JP2002030107A - 共役ジエンの重合に利用可能な固体支持触媒、その製造方法及びこの触媒を使用する共役ジエンの重合方法 - Google Patents

共役ジエンの重合に利用可能な固体支持触媒、その製造方法及びこの触媒を使用する共役ジエンの重合方法

Info

Publication number
JP2002030107A
JP2002030107A JP2000348831A JP2000348831A JP2002030107A JP 2002030107 A JP2002030107 A JP 2002030107A JP 2000348831 A JP2000348831 A JP 2000348831A JP 2000348831 A JP2000348831 A JP 2000348831A JP 2002030107 A JP2002030107 A JP 2002030107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
alx
formula
solid
solid support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000348831A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002030107A5 (ja
JP4982006B2 (ja
Inventor
Fanny Barbotin
バルボタン ファニー
Christophe Boisson
ボワソン クリストフ
Roger Spitz
スピッツ ロジェ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Michelin Recherche et Technique SA Switzerland
Michelin Recherche et Technique SA France
Societe de Technologie Michelin SAS
Original Assignee
Michelin Recherche et Technique SA Switzerland
Michelin Recherche et Technique SA France
Societe de Technologie Michelin SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Michelin Recherche et Technique SA Switzerland, Michelin Recherche et Technique SA France, Societe de Technologie Michelin SAS filed Critical Michelin Recherche et Technique SA Switzerland
Publication of JP2002030107A publication Critical patent/JP2002030107A/ja
Publication of JP2002030107A5 publication Critical patent/JP2002030107A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4982006B2 publication Critical patent/JP4982006B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F36/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/02Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/04Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】共役ジエンの重合に使用可能な固体支持触媒、
前記触媒の製造方法及び前記触媒を使用して共役ジエン
を重合する方法に関する。 【解決手段】固体支持触媒は、A)式:M(Ar)(A
lX43(式中、Mは、メンデレーエフの元素周期律表
の57〜71の原子番号を有する金属の中から選ばれた
希土類金属であり、Arは、芳香族炭化水素溶媒であ
り、Alは、アルミニウムであり、Xは、フッ素、塩
素、臭素又は沃素であっても良いハロゲン原子である)
で表されるコンプレックスと、B)少なくとも一種の無
機金属酸化物化合物からなる固体支持体、との反応生成
物を含む。不活性炭化水素溶媒中での共役ジエンの重合
方法は、前記触媒の使用及びトリアルキルアルミニウム
又はジアルキルアルミニウムハライドからなる活性体化
合物のそれらへの添加を含む。例えば、固体のシリカベ
ースの支持体を含む触媒に適用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共役ジエンの重合
に使用可能な固体支持触媒、前記触媒の製造方法及び前
記触媒を使用して共役ジエンを重合する方法に関する。
本発明は、例えば、固体のシリカベースの支持体を含む
触媒に適用する。
【従来の技術】当業者は、共役ジエンを重合する為の触
媒を製造する為に希土類を使用することを良く熟知して
いる。得られた触媒の十分な活性の為の基本的条件は、
希土類が重合溶媒中に十分に良く分散される点にある。
EPA−856530は、固体支持触媒の調製の為に、
有機希土類誘導体の使用を開示している。これらの有機
誘導体は、炭化水素重合溶媒に可溶であることが知られ
ており、従って、溶媒中において相当する希土類の良好
な分散を用意することは公知である。
【発明が解決しようとする課題】前記特許に記載された
触媒は、固体シリカベース無機支持体を、溶媒中で、一
方において、アルキルアルミニウムクロライドと、次い
で、ネオジムカルボキシレートの様な有機希土類誘導体
を含む溶液と反応させ、他方において、アルキルアルミ
ニウム又はアルキルアルミニウムハライドからなる助触
媒と反応させることによって調製される。この触媒の一
つの大きな欠点は、前記触媒の調製の目的の為に、この
有機希土類誘導体を予め合成して置く必要のあることで
ある。
【0002】EPA−637589は、共役ジエンを重
合するのに使用可能な、均質な、即ち、支持されていな
い希土類ハライドをベースとした触媒を開示している。
これらの触媒は、式:M(Ar)(AlX3R)3であ
り、1.5当量のトリアルキルアルミニウムと式:M
(Ar)(AlX43のコンプレックスとを正確に反応
させて調製される(これらの式において、Mは、ネオジ
ムの様な希土類であり、Arは、トルエンの様な芳香族
炭化水素溶媒であり、Alはアルミニウムであり、Xは
ハロゲンである)。 式:M(Ar)(AlX43のコンプレックスを調製す
る方法の詳細については、H. Liang, Q.Shen, J.Guan a
nd Y.Linの論文(Journal of organometallic chemistr
y, 474 (1994), pp. 113-116)を参照しても良い。この
均質な触媒の一つの大きな欠点は、その活性が、アルミ
ニウム:希土類比に極端に依存する点である。この様
に、トリアルキルアルミニウムの大過剰の存在において
は、上記の式:M(Ar)(AlX3R)3の均質触媒は
得られないが、式:M(Ar)(AlX 43の前記コン
プレックスは、解離して、式:MX3の希土類トリハラ
イドを形成することが観察される(New.J. Chem. (199
5)19, pp. 713-722参照)。EPA−637589の実
施例によれば、Jing-Yu, Tian He-Qin, Shen Qi and Ho
ng-Zeの論文(Chinese Science Bulletin, Vol. 37, no.
7, pp. 566-570 (1992))は、イソプレンを重合する為
の均質触媒を開示している。この支持されていない触媒
は、式:Nd(C66)(AlCl43のコンプレックス
と、トリアルキルアルミニウムとを反応させて得られる
