JP2002027882A - 遠投用飛ばしウキ - Google Patents

遠投用飛ばしウキ

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JP2002027882A
JP2002027882A JP2000247089A JP2000247089A JP2002027882A JP 2002027882 A JP2002027882 A JP 2002027882A JP 2000247089 A JP2000247089 A JP 2000247089A JP 2000247089 A JP2000247089 A JP 2000247089A JP 2002027882 A JP2002027882 A JP 2002027882A
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uki
float
solid shaft
water
flying
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JP2000247089A
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Shigeru Komai
茂 駒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のウキは波、うねり、風等によりウ
キ全体が水中に沈むので、アタリをとりにくい欠点があ
った。そこで、この発明では、波、うねり、風等があっ
てもウキの上部が常に水上にある画期的なウキを提供し
ようとするものである。 【解決手段】 ソリッド軸の下部を、複数の重りを配置
した本体ウキに貫通させて固着し、ソリッド軸の上部に
当たりウキを遊動するように嵌着して、本体ウキが水面
下に沈んでも当たりウキが水面上に浮くようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、釣り具のウキに
関している。
【0002】
【従来の技術】ウキは軽いほうが微妙な当たりをとりや
すいが、軽いときは遠くへ投げることが難しい。そこ
で、遠くに投げてウキ釣りをする場合、オモリの入って
いるウキを使って遠くへ投げて、ウキ釣りをする。ウキ
を水面に浮かせて、魚がエサをつついたり、飲み込んだ
りするとウキが横に動いたり、水中に潜ったりして釣り
人に知らせる。従来のウキは棒状や突起を有するボール
状に形成されていて、波、うねり、風等により、ウキが
水中に隠れることが多い。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】ウキ釣りをする場合、
ウキで魚のアタリを判断するため、ウキの上部が常に水
上にあることが望ましい。しかし、従来のウキは波、う
ねり、風等によりウキ全体が水中に沈むので、当たりを
とりにくい欠点があった。そこで、この発明では、波、
うねり、風等があってもウキの上部が常に水上にある画
期的なウキを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明においては、遠
投用飛ばしウキを本体ウキ1と当たりウキ2に分割した
形状であり、両方のウキの縦の中心にソリッド軸3を貫
通させている。本体ウキ1は上部を太くし、上部から中
部にかけ徐々に細くし、下部に達する、細長い丸棒状
で、内部2点以上の箇所にオモリ4を装着し、中心にソ
リッド軸3が貫通している。下端には、ミチ糸を結わえ
るための輪5を装着している。ソリッド軸3は本体ウキ
1の上部より突き出していて、当たりウキ2を嵌着でき
るようになっている。当たりウキ2はソリッド軸3を上
下に遊動するように嵌着している。ソリッド軸3の上端
6は当たりウキ2がソリッド軸3から抜けないように太
くなっていて、発光電球8を装着することもできる。
【0005】
【発明の実施の形態】従来のウキは一体化された形状な
ので、波、うねり、風波等により容易に水面下に沈む。
しかし、ウキにより当たりを確認するためには、ウキの
上部が水面上に常にあることが望ましい。そこで、波の
高さに関係なく、常にウキの上部が海面上に浮くように
するために、この発明では、ウキを当たりウキと本体ウ
キに分割し、ソリッド軸で連結し、当たりウキが重りを
有する本体ウキが波、うねり、風等により水面下に沈ん
でも、当たりウキは水面下に沈まないように、充分な浮
力を得る設計となっている。
【0006】従来のウキは横揺れに弱く、倒れやすい欠
点がある。この発明のウキでは、当たりウキの浮力を強
くしているため、本体ウキが横揺れを起こしても、当た
りウキの水への抵抗力により倒れ防止となっている。こ
れは、当たりウキの形状により、波による横方向の力に
対し、水圧を内方向の力に変える。このため、本体ウキ
が波、うねり、風等により横揺れの影響を受けても、当
たりウキの浮力が本体ウキの倒れる力に勝っているた
め、常に垂直方向に姿勢を保つことができる。そこで、
当たりウキの形状が重要になり、球体よりも、円錐を逆
さまにした形状とすることが適当である。
【0007】当たりウキは、横風による抵抗を減らすた
め、なるべく細い形状にし、遠投用であることから、空
気抵抗の少ない形状としなければならない。
【0008】本体ウキは当たりウキと一緒に飛ばすもの
であるため、上部の形状は円錐を逆さまにした形状で、
下端にかけて細長い形状とする。このように、空気抵抗
を抑えた形状にすることで、水の力による影響も最小限
となっている。
【0009】従来のウキではウキのかぶを重くしてある
ため、ウキの最下部が支点となり、ウキの上部の揺れが
拡大する傾向がある。水中において、横方向への強い力
を受けた場合、ウキの上部が風や波の力を受け、沈んだ
下部が水圧を受け、支点となって作用するためウキの上
部が倒れてしまう欠点があった。この点を改良するため
に、本体ウキの2点以上で、本体ウキの上部と下部に分
けて、バランスを取るように設置することで解決してい
る。
【0010】当たりウキと本体ウキの材質としては、摩
擦抵抗が少なく、浮力があり、水や海水に強いものが望
ましい。木製、竹製以外に、合成樹脂が使用され、特
