JP2002032859A - ポイントカード、ポイントカード処理装置及びポイントカードシステム - Google Patents
ポイントカード、ポイントカード処理装置及びポイントカードシステムInfo
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- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 31
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- 230000008901 benefit Effects 0.000 abstract description 9
- 230000006870 function Effects 0.000 description 22
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 商品の広告等の情報が効率よく提供され、提
供者側と顧客側の双方にとって有益となる。 【解決手段】 書き換え不能な顧客識別情報が記録され
る顧客識別情報記録部２０と、サービスポイント数が記
録されるサービスポイント記録部２４と、提供者側から
提供される提供情報を無接触で記録する情報記録部２２
と、提供情報の閲覧の実績を記録する閲覧実績情報記録
部２３を有し、提供者１から顧客２に対して発行される
無線ポイントカード３が用いられる。提供者１に無線送
受信機８とカード・リーダ／ライタ５が備えられ、顧客
に対して提供情報を無線で提供するとともに閲覧実績を
検出して追加還元サービスを行う。
供者側と顧客側の双方にとって有益となる。 【解決手段】 書き換え不能な顧客識別情報が記録され
る顧客識別情報記録部２０と、サービスポイント数が記
録されるサービスポイント記録部２４と、提供者側から
提供される提供情報を無接触で記録する情報記録部２２
と、提供情報の閲覧の実績を記録する閲覧実績情報記録
部２３を有し、提供者１から顧客２に対して発行される
無線ポイントカード３が用いられる。提供者１に無線送
受信機８とカード・リーダ／ライタ５が備えられ、顧客
に対して提供情報を無線で提供するとともに閲覧実績を
検出して追加還元サービスを行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の購入等の対
価に応じて付与されるサービスポイントを順次記録する
ポイントカード、このポイントカードを処理するポイン
トカード処理装置及びポイントカードシステムに関す
る。
価に応じて付与されるサービスポイントを順次記録する
ポイントカード、このポイントカードを処理するポイン
トカード処理装置及びポイントカードシステムに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】デパートや大型店舗等においては、特定
の顧客に対する還元サービスとしてポイントカードシス
テムが実施されている。ポイントカードシステムは、予
め登録した顧客に対して店舗（提供者）側からポイント
カードが発行され、このポイントカードを持参した顧客
が物品の購入や有償サービスの提供を受けたりして対価
の支払いを行った際に、対価に応じた所定のサービスポ
イントが付与されてポイントカードに記録される。
の顧客に対する還元サービスとしてポイントカードシス
テムが実施されている。ポイントカードシステムは、予
め登録した顧客に対して店舗（提供者）側からポイント
カードが発行され、このポイントカードを持参した顧客
が物品の購入や有償サービスの提供を受けたりして対価
の支払いを行った際に、対価に応じた所定のサービスポ
イントが付与されてポイントカードに記録される。
【０００３】ポイントカードシステムにおいては、顧客
が次回の物品購入等を行う際に、ポイントカードに記録
されたサービスポイント数に応じてディスカウントや適
宜のサービスの提供が受けられるようにする。ポイント
カードシステムは、提供者側にとってはポイントカード
を通じて顧客に関する種々の情報が得られることで、例
えばダイレクトメールの効率的な発送等に極めて有効で
ある。また、ポイントカードシステムは、顧客側にとっ
ても還元サービスや割引等の種々の特典が得られること
で有益である。
が次回の物品購入等を行う際に、ポイントカードに記録
されたサービスポイント数に応じてディスカウントや適
宜のサービスの提供が受けられるようにする。ポイント
カードシステムは、提供者側にとってはポイントカード
を通じて顧客に関する種々の情報が得られることで、例
えばダイレクトメールの効率的な発送等に極めて有効で
ある。また、ポイントカードシステムは、顧客側にとっ
ても還元サービスや割引等の種々の特典が得られること
で有益である。
【０００４】ところで、現在では、上述したポイントカ
ードばかりでなく、銀行カードや種々のプリペイドカー
ド或いは定期券等の種々のカードが提供されている。多
くのカードシステムにおいては、所有者から差し出され
たカードが提供者側に設置したカード・リーダ／ライタ
に挿入され、情報等の記録、再生が行われる。多くのカ
ードシステムにおいては、このように所有者と提供者と
の間でカードの受け渡しが行われて所定の処理が行われ
る。
ードばかりでなく、銀行カードや種々のプリペイドカー
ド或いは定期券等の種々のカードが提供されている。多
くのカードシステムにおいては、所有者から差し出され
たカードが提供者側に設置したカード・リーダ／ライタ
に挿入され、情報等の記録、再生が行われる。多くのカ
ードシステムにおいては、このように所有者と提供者と
の間でカードの受け渡しが行われて所定の処理が行われ
る。
【０００５】カードシステムにおいては、高容量化、高
機能化のカードを用いることにより様々なシステム展
開、運用が図られている。例えば、特開２０００−１１
２１８号「無線カードシステム及びその制御方法」公報
には、無線機能を備えた無線カードを用いた自動改札機
等の駅務システムが開示されている。同システムによれ
ば、自動改札機へのカードの投入を不要として改札処理
が行われ。同システムによれば、無線カードが単に定期
券やプリペイドカードの機能ばかりでなく、改札通過に
際して無線で提供される案内情報の記録媒体機能を奏す
る。
機能化のカードを用いることにより様々なシステム展
開、運用が図られている。例えば、特開２０００−１１
２１８号「無線カードシステム及びその制御方法」公報
には、無線機能を備えた無線カードを用いた自動改札機
等の駅務システムが開示されている。同システムによれ
ば、自動改札機へのカードの投入を不要として改札処理
が行われ。同システムによれば、無線カードが単に定期
券やプリペイドカードの機能ばかりでなく、改札通過に
際して無線で提供される案内情報の記録媒体機能を奏す
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ポイントカードシステ
ムは、上述したように提供者側と顧客側の双方にとって
有益なシステムである。従来のポイントカードシステム
においては、例えばポイントカードに記録された顧客の
識別情報（ＩＤ情報）を利用して、購買実績等のマーケ
ティング情報が収集され、これを基に個別のメールサー
ビスや特典付加等を行ったシステム運用が図られてい
る。
ムは、上述したように提供者側と顧客側の双方にとって
有益なシステムである。従来のポイントカードシステム
においては、例えばポイントカードに記録された顧客の
識別情報（ＩＤ情報）を利用して、購買実績等のマーケ
ティング情報が収集され、これを基に個別のメールサー
ビスや特典付加等を行ったシステム運用が図られてい
る。
【０００７】ところで、提供者にとっては、多額費用と
手間をかけた広告が、顧客に対して実際にどの程度の直
接効果があったかを把握することが極めて重要である。
提供者は、広告の効果について、例えば個別のダイレク
トメールを送付した後に顧客が来店して物品の購入を行
った場合に、顧客が送付したダイレクトメールを見て来
店して購入を行ったと推定せざるを得なかった。提供者
は、この推定に基づいて次の広告の企画立案を行ってい
るが、必ずしも顧客のニーズに適合した効率的かつ有効
な広告が行い得ないといった問題もあった。
手間をかけた広告が、顧客に対して実際にどの程度の直
接効果があったかを把握することが極めて重要である。
提供者は、広告の効果について、例えば個別のダイレク
トメールを送付した後に顧客が来店して物品の購入を行
った場合に、顧客が送付したダイレクトメールを見て来
店して購入を行ったと推定せざるを得なかった。提供者
は、この推定に基づいて次の広告の企画立案を行ってい
るが、必ずしも顧客のニーズに適合した効率的かつ有効
な広告が行い得ないといった問題もあった。
【０００８】一方、従来のポイントカードシステムは、
物品等を購入した顧客を対象としており、顧客がいつど
のような物品を購入したかを内容としたマーケッティン
グ情報を得ることが可能である。しかしながら、従来の
ポイントカードシステムは、顧客がどのような情報（広
告）に基づいて来店したかといった極めの細かい情報ま
でを得ることはできなかった。かかる情報は、例えば来
店した顧客に対してアンケートを求めたりインタビュー
を行う等によっても対応可能であるが、ロードも大きく
かつ充分かつ精度の高い情報収集が困難である。
物品等を購入した顧客を対象としており、顧客がいつど
のような物品を購入したかを内容としたマーケッティン
グ情報を得ることが可能である。しかしながら、従来の
ポイントカードシステムは、顧客がどのような情報（広
告）に基づいて来店したかといった極めの細かい情報ま
でを得ることはできなかった。かかる情報は、例えば来
店した顧客に対してアンケートを求めたりインタビュー
を行う等によっても対応可能であるが、ロードも大きく
かつ充分かつ精度の高い情報収集が困難である。
【０００９】また、従来のポイントカードシステムは、
そのシステム内容がほとんど同様であり、導入に際して
カード処理のソフトウェア開発、カードリーダ等の設備
導入或いはカードの発行等のために多額の投資を必要と
するが顧客に対するインパクトが小さくＰＲ効果も少な
い。さらに、従来のポイントカードシステムにおいて
は、ポイントカードが顧客の識別情報と、提供者側から
付与される還元サービスのポイント数を記録する媒体と
しての機能を奏するにすぎなかった。
そのシステム内容がほとんど同様であり、導入に際して
カード処理のソフトウェア開発、カードリーダ等の設備
導入或いはカードの発行等のために多額の投資を必要と
するが顧客に対するインパクトが小さくＰＲ効果も少な
い。さらに、従来のポイントカードシステムにおいて
は、ポイントカードが顧客の識別情報と、提供者側から
付与される還元サービスのポイント数を記録する媒体と
しての機能を奏するにすぎなかった。