(ここで、Ndはネオジムであり、C 66はベンゼンで
ある)。
【0003】この触媒は、イソプレンの重合反応中にお
いて十分な触媒活性を有する触媒を得る為に、30又は
40と言った高い値を達成しても良いアルミニウム:ネ
オジム比を使用することの可能性によって、EPA−6
37589に開示の触媒とは異なる。然しながら、この
均質触媒の一つの大きな欠点は、得られたポリイソプレ
ンの減少した粘度値及びシス−1,4結合の水準の点に
ある。
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、これら
の欠点を解決する点にある。この目的の為に、共役ジエ
ンの重合に使用可能な本発明の固体支持触媒は、 A)式:M(Ar)(AlX43(式中、Mは、メンデ
レーエフの元素周期律表の57〜71の原子番号を有す
る金属の中から選ばれた希土類金属であり、Arは、芳
香族炭化水素溶媒であり、Alは、アルミニウムであ
り、Xは、フッ素、塩素、臭素又は沃素であっても良い
ハロゲン原子である)で表されるコンプレックスと、 B)少なくとも一種の無機金属酸化物化合物からなる固
体支持体、との反応生成物を含む。
【発明の実施の態様】最初の例示的実施態様に依れば、
この触媒は、三段階で調製される。第一段階では、上記
固体支持体が調製される。この支持体は、無機金属酸化
物化合物として、少なくとも一種の多孔性固体化合物、
例えば、シリカをベースとした、或いは、当業者によっ
て触媒として通常に使用されるその他の多孔性化合物、
例えば、酸化マグネシウム又はアルミナを含むものであ
る。
【0004】又、この固体支持体は、これらの多孔性無
機化合物の混合物を含んでも良い。使用される無機金属
酸化物化合物は、実質的に200〜360m2/gの比
表面積を有するシリカが好ましい。この固体支持体は、
脱水素化と、続いて、ある場合には、無機金属酸化物化
合物の真空下での加熱処理による脱ヒドロキシル化だけ
で得ても良い。この任意の加熱処理の温度は、実質的に
100℃〜1000℃であり、好ましくは300℃〜8
00℃である。固体支持体は、この方法で処理された金
属酸化物化合物と、式:M′Xn(ここで、nは、3〜5
の範囲の整数であり、Xは、フッ素、塩素、臭素又は沃
素であっても良いハロゲン原子を表し、M′は、次の二
つの条件:Z∈{5;13;22;26;40;50;
51;72}、及び57〜71の範囲のZ、の何れかを
満足させる原子番号Zの金属である)のルイス酸とを順
次に反応させて得るのが好ましい。尚更に好ましくは、
M′は、硼素、チタン、鉄、アルミニウム、ジルコニウ
ム、錫、ハフニウム及びアンチモンから選ばれる。前記
ルイス酸との反応は、二つの方法の内、使用可能な何れ
かの方法によって行っても良い。第一の方法によれば、
この反応は、酸が液体状態にあれば、純粋なルイス酸
で、或いは、酸が液体状態になければ、不活性炭化水素
溶媒に溶解したルイス酸で行われる。この不活性溶媒
は、脂肪族又は芳香族であっても良く、好ましくはトル
エンを含む。
【0005】使用されるルイス酸の状態がいずれの場合
であっても、反応は、20℃〜100℃の温度で、使用
されるルイス酸及び無機金属酸化物化合物によって、2
〜3分〜数時間の間で変化しても良い期間で行われる。
上記反応によって変性された固体支持体は、次いで、洗
浄され、この方法で変性され洗浄されたこの支持体は、
任意に、真空中で乾燥される。ルイス酸が固体状態にあ
る場合に特に適する第二の方法によれば、前記反応は、
前記ルイス酸の過剰で、次いで、この化合物を大気圧下
で昇華させて行われる。第二段階では、式:M(Ar)
(AlX43のコンプレックスが、予備形成方法で調製
される。このコンプレックスは、前記溶媒Ar中で、
式:MX3で表される前記希土類金属Mのハライドと、
式:AlX3で表されるアルミニウムハライドとの反応
によって得られる(ここで、Xは、前と同じのハロゲン
原子を表す)。前記溶媒Arとしては、ベンゼン及びト
ルエンが好ましく適するものである。好ましくは、前記
希土類金属Mはネオジムであり、相当するハライドは三
塩化ネオジムである。アルミニウムハライドAlX3
希土類金属ハライドMX3との間の反応は、AlX3:M
3のモル比が3以上である様な方法で行われる。この
比は、4〜7の間が有利である。この反応は、更に好ま
しくは、50℃〜100℃、好ましくは80℃近辺の温
度で、2〜3分〜数時間、好ましくは3時間近くで行わ
れる。この反応は、AlX3:MX3のモル比が3より大
きい場合には、前記M(Ar)(AlX43コンプレッ
クスと任意に遊離のアルミニウムハライドを含む溶液を
与える。
【0006】第三段階では、式:M(Ar)(Al
43のコンプレックスを含む溶液を、ルイス酸で変性
された或いは変性されていない固体支持体と反応させ
て、本発明による触媒を得る。特に、この後の反応は、
好ましくは90℃以下の温度で、2〜3分〜数時間の間
で変化しても良い期間で行われる。この期間は、使用さ
れるコンプレックス及び支持体の関数であり、好ましく
は、4時間未満である。得られた生成物は、次いで、不
活性炭化水素溶媒で洗浄して前記触媒を得る。第二の例
示的実施態様によれば、この触媒は以下の方法で調製さ
れる。この第二の実施例を実施する方法によれば、脱水
素化された、そして任意に脱ヒドロキシル化された少な
くとも一種の無機金属酸化物化合物からなる固体支持体
が、芳香族炭化水素溶媒Ar中で、式:AlX3のアル
ミニウムハライドからなるルイス酸の相当な過剰と反応
させられる。使用される反応体の定義に関しては第一の
例示的実施態様の第二段階を参照しても良い(このルイ
ス酸の金属M′の原子番号Zは、この第二の実施例に対
しては13が選ばれる)。固体支持体と前記アルミニウ
ムハライドが、前記溶媒の懸濁液中で互いに反応した
ら、式:M(Ar)(AlX43の前記コンプレックス
のその場での形成を達成する為に、希土類ハライドMX
3がそれらに添加される(ここで、Mは、メンデレーエ
フの元素周期律表の57〜71の原子番号を有する金属
から選ばれる希土類金属であり、Xは、前記アルミニウ
ムハライドAlX3のそれと同じハロゲン原子であ
る)。このコンプレックスの形成反応は、広範囲に変化
させても良い温度で、好ましくは90℃で行われる。前
記固体支持体とアルミニウムハライドAlX3との間の
反応の期間は、2〜3分〜数持間の間で変化しても良
く、好ましくは、1時間30分である。
【0007】前記コンプレックスと前記支持体の反応か
ら生じる生成物は、次いで、不活性炭化水素溶媒で洗浄
され、次いで、この固体生成物は真空下で乾燥される。
この固体生成物中に存在する過剰のアルミニウムハライ
ドは、任意に、真空下で昇華される。この第二の実施例
を実施する第二の方法は、既に開示されている第一の方
法とは、前記固体支持体が、前記芳香族炭化水素溶媒A
r中で、前記コンプレックスM(Ar)(AlX43
その場での形成を達成する為に、相当過剰な前記アルミ
ニウムハライドAlX3と前記希土類ハライドMX3と同
時に反応させられる点で相違する。第一の方法の様に、
コンプレックスと固体支持体との間の反応から生じる生
成物は、次いで、不活性炭化水素溶媒で洗浄され、次い
で、この生成物は真空下で乾燥される。又、この反応
は、アルミニウムハライドAlX3の昇華なし或いは昇
華を伴って行われる。第三の例示的実施態様によれば、
触媒は以下の方法で調製される。第一又は第二の実施態
様(コンプレックスは、予め形成されるか、或いはその
場での方法で調製される)によって得られる触媒は、
式:AlXn3-n(ここで、Alはアルミニウム原子で
あり、Xは、フッ素、塩素、臭素又は沃素であっても良
いハロゲン原子であり、Rは、水素原子又は1〜15個
の炭素原子を有するアルキル基であり、nは、0〜3の
範囲であっても良い整数である)で表される化合物と反
応させられる。好ましい化合物AlXn3-nの例として
は、一方においては、トリエチルアルミニウム及びトリ
イソブチルアルミニウム(この場合は、nは0である)
であり、他方、ジエチルアルミニウムクロライド(この
