JP2002025719A - コンタクトランディング機構を有するプラグコネクタ - Google Patents

コンタクトランディング機構を有するプラグコネクタ

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JP2002025719A
JP2002025719A JP2000210321A JP2000210321A JP2002025719A JP 2002025719 A JP2002025719 A JP 2002025719A JP 2000210321 A JP2000210321 A JP 2000210321A JP 2000210321 A JP2000210321 A JP 2000210321A JP 2002025719 A JP2002025719 A JP 2002025719A
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plug connector
contact piece
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piece holder
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Hisafumi Saito
尚史 斎藤
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板に形成された電極用パッドにプラグ
コネクタの複数の接触片を直接接触させ、さらにランデ
ィング機構を設けて摩擦による接触部の損傷を防止す
る。 【解決手段】 複数の電気接触片を保持する接触片ホル
ダ部と、接触片ホルダ部と結合するハウジング部とを有
し、ハウジング部はプラグコネクタが挿入口に挿入され
た場合に、プラグコネクタを挿入口に固定するロック部
と、プラグコネクタが挿入口に挿入される際に複数の電
気接触片の接触部が、接触部材の複数の接触電極と接触
することがないように、電気接触片を弾性的に変位させ
て接触電極から離隔した位置に一時的に保持するように
押圧する突起部とを備えた弾性プレートを有するプラグ
コネクタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に使用さ
れるプリント配線基板に特に有益な対基板パッド用コネ
クタに関わり、特に、多数回の繰返し使用における電気
接触部の耐摩耗性および信頼性を高め、高密度接続の要
求を満たす対基板コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】ピン受け用のソケットを使用する電気コ
ネクタは、複数の電子機器間、電子機器とICカード間
等の電気接続回路の構成部品として広く使用されてい
る。かかる電気コネクタの開発において目指しているも
のは、より小型で信頼性と耐久性を有し、且つ低価格の
電気コネクタを製造することである。電気コネクタの寿
命は主にその接触部分の摩耗等による接触不良の発生に
起因する場合が多いので、その耐久性は接触の繰返しに
より評価される。従って、電気コネクタはコンタクト部
の繰返し挿入に対し耐久性を持たなければならない。
【0003】図9に電子機器と電気配線線ケーブルとを
接続するために一般に使用されている2ピースコネクタ
の一例を示す。コネクタ51は、電子機器の筐体に固定
して配置される雌型のリセプタクルコネクタ52と、電
気配線線ケーブルの配線ワイヤ61と接続される雄型の
プラグコネクタ53により形成される。通常、受け側本
体にコネクタロック機構(図示せず)を設け、接続後は
コネクタ要素同志をロック可能構造を有している。
【0004】リセプタクルコネクタ52は、通常、複数
のコンタクトピン54と該コンタクトピンを収容し固定
するためのリセプタクルハウジング59と、該コンタク
トピン54と電子機器内の回路と接続するため、該コン
タクトピン54と電気接触する回路基板55を有する。
プラグコネクタ53は少なくとも、上記リセプタクルコ
ネクタ52のコンタクトピン54と接触して電気接続を
行う弾性部材からなるコンタクト片57と、該コンタク
ト片57を収容し固定するためのプラグハウジング58
を有する。コンタクト片57一方の端部にはその先端に
おいてコンタクトピン54と接触するための接触部60