【００１０】したがって、本発明は、従来のポイントカ
ードシステムの利点を全て踏襲するとともに、提供者側
と顧客側の双方にとって有効な新たな付加価値を提供す
るようにしたポイントカード、ポイントカード処理装置
及びポイントカードシステムを提供することを目的に提
案されたものである。
ードシステムの利点を全て踏襲するとともに、提供者側
と顧客側の双方にとって有効な新たな付加価値を提供す
るようにしたポイントカード、ポイントカード処理装置
及びポイントカードシステムを提供することを目的に提
案されたものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかるポイントカードは、提供者側から特定の
顧客に対して発行され、顧客が物品の購入や有償サービ
スの提供等を受けて対価の支払いを行う際に提供者側に
提示されてサービスポイントが記録される。ポイントカ
ードは、書き換え不能な顧客識別情報が記録される顧客
識別情報記録部と、サービスポイントが記録されるサー
ビスポイント記録部と、提供者側から通信網を介して提
供される広告情報等の提供情報を記録する情報記録部と
を有して構成される。また、ポイントカードには、情報
記録部に記録された提供情報の閲覧操作を行った際に、
その閲覧実績情報が記録される閲覧実績情報記録部が設
けられる。
本発明にかかるポイントカードは、提供者側から特定の
顧客に対して発行され、顧客が物品の購入や有償サービ
スの提供等を受けて対価の支払いを行う際に提供者側に
提示されてサービスポイントが記録される。ポイントカ
ードは、書き換え不能な顧客識別情報が記録される顧客
識別情報記録部と、サービスポイントが記録されるサー
ビスポイント記録部と、提供者側から通信網を介して提
供される広告情報等の提供情報を記録する情報記録部と
を有して構成される。また、ポイントカードには、情報
記録部に記録された提供情報の閲覧操作を行った際に、
その閲覧実績情報が記録される閲覧実績情報記録部が設
けられる。
【００１２】以上のように構成された本発明にかかるポ
イントカードによれば、物品の購入等に際して提供者側
に提示すると、カード・リーダ／ライタによりサービス
ポイント記録部に記録されたサービスポイントの読み取
りが行われとともに、新たに付与されたサービスポイン
トの記録が行われる。ポイントカードには、提供者側か
ら通信網を介して提供された広告等の提供情報が、情報
記録部に記録される。したがって、ポイントカードは、
サービスポイントの記録媒体の機能ばかりでなく、広告
等の記録媒体としての機能も奏する。
イントカードによれば、物品の購入等に際して提供者側
に提示すると、カード・リーダ／ライタによりサービス
ポイント記録部に記録されたサービスポイントの読み取
りが行われとともに、新たに付与されたサービスポイン
トの記録が行われる。ポイントカードには、提供者側か
ら通信網を介して提供された広告等の提供情報が、情報
記録部に記録される。したがって、ポイントカードは、
サービスポイントの記録媒体の機能ばかりでなく、広告
等の記録媒体としての機能も奏する。
【００１３】また、ポイントカードには、カードリーダ
等の適宜の再生手段によってその閲覧操作を行うことで
閲覧実績識別情報記録部に閲覧実績情報が記録される。
ポイントカードは、サービスポイントの読取りや記録を
行う際に閲覧実績情報が検出され、この閲覧実績情報に
基づいて所定の追加還元サービスの提供が受けられるよ
うになる。ポイントカードによれば、提供者側にとって
提供した提供情報が顧客側で有効に見られたか否かを的
確に把握することを可能とする。また、ポイントカード
によれば、顧客側において提供者側から有効な提供情報
の提供が受けられるようになるとともに、より多くの特
典が得られるようにする。ポイントカードは、提供者側
から顧客に対する提供情報の媒体機能を奏することか
ら、付加価値の高い新たなポイントカードシステムを構
築する。
等の適宜の再生手段によってその閲覧操作を行うことで
閲覧実績識別情報記録部に閲覧実績情報が記録される。
ポイントカードは、サービスポイントの読取りや記録を
行う際に閲覧実績情報が検出され、この閲覧実績情報に
基づいて所定の追加還元サービスの提供が受けられるよ
うになる。ポイントカードによれば、提供者側にとって
提供した提供情報が顧客側で有効に見られたか否かを的
確に把握することを可能とする。また、ポイントカード
によれば、顧客側において提供者側から有効な提供情報
の提供が受けられるようになるとともに、より多くの特
典が得られるようにする。ポイントカードは、提供者側
から顧客に対する提供情報の媒体機能を奏することか
ら、付加価値の高い新たなポイントカードシステムを構
築する。
【００１４】また、上述した目的を達成する本発明にか
かるポイントカード処理装置は、ポイントカードを処理
するカード・リーダ／ライタと、提供情報送信手段とを
備えて構成される。カード・リーダ／ライタは、提供者
側から特定の顧客に対して発行され、顧客が物品の購入
や有償サービスの提供を受ける等して対価の支払いを行
う際に提示されるポイントカードについて、記録された
サービスポイントの読み出しを行うとともに新たに付与
されるサービスポイントを記録する。提供情報送信手段
は、通信網を介して顧客に対して広告情報等の提供情報
を提供し、この提供情報をポイントカードに記録するよ
うにする。
かるポイントカード処理装置は、ポイントカードを処理
するカード・リーダ／ライタと、提供情報送信手段とを
備えて構成される。カード・リーダ／ライタは、提供者
側から特定の顧客に対して発行され、顧客が物品の購入
や有償サービスの提供を受ける等して対価の支払いを行
う際に提示されるポイントカードについて、記録された
サービスポイントの読み出しを行うとともに新たに付与
されるサービスポイントを記録する。提供情報送信手段
は、通信網を介して顧客に対して広告情報等の提供情報
を提供し、この提供情報をポイントカードに記録するよ
うにする。
【００１５】以上のように構成された本発明にかかるポ
イントカード処理装置によれば、顧客から提示されたポ
イントカードに対してカード・リーダ／ライタによって
記録されたサービスポイントの読み取りを行うととも
に、新たに付与したサービスポイントを記録する。ポイ
ントカード処理装置によれば、提供情報送信手段によっ
て通信網を介して顧客が保有するポイントカードに対し
て広告等の情報を提供してこれを記録させる。ポイント
カード処理装置によれば、顧客が提供情報の閲覧操作を
行うことによって、ポイントカードに記録された閲覧実
績情報をカード・リーダ／ライタによって検出する。
イントカード処理装置によれば、顧客から提示されたポ
イントカードに対してカード・リーダ／ライタによって
記録されたサービスポイントの読み取りを行うととも
に、新たに付与したサービスポイントを記録する。ポイ
ントカード処理装置によれば、提供情報送信手段によっ
て通信網を介して顧客が保有するポイントカードに対し
て広告等の情報を提供してこれを記録させる。ポイント
カード処理装置によれば、顧客が提供情報の閲覧操作を
行うことによって、ポイントカードに記録された閲覧実
績情報をカード・リーダ／ライタによって検出する。
【００１６】ポイントカード処理装置によれば、検出し
た閲覧実績情報に基づいて提供者側から顧客に対して所
定の追加サービスの提供が受けられるようにする。ポイ
ントカード処理装置によれば、提供者側にとって提供し
た提供情報が顧客側で有効に見られたか否かを的確に把
握することを可能とする。また、ポイントカード処理装
置によれば、顧客側において提供者側から有効な提供情
報の提供が受けられるようにするとともに、より多くの
特典が得られるようにする。ポイントカード処理装置
は、ポイントカードに提供者側から顧客に対する提供情
報の媒体機能を奏させることで、付加価値の高い新たな
ポイントカードシステムを構築する。
た閲覧実績情報に基づいて提供者側から顧客に対して所
定の追加サービスの提供が受けられるようにする。ポイ
ントカード処理装置によれば、提供者側にとって提供し
た提供情報が顧客側で有効に見られたか否かを的確に把
握することを可能とする。また、ポイントカード処理装
置によれば、顧客側において提供者側から有効な提供情
報の提供が受けられるようにするとともに、より多くの
特典が得られるようにする。ポイントカード処理装置
は、ポイントカードに提供者側から顧客に対する提供情
報の媒体機能を奏させることで、付加価値の高い新たな
ポイントカードシステムを構築する。
【００１７】さらに、上述した目的を達成する本発明に
かかるポイントカードシステムは、書き換え不能な顧客
識別情報が記録される顧客識別情報記録部と、サービス
ポイント数が記録されるサービスポイント記録部と、提
供者側から提供される提供情報を記録する情報記録部と
を有し、提供者側から特定の顧客に対して発行されるポ
イントカードが用いられる。ポイントカードには、顧客
によって情報記録部に記録された提供情報の閲覧操作を
行った際に、閲覧実績情報を記録する閲覧実績情報記録
部が設けられる。ポイントカードシステムにおいては、
提供者側に、通信網を介して広告情報等からなる情報を
提供する情報提供装置と、顧客から提出されたポイント
カードからポイント記録部に記録されたサービスポイン
トの読み取りを行うとともに新たに付与されたサービス
ポイントを記録するカード・リーダ／ライタが備えられ
る。カード・リーダ／ライタは、ポイントカードの閲覧
実績情報記録部に記録された閲覧実績情報を検出する。
かかるポイントカードシステムは、書き換え不能な顧客
識別情報が記録される顧客識別情報記録部と、サービス
ポイント数が記録されるサービスポイント記録部と、提
供者側から提供される提供情報を記録する情報記録部と
を有し、提供者側から特定の顧客に対して発行されるポ
イントカードが用いられる。ポイントカードには、顧客
によって情報記録部に記録された提供情報の閲覧操作を
行った際に、閲覧実績情報を記録する閲覧実績情報記録
部が設けられる。ポイントカードシステムにおいては、
提供者側に、通信網を介して広告情報等からなる情報を
提供する情報提供装置と、顧客から提出されたポイント
カードからポイント記録部に記録されたサービスポイン
トの読み取りを行うとともに新たに付与されたサービス
ポイントを記録するカード・リーダ／ライタが備えられ
る。カード・リーダ／ライタは、ポイントカードの閲覧
実績情報記録部に記録された閲覧実績情報を検出する。
【００１８】以上のよう構成された本発明にかかるポイ
ントカードシステムによれば、顧客が物品の購入や有償
サービスの提供等を受けて対価の支払いを行う際に提示
されたポイントカードに対して、提供者側においてカー
ド・リーダ／ライタによりそのポイント記録部に記録さ
れたサービスポイントの読み取りを行うとともに、新た
に付与したサービスポイントを記録する。ポイントカー
