JP2002027210A - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JP2002027210A
JP2002027210A JP2000201226A JP2000201226A JP2002027210A JP 2002027210 A JP2002027210 A JP 2002027210A JP 2000201226 A JP2000201226 A JP 2000201226A JP 2000201226 A JP2000201226 A JP 2000201226A JP 2002027210 A JP2002027210 A JP 2002027210A
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Shinichiro Ohashi
伸一郎 大橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像通信装置を用いた特定原稿の偽造行為に
対して、簡単な構成でそれを防止することができる画像
通信装置を提供する。 【解決手段】 画像通信装置であるデジタル画像形成装
置1の画像読取装置11は、読取部19、第1のメモリ
20、第3のメモリ21および特定原稿判定部22を含
む。読取部19で読取った原稿の画像データは第1のメ
モリ20に記憶される。特定原稿判定部22により、第
1のメモリ20に記憶された送信原稿の画像データと第
3のメモリ21に予め記憶されている特定原稿のサンプ
ルデータとが比較されて、送信原稿が特定原稿か否かが
判定される。送信原稿が特定原稿である場合、第2のメ
モリ18に記憶されるユーザーが入力した送信宛先を制
御部16によって書き変えることで、ユーザーが入力し
た送信宛先とは異なる宛先に画像が送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣や有価証券な
どの特定原稿の偽造行為を防止する機能を備えた画像通
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】技術開発の積み重ねの結果、近年では、
色再現性に優れ、オリジナルの画像に極めて近い再現画
像を提供することができるデジタルカラー複写機が製造
されている。しかし、このようなデジタルカラー複写機
は、紙幣や有価証券の偽造に悪用されるおそれがある。
【0003】一般に、偽造行為が行われるのはデジタル
カラー複写機であるため、これに対応する偽造防止機能
を備えたデジタルカラー複写機が既に製品化されてい
る。このような偽造防止機能を備えたデジタルカラー複
写機は、原稿台に原稿がセットされた時点で原稿をプリ
スキャンし、セットされた原稿が予め装置に登録されて
いる特定原稿であると判断した場合には、この原稿の画
像形成を実行させなかったり、あるいは、画像の形成は
するが、出力画像に追跡用の特定パターンを付与した
り、また、出力画像に対して変倍、斜体、鏡像などの処
理を施すことで、忠実な画像形成を行わないようにして
いる。また、特開平6−253083号公報には、画像
読取装置により読み取られた原稿が複写禁止されている
原稿と判断された場合には、遠隔の管理装置に警告の報
知を行う複写機が公開されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、現
在、特定原稿の偽造行為はデジタルカラー複写機を利用
して行われることが一般的である。そのため、前記特開
平6−253083号公報では、ファクシミリ装置を使
って原稿を送信して特定原稿を偽造するなどの画像通信
を用いた偽造行為については考えられていなかった。
【0005】ところが、カラーファクシミリの普及や、
スキャナ、画像処理、プリント技術の向上に伴い、今後
はファクシミリなどの画像通信装置も偽造行為に用いら
れることが想定される。よって、紙幣や有価証券のみな
らず、定期券、回数券などのコピーに注意を要するもの
や、著作物までもが、ファクシミリ装置やネットワーク
で接続されたパソコンなどの画像通信装置により送信さ
れて、受信先で偽造行為が行われしまうというおそれが
ある。
【0006】本発明の目的は、画像通信装置を用いた特
定原稿の偽造行為に対して、簡単な構成でそれを防止す
ることができる画像通信装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿の画像を
読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られた
原稿の画像を送信する宛先を入力する宛先入力手段と、
前記読取手段により読み取られた原稿の画像を前記入力
された宛先に送信する送信手段と、前記読取手段により
読み取られた原稿が予め定める特定原稿であるか否かを