場合は、nは1である)が挙げられる。
【0008】化合物AlXn3-nを伴うこの反応は、2
〜3分〜数時間の範囲であっても良い期間で行われる。
この方法で変性された触媒は、次いで、不活性炭化水素
溶媒で洗浄され、次いで、変性され、洗浄された触媒は
真空下で乾燥される。上記コンプレックスを得る為の反
応体として使用される化合物AlXn3-nの量と、使用
される希土類金属の量との間のモル比は、1.5以上で
なければならず、相当に変化しても良い。共役ジエンの
重合の為の本発明方法は、不活性炭化水素溶媒中で、少
なくとも一種の共役ジエンモノマーを、上記に定義され
た本発明の前記固体支持触媒とトリアルキルアルミニウ
ム又はジアルキルアルミニウムハライドからなる活性体
化合物とを反応させることから成る。本発明の重合方法
で使用されても良い共役ジエンモノマーは、例えば、
1,3−ブタジエン及び/又はイソプレンである。この
重合方法は、40℃〜120℃の温度、更に好ましくは
70℃近辺の温度で行うのが好ましい。上記で述べられ
た、そして更なる本発明の特徴は、以下の本発明の幾つ
かの例示的実施態様の記述で一層詳細に開示されるが、
これらは、例示的であって、限定的実施例ではない。本
発明の全ての実施例はアルゴンの下で行われ、使用され
る溶媒は、アルゴン流の下で3Åのモレキュラーシーブ
で予め乾燥された。固有粘度は、更に、25℃で、トル
エン中で、0.1g/dlの濃度で決定された。これら
の実施例において、様々な触媒の調製の為に使用される
希土類は、実施例1〜10ではネオジムであり、実施例
12ではプラセオジムである。
【0009】これらの実施例で使用される固体支持体
は、実施例1〜10及び実施例12では、無機金属酸化
物化合物は、280〜355m2/gのBET比表面積
を有するシリカから成り、このものは「SILICA
I332」の名称でGRACEDAVISON社から市
販されており、以下の方法で処理される:このシリカ
「I332」の5gを、真空下で、30分で20℃〜1
00℃の温度に、30分間で100℃〜130℃に、1
時間で130℃〜45℃に、450℃で4時間の等温、
そして周囲温度に戻す逐次増加の加熱処理に掛ける。こ
の処理の後、このシリカの表面上のヒドロキシル基含有
量は1.4ミリモル/gである;そして、実施例11で
は、175〜225m2/gのBET比表面積を有する
シリカから成る無機金属酸化物化合物(「AEROSI
L 200」の名称でDEGUSSA社から市販されて
いる)は、次の方法で処理される:このシリカ「AER
OSIL 200」の5gを、真空下で、30分で20
℃〜100℃の温度に、30分間で100℃〜130℃
に、1時間で130℃〜450℃に、450℃で4時間
の等温、そして周囲温度に戻す逐次増加の加熱処理に掛
ける。この処理の後、このシリカの表面上のヒドロキシ
ル基含有量は0.7ミリモル/gである。以下の実施例
では、得られたポリマー中のシス結合の含有量は、実施
例5(ここでは、前記含有量は、13C NMR法で決定
された)を除いて近赤外放射線を使用して決定された。
【0010】
【実施例】実施例1: 1)触媒調製(その場で形成されるコンプレックス)
無水AlCl3(三塩化アルミニウム)から成るルイス
酸4.6gと2.37gの前記加熱処理したシリカ「I
332」を、トルエン中で、80℃の温度で1時間30
分、一緒に攪拌した。この方法で、触媒の為の固体支持
体を得た。次いで、1.71gのNdCl3を添加し、
この混合物を3時間、80℃に加熱した。この方法で、
Nd(η6−C65Me)(AlCl43コンプレック
スがその場で形成された(ここで、Meは、メチル基で
あり、η6−C65Meはトルエンを表し、これは溶媒
Arとして使用される)。得られた触媒は、次いで、ト
ルエンで洗浄され、真空下で乾燥された。次いで、過剰
のAlCl3が真空下で昇華された。 2)ブタジエン重合方法:この実施例で述べた様にして
調製された触媒85mgとジイソブチルアルミニウムハ
ライドから成る活性体化合物3ミリモル/リットルが添
加された180mlのヘプタンから成る懸濁液を反応器
に導入した。次いで、30mlのブタジエンを添加し、
反応器温度を70℃に調整した。60分の反応時間の
後、反応器を冷却し、次いで、得られたポリマーをメタ
ノール中に沈殿させて重合を終了させた。3.12dl
/gの固有粘度と、99%を僅かに超えるシス結合含有
量を有するポリブタジエン1.1gが得られた。
【0011】実施例2: 1)触媒調製(その場で形成されるコンプレックスと
式:AlXn 3-n の化合物の最終添加):無水AlCl
3(三塩化アルミニウム)から成るルイス酸1.93g
と1.71gの前記加熱処理したシリカ「I332」
を、トルエン中で、90℃の温度で1時間、一緒に攪拌
した。この方法で、触媒の為の固体支持体を得た。次い
で、0.8gのNdCl3を添加し、この混合物を3時
間15分、90℃に加熱した。この方法で、Nd(η6
−C65Me)(AlCl43コンプレックスがその場
で形成された。得られた固体は、次いで、トルエンで洗
浄され、真空下で乾燥された。次いで、過剰のAlCl
3が、130℃で真空下で昇華された。次いで、この固
体1gを、トルエン中で、トリエチルアルミニウム(上
記式:AlXn3-n(n=0)で表される)のモル溶液
10mlで処理した。得られた触媒をヘプタンで洗浄
し、真空下で乾燥した。 2)ブタジエン重合方法:この実施例で述べた様にして
調製された触媒85mgとジイソブチルアルミニウムハ
ライドから成る活性体化合物3ミリモル/リットルが添
加された180mlのヘプタンから成る懸濁液を反応器
に導入した。次いで、30mlのブタジエンを添加し、
反応器温度を70℃に調整した。30分の反応時間の
後、反応器を冷却し、次いで、得られたポリマーをメタ
ノール中に沈殿させて重合を終了させた。2.28dl
/gの固有粘度と、99%を僅かに超えるシス結合含有
量を有するポリブタジエン6.5gが得られた。
【0012】実施例3: 1)触媒調整(予備形成コンプレックスと式:AlXn
3-n の化合物の最終添加):TiCl4(四塩化チタ
ン)から成るルイス酸約30mlを、前記加熱処理された
1gのシリカ「I332」に添加した。この混合物を、80
℃の温度で1時間攪拌し、次いで、得られた固体をヘプ
タンで洗浄した。この方法で、触媒用の固体支持体を得
た。次いで、この固体支持体とは別に、1.09gの無
水AlCl3と0.41gのNdCl3を、トルエン中
で、90℃で3時間一緒に攪拌した。この方法で、Nd
(η6−C65Me)(AlCl43コンプレックスか
ら成る溶液が得られた。上記の固体支持体を、次いで、
このコンプレックスと、1時間、90℃で反応させた。
得られた固体をトルエンで洗浄し、次いで、真空下で乾
燥した。この方法で得られた固体0.57gを、次い
で、冷却して、トリエチルアルミニウムのモル溶液8m
lと反応させた。この方法で得られた触媒を、次いで、
ヘプタンで洗浄し、真空下で乾燥した。 2)ブタジエン重合方法:この実施例で述べた様にして
調製された触媒83mgとジイソブチルアルミニウムハ
ライドから成る活性体化合物3ミリモル/リットルが添
加された180mlのヘプタンから成る懸濁液を反応器
に導入した。次いで、30mlのブタジエンを添加し、
反応器温度を70℃に調整した。15分の反応時間の
後、反応器を冷却し、次いで、得られたポリマーをメタ
ノール中に沈殿させて重合を終了させた。2.20dl
/gの固有粘度と、99%を僅かに超えるシス結合含有
量を有するポリブタジエン11.1gが得られた。
【0013】実施例4: 1)触媒調整(予備形成コンプレックスと式:AlXn
3-n の化合物の最終添加):上記加熱処理されたシリ
カ「I332」とZrCl4(四塩化ジルコニウム)から成
るルイス酸1.21gの混合物をオーブンに入れた。Z
rCl4を大気圧下で300℃の温度で30分間昇華さ
せた。この方法で、触媒用の固体支持体を得た。次い
で、この固体支持体とは別に、0.73gの無水AlC
3と0.36gのNdCl3を、トルエン中で、90℃
