JP2002028901A - 携帯工具 - Google Patents

携帯工具

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JP2002028901A
JP2002028901A JP2000216058A JP2000216058A JP2002028901A JP 2002028901 A JP2002028901 A JP 2002028901A JP 2000216058 A JP2000216058 A JP 2000216058A JP 2000216058 A JP2000216058 A JP 2000216058A JP 2002028901 A JP2002028901 A JP 2002028901A
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ruler
portable tool
brackets
surface plate
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JP2000216058A
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Naoki Kikuchi
直樹 菊池
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Ryobi Ltd
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Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トリマー等の携帯工具による溝加工を正確に
行うことができるようにする。 【解決手段】 底部に刃物(8)及び定盤(9)を備え
た携帯工具本体(7)と、定盤(9)を介し携帯工具本
体(7)を一方向にスライド可能に支持する複数本の案
内棒(12a,12b)と、複数本の案内棒(12a,
12b)に少なくとも一つがスライド可能に取り付けら
れる一対のブラケット(13a,13b)と、各ブラケ
ット(13a,13b)に取り付けられる上記一方向に
垂直に延びる垂直定規面(14)及び平行に延びる水平
定規面(15)を有した定規(16a,16b)と、定
盤(9)及びブラケット(13a又は13b)を夫々案
内棒(12a,12b)に固定する固定手段(20,2
1,22)とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定規を備えたルー
ター、トリマー等の携帯工具に関する。
【0002】
【従来の技術】ルーター、トリマー等の携帯工具は定規
を有しており、木材等のワークの一面に定規を当てて携
帯工具本体を滑らせることにより定規面に平行に溝加
工、面取り加工等を行うことができる。例えば特開平1
1−70506号公報のトリマーは、図7に示すよう
に、ワーク1の上面に当てる定盤2と、ワーク1の側面
に当てる定規3とを有する。定盤2と定規3とをワーク
1の角に当てながらトリマー本体をワーク1に沿ってス
ライドさせると、回転する刃物4によりワーク1の上面
に溝を掘削することができる。
【0003】また、実開昭58−24309号公報の携
帯工具は、木材等のワークをその両側から挟む口金を有
し、口金間を結ぶ案内棒に沿って携帯工具本体を移動さ
せつつワークに溝を掘るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実開昭58−2430
9号公報の携帯工具は、携帯工具本体をワーク上に口金
で固定するようになっているので、案内棒に沿った溝し
か掘削することができないという制約がある。
【0005】特開平11−70506号公報のトリマー
は、図8に示すように、定盤2と定規3がワーク1から
離れないよう常にワーク1に押し付けながら、加工方向
に押し進めなければならない。すなわちワーク1上の直
交する二方向に同時に力をかけながらトリマーを進行さ
せる必要があり、この力の掛け具合が狂うと同図中二点
鎖線で示すように定規3がワーク1から離れてしまい、
溝5の向きがずれる等加工ミスが発生する。特に、深い
溝、幅広い溝などを加工する場合にこのようなミスが発
生しやすい。また、図9に示すように、ワーク1の幅方
向への加工は、ワーク1の端面から限られた距離の位置
にのみ可能である。定規3をトリマー、ルーターに取り
付けるためのブラケット6(図7参照)の長さにより加
工位置が制限され、ワーク1の長手方向の自由な位置に
