動的にデータが読み取られるので、ユーザーが
意識することなく確実にデータの消失を防止することが
できる。
【0121】また、この図3乃至図6に示す第2の実施
の形態においては、特に図4乃至図6に示すように、外
部機器データ管理部56を設けることもできる。具体的
には、この外部機器データ管理部56は、図4乃至図6
に示すように、携帯型電話機12以外の電気機器58に
接続されて、これらの電気機器58に設定、記憶された
データをも読み取ることができる。この電気機器58と
しては、例えば、冷蔵庫、テレビ、給湯器、エアコン、
オーディオ等の家庭における各種の電気機器58とする
ことができる。なお、この場合、外部機器データ管理部
56は、例えば、遠赤外線送受信機等により、これらの
電気機器58との間でデータ送信することができる。
【0122】一方、外部機器データ管理部56は、図4
乃至図6に示すように、外部通信部50に接続され、こ
の外部通信部50を介して、これらの電気機器58に設
定、記憶されたデータをデータベースセンター16へ送
信することができる。
【0123】このように、携帯型電話機12のみならず
様々な電気機器58においてカスタマイズされた設定デ
ータ、制御データ等をバックアップ可能とすると、携帯
型電話機12を含めた電気機器58のデータを統合的に
管理することが簡易に可能となり、単なる携帯型電話機
12のバックアップシステム10にとどまらず、統合的
な情報管理機器としての役割をも有し、今後発展が見込
まれるホームエレクトロニクスにも簡易に対応すること
ができる。
【0124】なお、上述したように、この第2の実施の
形態においても、データ送信制御部44やデータ選択部
46を設けることができるが、データの移送に際して、
どの段階でデータの伝送の制限及び選択をするかは任意
に設定することができ、例えば、データ読み取り部に4
8によりデータを読み取る段階で選択されたデータのみ
を読み取るか又は読み取り自体を制限することもできる
し、読み取ってデータを保存する段階で制限又は選択す
るようにすることもできるし、データベースセンター1
6へのデータの送信の段階で制限又は選択するようにす
ることもでき、必要に応じて、適宜設定することができ
る。このことはまた、フィードバック部42によりデー
タのフィードバックを制限又は選択する場合においても
同様である。
【0125】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、携帯型
電話機の通常の使用状態において定期的に必ず行わざる
をえない携帯型電話機への充電時に携帯型電話機に命令
を与えてデータをデータベースセンターに送信して保存
しているため、ユーザーが特に意識してバックアップの
ための作業をすることなく、電話番号等を確実にバック
アップすることができるので、手間がかからないと同時
にバックアップのし忘れにより大切なデータを消失させ
てしまうことをほぼ完全に防止することができると同時
に、必要な情報データベースセンターにバックアップし
ているので、ユーザーの側で特にバックアップのための
特別の装置や接続ケーブル等を用意したり、また、その
管理を行う必要がない実益がある。
【0126】また、特に、この場合には、蓄電部を備え
たバックアップ装置は、携帯型電話機に命令を与えて携
帯型電話機自体からデータベースセンターへ直接データ
を転送しているため、データを読み取ったり保存するた
めの記憶媒体等を設ける必要がないので、バックアップ
装置の構成が簡易となり、製造の手間やコストを低減す
ることができる実益がある。
【0127】本発明によれば、上記のように、既存の携
帯型電話機が通常有する外部情報機器接続インターフェ
ース部を介して接続し、かつ、携帯型電話機に命令信号
を伝達するだけであるため、特にバックアップのための
新たなインターフェースを設ける必要がなく、既存の携
帯型電話機にも簡易に対応することができる実益があ
る。
【0128】本発明によれば、特に、上記のように、バ
ックアップ装置によりデータを読みとって外部通信部に
よりデータベースセンターに送信しているため、ユーザ
ーが特に意識することなくデータを確実にバックアップ
することができるのは勿論のこと、バックアップ装置が
一種の情報通信機器、情報処理装置としての役割をも果
たすことができるため、種々の態様でのデータの管理が
可能となり、対応性が広げることができ、特に、既存の
充電器に変えて用いるだけで簡易に様々なデータ活用が
可能になる実益がある。
【0129】本発明によれば、上記のように、読み取り
に連動してデータベースセンターにデータを送信してい
るため、ユーザーが特に意識することなく必要なデータ
をバックアップすることができるため、確実にデータを
バックアップすることができる実益がある。
【0130】本発明によれば、上記のように、携帯型電
話機をバックアップの対象として使用するのみならず、
逆に携帯型電話機にデータバックアップ装置における発
信機としての役割をも付与しているため、一種の情報通
信機器でもあるデータバックアップ装置において、別
途、通信手段を用意する必要がない実益がある。