で3時間一緒に攪拌した。この方法で、Nd(η6−C6
5Me)(AlCl433コンプレックスから成る溶
液が得られた。上記の固体支持体0.9gを、次いで、
このコンプレックスと、16時間30分、80℃で反応
させた。得られた固体をトルエンで洗浄し、次いで、真
空下で乾燥した。この方法で得られた固体を、次いで、
トリエチルアルミニウムのモル溶液10mlと反応させ
た。この方法で得られた触媒を、次いで、ヘプタンで洗
浄し、真空下で乾燥した。 2)ブタジエン重合方法:この実施例で述べた様にして
調製された触媒71mgとジイソブチルアルミニウムハ
ライドから成る活性体化合物3ミリモル/リットルが添
加された180mlのヘプタンから成る懸濁液を反応器
に導入した。次いで、30mlのブタジエンを添加し、
反応器温度を70℃に調整した。60分の反応時間の
後、反応器を冷却し、次いで、得られたポリマーをメタ
ノール中に沈殿させて重合を終了させた。2.25dl
/gの固有粘度と、99%を僅かに超えるシス結合含有
量を有するポリブタジエン0.8gが得られた。
【0014】実施例5: 1)触媒調整(予備形成コンプレックスと式:AlXn
3-n の化合物の最終添加での):BCl3(三塩化硼
素)から成るルイス酸のモル溶液11mlを、ヘプタン
の中に入れられた上記加熱処理されたシリカ「I332」
1.7gに添加した。この混合物を70℃の温度で2時
間20分攪拌し、次いで、得られた固体をヘプタンで洗
浄した。この方法で、触媒用の固体支持体を得た。次い
で、この固体支持体とは別に、1.76gの無水AlC
3と0.68gのNdCl3を、トルエン中で、90℃
で3時間一緒に攪拌した。この方法で、Nd(η6−C6
5Me)(AlCl43コンプレックスから成る溶液
が得られた。上記の固体支持体を、次いで、このコンプ
レックスと、3時間、90℃で反応させた。得られた固
体をトルエンで洗浄し、次いで、真空下で乾燥した。こ
の方法で得られた固体を、次いで、トリエチルアルミニ
ウムのモル溶液10mlと反応させた。この方法で得ら
れた触媒を、次いで、ヘプタンで洗浄し、真空下で乾燥
した。 2)ブタジエン重合方法:この実施例で述べた様にして
調製された触媒35mgとジイソブチルアルミニウムハ
ライドから成る活性体化合物3ミリモル/リットルが添
加された180mlのヘプタンから成る懸濁液を反応器
に導入した。次いで、30mlのブタジエンを添加し、
反応器温度を70℃に調整した。15分の反応時間の
後、反応器を冷却し、次いで、得られたポリマーをメタ
ノール中に沈殿させて重合を終了させた。2.15dl
/gの固有粘度と、99%を僅かに超えるシス結合含有
量を有するポリブタジエン10.4gが得られた。 3)イソプレン重合方法:シクロヘキサン116ml、
この実施例で述べた様にして調製された触媒35mg、
ジイソブチルアルミニウムハライドから成る活性体化合
物3ミリモル/リットル及びイソプレン14.7mlを
反応器に導入した。反応器温度を60℃に調整した。2
0時間の反応時間の後、メタノールを添加して重合を終
了させた。得られたポリイソプレンは、安定化されて、
真空下で乾燥された。6.5dl/gの固有粘度と、9
5.8%のシス結合含有量を有するポリイソプレン8.
9gが得られた。この方法の一つの別法として、反応器
温度を含めて、其の他の反応条件を変えずに、触媒35
mgに換えて30mgの前記触媒を反応器に導入した。
1時間の反応時間の後(上記の20時間に代えて)、メ
タノールを添加して重合を終了させ、次いで、得られた
ポリイソプレンを安定化し、真空下で乾燥した。4dl
/gの固有粘度と、96.1%のシス結合含有量を有す
るポリイソプレン2.8gが得られた。
【0015】実施例6: 1)触媒調整(予備形成コンプレックスと式:AlXn
3-n の化合物の最終添加):SnCl4(四塩化錫)か
ら成るルイス酸1.2mlを、ヘプタンの中に入れられ
た上記加熱処理されたシリカ「I332」1.5gに添加し
た。この混合物を100℃の温度で5時間攪拌し、次い
で、得られた固体をトルエンで洗浄した。この方法で、
触媒用の固体支持体を得た。次いで、この固体支持体と
は別に、1.9gの無水AlCl3と0.68gのNd
Cl3を、トルエン中で、90℃で3時間一緒に攪拌し
た。この方法で、Nd(η6−C65Me)(AlC
43コンプレックスから成る溶液が得られた。上記の
固体支持体を、次いで、このコンプレックスと、3時
間、90℃で反応させた。得られた固体をトルエンで洗
浄し、次いで、真空下で乾燥した。この方法で得られた
固体を、次いで、トリエチルアルミニウムのモル溶液1
0mlと反応させた。この方法で得られた触媒を、次い
で、ヘプタンで洗浄し、真空下で乾燥した。 2)ブタジエン重合方法:この実施例で述べた様にして
調製された触媒77mgとジイソブチルアルミニウムハ
ライドから成る活性体化合物3ミリモル/リットルが添
加された180mlのヘプタンから成る懸濁液を反応器
に導入した。次いで、30mlのブタジエンを添加し、
反応器温度を70℃に調整した。15分の反応時間の
後、反応器を冷却し、次いで、得られたポリマーをメタ
ノール中に沈殿させて重合を終了させた。5.22dl
/gの固有粘度と、99%を僅かに超えるシス結合含有
量を有するポリブタジエン9.5gが得られた。
【0016】実施例7: 1)触媒調整(その場で形成されるコンプレックスと
式:AlXn 3-n の化合物の最終添加):無水AlCl
3から成るルイス酸3.24gと1.81gの上記加熱
処理されたシリカ「I332」を、トルエン中で一緒に、8
0℃の温度で2時間30分攪拌した。この方法で、触媒
用の固体支持体を得た。次いで、1.44gのNdCl
3を添加し、この混合物を80℃で3時間加熱した。こ
の方法で、Nd(η6−C65Me)(AlCl43
ンプレックスをその場で形成した。得られた固体をトル
エンとヘプタンで洗浄し、真空下で乾燥した。次いで、
過剰のAlCl3を真空下で130℃で昇華した。この
固体を、次いで、ヘプタン中で、50℃で、ヘプタン中
の1.15Mのジエチルアルミニウムクロライド(上記
式:AlXn3-n(ここで、n=1))のモル質量の溶
液20mlと反応させた。この方法で得られた触媒を、
次いで、ヘプタンで洗浄し、真空下で乾燥した。得られ
た触媒を、冷却し、50mlのヘプタンで三回洗浄し、
真空下で乾燥した。 2)ブタジエン重合方法:この実施例で述べた様にして
調製された触媒80mgとジイソブチルアルミニウムハ
ライドから成る活性体化合物3ミリモル/リットルが添
加された180mlのヘプタンから成る懸濁液を反応器
に導入した。次いで、30mlのブタジエンを添加し、
反応器温度を70℃に調整した。60分の反応時間の
後、反応器を冷却し、次いで、得られたポリマーをメタ
ノール中に沈殿させて重合を終了させた。4.50dl
/gの固有粘度と、99%を僅かに超えるシス結合含有
量を有するポリブタジエン0.46gが得られた。
【0017】実施例8: 1)触媒調整(予備形成コンプレックスと式:AlXn
3-n の化合物の最終添加):TiCl4から成るルイス
酸30mlを、上記加熱処理されたシリカ「I332」1.
1gに添加した。この混合物を80℃の温度で1時間攪
拌し、次いで、得られた固体をヘプタンで洗浄した。こ
の方法で、触媒用の固体支持体を得た。次いで、0.2
1gのNdCl3と0.23gのAlCl3をこの支持体
0.61gに添加し、この混合物を、次いで、90℃で
2日間攪拌した。この方法で、Nd(η6−C65
e)(AlCl43コンプレックスがその場で形成され
た。得られた固体を次いでトルエンで洗浄し、真空下で
乾燥した。次いで、この固体を、室温で3時間、1.2
5Mのトリエチルアルミニウム溶液5mlと反応させ
た。次いで、得られた触媒をヘプタンで洗浄し、真空下
で乾燥した。 2)ブタジエン重合方法:この実施例で述べた様にして
調製された触媒66mgとジイソブチルアルミニウムハ
ライドから成る活性体化合物3ミリモル/リットルが添
加された180mlのヘプタンから成る懸濁液を反応器
に導入した。次いで、30mlのブタジエンを添加し、
