JP2002027092A - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

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JP2002027092A
JP2002027092A JP2000212299A JP2000212299A JP2002027092A JP 2002027092 A JP2002027092 A JP 2002027092A JP 2000212299 A JP2000212299 A JP 2000212299A JP 2000212299 A JP2000212299 A JP 2000212299A JP 2002027092 A JP2002027092 A JP 2002027092A
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Masaharu Ito
正春 伊藤
Jiro Haneda
次郎 羽田
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末の格納データのセキュリティ状態を
確保する。 【解決手段】 複数の異なる機能を有する携帯端末10
は、使用制限管理部40を含む。使用制限管理部40
は、複数の異なる機能について個別に使用を制限する使
用制限設定部46と、使用制限設定部46によって使用
を制限された機能に関する情報を保持する使用制限情報
保持部48と、使用を制限された機能の制限を解除する
ための共通の暗証番号を保持する暗証番号保持部42と
を有する。使用制限管理部40はさらに、使用が制限さ
れた一の機能を作用させる操作が行われると、暗証番号
の入力を受け付け、入力された暗証番号が使用制限情報
保持部48に保持される暗証番号と合致する場合に、一
の機能を作用させる使用制限判断部44を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末に関す
る。特に本発明は、格納データのセキュリティ状態を確
保することのできる携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話等の携帯端末の開発が盛
んに行われ、携帯電話は種々の機能を有するようになっ
ている。これらの機能には、通常の電話発着信機能、電
子メール送受信機能及びウェブコンテンツアクセス機能
等が含まれる。また、携帯電話は電話番号等を登録する
電話帳や送受信したメールの送受信記録及びウェブコン
テンツアクセス記録等を保持し、様々な情報を格納でき
るようになっている。このように携帯電話の端末は、ユ
ーザの個人情報等を格納する格納装置としても使用され
る。携帯電話は、これらの格納データにアクセスする機
能も有する。
【0003】従って、ユーザが携帯電話を他人に貸した
場合や、置き忘れた場合であっても、ユーザの個人情報
が他人に知られることのないようにセキュリティ状態を
確保する必要がある。また、携帯電話を他人に不正使用
されないようにセキュリティ状態を確保する必要があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
の課題を解決することのできる携帯端末を提供すること
を目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立
項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従
属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、複数の異なる機能を有する携帯端末であっ
て、複数の異なる機能について個別に使用を制限する使
用制限設定部と、使用制限設定部によって使用を制限さ
れた機能に関する情報を保持する使用制限情報保持部
と、使用制限設定部によって使用を制限された機能の制
限を解除するための共通の暗証番号を保持する暗証番号
保持部と、使用制限設定部によって使用を制限された一
の機能を作用させる操作が行われると、暗証番号の入力
を受け付け、入力された暗証番号が使用制限情報保持部
に保持される暗証番号と合致する場合に、一の機能を作
用させる使用制限判断部と、を含むことを特徴とする携
帯端末を提供する。
【0006】使用制限設定部は、機能の使用を制限する
際に、暗証番号の入力を受け付け、入力された暗証番号
が使用制限情報保持部に保持される暗証番号と合致する
場合に、機能の使用を制限してもよい。
【0007】携帯端末はデータ格納部を有してもよく、
使用制限設定部は、データ格納部へのアクセス機能の使
用を制限してもよい。
【0008】携帯端末は電話番号を登録する電話帳を有
してもよく、使用制限設定部は、電話帳へのアクセス機
能と、電話帳に基づいた電話発着信機能との使用を制限
してもよい。
【0009】使用制限設定部は、当該携帯端末の電源入
力後、複数の機能のいずれかについて、暗証番号が入力