加工することは出来ない。
【0006】また、ワークの端部に溝を形成する場合
は、ワークの割れや剥がれを防止するためトリマーをワ
ーク上で傾斜させて置き、次にトリマーを水平に戻しな
がら刃物でワークを掘削するという手順が必要となる
が、従来のトリマーでそのような工作をするには定盤の
一辺をワーク上に置きこの一辺を支点に行うので、位置
決めが面倒であり、加工が不正確になりやすいという問
題がある。
【0007】本発明は上記諸問題を解決することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、底部に刃物(8)及び定盤
(9)を備えた携帯工具本体(7)と、上記定盤(9)
を介し上記携帯工具本体(7)を一方向にスライド可能
に支持する複数本の案内棒(12a,12b)と、上記
複数本の案内棒(12a,12b)に少なくとも一つが
スライド可能に取り付けられる一対のブラケット(13
a,13b)と、上記各ブラケット(13a,13b)
に取り付けられる上記一方向に垂直に延びる垂直定規面
(14)及び平行に延びる水平定規面(15)を有した
定規(16a,16b)と、上記定盤(9)及び上記ス
ライド可能なブラケット(13a又は13b)を夫々上
記案内棒(12a,12b)に固定する固定手段(2
0,21,22)とを具備した携帯工具を採用する。
【0009】また、請求項2に係る発明は、上記定盤
(9)が上記案内棒(12a,12b)上に一本の案内
棒(12a又は12b)を支点にして傾斜可能に支持さ
れた請求項1に記載の携帯工具を採用する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】図1乃至図3に示すように、この携帯工具
はトリマーであり、携帯工具本体7は底部に刃物8及び
定盤9を備える。
【0012】携帯工具本体7はそのハウジング内に縦置
きされる図示しないモータを有する。モータの出力軸に
はチャック等を介してビットである刃物8が取り付けら
れる。また、ハウジングの下端にはモータの出力軸及び
刃物8に対し垂直に延びる定盤9が固定される。定盤9
はこの実施の形態では長方形の板に形成されるが、円形
等他の形状であってもよい。定盤の下面は平滑且つ水平
な定盤面として仕上げられている。定盤9の中央には穴
10が開いており、この穴10の中心を刃物8が定盤9
の下方へと定盤面に垂直に貫通している。
【0013】携帯工具本体7の下部には、この携帯工具
本体7を木材等のワーク11上にセットするための定規
装置が設けられている。
【0014】この定規装置は、定盤9を介し携帯工具本
体7を水平面上の一方向にスライド可能に支持する複数
本の案内棒12a,12bと、複数本の案内棒12a,
12bに少なくとも一つがスライド可能に取り付けられ
る一対のブラケット13a,13bと、各ブラケット1
3a,13bに取り付けられる上記一方向に垂直に延び
る垂直定規面14及び上記一方向に平行に延びる水平定
規面15を有した定規16a,16bと、定盤9及びス
ライド可能なブラケット13bを夫々案内棒12a,1
2bに固定する固定手段とを具備している。
【0015】この定規装置は小型軽量であり、携帯工具
本体7を含む装置全体は可搬式であって作業場所まで携
帯可能である。
【0016】案内棒12a,12bは三本以上であって
もよいがこの実施の形態では二本設けられる。この二本
の案内棒12a,12bが、モータの出力軸及び刃物8
に垂直な水平面上に定盤9を両側から挟むように平行に
配置される。案内棒12a,12bは丸棒であるが、丸
棒の一部を軸芯に沿って切除した棒や角棒等で構成する
こともできる。定盤9はその両側から突出するアーム1
7,18を介し案内棒12a,12bに水平に支持され
る。一方のアーム17は一方の案内棒12aに管状に巻
き付いており、案内棒12aとの間にはブッシュ19が
挿入される。他方のアーム18には下向きに開口する溝
が形成され、他方の案内棒12bに係脱自在に被さる。
これにより、定盤9は案内棒12a,12b上でスライ
ド自在であり、携帯工具本体7を伴って案内棒12a,
12bの軸芯方向に自在に移動可能である。また、図6
(C)に示すように、定盤9は一方の案内棒12aを支
点にして傾斜可能であり、ピヴォット運動を行うことが
出来る。二本の案内棒12a,12bは、安定的に加工
するために望ましくは定盤9及び刃物8を中心に対称な
位置に配置される。
【0017】一方の案内棒12aと一方のアーム17と
の間には、定盤9を案内棒12a上の所望の位置に固定
するための固定手段が設けられている。この固定手段は
具体的にはノブを有した止めネジ20であり、この止め
ネジ20を締めることで定盤9及び携帯工具本体7を当
該位置に固定することができ、止めネジ20を緩めるこ
とで定盤9及び携帯工具本体7を当該位置から他の位置
へと案内棒12a,12b上で移動させることができ
る。
【0018】ブラケット13a,13bはこの実施の形
態では一対設けられるが、複数対設けても良いし、奇数
個設けても良い。一個又は複数個のブラケットを案内棒
12a,12b上に固定し、一個又は複数個のブラケッ
トを案内棒12a,12b上にスライド可能に取り付け
るようにしても良い。この実施の形態では、一対のブラ
ケット13a,13bのうち一方のブラケット13aが
二本の案内棒12a,12bの一端で双方に掛け渡され
ると共に図示しないボルトやスプリングピン等で固定さ
れ、他方のブラケット13bが二本の案内棒12a,1
2bにスライド可能に掛け渡されている。一対のブラケ
ット13a,13bはそれらの間に定盤9を挟むように
配置される。
【0019】スライド可能な他方のブラケット13bと
案内棒12a,12bとの間には、ブラケット13bを
案内棒12a,12b上の所望の位置に固定するための
固定手段が設けられている。この固定手段は上記定盤9
を固定するための固定ネジ20と同様な構成の固定ネジ
21,22である。この止めネジ21,22を締めるこ
とでブラケット13bを当該位置に固定することがで
き、止めネジ21,22を緩めることでブラケット13
bを当該位置から他の位置へと案内棒12a,12b上
で移動させることができる。
【0020】定規16a,16bは、各ブラケット13
a,13bに対し位置決めしやすくするため各ブラケッ
ト13a,13bに形成される案内棒12a,12bと
平行に延びる溝25内にスライド可能に嵌め込まれ、長
穴23,23及び固定ネジ24,24を介し位置調整可
能に固定される。定規16a,16bは定盤9の案内棒
12a,12b上でのスライドを阻害しないように定盤
9や案内棒12a,12bよりも下方に配置される。各
定規16a,16bの先端には、案内棒12a,12b
の軸芯に対し垂直に延びる垂直定規面14と垂直定規面
14の上端から水平に延びる水平定規面15とが形成さ
れている。一対の定規16a,16bの垂直定規面1
4,14は平行面として相対峙し、水平定規面15,1
5は同一の水平面上に存在している。各定規16a,1
6bはブラケット13a,13bに固定される定規本体
26,26と、定規本体26,26の先端に着脱自在に
固定される横断面倒L字型の棒材からなる定規片27,
27とで構成される。上記垂直定規面14,14及び水
平定規面15,15はこの定規片27,27に形成され
ている。垂直定規面14,14がワーク11の両側面に
当たり、水平定規面15,15がワーク11の上面に当
たることにより、携帯工具はワーク11上に適正にセッ
トされ、定盤9の定盤面はワーク11の上面と平行に延
び、刃物8はワーク11の上面に対し垂直に突出する。
【0021】また、定規16a,16bには、溝28を
掘る際に刃物8が当たらないよう切欠29が設けられて
いる。これにより、図5の如くワーク11の全幅にわた
り溝28を形成することができる。
【0022】なお、定規16a,16bの水平定規面1
5は場合により定盤9の定盤面で代替することで省略可
能である。その場合は、垂直定規面14,14がワーク
11の両側面に当たり、定盤面がワーク11の上面に当
たることにより、携帯工具がワーク11上にセットされ
る。また、各定規16a,16bはこの実施の形態では
ブラケット13a,13bと別体に構成されているが、
ブラケット13a,13bと一体的に形成することもで
きる。定規片27,27も定規本体26,26と一体に
形成してもよい。
【0023】次に、上記構成の携帯工具の作用について
説明する。
【0024】<ワークの長手方向に直線溝を加工する場
合> 図4に示すように、トリマーである携帯工具をワー
ク11の上面に置き、案内棒12a,12bに固定され
たブラケット13a(以下固定ブラケット13aとい
う。)側の定規16aの垂直定規面14と水平定規面1
5をワーク11の側面と上面に夫々当てる。
【0025】 他方のブラケット13b(以下可動ブ
ラケット13bという。)を止めネジ21,22を緩め
て案内棒12a,12b上でスライドさせ、定規16b
の垂直定規面14と水平定規面15をワーク11の反対
側の側面と上面に夫々当て、再び止めネジ21,22を
締めてブラケット13bを固定する。これにより、携帯