判定する特定原稿判定手段とを備え、前記特定原稿判定
手段により前記原稿が特定原稿であると判定された場合
には、前記読取手段が読み取った原稿の画像を前記入力
された宛先とは異なる宛先に送信することを特徴とする
画像通信装置である。
【0008】本発明に従えば、読取手段により読み取ら
れた原稿が、特定原稿判定手段により特定原稿であると
判断された場合、読み取られた原稿の画像はユーザーが
指示した送信宛先とは異なる宛先に送信される。これに
よって、読み取られた画像に対して特定パターンを付加
したり、変倍、斜体、鏡像などの処理を行ったりする必
要がない。したがって、新たに画像処理機能を設ける必
要がなく、簡単な構成にて特定原稿の偽造を防止するこ
とができる。
【0009】また、従来は画像の出力段階で偽造を防止
していたため、ファクシミリや電子メールのような画像
通信装置による偽造防止は困難であったが、本発明は原
稿を送信する段階で特定原稿の偽造を防止するので、こ
のような画像通信装置による偽造にも対応することがで
きる。
【0010】ここで、特定原稿とは、たとえば、紙幣、
有価証券、定期券、回数券、著作物など、偽造に注意を
要する原稿のことである。
【0011】また本発明は、前記原稿が特定原稿である
場合に原稿の送信される宛先が予め設定されており、前
記特定原稿判定手段により前記原稿が特定原稿であると
判定された場合には、この所定の宛先に前記原稿の送信
を行うことを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、特定原稿の場合は、強制
的に所定の宛先に送信されるので、ユーザーの指定した
宛先に関係なく特定原稿の偽造を防止できる。
【0013】また本発明は、前記特定原稿判定手段によ
り前記原稿が特定原稿と判定された場合には、前記原稿
を特定原稿の種類に対応した宛先に送信することを特徴
とする。
【0014】本発明に従えば、特定原稿の場合は、その
種類に応じて、それぞれ強制的に所定の宛先に送信され
るので、ユーザーの指定した宛先に関係なく特定原稿の
偽造を防止できるとともに、それぞれの宛先の管理者は
特定原稿の種類に適した対応をとることができる(特定
原稿には写真が禁止されているものや複写に注意を要す
るものが混在しているためそれぞれに適した対応が必要
であるため)。
【0015】また本発明は、前記特定原稿判定手段によ
り前記原稿が特定原稿であると判定された場合には、前
記記原稿がどこに送信されるかを報知するとともに、ユ
ーザーは特定原稿をその送信宛先に送信するか否かを選
択可能であることを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、特定原稿と判断された場
合には、ユーザーは、所定の宛先に送信するか否かを選
択できるので、特定原稿でないのに別の宛先に送信され
ることを防止するとともに、特定原稿であった場合に
は、ユーザーは別の宛先(特に保守管理センター宛)に
原稿の画像が送られることを拒むと考えられるので、し
いては特定原稿の偽造を防止することができる。
【0017】また本発明は、前記特定原稿判定手段によ
り前記原稿が特定原稿であると判定された場合には、ユ
ーザーが入力した送信に関する情報を前記原稿の画像と
ともに送信することを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、特定原稿と判断された原
稿の画像とともに、送信に関する情報(送信を行うユー
ザーが操作パネルで入力したもの)も送信することで、
管理センター(管理者)は画像データだけでなくユーザ
ーが偽造を行おうとした際の付加的な情報も得ることが
でき、特定原稿の偽造を防止するだけでなく、追跡を行
うことも可能になる。
【0019】また本発明は、前記送信に関する情報は、
少なくとも送信宛先を含むことを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、特定原稿と判断された原
稿の画像とともに、たとえば、ファクシミリ番号や電子
メールアドレスなどのユーザーが入力した送信宛先に関
する情報を送ることで、管理センター(管理者)は画像
データだけでなく、ユーザーが偽造を行おうとしている
出力装置の場所をその宛先から特定することが可能とな
り、特定原稿の偽造を防止するだけでなく、追跡を行う
ことも可能になる。
【0021】また本発明は、前記送信に関する情報はI
TU−T(国際電気通信連合−電気通信標準化部門)勧
告のNSS(Non-Standard facilities Set-up)信号に
組み込まれることを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、特定原稿と判断された原
稿の画像とともに、送信に関する情報(送信を行うユー