【0131】本発明によれば、上記のように、携帯型電
話機以外の通信手段を用いているため、インターネット
や専用線等情報通信機器一般に用いられる様々な通信形
態や信号を利用してデータを送信、管理することがで
き、特に、携帯型電話機の電源が入っていない場合や故
障している場合等にも、データを転送することができる
実益がある。
【0132】本発明によれば、上記のように、データベ
ースセンターだけではなく、同時にデータバックアップ
装置においてもデータを保存しているため、2カ所でデ
ータを保存することができ、2重の保護となり、より一
層データの消失に対する危機管理が充実するとともに、
ユーザーにおいても情報を簡易に管理することができ、
特に、いったん保存したデータを後にタイマー等により
設定された任意の時間に自動的に送信することもできる
ため、充電時(読み取り時)にはバックアップ装置がデ
ータベースセンターに接続されていない場合であって
も、ユーザーが意識しなくても確実にデータの消失を防
止することができる実益がある。
【0133】本発明によれば、上記のように、バックア
ップ装置から送信を指導するのではなく、データベース
センターの側からバックアップ装置に保存されたデータ
を読み取りに行くこともできるため、2カ所でデータを
保存することができ、2重の保護となり、より一層デー
タの消失に対する危機管理が充実するとともに、ユーザ
ーにおいても情報を簡易に管理することができ、特に、
充電時(読み取り時)にはバックアップ装置がデータベ
ースセンター接続されていない場合であっても後に接続
された場合にデータベースセンターにより自動的にデー
タが読み取られるので、ユーザーが意識することなく確
実にデータの消失を防止することができる実益がある。
【0134】本発明によれば、上記のように、バックア
ップされたデータを携帯型電話機にフィードバックして
いるため、誤って電話番号その他のデータを消去してし
まった場合にも、簡単に元の状態に復旧させることがで
き、特に制御情報のフィードバックにより故障を簡易に
復旧させることができると同時に、携帯型電話機を買い
換え等により変更した場合にも以前の携帯型電話機にお
いて設定・使用していた電話番号等のデータを再度、入
力、設定し直すことなく、そのまま使用することができ
る実益がある。
【0135】本発明によれば、上記のように、データバ
ックアップ装置の充電用接続端子及び情報伝送用インタ
ーフェース部を、携帯型電話機の充電端子及び外部情報
機器接続端子に対応する位置に配置して設けているた
め、携帯型電話機を充電のためにデータバックアップ装
置に装填するだけでデータを確実にバックアップするこ
とができるので、携帯型電話機とデータバックアップ装
置の接続のためにケーブルを用意したり特別なインター
フェースを用いる必要がないと共に、既存の充電器に変
えて用いるだけで既存の機種の携帯型電話機にも簡易に
対応することができ、特に、上記のように、これらの携
帯型電話機との接続部分のみを着脱自在としているた
め、この接続部分のみを交換するだけで、種々の形状や
配置を有する各種の携帯型電話機に簡易に対応すること
ができ、2台以上の携帯型電話機を保持している場合や
携帯型電話機等を買い換えた場合等にも適切に対応して
データをバックアップすることができる実益がある。
【0136】本発明によれば、上記のように、携帯型電
話機のみならず、例えば、冷蔵庫、給湯器、エアコン、
オーディオ等の家庭における様々な電気機器においても
カスタマイズされた設定データ、制御データ等をバック
アップ可能としているため、携帯型電話機を含めた電気
機器のデータを統合的に管理することが簡易に可能とな
り、単なる携帯型電話機のバックアップシステムにとど
まらず、統合的な情報管理機器としての役割をも有し、
今後発展が見込まれるホームエレクトロニクスにも簡易
に対応することができる実益がある。
【0137】本発明によれば、上記のように、電話番号
等のユーザーが入力した情報だけではなく、携帯型電話
機の作動のために必要な制御情報、例えば、電話機とし
て最低限機能するための着信や発信の待ち受け状態にす
るために必要な電話機固有のプログラム等の制御情報を
もバックアップするため、何らかの原因で制御情報に障
害が発生して故障状態となった場合でもバックアップし
たデータにより容易に復旧させることが可能となる実益
がある。
【0138】また、同様に、例えば、暗証番号や着信音
の選択、着信音量、通話音量の調整、留守番電話の設
定、ダイヤルキーロック等の、待ち受け状態を所定の環
境に設定するためにユーザーが設定する各種設定機能情
報もバックアップするため、これらのデータが消失した
場合は勿論、電話機を買い換えたとき等にも、新しい電
話機において、バックアップデータを利用することによ
り、ユーザー自らが再度、これらの管理情報を設定し直
す必要がなく、手間を要しない実益がある。
【0139】更に、この場合、上記のように、通話情報
のうち、着信電話番号情報(着信履歴)や発信電話番号
情報(発信履歴)もバックアップするため、特に、これ
らの通話情報量が携帯型電話機におけるメモリ限度を超