工具の平行に配置される二本の定規16a,16bがワ
ーク11を両側から挟み込み、定盤9はワーク11の上
面である加工面に平行に対峙する。携帯工具は定規16
a,16bがワーク11の両側面と上面とに当りつつ滑
ることによりワーク11上をその長手方向にスライドし
うる。
【0026】 定盤9の止めネジ20を緩めて定盤9
を案内棒12a,12b上でスライドさせ、刃物8を加
工位置に合わせ、再び止めネジ20を締めて定盤9を定
規16a,16b間の定位置に固定する。この時刃物8
の先はワーク11の上面よりも上方に引っ込んでいる。
【0027】 携帯工具を定規16a,16bの案内
でワーク11の端まで移動させ、刃物8の定盤9下への
突出量を加減し加工すべき溝28の深さを調節する。
【0028】 携帯工具の刃物8を回転させ、定規1
6a,16bをワーク11の両側面と上面とに当てなが
らワーク11上をその長手方向に滑らせる。これによ
り、ワーク11の長手方向に沿って所望の幅、長さ及び
深さの直線溝28が形成される。この直線溝28はワー
ク11の全長にわたり又は局所に形成することができ
る。
【0029】<ワークの幅方向に直線溝を加工する場合
> 図5に示すように、トリマーである携帯工具をワー
ク11の上面に置き、固定ブラケット13a側の定規1
6aの垂直定規面14と水平定規面15をワーク11の
側面と上面に夫々当てる。
【0030】 可動ブラケット13bを止めネジ2
1,22を緩めて案内棒12a,12b上でスライドさ
せ、定規16bの垂直定規面14と水平定規面15をワ
ーク11の反対側の側面と上面に夫々当て、再び止めネ
ジ21,22を締めて可動ブラケット13bを固定す
る。これにより、携帯工具の二本の定規がワーク11を
その両側から挟み込み、定盤9はワーク11の上面であ
る加工面に平行に対峙する。そして、携帯工具は定規1
6a,16bがワーク11の両側面と上面とに当りつつ
滑ることによりワーク11上をその長手方向にスライド
しうる。
【0031】 携帯工具を定規16a,16bの案内
でワーク11の加工位置まで移動させ、刃物8を掘削す
べき溝28の方向線上に合わせる。この時刃物8の先は
ワーク11の上面よりも上方に引っ込んでいる。
【0032】 定盤9の止めネジ20を緩めて定盤9
を案内棒12a,12b上で一方の端までスライドさせ
る。また、刃物8の定盤9下への突出量を加減し加工す
べき溝28の深さを調節する。
【0033】 携帯工具の刃物8を回転させ、定盤9
を案内棒12a,12b上で他方の端へとスライドさせ
る。これにより、ワーク11の幅方向に沿って所望の
幅、長さ及び深さの直線溝28が形成される。定規16
a,16bには刃物8が対向する箇所に切欠29が形成
されているので、刃物8はワーク11を完全に横切るこ
とができ、ワーク11の全幅にわたり溝28を掘り抜く
ことができる。
【0034】なお、このワーク幅方向の直線溝加工に上
記ワーク長手方向の直線溝加工を組み合わせることによ
り、ワークに一定深さの凹み面を容易に且つ正確に加工
することができる。
【0035】<ワークの端部に溝を加工する場合> 図6(A)に示すように、ワーク11の端部に溝2
8を加工する場合は、上述した溝加工の場合と同様にし
てトリマーである携帯工具をワーク11の上面にセット
する。
【0036】 同図(B)に示すように、定盤9をワ
ーク11上でスライドさせてワーク11の端部に刃物8
を合わせる。この時刃物8の先はワーク11の上面より
も上方に引っ込んでいる。
【0037】 定盤9の止めネジ20を緩め、同図
(C)のように定盤9を案内棒12a,12b上でスラ
イドさせると共に一方の案内棒12aを支点にして上方
に回動させ、刃物8を加工すべき溝28の始端に対向さ
せる。また、刃物8の定盤9下への突出量を加減し加工
すべき溝28の深さを調節する。
【0038】 携帯工具の刃物8を回転させながら傾
斜状態にある定盤9を水平に戻す。これにより、縦穴が
ワーク11の端部に穿設される。
【0039】 刃物8を回転させながら定盤9を案内
棒12a,12b上で滑らせる。これにより、ワーク1
1の端部に同図(A)に示した所望の幅、長さ及び深さ
の溝28が形成される。
【0040】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、底部に刃
物及び定盤を備えた携帯工具本体と、上記定盤を介し上
記携帯工具本体を一方向にスライド可能に支持する複数
本の案内棒と、上記複数本の案内棒に少なくとも一つが
スライド可能に取り付けられる一対のブラケットと、上