されるまで使用を制限してもよい。
【0010】使用制限設定部は、使用を制限されたいず
れか一の機能について、入力された暗証番号が使用制限
情報保持部に保持される暗証番号と合致した場合、所定
期間内、一の機能を作用させてもよい。
【0011】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0013】図1は、本発明に係る携帯端末の一実施形
態を示すブロック図である。
【0014】本発明は、種々の個人データを格納した携
帯端末に関し、特にそれらの格納データのセキュリティ
状態を確保することのできる携帯端末に関する。具体的
には、一つの暗証番号を携帯端末に設定し、設定した暗
証番号に基づいて、携帯端末が有する複数の機能のそれ
ぞれについて、個別にセキュリティ状態を設定及び解除
する携帯端末に関する。複数の機能とは、主に、携帯端
末が格納する個人データへのアクセス等に関する。これ
により、ユーザは複数の機能のセキュリティ状態を容易
に設定でき、他人に個人データを見られたり、不正に使
用されるおそれがなくなる。
【0015】例えば携帯電話等の携帯端末10は、複数
の異なる機能を持つ機能部20を含む。機能部20は、
電話発着信部22、メール送受信部24、ウェブコンテ
ンツアクセス部26等を含む。携帯端末10はさらにデ
ータ格納部70を有する。データ格納部70は、例えば
電話帳72、メールの送受信記録74及びウェブコンテ
ンツアクセス記録76等を含む個人データを格納する。
電話帳72は、電話帳77、78及び79を含む。さら
に機能部20はデータ読出部28、データ書込部30及
びデータコピー部32を有する。データ書込部30は、
データ読出部28が読み出した格納データの追加、変更
及び削除を行う。
【0016】電話発着信部22は、データ読出部28が
電話帳72から読み出した電話番号に基づいて電話を発
信する。データ書込部30は、電話発着信部22が着信
した電話番号等の情報を電話帳72に記録する。メール
送受信部24は、データ読出部28が送受信記録74か
ら読み出した送受信記録に基づいて電子メールを送信す
る。データ書込部30は、メール送受信部24が受信し
た電子メールを送受信記録74に記録する。ウェブコン
テンツアクセス部26は、データ読出部28がアクセス
記録76から読み出したウェブコンテンツのアドレス情
報に基づいてウェブコンテンツにアクセスする。データ
書込部30は、ウェブコンテンツアクセス部26がアク
セスしたウェブコンテンツ情報をアクセス記録76に記
録する。
【0017】さらに携帯端末10は、使用制限管理部4
0と、操作部60と、アンテナ80と、時計部82と、
表示部84とを有する。使用制限管理部40は、機能部
20の複数の機能について、それぞれの使用を制限する
管理を行う。操作部60は、携帯端末10のユーザから
の操作を受け付ける。電話発着信部22、メール送受信
部24及びウェブコンテンツアクセス部26は、アンテ
ナ80を介して他の携帯端末等と通信する。時計部82
は、時間をカウントする。表示部84は、データ読出部
28が読み出したデータ等を表示する。
【0018】使用制限管理部40は、暗証番号保持部4
2と、使用制限判断部44と、使用制限設定部46と、
使用制限情報保持部48とを有する。暗証番号保持部4
2は、暗証番号を操作部60から受け取り保持する。こ
の暗証番号は、ユーザが自由に設定してもよく、予め設
定されている番号であってもよい。使用制限設定部46
は、機能部20の複数の機能について個別に使用を制限
する。使用制限設定部46は、暗証番号の入力を受け付
け、入力された暗証番号が暗証番号保持部42に保持さ
れる暗証番号と合致する場合に、機能の使用を制限でき
るようにしてもよい。使用制限設定部46は、データ格
納部70へのアクセス機能の使用を制限する。アクセス
機能は、データ読み出し機能、データ書込機能及びデー
タコピー機能を含み、使用制限設定部46はこれらの機
能の使用を制限する。
【0019】使用制限情報保持部48は、使用制限設定
部46によって使用を制限された機能に関する情報を機
能部20の各機能ごとに保持する。使用制限判断部44
は、ユーザが操作部60から機能部20のいずれかの機
能を作用させる操作を行うと、使用制限情報保持部48
を参照してその機能の使用が制限されているか否かを判
断する。その機能の使用が制限されている場合、使用制
限判断部44は、ユーザに暗証番号の入力を求める。ユ
ーザが暗証番号を入力すると、使用制限判断部44は、
暗証番号保持部42を参照してその入力された暗証番号
が暗証番号保持部42に保持される暗証番号と合致する
か否かを確認する。暗証番号が合致すると、使用制限判
断部44はユーザの操作に基づいた機能部20の機能を
作用させる。
【0020】図示していないが、使用制限管理部40は
さらに通知部を有してもよく、暗証番号が合致しない場
合に実行不可情報を通知してもよい。
【0021】また、使用制限判断部44は、時計部82
を参照して操作部60から入力された暗証番号が暗証番