ザーが操作パネルで入力したもの)も送信することで、
管理センター(管理者)は画像データだけでなくユーザ
ーが偽造を行おうとした際の付加的な情報も得ることが
でき、特定原稿の偽造を防止するだけでなく、追跡を行
うことも可能になる。しかも、この送信に関する情報を
ファクシミリの手順信号の1つであるITU−T勧告の
NSS信号に組み込むことで従来のファクシミリの手順
を変えることなく特定原稿の追跡を行うことができる。
【0023】本発明は、前記送信に関する情報は前記N
SS信号の最後尾に組み込まれることを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、送信に関する情報を前記
NSS信号の最後尾に組み込むことで、送信に関する情
報が新たに追加されたとしても従来のファクシミリの手
順を変えることなく特定原稿の追跡を行うことができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態の画
像通信装置であるデジタル画像形成装置1がネットワー
クに接続される一例を示す図である。デジタル画像形成
装置1は、コピー、ファクシミリ、プリンタなどの機能
を備えたデジタル複合機であり、図1では、公衆回線
(電話回線)およびLAN(Local Area Network)に接
続されている。デジタル画像形成装置1は、公衆回線を
通じて保守管理用のホストコンピュータ4およびファク
シミリ5,6,7に接続されているこれらの機器と相互
に通信することが可能である。また、LANからインタ
ーネットへ接続し、インターネットを介してファクシミ
リ2およびパソコン3と相互に通信することも可能であ
る。
【0026】図2は、デジタル画像形成装置1のブロッ
ク図である。デジタル画像形成装置1は、画像を読み取
って記憶する画像読取装置11、ユーザーが操作を行う
操作パネル12、画像を印刷するプリンタ13、ファク
シミリを送受信するファクシミリ送受信部14、電信メ
ールを送受信する電子メール送受信部15、デジタル画
像形成装置1の各部を制御する制御部16、操作パネル
12から入力された情報を制御するパネル制御部17お
よびユーザーが入力した情報を記憶する第2のメモリ1
8を含む。
【0027】操作パネル12は、コピー、ファクシミ
リ、プリンタなどの各種使用モードの設定や、ファクシ
ミリおよび電子メール送信時の画像設定および送信宛先
の入力などを行うものであり、パネル制御部17を介し
て制御部16により制御されている。操作パネル12で
行われた設定内容は、操作パネル12内にある表示部に
表示されるとともに、第2のメモリ18に記憶される。
【0028】画像読取装置11は、原稿の画像を読み取
る読取手段(以下、読取部と呼称する)19と、読み取
られた原稿の画像のデータを記憶する第1のメモリ20
と、特定原稿のサンプルデータが予め記憶されている第
3のメモリ21と、読み取られた原稿が特定原稿か否か
を判定する特定原稿判定部22とを有する。この特定原
稿判定部22は、第1のメモリ20に記憶されている原
稿の画像データと第3のメモリ21に予め記憶されてい
る特定原稿のサンプルデータとを比較することによっ
て、特定原稿か否かを判定する。なお、この画像読取装
置11による特定画像判定についての処理動作について
は、後で詳しく説明する。
【0029】プリンタ13は、第1のメモリ20に記憶
された原稿の画像データを用いて出力するためのもので
ある。また、ファクシミリ送受信部14は、ファクシミ
リ画像の送信および受信を行うインターフェイスであ
り、電子メール送受信部は、電子メールの送信および受
信を行うインターフェイスである。
【0030】次に、デジタル画像形成装置1の処理動作
について説明する。図3は、デジタル画像形成装置1の
制御手順を示すフローチャートである。なお、ここでは
画像読取装置11によって読み取った画像をファクシミ
リ送信する場合の偽造防止処理について説明するが、読
み取った画像を電子メールで送信する場合も同じであ
る。
【0031】まず、ステップS101でユーザーが読取
部19に送信する原稿をセットし、ステップS102で
ユーザーが操作パネル12によって送信する宛先のファ
クシミリ番号を入力すると、この送信する宛て先のファ
クシミリ番号は第2のメモリ18に記憶される。なお、
読み取った画像を電子メールで送信する場合は、ここで
相手先のメールアドレスを入力する。本実施形態におい
ては、送信する宛先のファクシミリ番号は「12−34
56」に設定されたものとする。
【0032】次に、ステップS103で読取部19にセ
ットされた送信原稿の文字の大きさや濃さ、種類(たと
えば、写真かどうかなど)に合わせて、ユーザーが操作
パネル12によって画質および濃度を設定すると、これ
らの情報は、第2のメモリ18に記憶させる。
【0033】ここで、画質とは、読取部19(スキャ
