JPH11505919A - 精密角度測定装置 - Google Patents

精密角度測定装置

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JPH11505919A
JPH11505919A JP8535002A JP53500296A JPH11505919A JP H11505919 A JPH11505919 A JP H11505919A JP 8535002 A JP8535002 A JP 8535002A JP 53500296 A JP53500296 A JP 53500296A JP H11505919 A JPH11505919 A JP H11505919A
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ダイ,ユズーン
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ブラウン・アンド・シャープ・マニュファクチャリング・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 平行四辺形(62)の枢動可能に接続された交辺(40、50)の間の角度を測定するための装置は、基板(88)に形成される平行で直線的な複数の格子線(86)から成るパターン(84)を有する格子(78)と、読取りヘッド(80)とを備えている。上記格子は、上記平行四辺形の第1の辺(50)に関して固定された位置に取り付けられる。上記読取りヘッドは、センサ(90)を備えており、このセンサは、上記平行四辺形の交辺の間の角度変化に応答して格子線(86)の変位を感知し目盛の読取り値を発生するように位置決めされている。上記読取りヘッドは、上記第1の辺に平行な上記平行四辺形の第2の辺(52)に関して固定された位置に取り付けられている。一実施例においては、上記格子は、複数の格子線から成る単一のパターンを有していて、上記平行四辺形の交辺の間の角度変化の絶対値を測定するために使用される。本精密角度測定装置(72)は、座標測定機械に特に有用であるが、そのような用途に限定されない。

Description

【発明の詳細な説明】 精密角度測定装置 発明の分野 本発明は、精密角度測定装置に関し、より詳細に言えば、平行で直線的な格子 線を用いて平行四辺形の隣接する辺の間の角度を測定するための装置に関する。 本角度測定装置は、座標測定機械に特に有用であるが、そのような用途に限定さ れるものではない。 発明の背景 座標測定機械は、機械加工された部品の如き加工物の寸法検査を行うために使 用されている。加工物は、一般的に、テーブルに固定されており、測定プローブ が、測定空間の中で運動可能である。測定目盛が、測定空間の中のプローブの位 置を監視する。加工物の周囲のある点の座標を測定するために、プローブをその 点に接触させ、機械のX、Y及びZ方向の測定目盛を読み取る。2つの点の間の 距離を測定するために、これら点に順次接触させ、これら両方の点の座標を読み 取って、これら座標から距離を計算する。従来技術の座標測定機械は、高分解能 システム、電気的な接触プローブ、モータによる駆動装置、コンピュータによる 制御装置、及び、コンピュータによるデータ収集処理装置の如き手段を備えてい る。 通常の移動ブリッジ式座標測定機械(CMM)は、該CMMのテーブルの上の 案内路に沿ってY方向に動くブリッジを備えている。キャリッジが、上記ブリッ ジの案内路に沿ってX方向に動く。下方端にプローブが取り付けられているラム が、上記キャリッジの軸受を通って、垂直方向に動く。上記ブリッジと上記テー ブルとの間の目盛系、上記キャリッジと上記ブリッジとの間の目盛系、及び、上 記ラムと上記キャリッジとの間の目盛系が、直交する3つの方向に運動可能な要 素の位置を指示する。移動ブリッジ式CMMは、例えば、米国特許第4,939 ,678号(発行日:1990年7月3日、発明者:Beckwith,Jr.)に開示さ れている。別の従来技術の座標測定機械は、水平アーム式の機械であって、この 機械においては、水平ラムが、Z方向レールの上のZ方向キャリッジによって支 持されている。 従来技術の座標測定機械は、精度及び信頼性の両方の意味において、極めて満 足すべき性能を提供する。しかしながら、そのような装置は、比較的高価である 。その理由は、この装置は複雑であり、また、精密空気軸受を介してキャリッジ 又はラムを担持する案内路の如き精密機械部品を必要とするからである。精度及 び信頼性が極めて高く、尚かつ、構造が簡単で低コストの座標測定機械を提供す ることが望ましい。 種々の枢動マニピュレータ及び関節アームが、従来技術において開示されてい る。日本国出版物No.3−100416(発行日:1991年4月25日)は 、枢動リンク機構を利用した、検知プローブの位置を決定するための装置を開示 している。