えて前のデータが携帯型電話機からは消去された場合で
あっても、後に確認、利用することができ、特に、これ
らの情報をメモリダイヤル(電話帳)に記憶していなか
った場合であっても、後から確認、利用することがで
き、また、通話時間もバックアップすることにより後に
利用時間、利用料金の照合をする際に利用することがで
きる実益がある。
【0140】本発明によれば、上記のように、データベ
ースセンターへのデータの送信も制限可能としているた
め、ユーザーがデータのバックアップを希望しない場合
には、ユーザーの知らない間に個人データが外部へ流出
するのを防止することができると共に、更新したくない
データを誤って更新することを防止することができ、ユ
ーザーに安心感をもたらすことができる実益がある。
【0141】本発明によれば、上記のように、バックア
ップ又はフィードバックすべきデータを選択して設定す
ることができるため、更新したくないデータを任意に設
定することができ、意図しないデータの更新が行われる
のを防止することができると共に不要なデータ伝送を省
略することができ、更には、外部へ流出させたくない情
報を確実に保護することができるためユーザーに安心感
をもたらすことができる実益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯型電話機のデータバックアップシ
ステムの第1の実施の形態の概略図である。
【図2】上記第1の実施の形態に用いられるデータバッ
クアップ装置の概略概念図である。
【図3】本発明の携帯型電話機のデータバックアップシ
ステムの第2の実施の形態の概略図である。
【図4】上記第2の実施の形態に用いられるデータバッ
クアップ装置の概略概念図である。
【図5】上記第2の実施の形態に用いられる他のデータ
バックアップ装置の概略概念図である。
【図6】上記第2の実施の形態に用いられる更に他のデ
ータバックアップ装置及びデータベースセンターの概略
概念図である。
【図7】本発明に用いられるデータバックアップ装置の
接続部の概略斜視図である。
【符号の説明】
10 データバックアップシステム 12 携帯型電話機 14 データバックアップ装置 14A データバック装置の本体 16 データベースセンター 18 携帯型電話機のバッテリ 20 蓄電部 22 携帯型電話機の外部情報機器接続インターフェー
ス部 22a 携帯型電話機の外部情報機器接続端子 24 情報伝送用インターフェース部 24a 情報伝送用接続端子 26 データ制御部 28 携帯型電話機の充電端子 30 充電用接続端子 32 接続部 34 携帯型電話機の制御部 36 携帯型電話機のデータ記憶部 38 携帯型電話機の通信部 40 携帯型電話機のアンテナ 42 フィードバック部 44 データ送信制限部 46 データ選択部 48 データ読み取り部 50 外部通信部 52 データ保存部 54 データベースセンターのバックアップ制御部 56 外部機器データ管理部 58 電気機器

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機、簡易型携帯電話機、自動車
    電話機、船舶電話機、衛星携帯電話機その他の携帯型電
    話機に設定、記憶された電話番号その他のデータをバッ
    クアップする外部に設けられたデータベースセンター
    と、前記携帯型電話機の充電端子に接続される充電用接
    続端子を有し前記充電用接続端子を介して前記携帯型電
    話機のバッテリへ蓄電する蓄電部と前記携帯型電話機の
    外部情報機器接続インターフェース部に接続される情報
    伝送用インターフェース部と前記情報伝送用インターフ
    ェース部を介して前記携帯型電話機に命令を与えて前記
    携帯型電話機に設定、記憶されたデータを制御するデー
    タ制御部を有するデータバックアップ装置とを備えた携
    帯型電話機のデータバックアップシステムであって、前
    記データ制御部は、前記蓄電部が前記携帯型電話機のバ
    ッテリへの蓄電を開始すると前記蓄電に連動して前記携
    帯型電話機を発信機として前記携帯型電話機に記憶され
    たデータを自動的に前記データベースセンターに送信す
    るように前記携帯型電話機に命令を与えることを特徴と
    する携帯型電話機のデータバックアップシステム。
  2. 【請求項2】 携帯電話機、簡易型携帯電話機、自動車
    電話機、船舶電話機、衛星携帯電話機その他の携帯型電
    話機に設定、記憶された電話番号その他のデータをバッ
    クアップする外部に設けられたデータベースセンター
    と、前記携帯型電話機に設定、記憶されたデータを前記
    携帯型電話機から読み取って前記データベースセンター
    に送信するデータバックアップ装置とを備えた携帯型電
    話機のデータバックアップシステムであって、前記デー
    タバックアップ装置は、前記携帯型電話機の充電端子に
    接続される充電用接続端子を有し前記充電用接続端子を
    介して前記携帯型電話機のバッテリへ蓄電する蓄電部
    と、前記携帯型電話機の外部情報機器接続インターフェ