ナ)における読取り解像度のことである。表1は、画質
およびその画質に対応した読取り解像度のその一例を示
す表である。
【0034】
【表1】
【0035】本実施形態での画質は、表1に示すように
「普通字」、「小さな字」、「精細」および「高精細」
の4つのモードがある。なお、各モードの詳しい内容お
よび読取り解像度については、表1中に詳細に説明され
ている。また、濃度は、「自動」、「濃い」および「薄
い」の3つのモードがある。画質および濃度は、これら
のモードの中からユーザーが任意に設定できるものであ
り、本実施形態においては、画質は「高精細」(400
×400dpiの読取り解像度)、濃度は「自動」に設
定されたものとする。
【0036】次に、ステップS103でファクシミリ送
信の設定が終了した後、ステップS104でユーザーが
操作パネル12の送信開始キーを押下する。ステップS
101〜ステップS104までは、ユーザーが行う行為
を示す。以下のステップは、デジタル画像形成装置1に
おいて自動で行われる。ステップS104でユーザーが
操作パネル12の送信開始キーを押下すると、ステップ
S105で読取部19にセットされた送信原稿が特定原
稿かどうかの判定を行うために読み取りを行う。以下、
このステップS105の動作をプリスキャンと呼ぶ。そ
して、ステップS105でプリスキャンされた送信原稿
のデータは、ステップS106で第1のメモリ(画像メ
モリ)20に記憶される。次に、ステップS107で、
特定原稿判定部22により、第1のメモリ20に記憶さ
れた送信原稿のデータと第3のメモリ21に記憶されて
いる特定原稿のサンプルデータとが比較されて、送信原
稿が特定原稿か否かが判定される。
【0037】ステップS107での判定の結果、送信原
稿が特定原稿ではないと判断されれば、ステップS10
8に進む。ステップS108では、読取部19にセット
された送信原稿を、ステップS103でユーザーが設定
したとおりの画質(本実施形態では「高精細」)および
濃度(本実施形態では「自動」)で読み取り(スキャ
ン)をする。次に、ステップS109で、前記ステップ
S102で入力された送信宛先のファクシミリ番号にダ
イヤルする。さらに、ステップs110で、宛先と回線
が接続されれば通常のファクシミリ送信を実行する。
【0038】一方、ステップS107での判定の結果、
送信原稿が特定原稿であると判定された場合、ステップ
s111に進む。ステップS111では、ステップS1
02でユーザーが設定した「12−3456」から、保
守管理用ホストコンピュータ4のファクシミリ番号とし
て予め設定されている「12−7890」へ送信宛先の
ファクシミリ番号を変更するため第2のメモリ18に記
憶されている宛先の情報を制御部16により書き換え
る。以下のステップは、送信原稿が特定原稿でない場合
と同様であるのでその説明は省略する。すなわち、送信
原稿が特定原稿であると判定された場合には、ステップ
S111で送信宛先が「12−3456」から「12−
7890」と書き換えられるので、送信原稿の画像はユ
ーザーの入力した宛先に送信されない。したがって、ユ
ーザーの入力した宛先(受信先)の出力装置での画像出
力ができない。
【0039】以上のように、本実施形態のデジタル画像
形成装置1では、読取部19にセットされた画像が特定
画像であると判断されると、ユーザーの入力した送信宛
先とは異なる宛先に原稿の画像を送信するので、特定画
像がファクシミリ送信され、その受信先で出力されると
いう偽造行為を防止することができる。
【0040】なお、本実施形態では、送信原稿が特定原
稿と判定された場合に、送信原稿をユーザーの設定した
送信宛先とは異なる宛先へ送信するようになっている
が、特定原稿の種類に応じた送信宛先を予め設定してお
いてもよい(たとえば、特定原稿が複写を禁止している
紙幣、有価証券ならば警察へ、複写に注意を要する定期
券、回数券、著作物ならばメーカーの保守管理者宛に送
信する)。この場合、第3のメモリ21に各特定原稿の
サンプルデータとともにそれぞれに対応する送信宛先を
予め記憶しておけば、検出された特定原稿の種類に応じ
て送信宛先を設定することができる。
【0041】以上のように、本実施形態では、原稿の画
像送信する段階で、特定原稿であればユーザーの設定し
た宛先とは異なる宛先に送信するような構成となってい
るので、画像を出力する際に画像に対して変倍、斜体、
鏡像の処理を行ったりする必要がない。したがって、変
倍、斜体、鏡像のような画像編集機能を設ける必要がな
く、簡単な構成にて特定画像の偽造を防止することがで
きる。また、従来は画像の出力段階で偽造を防止してい
たため、ファクシミリや電子メールのような画像通信装
置による偽造防止は困難であったが、送信段階での偽造
を防止するので、このような、画像通信装置による偽造
にも対応することができる。