反応器温度を70℃に調整した。30分の反応時間の
後、反応器を冷却し、次いで、得られたポリマーをメタ
ノール中に沈殿させて重合を終了させた。2.25dl
/gの固有粘度と、99%を僅かに超えるシス結合含有
量を有するポリブタジエン6.1gが得られた。
【0018】実施例9: 1)触媒調整(予備形成コンプレックスと式:AlXn
3-n の化合物の最終添加):SbCl5(五塩化アンチ
モン)から成るルイス酸0.6mlを、上記加熱処理さ
れたシリカ「I332」1.78gに添加した。この混合物
を周囲温度で2時間攪拌した。この方法で、触媒用の固
体支持体を得た。次いで、この固体支持体とは別に、
1.55gのNdCl3と0.62gのAlCl3を、一
緒に、トルエン中で、90℃の温度で3時間攪拌した。
この方法で、Nd(η6−C65Me)(AlCl43
コンプレックスから成る溶液が得られた。次いで、上記
固体支持体を、このコンプレックスと80℃で4時間反
応させた。次いで、得られた固体をトルエンで洗浄し、
次いで、トリエチルアルミニウムのモル溶液14mlと
反応させた。この方法で得られた触媒を、次いで、ヘプ
タンで洗浄し、真空下で乾燥した。 2)ブタジエン重合方法:この実施例で述べた様にして
調製された触媒32.5mgとジイソブチルアルミニウ
ムハライドから成る活性体化合物3ミリモル/リットル
が添加された180mlのヘプタンから成る懸濁液を反
応器に導入した。次いで、30mlのブタジエンを添加
し、反応器温度を70℃に調整した。30分の反応時間
の後、反応器を冷却し、次いで、得られたポリマーをメ
タノール中に沈殿させて重合を終了させた。4.39d
l/gの固有粘度と、99%を僅かに超えるシス結合含
有量を有するポリブタジエン4gが得られた。
【0019】実施例10: 1)触媒調整(予備形成コンプレックスと式:AlXn
3-n の化合物の最終添加):上記加熱処理されたシリ
カ「I332」1.47gと0.67gのHfCl4(四塩
化ハフニウム)の混合物をオーブンに入れ、HfCl4
を大気圧下で300℃の温度で昇華させた。この方法
で、触媒用の固体支持体を得た。次いで、この固体支持
体とは別に、0.7gのNdCl3と1.51gのAl
Cl3を、一緒に、トルエン中で、90℃の温度で3時
間攪拌した。この方法で、Nd(η6−C65Me)
(AlCl43コンプレックスから成る溶液が得られ
た。次いで、上記固体支持体を、このコンプレックスと
90℃で2時間反応させた。得られた固体をトルエンで
洗浄し、次いで、トリエチルアルミニウムの1.1モル
溶液19mlと反応させた。この方法で得られた触媒
を、次いで、ヘプタンで洗浄し、真空下で乾燥した。 2)ブタジエン重合方法:この実施例で述べた様にして
調製された触媒108.5mgとジイソブチルアルミニ
ウムハライドから成る活性体化合物3ミリモル/リット
ルが添加された180mlのヘプタンから成る懸濁液を
反応器に導入した。次いで、30mlのブタジエンを添
加し、反応器温度を70℃に調整した。20分の反応時
間の後、反応器を冷却し、次いで、得られたポリマーを
メタノール中に沈殿させて重合を終了させた。4dl/
gの固有粘度と、99%を僅かに超えるシス結合含有量
を有するポリブタジエン4.25gが得られた。
【0020】実施例11: 1)触媒調整(予備形成コンプレックスと式:AlXn
3-n の化合物の最終添加での):ヘプタン中のBCl3
から成るルイス酸のモル溶液6mlを、ヘプタンの中に
入れられた上記加熱処理されたシリカ「AEROSIL 200」
2.69gに添加した。この混合物を70℃の温度で1
時間攪拌し、次いで、得られた固体をヘプタンで洗浄
し,真空下で乾燥した。この方法で、触媒用の固体支持
体を得た。次いで、この固体支持体とは別に、0.6g
のNdCl3と1.6gのAlCl3とを、トルエン中
で、90℃で3時間一緒に攪拌した。この方法で、Nd
(η6−C65Me)(AlCl43コンプレックスか
ら成る溶液が得られた。上記の固体支持体を、次いで、
このコンプレックスと4時間、80℃で反応させた。得
られた固体を、次いで、トルエンで洗浄し、次いで、ト
リエチルアルミニムのモル溶液10mlと反応させた。
この方法で得られた触媒を、次いで、ヘプタンで洗浄
し、真空下で乾燥した。 2)ブタジエン重合方法:この実施例で述べた様にして
調製された触媒68.5mgとジイソブチルアルミニウ
ムハライドから成る活性体化合物3ミリモル/リットル
が添加された180mlのヘプタンから成る懸濁液を反
応器に導入した。次いで、30mlのブタジエンを添加
し、反応器温度を70℃に調整した。30分の反応時間
の後、反応器を冷却し、次いで、得られたポリマーをメ
タノール中に沈殿させて重合を終了させた。4dl/g
の固有粘度と、99%を僅かに超えるシス結合含有量を
有するポリブタジエン0.40gが得られた。
【0021】実施例12: 1)触媒調整(予備形成コンプレックスと式:AlXn
3-n の化合物の最終添加での):ヘプタン中のBCl3
から成るルイス酸のモル溶液7.9mlを、ヘプタンの
中に入れられた上記加熱処理されたシリカ「GRACE 33
2」1.23gに添加した。この混合物を70℃の温度
で1時間攪拌し、次いで、得られた固体をヘプタンで洗
浄し,真空下で乾燥した。この方法で、触媒用の固体支
持体を得た。次いで、この固体支持体とは別に、0.4
2gのPrCl3(三塩化プラセオジム)と1.58g
のAlCl3とを、トルエン中で、90℃で1時間30
分一緒に攪拌した。この方法で、Pr(η6−C65
e)(AlCl43コンプレックスから成る溶液が得ら
れた。上記の固体支持体を、次いで、このコンプレック
スと、1時間30分、90℃で反応させた。得られた固
体をトルエンで洗浄し、次いで、トリエチルアルミニウ
ムの1.15モル溶液8.2mlと反応させた。この方
法で得られた触媒を、次いで、ヘプタンで洗浄し、真空
下で乾燥した。 2)ブタジエン重合方法:この実施例で述べた様にして
調製された触媒68.5mgとジイソブチルアルミニウ
ムハライドから成る活性体化合物3ミリモル/リットル
が添加された180mlのヘプタンから成る懸濁液を反
応器に導入した。次いで、30mlのブタジエンを添加
し、反応器温度を70℃に調整した。30分の反応時間
の後、反応器を冷却し、次いで、得られたポリマーをメ
タノール中に沈殿させて重合を終了させた。3dl/g
の固有粘度と、98%のシス結合含有量を有するポリブ
タジエン2.54gが得られた。これらの実施例は、本
発明の固体支持触媒が高シス立体特異性ジエンポリマー
の製造を可能とすることを示すものである。本発明の触
媒は、有機溶媒中での十分な水準の分散体を得る為に希
土類を溶解させる為の有機希土類誘導体、例えば、カル
ボキシレートの前以っての合成を必要としない利点を示
すものである。更に、本発明のこの固体支持触媒は、調
製の為に使用される式:AlXn3-nの化合物の量に関
係無しに、向上した安定な活性を示す利点を示す。例え
ば、十分な触媒活性は、相当過剰のトリアルキルアルミ
ニウムが、化合物AlXn3-nとして使用される時に達
成される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ファニー バルボタン フランス エフエール−63000 クレルモ ン フエラン ブールヴァール アリステ ィード ブリアン 56 (72)発明者 クリストフ ボワソン フランス エフエール−69100 ヴィルー ルバンヌ リュー レオン ブラン 155 (72)発明者 ロジェ スピッツ フランス エフエール−69006 リヨン リュー ジャン ブローカン 30 Fターム(参考) 4J015 EA00 4J028 AA01A AA02A AC01A AC05A AC24A AC49A BC15A BC15B BC16A BC16B CA14A CA17A CA18A CA25A CA27A CA28A CB04A CB05A EA01 EB12 EB13 EB14 EC01 EC02 FA07 4J100 AS02P AS03P CA01 CA03 FA08 FA09

