JP2002028133A - 歯 鏡 - Google Patents

歯 鏡

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JP2002028133A
JP2002028133A JP2000212436A JP2000212436A JP2002028133A JP 2002028133 A JP2002028133 A JP 2002028133A JP 2000212436 A JP2000212436 A JP 2000212436A JP 2000212436 A JP2000212436 A JP 2000212436A JP 2002028133 A JP2002028133 A JP 2002028133A
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Japan
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mirror
tooth
led
light
cold
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JP2000212436A
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Koichi Arai
浩一 新井
Takashi Yamamoto
隆 山本
Akihiro Kato
陽弘 加藤
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Okaya Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Okaya Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 口腔内の明視野が得難い臼歯部にあっても明
るく見ることができ、さらに口腔内であっても鏡が曇ら
ないように工夫を凝らした歯鏡を提供する。 【解決手段】 把持部の先端に鏡6を取付け形成してな
る口腔診査に用いる歯鏡において、鏡の外周に4個のL
ED9を配設するとともに、把持部にはこのLED用の
電池を収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科医が口腔診査
において用いる歯鏡に係り、特に口腔内の明視野が得難
い臼歯部や歯の裏側にあっても明るく見ることができ、
さらに口腔内であっても鏡が曇らないように工夫を凝ら
した歯鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の歯鏡は、把持部の先端に円形の鏡
を備えた構造を有しており、照明器具で口腔内を照らし
つつ直視し難い臼歯部や歯の裏側などの部位を鏡で反射
させて写すべく用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の歯鏡を用いた口腔診査にあっては、口腔内を照
明する照明装置の位置と、歯科医の視点とは略同一であ
って、歯科医にとって直視し難い部位は照明装置も直接
照明し得ないことから、照明光を歯鏡で反射させて臼歯
部や歯の裏側を見るという歯科医の手間を要していた。
すなわち、口腔内に対して照明光が照らす部位ごとに、
また被診査者ごとに照明装置の位置を設定する多大な手
間を要するものであった。また、湿度の高い口腔内にあ
っては、歯鏡がすぐに曇ってしまうという問題もあっ
た。
【0004】そこで本発明にあっては、口腔内の明視野
が得難い臼歯部にあっても明るく見ることができ、さら
に口腔内であっても鏡が曇らないように工夫を凝らした
歯鏡を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成すべ
く、本発明の歯鏡は、把持部の先端に鏡を取付け形成し
てなる口腔診査に用いる歯鏡において、鏡の外周には照
明部材を配設することを特徴とするものである。
【0006】また、照明部材は、上方に蛍光体フィルム
を配設した複数のLEDとすることを特徴とするもので
ある。
【0007】また、照明部材は、冷陰極蛍光管若しくは
冷陰極管の外周面に蛍光体層を配設した冷陰極外面蛍光
管とすることを特徴とするものである。
【0008】また、照明部材は、外周面に発光域を形成
した光ファイバーとしたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の歯鏡の第1
の実施例を示し、図中1は歯鏡、2は歯鏡1を操作する
際に手指にて把持する部位である把持部、3は把持部2
から先端方向に延出する細い柄部、4は柄部3の先端に
配設され口腔内に挿入される鏡ユニットである。鏡ユニ
ット4は、柄部3に対し着脱自在な係合部を備えた柄5
と、円盤状の鏡部6とから構成され、鏡部6は柄5に対
し若干傾斜した状態で配設されている。
【0010】前記鏡部6は、図2及び図3に示すごと
く、まず円形のガラス7の裏面に銀メッキなどのメッキ
層8を施して鏡を形成し、この鏡の外周4個所にLED
9を配設した上で、蛍光体を塗布若しくは練り混んでな
る蛍光体フィルム10をLED9の上に周回状に覆うと
ともに、LED9と蛍光体フィルム10をステンレス製
のミラーケース11内で透明な合成樹脂材によりモール
ドしたものである。
【0011】LED9は、例えば青色を発光するものと
し、蛍光体フィルム10を、黄色を発光する蛍光体(一
例として、YAG:イットリウム・アルミネート・ガー
ネット)を使用することで、LED9からの青色の光が
黄色の蛍光体フィルム10を透過することで白色光とな
って、鏡面及び鏡面の前方を明るく照射するものであ
る。このLEDと蛍光体の組合せについては、これ以外
の材質に適宜設定することができる。
【0012】LED9を駆動する電源は、柄部2に内蔵
した電池12であり、柄部2に配設したスイッチ13を
ONさせて用いる。また、柄部2と鏡ユニット4とは、
着脱に際し電池12からの電源ラインを接離することが
できる適宜なコネクタ部材を相互に配設するものであ
る。
【0013】このような構成からなる本発明の歯鏡1に
あっては、柄部2のスイッチ13をONにし、LED9
を点灯させその光を、蛍光体フィルム10を透過させる
ことで、鏡面及び鏡面の前方に白色光を照射する。そし
て、LED9は点灯することで発熱することから、これ
に連設する鏡を加熱して口腔内で鏡面が曇ることを防止
することができる。また、電池12を収納する把持部2
と鏡ユニット4とを着脱自在に取り外すことができるこ