号保持部42に保持される暗証番号と合致した時刻を求
め、使用制限情報保持部48に記録してもよい。
【0022】使用制限管理部40は機能部20の複数の
機能についてそれぞれ個別に使用を制限するため、各機
能の機密性に応じてそれぞれ個別にセキュリティ状態を
確保することができる。また、使用制限管理部40は共
通の暗証番号を用いて複数の機能の使用を制限する管理
を行うため、各機能について容易にセキュリティ状態を
確保することができる。
【0023】図2は、使用制限管理部40が複数の機能
部20について個別に使用を制限する動作のフローチャ
ートを示す。例として、データ読出部28が、データ格
納部70の電話帳72に登録された電話番号を読み出す
機能の使用を制限する場合について説明する。
【0024】ユーザが複数の機能部20の中からデータ
読出部28を選択すると(S10)、使用制限設定部4
6はユーザに暗証番号の入力を求める(S12)。ユー
ザが暗証番号を入力すると、使用制限設定部46は暗証
番号保持部42を参照して、入力された暗証番号が暗証
番号保持部42に保持される暗証番号と合致するか否か
を確認する(S14)。暗証番号が合致すると、使用制
限設定部46はユーザに使用制限を選択させ、データ読
み出し機能の使用を制限する(S16)。
【0025】使用制限設定部46は、例えば携帯端末1
0の電源入力後、複数の機能のいずれかについて、暗証
番号が入力されて確認されるまで使用を制限する初回使
用を制限してもよい。
【0026】この場合、複数の機能のいずれかついて暗
証番号が入力されて確認された場合、他の機能について
再度の暗証番号の入力を求めないようにしてもよい(他
機能依存型という。)。又、他の機能について暗証番号
が入力されて確認されていても、その機能について最初
に操作された場合は暗証番号の入力を求めるようにして
もよい(単機能依存型という。)。使用制限設定部46
はこれらの使用の制限を各機能ごとに設定できる。
【0027】使用制限設定部46が単機能依存型の初回
使用を制限すると、ユーザは携帯端末10の電源入力
後、最初にデータ読出部28を操作するときに暗証番号
を入力して確認されれば、その後は暗証番号を再度入力
する必要なくデータ読出部28を操作することができ
る。
【0028】また、使用制限設定部46が他機能依存型
の初回使用を制限すると、ユーザは携帯端末10の電源
入力後、ある機能を作用させるために暗証番号を入力し
て確認されれば、データ読出部28については携帯端末
10の電源入力後初めての操作であっても、暗証番号を
再度入力する必要なくデータ読出部28を操作すること
ができる。
【0029】さらに使用制限設定部46は、使用が制限
されたある機能について、暗証番号が入力されて確認さ
れた場合、所定期間内の操作については、再度の暗証番
号の入力を求めることなく機能を作用させる有効期間後
の使用を制限してもよい。この場合も使用制限設定部4
6は各機能ごとに個別に他機能依存型と単機能依存型に
制限することができる。
【0030】使用制限設定部46が、単機能依存型の有
効期間後使用を制限すると、ユーザがデータ読出部28
を操作する時に暗証番号を入力して確認されれば、その
後、前回の暗証番号の入力から所定期間内の操作につい
ては、再度暗証番号を入力する必要なくデータ読出部2
8を操作することができる。
【0031】また、使用制限設定部46が、他機能依存
型の有効期間後の使用を制限すると、ある機能を作用さ
せるために暗証番号を入力して確認されれば、その後、
その暗証番号の入力から所定期間内の操作については、
再度暗証番号を入力する必要なくデータ読出部28を操
作することができる。
【0032】さらに使用制限設定部46は、各機能につ
いて、その機能を作用させる操作が行われるたびに暗証
番号の入力を求めるように使用を制限してもよい。
【0033】さらに使用制限設定部46は、ある機能に
ついて、その機能の実行を禁止するロック状態に制限し
てもよい。使用制限設定部46がある機能について、ロ
ック状態に制限している場合、その機能を作用させる操
作が行われると、使用制限管理部40は、実行不可情報
を通知してもよい。携帯端末10は、ロック状態設定及
び解除機能を有していてもよく、使用制限判断部44
は、ロック状態を解除するために暗証番号の入力を求め
て、暗証番号の合致を確認してロック状態を解除するよ
うにしてもよい。
【0034】ここでデータ読出部28の操作とは、電話
帳72から電話番号を読み出す操作のことを言う。デー
タ読出部28はさらに、送受信記録74から送受新記録
を読み出す操作と、アクセス記録76からウェブコンテ
ンツアクセス記録を読み出す操作とを含む。使用制限設
定部46は、これらの読み出し操作それぞれに対して個
別に使用を制限可能である。使用制限設定部46は同様
に、データ書込部30及びデータコピー部32の操作に
ついても、電話帳72、送受信記録74及びアクセス記
録76に関してそれぞれ個別に使用を制限可能である。
【0035】ここで示した使用制限設定部46が設定す