に、硬質発泡スチロール、発泡ウレタン、プラスチック
等が適している。更に、仕上げ面へのコーティングも考
慮する必要がある
【0011】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は請求項1に記載の遠投用飛ばしウキの断面図であ
る。本体ウキ1の上部は円錐を逆さまにした形状で、下
端にかけて細長い形状出あり、中心にソリッド軸3が貫
通、固着している。本体ウキ1の上部から下部にかけて
重り4が配置されている。本体ウキ1の下端にミチ糸を
結わえるための輪5を装着している。
【0012】ソリッド軸3は本体ウキ1の上方に突出
し、この突出したソリッド軸3に当たりウキ2を遊動す
るように嵌着している。当たりウキ2も円錐を逆さまに
した形状となっていて、本体ウキ1が波、うねり、風等
により水面下に沈んでも、当たりウキ2は水面上にある
ように充分な浮力を得る構成である。ソリッド軸3の上
端6を太くして、当たりウキ2の穴の円周よりも大きい
ため、当たりウキ2はソリッド軸3から抜けることはな
い。
【0013】図2は請求項1に記載の遠投用飛ばしウキ
の説明図である。本体ウキ1の中心をソリッド軸3が貫
通し、ソリッド軸3の周りに重り4が4ケ所に配置され
ている。重り4を4ケ所に配置する理由は、ウキを飛ば
す際の飛行安定性とミチ糸を結んだ先端から着水するよ
うに、先端部へ重心をずらし、しかも、水中で支点が下
部に偏らないよう重り4をバランス良く配置した結果で
ある。このように、重り4を2ケ所以上に分けて配置す
ることにより、本体ウキ1の下部が支点となることを避
けることができ、当たりウキ2は水面上を平行移動し、
波や風の影響を受けるのを抑えることができるようにな
った。
【0014】当たりウキ2に溝7を薄く入れることによ
り風の抵抗を減らすことができ、この溝7を螺旋状にす
ることにより、風の抵抗を一層減らすことができる。
【0015】図3(a)、(b)は請求項1に記載の遠
投用飛ばしウキの使用例を示す説明図である。図3
(a)は本体ウキ1が水面上に出ていて、当たりウキ2
はソリッド軸3の下側に位置している状態を示してい
る。
【0016】図3(b)は本体ウキ1が水面下にあり、
当たりウキ2はソリッド軸3の上側に位置し、水面上に
ある状態を示している。
【0017】図4は本体ウキの説明図であり、本体ウキ
1の形状と水の圧力の関係を示している。本体ウキ1に
は2ケ所以上に重り4を設置しているため、ウキの形状
は下部は細長い棒状で、上部に向かい次第に斜度が付き
広がりをもっている。最上部は最大に広がり、この広が
りの下部は常に水中にあり、重り4を分散した配置にも
かかわらず下部が水中で直立する状態を保つことができ
る。上方に向かう矢印10は水の圧力のかかる方向を示
し、下方に向かう矢印11は重り4の力の向かう方向を
示している。
【0018】図5は請求項2に記載の遠投用飛ばしウキ
の断面図である。本体ウキ1と当たりウキ2の中心にソ
リッド軸3が通り、ソリッド軸3の上端に発光電球8が
カバー9に収納されている状態を示している。
【0019】図6(a)、(b)は請求項3に記載の遠
投用飛ばしウキの当たりウキを断面にした説明図であ
る。当たりウキ2は本体12とキャップ13に分割さ
れ、本体12に発光電球8が収納されている状態を示し
ている。図6(a)ではキャップ13は透明で、本体1
2へねじ込み式であり、図6(b)では、キャップ13
は透明で本体12へ差し込み式である。
【0020】
【発明の効果】この発明の遠投用飛ばしウキを使用する
と、ウキが潮の流れに沿って遠方まで達しても、使用者
は確実に当たりを取ることができる。
【0021】波、うねり、風等に影響されず、ウキを水
面上に維持できる。
【0022】重りをウキの2ケ所以上に配置していて、
空気抵抗を受けない設計であるため遠投用として使用し
やすい。
【0023】ソリッド軸の上端に市販の発光電球を装着
することができ、夜釣りに使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の遠投用飛ばしウキの断面図
【図2】請求項1に記載の遠投用飛ばしウキの説明図
【図3】図3(a)、(b)は請求項1に記載の遠投用
飛ばしウキの使用例を示す説明図
【図4】本体ウキの説明図
【図5】請求項2に記載の遠投用飛ばしウキの断面図
【図6】図6(a)、(b)は請求項3に記載の遠投用
飛ばしウキの当たりウキを断面にした説明図
【符号の説明】
1 本体ウキ 2 当たりウキ 3 ソリッド軸 4 重り 5 輪 6 ソリッド軸の上端 7 溝 8 発光電球 9 かばー 10 矢印 11 矢印 12 本体 13 キャップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソリッド軸(3)の下部を、複数の重り
    (4)を配置した本体ウキ(1)に貫通させて固着し、
    ソリッド軸(3)の上部に当たりウキ(2)を遊動する
    ように嵌着したことを特徴とする遠投用飛ばしウキ。
  2. 【請求項2】ソリッド軸(3)の上端に発光電球(7)
    を装着したことを特徴とする請求項1に記載の遠投用飛
    ばしウキ。
  3. 【請求項3】当たりウキ(2)の内部に発光電球(8)
    を装着したことを特徴とする請求項1に記載の遠投用飛
    ばしウキ。
JP2000247089A 2000-07-12 2000-07-12 遠投用飛ばしウキ Pending JP2002027882A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7890230B2 (en) 2004-08-04 2011-02-15 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Vehicle motion control device and method
JP7490080B2 (ja) 2020-04-14 2024-05-24 ジョ、ジェジョン 桐を用いた釣り用ウキ

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