をそれぞれ有する一対の片持ちアーム62が形成され、
他方の端部には配線ワイヤ61と結合する結合部63が
形成されている。一対の接触部60間の間隙はコンタク
トピン54の直径より小さく形成される。
【0005】リセプタクルコネクタ52とプラグコネク
タ53を嵌合させ電気結合を行うためにプラグコネクタ
53が矢印のようにハウジング59に挿入されると、上
記一対の接触部はコンタクトピン54により弾性的に押
し拡げられ、接触部60はコンタクトピン54の表面と
摩擦しながら最終結合位置まで進む。
【0006】かかる構造において、接触部60とコンタ
クトピン54間の電気接触を確実に行うためには、接触
部60のコンタクトピン54に対する押圧力を大きくす
る必要がある。しかし、押圧力を大きくするとコンタク
トピン54および接触部60の表面が互いの摩擦により
次第に損傷し、挿抜の多数回の繰返しにより徐々に電気
接触状態が悪化し、コネクタの耐久性および信頼性を低
下させるという問題点を有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を改善するために、耐久性と高信頼性が得ら
れるコネクタを提供することを目的とする。このために
は、摩擦による電気接触部の損傷を防止する必要があ
り、コンタクトにランディング機構を設けて接触部表面
の長寿命化と高信頼性を得ることを目的とする。
【0008】さらに、電子機器側の回路基板に形成され
た電極用パッドに、プラグコネクタの複数の接触片を直
接接触させ、リセプタクル側のコンタクトピンの使用を
排除することにより、リセプタクル側の構造を簡単に
し、部品点数を削減することを目的とする。
【0009】リセプタクル側の回路基板に直接プラブの
接触片を接触するようにしたことにより、プラグコネク
タを挿入する開口部として通常の電子機器等の筐体をそ
のまま利用可能となるようにするために、プラグコネク
タ側にリセプタクル側筐体と固定するためのロック機構
を設け、主にプラグコネクタ側の機構により固定可能と
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、端部に複数の
接触電極を有する接触部材が配置されたリセプタクルハ
ウジングに設けられたプラグコネクタ挿入口に挿入する
ことにより、前記複数の接触電極とそれぞれ電気接続が
なされる接触部を有する弾性部材からなる複数の電気接
触片を有するプラグコネクタであって、前記複数の電気
接触片をそれぞれ離隔して保持する接触片ホルダ部と、
前記接触片ホルダ部と結合するハウジング部とを有し、
前記ハウジング部は、前記プラグコネクタが前記挿入口
に挿入された場合に、前記プラグコネクタを前記挿入口
に固定するロック部と、前記プラグコネクタが前記挿入
口に挿入される際に前記複数の電気接触片の前記接触部
が、前記接触部材の前記複数の接触電極と接触すること
がないように、前記電気接触片を弾性的に変位させて前
記接触電極から離隔した位置に一時的に保持するように
押圧する突起部とを備えた弾性プレートを有し、前記プ
ラグコネクタが前記挿入口から挿入された後前記ロック
部によりロックされる前に押圧力が開放され、前記複数
の接触部が前記複数の接触電極とそれぞれ接触するプラ
グコネクタである。
【0011】また、前記接触部は前記接触片の一方の端
部に形成され、前記接触片の他方の端部には複数の電気
配線がそれぞれ結合されるプラグコネクタである。
【0012】また、前記接触片ホルダ部と前記ハウジン
グ部を収容し、前記電気配線が導入される配線導入部を
有するカバー部材を有するプラグコネクタである。
【0013】また、さらに前記電気配線を束ねて保持す
るための配線クランプ部材を有し、前記配線クランプ部
材は前記接触片ホルダの所定の位置に固定される把持部
を有するプラグコネクタである。
【0014】また、前記接触片ホルダは前記接触片をそ
れぞれ離隔して保持するための平行して配列された複数
の接触片保持部を有するプラグコネクタである。
【0015】そして、前記接触片はその長さ方向の所定
部に前記保持部内に前記接触片を固定するための固定突
起を有し、前記固定突起と前記接触部の間の折り曲げ部
において折り曲げられて、前記接触部が前記接触片ホル
ダに形成された接触片案内溝の底面に対し離隔して配置