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共役ジエンの重合に使用可能な固体支持触
    媒であって、 A)式:M(Ar)(AlX43(式中、Mは、メンデ
    レーエフの元素周期律表の57〜71の原子番号を有す
    る金属の中から選ばれた希土類金属であり、Arは、芳
    香族炭化水素溶媒であり、Alは、アルミニウムであ
    り、Xは、フッ素、塩素、臭素又は沃素であっても良い
    ハロゲン原子である)で表されるコンプレックスと、 B)少なくとも一種の無機金属酸化物化合物からなる固
    体支持体、との反応生成物を含む事を特徴とする触媒。
  2. 【請求項2】前記固体支持体がシリカを含む、請求項1
    に記載の触媒。
  3. 【請求項3】式:AlXn3-n(式中、Alはアルミニ
    ウム原子であり、Xは、フッ素、塩素、臭素又は沃素で
    あっても良いハロゲン原子であり、Rは、水素原子又は
    1〜15個の炭素原子を有するアルキル基であり、n
    は、0〜3の範囲であっても良い整数である)で表され
    る化合物を更に含む、請求項1又は2に記載の触媒。
  4. 【請求項4】前記化合物AlXn3-nが、トリエチルア
    ルミニウム、トリイソブチルアルミニウム又はジエチル
    アルミニウムクロライドである、請求項3に記載の触
    媒。
  5. 【請求項5】前記希土類金属Mがネオジムである、請求
    項1〜4の何れか一項に記載の触媒。
  6. 【請求項6】前記ハロゲンXが塩素である、請求項1〜
    5の何れか一項に記載の触媒。
  7. 【請求項7】前記支持体が、前記無機金属酸化物化合物
    と、式:M′Xn(式中、nは、3〜5の範囲の整数であ
    り、Xは、フッ素、塩素、臭素又は沃素であっても良い
    ハロゲン原子を表し、M′は、次の二つの条件:Z∈
    {5;13;22;26;40;50;51;72}、
    及び57〜71の範囲のZ、の何れかを満足させる原子
    番号Zの金属である)のルイス酸との反応生成物を含
    む、請求項1〜6の何れか一項に記載の触媒。
  8. 【請求項8】前記金属M′が、硼素、チタン、鉄、アル
    ミニウム、ジルコニウム、錫、ハフニウム及びアンチモ
    ンの中から選ばれる、請求項1〜7の何れか一項に記載
    の触媒。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れか一項で定義された
    固体支持触媒を製造する方法であって、前記方法が、 1)第一段階で、前記固体支持体を調製し、 2)第二段階で、前記溶媒Ar中で、式:MX3で表される
    希土類金属Mのハライドと、式:AlX3で表される同じ
    アルミニウムハライドとの反応による式:M(Ar)
    (AlX43の前記コンプレックスを調製し、 3)第三段階で、前記コンプレックスと前記固体支持体
    とを反応させて前記触媒を得る、事を特徴とする方法。
  10. 【請求項10】アルミニウムハライドAlX3と、前記希土
    類金属ハライドMX3との間の前記反応が、AlX3:MX3
    のモル比3以上で行われる、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記反応が、モル比4〜7で行われる、
    請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】請求項1〜8の何れか一項で定義された
    固体支持触媒を製造する方法であって、前記方法が、 1)第一段階で、前記固体支持体を、前記芳香族炭化水
    素溶媒Ar中で、式:AlX3で表されるアルミニウムハ
    ライドの過剰と反応させ、そして、 2)第二段階で、第一段階の生成物と、式:MX3で表さ
    れる前記希土類金属の同じハライドとを反応させて、前
    記コンプレックスM(Ar)(AlX43を含む前記触
    媒を形成する、事を特徴とする方法。
  13. 【請求項13】請求項1〜8の何れか一項で定義された
    固体支持触媒を製造する方法であって、前記芳香族溶媒
    Ar中で、前記固体支持体と、アルミニウムハライドAl
    3の過剰と、希土類MX3の同じハライドとを同時に反応
    させて、前記コンプレックスM(Ar)(AlX43
    含む前記触媒を形成する事を特徴とする方法。
  14. 【請求項14】前記触媒を、式:AlXn3-n(式中、
    Alはアルミニウム原子であり、Xは、フッ素、塩素、臭
    素又は沃素であっても良いハロゲン原子であり、Rは、
    水素原子又は1〜15個の炭素原子を有するアルキル基
    であり、nは0〜3の範囲であっても良い整数である)
    で表される化合物と反応させる、請求項9〜13の何れ
    か一項に記載の方法。
  15. 【請求項15】式:AlXn3-nの前記化合物として、
    トリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム
    又はジエチルアルミニウムクロライドを使用する、請求
    項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】前記固体支持体の調製の為に、前記無機
    金属酸化物化合物を脱水素し、次いで、300℃〜80
    0℃の間の温度で加熱処理してそれらを部分的に脱ヒド
    ロキシル化する、請求項9〜15の何れか一項に記載の
    方法。
  17. 【請求項17】前記無機金属酸化物化合物と、式:M′X
    n(式中、nは、3〜5の範囲の整数であり、Xは、フ
    ッ素、塩素、臭素又は沃素であっても良いハロゲン原子
    を表し、M′は、次の二つの条件:Z∈{5;13;2
    2;26;40;50;51;72}、及び57〜71
    の範囲のZ、の何れかを満足させる原子番号Zの金属であ
    る)のルイス酸との反応生成物を前記固体支持体として
    使用する、請求項9〜16の何れか一項に記載の方法。
  18. 【請求項18】前記金属M′として、硼素、チタン、
    鉄、アルミニウム、ジルコニウム、錫、ハフニウム及び
    アンチモンを使用する、請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】式:M′Xnのルイス酸を、固体状態で、
    過剰で、前記無機金属酸化物化合物と反応させ、次い
    で、前記酸を昇華させる、請求項17又は18に記載の
    方法。
  20. 【請求項20】式:M′Xnのルイス酸を、不活性炭化水
    素溶媒の溶液中で、前記無機金属酸化物化合物と反応さ
    せる、請求項17又は18に記載の方法。
  21. 【請求項21】固体支持触媒を使用する、不活性炭化水
    素溶媒中での共役ジエンの重合方法であって、該固体支
    持触媒として、請求項9〜20の何れか一項で定義され
    た方法によって調製された触媒の使用及び、この触媒
    へ、トリアルキルアルミニウム又はジアルキルアルミニ
    ウムハライドからなる活性体化合物の添加を含む事を特
    徴とする方法。
  22. 【請求項22】共役ジエンとして、1,3−ブタジエン
    及び/又はイソプレンを使用する、請求項21に記載の
    方法。
JP2000348831A 1999-10-11 2000-10-11 共役ジエンの重合に利用可能な固体支持触媒、その製造方法及びこの触媒を使用する共役ジエンの重合方法 Expired - Fee Related JP4982006B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9912744A FR2799394A1 (fr) 1999-10-11 1999-10-11 Catalyseur solide supporte utilisable pour la polymerisation de dienes conjugues, son procede de preparation et procede de polymerisation de dienes conjugues utilisant ce catalyseur
FR9912744 1999-10-11

