JP2002026561A - 装置筐体 - Google Patents

装置筐体

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JP2002026561A
JP2002026561A JP2000202486A JP2000202486A JP2002026561A JP 2002026561 A JP2002026561 A JP 2002026561A JP 2000202486 A JP2000202486 A JP 2000202486A JP 2000202486 A JP2000202486 A JP 2000202486A JP 2002026561 A JP2002026561 A JP 2002026561A
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JP
Japan
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door
fan
housing
panel
air
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Application number
JP2000202486A
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English (en)
Inventor
Takahisa Ichikawa
高久 市川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉開閉時の外気、及び粉塵の混入を防止し、
内部実装品の劣化を防止することの可能な装置筐体を提
供すること。 【解決手段】 筐体1に取り付けられて開閉する盤扉6
1と、盤扉61が開閉のいずれの状態にあるかを検出す
る盤扉開閉検出手段31と、外気が盤内に流入するのを
防止する外気流入防止手段32と、盤内に備えられて盤
内の空気を循環させるファン12の回転方向を制御する
ファン回転方向制御手段33とを備え、盤扉の開閉に応
じてファン12の回転方向および開閉式吸気口16の開
閉を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水処理プラントの
機器などの操作を行なう配電盤に関する。
【0002】
【従来の技術】水処理プラントを取り巻く環境は、湿気
や粉塵など機械設備に悪影響を及ぼす要因が多く存在
し、機器の操作などを行なうための配電盤は、保守等の
諸要因によって、その盤扉の開閉を余儀なくされてい
る。
【0003】従来、このような配電盤、及び実装品に対
する保護として、ヒーターで閉鎖配電盤の内部を加熱す
ることによって、閉鎖配電盤の内部や実装品の結露を防
止する方法が知られている。
【0004】図4は、閉鎖配電盤を構成する框体1の内
部に室内空気を循環させるファン12を取り付けたもの
であり、閉鎖配電盤の内部に収納された温度環境に厳し
い実装品に対して、気流13に示す閉鎖配電盤内の空気
環流によって間接的に冷却を行なっている。
【0005】図5は、框体1の下部に吸気口15、上部
に排気口14を設け、更に粉塵対策としてそれぞれの開
口部にフィルター11を取付け、換気により強制的に冷
却する方法を示しており、気流13によって、盤装置内
部に取り付けられた実装品等からの発熱による盤装置の
内部温度の上昇を防止している。
【0006】しかし従来の技術では、保守や点検などに
て盤扉61を開く場合、図6のように密閉構造の盤装置
内を環流している気流13による冷却の他に、外気26
が開かれた盤扉から流入する。
【0007】また、図7のように吸気口15、排気口1
4およびフィルター11を備えた換気方法では、盤扉6
1を開く時に、外気26とともに粉塵や腐食性のガス等
が混入し、盤装置内部及び盤装置内部の実装品の品質を
劣化させる原因となっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の配電盤は、水
処理プラントの機器操作等を行なうための現場操作盤な
ど、屋内外に設置される配電盤において、盤扉開閉時の
外気、及び粉塵等の混入を防止することにより、それら
によって引き起こされる盤内面、及び盤内部実装品の劣
化を防止する盤装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の装置筐体は、
扉、吸気口および排気口を有する筐体と、この筐体の前
記排気口近傍に取り付けられ、前記吸気口から導入した
外気を、前記筐体内部を経由して前記排気口から筐体外
部に排気するファンと、前記筐体の扉の開状態を検出す
る扉開閉検出手段と、この扉開状態検出手段の検出結果
に応じて前記ファンの回転方向を逆転するファン回転方
向制御手段とを備え、前記ファンはその逆回転により、
前記排気口から前記筐体内部に導入した外気を、前記開
状態の扉部から外部に排気するように作用することを特
徴とするものである。
【0010】また、本発明の装置筐体においては、前記
筐体内の前記ファン近傍に配置され、前記ファンの逆回
転により、前記排気口から前記筐体内部に導入した外気
を、前記開状態の扉部方向に案内する排気方向制御板を
さらに備えたことを特徴とするものである。
【0011】さらに、本発明の装置筐体においては、前
記筐体の扉部には、のれん状板体が配置されていること
を特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明による配電盤の実施の
形態を説明する。
【0013】図1は、本発明による配電監の実施の形態
を示すブロック図であり、図2は筐体1の下部と上部に
開閉式吸気口16を設け、更に粉塵対策としてそれぞれ
の開閉式吸気口16にフィルター11を取付け、換気に
より強制的に冷却する方法を示しており、気流13によ
って、盤装置内部に取り付けられた実装品等からの発熱
による盤装置の内部温度の上昇を防止している。
【0014】図1に示すプラント盤装置35は、従来の
各盤装置の機能の他に、配電盤の盤扉61が開閉のいず
れの状態にあるかを検出する盤扉開閉検出手段31と、
外気が盤内に流入するのを防止する外気流入防止手段3
2と、盤内に備えられて盤内の空気を循環させるファン
12の回転方向を制御するファン回転方向制御手段33
と、配電盤の筐体1に開けられた開閉式吸気口16の機
能を変更する吸気口変更手段34とを備えており、盤扉