されるプラグコネクタである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下に図面
を参照して説明する。以下の説明は本発明に関する一実
施例であり、本発明の一般的原理を図解することを目的
とするものであり、本発明をこの実施の形態に具体的に
記載された構成のみに限定するものではない。以下の詳
細な説明および図面の記載において、同様の要素は同様
の参照番号により表される。
【0017】図1は本発明に係るプラグコネクタ1の実
施形態の外観を示す斜視図である。プラグコネクタ1は
複数の電気接触部2を有する接触片ホルダ3と、プラグ
コネクタ1をこれが挿入されるリセプタクル側に固定す
るためのロック部15を有するハウジング4と、接触片
ホルダ3およびハウジング4を収容し配線ケーブル(図
示せず)を導入する配線導入部25を有するカバー5を
有する。
【0018】図2は、プラグコネクタ1と、このプラグ
コネクタ1の先端部が挿入されるリセプタクル側のリセ
プタクル筐体6を示す斜視図である。リセプタクル筐体
6にはプラグコネクタ1が挿入される挿入口7が設けら
れ、挿入口7の内部にプラグコネクタ1との電気接続さ
れる複数の電極を有する接触部材である基板8が配置さ
れている。図2に示されている基板8は通常の電子回路
に使用される印刷回路基板を意図するものであるが、こ
れに限定されるものではなく、必要ならば例えばフレキ
シブル回路基板または金属板から形成された電極端子と
することも可能である。
【0019】なお、図2に示すリセプタクル筐体6は通
常電子機器の側壁等に取付けられて使用されるが、電子
機器等の側壁自体をリセプタクル筐体として使用するこ
とも可能である。この場合には、電子機器等に使用され
ている回路基板を基板8として使用することも可能であ
る。
【0020】図3はプラグコネクタ1の各構成部品を示
す部品分解斜視図である。接触片ホルダ3は、電気接触
部2を一方の端部に有する電気接触片9を案内し、接触
部2が上下に移動することを可能にする接触片案内溝2
6と、電気接触片9を案内すると共に電気接触片9を固
定して保持する接触片保持部12を有する。接触片保持
部12は、図示されているように貫通孔の形態で形成し
ても良いが、上記接触片案内溝26と同様に溝状に形成
しても良い。電気接触片9の他方の端部には端子11が
形成され、接続すべきケーブルの各配線(図示せず)が
結合される。
【0021】ハウジング4は、その上部に溝20が設け
られて片持ち状に形成されたスプリングプレート16を
有し、スプリングプレート16の先端には、挿入後にプ
ラグコネクタ1をリセプタクル筐体6に固定しプラグコ
ネクタ1がリセプタクル筐体6から抜け落ちるのを防止
するため段差を有するロック部15が形成されている。
スプリングプレート16はその自由端部を下方へ押圧す
ることにより、弾性的に下方に変位させることが可能で
ある。接触片ホルダ3をハウジング4に挿入する場合に
は、接触片ホルダ3の側部に形成された側部突起22
が、ハウジング4の側部に設けられた案内溝21に案内
されてハウジング4内を進み、固定位置において接触片
ホルダ3の側部に形成された固定突起部14が、ハウジ
ング4の側部に形成された窓17と組合わされてハウジ
ング4内に固定される。ハウジング4はプラスチック材
料による成形部品として形成されるが、金属材料により
形成することも可能である。
【0022】カバー5は図1に示すように、接触片ホル
ダ3とハウジング4の少なくとも一部を収納し固定す
る。その側部に設けられた窓24が固定位置においてハ
ウジング4の側部に設けられた突起部18と組合わされ
て両者を固定する。ケーブルクランプ10はケーブルの
プラグ1に導入されたケーブルの配線を束ねてクランプ
するために用いられる。
【0023】図4に接触片ホルダ3と、接触片ホルダ3
に挿入され固定されるキャリア付き接触片30を示す。
弾性を有する金属材料により形成された各接触片9はキ
ャリア34により結合されており、接触片ホルダ3に挿
入、固定された後キャリア34は切り離される。各接触
片9は組立時に接触片ホルダ3の接触片挿入口27から
挿入され、接触片保持部12を通って、接触片案内溝2
6へ延進される。その長さ方向の所定部に保持部12内
で接触片9をかしめ固定するための固定突起33を有
し、固定突起33の幅は接触片保持部12の幅よりも大
