JP2002027905A - 牛大腸切開機 - Google Patents

牛大腸切開機

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JP2002027905A
JP2002027905A JP2000210508A JP2000210508A JP2002027905A JP 2002027905 A JP2002027905 A JP 2002027905A JP 2000210508 A JP2000210508 A JP 2000210508A JP 2000210508 A JP2000210508 A JP 2000210508A JP 2002027905 A JP2002027905 A JP 2002027905A
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large intestine
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incising
rotary disk
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Toshiyuki Ishibiki
引 敏 之 石
Keiichi Ikegami
上 景 一 池
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SHOKUNIKU SEISAN GIJUTSU KENKY
Shokuniku Seisan Gijutsu Kenkyu Kumiai
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SHOKUNIKU SEISAN GIJUTSU KENKY
Shokuniku Seisan Gijutsu Kenkyu Kumiai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラ上での牛大腸の位置を確保して、回転
円板刃による切開を確実に行うことができる牛大腸切開
機を提供する。 【解決手段】 大腸を脂肪層中から取り出して紐状に
し、その後刃物で切開し、大腸内部を洗浄する牛大腸切
開機において、前記紐状大腸を誘導する送りローラは、
中央径が外径よりも小さい鼓状あるいは両端に向かって
逆テーパー状の形状であり、前記刃物は、前記ローラの
中央に対向して配置された回転円板刃であることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、牛内蔵
処理システムの一環に組み込まれる牛大腸切開機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】このような牛大腸切開機としては、従来
から、大腸を脂肪層中から取り出して紐状にして、螺旋
状のガイド付きドラムに巻き付け、そのドラム軸方向へ
の牛大腸の送り過程で、SIG(皮剥ぎ用)ナイフで切
開し、併せて、水洗浄シャワーにより、大腸内部を洗浄
するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ここで
提示されている牛大腸切開機では、脂肪の付着具合で、
牛大腸の太さが一様でないこと、内容物の有無で、切開
の際にナイフの対応が変わることなどが原因で、機械的
には、切開が完全にできない場合があり、大腸の内容物
が残るおそれがある。このため、牛大腸の切開を確実に
実現するために、紐状大腸をロールの径方向に移動し、
そのロール表面で、回転円板刃を用い、牛大腸を、その
長手方向の左右に切開する工夫がなされている。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、ロール上での牛大腸の位置を確保して、
回転円板刃による切開を確実に実行できるように改良し
た牛大腸切開機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
大腸を脂肪層中から取り出して紐状にして、その後刃物
で切開し、大腸内部を洗浄する牛大腸切開機において、
前記紐状大腸を誘導する送りローラは、中央径が外径よ
り小さな鼓状あるいは両端に向かって逆テーパー状の形
状であり、前記刃物は、前記送りローラの中央に対向し
て配置された回転円板刃であることを特徴とする。この
場合、本発明の実施の形態として、前記送りローラは、
外周に滑り止め用の歯形が形成されていることが効果的
である。
【0006】また、この実施の形態において、前記回転
円板刃の後側には、安全用の保護部材が設けられ、ま
た、前記回転円板で切開される牛大腸の切開個所を水洗
浄するシャワーが装備されていることが、作業の安全性
および衛生上、好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施
の形態を表す牛大腸切開装置の斜視図である。図1に
て、脂肪層中から取り出した牛大腸Aを紐状にした後、
刃物で切開し、大腸内部を洗浄する牛大腸切開機におい
て、紐状の牛大腸Aを誘導する送りローラ1は樹脂(S
US304)を素材とし、中央径が外径よりも小さな鼓
状あるいは両端に向かって逆テーパー状の形状からな
り、前記刃物は、送りローラ1の中央に対向して配置さ
れた回転円板刃2である。
【0008】なお、牛大腸Aに対しては、この牛大腸切
開機で処理する前に、予め、牛大腸Aの端部から洗浄水
を注入して予備的に内部洗浄を行い、更に、エアーを吹
き込んで、紐状に形成するような、予備作業をするの
が、作業性を向上する上で有効である。
【0009】前記送りローラ1は、水平回転軸3に着脱