米国特許第4,341,502号(発行日:1982年7月27日、 発明者:Makino)は、加工物の位置及び姿勢を制御するための四辺形リンク機構 を備えた組立ロボットを開示している。米国特許第5,180,955号(発行 日:1993年1月19日、発明者:Karidis et al.)は、マルチバー駆動リン ク機構を備えた位置決め装置を開示している。米国特許第4,329,111号 (発行日:1982年5月11日、発明者:Schmid)は、第1の枢動軸線に枢動 可能に接続された第1の部材と、第2の枢動軸線において上記第1の部材に枢動 可能に接続された第2の部材とを有する関節アームを備えた、機械的なマニピュ レータを開示している。米国特許第4,894,595号(発行日:1990年 1月16日、発明者:Sogawa et al.)は、サポート要素を有する可動アームを 備えていて、上記アームの運動範囲全体にわたって平行四辺形の形状を維持する 産業用ロボットを開示している。米国特許第3,703,968号(発行日:1 972年11月28日、発明者:Uhrich et al.)は、台形リンク機構と組み合 わされる2つの平行四辺形リンク機構を備えたマニピュレータアームを開示して いる。本件出願人が承知している限りにおいて、従来技術の座標測定機械は、測 定プローブの位置決めを行うために機械的な枢動構造を用いていない。 機械的な枢動構造を座標測定機械のプローブを位置決めするために応用する際の 重要な問題は、そのような枢動構造の角度を必要な精度で且つ許容可能なコスト で行うことである。 発明の概要 本発明によれば、枢動可能に接続された平行四辺形の交差する辺(交辺)の間 の角度変化を測定するための装置が提供される。本装置は、基板に形成された平 行で直線的な複数の格子線のパターンを有する格子と、読取りヘッドとを備えて いる。この格子は、上記平行四辺形の第1の辺に関して固定された位置に取り付 けられるようになっている。上記読取りヘッドは、上記平行四辺形の交辺の間の 角度変化に応答して上記格子線の変位を感知するように位置決めされた、上記角 度変化を表す目盛の読取り値を発生するセンサを備えている。上記読取りヘッド は、上記第1の辺に平行な上記平行四辺形の第2の辺に関して固定された位置に 取り付けられるようになっている。 好ましい実施例においては、上記格子線は、上記平行四辺形の上記第1の辺に 関してある角度をなして配列されると共に均等に隔置されている。格子線のパタ ーンは、上記平行四辺形がその形状を変化させる際に、上記センサが上記パター ンを追従するように、弧状の形状とすることができる。本装置は、上記目盛の読 取り値に応答して上記平行四辺形の交辺の間の角度を表す値を発生する回路を備 えることができる。 本発明の別の特徴によれば、枢動可能に接続された平行四辺形の交辺の間の角 度を測定するための装置が提供される。この装置は、基板に形成された第1の格 子パターン及び第2の格子パターンを有する格子と、読取りヘッドとを備えてい る。上記第1の格子パターンは、平行で直線的な複数の格子線を含んでいる。上 記格子は、上記平行四辺形の第1の辺に関して固定された位置に取り付けられる ようになっている。上記読取りヘッドは、上記平行四辺形の上記交辺の間の角度 変化に応答して上記第1及び第2の格子パターンのそれぞれの変位を感知しする と共に、上記角度を表す第1及び第2の目盛の読取り値を発生する第1及び第2 のセンサを備えている。上記読取りヘッドは、上記第1の辺に平行な上記平行四 辺形の第2の辺に関して固定された位置に取り付けられるようになっている。 第1の実施例においては、上記第2の格子パターンは、上記第1の格子パター ンの格子線に対してある角度をなして配列される平行で直線的な複数の格子線を 含んでいる。第2の実施例においては、上記第2の格子線は、基準点からの変位 を表すマーキングパターンを含んでいる。本装置は、更に、上記第1及び第2の 目盛の読取り値に応答して上記角度を表す値を発生する回路を備えることができ る。 上記第1の格子パターンの格子線は、上記平行四辺形の上記第1の辺に関して ある角度をなして配列されるのが好ましい。上記ある角度は、このある角度と測 定される角度との和が約90°に等しくなるように、選択されるのが好ましい。 本発明の別の特徴によれば、枢動可能に接続された第1及び第2の要素の間の 角度変化を測定するための装置が提供される。この装置は、上記第1の要素に対 する上記第2の要素の角運動を、上記第1の要素に対する第3の要素の直線運動 に変換する手段と、基板に形成された平行で直線的な複数の線から成るパターン を有する格子と、読取りヘッドとを備えている。上記格子は、上記第1の要素に 関して固定された位置に取り付けられるようになっている。上記読取りヘッドは 、上記第1及び第2の要素の間の角度変化に応答して上記格子線の変位を感知し 、上記角度変化を表す信号を発生するセンサを備えている。