きく形成され、さらに接触部2側に、接触片9の位置を
精確に定めるための位置決め突起32を有する。位置決
め突起32の幅は接触片保持部12の幅と殆ど等しく形
成される。
【0024】図5は接触片ホルダ3に複数の接触片9が
挿入された状態を示す斜視図である。図4に示すよう
に、接触片9は位置決め突起32と接触部2の間の折り
曲げ部31において上方に折り曲げられている。このた
め、接触片9が接触片ホルダ3に挿入された場合に、接
触部2が接触片案内溝26の底面に対し離隔しては位置
され、図5に示すように接触部2の上部表面は壁29よ
り上部になるように配置される。またそれ故に、壁29
により仕切られた接触片案内溝26内で、接触部2は下
方に変位可能となる。ケーブルクランプ10には把持部
37が形成され、把持部37を接触片ホルダ3の側部に
形成されたケーブルクランプ保持用溝13に差し込み、
把持部37の内側に形成された突起38により固定す
る。
【0025】本発明のプラグコネクタを使用する場合、
使用者側にてコンタクト端子11にケーブルの電気端緯
線をそれぞれ接続した後、ケーブルクランプ10を接触
片ホルダ3に固定し、ケーブルクランプ10のクランプ
部36にて配線はまとめてクランプされ保持される。ケ
ーブル配線35が取付けられた接触片ホルダ3は、ロッ
ク機構を構成する突起部40(図6参照)が設けられた
スプリング機能を兼ね備えたスプリングプレート16を
設けたハウジング4に固定される。固定はハウジング4
に設けられた窓17に接触片ホルダ3に設けられた突起
部14が組合わされて行われる。さらに、端子11にケ
ーブルを結合する前に予めケーブルを通していたカバー
5をハウジング4に固定し、組立完了となる。固定は、
ハウジング4に設けられた突起部18にカバー5に設け
た窓24を組合わせることにより行われる。
【0026】本発明のプラグコネクタ1の動作概要を図
6乃至図8により説明する。図6は本発明に係るプラグ
コネクタ1が、これを受けるリセプタクル筐体6に挿入
される直前の状態を示す断面図である。(a)は図2に
示すリセプタクル筐体6内の接触用基板8に関して垂直
方向の断面であり、(b)は水平方向の断面である。
【0027】図6に示すように、挿入前の状態において
は、ロック部15の上面50と接触片ホルダ3の下面4
9間の幅(高さ)は、上部案内部45と下部案内部46
で形成される挿入口7の上下間隔より大きくなるように
構成されている。
【0028】図7はプラグコネクタ1が、これを受ける
リセプタクル筐体6に挿入されつつある途中の状態を示
す断面図である。図7に示すように、プラグコネクタ1
をリセプタクル筐体6のコネクタ挿入口7に挿入する
と、挿入口7の上部案内部45および下部案内部46間
の幅により制限されて、スプリングプレート16のロッ
ク部15が上部案内部45の傾斜面47に誘われて弾性
的に下方に移動しスプリングプレート16に弾性的たわ
みを引起こす。なお、プラグコネクタ1の幅方向の位置
決めは、基板8の前端部に設けられた溝23によって行
なわれる。
【0029】スプリングプレート16の下方への弾性的
たわみに追従してスプリングプレート16の下側に形成
された突起部40が下方に移動し、この突起部40が接
触片9を下方に押し込み、プラグコネクタ1がさらに挿
入されたとき、接触片9の自由端部に形成された接触部
2は、その上部表面48が基板8の下面に当接しない位
置関係となる。このため、プラグコネクタ1がさらに挿
入されても、接触部2の上部表面48と基板8の下部表
面に形成された電極パッド39の位置関係は、互いに隔
離した状態を保持する。このため、接触部2の上部表面
48が基板8の下部表面と接触することなく、プラグコ
ネクタ1をリセプタクル筐体6内に挿入できる。
【0030】図8は上記プラグコネクタ1が、これを受
けるリセプタクル筐体6に挿入された後の状態を示す断
面図である。図8に示すように、プラグコネクタ1の挿
入が完了した位置においては、ロック部15の上面50
は上部案内部45から外れる位置に配置されるようにな
り、このため接触片9は突起部40を介したスプリング
プレート16の押し込み力から開放され、その弾性に基
づき上方に移動する。このため、接触部2は接触片9の
弾性力によるある一定の荷重が印加された状態で基板電
