JP2002027111A - 回線試験方法及び回線試験システム - Google Patents

回線試験方法及び回線試験システム

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JP2002027111A JP2000209210A JP2000209210A JP2002027111A JP 2002027111 A JP2002027111 A JP 2002027111A JP 2000209210 A JP2000209210 A JP 2000209210A JP 2000209210 A JP2000209210 A JP 2000209210A JP 2002027111 A JP2002027111 A JP 2002027111A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、交換機とxDSL加入者収容設備は
同一加入者線を使用しているにも拘らず、回線試験装置
を交換機とxDSL加入者収容設備の各々に独立に設け
ているため、経済性の悪いシステム構成である。 【解決手段】 交換機A側の保守端末4にxDSL加入
者回路9の収容位置を指定して回線試験の実行が指示さ
れると、xDSL加入者回路9と同一加入者線101で
接続されている相関するPOTS加入者回路6から交換
機A側の加入者試験装置7を使用して試験を実行する。
試験装置7の試験結果は保守端末4上でxDSL加入者
回路9の試験結果として表示され、交換機A側からのx
DSL加入者試験を実現できる。このため、POTS側
交換設備の加入者試験装置7のみでxDSL加入者回路
9の加入者線試験ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回線試験方法及び回
線試験システムに係り、特に同一加入者線を使用してい
るxDSL(x-Digital Subscriber Line)加入者の回線
試験を交換機側から行う回線試験方法及び回線試験シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、撚り対線(ツイストペア)か
らなる電話回線を利用して、既存の電話サービスはその
ままで、高速データ通信サービスを実現する新たな通信
システムとしてxDSL通信システムが知られている。
このxDSL通信システムには、一対の電話回線でIS
DN(サービス統合ディジタル網)の伝送を実現するI
DSL(ISDN digital subscriber line)、一対の電話
回線を利用して電話局から家庭までの下り方向で1.5Mbp
s〜6Mbps程度、上り方向で16kbps〜1Mbps程度の非対称
速度の通信を行うADSL(asymmetric digital subscr
iber line)、ADSLよりも更に高速の通信を実現する
VDSL(very high bit rate digital subscriber lin
e)その他各種の技術がある。
【0003】このxDSL通信システムでは交換機から
の加入者線とxDSL加入者収容設備からの加入者線と
はスプリッタ回路部で結合されて同一のライン(加入者
線)に接続される。そして、音声帯域の信号は上記の共
通のライン及びスプリッタ回路部を介して交換機との間
で送受信され、音声帯域よりも高周波数帯域のデータ信
号は上記の共通のライン及びスプリッタ回路部を介して
xDSL加入者収容設備との間で送受信される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のxD
SL通信システムにおける交換機とxDSL加入者収容
設備は同一ラインを使用しているにも拘らず、従来の回
線試験方法及び回線試験システムでは、回線試験装置を
交換機とxDSL加入者収容設備の各々に独立に設け、
他方の信号の伝送を停止した状態で試験を別々に実施し
ている。このため、小規模のxDSL収容システムでも
付随する試験装置が必要となり、経済性の悪いシステム
となる問題がある。
【0005】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
POTS側交換設備の試験装置のみでxDSL加入者の
加入者線試験も行い得る回線試験方法及び回線試験シス
テムを提供することを目的とする。
【0006】また、本発明の他の目的は、加入者線試験
実行時の保守者の作業を軽減し得る回線試験方法及び回
線試験システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明回線試験方法は上