【0042】次に、本発明の他の実施形態のデジタル画
像形成装置について説明する。本実施形態のデジタル画
像形成装置は前記実施形態のデジタル画像形成装置1と
ほぼ同じ構成であり、デジタル画像形成装置の制御手順
の一部が異なる。図4は、本実施形態のデジタル画像形
成装置の制御手順を示すフローチャートである。なお、
ここでは画像をファクシミリ送信する場合の偽造防止処
理について説明するが、読み取った画像を電子メールで
送信する場合も同じである。また、ステップS201〜
ステップS211までは、前記実施形態のステップS1
01〜ステップS111までの各ステップにそれぞれ対
応するので、その説明は省略する。
【0043】本実施形態では、前記実施形態と同様に、
送信原稿が特定原稿と判定された場合に、送信原稿をユ
ーザーの設定した送信宛先とは異なる宛先に送信するよ
うになっているが、この宛先に送信するか否かをユーザ
ーに選択させるようにしている。つまり、ステップS2
07で送信原稿が特定原稿であると判定された場合、ス
テップS211で送信宛先のファクシミリ番号を変更す
るために、第2のメモリ18の宛先情報を制御部16に
より書き換え、ステップS212に進み、ステップS2
12で書き換えられた後の宛先に送信してもいいかユー
ザーに選択させる。このとき、書き換えられた後の送信
宛先のファクシミリ番号とこの宛先に送信してもいいか
どうかのメッセージを操作パネル12に表示させる。こ
のときの操作パネル12に表示される内容は、たとえ
ば、「セットされた原稿は複製が禁止されている原稿と
判断されるためこの宛先に送信します。よろしいですか
?(YESの場合はテンキーの“1”をNOの場合はテ
ンキーの“2”を押して下さい)」などである。ここで
“1”が選択されれば以下、ステップS208、ステッ
プS209、ステップS210と順に進みファクシミリ
送信が実行されるが、“2”が選択されれば送信処理は
キャンセルされる。
【0044】以上のように、本実施形態では、送信原稿
が特定原稿であると判定された場合には、所定の宛先に
送信するか否かをユーザーが選択できるので、特定原稿
でないのに別の宛先に送信されることを防止するととも
に、特定原稿であった場合には、ユーザーは別の宛先に
原稿が送られることを拒むと考えられるので、しいては
特定原稿の偽造を防止することができる。また、本実施
形態では、前記実施形態と同様に、送信原稿が特定原稿
と判定された場合に、送信原稿をユーザーの設定した送
信宛先とは異なる宛先(保守管理用ホストコンピュータ
4)へ送信するようになっているが、特定原稿の種類に
応じた送信宛先を予め設定しておいてもよい。
【0045】次に、本発明のさらに他の実施形態のデジ
タル画像形成装置の説明をする。本実施形態のデジタル
画像形成装置は前記実施形態のデジタル画像形成装置1
とほぼ同じ構成であり、デジタル画像形成装置の制御手
順の一部が異なる。
【0046】まず、一般的なファクシミリの通信手順に
ついて説明する。図5はファクシミリ通信時に行われる
通信手順を表す図である。図5に示すように、まず送信
側(本実施形態ではユーザーが特定原稿を送信しようと
する装置)からファクシミリ装置であることを示す信号
であるCNG(Calling Tone)信号が発信され、これに
応答して受信側(本実施形態ではユーザーが特定原稿を
出力しようとする装置)から、ファクシミリ装置である
ことを応答する信号であるCED(CalledStation Iden
tification)信号が発信される。
【0047】その後、受信側は、相互通信における自機
に独自の機能(たとえば、親展通信機能や中継機能な
ど)の信号であるNSF(Non-Stanard Facilities)信
号を送信側へ発信し、さらに、受信側の装置における電
話番号(最大20桁)のCSI(Called Subscriber Id
entification)信号および送信側に知らせる自機(受信
側)の性能(たとえば、データ伝送速度、解像度、最大
受信幅など)の信号であるDIS(Digital Identifica
tion Signal)信号を送信側に発信する。
【0048】受信側の装置によるNSF、CSIおよび
DIS信号の発信に対応して、送信側の装置は、相互通
信における自機に独自の機能(たとえば、親展通信機能
や中継機能など)の信号であるNSS(Non-Standard f
acilities Set- up)信号、発信側の装置における電話
番号(最大20桁)のTSI(TransmittingSubscribar
Identification)信号、および受信側に知らせる自機
(送信側)の性能信号であるDCS(Digital Command
Signal)信号を受信側へ発信する。
【0049】このように送受信側双方にて自機の機能信
号、自機の電話番号、自機の性能信号をやりとりした後