極パッド39の表面に接触するようになる。このように
して接触部2と基板電極パッド39の電気接触が行われ
る。
【0031】この状態においては、スプリングプレート
16は元の位置に復帰し、ロック部15に形成された傾
斜面42が、リセプタクル筐体6の挿入口7に形成され
た傾斜面43に当接し、プラグコネクタ1の引抜きが阻
止されるロック状態となる。
【0032】プラグコネクタ1を引抜く場合には、把持
部19を下方に押すようにしてプラグコネクタ1を引抜
き方向(図8における右方向)に引張る。この操作によ
りスプリングプレート16が下り、傾斜面42と傾斜面
43によるロック状態が解除されてプラグコネクタ1を
引抜くことが可能となる。
【0033】以上、本発明の実施例について図示しまた
説明したが、ここに記載された本発明の実施例は単なる
一例であり、本発明の技術的範囲を逸脱せずに、種々の
変形が可能であることは明らかである。
【0034】なお、本願発明は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実
施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示され
る複数の構成要件における適宜な組合わせにより種々の
発明が抽出され得る。例えば実施形態に示される全構成
要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決
しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが
解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少な
くとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除さ
れた効果が発明として抽出され得る。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば高い耐久性と信頼性が得
られ、特に、電子機器の印刷配線基板にも直接接続する
ことが可能なプラグコネクタを提供することが可能とな
る。
【0036】特に、筐体側の基板電極用パッドに直接プ
ラグコネクタの電気接触片を接触させ、受け側のコネク
タを排除することにより、部品点数が削減され製造原価
の低減が可能となる。さらに、回路基板の電極パッド面
を接触面として使用し、プラグコネクタの接触片が摩擦
することなく直接回路基板の接触面に加圧接触するラン
ディング機構を設けることにより、電気接触片の接触部
および回路基板の電極パッド面の摩耗を防止でき、接触
部等の耐久性が向上し、従来技術によるものと比較しよ
り長寿命性、高信頼性が得られるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラグコネクタの実施形態の外観
を示す斜視図。
【図2】本発明に係るプラグコネクタと、このコネクタ
が挿入されるリセプタクル筐体のコネクタ挿入口を示す
斜視図。
【図3】本発明に係るプラグコネクタの各構成部品を示
す部品分解斜視図。
【図4】本発明に係るプラグコネクタに係る接触片ホル
ダと、キャリア付き接触片をそれぞれ示す斜視図。
【図5】上記接触片ホルダに上記接触片が挿入された状
態を示す斜視図。
【図6】本発明に係る基板用プラグコネクタが、これを
受けるリセプタクル筐体に挿入される直前の状態を示
す、それぞれの断面図。(a)は図2に示すリセプタク
ル筐体内の接触用基板に関して垂直方向の断面であり、
(b)は水平方向の断面である。
【図7】上記基板用プラグコネクタが、これを受けるリ
セプタクル筐体に挿入されつつある途中の状態を示すそ
れぞれの断面図。
【図8】上記基板用プラグコネクタが、これを受けるリ
セプタクル筐体に挿入された後の状態を示す、それぞれ
の断面図。
【図9】従来技術による、プラグコネクタとこれを受け
るリセプタクルコネクタを示す断面図。
【符号の説明】