記の目的を達成するため、既存の電話サービス(POT
S)を提供する交換機に接続された第1の加入者線と、
高速データ通信サービスを提供するxDSL多重装置に
接続された第2の加入者線とがスプリッタ回路部で結合
されて共通の第3の加入者線を介して加入者に接続され
たxDSL通信システムの、第3の加入者線を試験する
回線試験方法において、xDSL多重装置を構成する複
数のxDSL加入者回路のうち、一のxDSL加入者回
路の収容位置情報を保守端末により指定して回線試験の
実行を指示する第1のステップと、交換機内のPOTS
加入者装置を構成する複数のPOTS加入者回路のう
ち、回線試験の実行指示により、収容位置情報が指定さ
れた一のxDSL加入者回路と共に同一の第3の加入者
線に、第1の加入者線を介して接続される一の相関する
POTS加入者回路の回線を閉塞し、かつ、第1の加入
者線と交換機内の試験装置とを接続する第2のステップ
と、第2のステップによる接続後に試験装置による回線
試験を実行させる第3のステップと、試験装置による回
線試験結果を、収容位置情報が指定された一のxDSL
加入者回路を使用した回線試験結果として出力する第4
のステップとを含むことを特徴とする。
【0008】この発明では、第2のステップにより、収
容位置情報が指定された一のxDSL加入者回路と共に
同一の第3の加入者線に、第1の加入者線を介して接続
される一の相関するPOTS加入者回路の回線を閉塞
し、かつ、第1の加入者線と交換機内の試験装置とを接
続し、第3のステップにより交換機内の試験装置を使用
して収容位置情報が指定された一のxDSL加入者回路
を使用した回線試験ができる。
【0009】また、本発明回線試験システムは上記の目
的を達成するため、既存の電話サービス(POTS)を
提供する交換機内のPOTS加入者装置を構成する複数
のPOTS加入者回路のうち一のPOTS加入者回路に
接続された第1の加入者線と、高速データ通信サービス
を提供するxDSL多重装置を構成する複数のxDSL
多重装置のうちの一のxDSL多重装置に接続された第
2の加入者線とがスプリッタ回路部で結合されて共通の
第3の加入者線を介して加入者に接続されたxDSL通
信システムの、第3の加入者線を試験する回線試験シス
テムにおいて、交換機は、回線試験のコマンド入力及び
試験結果の表示を少なくとも行う保守端末と、回線試験
時に、xDSL加入者回路とPOTS加入者回路との収
容位置変換を行う変換テーブルを備えた制御部と、制御
部に制御線を介して接続され、制御部からの指示によ
り、通話路制御線に接続されたPOTS加入者回路の制
御及び呼処理を実行する交換スイッチ機能部と、第3の
加入者線の試験を行うための試験装置と、制御部の指示
により、第1の加入者線と通話路制御線との間又は、第
1の加入者線と試験装置に接続された試験線との間を接
続するPOTS加入者回路を収容するPOTS加入者装
置とを有する構成としたものである。
【0010】この発明では、保守端末により一のxDS
L加入者回路の収容位置情報を指定して回線試験の実行
を指示すると、制御部が、収容位置情報が指定された一
のxDSL加入者回路の収容位置指定情報に基づき、変
換テーブルを用いて一のxDSL加入者回路と相関する
POTS加入者回路の収容位置情報を抽出し、その相関
するPOTS加入者回路により第1の加入者線と試験線
とを接続するように制御して試験装置による回線試験を
実行させ、試験装置による回線試験結果を、収容位置情
報が指定された一のxDSL加入者回路を使用した回線
試験結果として保守端末へ出力する。
【0011】これにより、この発明では、交換機内の試
験装置を使用して収容位置情報が指定された一のxDS
L加入者回路を使用した回線試験結果を得ることができ
る。また、この発明では、交換機内の制御部が、xDS
L加入者回路とPOTS加入者回路との収容位置変換を
行う変換テーブルを備えているため、交換機内の保守端
末だけで加入者線試験ができる。
【0012】ここで、xDSL通信システムが、交換機
内のPOTS加入者装置を構成する複数のPOTS加入
者回路のうちのi番目のPOTS加入者回路と、xDS
L多重装置を構成する複数のxDSL加入者回路のうち
の同じi番目のxDSL加入者回路とが第3の加入者線
に接続されるような、相対的な関係の収容条件を持つシ
ステムである場合は、制御部が備える変換テーブルは、
POTS加入者回路の収容位置とxDSL加入者回路の
収容位置との変換を収容条件に従って変換する仮想変換