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002030107A true JP2002030107A (ja) 2002-01-31
JP2002030107A5 JP2002030107A5 (ja) 2012-03-29
JP4982006B2 JP4982006B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=9550865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000348831A Expired - Fee Related JP4982006B2 (ja) 1999-10-11 2000-10-11 共役ジエンの重合に利用可能な固体支持触媒、その製造方法及びこの触媒を使用する共役ジエンの重合方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6949489B1 (ja)
EP (1) EP1092733B1 (ja)
JP (1) JP4982006B2 (ja)
AT (1) ATE306503T1 (ja)
BR (1) BR0004767B1 (ja)
CA (1) CA2321363A1 (ja)
DE (1) DE60023080T2 (ja)
ES (1) ES2250062T3 (ja)
FR (1) FR2799394A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014525492A (ja) * 2011-09-05 2014-09-29 ピーティーティー グローバル ケミカル パブリック カンパニー リミテッド ホウ素含有のシリカ担体を含む、高活性オレフィン重合触媒と、その製造
KR20170075671A (ko) 2015-12-23 2017-07-03 주식회사 엘지화학 공액디엔계 중합체의 제조방법 및 이로부터 제조된 공액디엔계 중합체

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2814737B1 (fr) * 2000-10-03 2003-08-29 Rhodia Terres Rares Compose anhydre a base d'un halogenure de terre rare ou de gallium, son procede de preparation et son utilisation comme catalyseur
AU2001292010A1 (en) * 2000-10-03 2002-04-15 Rhodia Electronics And Catalysis Rare earth or gallium additive composition, methods for preparing same and use thereof as catalyst
CN100516103C (zh) 2001-10-31 2009-07-22 米其林技术公司 轮胎胎面组合物用嵌段共聚物的制备方法,和这样的共聚物
FR2886937B1 (fr) * 2005-06-14 2007-08-10 Michelin Soc Tech Procede de preparation d'un elastomere dienique, tel qu'un polybutadiene
US8394901B2 (en) * 2008-04-29 2013-03-12 Changchun Institute Of Applied Chemistry Chinese Academy Of Sciences Bi-component catalyst system for isoprene or butadiene cis 1, 4-polymerization and polymerization process
US9284384B2 (en) 2012-04-18 2016-03-15 Bridgestone Corporation Method for producing polymerization catalyst composition, polymerization catalyst composition, method for producing polymer composition, and polymer composition
CN105777955B (zh) * 2014-12-23 2018-05-04 中国石油天然气股份有限公司 用于制备高门尼稀土顺丁橡胶的催化剂及其制备方法
CN105777963B (zh) * 2014-12-23 2018-06-01 中国石油天然气股份有限公司 高门尼稀土顺丁橡胶的聚合方法
FR3037588B1 (fr) 2015-06-19 2017-05-19 Michelin & Cie Copolymere elastomere thermoplastique a base d'elastomere dienique et de polypropylene, compositions le comprenant et procede de preparation