ドシステムによれば、提供者側から提供情報送信手段に
より広告等の情報が通信網を介して顧客に対して提供さ
れ、この提供情報がポイントカードの情報記録部に記録
される。したがって、ポイントカードシステムによれ
ば、ポイントカードが、サービスポイントの記録媒体の
機能ばかりでなく広告等の記録媒体としての機能も奏す
ることで付加価値の向上が図られるようになる。
ントカードシステムによれば、顧客が物品の購入や有償
サービスの提供等を受けて対価の支払いを行う際に提示
されたポイントカードに対して、提供者側においてカー
ド・リーダ／ライタによりそのポイント記録部に記録さ
れたサービスポイントの読み取りを行うとともに、新た
に付与したサービスポイントを記録する。ポイントカー
ドシステムによれば、提供者側から提供情報送信手段に
より広告等の情報が通信網を介して顧客に対して提供さ
れ、この提供情報がポイントカードの情報記録部に記録
される。したがって、ポイントカードシステムによれ
ば、ポイントカードが、サービスポイントの記録媒体の
機能ばかりでなく広告等の記録媒体としての機能も奏す
ることで付加価値の向上が図られるようになる。
【００１９】ポイントカードシステムによれば、顧客側
において提供情報の閲覧操作が行われてポイントカード
に閲覧実績情報が記録され、この閲覧実績情報がサービ
スポイントの読取りと同時にカード・リーダ／ライタに
よって検出される。ポイントカードシステムによれば、
検出した閲覧実績情報に基づいて提供者側から顧客に対
して所定の追加サービスの提供が受けられるようにす
る。したがって、ポイントカードシステムによれば、提
供者側にとって提供した提供情報が顧客側で有効に見ら
れたか否かを的確に把握することが可能となる。また、
ポイントカードシステムによれば、顧客側において提供
者側から有効な提供情報の提供が受けられるようにする
とともに、より多くの特典が得られるようになる。ポイ
ントカードシステムは、ポイントカードに提供者側から
顧客に対する提供情報の媒体機能を奏させることで、提
供者側と顧客側とにとって付加価値の高い新たなシステ
ムを構築する。
において提供情報の閲覧操作が行われてポイントカード
に閲覧実績情報が記録され、この閲覧実績情報がサービ
スポイントの読取りと同時にカード・リーダ／ライタに
よって検出される。ポイントカードシステムによれば、
検出した閲覧実績情報に基づいて提供者側から顧客に対
して所定の追加サービスの提供が受けられるようにす
る。したがって、ポイントカードシステムによれば、提
供者側にとって提供した提供情報が顧客側で有効に見ら
れたか否かを的確に把握することが可能となる。また、
ポイントカードシステムによれば、顧客側において提供
者側から有効な提供情報の提供が受けられるようにする
とともに、より多くの特典が得られるようになる。ポイ
ントカードシステムは、ポイントカードに提供者側から
顧客に対する提供情報の媒体機能を奏させることで、提
供者側と顧客側とにとって付加価値の高い新たなシステ
ムを構築する。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。ポイントカードシ
ステムは、図１に示すように、物品や有償サービス等
（以下、物品等と総称する。）を提供する多数の提供者
１（１ａ〜１ｎ）から、例えば発行の申請手続き等を行
った特定の顧客２（２ａ〜２ｍ）に対して無線ポイント
カード３（３ａ〜３ｍ）が発行される。ポイントカード
システムにおいては、従来のポイントカードシステムと
同様に、顧客２が物品等の購入を行った際に無線ポイン
トカード３を提示すると、提供者１からこの無線ポイン
トカード３に対価に応じた点数のサービスポイントが記
録される。
て、図面を参照して詳細に説明する。ポイントカードシ
ステムは、図１に示すように、物品や有償サービス等
（以下、物品等と総称する。）を提供する多数の提供者
１（１ａ〜１ｎ）から、例えば発行の申請手続き等を行
った特定の顧客２（２ａ〜２ｍ）に対して無線ポイント
カード３（３ａ〜３ｍ）が発行される。ポイントカード
システムにおいては、従来のポイントカードシステムと
同様に、顧客２が物品等の購入を行った際に無線ポイン
トカード３を提示すると、提供者１からこの無線ポイン
トカード３に対価に応じた点数のサービスポイントが記
録される。
【００２１】ポイントカードシステムにおいては、従来
と同様の手続きによって無線ポイントカード３が顧客２
に対して発行される。ポイントカードシステムにおいて
は、例えば顧客２が作成する申請書に氏名、住所、生年
月日、年令、性別、勤務先、電話番号或いは家族構成等
の個人情報が記載される。ポイントカードシステムにお
いては、申請書の内容確認に基づいて提供者１から顧客
２に対して無線ポイントカード３が発行されるが、その
際に顧客ＩＤが付与される。顧客ＩＤは、後述するよう
に提供者１及び顧客２の双方で書き換え不能な情報とし
て無線ポイントカード３に記録される。
と同様の手続きによって無線ポイントカード３が顧客２
に対して発行される。ポイントカードシステムにおいて
は、例えば顧客２が作成する申請書に氏名、住所、生年
月日、年令、性別、勤務先、電話番号或いは家族構成等
の個人情報が記載される。ポイントカードシステムにお
いては、申請書の内容確認に基づいて提供者１から顧客
２に対して無線ポイントカード３が発行されるが、その
際に顧客ＩＤが付与される。顧客ＩＤは、後述するよう
に提供者１及び顧客２の双方で書き換え不能な情報とし
て無線ポイントカード３に記録される。
【００２２】ポイントカードシステムにおいては、無線
ポイントカード３の発行申請手続きが、センタで一括し
て或いは各店舗で個別に行われる。ポイントカードシス
テムにおいては、各店舗で個別に申請手続きが行われた
場合でも、上述した個人情報がセンタへと送られてデー
タベース化されて全体で利用される。
ポイントカード３の発行申請手続きが、センタで一括し
て或いは各店舗で個別に行われる。ポイントカードシス
テムにおいては、各店舗で個別に申請手続きが行われた
場合でも、上述した個人情報がセンタへと送られてデー
タベース化されて全体で利用される。
【００２３】ポイントカードシステムは、詳細を後述す
るように、無線ポイントカード３が提供者１から無線通
信網を介して提供される広告等の提供情報を記録する記
録媒体としても機能する。ポイントカードシステムは、
提供者１から提供される提供情報について、顧客２がそ
の受け取りの可否を選択可能とする。ポイントカードシ
ステムは、無線ポイントカード３に記録された提供情報
を顧客２が閲覧することにより、物品等の購入に際して
提供者１からサービスポイントの追加等の特典が受けら
れるようにする。したがって、ポイントカードシステム
は、提供者１が顧客２に対して手軽に情報の提供を行う
ことが可能とされるとともに、顧客２によって提供情報
の閲覧がより効率的に行われるようになる。
るように、無線ポイントカード３が提供者１から無線通
信網を介して提供される広告等の提供情報を記録する記
録媒体としても機能する。ポイントカードシステムは、
提供者１から提供される提供情報について、顧客２がそ
の受け取りの可否を選択可能とする。ポイントカードシ
ステムは、無線ポイントカード３に記録された提供情報
を顧客２が閲覧することにより、物品等の購入に際して
提供者１からサービスポイントの追加等の特典が受けら
れるようにする。したがって、ポイントカードシステム
は、提供者１が顧客２に対して手軽に情報の提供を行う
ことが可能とされるとともに、顧客２によって提供情報
の閲覧がより効率的に行われるようになる。
【００２４】ポイントカードシステムにおいては、図１
に示すように、提供者１側にそれぞれ管理制御用のコン
ピュータ４（４ａ〜４ｎ）と、無線ポイントカード３に
対するサービスポイントの読取・記録等を行うカード・
リーダ／ライタ５（５ａ〜５ｎ）と、顧客２に関する情
報を蓄積する顧客データベース６（６ａ〜６ｎ）と、顧
客２に提供した提供情報を管理する情報データベース７
（７ａ〜７ｎ）と、無線送受信機８（８ａ〜８ｎ）とが
備えられる。提供者１側には、図示しないが売上げ記録
や集計等を行うキャッシュレジスタや、カード・リーダ
／ライタ５の出力情報を表示するモニタ等が備えられ
る。
に示すように、提供者１側にそれぞれ管理制御用のコン
ピュータ４（４ａ〜４ｎ）と、無線ポイントカード３に
対するサービスポイントの読取・記録等を行うカード・
リーダ／ライタ５（５ａ〜５ｎ）と、顧客２に関する情
報を蓄積する顧客データベース６（６ａ〜６ｎ）と、顧
客２に提供した提供情報を管理する情報データベース７
（７ａ〜７ｎ）と、無線送受信機８（８ａ〜８ｎ）とが
備えられる。提供者１側には、図示しないが売上げ記録
や集計等を行うキャッシュレジスタや、カード・リーダ
／ライタ５の出力情報を表示するモニタ等が備えられ
る。
【００２５】ポイントカードシステムにおいては、各提
供者１毎に顧客データベース６や情報データベース７を
備えるようにしたが、例えばセンタにおいてこれらを一
括して管理するようにしてもよい。ポイントカードシス
テムにおいては、この場合センタと各提供者１との間が
適宜の通信網を介して接続されて、所定の顧客情報や提
供情報がコンピュータ４を介して相互に送信されるよう
に構成される。
供者１毎に顧客データベース６や情報データベース７を
備えるようにしたが、例えばセンタにおいてこれらを一
括して管理するようにしてもよい。ポイントカードシス
テムにおいては、この場合センタと各提供者１との間が
適宜の通信網を介して接続されて、所定の顧客情報や提
供情報がコンピュータ４を介して相互に送信されるよう
に構成される。
【００２６】コンピュータ４は、上述したポイントカー
ドシステムを構成する各装置を接続してそれらの動作制
御を担当するが、例えば店舗の売上管理を行うＰＯＳ機
能や従業員の出退勤や給与処理等を担当するホストコン
ピュータであってもよい。コンピュータ４には、カード
・リーダ／ライタ５から無線ポイントカード３の種々の
記録情報が入力される。コンピュータ４は、カード・リ
ーダ／ライタ５に対して所定の情報を入力することによ
り、無線ポイントカード３に当該情報を記録するように
する。コンピュータ４は、顧客２から提出された申請書
に記載された事項の入力処理を行って後述する顧客デー
タベース６にその情報を登録する。
ドシステムを構成する各装置を接続してそれらの動作制
御を担当するが、例えば店舗の売上管理を行うＰＯＳ機
能や従業員の出退勤や給与処理等を担当するホストコン
ピュータであってもよい。コンピュータ４には、カード
・リーダ／ライタ５から無線ポイントカード３の種々の
記録情報が入力される。コンピュータ４は、カード・リ
ーダ／ライタ５に対して所定の情報を入力することによ
り、無線ポイントカード３に当該情報を記録するように
する。コンピュータ４は、顧客２から提出された申請書