61の開閉に応じて、フアン12の回転方向および開閉
式吸気口16を制御する。
【0015】即ち、盤扉開閉検出手段31は盤扉開閉状
態36を検出して、開状態・閉状態の各状態を外気流入
防止手段32へ供給する。
【0016】外気流入防止手段32は、盤扉開閉検出手
段31に接続されており、盤扉開閉検出手段31からの
盤扉開状態または盤扉閉状態の指令に基づき、ファン回
転方向変更手段33および吸気口変更手段34へ、それ
ぞれファン12の回転方向変更の要否、及び吸気口開設
の要否の情報を供給する。
【0017】ファン回転方向変更手段33は、外気流入
防止手段32に接続されており、外気流入防止手段32
からの指示に基づき、盤扉61の開閉状態を示す盤扉開
閉状態36に従ってファン12の回転方向を変更する。
即ち、盤扉61が閉状態の場合には、ファン12の上部
から排気する方向にフアン12を回転させる。一方、盤
扉61が開状熊の場合には、ファン12の上部から吸気
する方向にファン12を回転させる。
【0018】また、予めファン機能の一部として、この
時の排気側に排気方向を制御する排気方向制御板46を
取り付けておき、ファン12の排気を開状熊の盤装置扉
方向に集中するよう排気方向制御板46の方向を変更す
ることにより、開状態の盤装置扉口全体を排気口となる
ように気流13を発生させる。
【0019】吸気口変更手段34は、外気流入防止手段
32に接続されており、外気流入防止手段32からの指
令に基づき、盤扉開閉状態36にしたがって開閉式吸気
口16を変更する。
【0020】盤扉閉時の冷却方式が密閉構造による空気
環流の盤装置の場合は、ファン12の上部に予め開閉式
吸気口16とフィルター11を取り付けておき、盤扉6
1が閉状態の場合は開閉式吸気口16を閉状態とし、従
来通りの密閉構造による空気環流を行なう。そして盤扉
61が開状態の場合は、開閉式吸気口16を開状態と
し、この開閉式吸気口16とファン12によって、更
に、排気方向制御板46を盤装置扉方向に制御すること
により、開状態の盤装置扉を排気口とする気流13を発
生、集中させる。
【0021】図3は、盤扉61より筐体1の側に、外気
流入防止手段32の−実施例として、のれん状体47を
設けた配電盤を示しており、盤扉61の開閉時に外気の
進入を防ぐとともに、気流13をのれん状板体47の隙
間から送出することにより、更に外気の進入防止を強化
する。
【0022】一方、吸気口と排気口とフィルターによる
換気方法の場合には、吸気口を予め開閉式としておき、
盤装置扉閉状態の場合は従来通りの換気を行ない、盤装
置扉開状態の場合は吸気口を閉状態とし、排気口であっ
た排気口を吸気口として利用するとともに、ファン回転
方向変更手段33によって変更されたファン回転方向を
利用し、盤装置扉を排気口とする気流を発生させる。盤
装置扉開状態の場合は盤装置扉口を排気口として利用す
ることにより、盤扉開状態での盤装置内部への外気混入
を防止することができる。
【0023】本発明の実施の形態では、水処理プラント
盤装置扉開状態の場合、盤装置扉口を排気口として利用
することで、盤装置内部への外気混入を防止ひている
が、盤装置の代わりに冷蔵庫などに適用することによ
り、扉開閉時の外気混入による庫内温度の上昇を防止す
るとともに、扉開閉によって上昇した庫内温度を冷却す
るための電力を削減することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明により、水処理プラントの機器操
作等を行なうための現場操作盤など屋内外に設置される
盤において、保守・点検等の諸事情による盤装置扉開閉
時の外気、及び粉塵の混入を防止するができ、盤内部及
び盤内部実装品の劣化を防止することの可能な配電盤を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す配電盤の制御ブロッ
ク構成図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す配電盤の正面図であ
る。
【図3】本発明による他の実施の形態を示す配電盤の正
面図である。
【図4】従来の配電盤の正面図である。
【図5】従来の配電盤の正面図である。
【図6】図4の盤扉を開いた状態を示す正面図である。
【図7】図5の盤扉を開いた状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 筐体 11 フィルター 16 開閉式吸気口 31 盤扉開閉検出手段 32 外気流入防止手段 33 ファン回転方向変更手段 34 吸気口変更手段 35 プラント盤装置 36 盤装置扉開閉 46 排気方向制御盤 47 のれん状体 61 盤扉
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02B 1/28 H02B 1/12 C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉、吸気口および排気口を有する筐体
    と、この筐体の前記排気口近傍に取り付けられ、前記吸
    気口から導入した外気を、前記筐体内部を経由して前記
    排気口から筐体外部に排気するファンと、前記筐体の扉
    の開状態を検出する扉開閉検出手段と、この扉開状態検
    出手段の検出結果に応じて前記ファンの回転方向を逆転
    するファン回転方向制御手段とを備え、前記ファンはそ
    の逆回転により、前記排気口から前記筐体内部に導入し
    た外気を、前記開状態の扉部から外部に排気するように
    作用することを特徴とする装置筐体。
  2. 【請求項2】 前記筐体内の前記ファン近傍に配置さ
    れ、前記ファンの逆回転により、前記排気口から前記筐
    体内部に導入した外気を、前記開状態の扉部方向に案内
    する排気方向制御板をさらに備えたことを特徴とする請
    求項1記載の装置筐体。
  3. 【請求項3】 前記筐体の扉部には、のれん状板体が配
    置されていることを特徴とする請求項2記載の装置筐
    体。
JP2000202486A 2000-07-04 2000-07-04 装置筐体 Pending JP2002026561A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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