記各ブラケットに取り付けられる上記一方向に垂直に延
びる垂直定規面及び平行に延びる水平定規面を有した定
規と、上記定盤及び上記スライド可能なブラケットを夫
々上記案内棒に固定する固定手段とを具備した携帯工具
であることから、溝等の加工に際し作業者は定規又は案
内棒の案内により携帯工具を一方向に移動させるだけで
足り、従って面取り、溝掘り等の加工を簡易且つ迅速に
行うことができ、深い溝、幅広い溝、四角形の穴等であ
っても蛇行等を生じることなく正確に加工することがで
きる。また、定規をワークの長手方向に沿ってスライド
させることができ、定盤を案内棒に沿ってスライドさせ
ることができるので、ワーク幅方向の溝を所望の位置に
加工することが出来る。また、定規による案内と案内棒
による案内とで定盤を移動させることにより、ワークの
上面に四角状の凹み加工を行なうことも出来る。
【0041】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1に記載の携帯工具において、定盤が案内棒上に一本
の案内棒を支点にして傾斜可能に支持されたことから、
ワークの端部に溝掘り等を行う場合に刃物を簡易且つ適
正に位置決めすることができ、割れや剥がれの発生を防
止して正確な加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯工具を示す立面図である。
【図2】図1に示した携帯工具を他方向から見た立面図
である。
【図3】図1に示した携帯工具から携帯工具本体を除い
て示す平面図である。
【図4】本発明に係る携帯工具によりワークの長手方向
に直線溝を加工する場合を示す平面図である。
【図5】本発明に係る携帯工具によりワークの幅方向に
直線溝を加工する場合を示す平面図である。
【図6】本発明に係る携帯工具によりワークの端部に溝
を加工する場合を示し、(A)は溝が形成されたワーク
の斜視図、(B)は定規及び定盤をワーク上にセットし
た状態を示す平面図、(C)は定盤をワーク上で傾斜さ
せた状態を示す立面図である。
【図7】従来の携帯工具であるトリマーを示し、(A)
は立面図、(B)はトリマー本体を除いて示す平面図で
ある。
【図8】従来のトリマーによりワークの長手方向に直線
溝を加工する場合を示す平面図である。
【図9】従来のトリマーによりワークの幅手方向に直線
溝を加工する場合を示す平面図である。
【符号の説明】
7…携帯工具本体 8…刃物 9…定盤 12a,12b…案内棒 13a,13b…ブラケット 14…垂直定規面 15…水平定規面 16a,16b…定規 20,21,22…止めネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に刃物及び定盤を備えた携帯工具本
    体と、上記定盤を介し上記携帯工具本体を一方向にスラ
    イド可能に支持する複数本の案内棒と、上記複数本の案
    内棒に少なくとも一つがスライド可能に取り付けられる
    一対のブラケットと、上記各ブラケットに取り付けられ
    る上記一方向に垂直に延びる垂直定規面及び平行に延び
    る水平定規面を有した定規と、上記定盤及び上記スライ
    ド可能なブラケットを夫々上記案内棒に固定する固定手
    段とを具備したことを特徴とする携帯工具。
  2. 【請求項2】 上記定盤が上記案内棒上に一本の案内棒
    を支点にして傾斜可能に支持されたことを特徴とする請
    求項1に記載の携帯工具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009256991A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Sumitomo Metal Mining Siporex Kk Alc用シーリング除去装置
KR20160107134A (ko) * 2016-08-18 2016-09-13 박수진 루터의 홀에 두개의 환봉을 삽입하여 지지대에 연결하여 루터를 좌우로 이동하게 할수있는 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009256991A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Sumitomo Metal Mining Siporex Kk Alc用シーリング除去装置
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