可能に装着されており、前記水平回転軸3は架台4側に
設けたモータ(図示せず)によって回転駆動されるよう
になっている。また、前記架台4側からは、前記水平回
転軸3と平行に駆動軸5が延びていて、回転円板刃2を
着脱自在に装着できるようになっている。
【0010】また、前記送りローラ1へ牛大腸Aを送り
込むトレイ6と、送りローラ1との間には、シュート7
が配設されており、その上方には、シャワーノズル8が
位置し、給水ホース9を介して、給水源(図示せず)か
ら水の供給を配管Bを通しコックCを開いて受けられる
ようになっており、切開直前での、牛大腸Aの外表面を
洗浄するのに有効である。
【0011】また、前記の回転円板刃2の直上には噴射
口を位置させたノズル10が、架台4側から水平に延び
ており、回転円板刃2による切開個所に向けて、洗浄水
を噴射できるようになっており、牛大腸Aの内部洗浄が
できるようにしている。なお、送りローラ1の下方に
は、排水用のシンク11が設けてある。
【0012】また、本実施の形態では、送りローラ1
は、その外周に滑り止め用の歯形が軸方向に向けて形成
されており、これは、送りローラ1上での牛大腸Aの滑
りを抑える効果がある。更に、この実施の形態では、回
転円板刃2の両側に、安全用の保護部材12が設けら
れ、作業者の指先が回転円板刃2に接触するのを妨げる
ようになっている。なお、前記回転円板刃2の後側に
は、牛大腸Aを案内するガイド棒13が配設されてお
り、回転円板刃2の交換時にはここを後退できるように
なっている。
【0013】また、本大腸切開機を稼動させる制御盤D
は、架台4の上部に設置されており、電源スイッチE,
洗浄ポンプ作動スイッチF、ローラ1の回転速度を調節
する回転速度調節ツマミGが設けられている。
【0014】本発明の大腸切開機は以上のような構成に
てなり、稼動させるときには、コックCを開いて水源
(図示せず)からの水を大腸切開機本体に導く。次に制
御盤Dに設けられた電源スイッチEおよび洗浄ポンプ作
動スイッチFをオンにし、送りローラ1の回転速度を回
転速度調節ツマミGで調節する。大腸切開機が稼動状態
になったところで、牛大腸Aを送りローラ1上に誘導
し、セッティングする。送りローラ1上にセッティング
された牛大腸Aは、まず、その外周面を、シャワーノズ
ル8から噴出される水で、洗浄される。
【0015】その後、送りローラ1に施された鼓状の特
異形状によって左右への位置ずれをすることなく中央部
に誘導され、かつ送りローラ1表面に施された歯型が大
腸Aの脱落を防止するために牛大腸Aは送りローラ1上
を乗り越えて、回転円板刃2に送られて切開される。切
開され、ガイド棒13で左右に開かれた大腸Aの内部
は、ノズル10の噴射口から噴出される水で洗浄され、
溜まったシンク11内の洗浄排水は、適宜、排水バルブ
14を操作することにより、排水管15を介して排出さ
れる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、大
腸を脂肪層中から取り出して紐状にして、その後、刃物
で切開し、大腸内部を洗浄する牛大腸切開機において、
前記紐状大腸を誘導する送りローラは、その表面に歯型
が設けられているので、大牛腸を送りローラ上にセティ
ングする際に脱落し難く、かつ、送りローラの中央径が
外径よりも小さい鼓状あるいは両端に向かって逆テーパ
ー状の形状であるために、送りローラ上にセティングさ
れた牛大腸が左右にずれることがなく、回転円板刃を送
りローラの中央に対向して配置した為、適切な位置で牛
大腸を切開できる。従って、紐状大腸は、その大腸の太
さの相違、脂肪の付着具合の相違などに影響されず、送
りローラ上では、その中央に誘導され、確実に回転円板
刃により縦に切開されることになり、作業効率が向上さ
れ、内部洗浄も確実となり、衛生上、好ましい洗浄切開
処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す、大腸切開機全体の
斜視図である。
【図2】同じく、大腸切開機要部の側面図である。
【図3】同じく、大腸切開機要部の正面図であり、送り
ローラの歯型を省略したものである。
【符号の説明】
1 送りローラ 2 回転円板刃 3 水平回転軸 4 架台 5 駆動軸 6 トレイ 7 シュート 8 シャワーノズル 9 給水ホース 10 ノズル 11 シンク 12 保護部材 13 ガイド棒 14 排水バルブ 15 排水管 A 牛大腸 B 配管 C コック D 制御盤 E 電源スイッチ F 洗浄ポンプ作動スイッチ G 回転速度調節ツマミ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大腸を脂肪層中から取り出して紐状にし
    て、その後、刃物で切開し、大腸内部を洗浄する牛大腸
    切開機において、前記紐状大腸を誘導する送りローラ
    は、中央径が外径よりも小さな鼓状あるいは両端に向か
    って逆テーパー状の形状であり、前記刃物は、前記ロー
    ラの中央に対向して配置された回転円板刃であることを
    特徴とする牛大腸切開機。
  2. 【請求項2】 前記送りローラは、外周に滑り止め用の
    歯形が形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の牛大腸切開機。
  3. 【請求項3】 前記回転円板刃の後側には、安全用の保
    護部材が設けられ、また、前記回転円板で切開される牛
    大腸の切開個所を水洗浄するシャワーが装備されている
    ことを特徴とする請求項1乃至2の何れか1項に記載の
    牛大腸切開機。
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