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07112989A (ja) * 1993-08-06 1995-05-02 Enichem Elastomeri Spa ランタニドの有機金属錯体
JPH07165811A (ja) * 1993-10-06 1995-06-27 Bayer Ag 触媒、その製造及び共役ジエンの気相重合のためのその使用

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9107378D0 (en) * 1991-04-08 1991-05-22 Ici Plc Olefin polymerisation
IT1269805B (it) * 1994-05-20 1997-04-15 Enichem Spa Catalizzatore per la (co)polimerizzazione dell'etilene e procedimento per il suo ottenimento
US5453471B1 (en) 1994-08-02 1999-02-09 Carbide Chemicals & Plastics T Gas phase polymerization process

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07112989A (ja) * 1993-08-06 1995-05-02 Enichem Elastomeri Spa ランタニドの有機金属錯体
JPH07165811A (ja) * 1993-10-06 1995-06-27 Bayer Ag 触媒、その製造及び共役ジエンの気相重合のためのその使用

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014525492A (ja) * 2011-09-05 2014-09-29 ピーティーティー グローバル ケミカル パブリック カンパニー リミテッド ホウ素含有のシリカ担体を含む、高活性オレフィン重合触媒と、その製造
KR20170075671A (ko) 2015-12-23 2017-07-03 주식회사 엘지화학 공액디엔계 중합체의 제조방법 및 이로부터 제조된 공액디엔계 중합체

Also Published As

Publication number Publication date
DE60023080D1 (de) 2006-02-23
ES2250062T3 (es) 2006-04-16
BR0004767B1 (pt) 2011-12-27
ATE306503T1 (de) 2005-10-15
FR2799394A1 (fr) 2001-04-13
JP4982006B2 (ja) 2012-07-25
EP1092733A1 (fr) 2001-04-18
US6949489B1 (en) 2005-09-27
BR0004767A (pt) 2001-06-19
DE60023080T2 (de) 2006-07-13
CA2321363A1 (fr) 2001-04-11
EP1092733B1 (fr) 2005-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3828340B2 (ja) 単分子カルボン酸ネオジム化合物及びこの化合物を含むジエン重合用触媒
JP3624290B2 (ja) 重合用触媒
JPH07165811A (ja) 触媒、その製造及び共役ジエンの気相重合のためのその使用
JP2002506893A (ja) エチレン重合又は共重合での使用に適した触媒系、及び該触媒系を調整するための工程
US8110643B2 (en) Preparation of styrene homopolymers and styrene-ethlyene copolymers
JP2002030107A (ja) 共役ジエンの重合に利用可能な固体支持触媒、その製造方法及びこの触媒を使用する共役ジエンの重合方法
Cho et al. Characteristics of ethylene polymerization over Ziegler–Natta/metallocene catalysts: Comparison between hybrid and mixed catalysts
JPH08104718A (ja) 低下したゲル量を示す高シス−1,4−ポリブタジエンの製造
KR20020062490A (ko) 실록산 화합물로 말단 변성된 고 1,4-시스 폴리부타디엔의제조방법
JP2002030107A5 (ja)
JPH11502895A (ja) 共役ジエン気相重合用の新規触媒
TW499440B (en) Catalytic complexes based on lanthanides for the (co)polymerizatio
US4650778A (en) Metal halide vaporization into diluents
US5610114A (en) Catalyst for the polymerization of diolefins, method for its preparation, and its use for the preparation of polymers
Barbotin et al. Heterogeneous Ziegler‐Natta Catalyst Based on Neodymium for the Stereospecific Polymerization of Butadiene
JPH11502896A (ja) 希土類アリル化合物存在下の共役ジエン気相重合
JP2008297302A (ja) カルボン酸とハロゲン化又はハロゲノカルボン酸希土類元素又はガリウムとの付加化合物、ハロゲン化希土類元素又はガリウムと窒素又は酸素供与体との無水付加化合物、それらの製造方法及び触媒としての使用
KR20000024976A (ko) 연속식 1,3-부타디엔 중합에 적합한 니오디뮴할로겐 착화합물의제조방법
CN112194748B (zh) 聚异戊二烯及其制备方法
JPH02102206A (ja) 立体規則性ポリスチレンの製法
NO180683B (no) Fremgangsmåte for fremstilling av en katalytisk komponent
JP2000063421A (ja) 触媒及びその調製法
JPH09506121A (ja) 還元された金属カチオン性触媒を使用するシンジオタクチックビニル芳香族重合体の製法
JPS6334170B2 (ja)
EP0360454B1 (en) Magnesium alkoxide polymerization catalyst by boiling in organic solvents

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071011

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100415

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100713

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100716

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110811

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111020

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20111025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120213

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20120213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120322

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120423

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150427

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees