JP2002030698A - 昇降式運転室付き作業機 - Google Patents

昇降式運転室付き作業機

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JP2002030698A JP2000213235A JP2000213235A JP2002030698A JP 2002030698 A JP2002030698 A JP 2002030698A JP 2000213235 A JP2000213235 A JP 2000213235A JP 2000213235 A JP2000213235 A JP 2000213235A JP 2002030698 A JP2002030698 A JP 2002030698A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータに対して転落防止を的確なタイミ
ングで報知することのできる昇降式運転室付き作業機を
提供する。 【解決手段】 作業対象の高さに応じて運転室を昇降さ
せ、良好な視界で作業装置を操作できるように構成され
た昇降式運転室付き作業機において、運転室6が乗降位
置から上昇したことを検出するリミットスイッチLS2
と、作業機1の作動停止を検出するリミットスイッチLS
1と、上記両リミットスイッチLS1及びLS2によって運転
室6の上昇と作業機の作動停止がともに検出されたとき
に警報を報知する警報回路11とを備えてなることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクラップの解体
作業に使用されるリフティングマグネットやアームの先
端に備えた破砕装置を操作して破砕作業等を行う作業機
に関し、特に昇降式運転室いわゆるエレベータキャブを
搭載した作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の作業機は基本的に油圧ショベル
と同じ構成であるが、フロントアタッチメントの先端に
備えられたバケットの代わりに例えば破砕装置を取り付
けることにより自動車等のスクラップ解体作業が容易に
行えるようになっており、また、解体したスクラップを
高く積み上げる際に良好な作業視界を確保する目的で運
転室は昇降式に構成されている。
【0003】この作業機によれば、作業対象の高さに応
じて運転室を昇降させることができるため、常に良好な
作業視界を確保しながら作業を行うことができる。現状
の昇降式運転室では、乗降位置(格納位置)から最大上
昇限界までおよそ3mの範囲で昇降させることが可能で
ある。
【0004】その反面、運転室を頻繁に昇降させると、
運転室が乗降位置まで完全に降下していないにも拘わら
ず運転室が乗降位置に戻っていると錯覚してしまうこと
があり、この状態でドアを開けて降りようとすると足を
踏み外して転倒することになる。
【0005】従って、このような昇降式運転室を備えた
作業機では、運転室が上昇している状態でオペレータが
運転室から誤って降りることがないように安全対策が講
じられている。その安全対策としては例えば、(a)運転
室が乗降位置から上昇したことをリミットスイッチで検
出し、運転室内の警告ランプを点灯させるもの、(b)運
転室が上昇した状態で運転室のドアが開かれた場合に警
報ブザーを鳴らすもの等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(a)の警告ランプを点灯させる方法では、運転室の上昇
のみを検出しているためオペレータが降りる意志のない
場合にも不必要に警告がなされるという問題があり、上
記(b)の警報ブザーを鳴らす方法では、ドアを開けた後
に警報が発せられるため警告のタイミングとしては遅
く、しかもオペレータが外部の作業者に対して指示を与
えるべくドアを開けると警報ブザーが鳴りっぱなしにな
るという不都合もある。
【0007】本発明は以上のような従来の昇降式運転室
付き作業機における課題を考慮してなされたものであ
り、運転室上昇位置においてオペレータに対し転倒また
は転落防止の警報を的確なタイミングで報知することの
できる昇降式運転室付き作業機を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、作
業対象の高さに応じて運転室を乗降位置から作業位置に
上昇させ、良好な視界で作業装置を操作できるように構
成された昇降式運転室付き作業機において、上記運転室
が乗降位置から上昇したことを検出する運転室位置検出
手段と、上記作業機の作動停止を検出する作動停止検出
手段と、上記両検出手段によって運転室の上昇と作業機
の作動停止がともに検出されたときに警報を報知する警
報報知手段と、を備えてなる昇降式運転室付き作業機で
ある。
【0009】請求項2の本発明は、運転席の乗降側に備
えられた乗降遮断レバーを遮断解除位置に操作すること
によって上記作動停止の検出が行えるようにした昇降式
運転室付き作業機である。
【0010】請求項3の本発明は、上記警報報知手段
が、音声による報知と視覚による報知と振動による報知
のいずれか一つまたは複数を行うように構成されている
昇降式運転室付き作業機である。
【0011】請求項4の本発明は、上記警報報知手段が
タイマーを有し、所定の期間について警報を報知するよ
うに構成されている昇降式運転室付き作業機である。
【0012】請求項5の本発明は、上記警報報知手段
が、警報の報知を停止させる停止スイッチを含む昇降式
運転室付き作業機である。
【0013】請求項1の本発明に従えば、例えばスクラ
ップ積み上げ作業を行う場合にオペレータが運転室を上
昇させると、まず運転室位置検出手段によって運転室が
上昇したことが検出される。この状態、すなわち運転室
が高所に位置する状態で作業機の作動を停止させると、
作動停止検出手段によって作動停止が検出される。運転
室の上昇と作動停止の双方が検出されると警報報知手段
が警報を報知する。それにより、運転室が上昇している
状態でオペレータが作動を停止させ誤って運転室外に出
ようとするとドアを開ける前に警報が発せられる。
【0014】従って、オペレータに対し的確なタイミン
グで警報が発せられることにより、運転室からの足の踏
み外しまたは落下を確実に防止することができる。
【0015】請求項2の本発明に従えば、乗降遮断レバ
ーを遮断解除位置に操作することによって作動停止が検
出されるようにしたため、作動停止を検出するために新
たな構成を追加することなく既存の構成を利用すること
ができる。
【0016】請求項3の本発明に従えば、上記警報報知
手段が、音声報知と視覚報知と振動報知のいずれか一つ
または複数を行うため、例えば音声と視覚による報知を
行なえばオペレータに対して確実に警報を認識させるこ
とができる。
【0017】請求項4の本発明に従えば、一定の期間が
経過すると警報の報知が停止するため、例えばオペレー
タが運転室内で休憩するときに不用意に操作レバー等に
触れて作業機を誤動作させない目的で乗降遮断レバーを
引き上げて作動停止にしても警報の報知を一定期間で停
止させることができる。
【0018】また、例えば音声報知のみをタイマーで制
御し、視覚報知については報知を継続させれば、休憩す
る場合に警報が邪魔とならず、且つ運転室が上昇してい
る状態を継続してオペレータに報知することができる。
【0019】請求項5の本発明に従えば、運転室外部の
作業者に連絡をするような場合において、乗降遮断レバ
ーを引き上げると一旦、警報が報知されるが、オペレー
タの意志によって警報の報知を停止させることができる
ため、警報に邪魔されず連絡を迅速に取ることができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づいて本発明を詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明に係る昇降式運転室付き作
業機(以下作業機と略称する)の側面を示したものであ
る。
【0022】同図において、作業機1は下部走行体2を
有し、その下部走行体2上に旋回自在に上部旋回体3が
搭載されている。この上部旋回体3の前部には上下方向
に揺動可能な作業アタッチメント4が備えられ、後部に
はエンジンルーム5が形成されている。
【0023】上記作業アタッチメント4の横側で且つエ
ンジンルーム5の前側には昇降式の運転室6が配置され
ている。
【0024】この運転室6は、その運転室6とエンジン
ルーム5との間に設けられた昇降ガイド部材7の傾斜面
7aに沿って昇降できるようになっている。なお、傾斜
面7aには一対のガイドレール(図示しない)が備えら
れ、運転室6にはそのガイドレールに係合し得る係合溝
が平行して形成されている。
【0025】この運転室6の昇降は、主シリンダ8と左
右一対の副シリンダ9によるロッドの伸縮によって行わ
れるようになっている。主シリンダ8のヘッド側は上部
旋回体3のフロアプレートに連結され、ロッド側は運転
室6の後壁に連結されている。一方、副シリンダ9のヘ
ッド側はフロアプレートに連結され、ロッド側は運転室
6の底面に連結されている。
【0026】なお、図中、実線で示す運転室6は、主及
び副シリンダ8,9が伸長した上昇位置を示し、仮想線
で示す運転室6′は主及び副シリンダ8,9が縮小した
乗降位置(格納位置)を示している。
【0027】図2は上記運転室6及びその周辺部を拡大
して示したものであり、(a)は要部側面図、(b)は
A矢視平面図である。
【0028】両図において、運転室6内には運転席6a
が備えられ、その運転席6aの左右両側には作業アタッ
チメント4を操作するための操作レバー6bを有するコ
ントロールボックス6cが配置され、乗降側に位置する
コントロールボックス6cの前側には乗降遮断レバー6
dが設けられている。
【0029】この乗降遮断レバー6dはオペレータが運
転室6から離れるときは上方に引き上げられる(図中6
d′に示す位置)ようになっており、上方に引き上げら
れると、エンジンの駆動を除いてはすべての作動が停止
されてロック状態となる。また、このとき作業機の作動
停止を検出する作動停止検出手段としてのリミットスイ
ッチLS1のa接点が開かれ、b接点が閉じられる(図3
参照)。また、オペレータが運転席6aに着座して乗降
遮断レバー6dを下方に引き下げるとオペレータの乗降
を遮断するように機能するとともに、ロック状態が解除
されて作動可能な状態となる。このときリミットスイッ
チLS1のb接点が開かれてa接点が閉じ、後述する乗降
遮断ソレノイドS/Vに通電される。
【0030】一方、運転室6の底部には、運転室6が乗
降位置から上昇したことを検出する運転室位置検出手段
としての別のリミットスイッチLS2が備えられ、運転室
6が乗降位置から所定の高さ、例えば10cm以上上昇す
ると、昇降ガイド部材7に沿って縦方向に形成されたレ
ール13に作動子12が接触してリミットスイッチLS2
の接点cが閉じられる。なお、図中、14はリミットス
イッチLS2を底部に固定するためのブラケットであり、
15はコネクタである。
【0031】図3において、11は上記リミットスイッ
チLS1及びLS2に接続された警報報知手段としての警報回
路11である。
【0032】同図では、乗降遮断レバー6dは引き上げ
られており、リミットスイッチLS1のb接点が閉じてい
る。一方、このリミットスイッチLS1と直列に接続され
ているリミットスイッチLS2は運転室6が乗降位置にあ
るため、そのc接点は開いている。PLは転落警告用の
パイロットランプ、BZは同じくブザーであり、リミッ
トスイッチLS2の出力側に並列接続されている。なお、
パイロットランプPLは視覚による報知を行うものであ
り、ブザーBZは音声報知を行うものである。
【0033】S/Vは、乗降遮断レバー6dに接続され
ている乗降遮断ソレノイドであり、a接点が閉じて励磁
されると作業機を作動させることが可能になり、非励磁
では作動停止状態になる。
【0034】上記警報回路11では、運転室6が上昇し
ていない状態ではリミットスイッチLS2のc接点が開い
ているため乗降遮断レバー6dを乗降遮断位置または遮
断解除位置に操作してもパイロットランプPL,ブザー
BZは動作しない。
【0035】ところが、運転室6が乗降位置から上昇す
るとリミットスイッチLS2のc接点が閉じるため、この
状態で乗降遮断レバー6dが引き上げられるとリミット
スイッチLS1のb接点も閉じられるため警報回路11に
通電され、パイロットランプPLが点灯するとともにブ
ザーBZが吹鳴する。
【0036】その結果、運転室6が上昇した状態でオペ
レータが誤って乗降遮断レバー6dを引き上げて降りよ
うとすると、パイロットランプPLとブザーBZとによ
って警報が発せられることになる。しかもこの状態でド
アは閉じられているため、オペレータが運転室6から足
を踏み外す虞れがない。
【0037】図4は、上記警報回路11の変形例を示し
たものである。なお、以下の説明において図3と同じ構
成要素については同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0038】図4に示す警報回路11ではブザーBZの
入力側にタイマーTが備えられている。この構成ではリ
ミットスイッチLS1のb接点及びリミットスイッチLS2の
c接点がともに閉じて警報回路11が動作すると、タイ
マーの接点T1が所定時間(例えば5秒)経過後に開き
(off動作)、ブザーBZの吹鳴が停止する。
【0039】この構成は、以下のような作業形態におい
て有用である。すなわち、オペレータは運転室6を上昇
させた状態で作業を中断し休憩する場合があり、その場
合、不用意に操作レバー等に触れて作業機を誤動作させ
ないように乗降遮断レバー6dを引き上げて作動停止状
態にロックすることがある。
【0040】このような場合であっても、リミットスイ
ッチLS1のa接点及びリミットスイッチLS2のc接点がと
もに閉じられるため警報回路11が動作してブザーBZ
が吹鳴することになる。そこで、ブザーBZの吹鳴期間
をタイマーTで制限すれば、故意に乗降遮断レバー6d
を引き上げたまま休憩するような場合についてはブザー
BZの吹鳴を停止させて騒音とならないようにすること
ができる。
【0041】なお、ブザーBZが吹鳴を停止してもパイ
ロットランプPLは点灯したままであるため、オペレー
タは運転室6が高所にあることを認識することができ
る。
【0042】図5は、上記タイマーTの代わりに手動操
作可能な停止スイッチSWを設けたものである。この構
成によれば、タイマーTの計時を待たずにブザーBZの
吹鳴をオペレータの意志で停止させることができる。
【0043】この構成は、以下のような作業形態におい
て有用である。すなわち、スクラップをダンプトラック
の荷台に積み込む作業では、オペレータは運転室内から
例えばダンプトラックの運転手に対して口頭で指示を行
う場合があり、このときドアを開放する。ところが、乗
降遮断レバー6dを引き上げると上述したようにブザー
BZが吹鳴するためタイマーの計時期間が終了するまで
は指示を行うことができない。そこで、オペレータの意
志で停止スイッチSWを押してブザーBZの吹鳴を停止
させるように構成すれば、運転室外部に対して迅速に口
頭で指示することが可能になる。
【0044】なお、上記実施形態では警報回路11をシ
ーケンス回路を用いてハードウエア的に説明したが、こ
れに限らず、マイクロコンピュータを用いてソフトウエ
ア的に構成することもできる。
【0045】また、本発明において運転室位置検出手段
び作動停止検出手段をいずれもリミットスイッチで構成
したが、これに限らず、例えば近接スイッチ等の位置検
出センサで構成することもできる。
【0046】また、本発明の警報報知手段は、上記実施
形態ではパイロットランプPLによる視覚報知とブザー
BZによる音声報知で構成したが、視覚報知を行う手段
としてはパイロットランプPLに限らず例えばコントロ
ールボックス6cの液晶表示画面上に警告マークを表示
させるものであってもよい。また、音声報知の代わりに
例えばバイブレータで運転席6aを振動させるという振
動報知を行うこともできる。
【0047】また、本発明においては作業機の作動停止
を乗降遮断レバー6dの引き上げ操作で検出したが、こ
れに限らず、例えば運転席6aにシートベルトを備えた
ものではそのシートベルトを外したときに作動停止を検
出するように構成することもできる。また、運転席6a
の着座面に圧力スイッチを設け、オペレータが運転席6
aの着座面から離れた時に作動停止を検出するように構
成することもできる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1の本発明によれば、例えばスクラップ積み上げ
作業を行う場合にオペレータが運転室を上昇させると、
まず運転室位置検出手段によって運転室が上昇したこと
が検出され、運転室が高所に位置する状態で作業機の作
動を停止させると、作動停止検出手段によって作動停止
が検出され、運転室の上昇と作動停止の双方が検出され