に記載された事項の入力処理を行って後述する顧客デー
タベース６にその情報を登録する。
【００２７】カード・リーダ／ライタ５は、顧客２から
提示された無線ポイントカード３が装填されることによ
り、記録されたＩＤ情報やサービスポイントの読出し操
作を行う。カード・リーダ／ライタ５は、例えばキャッ
シュレジスタに一体に付設されてもよく、金額や物品
名、日付或いは時間等の売上げ情報とともに上述した情
報をコンピュータ４へと出力する。
提示された無線ポイントカード３が装填されることによ
り、記録されたＩＤ情報やサービスポイントの読出し操
作を行う。カード・リーダ／ライタ５は、例えばキャッ
シュレジスタに一体に付設されてもよく、金額や物品
名、日付或いは時間等の売上げ情報とともに上述した情
報をコンピュータ４へと出力する。
【００２８】顧客データベース６には、各顧客２毎にそ
のＩＤ情報とともに情報無線ポイントカード３の発行時
に登録した情報や、過去の物品等の購入に関する情報が
蓄積される。顧客データベース６には、顧客２が物品等
の購入を行う毎にその情報がコンピュータ４を介して新
規情報としてさらに蓄積される。顧客データベース６
は、共用データベースとしてセンタで一括管理するよう
にしてよく、また各提供者１毎にオリジナルデータ用と
して備えられてもよい。
のＩＤ情報とともに情報無線ポイントカード３の発行時
に登録した情報や、過去の物品等の購入に関する情報が
蓄積される。顧客データベース６には、顧客２が物品等
の購入を行う毎にその情報がコンピュータ４を介して新
規情報としてさらに蓄積される。顧客データベース６
は、共用データベースとしてセンタで一括管理するよう
にしてよく、また各提供者１毎にオリジナルデータ用と
して備えられてもよい。
【００２９】顧客情報は、カード・リーダ／ライタ５に
よって無線ポイントカード３に記録されたＩＤ情報の読
み取りが行われると、コンピュータ４の指令に基づいて
顧客データベース６から取り出されてモニタ等に表示さ
れる。提供者１は、顧客データベース６に蓄積された各
顧客２毎の個別情報を利用して、特定の提供情報を作成
して当該顧客２に対して提供することも可能である。
よって無線ポイントカード３に記録されたＩＤ情報の読
み取りが行われると、コンピュータ４の指令に基づいて
顧客データベース６から取り出されてモニタ等に表示さ
れる。提供者１は、顧客データベース６に蓄積された各
顧客２毎の個別情報を利用して、特定の提供情報を作成
して当該顧客２に対して提供することも可能である。
【００３０】情報データベース７には、提供情報に関す
るデータが蓄積されており、後述するようにカード・リ
ーダ／ライタ５によって無線ポイントカード３に記録さ
れた提供情報の閲覧フラッグが検出されると、コンピュ
ータ４の指令に基づいてこの閲覧フラッグと蓄積データ
との照合が行われる。提供情報は、各提供者１やその店
舗、扱い商品の広告情報やバーゲンのお知らせ等からな
り、共通情報とともに各情報者１によって作成された情
報も含んでいる。さらに、提供情報としては、例えば種
々のアンケート情報も含んでいる。提供情報には、閲覧
の有効期間の情報も含まれる。
るデータが蓄積されており、後述するようにカード・リ
ーダ／ライタ５によって無線ポイントカード３に記録さ
れた提供情報の閲覧フラッグが検出されると、コンピュ
ータ４の指令に基づいてこの閲覧フラッグと蓄積データ
との照合が行われる。提供情報は、各提供者１やその店
舗、扱い商品の広告情報やバーゲンのお知らせ等からな
り、共通情報とともに各情報者１によって作成された情
報も含んでいる。さらに、提供情報としては、例えば種
々のアンケート情報も含んでいる。提供情報には、閲覧
の有効期間の情報も含まれる。
【００３１】無線送受信機８には、比較的簡易でかつ廉
価にシステム構成が可能な近距離無線通信システム、例
えばブルートゥース通信システム（Bluetooh System）
仕様の無線送受信機が用いられる。無線送受信機８は、
約１０ｍの範囲にある無線ポイントカード３に対して提
供情報を無接触で記録することが可能である。無線送受
信機８は、コンピュータ４の指令に基づいて情報データ
ベース７から取り出した提供情報を発信する。無線送受
信機８は、アンテナが例えば店舗の入り口やキャッシャ
の付近に設置されることにより、来店したり物品等の購
入を行った顧客２の無線ポイントカード３に対して提供
情報を無意識のうちに記録させる。無線送受信機８は、
例えば店内に入らずにウインドショッピングする顧客２
の無線ポイントカード３に対しても提供情報を記録させ
る。勿論、ポイントカードシステムは、上述した無線通
信システムに限定されるものではなく、他の無線通信シ
ステムも適用される。
価にシステム構成が可能な近距離無線通信システム、例
えばブルートゥース通信システム（Bluetooh System）
仕様の無線送受信機が用いられる。無線送受信機８は、
約１０ｍの範囲にある無線ポイントカード３に対して提
供情報を無接触で記録することが可能である。無線送受
信機８は、コンピュータ４の指令に基づいて情報データ
ベース７から取り出した提供情報を発信する。無線送受
信機８は、アンテナが例えば店舗の入り口やキャッシャ
の付近に設置されることにより、来店したり物品等の購
入を行った顧客２の無線ポイントカード３に対して提供
情報を無意識のうちに記録させる。無線送受信機８は、
例えば店内に入らずにウインドショッピングする顧客２
の無線ポイントカード３に対しても提供情報を記録させ
る。勿論、ポイントカードシステムは、上述した無線通
信システムに限定されるものではなく、他の無線通信シ
ステムも適用される。
【００３２】ポイントカードシステムにおいては、顧客
２側にも、それぞれが保有する無線ポイントカード３に
記録されたサービスポイントや提供情報等を読み取りか
つ所定の情報を記録するカード・リーダ／ライタ９（９
ａ〜９ｍ）が備えられる。顧客２側には、カード・リー
ダ／ライタ９によって無線ポイントカード３から読み取
られた出力情報を表示するモニタ等も備えられる。な
お、ポイントカードシステムにおいては、カード・リー
ダ／ライタ９とともに、或いはこれに代えて例えばカー
ド処理機能を備えたパーソナルコンピュータによって無
線ポイントカード３に対して上述した処理を行うように
してもよい。
２側にも、それぞれが保有する無線ポイントカード３に
記録されたサービスポイントや提供情報等を読み取りか
つ所定の情報を記録するカード・リーダ／ライタ９（９
ａ〜９ｍ）が備えられる。顧客２側には、カード・リー
ダ／ライタ９によって無線ポイントカード３から読み取
られた出力情報を表示するモニタ等も備えられる。な
お、ポイントカードシステムにおいては、カード・リー
ダ／ライタ９とともに、或いはこれに代えて例えばカー
ド処理機能を備えたパーソナルコンピュータによって無
線ポイントカード３に対して上述した処理を行うように
してもよい。
【００３３】ポイントカードシステムにおいては、物品
等の購入に際して顧客２から無線ポイントカード３が提
示されるとともに申し出に応じて、提供者１から顧客２
に対して無線ポイントカード３に記録されたサービスポ
イント数に応じた還元サービスの提供、例えば対価から
のサービスポイント数に応じた値引きやサービスの提供
或いは景品の提供等が行われる。ポイントカードシステ
ムにおいては、当該還元サービスの提供により、無線ポ
イントカード３からサービスポイント数の減算処理を行
うとともに対価に応じて新たに付与されたサービスポイ
ント数が加算されて記録される。
等の購入に際して顧客２から無線ポイントカード３が提
示されるとともに申し出に応じて、提供者１から顧客２
に対して無線ポイントカード３に記録されたサービスポ
イント数に応じた還元サービスの提供、例えば対価から
のサービスポイント数に応じた値引きやサービスの提供
或いは景品の提供等が行われる。ポイントカードシステ
ムにおいては、当該還元サービスの提供により、無線ポ
イントカード３からサービスポイント数の減算処理を行
うとともに対価に応じて新たに付与されたサービスポイ
ント数が加算されて記録される。
【００３４】ポイントカードシステムにおいては、顧客
２の申し出に応じて、無線ポイントカード３に記録され
たサービスポイント数に対して新たに付与されたサービ
スポイント数を加算して記録するようにする。ポイント
カードシステムにおいては、後述するように顧客２によ
って無線ポイントカード３に記録された提供情報の閲覧
により、追加のサービスポイントが付与されて加算され
るようにする。提供情報については、上述したように顧
客２からの回答が得にくいアンケート情報も含んでい
る。ポイントカードシステムにおいては、かかるアンケ
ート情報の回答に対してより高率の追加サービスポイン
トを付与するようにしてもよい。
２の申し出に応じて、無線ポイントカード３に記録され
たサービスポイント数に対して新たに付与されたサービ
スポイント数を加算して記録するようにする。ポイント
カードシステムにおいては、後述するように顧客２によ
って無線ポイントカード３に記録された提供情報の閲覧
により、追加のサービスポイントが付与されて加算され
るようにする。提供情報については、上述したように顧
客２からの回答が得にくいアンケート情報も含んでい
る。ポイントカードシステムにおいては、かかるアンケ
ート情報の回答に対してより高率の追加サービスポイン
トを付与するようにしてもよい。
【００３５】ポイントカードシステムには、多数の提供
者１間において詳細を後述するようにフォーマットが統
一され、所定の情報を非接触で書き換え可能な無線ポイ
ントカード３が用いられる。無線ポイントカード３に
は、図２に示すように、メモリ部１０と、リードライト
コネクタ部１１と、制御回路部１２と、マイクロプロセ
ッサ１３及び無線通信モジュール（Bluetooh Module）
１４とが備えられている。無線通信モジュール１４に
は、送受信回路部１５と、内蔵アンテナ１６と、無線通
信（Bluetooh）制御回路部１７と、無線制御マイクロプ
ロセッサ１８と、そのワークエリアの無線メモリ部１９
とが備えられている。無線ポイントカード３には、例え
ば通信波を利用して内部で必要な電力を生成するいわゆ
るバッテリーレス方式の無線カードが用いられる。
者１間において詳細を後述するようにフォーマットが統
一され、所定の情報を非接触で書き換え可能な無線ポイ
ントカード３が用いられる。無線ポイントカード３に
は、図２に示すように、メモリ部１０と、リードライト
コネクタ部１１と、制御回路部１２と、マイクロプロセ
ッサ１３及び無線通信モジュール（Bluetooh Module）
１４とが備えられている。無線通信モジュール１４に
は、送受信回路部１５と、内蔵アンテナ１６と、無線通
信（Bluetooh）制御回路部１７と、無線制御マイクロプ
ロセッサ１８と、そのワークエリアの無線メモリ部１９