テーブルとすることが、変換テーブルの簡素化の点から
好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる回線試験方
法及び回線試験システムの第1の実施の形態のシステム
構成図を示す。同図中、交換機の制御部1は、保守端末
4と接続され交換機の保守作業とxDSLの回線試験の
コマンド入力、出力表示を行っている。また、制御部1
は既存の電話サービス(POTS:Plain Old Telephon
e Service)加入者回路6の収容位置情報を収容してい
るPOTS加入者データテーブル2と、xDSL加入者
回路9の収容位置情報を収容するDSL加入者データテ
ーブル3を有すると共に、それらの相関関係の変換を行
う変換テーブル100を持ち、xDSL加入者回路の回
線試験時のxDSL加入者回路とPOTS加入者回路の
収容位置変換を行い、交換機側での制御を支援してい
る。更に、制御部1は、制御線108を介して交換スイ
ッチ機能部12の制御を行い、通話路の接続を制御す
る。
【0014】交換スイッチ機能部12は、通話路制御線
103を介してPOTS加入者装置5のPOTS加入者
回路(LC)6の制御を制御部1の指示により実行し、
また呼処理を行う。制御部1は制御線105を介して加
入者線試験装置7を制御し、回線試験動作を行わせる。
加入者回路6は、内部に制御部1の指示により動作する
加入者線102を加入者線試験装置7に引き込む試験線
104に接続する機能を有している。
【0015】加入者線102は、xDSL多重装置8内
のxDSL加入者回路9と接続する加入者線106とス
プリッタ回路部(SPL)11で結合し、xDSL多重
装置8とPOTS加入者装置5とで共有する同一の加入
者線(ライン)101を介してADSL加入者13に接
続されている。
【0016】また、xDSL加入者回路9を複数収容す
るxDSL多重装置8は、データ網201とデータ線1
07で接続される。また、xDSL多重装置8は、その
保守作業の指示を出すxDSL系保守端末10と接続さ
れ、各種保守動作の指示入力、結果出力の表示を支援す
る。
【0017】制御部1、保守端末4、交換スイッチ機能
部12、POTS加入者装置5、加入者線試験装置7は
交換機Aを構成している。また、加入者線101を介し
て入力される信号は、スプリッタ回路部11で音声帯域
とそれ以上の高周波数帯域とに分離され、音声帯域の信
号(電話信号)は加入者線102へ送出し、高周波数帯
域のデータ信号は加入者線106へ伝送する。また、逆
にスプリッタ回路部11は加入者線102を経て入力さ
れた音声帯域の電話信号と、加入者線106を介して入
力された高周波数帯域のデータ信号とを多重して加入者
線101へ送出する。
【0018】なお、図1では図示の便宜上、POTS加
入者装置5には一つのPOTS加入者回路6のみ図示し
ており、またxDSL多重装置8内にもxDSL加入者
回路9が一つのみ図示してあるが、後述の図4に示すよ
うに、実際には複数回路ずつ有しており、その中の各一
回路だけが加入者線102,106等に接続されてい
る。前記の変換テーブル100は、POTS加入者デー
タテーブル2が示す、POTS加入者回路6のうち加入
者線102、通話路制御線103及び試験線104に接
続されている一つのPOTS加入者回路6を示す収容位
置情報と、このとき加入者線106、データ線107に
接続されるようになっている一つのxDSL加入者回路
9の収容位置情報をDSL加入者データテーブル3にお
いて示すような変換を行う。
【0019】次に、図1の実施の形態の試験時の動作に
ついて、図2のフローチャートと共に説明する。交換機
Aの保守端末4が、xDSL加入者回路9の収容位置を
指定して回線試験の実施を指示すると(ステップS
1)、制御部1は、内部のDSL加入者データテーブル
3で上記の指示された収容位置情報を抽出して変換テー
ブル100を通してPOTS加入者データテーブル2に
入力し、このPOTS加入者データテーブル2により、
上記の保守端末4にて指定したxDSL加入者回路9と
相関する(つまり、xDSL加入者回路9と共に、加入
者線101に接続されるべき)加入者回路6の収容位置
情報を抽出させる(ステップS2)。
【0020】続いて、制御部1はこのPOTS加入者デ
ータテーブル2で抽出されたPOTS加入者回路6の収
容位置情報を基に、制御線108、交換スイッチ機能部
12、通話路制御線103をそれぞれ介して被対象加入
者回路を収容するPOTS加入者装置5内のPOTS加
入者回路6に回線閉塞や、加入者線102を試験装置7