に、送信側から受信側へトレーニングのために、Tr
(Training)信号およびトレーニングチェック信号であ
るTCF(Training Ch eck)信号が発信される。これ
ら信号の伝送速度で回線が使用可能な状態にあるか確認
される。トレーニングが正常に終了し、回線が使用可能
であると確認されれば、受信側から送信側へ受信準備O
Kの信号であるCFR(Confirmation toReceive)信号
が発信される。
【0050】そして、送信側から受信側へ画像データの
信号であるMSG(Message)信号が発信されるが、こ
のMSG信号の前にもう一度確認のためにTr信号が付
加されて発信される。その後、1ページ分の画像データ
信号の送信が終了した時点でページ終了信号であるEO
P(End of Procedures)信号が送信側から受信側へ発
信される。これに対応して、受信側は送信側に対して画
像データ信号を正確に受け取ったことを知らせる信号で
あるMCF(Message Confirmation)信号を発信する。
次のページ分の画像データがある場合には、再度MSG
信号の送受信が実施されるが、送信すべき画像データが
なくなった場合には、送信側は、データ送信を終了して
回線を切断することを受信側に示す信号であるDCN
(Disconnect)信号を受信側に発信し、これによって一
連のファクシミリ通信が終了する。
【0051】本実施形態のデジタル画像形成装置では、
読取部19で読み取った原稿が特定原稿である判定され
た場合に、ユーザーが入力した送信に関する情報を原稿
の画像とともに送信する。この、ユーザーが入力した送
信に関する情報が組み込まれる制御信号としては特に限
定されるものではないが、好ましくは、前記NSS信号
である。このNSS信号は、上記相互通信におけるファ
クシミリ装置に独自の機能を示す信号であり、親展通信
機能や中継機能の情報が含まれる。そのため、これら信
号にユーザーの入力した送信に関する情報を組み込むこ
とによって、送信画像とともにユーザーの入力した送信
に関する情報を確実に送信することができる。
【0052】ここで、前記NSS信号のデータフォーマ
ットについて説明する。本実施形態では、たとえば、図
6に示すような、8つのデータ配置となっているフォー
マットを用いる。データフォーマットの各番号は、それ
ぞれのデータの配列位置を表す。このフォーマットで
は、最初の00にNSS信号である旨のコードが配置さ
れており、01にITU−Tメンバーズコードが配置さ
れており、そして02に装置を製造したメーカーコード
が配置されている。そして03〜11までには、標準手
順信号であるDIS信号のFIF(Facsimile Informat
ion Field)データが配置されており、12に親展のデ
ータ、13に中継のデータが配置されている。
【0053】ここまでは通常のNSS信号と同様である
が、本実施形態では、さらに14〜16においてユーザ
ーの入力した送信に関する情報を配置している。具体的
には、14に画質に関する情報、15に濃度に関する情
報、そして16以降にユーザーの入力したファクシミリ
番号や電子メールアドレスなどの宛先に関する情報が配
置されている。このように、NSS信号の最後尾にユー
ザーの入力した送信に関する情報を組み込むことで、各
信号のフォーマットを大幅に変える必要がなくなる。な
お、このNSS信号は、送信の時、NSS信号の前後に
ヘッダおよびトレーラーを付加して、NSSパケットと
して送信される。
【0054】また、前記ユーザーの入力した送信に関す
る情報は、画像情報に付属させて伝達してもよいが、こ
れでは画像情報に不必要な情報が追加されることになる
のに加え、画像情報とユーザーの入力した送信に関する
情報とが区別しにくくなるので好ましくない。そこで、
本実施形態では、ユーザーの入力した送信に関する情報
を、ファクシミリ通信時に互いにやり取りされる制御信
号に組み込んで送受信している。
【0055】次に、本実施形態のデジタル画像形成装置
の処理動作について説明する。図7は本実施形態のデジ
タル画像形成装置の制御手順を示すフローチャートであ
る。なお、ここではファクシミリ送信する場合の偽造防
止処理について説明するが、読み取った画像を電子メー
ルで送信する場合は電子メールの、たとえばヘッダに前
記送信に関する情報を組み込むことでファクシミリ送信
の場合と同様に実施可能である。また、ステップS30
1〜ステップS311までは、前記実施形態のステップ
S101〜ステップS111までの各ステップにそれぞ
れ対応するのでその説明は省略する。
【0056】本実施形態のデジタル画像形成装置では、
ステップS311で送信宛先のファクシミリ番号が変更
された後ステップS312に進む。ステップS312で
前記NSS信号の最後尾に画質、濃度および送信宛先フ