とが備えられている。無線ポイントカード３には、例え
ば通信波を利用して内部で必要な電力を生成するいわゆ
るバッテリーレス方式の無線カードが用いられる。
【００３６】メモリ部１０は、マイクロプロセッサ１３
の処理で使用するワークエリアを含み、詳細を後述する
顧客２に付与されたＩＤ情報やサービスポイント数等が
記録される。リードライトコネクタ部１１は、無線ポイ
ントカード３に対して情報を接触状態で記録再生する際
に作用する。リードライトコネクタ部１１は、例えば無
線ポイントカード３が提供者１側のカード・リーダ／ラ
イタ５或いは顧客側のカード・リーダ／ライタ９に装填
された場合に、情報の記録再生が行われるようにする。
制御回路部１２とマイクロプロセッサ１３は、メモリ部
１３に対する情報の記録制御動作や記録された情報の読
出制御動作或いは提供される情報の受信制御動作等の無
線ポイントカード３全体のハードウェア制御を行う。
の処理で使用するワークエリアを含み、詳細を後述する
顧客２に付与されたＩＤ情報やサービスポイント数等が
記録される。リードライトコネクタ部１１は、無線ポイ
ントカード３に対して情報を接触状態で記録再生する際
に作用する。リードライトコネクタ部１１は、例えば無
線ポイントカード３が提供者１側のカード・リーダ／ラ
イタ５或いは顧客側のカード・リーダ／ライタ９に装填
された場合に、情報の記録再生が行われるようにする。
制御回路部１２とマイクロプロセッサ１３は、メモリ部
１３に対する情報の記録制御動作や記録された情報の読
出制御動作或いは提供される情報の受信制御動作等の無
線ポイントカード３全体のハードウェア制御を行う。
【００３７】無線通信モジュール１４は、チップ化され
てカード基板上に搭載され、内蔵アンテナ１６によって
受信した情報を送受信回路部１５において受信処理する
とともに送信情報を送受信回路部１５を介して内蔵アン
テナ１６から発信する。無線通信モジュール１４は、無
線通信制御回路部１７において送受信情報のデータ変復
調を行う。無線通信モジュール１４は、無線制御マイク
ロプロセッサ１８によりモジュール全体の制御が行われ
る。
てカード基板上に搭載され、内蔵アンテナ１６によって
受信した情報を送受信回路部１５において受信処理する
とともに送信情報を送受信回路部１５を介して内蔵アン
テナ１６から発信する。無線通信モジュール１４は、無
線通信制御回路部１７において送受信情報のデータ変復
調を行う。無線通信モジュール１４は、無線制御マイク
ロプロセッサ１８によりモジュール全体の制御が行われ
る。
【００３８】無線ポイントカード３は、上述したメモリ
部１０内に、図３に示すように顧客ＩＤ記録領域２０
と、情報選択キー記録領域２１と、情報記録領域２２
と、閲覧フラッグ記録領域２３と、サービスポイント記
録領域２４等の記録領域を有している。顧客ＩＤ記録領
域２０には、顧客２の申請に基づいて提供者１側から無
線ポイントカード３が発行される際に付与されたＩＤ情
報が記録される。ＩＤ情報は、一度無線ポイントカード
３に記録されると、提供者１及び顧客２の双方において
書換え不能な情報である。ＩＤ情報は、提供者１及び顧
客２において読み出しが可能であるが、例えば紛失によ
る第三者の不正使用等を防止するといったセキュリティ
対策等により顧客２側からの読み出しを不能としてもよ
い。
部１０内に、図３に示すように顧客ＩＤ記録領域２０
と、情報選択キー記録領域２１と、情報記録領域２２
と、閲覧フラッグ記録領域２３と、サービスポイント記
録領域２４等の記録領域を有している。顧客ＩＤ記録領
域２０には、顧客２の申請に基づいて提供者１側から無
線ポイントカード３が発行される際に付与されたＩＤ情
報が記録される。ＩＤ情報は、一度無線ポイントカード
３に記録されると、提供者１及び顧客２の双方において
書換え不能な情報である。ＩＤ情報は、提供者１及び顧
客２において読み出しが可能であるが、例えば紛失によ
る第三者の不正使用等を防止するといったセキュリティ
対策等により顧客２側からの読み出しを不能としてもよ
い。
【００３９】無線ポイントカード３には、顧客２にとっ
て不要な情報も無線通信網を介して限られた情報記録領
域２２に記録され、必要な提供情報が記録し得ないこと
がある。したがって、無線ポイントカード３には、顧客
２によって情報選択キー記録領域２１に提供者１から提
供される提供情報の受信可否或いは種別を選択する情報
選択キーが記録される。
て不要な情報も無線通信網を介して限られた情報記録領
域２２に記録され、必要な提供情報が記録し得ないこと
がある。したがって、無線ポイントカード３には、顧客
２によって情報選択キー記録領域２１に提供者１から提
供される提供情報の受信可否或いは種別を選択する情報
選択キーが記録される。
【００４０】情報選択キーは、例えば顧客２が保有する
カード・リーダ／ライタ９やパーソナルコンピュータを
用いて記録される。情報選択キーは、必要に応じて顧客
２側において書き換えが可能であるが、提供者１側での
書き換えが不能とされる。勿論、情報選択キーは、提供
者１及び顧客２において読み出しが可能である。情報選
択キーは、例えば取得を希望する広告情報の条件を設定
する情報であるが、単語登録によるとその入力操作が煩
わしいとともに用語の統一或いは検索処理に時間がかか
ってしまう。
カード・リーダ／ライタ９やパーソナルコンピュータを
用いて記録される。情報選択キーは、必要に応じて顧客
２側において書き換えが可能であるが、提供者１側での
書き換えが不能とされる。勿論、情報選択キーは、提供
者１及び顧客２において読み出しが可能である。情報選
択キーは、例えば取得を希望する広告情報の条件を設定
する情報であるが、単語登録によるとその入力操作が煩
わしいとともに用語の統一或いは検索処理に時間がかか
ってしまう。
【００４１】したがって、ポイントカードシステムにお
いては、例えば無線ポイントカード３の発行時に提供者
１から顧客２にコードリスト等が配布され、このコード
リストに基づいて入力される希望の店舗コード情報が情
報選択キーとされる。なお、情報選択キーとしては、例
えば無線ポイントカード３の情報選択キー記録領域２１
に予め店舗名リストが記録されており、この店舗リスト
を呼び出して希望の店舗名にチェックされるマーク情報
であってもよい。情報選択キーは、例えば大型店舗内で
適用されるポイントカードシステムの場合に、食料品、
衣料、雑貨等の商品ジャンル別の情報選択キーであって
もよい。
いては、例えば無線ポイントカード３の発行時に提供者
１から顧客２にコードリスト等が配布され、このコード
リストに基づいて入力される希望の店舗コード情報が情
報選択キーとされる。なお、情報選択キーとしては、例
えば無線ポイントカード３の情報選択キー記録領域２１
に予め店舗名リストが記録されており、この店舗リスト
を呼び出して希望の店舗名にチェックされるマーク情報
であってもよい。情報選択キーは、例えば大型店舗内で
適用されるポイントカードシステムの場合に、食料品、
衣料、雑貨等の商品ジャンル別の情報選択キーであって
もよい。
【００４２】情報記録領域２２には、提供者１から無線
通信網を介して提供される提供情報が無接触で記録され
る。提供情報は、各店舗の案内や広告或いは商品の広告
等に関する種々の情報であり、上述した情報選択キーに
よって設定された取得条件の範囲で選択されて記録され
る。各提供情報には、それぞれコードが付与されてお
り、また限られた情報記録領域２２内に記録されるため
にサイズやフォーマットが統一されている。提供情報
は、例えばバーゲン情報等のように適用期間が限定され
た情報については、ヘッダ情報として有効期間情報が付
加される。
通信網を介して提供される提供情報が無接触で記録され
る。提供情報は、各店舗の案内や広告或いは商品の広告
等に関する種々の情報であり、上述した情報選択キーに
よって設定された取得条件の範囲で選択されて記録され
る。各提供情報には、それぞれコードが付与されてお
り、また限られた情報記録領域２２内に記録されるため
にサイズやフォーマットが統一されている。提供情報
は、例えばバーゲン情報等のように適用期間が限定され
た情報については、ヘッダ情報として有効期間情報が付
加される。
【００４３】提供情報は、有効期間が経過した場合には
情報記録領域２２から自動的に消去されるようにして、
情報記録領域２２が効率的に使用されるようにする。提
供情報は、例えば顧客２において後述するようにカード
・リーダ／ライタ９により閲覧操作する際に、有効期間
情報がチェックされて自動消去されるようにする。提供
情報は、提供者１から新たな提供が行われる際に、有効
期間情報がチェックされて自動消去され或いは上書き処
理される。提供情報は、顧客２側で記録不可、読出可能
であるとともに、提供者１側で記録、読出しが可能とさ
れる。
情報記録領域２２から自動的に消去されるようにして、
情報記録領域２２が効率的に使用されるようにする。提
供情報は、例えば顧客２において後述するようにカード
・リーダ／ライタ９により閲覧操作する際に、有効期間
情報がチェックされて自動消去されるようにする。提供
情報は、提供者１から新たな提供が行われる際に、有効
期間情報がチェックされて自動消去され或いは上書き処
理される。提供情報は、顧客２側で記録不可、読出可能
であるとともに、提供者１側で記録、読出しが可能とさ
れる。
【００４４】なお、無線ポイントカード３は、提供情報
について、顧客２が閲覧して不要と判断した場合には、
消去操作されて情報記録領域２２を有効に利用するよう
にしてもよい。無線ポイントカード３は、この場合後述
する閲覧フラッグが有効に残されるように構成される。
また、無線ポイントカード３は、上述したように提供者
１側においても読出可能とすることで、例えば情報記録
領域２２がすでに満杯となっている場合には、提供者１
側の判断で追加記録禁止或いは上書き処理が行われ得る
ように構成される。
について、顧客２が閲覧して不要と判断した場合には、
消去操作されて情報記録領域２２を有効に利用するよう
にしてもよい。無線ポイントカード３は、この場合後述
する閲覧フラッグが有効に残されるように構成される。
また、無線ポイントカード３は、上述したように提供者
１側においても読出可能とすることで、例えば情報記録
領域２２がすでに満杯となっている場合には、提供者１
側の判断で追加記録禁止或いは上書き処理が行われ得る
ように構成される。
【００４５】閲覧フラッグ記録領域２３には、詳細を後
述するように提供者１から提供された提供情報をカード
・リーダ／ライタ９により閲覧操作することによって各
提供情報に対応して閲覧フラッグが記録される。閲覧フ
ラッグは、提供者１や顧客２が意図的に記録、消去する
ことができない情報であり、閲覧操作に基づいてソフト
ウェア処理により記録される。閲覧フラッグは、例えば
閲覧された提供情報のコード情報が閲覧フラッグ記録領