上記読取りヘッドは 、上記第3の要素に関して固定された位置に取り付けられるようになっている。 図面の簡単な説明 本発明をより良く理解するために、本明細書に参考として組み込まれている添 付図面を参照するが、図面において、 図1は、左側前方且つ上方から見た座標測定機械の斜視図であり、 図2は、右側前方且つ上方から見た図1の座標測定機械の斜視図であって、別 のプローブ取付具と共に使用されている状態を示しており、 図3は、図1の座標測定機械の平面図であり、 図4は、図1の座標測定機械の分解斜視図であり、 図5は、プローブが任意の点に示されている図1の座標測定機械の概略平面図 であり、 図6は、図5の線6−6に沿って取った角度センサ72の概略断面図であり、 図7は、座標測定機械に使用される角度測定装置の概略的な線図であり、 図8は、上記角度測定装置の別の実施例の概略的な線図であり、 図9は、本座標測定機械においてプローブ座標を決定するための測定アセンブ リのブロック図であり、 図10は、座標測定機械の別の実施例の概略平面図である。 詳細な説明 座標測定機械が、図1乃至図5に示されている。本座標測定機械の主要な要素 は、測定する加工物11を保持するための任意のテーブル10と、柱すなわちサ ポート構造12と、関節アーム14と、Z方向ラムアセンブリ16とを含む。テ ーブル10を用いない場合には、サポート構造12は、定盤、又は、加工物を保 持するための他の適宜な面の上に、あるいは、そのような定盤又は面に隣接して 取り付けられる。座標測定機械は、後に説明するように座標を決定するための測 定アセンブリも備えている。サポート構造12は、垂直な柱の形態とすることが でき、関節アーム14の一端部のためのサポートとして機能する。サポート構造 12は、テーブル10に対して適所に固定されており、テーブル10に取り付け ることができる。関節アーム14は、サポート構造12に対して枢動可能に取り 付けられている。より詳細に言えば、関節アーム14は、サポート構造12に対 して枢動可能に接続された第1のアームアセンブリ20と、該第1のアームアセ ンブリに対して枢動可能に取り付けられた第2のアームアセンブリ22とを備え ている。これら第1及び第2のアームアセンブリ20、22は、垂直軸線の回り で枢動し、これにより、関節アーム14の端部24が、水平面に沿って運動する ことができる。 Z方向ラムアセンブリ16は、理解を容易にするために、図1乃至図5に概略 的に示されている。Z方向ラムアセンブリ16は、関節アーム14の端部24に 取り付けられていると共に、Z方向ラムハウジング31に関して垂直方向に運動 可能なZ方向ラム30を備えている。Z方向ラムハウジング31は、関節アーム 14の端部24に固定的に取り付けられている。プローブ28が、Z方向ラム3 0に対して着脱自在に取り付けられている。従って、Z方向ラムハウジング31 に関するプローブ28の垂直方向の運動、及び、水平面に沿う関節アーム14の 運動によって、プローブ28は、本座標測定機械の三次元測定空間の中で運動す ることができる。プローブの運動のX、Y及びZ方向が図1に示されている。プ ローブ28の運動は、一般的に、機械のオペレータによって手動操作で制御され る。Z方向ラムアセンブリ16は、Z方向ラム30とZ方向ラムハウジング31 との間に設けられていてZ方向ラム30の垂直方向の運動を許容する軸受35と 、Z方向ラム30を所望の垂直方向の位置に保持するための釣合いおもり(図示 せず)とを備えるのが好まし。 測定空間の寸法は、水平面においては、関節アーム14の運動範囲によって規 定され、また、垂直方向においては、Z方向ラムハウジング31に関するプロー ブ28の運動範囲によって規定される。サポート構造12に関する第1のアーム アセンブリ20の角度、第1のアームアセンブリ20に関する第2のアームアセ ンブリ22の角度、及び、ハウジング31に関するプローブ28の垂直方向の位 置を決定することにより、測定アセンブリは、測定空間の中のプローブ28の座 標を決定する。 第1のアームアセンブリ20は、第1のアーム部材36と、第2のアーム部材 38と、第1のリンク部材40とを備えている。第1のアーム部材36は、第1 の枢動軸線42においてブラケット45に枢動可能に接続されており、また、第 2のアーム部材38は、第2の枢動軸線44において上記ブラケット45に枢動 可能に接続されている。ブラケット45は、サポート構造12に堅固に取り付け られている。第1のアーム部材36及びリンク部材40は、第3の枢動軸線46 において枢動可能に接続されており、また、第2のアーム部材38及びリンク部 材40は、第4の枢動軸線48において枢動可能に接続されている。アームアセ ンブリ20の枢軸運動が、図3の矢印49によって示されている。アームアセン ブリ20の運動範囲は、図5に矢印47で示されている。 第2のアームアセンブリ22は、第3のアーム部材50と、第4のアーム部材 52と、第2のリンク部材54とを備えている。第3のアーム部材50は、第3 の枢動軸線46において、第1のアーム部材36及びリンク部材40に接続され ている。第4のアーム部材52は、第4の枢動軸線48において、第2のアーム 部材38及びリンク部材40に枢動可能に接続されている。第3のアーム部材5 0は、第5の枢動軸線56においてリンク部材54に枢動可能に接続されており 、第4のアーム部材52は、第6の枢動軸線58においてリンク部材54に枢動 可能に接続されている。アームアセンブリ22の枢軸運動は、図3に矢印59で 示されている。アームアセンブリ22の運動範囲は、図5に矢印57で示されて いる。Z方向ラムアセンブリ16は、第2のリンク部材54に堅固に取り付けら れている。枢動軸線42、44、46、48、56及び58は、互いに平行であ って、一般的には、垂直方向に配向されている。 図3に示すように、関節アーム14の枢動軸線42、44、46、48、56 及び58は、相互に接続された2つの平行四辺形を画定している。より詳細に言 えば、枢動軸線42、44、46及び48は、第1のアームアセンブリ20に関 係する第1の平行四辺形60の頂点を画定しており、また、枢動軸線46、48 、56及び58は、第2のアームアセンブリ22に関係する第2の平行四辺形6 2の頂点を画定している。図3においては、アーム部材38、52の形状が幾分 紛らわしいので、枢動軸線44と48との間、及び、枢動軸線48と58との間 にそれぞれ鎖線を引いて、平行四辺形を明らかに示している。関節アーム14が 水平面に沿って動くと、平行四辺形60、62の交差する辺(交辺)の間の角度 が変化する。しかしながら、向かい合う辺すなわち対辺は平行のままである。 関節アームの平行四辺形の構造は、本座標測定機械の作用に重要な結果をもた らす。関節アーム14の端部24が水平面に沿って動くと、Z方向ラムアセンブ リ16も、水平面に沿って動くが、サポート構造12に関して実質的に回転しな い。Z方向ラムアセンブリ16の上記実質的に非回転的な運動は、本座標測定機 械をプローブ延長部と共に使用する場合に、重要である。例えば、プローブ28 の代わりに、プローブ延長部29(図2及び図4に示す)をZ方向ラム30に取 り付けることができる。プローブ延長部29は、Z方向ラムアセンブリ16の垂 直軸線から任意の方向に伸長する。プローブ延長部は、横穴又はこれと同様なも のの如き加工物の側方の特徴部を測定するために必要となることがある。プロー ブが測定空間を通って動く際に、Z方向ラムアセンブリ16が回転すると、上記 プローブ延長部は回転することになる。そのようなプローブの回転は、プローブ 延長部の座標を決定するために比較的複雑な計算を必要とする。プローブ延長部 29が測定空間を通って動く際に、該プローブ延長部が実質的に回転しないよう にすることによって、座標の計算が単純化され、プローブ延長部に関して一定の 補正を行うことができる。他の種々のプローブ及びプローブ延長部をZ方向ラム 30に取り付け、座標測定を行うために使用することができる。 図1及び図4に最も良く示すように、第2のアーム部材38及び第4のアーム 部材52は、関節アーム14の比較的堅固な構造要素である。アーム部材38、 52、及び、これらアーム部材の枢動接続部は、座標測定値に誤差を導入する恐 れのある曲げ、ねじれ又は他の変形が無視できるように、Z方向ラムアセンブリ 16を測定空間を通して動かすに十分な剛性を有している。また、各要素の間の 枢動接続部は、枢動可能に接続された各要素の間の大きな相対運動(回転以外) を許容してはならない。対照的に、第1のアーム部材36、第1のリンク部材4 0、第3のアーム部材50、及び、第2のリンク部材54は、Z方向ラムアセン ブリ16の回転を実質的に阻止する制御要素であって、アーム部材38、52よ りも小さな構造的な剛性を有することができる。 本座標測定機械の必須的な要素は、測定空間の中のプローブ28の位置を決定 する上記測定アセンブリである。ブローブの位置を決定するためには、関節アー ム14の端部24の水平面における位置、及び、Z方向ラムハウジングに関する プローブ28の垂直方向の位置を決定する必要がある。Z方向ラムハウジング3 1に関するプローブ28の垂直方向の位置は、周知の技術に従って、目盛及びセ ンサによって決定することができる。特に、目盛33が、Z方向ラム30に取り 付けられており、また、センサ32が、関節アーム14の端部24、又は、垂直 方向に動かない他の要素に取り付けられている。上記センサ32は、目盛33を 読み取って、関節アーム14に関するプローブ28の垂直方向の変位を表す信号 を発生する。 Z方向ラムアセンブリ16の水平面における位置を決定するためには、サポー ト構造12に対する第1のアームアセンブリ20の角度、及び、第1のアームア センブリ20に対する第2のアームアセンブリ22の角度を決定する必要がある 。