JP2002031502A - 3次元計測装置 - Google Patents

3次元計測装置

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JP2002031502A
JP2002031502A JP2000215504A JP2000215504A JP2002031502A JP 2002031502 A JP2002031502 A JP 2002031502A JP 2000215504 A JP2000215504 A JP 2000215504A JP 2000215504 A JP2000215504 A JP 2000215504A JP 2002031502 A JP2002031502 A JP 2002031502A
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JP2000215504A
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Takashi Kitahara
隆 北原
Masaki Hayatsu
昌樹 早津
Shizuo Imaoka
静男 今岡
Yoshio Maekawa
祥生 前川
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Hitachi Plant Technologies Ltd
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Hitachi Plant Technologies Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広範囲の計測を行うことが可能で、測定範囲
内で測定精度を一定に保持することができ、簡易に計測
対象の計測を行うことができる3次元計測器を提供す
る。 【解決手段】 少なくとも3本のワイヤ24を出し入れ
可能に保持して、当該3本のワイヤ24の出入口32を
3角形の頂点を形成するように配置した保持ユニット2
2と、当該保持ユニット22から引き出した前記ワイヤ
24のそれぞれの長さを測定する測定手段と、計測点1
0に集結させる前記それぞれのワイヤ24の長さから計
測点10の座標位置を演算する演算手段と、を有した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元計測装置に
係り、特に計測対象の表面をワイヤなどの細線部材にて
計測する3次元計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の3次元計測装置として、光学式計
測装置やアーム式計測装置などがある。光学式計測装置
はトランシットと光波距離計を併せ持った3次元計測器
である。光学式計測装置は角度センサを有しており、当
該角度センサにより装置と計測点の相対角度を求める。
さらに計測点に光の反射板を設置して、当該反射板から
の反射光により光波距離計との距離を求める。これによ
り、計測点の3次元座標を得ることができる。光学式計
測装置は光波を用いるため、光波距離計と計測点とは物
理的に接触しない。このため、数十mといった広範囲で
計測をすることができるという利点がある。このような
光学式計測装置としては、例えば特開平6−18603
6号公報に開示されたものがある。
【0003】アーム式計測装置は複数のアームを有し、
これらのアームを関節で回動可能に連結している。アー
ムの先端部を計測点に接触させて、接触時のアーム長さ
と関節角度とを演算することにより、計測点の座標値を
得ることができる。アーム式計測装置は、アームの関節
数を増やすほど自由度が増し、複雑な曲面の計測を行う
ことができるという利点がある。このようなアーム式計
測装置としては、例えば特開平10−160402号公
報に開示されたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の3次元
計測装置においては、以下のような問題があった。光学
式計測装置の場合には、計測する際に計測点に反射板を
配置したり、計測点に向けて光の照準を調整するといっ
た作業が必要となる。このため、一点の計測に要する時
間が長くなってしまう。従って、計測点の数が多い場合
には、多大な時間を必要とするため、適用しにくいとい
う問題がある。
【0005】アーム式計測装置の場合には、数mといっ
た広範囲の計測に使用する際に、長いアームを使用する
とその長さの分だけアームを正確にコントロールするこ
とが困難となる。このため、計測点付近での微調整が困
難となり、測定精度が低下するという問題がある。ま
た、測定精度を保持するためにアームの長さを変えずに
アーム数を増やした場合には、アームを連結する関節の
数だけ、座表計算の作業が面倒となる。このため演算手
段に高い処理能力が求められ、コストが増大してしまう
という問題がある。
【0006】本発明の一の目的は、従来技術の問題点を
解決するためになされたものであり、広範囲の計測を行
うことが可能で、測定範囲内で測定精度を一定に保持す
ることができ、簡易に計測対象の計測を行うことができ
る3次元計測器を提供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、全方位的に計
測を行うことができる3次元計測器を提供することにあ
る。
【0008】また、本発明の他の目的は、計測した複数
の計測点間の距離を演算することができる3次元計測器
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における3次元計測器においては、線状部材
を出し入れ可能な複数の出入口を多角形状に配置した保
持ユニットと、当該複数の出入口から引き出した各線状
部材の長さを測定する測定手段と、計測点に集結させた
前記各線状部材の長さから計測点の座標位置を演算する
演算手段と、を有した構成とした。このようにしたた
め、保持ユニットに保持した複数の出入口から各線状部
材を引き出して、計測対象の計測点に角錐形状となるよ
う集結させる。集結した各線状部材の長さを前記測定手
段により測定する。前記各線状部材の長さと、各出入口
から計測点までの距離とは等しい。このため少なくとも
3つの連立方程式を立てることができ、この連立方程式
から計測点の座標位置を演算手段により演算する。この
ようにしたため、線状部材を計測点に集結させるという
非常に簡便な操作のみで座標位置の演算作業を行うこと
ができる。また、計測点の座標位置の演算作業は、出入
口に設定した座標位置と、計測した線状部材の引出し長
さとを前記連立方程式の解に代入するだけで足りるた
め、短時間に演算作業を行うことができる。また、測定
距離が大きくなった場合でも、線状部材の出し入れが出
来る範囲で測定精度を高く保持することができる。線状
部材としては、ワイヤが好ましいが、用途に応じて他の
部材を用いることができる。また、前記線状部材は少な
くとも3本必要であるが、この数に限定されるものでは
なく、3本以上用いてもよい。
【0010】上記構成においては、前記保持ユニットに
回動機構を設けるとともに、当該回動機構に保持ユニッ
トの回動変位を検出する角度センサを設けて、当該角度
センサにて検出した回動変位から前記演算手段にて回動
前の座標位置と回動後の座標位置とを相互変換可能とし
た構成とすることができる。このようにしたため、前記
保持ユニットを回動させて回動後の計測点の位置座標を
求めることができる。さらに、回動後の座標系と回動前
の座標系とは一意的な関係にあるため、演算手段により
相互変換することができる。このため、一つの座標系を
基準として、全方位的に測定を行うことができる。この
とき、線状部材の出入口の一つを固定して回動させるこ
とが望ましい。
【0011】上記構成においては、前記演算手段は、複
数の計測点の座標位置から当該複数の計測点間の距離を
算出可能とした構成とすることができる。このようにし
たため、計測点間の距離を簡易に求めることができ、計
測対象を立体的に把握することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本実施形態における3次元計測装
置について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施
形態の3次元計測装置の斜視図である。本実施形態にお
いては、保持ユニット22に設けた3本のワイヤ24
(24a、24b、26c)を用いて計測対象1の計測
点10を計測する場合について説明する。
【0013】3次元計測装置20は保持ユニット22を
有している。前記保持ユニット22は、平板形状のベー
ス26と、ワイヤエンコーダ28(28a、28b、2
8c)とを一体的に備えている。それぞれのワイヤエン
コーダ28のケーシング30には各ワイヤ24(24
a、24b、24c)の出入口32(32a、32b、
32c)を有しており、当該出入口32から各ワイヤ2
4を外部に引き出すことができる。ベース26の中央部
に設けたケーシング30aの出入口32aの高さは、ケ
ーシング30aの両側に設けたケーシング30b、30
cの出入口32b、32cの高さよりも低くしている。
このため、それぞれの出入口32a、32b、32cが
3角形の頂点をなす位置関係とすることができる。そし
て、出入口32a、32b、32cの先端部は、上面視
で同一直線上に位置するように形成している。このた
め、それぞれの出入口32がベース26面に対して垂直
な同一平面上にくるような位置関係となる。
【0014】前記ケーシング30a、30b、30c内
は以下のようになっている。図2は本実施形態における
ケーシング30内の斜視図である。ワイヤ24は大径の
ワイヤ巻付けプーリ34に巻き付けて保持されている。
ワイヤ24はワイヤ巻付けプーリ34に一定ピッチで一
様に巻き付けている。これにより、ワイヤ巻付けプーリ
34が一回転して引き出されるワイヤ24の長さが一定
となるようにしている。このワイヤ24は、ワイヤ巻付
けプーリ34から前記出入口32を介してケーシング3
0外部に引き出されるのである。出入口32にはドライ
なラジアルベアリングを介在させており、ワイヤ24を
引き出す際の摺動による摩耗を防止している。
【0015】前記ワイヤ巻付けプーリ34の上面には小
径のバネ巻取りプーリ36が同軸に設けられている。前
記バネ巻取りプーリ36と平行位置には、バネ戻しプー
リ40が設けられている。このバネ戻しプーリ40には
板バネ38が巻付け保持されており、当該板バネ38の
先端部がバネ巻取りプーリ36に接続してある。このた
め、ワイヤ24の引出しに伴いワイヤ巻付けプーリ34
が回転すると、バネ巻取りプーリ36が一体的に回転し
つつ前記板バネ38を巻き取る。これにより、バネ戻し
プーリ40は前記板バネ38の巻き取りに伴い回転す
る。これにより、バネ巻取りプーリ36を介してワイヤ
巻付けプーリ34に付勢力を与えることができる。従っ
て、ワイヤ24の引っ張り力を解除すると、前記付勢力
によりワイヤ24を再びワイヤ巻付けプーリ34に巻き
付けることができる。
【0016】ワイヤ巻取りプーリ34は、下面中心部に
一体的に設けた回転軸42に回転角度センサ44を備え
ている。この回転角度センサ44は、ワイヤ巻付けプー
リ34の回転変位を検知することができる。ワイヤ巻付
けプーリ34の直径は既知であるため、前記検知した回
転変位から引き出されたワイヤ34の長さをワイヤエン
コーダ28にて求めることができる。
【0017】このように形成した保持ユニット22の下
面中央部には、ユニット回動軸46が設けられている。
前記ユニット回動軸46は、円筒形状の連結部材48に
下端部を回動可能に内挿されている。このため、保持ユ
ニット22はユニット回動軸46と一体的に連結部材4
8に対して回動することができる。連結部材48はユニ
ット回動角度センサ50を備えており、当該ユニット角
度センサ50により保持ユニット22の角度変位を検知
している。このため、保持ユニット22の位置を回動の
前後で対応づけることができる。本実施形態において
は、前記ワイヤ24aの出入口32aの先端が、保持ユ
ニット22の回動中心と一致するように形成している。
このため、保持ユニット22の回動前後で出入口32a
の先端位置を不変とすることができる。
【0018】前記連結部材48の下端部は、三脚52の
連結部52aに嵌め込み結合されている。三脚52の脚
部52bはテレスコピックに形成してあり、長さを調整
できるようにしている。このため、三脚52上部に保持
した保持ユニット22の高さ調整を、保持ユニット22
の回動軸の水平位置を変えずに行うことができる。
【0019】本実施形態の3次元計測装置20は、演算
手段であるコンピュータ54を備えている。前記コンピ
ュータ54は、ワイヤエンコーダ28や角度センサ50
と接続しており、ワイヤ24の引出し長さや保持ユニッ
ト22の角度変位から計測点10の座表計算を行うので
ある。本実施形態においては、ワイヤ24aの出入口3
2aが原点となり、出入口32aの前方が正方向として
座標設定をするようにコンピュータ54を制御してい
る。
【0020】以上のように構成した3次元計測装置の作
用は以下のようになる。計測対象1の計測点10にワイ
ヤ24の出入口32が向くように、保持ユニット22を
回動させる。このとき、保持ユニット22上に水準器を
置いて、保持ユニット22の水平度を調整する。そし
て、3本のワイヤ24をそれぞれの出入口32から計測
点10まで引き出す。このとき、3本のワイヤ24は、
計測点10にて3角錐形状に集結させている。そして、
ワイヤエンコーダ28によりそれぞれのワイヤ24の引
出し長さL1、L2、L3を計測する。そして、計測した
ワイヤ24の引出し長さL1、L2、L3と保持ユニット
の回動変位から、計測点の座標位置をコンピュータ54
により演算する。
【0021】図3は本実施形態における計測点の座標計
算を求める説明図である。各ワイヤ出入口32a、32
b、32cの座標位置をそれぞれa、b、cとする。本
実施形態においては、ワイヤ出入口32aの位置を原点
とする。上記したように、出入口32がベース26面に
対して垂直な同一平面上にくるような位置関係としてい
るため、各点の座標値をa=(0、0、0)、b=(b
x、0、bz)、c=(cx、0、cz)となるようにおく
ことができる。それぞれのワイヤ出入口32の座標a、
b、cから計測点10の座標p=(x0、y0、z0)まで
の距離は、それぞれのワイヤ24の長さL1、L2、L3
に等しい。従って、以下の方程式を得ることができる。
【数1】
【数2】
【数3】 これら関係式(1)〜(3)の3つの連立方程式を解く
ことにより、3点a、b、cによって定義される座標系
上から見た計測点10の3次元座標値pを以下のように
得ることができる。
【0022】
【数4】
【数5】
【数6】 このように、設定したa、b、cの座標値と、計測した
それぞれのワイヤ24の引出し長さL1、L2、L3とを
関係式(4)〜(6)に代入することで、計測点10の
3次元座標pを得ることができる。本実施形態において
は、y座標軸は出入口32の前方側を正になるようにと
っているため、関係式(6)に示した計測点10のy座
標は正の値となる。
【0023】このようにしたため、ワイヤ24を計測点
10に集結させるという非常に簡便な操作のみで計測点
10の座標位置pの演算作業を行うことができる。ま
た、演算作業は、設定した3つの座標位置と、計測した
ワイヤ24の引出し長さとを代入するだけで足りるた
め、短時間に演算作業を行うことができる。また、測定
距離が大きくなった場合でも、ワイヤ24の出し入れが
出来る範囲で測定精度を高く保持することができる。
【0024】また、保持ユニット22は、ユニット回動
軸46により回動することができる。上記したように、
ワイヤ出入口32aを原点として、高さ方向の回動軸を
z軸としている。このため、回動変位をθとすると、回
動後の座標系x'y'z'は回動前の座標系xyzに対し
てz軸を中心に角度θで回転したことに対応する。従っ
て、回動前の座標系から回動後の座標系に以下のように
対応づけることができる。
【0025】
【数7】 このように、関係式(7)により回動前の座標系から回
動後の座標系に対応づけることができる。また、点pの
回動後の座標系における座標値p'=(x0'、y0'、
0')についても、関係式(7)を用いて対応づけるこ
とができる。そして、関係式(7)の両辺に逆行列をか
けることにより、回動後の座標系から回動前の座標系に
対応づけることができる。コンピュータ54は関係式
(7)の処理を行う変換部を内部に有しており、統一し
た一つの座標系(例えばxyz座標系)で全方位的に計
測作業を行うことができる。
【0026】図4は測定対象間の距離の計測方法を示す
説明図である。図5は計測対象における計測点の座標位
置を示す説明図である。まず、計測対象2の計測点11
の座標位置q=(x1、y1、z1)を上記したように求
める。そして、計測対象3の計測点12の座標位置r=
(x2、y2、z2)を同様にして求める。この計測点1
2の座標位置rを求める際に保持ユニット22を回動さ
せた場合には、関係式(7)を用いて座標位置qを計測
した座標系と同じ座標系に変換しておく。これにより、
以下のような式を立てることができる。
【0027】
【数8】 この関係式(8)から距離Rを求めることができる。本
実施形態のコンピュータ54は内部に算出部を有してお
り、この算出部にて距離Rを算出させている。また、計
測対象2の計測点13の座標位置s=(x3、y3
3)を計測点11近傍から連続的に測定することで、
計測対象12の形状を測定していくこともできる。
【0028】この3次元計測装置20は、集結したワイ
ヤ先端に適した治具等を取付けることにより、建設現場
での配管、機器等の据付作業に用いる専用計測器や、工
業デザイン用のデジタイザなど、様々な分野に応用して
用いることができる。
【0029】なお、実施形態においては、出入口の一つ
を原点として演算を行ったが、ワイヤ24の引出し長さ
から計測点の座標を求めることができれば、座標系のと
りかたや原点のとりかたは他のものでもよい。また、実
施形態においては、保持ユニットは高さ方向を軸として
回動するようにしたが、これに限らず例えば上下方向、
斜め方向に回動できるように形成してもよい。また、ワ
イヤではなく他の線状部材を用いてもよい。また、ワイ
ヤは少なくとも3本必要であるが、3本以上のワイヤを
用いてもよい。その他の部材に対しても、上記した実施
形態のみに限定されないことはもちろんである。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、線状部材を計測点に集結させるという非常に簡便な
操作のみで座標位置の演算作業を行うことができる。ま
た、演算作業は設定した3つの座標位置と、計測した線
状部材の引出し長さとを連立方程式の解に代入するだけ
で足りるため、短時間に演算作業を行うことができる。
また、測定距離が大きくなった場合でも、線状部材の出
し入れが出来る範囲で測定精度を高く保持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における3次元計測装置の斜視図であ
る。
【図2】実施形態におけるワイヤエンコーダの斜視図で
ある。
【図3】実施形態における計測点の座標計算を求める説
明図である。
【図4】実施形態における測定対象間の距離の計測方法
を示す説明図である。
【図5】実施形態における計測点の座標位置を示す説明
図である。
【符号の説明】
1………計測対象、2………計測対象、3………計測対
象、10………計測点、11………計測点、12………
計測点、13………計測点、20………3次元計測装
置、22………保持ユニット、24………ワイヤ、26
………ベース、28………ワイヤエンコーダ、30……
…ケーシング、32………出入口、34………ワイヤ巻
付けプーリ、36………バネ巻取りプーリ、38………
板バネ、40………バネ戻しプーリ、42………回転
軸、44………回転角度センサ、46………ユニット回
動軸、48………連結部材、50………ユニット角度セ
ンサ、52………三脚、54………コンピュータ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前川 祥生 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内 Fターム(参考) 2F062 AA04 CC27 EE01 EE52 GG02 GG04 GG38 JJ01 MM03 MM07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線状部材を出し入れ可能な複数の出入口
    を多角形状に配置した保持ユニットと、 当該複数の出入口から引き出した各線状部材の長さを測
    定する測定手段と、 計測点に集結させた前記各線状部材の長さから計測点の
    座標位置を演算する演算手段と、を有したことを特徴と
    する3次元計測装置。
  2. 【請求項2】 前記保持ユニットに回動機構を設けると
    ともに、当該回動機構に保持ユニットの回動変位を検出
    する角度センサを設けて、当該角度センサにて検出した
    回動変位から前記演算手段にて回動前の座標位置と回動
    後の座標位置とを相互変換可能としたことを特徴とする
    請求項1に記載の3次元計測装置。
  3. 【請求項3】 前記演算手段は、複数の計測点の座標位
    置から当該複数の計測点間の距離を算出可能としたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の3次元計測装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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