    ース部に接続される情報伝送用インターフェース部と前
    記情報伝送用インターフェース部を介して前記携帯型電
    話機に設定、記憶されたデータを前記携帯型電話機から
    読み取るデータ読み取り部と、少なくとも前記データベ
    ースセンターと通信することができる外部通信部とを有
    し、前記データ読み取り部は前記蓄電部が前記携帯型電
    話機のバッテリへの蓄電を開始すると前記蓄電に連動し
    て前記携帯型電話機に設定、記憶されたデータを前記携
    帯型電話機から自動的に読み取り、前記外部通信部は前
    記データ読み取り部が前記携帯型電話機から読み取った
    データを前記データベースセンターへ送信することを特
    徴とする携帯型電話機のデータバックアップシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の携帯型電話機のデータ
    バックアップシステムであって、前記外部通信部は、前
    記データ読み取り部が前記携帯型電話機に設定、記憶さ
    れたデータの読み取ったことを検知した場合に、前記読
    み取りに連動して自動的に前記携帯型電話機に設定、記
    憶されたデータを前記データベースセンターに送信する
    ことを特徴とする携帯型電話機のデータバックアップシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3のいずれかに記載
    の携帯型電話機のデータバックアップシステムであっ
    て、前記外部通信部は、前記蓄電の際に前記情報伝送用
    インターフェース部を介して前記データバックアップ装
    置に接続された前記携帯型電話機を発信機として前記携
    帯型電話機に記憶されたデータを前記データベースセン
    ターに送信することを特徴とする携帯型電話機のデータ
    バックアップシステム。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3のいずれかに記載
    の携帯型電話機のデータバックアップシステムであっ
    て、前記外部通信部は、前記携帯型電話機以外の有線又
    は無線の通信手段により前記携帯型電話機に記憶された
    データを前記データベースセンターに送信することを特
    徴とする携帯型電話機のデータバックアップシステム。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至請求項5のいずれかに記載
    の携帯型電話機のデータバックアップシステムであっ
    て、前記データバックアップ装置は、前記データ読み取
    り部が読み取った前記データを保存するデータ保存部を
    更に有し、前記外部通信部は前記データ読み取り部が読
    み取ったデータ又は前記データ保存部が保存したデータ
    を前記読み取りに連動して自動的に又は任意の時間に自
    動的に前記データベースセンターに送信することを特徴
    とする携帯型電話機のデータバックアップシステム。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至請求項5のいずれかに記載
    の携帯型電話機のデータバックアップシステムであっ
    て、前記データバックアップ装置は、前記データ読み取
    り部が読み取った前記データを保存するデータ保存部を
    更に有し、前記データベースセンターは、前記データバ
    ックアップ装置が前記外部通信部により前記データベー
    スセンターに接続されたときに前記接続に連動して自動
    的に前記データ保存部に保存されたデータを読み取って
    保存することを特徴とすることを特徴とする携帯型電話
    機のデータバックアップシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載
    の携帯型電話機のデータバックアップシステムであっ
    て、前記データバックアップ装置又はデータベースセン
    ターは、前記データベースセンターに保存されたデータ
    を前記携帯型電話機にフィードバックして前記携帯型電
    話機に再記憶させるフィードバック部を有することを特
    徴とする携帯型電話機のデータバックアップシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載
    の携帯型電話機のデータバックアップシステムであっ
    て、前記データバックアップ装置の充電用接続端子及び
    情報伝送用インターフェース部は、前記携帯型電話機の
    充電端子及び外部情報機器接続端子に対応する位置に配
    置して設けられ、前記充電用接続端子及び情報伝送用イ
    ンターフェース部は前記データバックアップ装置の本体
    に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする携帯
    型電話機のデータバックアップシステム。