ァクシミリ番号の情報を組み込む。以下、ステップS3
08、ステップS309、ステップS310と順に進み
ファクシミリ送信が実行される。これによって、入力さ
れた宛先とは異なる宛先へ送信に関する情報も送られる
ので、どこで偽造行為を行おうとするのかが特定でき
る。
【0057】以上のように、本実施形態では、読取部1
9にセットされた画像が特定画像であると判断される
と、ユーザーの入力した送信宛先とは異なる宛先に原稿
画像を送信するので、特定画像がファクシミリで送信さ
れ、その受信先で出力されるという偽造行為を防止する
ことができる。また、ファクシミリの送信信号の中にユ
ーザーの入力した送信に関する情報を組み込んで、ユー
ザーの入力した宛先とは異なる宛先へ送信するので、ユ
ーザーがどこの出力装置を使用して偽造行為を行うのか
が特定できる。さらに、ユーザーの入力した送信に関す
る情報をファクシミリの通信手順信号であるITU−T
勧告のNSS信号の最後尾に組み込むことで、送信に関
する情報が新たに追加されたとしても従来のファクシミ
リの手順を変えることなく特定原稿の追跡を行うことが
できる。
【0058】また、本実施形態では、前記実施形態のデ
ジタル画像形成装置1と同様に、送信原稿が特定原稿と
判定された場合に、送信原稿をユーザーの設定した送信
宛先とは異なる宛先(保守管理用ホストコンピュータ
4)へ送信するようになっているが、特定原稿の種類に
応じた送信宛先を予め設定しておいてもよい。さらに、
送信原稿が特定原稿であると判定された場合には、所定
の宛先に送信するか否かをユーザーが選択できるように
してもよい。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、読取手段により読み取
られた原稿が、特定原稿判定手段により特定原稿である
と判断された場合、読み取られた原稿の画像ユーザーが
指示した送信宛先とは異なる宛先に送信されるので、読
み取られた画像に対して特定パターンを付加したり、変
倍、斜体、鏡像などの処理を行ったりする必要がない。
したがって、新たに画像処理機能を設ける必要がなく、
簡単な構成にて特定原稿の偽造を防止することができ
る。
【0060】また、従来は画像の出力段階で偽造を防止
していたため、ファクシミリや電子メールのような画像
通信装置による偽造防止は困難であったが、本発明は原
稿を送信する段階で特定原稿の偽造を防止するので、こ
のような画像通信装置による偽造にも対応することがで
きる。
【0061】また本発明によれば、特定原稿の場合は、
強制的に所定の宛先に送信されるので、ユーザーの指定
した宛先に関係なく特定原稿の偽造を防止できる。
【0062】また本発明によれば、特定原稿の場合は、
その種類に応じて、それぞれ強制的に所定の宛先に送信
されるので、ユーザーの指定した宛先に関係なく特定原
稿の偽造を防止できるとともに、それぞれの宛先の管理
者は特定原稿の種類に適した対応をとることができる
(特定原稿には写真が禁止されているものや複写に注意
を要するものが混在しているためそれぞれに適した対応
が必要であるため)。
【0063】また本発明によれば、特定原稿と判断され
た場合には、ユーザーは、所定の宛先に送信するか否か
を選択できるので、特定原稿でないのに別の宛先に送信
されることを防止するとともに、特定原稿であった場合
には、ユーザーは別の宛先(特に保守管理センター宛)
に原稿が送られることを拒むと考えられるので、しいて
は特定原稿の偽造を防止することができる。
【0064】また本発明によれば、特定原稿と判断され
た原稿の画像とともに、送信に関する情報(送信を行う
ユーザーが操作パネルで入力したもの)も送信するの
で、管理センター(管理者)は画像データだけでなくユ
ーザーが偽造を行おうとした際の付加的な情報も得るこ
とができ、特定原稿の偽造を防止するだけでなく、追跡
を行うことも可能になる。
【0065】また本発明によれば、特定原稿と判断され
た原稿の画像とともに、たとえば、ファクシミリ番号や
電子メールアドレスなどのユーザーが入力した送信宛先
に関する情報を送るので、管理センター(管理者)は画
像データだけでなく、ユーザーが偽造を行おうとしてい
る出力装置の場所をその宛先から特定することが可能と
なり、特定原稿の偽造を防止するだけでなく、追跡を行
うことも可能になる。
【0066】また本発明によれば、特定原稿と判断され
た原稿の画像とともに、送信に関する情報(送信を行う
ユーザーが操作パネルで入力したもの)も送信するの
で、管理センター(管理者)は画像データだけでなくユ
ーザーが偽造を行おうとした際の付加的な情報も得るこ
とができ、特定原稿の偽造を防止するだけでなく、追跡
を行うことも可能になる。しかも、この送信に関する情
報をファクシミリの手順信号の1つであるITU−T勧
告のNSS信号に組み込むことで従来のファクシミリの