とから、歯鏡1から鏡ユニット4を取り外して滅菌消毒
するためにオートクレーブ処理することが可能である。
【0014】図4及び図5は、本発明の歯鏡の第2の実
施例を示し、ここでは把持部、柄部については前述した
第1の実施例と同一であるので、鏡ユニット14につい
てのみ説明する。この鏡ユニット14の鏡部15は、円
形のガラス7の裏面に銀メッキ8を施して形成した鏡の
外周に、半円弧状の冷陰極蛍光管16を対向して2つ配
置し、これをステンレス製のミラーケース11内で透明
な合成樹脂材によりモールドしたものである。尚、上述
した蛍光体層をガラス管内部に塗布した冷陰極蛍光管の
代わりに、冷陰極管の外周面に蛍光体層を配設した冷陰
極外面蛍光管を用いてもよいものである。
【0015】この第2の実施例にあっても、柄部2のス
イッチ13をONすることで、冷陰極蛍光管16が点灯
し鏡面及び鏡面の前方に白色光を照射する。そして、冷
陰極蛍光管16はLED9と同様に点灯することで発熱
することから、これに連設する鏡を加熱して口腔内で鏡
面が曇ることを防止することができる。
【0016】尚、この実施例では2つの冷陰極蛍光管1
6により鏡の全周を囲んだが、これに限定されることは
なく、1つの冷陰極蛍光管を円形状に形成したり、3つ
以上の冷陰極蛍光管で鏡の全周を囲むこととしてもよい
ものである。
【0017】図6及び図7は、本発明の歯鏡の第3の実
施例を示しており、この鏡ユニット17の鏡部18にあ
っては、円形のガラス7の裏面に銀メッキ8を施して形
成した鏡の外周に、周回状に光ファイバー19を配設し
ている。そして、この光ファイバー19に光を供給する
光源としては、特に図示しないが小型電球、LEDなど
適宜な光を発生させるものとし、これを把持部2若しく
は柄20内に配設して、一部をこの光源に当接した光フ
ァイバー19を鏡部18の外周に巻回させて配設するも
のである。ただし、このままの状態では光ファイバー1
9は光源からの光を一端から他端へと透過させるだけ
で、鏡の周囲を照明しないのであるが、鏡の外周に配設
された光ファイバー19の外周面を適宜に粗面とした
り、傷つけたりすることでその個所を発光域としてそこ
から発光させることができるものである。
【0018】
【発明の効果】しかして本発明の歯鏡によれば、鏡及び
鏡の前方を照明部材が光を照射することから、口腔内の
明視野が得難い臼歯部や歯の裏側にあっても明るく見る
ことができ、また照明部材の発熱で鏡を暖めることで口
腔内で鏡が曇ることを防ぐものである。
【0019】また、照明部材を、鏡の外周に配設した複
数のLEDと該LEDの上方に配設されLEDからの光
を透過する蛍光体フィルムから構成することで、小径な
LEDを用いて照明部材を小型化・省電力化することが
できるとともに、LEDの発光色と蛍光体の種類との組
み合わせて照明色を自在に設定することができる。
【0020】また、照明部材を、鏡の外周に沿って配設
した冷陰極蛍光管若しくは冷陰極管の外周面に蛍光体層
を配設した冷陰極外面蛍光管とすることで、鏡の外周全
域からいままでにない明るさの照明が得られ、口腔診査
をよりスムースに行うことができる。
【0021】また、照明部材は、外周面に発光域を形成
した光ファイバーとしたことで、鏡の外周全域から明る
い照明が得られるとともに、照明部分に電源が存在する
ことのない安全な歯鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯鏡の第1の実施例を示す正面図であ
る。
【図2】本発明の歯鏡における鏡部を示す要部正面図で
ある。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】本発明の歯鏡の第2の実施例を示す正面図であ
る。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】本発明の歯鏡の第3の実施例を示す正面図であ
る。
【図7】図6のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 歯鏡 2 把持部 3 柄部 4 鏡ユニット 5 柄 6 鏡部 7 ガラス 8 メッキ層 9 LED 10 蛍光体フィルム 11 ミラーケース 12 電池 13 スイッチ 14 鏡ユニット 15 鏡部 16 冷陰極蛍光管 17 鏡ユニット 18 鏡部 19 光ファイバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 陽弘 東京都世田谷区三軒茶屋2−46−3 岡谷 電機産業株式会社内 Fターム(参考) 4C061 AA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持部の先端に鏡を取付け形成してなる
    口腔診査に用いる歯鏡において、鏡の外周には照明部材
    を配設することを特徴とする歯鏡。
  2. 【請求項2】 照明部材は、上方に蛍光体フィルムを配
    設した複数のLEDとすることを特徴とする請求項1記
    載の歯鏡。
  3. 【請求項3】 照明部材は、冷陰極蛍光管若しくは冷陰
    極管の外周面に蛍光体層を配設した冷陰極外面蛍光管と
    することを特徴とする請求項1記載の歯鏡。
  4. 【請求項4】 照明部材は、外周面に発光域を形成した
    光ファイバーとしたことを特徴とする請求項1記載の歯
    鏡。
JP2000212436A 2000-07-13 2000-07-13 歯 鏡 Pending JP2002028133A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100418203B1 (ko) * 2001-08-08 2004-02-11 정필훈 발광체가 구비된 치아 관찰용 미러
JP2005534397A (ja) * 2002-07-31 2005-11-17 インスペクター リサーチ システムズ ベーフェー 歯表面の検査のための歯科用器具及び方法
JP2008173143A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Osada Res Inst Ltd 歯科用口腔内観察装置
KR101059392B1 (ko) * 2009-11-23 2011-08-25 주식회사 세라젬바이오시스 구강용 반사경 장치
CN102835946A (zh) * 2011-06-24 2012-12-26 刘木清 Led口腔镜

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