る使用制限の形態は例示であり、これらに限定されるこ
となく、様々な変更及び追加が考えられる。ユーザは、
機能部20の複数の機能について、それぞれの機能の機
密性と利便性を考慮して、適切な使用制限を選択するこ
とができる。
【0036】図3は、使用制限情報保持部48が保持す
る、使用を制限された機能に関する情報を各機能ごとに
示す。
【0037】使用制限管理部40は、ユーザが操作部6
0から機能部20のいずれかの機能を作用させる操作を
行うと、使用制限情報保持部48を参照してその機能の
使用が制限されているか否かを判断する。
【0038】ここで、図1に示した電話帳72は、2種
類の電話帳77及び電話帳78を有する。例えば電話帳
77からの読み出し機能については、単機能依存型の初
回使用が制限されている。そのため、携帯端末10の電
源入力後、最初に電話帳77から電話番号を読み出すた
めには、暗証番号を入力して確認される必要がある。一
方電話帳78からの読み出し機能については、使用が制
限されていないので、暗証番号を入力することなくいつ
でも電話帳78から電話番号を読み出すことができる。
従って、ユーザはセキュリティ状態を確保したい電話番
号を電話帳77に登録し、利用頻度が高く、セキュリテ
ィ状態を確保する必要のない電話番号を電話帳78に登
録することによって利便性を保つことができる。このよ
うに、使用制限設定部46は、電話帳72、送受信記録
74及びアクセス記録76等の格納データへのアクセス
機能を、それぞれその一部へのアクセスのみを制限し、
残りの部分へのアクセスを許可するように使用制限して
もよい。
【0039】また使用制限情報保持部48は、各複数の
機能部20ごとに、その機能を作用させるために入力さ
れた前回の暗証番号の入力時刻を保持してもよい。使用
制限管理部40は、時計部82から時間に関する情報を
受け取り、使用制限情報保持部48に記録する。例えば
電話帳77の書込機能については、単機能依存型の有効
期間後の使用が制限されている。電話帳77の書込機能
について、暗証番号が前回確認されたのは、12時10
分である。従って、有効期間が例えば5時間と設定され
ている場合、12時10分から5時間以内であれば、再
度の暗証番号の入力をする必要なく電話帳77の書込機
能を作用することができる。この有効期間は、自動的に
設定されるようにしても良く、またユーザが好みで選択
できるようにしてもよい。
【0040】使用制限管理部40の使用制限情報保持部
48は、機能部20の複数の機能について、各機能に対
応づけて使用制限を保持するため、複数の機能について
一括して管理を行うことができる。
【0041】図4は、使用制限管理部40が複数の機能
部20を操作する動作のフローチャートを示す。
【0042】ユーザは複数の機能部20から操作したい
機能を選択して入力する(S20)。使用制限管理部4
0は、その機能の使用が制限されているか否かを判断す
る(S22)。使用が制限されている場合、使用制限管
理部40はさらにロック状態に設定されているか否かを
判断する(S23)。ここで、ロック状態に設定されて
いる場合は、ユーザに実行不可通知をする。一方、使用
制限がされており、ロック状態ではない場合、使用制限
管理部40はユーザに暗証番号の入力を求める(S2
4)。ユーザが暗証番号を入力すると、使用制限判断部
44は暗証番号保持部42を参照して、入力された暗証
番号が使用制限情報保持部48に保持される暗証番号と
合致するか否かを確認する(S26)。暗証番号が合致
すると、使用制限管理部40は、その機能を実行する
(S28)。ステップ22で、使用が制限されていない
場合、又は、制限されていても、例えば有効期間内等の
暗証番号の確認が不要な場合は、使用制限管理部40は
ユーザに暗証番号の入力を求めることなくその機能を実
行する(S28)。また、ステップ26で入力された暗
証番号が合致しない場合、使用制限管理部40は、再度
の暗証番号の入力を求める(S24)。このとき、ユー
ザに暗証番号が不適正であることを通知するようにして
もよい。また暗証番号を入力できる回数を予め設定して
おき、その回数内に適正な暗証番号の入力がされないと
きは、ユーザにその機能の実行は不可能であることを通
知するようにしてもよい。
【0043】また使用制限設定部46は、電話発着信部
22の電話発信機能について、電話帳28に登録された
電話番号からのみ発信可能とするように使用を制限して
もよい。この場合、ユーザが電話発着信部22から電話
発信操作を行うと、使用制限判断部44は暗証番号の入
力を求め、入力した暗証番号が使用制限情報保持部48
に保持される暗証番号と一致することを確認する。使用
制限判断部44は、暗証番号が合致すると、ユーザに電
話帳72に登録された電話番号への発信を許可する。
【0044】また電話発着信部22の電話着信機能は、
ある特定の電話番号からの着信を拒否する着信拒否機能
を有する。電話帳72は、着信拒否を行う電話番号を保
持する電話帳79を有する。使用制限設定部46は、着