手順を変えることなく特定原稿の追跡を行うことができ
る。
【0067】また本発明によれば、送信に関する情報を
前記NSS信号の最後尾に組み込むことで、送信に関す
る情報が新たに追加されたとしても従来のファクシミリ
の手順を変えることなく特定原稿の追跡を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のデジタル画像形成装置1
のネットワークへの接続を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態のデジタル画像形成装置1
のブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態のデジタル画像形成装置の
制御手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施形態のデジタル画像形成装置
の制御手順を示すフローチャートである。
【図5】ファクシミリ通信手順の一例を示す図である。
【図6】本発明のさらに他の実施形態で用いられるNS
S信号のフォーマットの一例を示す図である。
【図7】本発明のさらに他の実施形態のデジタル画像形
成装置の制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタル画像形成装置 11 画像読取装置 12 操作パネル 13 プリンタ 14 ファクシミリ送受信部 15 電子メール送受信部 16 制御部 17 パネル制御部 18 第2のメモリ 19 読取部 20 第1のメモリ 21 第3のメモリ 22 特定原稿判定部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取る読取手段と、 前記読取手段により読み取られた原稿の画像を送信する
    宛先を入力する宛先入力手段と、 前記読取手段により読み取られた原稿の画像を前記入力
    された宛先に送信する送信手段と、 前記読取手段により読み取られた原稿が予め定める特定
    原稿であるか否かを判定する特定原稿判定手段とを備
    え、 前記特定原稿判定手段により前記原稿が特定原稿である
    と判定された場合には、前記読取手段が読み取った原稿
    の画像を前記入力された宛先とは異なる宛先に送信する
    ことを特徴とする画像通信装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿が特定原稿である場合に原稿の
    送信される宛先が予め設定されており、前記特定原稿判
    定手段により前記原稿が特定原稿であると判定された場
    合には、この所定の宛先に前記原稿の送信を行うことを
    特徴とする請求項1記載の画像通信装置。
  3. 【請求項3】 前記特定原稿判定手段により前記原稿が
    特定原稿と判定された場合には、前記原稿を特定原稿の
    種類に対応した宛先に送信することを特徴とする請求項
    1または2記載されている画像通信装置。
  4. 【請求項4】 前記特定原稿判定手段により前記原稿が
    特定原稿であると判定された場合には、前記記原稿がど
    こに送信されるかを報知するとともに、ユーザーは特定
    原稿をその送信宛先に送信するか否かを選択可能である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の
    画像通信装置。
  5. 【請求項5】 前記特定原稿判定手段により前記原稿が
    特定原稿であると判定された場合には、ユーザーが入力
    した送信に関する情報を前記原稿の画像とともに送信す
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載
    の画像通信装置。
  6. 【請求項6】 前記送信に関する情報は、少なくとも送
    信宛先を含むことを特徴とする請求項5記載の画像通信
    装置。
  7. 【請求項7】 前記送信に関する情報はITU−T(国
    際電気通信連合−電気通信標準化部門)勧告のNSS
    (Non-Standard facilities Set-up)信号に組み込まれ
    ることを特徴とする請求項5または6記載の画像通信装
    置。
  8. 【請求項8】 前記送信に関する情報は前記NSS信号
    の最後尾に組み込まれることを特徴とする請求項7記載
    の画像通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104243766A (zh) * 2013-06-24 2014-12-24 佳能株式会社 具有传输功能的图像形成设备及其控制方法

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