に引き込むために試験線104との接続を指示し(ステ
ップS3)、制御線105を介して試験装置7を制御し
て回線試験を実行させる(ステップS4)。
【0021】試験装置7で行った回線試験の結果は、制
御線105を介して制御部1に渡され、ここで編集され
た後、POTS加入者データテーブル2により収容位置
情報が電流値や抵抗値を計測することによる試験情報と
共に抽出され、変換テーブル100を通してDSL加入
者データテーブル3に入力され、ここで試験を実行した
POTS加入者回路6と相関するxDSL加入者回路9
の収容位置情報が試験情報と共に抽出される(ステップ
S5)。
【0022】抽出されたxDSL加入者回路9の収容位
置情報と試験情報は、保守端末4に試験結果として入力
される(ステップS6)。これにより、xDSL系保守
端末10を一切使用することなく、POTS加入者回路
6とxDSL加入者回路9とで共有する加入者線101
及び加入者線102の回線試験を実現できる。
【0023】このように、この実施の形態では、交換機
A側の保守端末4にxDSL加入者回路9の収容位置を
指定して回線試験の実行を指示すると、xDSL加入者
回路9と同一加入者線101で接続されている相関する
POTS加入者回路6から交換機A側の加入者試験装置
7を使用して試験を実行し、その試験結果を保守端末4
上ではxDSL加入者回路9の試験結果として表示し、
交換機A側からのxDSL加入者試験を実現する。
【0024】すなわち、この実施の形態によれば、PO
TS側交換設備の制御部1に試験を実行したPOTS加
入者回路の収容位置情報と相関のあるxDSL加入者回
路9の収容位置情報を保守端末4へ出力するようにして
いるので、POTS側交換設備の加入者試験装置7のみ
でxDSL加入者回路9の加入者線試験ができる。
【0025】また、この実施の形態では、POTS側交
換設備の制御部1が試験を実行したPOTS加入者回路
の収容位置情報と、xDSL加入者回路9の収容位置情
報の両方を有しているため、POTS側交換設備の保守
端末4だけで加入者線試験ができる。
【0026】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図3は本発明になる回線試験方法及び回線試
験システムの第2の実施の形態のシステム構成図を示
す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。図3において、制御部15、交換
スイッチ機能部12、保守端末4、POTS加入者装置
5及び加入者線試験装置7は交換機Bを構成している。
ここで、このシステムでは、図4に示すように、POT
S加入者装置5内の複数のPOTS加入者回路6のLC
番号と、xDSL多重装置8内の複数のxDSL加入者
回路9のxDSL番号とが、装置内で同じi番目の収容
位置とする相対的な関係の収容条件を持つ構成である。
このため、制御部15は、図1の制御部1とは異なり、
POTS加入者データとxDSL加入者データの変換テ
ーブルを仮想テーブル16として有する構成とされてい
る。
【0027】次に、この実施の形態の試験動作について
図5のフローチャートを併せ参照して説明する。交換機
Bの保守端末4が、xDSL加入者回路9のi番目の収
容位置を指定して回線試験の実施を指示すると(ステッ
プS11)、制御部15は、内部の仮想変換テーブル1
6により収容位置相関変換をする(ステップS12)。
すなわち、制御部15は、上記の保守端末4にてi番目
のxDSL加入者回路9が指定されると(ステップS1
21)、このi番目のxDSL加入者回路9と共に、加
入者線101に接続されるべき(相関する)i番目の加
入者回路6の収容位置情報に変換する(ステップS12
2)。
【0028】続いて、制御部15はこの仮想テーブル1
6で変換されたi番目のPOTS加入者回路6の収容位
置情報を出力する(ステップS13)。制御部15はこ
のPOTS加入者回路6のi番目の収容情報を基に、制
御線108、交換スイッチ機能部12、通話路制御線1
03をそれぞれ介して被対象加入者回路を収容するPO
TS加入者装置5内のi番目のPOTS加入者回路6に
回線閉塞や、加入者線102を試験装置7に引き込むた
めに試験線104との接続を指示し、制御線105を介
して試験装置7を制御して回線試験を実行させる。
【0029】試験装置7で行った回線試験の結果は、制
御線105を介して制御部15に渡され、ここで編集さ
れた後、仮想テーブル16により試験を実行したi番目
のPOTS加入者回路6と相関するi番目のxDSL加