1…プラグコネクタ 2…接触部 3…接触片ホルダ 4…ハウジング 5…カバー 6…リセプタクル筐体 7…挿入口 8…基板 9…接触片 10…ケーブルクランプ 11…端子 12…接触片保持部 13…ケーブルクランプ保持用溝 14…固定突起部 15…ロック部 16…スプリングプレート 17…窓 18…突起部 19…把持部 20…溝 21…案内溝 22…側部突起 23…溝 24…窓 25…配線導入部 26…接触片案内溝 27…接触片挿入口 28…ケーブルクランプ保持溝 29…壁 30…キャリア付き接触片 31…折り曲げ部 32…位置決め突起 33…固定突起 34…キャリア 35…ケーブル配線 36…クランプ部 37…把持部 38…突起 39…電極パッド 40…突起部 41…案内部 42…ロック部傾斜面 43…挿入口傾斜面 44…傾斜部 45…上部案内部 46…下部案内部 47…上部案内部傾斜面 48…上部表面 49…ホルダ下部面 50…ロック部上面 51…コネクタ 52…リセプタクルコネクタ 53…プラグコネクタ 54…コンタクトピン 55…基板 56…半田 57…コンタクト片 58…プラグハウジング 59…リセプタクルハウジング 60…接触部 61…配線ワイヤ 62…片持ちアーム 63…結合部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に複数の接触電極を有する接触部材
    が配置されたリセプタクルハウジングに設けられたプラ
    グコネクタ挿入口に挿入することにより、前記複数の接
    触電極とそれぞれ電気接続がなされる接触部を有する弾
    性部材からなる複数の電気接触片を有するプラグコネク
    タであって、 前記複数の電気接触片をそれぞれ離隔して保持する接触
    片ホルダ部と、 前記接触片ホルダ部と結合するハウジング部とを有し、 前記ハウジング部は、 前記プラグコネクタが前記挿入口に挿入された場合に、
    前記プラグコネクタを前記挿入口に固定するロック部
    と、 前記プラグコネクタが前記挿入口に挿入される際に前記
    複数の電気接触片の前記接触部が、前記接触部材の前記
    複数の接触電極と接触することがないように、前記電気
    接触片を弾性的に変位させて前記接触電極から離隔した
    位置に一時的に保持するように押圧する突起部とを備え
    た弾性プレートを有し、 前記プラグコネクタが前記挿入口から挿入された後前記
    ロック部によりロックされる前に押圧力が開放され、前
    記複数の接触部が前記複数の接触電極とそれぞれ接触す
    ることを特徴とするプラグコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記接触部は前記接触片の一方の端部に
    形成され、前記接触片の他方の端部には複数の電気配線
    がそれぞれ結合されることを特徴とする請求項1記載の
    プラグコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記接触片ホルダ部と前記ハウジング部
    を収容し、前記電気配線が導入される配線導入部を有す
    るカバー部材を有することを特徴とする請求項2記載の
    プラグコネクタ。
  4. 【請求項4】 さらに前記電気配線を束ねて保持するた
    めの配線クランプ部材を有し、前記配線クランプ部材は
    前記接触片ホルダの所定の位置に固定される把持部を有
    することを特徴とする請求項2記載のプラグコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記接触片ホルダは前記接触片をそれぞ
    れ離隔して保持するための平行して配列された複数の接
    触片保持部を有することを特徴とする請求項1記載のプ
    ラグコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記接触片はその長さ方向の所定部に前
    記保持部内に前記接触片を固定するための固定突起を有
    し、前記固定突起と前記接触部の間の折り曲げ部におい
    て折り曲げられて、前記接触部が前記接触片ホルダに形
    成された接触片案内溝の底面に対し離隔して配置される
    ことを特徴とする請求項5記載のプラグコネクタ。
  7. 【請求項7】 前記接触部は前記接触片が湾曲した凸状
    部により形成され、その表面に電気接触を容易とする導
    電部材の薄層が形成されていることを特徴とする請求項
    1記載のプラグコネクタ。
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