域２３に記録されてなる。閲覧フラッグは、後述するよ
うに提供者１によって確認され、還元サービス処理が行
われることによりコード情報とともに消去される。な
お、閲覧フラッグは、顧客が各提供情報について好まし
くは全部、又は所定時間の読み取りを行った場合に閲覧
フラッグ記録領域２３に記録されるようにする。
述するように提供者１から提供された提供情報をカード
・リーダ／ライタ９により閲覧操作することによって各
提供情報に対応して閲覧フラッグが記録される。閲覧フ
ラッグは、提供者１や顧客２が意図的に記録、消去する
ことができない情報であり、閲覧操作に基づいてソフト
ウェア処理により記録される。閲覧フラッグは、例えば
閲覧された提供情報のコード情報が閲覧フラッグ記録領
域２３に記録されてなる。閲覧フラッグは、後述するよ
うに提供者１によって確認され、還元サービス処理が行
われることによりコード情報とともに消去される。な
お、閲覧フラッグは、顧客が各提供情報について好まし
くは全部、又は所定時間の読み取りを行った場合に閲覧
フラッグ記録領域２３に記録されるようにする。
【００４６】サービスポイント記録領域２４には、前回
の物品等の購入に際して処理されたサービスポイント数
が記録される。サービスポイント記録領域２４には、物
品等の購入に伴って、提供者１側のカード・リーダ／ラ
イタ５により上述したサービスポイントの記録処理が行
われる。
の物品等の購入に際して処理されたサービスポイント数
が記録される。サービスポイント記録領域２４には、物
品等の購入に伴って、提供者１側のカード・リーダ／ラ
イタ５により上述したサービスポイントの記録処理が行
われる。
【００４７】上述したポイントカードシステムの運用に
ついて、以下図４に示したフローチャートを用いて説明
する。ポイントカードシステムにおいては、提供者１に
対して顧客２から無線ポイントカード３の発行申請が行
われる（ｓ−１）。ポイントカードシステムにおいて
は、この申請に基づいて提供者１において顧客データが
作成されて顧客データベース６への登録が行われる（ｓ
−２）。ポイントカードシステムにおいては、提供者１
による顧客登録の処理に基づいて当該顧客２に対して固
有の顧客ＩＤが付与され、この顧客ＩＤを記録した無線
ポイントカード３が発行される（ｓ−３）。無線ポイン
トカード３は、例えば即時発行或いは発送されて顧客２
に受領される（ｓ−４）。
ついて、以下図４に示したフローチャートを用いて説明
する。ポイントカードシステムにおいては、提供者１に
対して顧客２から無線ポイントカード３の発行申請が行
われる（ｓ−１）。ポイントカードシステムにおいて
は、この申請に基づいて提供者１において顧客データが
作成されて顧客データベース６への登録が行われる（ｓ
−２）。ポイントカードシステムにおいては、提供者１
による顧客登録の処理に基づいて当該顧客２に対して固
有の顧客ＩＤが付与され、この顧客ＩＤを記録した無線
ポイントカード３が発行される（ｓ−３）。無線ポイン
トカード３は、例えば即時発行或いは発送されて顧客２
に受領される（ｓ−４）。
【００４８】ポイントカードシステムにおいては、顧客
２が必要な提供情報を得るために、カード・リーダ／ラ
イタ９によって情報選択キーの設定操作を行って無線ポ
イントカード３の情報選択キー記録領域２１に情報選択
キーを記録する（ｓ−５）。ポイントカードシステムに
おいては、顧客２のショッピングに際して無線ポイント
カード３が持参される（ｓ−６）。ポイントカードシス
テムにおいては、顧客２が提供者１の店舗に来店し或い
はウインドショッピングで近づくことにより、無線ポイ
ントカード３から送信される顧客ＩＤと情報選択キーと
が無線送受信機８で受信される（ｓ−７）。なお、ポイ
ントカードシステムにおいては、提供情報に付された有
効期間が判断されて、期間経過の提供情報が記録されな
いようにすることは勿論である。
２が必要な提供情報を得るために、カード・リーダ／ラ
イタ９によって情報選択キーの設定操作を行って無線ポ
イントカード３の情報選択キー記録領域２１に情報選択
キーを記録する（ｓ−５）。ポイントカードシステムに
おいては、顧客２のショッピングに際して無線ポイント
カード３が持参される（ｓ−６）。ポイントカードシス
テムにおいては、顧客２が提供者１の店舗に来店し或い
はウインドショッピングで近づくことにより、無線ポイ
ントカード３から送信される顧客ＩＤと情報選択キーと
が無線送受信機８で受信される（ｓ−７）。なお、ポイ
ントカードシステムにおいては、提供情報に付された有
効期間が判断されて、期間経過の提供情報が記録されな
いようにすることは勿論である。
【００４９】ポイントカードシステムにおいては、無線
送受信機８で受信した顧客ＩＤ情報がコンピュータ４に
入力され、顧客データベース６に蓄積した顧客ＩＤ情報
との照合が行われる。また、ポイントカードシステムに
おいては、無線送受信機８で受信した情報選択キー情報
がコンピュータ４に入力され、情報データベース７に蓄
積した提供情報との照合が行われる（ｓ−８）。
送受信機８で受信した顧客ＩＤ情報がコンピュータ４に
入力され、顧客データベース６に蓄積した顧客ＩＤ情報
との照合が行われる。また、ポイントカードシステムに
おいては、無線送受信機８で受信した情報選択キー情報
がコンピュータ４に入力され、情報データベース７に蓄
積した提供情報との照合が行われる（ｓ−８）。
【００５０】ポイントカードシステムにおいては、この
照合操作によって顧客２の無線ポイントカード３に提供
情報の書込み可否が判断される。ポイントカードシステ
ムにおいては、書込み可の判断に基づいて情報データベ
ース７から提供情報が取り出され、この提供情報を無線
送受信機８から無線ポイントカード３に送信する。無線
ポイントカード３は、提供情報を内蔵アンテナ１６によ
って受信してメモリ部１０内の情報記録領域２２に記録
する（ｓ−９）。ポイントカードシステムにおいては、
顧客２が物品等の購入を行わなくとも提供者１側から希
望する提供情報が無線ポイントカード３に記録され、こ
の無線ポイントカード３を自宅に持ち帰る（ｓ−１
０）。
照合操作によって顧客２の無線ポイントカード３に提供
情報の書込み可否が判断される。ポイントカードシステ
ムにおいては、書込み可の判断に基づいて情報データベ
ース７から提供情報が取り出され、この提供情報を無線
送受信機８から無線ポイントカード３に送信する。無線
ポイントカード３は、提供情報を内蔵アンテナ１６によ
って受信してメモリ部１０内の情報記録領域２２に記録
する（ｓ−９）。ポイントカードシステムにおいては、
顧客２が物品等の購入を行わなくとも提供者１側から希
望する提供情報が無線ポイントカード３に記録され、こ
の無線ポイントカード３を自宅に持ち帰る（ｓ−１
０）。
【００５１】ポイントカードシステムにおいては、顧客
２が無線ポイントカード３に記録された提供情報を閲覧
しようとするする場合には、これをカード・リーダ／ラ
イタ９に装填して読取り操作が行われる（ｓ−１１）。
無線ポイントカード３には、この閲覧操作によってメモ
リ部１０の閲覧フラッグ記録領域２３に各提供情報に対
応して閲覧フラッグが記録される（ｓ−１２）。なお、
無線ポイントカード３には、顧客２によって提供情報の
閲覧が行われない場合には、閲覧フラッグが記録されな
い（ｓ−１３）。また、ポイントカードシステムにおい
ては、提供情報の有効期間が判断され、期間を過ぎた提
供情報が表示されないようにする。
２が無線ポイントカード３に記録された提供情報を閲覧
しようとするする場合には、これをカード・リーダ／ラ
イタ９に装填して読取り操作が行われる（ｓ−１１）。
無線ポイントカード３には、この閲覧操作によってメモ
リ部１０の閲覧フラッグ記録領域２３に各提供情報に対
応して閲覧フラッグが記録される（ｓ−１２）。なお、
無線ポイントカード３には、顧客２によって提供情報の
閲覧が行われない場合には、閲覧フラッグが記録されな
い（ｓ−１３）。また、ポイントカードシステムにおい
ては、提供情報の有効期間が判断され、期間を過ぎた提
供情報が表示されないようにする。
【００５２】ポイントカードシステムにおいては、顧客
２が提供者１の店舗を訪れて物品等の購入を行い対価の
支払いとともに無線ポイントカード３を提示すると、こ
の無線ポイントカード３がカード・リーダ／ライタ５に
装填されて読取り操作が行われる（ｓ−１４）。無線ポ
イントカード３は、この読取り操作に際して、対価に応
じた点数のサービスポイントが記録される。また、無線
ポイントカード３は、カード・リーダ／ライタ５によっ
て閲覧フラッグ記録領域２３の閲覧フラッグの有無が検
出される（ｓ−１５）。無線ポイントカード３には、こ
の閲覧フラッグの検出に基づいて所定数のサービスポイ
ントが追加付与されて、加算記録される（ｓ−１６）。
２が提供者１の店舗を訪れて物品等の購入を行い対価の
支払いとともに無線ポイントカード３を提示すると、こ
の無線ポイントカード３がカード・リーダ／ライタ５に
装填されて読取り操作が行われる（ｓ−１４）。無線ポ
イントカード３は、この読取り操作に際して、対価に応
じた点数のサービスポイントが記録される。また、無線
ポイントカード３は、カード・リーダ／ライタ５によっ
て閲覧フラッグ記録領域２３の閲覧フラッグの有無が検
出される（ｓ−１５）。無線ポイントカード３には、こ
の閲覧フラッグの検出に基づいて所定数のサービスポイ
ントが追加付与されて、加算記録される（ｓ−１６）。
【００５３】ポイントカードシステムにおいては、顧客
２からの累計のサービスポイント数の使用申し出があっ
た場合に、このサービスポイント数に応じた対価からの
値引き等の所定のサービスが行われる（ｓ−１７）。勿
論、ポイントカードシステムにおいては、無線ポイント
カード３から閲覧フラッグが検出されない場合には、記
録されたサービスポイント数に応じた還元サービスが行
われる。
２からの累計のサービスポイント数の使用申し出があっ
た場合に、このサービスポイント数に応じた対価からの
値引き等の所定のサービスが行われる（ｓ−１７）。勿
論、ポイントカードシステムにおいては、無線ポイント
カード３から閲覧フラッグが検出されない場合には、記
録されたサービスポイント数に応じた還元サービスが行
われる。
【００５４】ポイントカードシステムにおいては、上述
した顧客２の物品等の購入情報が、カード・リーダ／ラ
イタ５からコンピュータ４へと出力されて顧客データベ
ース６に新規情報として蓄積されてその更新が行われる
（ｓ−１８）。また、ポイントカードシステムにおいて
は、上述した処理と同様にして無線ポイントカード３に
対して新たな提供情報を無線送受信機８から送信するよ
うにする。無線ポイントカード３には、新たな提供情報
が内蔵アンテナ１６によって受信され、メモリ部１０内
の情報記録領域２２に記録される（ｓ−１９）。
した顧客２の物品等の購入情報が、カード・リーダ／ラ