  10. 【請求項10】 請求項2乃至請求項9のいずれかに記
    載の携帯型電話機のデータバックアップシステムであっ
    て、前記データバックアップ装置は、携帯型電話機以外
    の電気機器に接続されて前記電気機器に設定、記憶され
    たデータをも前記データベースセンターへ送信すること
    ができることを特徴とする携帯型電話機のデータバック
    アップシステム。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至請求項10のいずれかに
    記載の携帯型電話機のデータバックアップシステムであ
    って、前記データベースセンターにおいてバックアップ
    すべき前記携帯型電話機に設定、記憶されたデータは、
    少なくとも前記携帯型電話機の作動のために必要な制御
    情報又は設定機能情報若しくは電話番号、着信電話番号
    情報、発信電話番号情報、通話時間等の通話情報その他
    の任意のデータであることを特徴とする携帯型電話機の
    データバックアップシステム。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至請求項11のいずれかに
    記載の携帯型電話機のデータバックアップシステムであ
    って、前記データバックアップ装置は、前記データの前
    記データベースセンターへの送信の制限を設定すること
    ができるデータ送信制限部を更に有し、前記データ送信
    制限部により前記データの送信が制限されている場合を
    除き前記データを送信又は読み取ることを特徴とする携
    帯型電話機のデータバックアップシステム。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至請求項12のいずれかに
    記載の携帯型電話機のデータバックアップシステムであ
    って、前記バックアップ装置又は前記データベースセン
    ターは、前記データベースセンターへ送信すべき若しく
    は前記バックアップ装置から読み取るべきデータ又は前
    記データベースセンターからフィードバックすべきデー
    タを任意に選択して設定するデータ選択部を更に備えて
    いることを特徴とする携帯型電話機のデータバックアッ
    プシステム。
  14. 【請求項14】 携帯電話機、簡易型携帯電話機、自動
    車電話機、船舶電話機、衛星携帯電話機その他の携帯型
    電話機に設定、記憶された電話番号その他のデータをバ
    ックアップする携帯型電話機のデータバックアップ方法
    において、前記携帯型電話機に設定、記憶されたデータ
    を、前記携帯型電話機のバッテリに蓄電する蓄電部を備
    えたデータバックアップ装置により、前記データバック
    アップ装置が前記携帯型電話機のバッテリへの蓄電を開
    始したときに前記蓄電に連動して前記携帯型電話機を発
    信機として前記携帯型電話機に記憶されたデータを自動
    的に外部に設けられたデータベースセンターに送信する
    ように前記携帯型電話機に命令を与えて前記携帯型電話
    機に設定、記憶されたデータを前記データベースセンタ
    ーに保存してバックアップすることを特徴とする携帯型
    電話機のデータバックアップ方法。
  15. 【請求項15】 携帯電話機、簡易型携帯電話機、自動
    車電話機、船舶電話機、衛星携帯電話機その他の携帯型
    電話機に設定、記憶された電話番号その他のデータをバ
    ックアップする携帯型電話機のデータバックアップ方法
    において、前記携帯型電話機に設定、記憶されたデータ
    を、前記携帯型電話機のバッテリに蓄電する蓄電部を備
    えたデータバックアップ装置により、前記データバック
    アップ装置が前記携帯型電話機のバッテリへの蓄電を開
    始したときに前記蓄電に連動して自動的に読み取って、
    前記携帯型電話機から読みと取ったデータを前記データ
    ベースセンターへ送信して前記携帯型電話機に設定、記
    憶されたデータを前記データベースセンターに保存して
    バックアップすることを特徴とする携帯型電話機のデー
    タバックアップ方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の携帯型電話機のデ
    ータバックアップ方法であって、前記データバックアッ
    プ装置により、前記データバックアップ装置が前記蓄電
    部による前記携帯型電話機のバッテリへの蓄電時に前記
    蓄電に連動して前記携帯型電話機に設定、記憶されたデ
    ータの読み取ったことを検知した場合に、前記読み取り
    に連動して自動的に前記携帯型電話機に設定、記憶され
    たデータを前記データベースセンターに送信することを
    特徴とする携帯型電話機のデータバックアップ方法。
  17. 【請求項17】 請求項15又は請求項16のいずれか
    に記載の携帯型電話機のデータバックアップ方法であっ
    て、前記データバックアップ装置により、前記蓄電の際