これらの角度は、関節アーム14に関係する平行四辺形60、62の交辺の間 の角度を決定することによって、決定することができる。一般的に、適宜な角度 測定装置を用いて、関節アーム14の上記角度を測定することができる。例えば 、通常のロータリエンコーダを用いることができる。しかしながら、許容可能な 精度を有する入手可能なロータリエンコーダは、比較的高価である。 好ましい角度測定装置、あるいは、角度センサを、ここで説明する。好ましい 装置は、低コストで高精度の角度測定を行う。第1の角度測定装置70を用いて 、サポート構造12に関する第1のアームアセンブリ20の角度を決定する。よ り詳細に言えば、上記角度測定装置70は、枢動軸線42、46を通る線と枢動 軸線42、44を通る線との間の角度φ1を測定するために使用される。第2の 角度測定装置72を用いて、第1のアームアセンブリ20と第2のアームアセン ブリ22との間の角度を決定する。より詳細に言えば、上記角度測定装置72は 、枢動軸線46、56を通る線と枢動軸線46、48を通る線との間の角度φ2 を測定するために使用される。 第1の角度測定装置70は、第1のアーム部材36に取り付けられた格子74 と、第2のアーム部材38に取り付けられた読取りヘッド76とを備えている。 関節アーム14が水平面に沿って動くと、平行四辺形60はその形状を変化させ 、読取りヘッド76は、上記格子74に対して相対的に移動する。第2の角度測 定装置72は、第3のアーム部材50に取り付けられた格子78と、第4のアー ム部材52に取り付けられた読取りヘッド80とを備えている。関節アーム14 が、水平面に沿って動くと、平行四辺形62はその形状を変化させ、読取りヘッ ド80は、格子78に対して相対的に移動する。上記角度測定装置70、72は 、後に詳細に説明する。 角度測定装置72は、図7に概略的に示されている。角度測定装置70が同じ 形態を有するのが好ましいことは理解されよう。上述のように、アーム部材50 、52、及び、リンク部材40、54は、平行四辺形62を画定している。この 平行四辺形の各辺は、軸線46、48、56、58に枢動可能に取り付けられて いるので、リンク部材40とアーム部材52との間の角度φは、関節アーム14 が水平面に沿って動くに連れて、変化することができる。これも上述したように 、格子78は、アーム部材50に堅固に取り付けられており、また、読取りヘッ ド80は、アーム部材52に堅固に取り付けられている。平行四辺形62がその 形状を変化させると、角度φが変化して、アーム部材50は、(この平行四辺形 の各対辺は、この平行四辺形がその形状を変化させる際に、平行状態を維持する ので)アーム部材52に関して直線的に動く。 格子78には、光透過性とすることのできる基板88の上に設けられた平行で 直線的な格子線86から成るパターン84が設けられている。これら格子線は、 例えば、クロムの如き金属とすることができる。各格子線86の幅及びその間の 間隔は、所望の角度測定分解能をもたらすように、選択される。角度測定装置の 一例においては、各格子線86の幅は、20マイクロメートルであり、また、隣 接する格子線86の間の間隔は、20マイクロメートルであって、リンク部材4 0、54は、110ミリメートルの長さを有している。この例においては、0. 3アークセカント(sec-1(0.3))の平均角度測定分解能が得られる。図 7に示すように、格子線86のパターン84は、角度φが変化するに連れて、該 パターン84が読取りヘッド80に確実に整合されるように、弧状にすることが できる。 図6及び図7に示すように、読取りヘッド80は、センサ90を備えており、 このセンサは、取り付けブロック92又は他の適宜な構造によって、アーム部材 52に堅固に取り付けられている。センサ90は、光源89及び光電検出器91 を含んでいて読取りヘッド80に対する格子線86の変位を感知するための電気 /光学センサであるのが好ましい。 アーム部材50が、アーム部材52に関して直線的に動くに連れて、センサ9 0は、読取りヘッド80に対する格子線86の変位を感知する。図7に示す単一 の格子パターンを有する角度測定装置72を用いて、増分的な角度変化を決定す ることができる。角度φの絶対値を決定するためには、出発角度又は基準角度を 決定して、そこから上記増分的な角度変化を測定する必要がある。そのような基 準角度は、例えば、関節アーム14の「ホームポジション」すなわち出発位置の 角度とすることができる。センサ90の目盛の読取り値は、下式によって角度φ に関係づけられる。 A=R×cos(φ+γ)+A0 (1) 上式において、Aは、角度φにおける目盛の読取り値であり、Rは、リンク部 材40、54の長さであり、γは、格子線86とアーム部材50との間の傾斜角 度であり、A0は、上記基準角度における目盛の読取り値である。この実施例に おいては、A0の値は、関節アームを基準角度まで動かして、センサ90の目盛 の読取り値A0を記録することによって、決定される。次に、目盛の読取り値A に関して、式(1)から角度φを決定する。 基準角度に対する増分的な角度変化ではなく、絶対角度φを測定するのが望ま しい場合がある。角度測定装置72は、角度φの絶対値を決定するように構成す ることができる。図8に示すように、平行で直線的な格子線102から成る第2 のパターン100が、格子線78の基板88の上に形成されている。これらの格 子線102は、パターン84の格子線86に対して直交している。この実施例に おいては、読取りヘッド80は、センサ90に加えて、取り付けブラケット92 に取り付けられた第2のセンサ104を備えており、この第2のセンサは、角度 φが変化するに連れて、格子線102の変位を感知するように位置決めされてい る。角度φは、以下に述べるように、センサ90、104の目盛の読取り値から 決定される。センサ90が、目盛の読取り値Aを与え、また、センサ104が、 目盛の読取り値Bを与えるものと仮定する。格子線102とアーム部材50との 間の傾斜角度はγであり、また、リンク部材40、54の長さはRである。この ようにすると、目盛の読取り値A、Bは、下式によって、角度φに関係づけられ る。 A= R×cos(φ+γ)+A0 (2) B= R×sin(φ+γ)+B0 (3) 上式において、A0及びB0は、ホームポジションにおける目盛の読取り値であ る。測定装置の感度は、上式(2)及び(3)を微分することにより、決定され る。 dA=−R×sin(φ+γ)×dφ (4) dB= R×cos(φ+γ)×dφ (5) 直線的な分解能dA、dBを与えると、角度φに関する感度は、(φ+γ)= π/2において最大値を取り、このπ/2に関して対称的である。特定の用途に おいては、角度φを、π/2に関して非対称的にすることができる。この場合に は、傾斜角度γを用いて、差を形成することができる。 各々の目盛の読取り値A、Bは、増分的であり、dφも未知であるので、角度 φ、付与値R、γ、並びにdA及びdBを解くためには十分に独立していない。 しかしながら、上記目盛の読取り値の組み合わせを用いて、絶対角度φを決定す ることができる。目盛の読取り値の変化ΔA、ΔBを生じさせる小さな動きに関 しては、式(4)及び(5)を組み合わせて、下式を得る。 φ=tan-1(ΔA/ΔB)−γ (6) ΔA、ΔB及びγを与えると、角度φは、式(6)から計算することができる 。図1乃至図5に示し上に説明した関節アーム14の例に関しては、角度φは、 70°に関して対称的であり、角度γは、約20°であるのが好ましい。 角度φの絶対値を測定するための格子78の第2の実施例をここで説明する。 この実施例においては、格子線の第2のパターン100は、格子パターン84に 沿う位置を表す。従って、例えば、格子線の間の間隔、あるいは、格子線のグル ープの間の間隔は、格子パターンの長さに沿って変化することができる。センサ 90、104の読取り値を処理して、絶対角度を決定する。この手法の詳細は、 米国特許第3,982,106号(発行日:1976年9月21日、発明者:st utz)に記載されており、上記米国特許の開示内容は、参考として本明細書に組 み込まれている。格子又は目盛は、均一に隔置されたマークを有する第1のパタ ーン(パターン84)と、複数の絶対値のマークを有していて上記第1のパタ ーンに対して平行な第2のパターン(パターン100)とを含んでおり、上記複 数の絶対値のマークの各々は、基準位置までのその距離の絶対値を特徴づける距 離だけ、後続するマークから隔置されている。 平行四辺形の交辺の間の角度φを測定することに関して、角度測定装置72を 上に説明した。格子又は目盛は、平行四辺形の第1の辺に関して適所に固定され ており、読取りヘッドは、上記第1の辺に平行な四辺形の第2の辺に関して適所 に固定されている。枢動可能に接続された上記平行四辺形は、アーム部材52に 関するリンク部材40の角運動を、アーム部材52に関するアーム部材50の直 線運動に変換することが分かる。より一般的に言えば、図面に示しここに説明す る角度測定装置を用いて、角運動がある方向に沿う直線運動に変換される任意の 状況において角度測定を行うことができる。ここに説明する角度測定装置は、平 行で直線的な格子線を用いるために、従来技術の角度測定装置よりもかなり低コ ストで実施することができるという利点を有している。 本座標測定機械の測定アセンブリのブロック図が、図9に示されている。この 測定アセンブリは、ホーム角度すなわち基準角度からの増分的な角度を測定する 角度測定装置と共に実施される。角度測定装置70のセンサ110が、図7に示 すセンサ90に相当する。角度測定装置72のセンサ112が、図7に示すセン サ90に相当する。プローブ位置センサ32は、図1に示されている。これらの センサ110、112、32は、座標プロセッサ120に目盛の読取り値を与え る。