イタ５からコンピュータ４へと出力されて顧客データベ
ース６に新規情報として蓄積されてその更新が行われる
（ｓ−１８）。また、ポイントカードシステムにおいて
は、上述した処理と同様にして無線ポイントカード３に
対して新たな提供情報を無線送受信機８から送信するよ
うにする。無線ポイントカード３には、新たな提供情報
が内蔵アンテナ１６によって受信され、メモリ部１０内
の情報記録領域２２に記録される（ｓ−１９）。
【００５５】顧客２は、帰宅した後にカード・リーダ／
ライタ９によって残存のサービスポイントの確認を行う
とともに、新たに記録された提供情報の閲覧を行う（ｓ
−２０）。無線ポイントカード３には、この閲覧操作に
よって閲覧フラッグが記録される。ポイントカードシス
テムにおいては、上述した操作が繰り返されて、物品等
の購入に伴うサービスポイントの付与と提供情報の閲覧
に伴うサービスポイントの付与とが行われて提供者１か
ら顧客２に対する還元サービスが行われる。
ライタ９によって残存のサービスポイントの確認を行う
とともに、新たに記録された提供情報の閲覧を行う（ｓ
−２０）。無線ポイントカード３には、この閲覧操作に
よって閲覧フラッグが記録される。ポイントカードシス
テムにおいては、上述した操作が繰り返されて、物品等
の購入に伴うサービスポイントの付与と提供情報の閲覧
に伴うサービスポイントの付与とが行われて提供者１か
ら顧客２に対する還元サービスが行われる。
【００５６】ポイントカードシステムによれば、提供者
１から提供される提供情報が無線通信網を介して顧客２
が保有する無線ポイントカード３に対して無接触で記録
される。ポイントカードシステムによれば、無線ポイン
トカード３が、サービスポイントの記録媒体の機能ばか
りでなく広告等の提供情報の記録媒体としての機能も奏
することで付加価値の向上を図るようにする。ポイント
カードシステムによれば、顧客２により提供情報が有効
に閲覧されると提供者１から所定数のサービスポイント
が追加される。したがって、ポイントカードシステムに
よれば、顧客において提供者から有効な提供情報の提供
が受けられるようになるとともに、その閲覧によってよ
り多くの特典が得られるようになり提供者１と顧客２と
にとって付加価値の高い新たなシステムを構築する。
１から提供される提供情報が無線通信網を介して顧客２
が保有する無線ポイントカード３に対して無接触で記録
される。ポイントカードシステムによれば、無線ポイン
トカード３が、サービスポイントの記録媒体の機能ばか
りでなく広告等の提供情報の記録媒体としての機能も奏
することで付加価値の向上を図るようにする。ポイント
カードシステムによれば、顧客２により提供情報が有効
に閲覧されると提供者１から所定数のサービスポイント
が追加される。したがって、ポイントカードシステムに
よれば、顧客において提供者から有効な提供情報の提供
が受けられるようになるとともに、その閲覧によってよ
り多くの特典が得られるようになり提供者１と顧客２と
にとって付加価値の高い新たなシステムを構築する。
【００５７】上述したポイントカードシステムにおいて
は、提供者１から無線通信網により顧客２が保有する無
線ポイントカード３に対して提供情報を送信するととも
に、カード・リーダ／ライタ９により顧客２がその閲覧
を行った際に閲覧フラッグが記録される。本発明は、か
かるポイントカードシステムに限定されるものではな
く、例えば図５に第２の実施の形態として示すポイント
カードシステムのように無線通信網とともに公衆通信網
を利用して提供情報の提供が行われるシステムにも展開
される。
は、提供者１から無線通信網により顧客２が保有する無
線ポイントカード３に対して提供情報を送信するととも
に、カード・リーダ／ライタ９により顧客２がその閲覧
を行った際に閲覧フラッグが記録される。本発明は、か
かるポイントカードシステムに限定されるものではな
く、例えば図５に第２の実施の形態として示すポイント
カードシステムのように無線通信網とともに公衆通信網
を利用して提供情報の提供が行われるシステムにも展開
される。
【００５８】すなわち、ポイントカードシステムにおい
ては、各提供者１に備えられるコンピュータ４や顧客２
に備えられるカード・リーダ／ライタ９或いはパーソナ
ルコンピュータ３１がインターネット網３０で代表され
る公衆通信網に接続されている。なお、ポイントカード
システムは、顧客データベース６や情報データベース７
が全体において共有される場合に、例えばセンタのホス
トコンピュータとＬＡＮ等によって相互に接続されるよ
うにしてもよい。ポイントカードシステムは、各提供者
１側の装置構成について、上述した第１の実施の形態の
ポイントカードシステムと同等とすることから、対応す
る装置に対して同一符号を付すことによりその説明を省
略する。
ては、各提供者１に備えられるコンピュータ４や顧客２
に備えられるカード・リーダ／ライタ９或いはパーソナ
ルコンピュータ３１がインターネット網３０で代表され
る公衆通信網に接続されている。なお、ポイントカード
システムは、顧客データベース６や情報データベース７
が全体において共有される場合に、例えばセンタのホス
トコンピュータとＬＡＮ等によって相互に接続されるよ
うにしてもよい。ポイントカードシステムは、各提供者
１側の装置構成について、上述した第１の実施の形態の
ポイントカードシステムと同等とすることから、対応す
る装置に対して同一符号を付すことによりその説明を省
略する。
【００５９】ポイントカードシステムにおいては、提供
者１から無線送受信機８によって顧客２が保有する無線
ポイントカード３に提供情報を送信する基本態様につい
て上述したポイントカードシステムと同様とするが、こ
の提供情報の提供態様について特徴がある。ポイントカ
ードシステムにおいては、提供者１から顧客２に対して
提供される提供情報が全文ではなく、例えば各個別情報
の識別番号として無線ポイントカード３に記録される。
提供情報は、他の方法として例えば各個別情報のヘッダ
情報や要約等の情報を無線ポイントカード３に送信して
もよい。
者１から無線送受信機８によって顧客２が保有する無線
ポイントカード３に提供情報を送信する基本態様につい
て上述したポイントカードシステムと同様とするが、こ
の提供情報の提供態様について特徴がある。ポイントカ
ードシステムにおいては、提供者１から顧客２に対して
提供される提供情報が全文ではなく、例えば各個別情報
の識別番号として無線ポイントカード３に記録される。
提供情報は、他の方法として例えば各個別情報のヘッダ
情報や要約等の情報を無線ポイントカード３に送信して
もよい。
【００６０】ポイントカードシステムにおいては、顧客
２が帰宅して無線ポイントカード３をカード・リーダ／
ライタ９に装填すると提供情報の識別番号が確認され、
インタネット網３０を介して情報データベース６から提
供情報の本文の入手が図られる。ポイントカードシステ
ムにおいては、この操作によって無線ポイントカード３
に閲覧フラッグが記録される。
２が帰宅して無線ポイントカード３をカード・リーダ／
ライタ９に装填すると提供情報の識別番号が確認され、
インタネット網３０を介して情報データベース６から提
供情報の本文の入手が図られる。ポイントカードシステ
ムにおいては、この操作によって無線ポイントカード３
に閲覧フラッグが記録される。
【００６１】ポイントカードシステムにおいては、通信
機能を備えたカード・リーダ／ライタ９を用いた場合に
は操作性や回線接続或いは価格等の面で有効とならない
ことから、このカード・リーダ／ライタ９をコンピュー
タ３１の端末として接続する形態もある。ポイントカー
ドシステムにおいては、コンピュータ３１にインタネッ
ト網３０との接続機能が備えられており、また情報検索
キーの入力処理も手軽に行えるようになる。かかるポイ
ントカードシステムにおいては、カード・リーダ／ライ
タ９よって読み取った提供情報の識別番号情報がコンピ
ュータ３１に入力され、この識別番号情報に基づいてイ
ンタネット網３０を介して情報データベース６にアクセ
スして提供情報の本文が入手される。ポイントカードシ
ステムにおいては、情報データベース６へのアクセス操
作によって、カード・リーダ／ライタ９を介して無線ポ
イントカード３に閲覧フラッグが記録される。
機能を備えたカード・リーダ／ライタ９を用いた場合に
は操作性や回線接続或いは価格等の面で有効とならない
ことから、このカード・リーダ／ライタ９をコンピュー
タ３１の端末として接続する形態もある。ポイントカー
ドシステムにおいては、コンピュータ３１にインタネッ
ト網３０との接続機能が備えられており、また情報検索
キーの入力処理も手軽に行えるようになる。かかるポイ
ントカードシステムにおいては、カード・リーダ／ライ
タ９よって読み取った提供情報の識別番号情報がコンピ
ュータ３１に入力され、この識別番号情報に基づいてイ
ンタネット網３０を介して情報データベース６にアクセ
スして提供情報の本文が入手される。ポイントカードシ
ステムにおいては、情報データベース６へのアクセス操
作によって、カード・リーダ／ライタ９を介して無線ポ
イントカード３に閲覧フラッグが記録される。
【００６２】ポイントカードシステムにおいては、サー
ビスポイトと提供情報とを無線通信機能を有する無線ポ
イントカード３に記録するようにしたが、例えば携帯電
話機３２にその機能を持たせるようにしてもよい。ポイ
ントカードシステムは、無線ポイントカード３に代えて
携帯電話機３２がその機能を奏するように構成してもよ
い。ポイントカードシステムは、例えば携帯電話機３２
がカード・リーダ／ライタ９やコンピュータ３１と接続
されるようにして、無線ポイントカード３に記録された
識別番号情報に基づいてインタネット網３０を介して情
報データベース６にアクセスする。
ビスポイトと提供情報とを無線通信機能を有する無線ポ
イントカード３に記録するようにしたが、例えば携帯電
話機３２にその機能を持たせるようにしてもよい。ポイ
ントカードシステムは、無線ポイントカード３に代えて
携帯電話機３２がその機能を奏するように構成してもよ
い。ポイントカードシステムは、例えば携帯電話機３２
がカード・リーダ／ライタ９やコンピュータ３１と接続
されるようにして、無線ポイントカード３に記録された
識別番号情報に基づいてインタネット網３０を介して情
報データベース６にアクセスする。
【００６３】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、無線ポイントカードがサービスポイントの記録媒
体の機能と提供者から提供される広告等の記録媒体とし
ての機能とを有することから、顧客に対して効率よい情
報提供が行われるようになる。本発明によれば、提供者
において提供した情報が顧客によって閲覧されたか否か
を正確かつ容易に確認可能であることから、広告効率が
的確に把握されるとともに顧客に対する極めの細かいか