入者回路9の収容位置情報が試験情報と共に抽出され
る。抽出されたxDSL加入者回路9の収容位置情報と
試験情報は、保守端末4に試験結果として入力される。
これにより、xDSL系保守端末10を一切使用するこ
となく、POTS加入者回路6とxDSL加入者回路9
とで共有する加入者線101及び加入者線102の回線
試験を実現できる。この実施の形態では、制御部15の
POTS加入者データとxSDL加入者データの変換テ
ーブルを簡素化して小さくできるという新たな効果を有
する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
POTS側の交換機にPOTS加入者回路の収容位置情
報とxSDL加入者回路の収容位置情報との変換テーブ
ルを有し、交換機内の保守端末でxSDL加入者回路の
収容位置情報を指定することにより、この指定xSDL
加入者回路に相関する一のPOTS加入者回路の収容位
置情報を取得して交換機側の試験装置で回線試験ができ
るようにしたため、従来必要であったxDSL多重装置
での試験装置を不要にでき、従来に比べて経済性を向上
できる。
【0031】また、本発明によれば、交換機内の制御部
が、xDSL加入者回路とPOTS加入者回路との収容
位置変換を行う変換テーブルを備えることにより、交換
機内の保守端末だけで加入者線試験ができるため、加入
者線試験実行時の保守者の作業を従来に比べて軽減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のシステム構成図で
ある。
【図2】図1の試験動作説明用フローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態のシステム構成図で
ある。
【図4】図3のPOTS加入者装置とxDSL多重装置
との接続説明図である。
【図5】図3の試験動作説明用フローチャートである。
【符号の説明】
1、15 制御部 2 POTS加入者データテーブル 3 DSL加入者データテーブル 4 保守端末 5 POTS加入者装置 6 POTS加入者回路 7 加入者線試験装置 8 xDSL多重装置 9 xDSL加入者回路 10 xDSL系保守端末 11 スプリッタ回路部(SPL) 12 交換スイッチ機能部 16 仮想変換テーブル 100 POTS加入者−xDSL加入者交換テーブル 101、102、106 加入者線 103 通話路制御線 104 試験線 105 制御線 107 データ線 108 制御線 201 データ網 A、B 交換機

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既存の電話サービス(POTS)を提供
    する交換機に接続された第1の加入者線と、高速データ
    通信サービスを提供するxDSL多重装置に接続された
    第2の加入者線とがスプリッタ回路部で結合されて共通
    の第3の加入者線を介して加入者に接続されたxDSL
    通信システムの、前記第3の加入者線を試験する回線試
    験方法において、 前記xDSL多重装置を構成する複数のxDSL加入者
    回路のうち、一のxDSL加入者回路の収容位置情報を
    保守端末により指定して回線試験の実行を指示する第1
    のステップと、 前記交換機内のPOTS加入者装置を構成する複数のP
    OTS加入者回路のうち、前記回線試験の実行指示によ
    り、前記収容位置情報が指定された一のxDSL加入者
    回路と共に同一の前記第3の加入者線に、前記第1の加
    入者線を介して接続される一の相関するPOTS加入者
    回路の回線を閉塞し、かつ、前記第1の加入者線と前記
    交換機内の試験装置とを接続する第2のステップと、 前記第2のステップによる接続後に前記試験装置による
    回線試験を実行させる第3のステップと、 前記試験装置による回線試験結果を、前記収容位置情報
    が指定された一のxDSL加入者回路を使用した回線試
    験結果として出力する第4のステップとを含むことを特
    徴とする回線試験方法。
  2. 【請求項2】 前記交換機内において、前記複数のPO
    TS加入者回路のそれぞれについて、前記第1の加入者
    線を介して前記第3の加入者線に接続されるときに前記
    複数のxDSL加入者回路のうちのどのxDSL加入者
    回路が前記第2の加入者線を介して前記第3の加入者線
    に接続されるかを示す変換テーブルを予め有しており、
    この変換テーブルを用いて前記第2のステップによる接