座標プロセッサ120は、角度計算機122を備えており、この角度計算機 は、センサ110からの目盛の読取り値ΔA1、並びに、定数A01、γ1及びR1 を、式(1)を用いて、サポート構造12に関する第1のアームアセンブリ20 の角度φ1に変換する。角度計算機124が、センサ110からの目盛の読取り 値ΔA2、並びに、定数A02、γ2及びR2を、式(1)を用いて、第1のアーム アセンブリ20に関する第2のアームアセンブリ22の角度φ2に変換する。上 記定数A01及びA02は、センサ110、112のそれぞれのホームポジションに おける目盛の読取り値を表している。上記定数γ1及びγ2は、格子線86と測定 装置70、72のそれぞれのアーム部材50(図7参照)との間の角度を表して いる。上記 定数R1、R2は、測定装置70、72のそれぞれのリンク部材40、54の長さ を表している。角度計算機122からの角度φ1、角度計算機124からの角度 φ2、及び、プローブ位置センサ32からのプローブ垂直位置Pは、座標計算機 128に与えられる。この座標計算機は、下式に従って上記値を組み合わせる。 X= L1・cos(φ1+γ1)+L2・cos(φ2+γ2) (7) Y=−L1・sin(φ1+γ1)+L2・sin(φ2+γ2) (8) 上式において、X及びYは、プローブ28のX座標及びY座標を表しており、 L1は、軸線44、48(図3)の間の距離を表しており、L2は、軸線48、5 8の間の距離を表している。枢動軸線44は、座標測定を行うためのX−Y平面 の原点に指定されるのが好ましい。座標計算機128は、測定空間の中のプロー ブ20のX座標、Y座標及びZ座標を決定する。座標プロセッサ120は、上述 の各式を解くようにプログラムされたマイクロプロセッサとして実施することが できる。 本発明の上記座標測定機械の一例においては、測定空間の一辺は、300ミリ メートルの寸法を有している。そのような測定空間の中の測定精度は、約0.0 2ミリメートルである。ここに開示する座標測定機械は、比較的低コストで高精 度の測定を行う。キャリッジ及びラムの如き機械の要素を懸架するための空気軸 受が全く必要とされないので、本機械には、空気供給ポンプは必要とされない。 本座標測定機械の別の実施例が、図10に概略的に示されている。図示し且つ 上に説明したように、関節アーム14の第1の端部は、サポート構造12に枢動 可能に接続されており、また、関節アーム14の第2の端部は、水平面に沿って 運動することができる。Z方向ラムアセンブリ16が、関節アーム14の上記第 2の端部に取り付けられている。上述のように、関節アーム14は、第1のアー ムアセンブリ20と、第2のアームアセンブリ22とを備えている。図10に示 す座標測定機械は、更に、第2の関節アーム14’を備えており、この第2の関 節アームは、サポート構造12に枢動可能に接続された第1の端部と、水平面に 沿って運動可能な第2の端部とを有している。Z方向ラムアセンブリ16は、関 節アーム14’の第2の端部にも取り付けられている。関節アーム14’は、関 節アーム14と実質的に鏡像関係にある。従って、第1のアームアセンブリ20 ’が、第1のアームアセンブリ20と鏡像関係にあり、また、第2のアームアセ ンブリ22’が、第2のアームアセンブリ22と鏡像関係にある。図10の実施 例は、図1乃至図5に示し且つ上に説明した実施例よりも、Z方向ラムアセンブ リ16を幾分堅固に支持する。 現時点において本発明の好ましい実施例であると考えられる実施例を図面に示 し且つ上に説明したが、添付の請求の範囲によって規定される本発明の範囲から 逸脱することなく、そのような実施例に種々の変形及び変更を加えることができ ることは、当業者には明らかであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 平行四辺形の枢動可能に接続された交辺の間の角度変化を測定するため の角度変化測定装置であって、 基板に形成される平行で直線的な複数の格子線から成るパターンを含み、前記 平行四辺形の第1の辺に関して固定された位置に取り付けられるようになってい る格子と、 前記平行四辺形の前記交辺の間の角度変化に応答して前記格子線の変位を感知 し、前記角度変化を表す目盛の読取り値を発生するセンサを含む読取りヘッドと を備えており、該読取りヘッドは、前記第1の辺に平行な前記平行四辺形の第2 の辺に関して固定された位置に取り付けられるようになっていることを特徴とす る、平行四辺形の枢動可能に接続された交辺の間の角度変化を測定するための角 度変化測定装置。 2. 請求項1の角度変化測定装置において、前記複数の格子線から成る前記 パターンの前記格子線は、前記平行四辺形の前記第1の辺に関して角度をなして 配列されていることを特徴とする角度変化測定装置。 3. 請求項1の角度変化測定装置において、前記センサは、前記格子線を読 み取るための電気/光学装置を含んでいることを特徴とする角度変化測定装置。 4. 