ると警報報知手段が警報を報知するように構成したた
め、運転室が上昇している状態でオペレータが作動を停
止させ誤って運転室外に出ようとするとドアを開ける前
に警報が発せられる。従って、オペレータに対し的確な
タイミングで警報が発せられることにより、運転室から
の足の踏み外しまたは落下を確実に防止することができ
る。
【0049】請求項2の本発明によれば、乗降遮断レバ
ーを遮断解除位置に操作することによって作動停止が検
出されるようにしたため、作動停止を検出するために新
たな構成を追加することなく既存の構成を利用すること
ができる。
【0050】請求項3の本発明によれば、上記警報報知
手段が、音声報知と視覚報知と振動報知のいずれか一つ
または複数を行うため、例えば音声と視覚による報知を
行なえばオペレータに対して確実に警報を認識させるこ
とができる。
【0051】請求項4の本発明によれば、一定の期間が
経過すると警報の報知が停止するため、例えばオペレー
タが運転室内で休憩するときに不用意に操作レバー等に
触れて作業機を誤動作させない目的で乗降遮断レバーを
引き上げて作動停止にしても警報の報知を一定期間で停
止させることができる。
【0052】また、例えば音声報知のみをタイマーで制
御し、視覚報知については報知を継続させれば、休憩す
る場合に警報が邪魔とならず、且つ運転室が上昇してい
る状態を継続してオペレータに報知することができる。
【0053】請求項5の本発明によれば、運転室外部の
作業者に連絡をするような場合において、乗降遮断レバ
ーを引き上げると一旦、警報が報知されるが、オペレー
タの意志によって警報の報知を停止させることができる
ため、警報に邪魔されず連絡を迅速に取ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る昇降式運転室付き作業機の側面図
である。
【図2】(a)は運転室部分の拡大図、(b)はリミッ
トスイッチLS2の配置を示す要部平面図である。
【図3】本発明に係る昇降式運転室に備えられる警報回
路図である。
【図4】図3に示す警報回路図の変形例である。
【図5】図3に示す警報回路図の別の変形例である。
【符号の説明】
1 作業機 2 下部走行体 3 上部旋回体 4 作業アタッチメント(作業装置) 5 エンジンルーム 6 昇降式の運転室 6a 運転席 6d 乗降遮断レバー LS1 リミットスイッチ(作動停止検出手段) LS2 リミットスイッチ(運転室位置検出手段) 11 警報回路(警報報知手段) PL パイロットランプ BZ ブザー T タイマー SW 停止スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業対象の高さに応じて運転室を乗降位
    置から作業位置に上昇させ、良好な視界で作業装置を操
    作できるように構成された昇降式運転室付き作業機にお
    いて、 上記運転室が乗降位置から上昇したことを検出する運転
    室位置検出手段と、上記作業機の作動停止を検出する作
    動停止検出手段と、上記両検出手段によって運転室の上
    昇と作業機の作動停止がともに検出されたときに警報を
    報知する警報報知手段と、を備えてなることを特徴とす
    る昇降式運転室付き作業機。
  2. 【請求項2】 運転席の乗降側に備えられた乗降遮断レ
    バーを遮断解除位置に操作することによって上記作動停
    止の検出が行えるようにした請求項1記載の昇降式運転
    室付き作業機。
  3. 【請求項3】 上記警報報知手段が、音声による報知と
    視覚による報知と振動による報知のいずれか一つまたは
    複数を行うように構成されている請求項1または2に記
    載の昇降式運転室付き作業機。
  4. 【請求項4】 上記警報報知手段がタイマーを有し、所
    定の期間について警報を報知するように構成されている
    請求項1〜3のいずれかに記載の昇降式運転室付き作業
    機。
  5. 【請求項5】 上記警報報知手段が、警報の報知を停止
    させる停止スイッチを含む請求項1〜4のいずれかに記
    載の昇降式運転室付き作業機。
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