    続動作を行うことを特徴とする請求項1記載の回線試験
    方法。
  3. 【請求項3】 前記xDSL通信システムは、前記交換
    機内のPOTS加入者装置を構成する複数のPOTS加
    入者回路のうちのi番目のPOTS加入者回路と、前記
    xDSL多重装置を構成する複数のxDSL加入者回路
    のうちの同じi番目のxDSL加入者回路とが前記第3
    の加入者線に接続されるような、相対的な関係の収容条
    件を持つシステムであり、前記交換機内において、前記
    POTS加入者回路の収容位置と前記xDSL加入者回
    路の収容位置との変換を前記収容条件に従って変換する
    仮想変換テーブルを予め有しており、この仮想変換テー
    ブルを用いて前記第2のステップによる接続動作を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の回線試験方法。
  4. 【請求項4】 既存の電話サービス(POTS)を提供
    する交換機内のPOTS加入者装置を構成する複数のP
    OTS加入者回路のうち一のPOTS加入者回路に接続
    された第1の加入者線と、高速データ通信サービスを提
    供するxDSL多重装置を構成する複数のxDSL多重
    装置のうちの一のxDSL多重装置に接続された第2の
    加入者線とがスプリッタ回路部で結合されて共通の第3
    の加入者線を介して加入者に接続されたxDSL通信シ
    ステムの、前記第3の加入者線を試験する回線試験シス
    テムにおいて、 前記交換機は、 回線試験のコマンド入力及び試験結果の表示を少なくと
    も行う保守端末と、 回線試験時に、前記xDSL加入者回路と前記POTS
    加入者回路との収容位置変換を行う変換テーブルを備え
    た制御部と、 前記制御部に制御線を介して接続され、前記制御部から
    の指示により、通話路制御線に接続された前記POTS
    加入者回路の制御及び呼処理を実行する交換スイッチ機
    能部と、 前記第3の加入者線の試験を行うための試験装置と、 前記制御部の指示により、前記第1の加入者線と前記通
    話路制御線との間又は、前記第1の加入者線と前記試験
    装置に接続された試験線との間を接続する前記POTS
    加入者回路を収容するPOTS加入者装置とを有し、前
    記保守端末により一のxDSL加入者回路の収容位置情
    報を指定して回線試験の実行を指示すると、前記制御部
    が、前記収容位置情報が指定された一のxDSL加入者
    回路の収容位置指定情報に基づき、前記変換テーブルを
    用いて前記一のxDSL加入者回路と相関するPOTS
    加入者回路の収容位置情報を抽出し、その相関するPO
    TS加入者回路により前記第1の加入者線と前記試験線
    とを接続するように制御して前記試験装置による回線試
    験を実行させ、前記試験装置による回線試験結果を、前
    記収容位置情報が指定された一のxDSL加入者回路を
    使用した回線試験結果として前記保守端末へ出力するこ
    とを特徴とする回線試験システム。
  5. 【請求項5】 前記制御部が備える前記変換テーブル
    は、前記複数のPOTS加入者回路のそれぞれの収容位
    置情報を示す第1のデータテーブルと、前記複数のxD
    SL加入者回路のそれぞれの収容位置情報を示す第2の
    データテーブルと、前記第1のデータテーブルと第2の
    データテーブルとの相関関係の変換を行う変換用テーブ
    ルとからなることを特徴とする請求項4記載の回線試験
    システム。
  6. 【請求項6】 前記xDSL通信システムは、前記交換
    機内のPOTS加入者装置を構成する複数のPOTS加
    入者回路のうちのi番目のPOTS加入者回路と、前記
    xDSL多重装置を構成する複数のxDSL加入者回路
    のうちの同じi番目のxDSL加入者回路とが前記第3
    の加入者線に接続されるような、相対的な関係の収容条
    件を持つシステムであり、前記制御部が備える前記変換
    テーブルは、前記POTS加入者回路の収容位置と前記
    xDSL加入者回路の収容位置との変換を前記収容条件
    に従って変換する仮想変換テーブルであることを特徴と
    する請求項4記載の回線試験システム。
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