つ有益な情報提供を行うことが可能となる。本発明によ
れば、情報提供が煩わしい操作を不要として入手するこ
とが可能となることで、顧客にとって有効かつ有益な物
品等の購入を行うことが可能となる。本発明によれば、
提供者側にとって、顧客により提供情報が閲覧されたか
否かの確認とともにより詳細な顧客情報の入手を可能と
する。本発明によれば、顧客にとって有効な提供情報の
入手が可能とされるとともに提供者側からの追加還元サ
ービスが享受されるようになる。したがって、本発明に
よれば、提供者と顧客にとって有益な、付加価値の高い
新たなポイントカードシステムを構築する。
れば、無線ポイントカードがサービスポイントの記録媒
体の機能と提供者から提供される広告等の記録媒体とし
ての機能とを有することから、顧客に対して効率よい情
報提供が行われるようになる。本発明によれば、提供者
において提供した情報が顧客によって閲覧されたか否か
を正確かつ容易に確認可能であることから、広告効率が
的確に把握されるとともに顧客に対する極めの細かいか
つ有益な情報提供を行うことが可能となる。本発明によ
れば、情報提供が煩わしい操作を不要として入手するこ
とが可能となることで、顧客にとって有効かつ有益な物
品等の購入を行うことが可能となる。本発明によれば、
提供者側にとって、顧客により提供情報が閲覧されたか
否かの確認とともにより詳細な顧客情報の入手を可能と
する。本発明によれば、顧客にとって有効な提供情報の
入手が可能とされるとともに提供者側からの追加還元サ
ービスが享受されるようになる。したがって、本発明に
よれば、提供者と顧客にとって有益な、付加価値の高い
新たなポイントカードシステムを構築する。
【図１】本発明にかかるポイントカードシステムの構成
図である。
図である。
【図２】同ポイントカードシステムに用いられる無線ポ
イントカードの構成図である。
イントカードの構成図である。
【図３】同無線ポイントカードのメモリ部の構成図であ
る。
る。
【図４】同ポイントカードシステムの運用に関するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図５】他のポイントカードシステムの構成図である。
１ 提供者、２ 顧客、３ 無線ポイントカード、４
コンピュータ、５ カード・リーダ／ライタ、６ 顧客
データベース、７ 情報データベース、８ 無線送受信
機、９ カード・リーダ／ライタ、１０ メモリ部、１
４ 無線通信モジュール、２０ 顧客ＩＤ記録領域、２
１ 情報選択キー記録領域、２２ 情報記録領域、２３
閲覧フラッグ記録領域、２４ サービスポイント記録
領域、３０ インターネット網、３１ コンピュータ、
３２ 携帯電話機
コンピュータ、５ カード・リーダ／ライタ、６ 顧客
データベース、７ 情報データベース、８ 無線送受信
機、９ カード・リーダ／ライタ、１０ メモリ部、１
４ 無線通信モジュール、２０ 顧客ＩＤ記録領域、２
１ 情報選択キー記録領域、２２ 情報記録領域、２３
閲覧フラッグ記録領域、２４ サービスポイント記録
領域、３０ インターネット網、３１ コンピュータ、
３２ 携帯電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ５１０ Ｇ０６Ｆ 17/60 ５１０ (72)発明者 木村 雅之 東京都品川区北品川６丁目７番35号 ソニ ー株式会社内 Ｆターム(参考） 3E042 BA18 CC01 CD04 EA01 5B049 BB11 BB49 CC08 DD04 EE21 FF08
Claims (20)
- 【請求項１】 提供者側から特定の顧客に対して発行さ
れ、物品の購入や有償サービスの提供等の対価等に応じ
て付与されるサービスポイントが順次記録されるポイン
トカードにおいて、 書き換え不能な顧客識別情報が記録される顧客識別情報
記録部と、 上記サービスポイントが記録されるサービスポイント記
録部と、 提供者側から通信網を介して提供される広告情報等の提
供情報を記録する情報記録部とを備えることを特徴とす
るポイントカード。 - 【請求項２】 上記情報記録部に記録された提供情報の
閲覧操作を行った際に閲覧実績の情報が記録される閲覧
実績情報記録部を有し、 物品の購入等に際して提供者側に提出すると、上記サー
ビスポイント記録部に記録された上記サービスポイント
の読み取りが行われとともに上記閲覧実績識別情報記録
部に記録された上記閲覧実績情報が検出され、これら記
録サービスポイントと閲覧実績識別情報とに基づいて所
定の還元サービスの提供が受けられるようにすることを
特徴とする請求項１に記載のポイントカード。 - 【請求項３】 無線通信網を介して送信される上記提供
情報を受信して上記提供情報記録部に供給する無線受信
部を備えることを特徴とする請求項１に記載のポイント
カード。 - 【請求項４】 上記提供情報の全部又は一部について、
上記提供情報記録部に対する記録可否を設定する記録制
御部を有することを特徴とする請求項１に記載のポイン
トカード。 - 【請求項５】 無線送受信機能と、ダイヤル機能と、受
信情報或いは上記各記録部に記録された提供情報等を表
示する表示器とを備えることを特徴とする請求項１に記
載のポイントカード。 - 【請求項６】 上記提供情報に付与された有効期限情報
が、閲覧操作或いは新たな提供情報の記録に際して検出
されることにより、期限オーバ処理が施されることを特
徴とする請求項１に記載のポイントカード。 - 【請求項７】 提供者側から特定の顧客に対して発行さ
れ、物品の購入や有償サービスの提供等の対価に応じて
付与されるサービスポイントが記録されるポイントカー
ドについて、記録されたサービスポイントの読み出しを
行うとともに新たに付与されるサービスポイントを記録
するカード・リーダ／ライタと、 上記ポイントカードに対して通信網を介して広告情報等
の提供情報を提供する提供情報送信手段とを備え、 上記リーダ／ライタによって、顧客から提示される上記
ポイントカードから記録された上記サービスポイントの
読み取りを行うとともに、顧客が上記提供情報の閲覧操
作を行った際に記録された閲覧実績情報の検出を行うこ
とを特徴とするポイントカード処理装置。 - 【請求項８】 顧客に関する管理情報を記録する顧客管
理情報記憶部を備え、顧客の購買等に関する情報を順次
記録するとともに上記リーダ／ライタにより読み取った
上記閲覧実績情報に基づく提供情報に関する情報を順次
記録することを特徴とする請求項７に記載のポイントカ
ード処理装置。 - 【請求項９】 上記顧客管理情報記憶部の記録情報に基
づいて、上記提供情報送信手段を介して特定の顧客に対
して特定の提供情報を提供することを特徴とする請求項
８に記載のポイントカード処理装置。 - 【請求項１０】 無線送信手段を備え、上記提供情報送
信手段からの上記提供情報を、無線受信部を備える無線
ポイントカードに対して提供することを特徴とする請求
項７に記載のポイントカード処理装置。 - 【請求項１１】 書き換え不能な顧客識別情報が記録さ
れる顧客識別情報記録部と、サービスポイント数が記録
されるサービスポイント記録部と、提供者側から提供さ
れる提供情報を記録する情報記録部とを有し、提供者側
から特定の顧客に対して発行されるポイントカードと、 上記提供者側に、通信網を介して広告情報等の上記提供
情報を提供する情報提供装置と、物品等の購入に際して
顧客から提出された上記ポイントカードに対して上記ポ
イント記録部に記録された上記サービスポイントの読み
取りと対価に応じて新たに付与されるサービスポイント
の記録を行うカード・リーダ／ライタとが用いられ、 上記提供者側から顧客に対して上記情報提供装置により
提供される上記提供情報が、上記ポイントカードの上記
情報記録部に記録されるようにしたことを特徴とするポ
イントカードシステム。 - 【請求項１２】 上記ポイントカードには、上記情報記
録部に記録された上記提供情報の閲覧操作を行った際に
閲覧実績情報を記録する閲覧実績情報記録部が設けら
れ、 上記カード・リーダ／ライタによって上記閲覧実績情報
が検出されることにより、上記提供者側から顧客に対し
て追加サービス処理が行われることを特徴とする請求項
１１に記載のポイントカードシステム。 - 【請求項１３】 無線通信網を介して送信される上記提
供情報を受信して上記情報記録部に供給する無線受信部
を有する無線ポイントカードが用いられ、 上記情報提供装置からの上記提供情報を無線通信網を介
して提供する無線送信装置が提供者側に備えられること
を特徴とする請求項１１に記載のポイントカードシステ
ム。 - 【請求項１４】 上記提供情報がヘッダ情報と本文情報
とからなり、 少なくとも上記ヘッダ情報が上記情報提供装置から上記
無線送信装置を介して上記無線ポイントカードに対して
提供されるとともに、このヘッダ情報に基づいて通信網
を介して上記情報提供装置にアクセスされる上記端末装
置に上記本文情報が提供され、 上記本文情報の提供により上記閲覧実績情報が上記閲覧
実績情報記録部に記録されることを特徴とする請求項１
３に記載のポイントカードシステム。 - 【請求項１５】 無線送受信機能と、ダイヤル機能と、
受信情報或いは上記各記録部に記録された提供情報等を
表示する表示器とを備えるポイントカードが用いられる
ことを特徴とする請求項１３に記載のポイントカードシ
ステム。 - 【請求項１６】 提供者側の上記情報提供装置に対して
通信網を介して顧客側の端末装置からのアクセスが可能
とされたことを特徴とする請求項１１に記載のポイント
カードシステム。 - 【請求項１７】 上記提供情報の全部又は一部につい
て、上記情報記録部に対する記録可否を設定する記録制
御部を有するポイントカードが用いられることを特徴と
する請求項１１に記載のポイントカードシステム。 - 【請求項１８】 上記提供情報の閲覧操作に際してその
有効期限がチェックされ有効期限オーバの場合にその再
生が行われないようにしたポイントカードが用いられ、 有効期限内での提供情報の閲覧についてのみ上記追加サ
ービス処理が行われることを特徴とする請求項１１に記
載のポイントカードシステム。 - 【請求項１９】 顧客に関する管理情報を記録する顧客
管理情報記憶装置が提供者側に備えられ、 上記顧客管理情報記憶装置に、顧客の購買等に関する情
報を順次記録するとともに上記リーダ／ライタにより読
み取った上記閲覧実績情報に基づく提供情報に関する情
報を順次記録することを特徴とする請求項１１に記載の
ポイントカードシステム。 - 【請求項２０】 上記顧客管理情報記憶装置に記録され
た特定の顧客に関する情報に基づいて上記提供情報送信
装置において特定の提供情報が作成され、提供者側から
当該特定提供情報が当該特定顧客に対して提供されるこ
とを特徴とする請求項１９に記載のポイントカードシス
テム。
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