    に前記データバックアップ装置に接続された前記携帯型
    電話機を発信機として前記携帯型電話機に記憶されたデ
    ータを前記データベースセンターに送信することを特徴
    とする携帯型電話機のデータバックアップ方法。
  18. 【請求項18】 請求項15又は請求項16のいずれか
    に記載の携帯型電話機のデータバックアップ方法であっ
    て、前記データバックアップ装置が有する前記携帯型電
    話機以外の有線又は無線の通信手段により前記携帯型電
    話機に記憶されたデータを前記データベースセンターに
    送信することを特徴とする携帯型電話機のデータバック
    アップ方法。
  19. 【請求項19】 請求項15乃至請求項18のいずれか
    に記載の携帯型電話機のデータバックアップ方法であっ
    て、前記データバックアップ装置により、前記携帯型電
    話機から読み取ったデータを保存し、前記携帯型電話機
    から読み取ったデータ又は前記データバックアップ装置
    に保存したデータを前記読み取りに連動して自動的に又
    は任意の時間に自動的に前記データベースセンターに送
    信することを特徴とする携帯型電話機のデータバックア
    ップ方法。
  20. 【請求項20】 請求項15乃至請求項18のいずれか
    に記載の携帯型電話機のデータバックアップシステムで
    あって、前記データバックアップ装置により前記携帯型
    電話機から読み取ったデータを保存し、前記データベー
    スセンターにより前記データバックアップ装置が前記外
    部通信部によって前記データベースセンターに接続され
    たときに前記接続に連動して自動的に前記データ保存部
    に保存されたデータを読み取って保存することを特徴と
    することを特徴とする携帯型電話機のデータバックアッ
    プ方法。
  21. 【請求項21】 請求項15乃至請求項20のいずれか
    に記載の携帯型電話機のデータバックアップ方法であっ
    て、前記データバックアップ装置又はデータベースセン
    ターにより、前記データベースセンターに保存されたデ
    ータを前記携帯型電話機にフィードバックして前記携帯
    型電話機に再記憶させることを特徴とする携帯型電話機
    のデータバックアップ方法。
  22. 【請求項22】 請求項14乃至請求項21のいずれか
    に記載の携帯型電話機のデータバックアップ方法であっ
    て、前記携帯型電話機の充電端子及び外部情報機器接続
    端子に対応する位置に前記データバックアップ装置の充
    電用接続端子及び情報伝送用インターフェース部を配置
    して設け、前記充電用接続端子及び情報伝送用インター
    フェース部を前記データバックアップ装置の本体に着脱
    自在に取り付けることを特徴とする携帯型電話機のデー
    タバックアップ方法。
  23. 【請求項23】 請求項15乃至請求項22のいずれか
    に記載の携帯型電話機のデータバックアップ方法であっ
    て、前記データバックアップ装置により、前記データバ
    ックアップ装置に接続された携帯型電話機以外の電気機
    器に設定、記憶されたデータをも前記データベースセン
    ターへ送信することを特徴とする携帯型電話機のデータ
    バックアップ方法。
  24. 【請求項24】 請求項14乃至請求項23のいずれか
    に記載の携帯型電話機のデータバックアップシステムで
    あって、前記データベースセンターにおいてバックアッ
    プすべき前記携帯型電話機に設定、記憶されたデータ
    は、少なくとも前記携帯型電話機の作動のために必要な
    制御情報又は設定機能情報若しくは電話番号、着信電話
    番号情報、発信電話番号情報、通話時間等の通話情報そ
    の他の任意のデータであることを特徴とする携帯型電話
    機のデータバックアップ方法。
  25. 【請求項25】 請求項14乃至請求項24のいずれか
    に記載の携帯型電話機のデータバックアップ方法であっ
    て、前記データバックアップ装置により、前記データの
    前記データベースセンターへの送信を制限するように設
    定可能とし、前記データの送信が制限されている場合を
    除き前記データを送信又は読み取ることを特徴とする携
    帯型電話機のデータバックアップ方法。
  26. 【請求項26】 請求項14乃至請求項25のいずれか
    に記載の携帯型電話機のデータバックアップ方法であっ
    て、前記バックアップ装置又は前記データベースセンタ
    ーにより、前記データベースセンターへ送信すべき若し
    くは前記バックアップ装置から読み取るべきデータ又は
    前記データベースセンターからフィードバックすべきデ
    ータを任意に選択して設定することを特徴とする携帯型
    電話機のデータバックアップ方法。
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