信拒否機能の使用の制限又は解除をしてもよい。使用制
限設定部46はまた、電話帳79からの読み出し機能、
書込機能及びデータコピー機能の使用を制限してもよ
い。
【0045】本実施形態における携帯端末10は、各機
能について個別に使用を制限できるので、例えば電話の
発着信、電子メールの送受信及びウェブコンテンツへの
アクセスは自由に行えるが、電話帳72等の格納データ
へのアクセスは制限することができる。このため他人に
携帯端末10を貸した場合であっても、格納データを見
られたり、格納データが追加、変更及び削除される危険
性を排除することができる。
【0046】また、例えば格納データの読み出しは自由
に行えるが、格納データの書込のみを制限することがで
きる。このため他人に携帯端末10を貸した場合であっ
ても、他の機能の実行や格納データを参照することはで
きるが、格納データを勝手に変更・削除される危険性を
排除することができる。
【0047】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0048】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば複数の機能を有する携帯端末において、容易にセ
キュリティ状態を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯端末の一実施形態を示すブロ
ック図である。
【図2】使用制限管理部40が複数の機能部20につい
て個別に使用制限状態を設定する際のフローチャートで
ある。
【図3】使用制限情報保持部48が保持する、使用を制
限された機能に関する情報を各機能ごとに示す表であ
る。
【図4】使用制限管理部40が複数の機能部20を操作
する動作のフローチャートである。
【符号の説明】
10 携帯端末 20 機能部 40 使用制限管理部 42 暗証番号保持部 44 使用制限判断部 46 使用制限設定部 48 使用制限情報保持部 70 データ格納部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる機能を有する携帯端末であ
    って、 前記複数の異なる機能について個別に使用を制限する使
    用制限設定部と、 前記使用制限設定部によって使用を制限された機能に関
    する情報を保持する使用制限情報保持部と、 前記使用制限設定部によって使用を制限された前記機能
    の前記制限を解除するための共通の暗証番号を保持する
    暗証番号保持部と、 前記使用制限設定部によって使用を制限された一の機能
    を作用させる操作が行われると、暗証番号の入力を受け
    付け、前記入力された暗証番号が前記使用制限情報保持
    部に保持される暗証番号と合致する場合に、前記一の機
    能を作用させる使用制限判断部と、 を含むことを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】 前記使用制限設定部は、前記機能の使用
    を制限する際に、暗証番号の入力を受け付け、前記入力
    された暗証番号が前記使用制限情報保持部に保持される
    前記暗証番号と合致する場合に、前記機能の使用を制限
    することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 【請求項3】 前記携帯端末はデータ格納部を有し、 前記使用制限設定部は、前記データ格納部へのアクセス
    機能の使用を制限することを特徴とする請求項1又は2
    のいずれかに記載の携帯端末。
  4. 【請求項4】 前記携帯端末は電話番号を登録する電話
    帳を有し、 前記使用制限設定部は、前記電話帳へのアクセス機能
    と、前記電話帳に基づいた電話発着信機能との使用を制
    限することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記
    載の携帯端末。
  5. 【請求項5】 前記使用制限設定部は、当該携帯端末の
    電源入力後、前記複数の機能のいずれかについて、前記
    暗証番号が入力されるまで使用を制限することを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載の携帯端末。
  6. 【請求項6】 前記使用制限設定部は、使用を制限され
    たいずれか一の機能について、前記入力された暗証番号
    が前記使用制限情報保持部に保持される前記暗証番号と
    合致した場合、所定期間内、前記一の機能を作用させる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の携帯
    端末。
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Cited By (8)

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