請求項1の角度変化測定装置において、前記パターンの前記格子線は、 均等に隔置されていることを特徴とする角度変化測定装置。 5. 請求項1の角度変化測定装置において、格子線から成る前記パターンは 、弧状であって、前記センサは、前記平行四辺形がその形状を変化させる際に、 前記パターンを追従するように構成されたことを特徴とする角度変化測定装置。 6. 請求項1の角度変化測定装置において、更に、前記目盛の読取り値に応 答して前記平行四辺形の前記交辺の間の角度を表す値を発生する回路を備えてい ることを特徴とする角度変化測定装置。 7. 請求項6の角度変化測定装置において、 前記回路は、式A=R×cos(φ+γ)+A0に従って、前記値を発生し、 前 記式において、Aは、前記目盛の読取り値であり、φは、前記角度であり、Rは 、前記第1及び第2の辺を相互に接続する平行四辺形の辺の長さであり、γは、 前記格子線と前記平行四辺形の第1の辺との間の傾斜角度であり、A0は、基準 角度の目盛の読取り値であることを特徴とする角度変化測定装置。 8. 枢動可能に接続された平行四辺形の交辺の間の角度を測定するための角 度変化測定装置であって、 基板に形成される第1の格子パターン及び第2の格子パターンを有しており、 前記第1の格子パターンは、平行で直線的な複数の格子線を含んでおり、前記平 行四辺形の第1の辺に関して固定された位置に取り付けられるようになっている 格子と、 前記平行四辺形の前記交辺の間の角度変化に応答して前記第1及び第2の格子 パターンのそれぞれの変位を感知し、前記角度を表す第1及び第2の目盛の読取 り値を発生する第1及び第2のセンサを有する読取りヘッドとを備えており、該 読取りヘッドは、前記第1の辺に平行な前記平行四辺形の第2の辺に関して固定 された位置に取り付けられるようになっていることを特徴とする、枢動可能に接 続された平行四辺形の交辺の間の角度を測定するための角度変化測定装置。 9. 請求項8の角度変化測定装置において、前記第2の格子パターンは、前 記第1の格子パターンの前記格子線に対してある角度をなす平行で直線的な複数 の格子線を含むことを特徴とする角度変化測定装置。 10. 請求項9の角度変化測定装置において、前記第1の格子パターンの前記 格子線は、前記平行四辺形の前記第1の辺に関して角度γをなして配列されてい ることを特徴とする角度変化測定装置。 11. 請求項10の角度変化測定装置において、前記鋭角γは、該角度γと測 定される前記角度φとの和が約90°に等しくなるように、選択されることを特 徴とする角度変化測定装置。 12.請求項8の角度変化測定装置において、前記第2の格子パターンは、基準 点からの変位を表すマーキングパターンを含むことを特徴とする角度変化測定装 置。 13. 請求項8の角度変化測定装置において、前記第1及び第2のセンサは各 々、前記格子線を読み取るための電気/光学装置を含むことを特徴とする角度変 化測定装置。 14. 請求項8の角度変化測定装置において、前記第1の格子パターンの前記 格子線は、均等に隔置されていることを特徴とする角度変化測定装置。 15. 請求項8の角度変化測定装置において、前記第1及び第2の格子パター ンは、弧状であって、前記第1及び第2のセンサは、前記平行四辺形がその形状 を変化させる際に、前記第1及び第2の格子パターンにそれぞれ整合された状態 を維持するように構成されたことを特徴とする角度変化測定装置。 16. 請求項8の角度変化測定装置において、更に、前記第1及び第2の目盛 の読取り値に応答して前記角度を表す値を発生する回路を備えていることを特徴 とする角度変化測定装置。 17. 請求項16の角度変化測定装置において、 前記回路は、式φ=tan-1(ΔA/ΔB)−γに従って、前記角度を計算し 、前記式において、ΔA及びΔBは、前記第1及び第2の目盛の読取り値の変化 をそれぞれ示し、γは、前記第1の格子パターンの前記格子線と前記平行四辺形 の前記第1の辺との間の角度を表すことを特徴とする角度変化測定装置。 18. 枢動可能に接続された第1及び第2の要素の間の角度変化を測定するた めの角度変化測定装置であって、 前記第1の要素に対する前記第2の要素の角運動を、前記第1の要素に対する 第3の要素の直線運動に変換する手段と、 基板に形成される平行で直線的な複数の格子線から成るパターンを含んでいて 、前記第1の要素に関して固定された位置に取り付けられるようになっている格 子と、 前記第1及び第2の要素の間の角度変化に応答して前記格子線の変位を感知し 、前記角度変化を表す信号を発生するセンサを含む読取りヘッドとを備えており 、該読取りヘッドは、前記第3の要素に関して固定された位置に取り付けられる ように構成されていることを特徴とする、枢動可能に接続された第1及び第2の 要 素の間の角度変化を測定するための角度変化測定装置。
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