JP2002025669A - 吸盤式電極 - Google Patents
吸盤式電極Info
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- JP2002025669A JP2002025669A JP2000209612A JP2000209612A JP2002025669A JP 2002025669 A JP2002025669 A JP 2002025669A JP 2000209612 A JP2000209612 A JP 2000209612A JP 2000209612 A JP2000209612 A JP 2000209612A JP 2002025669 A JP2002025669 A JP 2002025669A
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- Japan
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- electrode
- suction cup
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- rod
- sucker
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安定した電極の接触を得ることが出来る吸盤
式電極の提供。 【解決手段】吸盤1と、吸盤1が吸着すべき面に接触す
べく吸盤1内に設けられた電極5とを備える吸盤式電
極。電極5を吸盤1から吸着すべき面の方へ付勢する為
の付勢手段4を備える構成である。
式電極の提供。 【解決手段】吸盤1と、吸盤1が吸着すべき面に接触す
べく吸盤1内に設けられた電極5とを備える吸盤式電
極。電極5を吸盤1から吸着すべき面の方へ付勢する為
の付勢手段4を備える構成である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸盤と、吸盤が吸
着すべき面に接触すべく吸盤内に設けられた電極とを備
える吸盤式電極の改良に関するものである。
着すべき面に接触すべく吸盤内に設けられた電極とを備
える吸盤式電極の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】可撓性を有するゴム等の樹脂製のカップ
形状をなす吸盤と、この吸盤が吸着すべき面に接触すべ
く吸盤内に設けられた電極とを備える吸盤式電極は、吸
盤を吸着すべき面に押し付けて、吸盤内の空気を排出さ
せ、吸盤内を負圧にすることにより、吸盤を吸着させ、
吸着させた面に電極を接触させるようになっており、取
り付け取り外しが簡単である。その為、身近なところで
は、医療面において心電図測定に利用されている。
形状をなす吸盤と、この吸盤が吸着すべき面に接触すべ
く吸盤内に設けられた電極とを備える吸盤式電極は、吸
盤を吸着すべき面に押し付けて、吸盤内の空気を排出さ
せ、吸盤内を負圧にすることにより、吸盤を吸着させ、
吸着させた面に電極を接触させるようになっており、取
り付け取り外しが簡単である。その為、身近なところで
は、医療面において心電図測定に利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の吸盤式電極で
は、内部の電極は、吸盤が内部空気の負圧により凹もう
とする力のみで、接触すべき面に接触しており、また、
接触面への姿勢も吸盤の可撓性により不安定であるの
で、信頼性に欠け、安定した接触を長時間維持する必要
があるような場合には使用することが出来ないという問
題がある。
は、内部の電極は、吸盤が内部空気の負圧により凹もう
とする力のみで、接触すべき面に接触しており、また、
接触面への姿勢も吸盤の可撓性により不安定であるの
で、信頼性に欠け、安定した接触を長時間維持する必要
があるような場合には使用することが出来ないという問
題がある。
【0004】吸盤式電極の類似技術としては、吸盤形状
を有する導電性ゴムを用いた接続手段を有し、外部に電
極を有する電子機器に対して、接続手段を電極に密着さ
せるようにしてある「信号用コネクタ」が、実開昭61
−60472号公報に開示されている。また、吸盤内に
プラグ本体を備えた構成の「差込プラグ」が、実開昭6
0−109275号公報に開示され、不用意な出来事に
よる電化製品の電源断を防ぐ為に、吸盤をコンセントプ
ラグに取り付けた「吸盤付きコンセントプラグ」が、実
開平5−6732号公報に開示されている。
を有する導電性ゴムを用いた接続手段を有し、外部に電
極を有する電子機器に対して、接続手段を電極に密着さ
せるようにしてある「信号用コネクタ」が、実開昭61
−60472号公報に開示されている。また、吸盤内に
プラグ本体を備えた構成の「差込プラグ」が、実開昭6
0−109275号公報に開示され、不用意な出来事に
よる電化製品の電源断を防ぐ為に、吸盤をコンセントプ
ラグに取り付けた「吸盤付きコンセントプラグ」が、実
開平5−6732号公報に開示されている。
【0005】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたものであり、第1,4発明では、安定した電極の
接触を得ることが出来る吸盤式電極を提供することを目
的とする。第2,3発明では、電極の接触面への姿勢が
安定し、安定した電極の接触を得ることが出来る吸盤式
電極を提供することを目的とする。
されたものであり、第1,4発明では、安定した電極の
接触を得ることが出来る吸盤式電極を提供することを目
的とする。第2,3発明では、電極の接触面への姿勢が
安定し、安定した電極の接触を得ることが出来る吸盤式
電極を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る吸盤式電
極は、吸盤と、該吸盤が吸着すべき面に接触すべく該吸
盤内に設けられた電極とを備える吸盤式電極において、
前記電極を前記吸盤から前記面の方へ付勢する為の付勢
手段を備えることを特徴とする。
極は、吸盤と、該吸盤が吸着すべき面に接触すべく該吸
盤内に設けられた電極とを備える吸盤式電極において、
前記電極を前記吸盤から前記面の方へ付勢する為の付勢
手段を備えることを特徴とする。
【0007】この吸盤式電極では、電極が、吸盤が吸着
すべき面に接触するように吸盤内に設けられ、付勢手段
が、電極を吸盤から吸盤が吸着すべき面の方へ付勢する
ので、安定した電極の接触を得ることが出来る吸盤式電
極を実現することが出来る。
すべき面に接触するように吸盤内に設けられ、付勢手段
が、電極を吸盤から吸盤が吸着すべき面の方へ付勢する
ので、安定した電極の接触を得ることが出来る吸盤式電
極を実現することが出来る。
【0008】第2発明に係る吸盤式電極は、前記電極は
前記面に略垂直に接触すべき棒状電極であり、該棒状電
極又は前記付勢手段に長手方向の一端部が固定され、他
端部が前記面に接触して前記棒状電極を中心として拡が
るべくなしてある金属製の複数の長板ばねを更に備え、
該長板ばねにより前記棒状電極の前記面への接触姿勢を
維持すべくなしてあることを特徴とする。
前記面に略垂直に接触すべき棒状電極であり、該棒状電
極又は前記付勢手段に長手方向の一端部が固定され、他
端部が前記面に接触して前記棒状電極を中心として拡が
るべくなしてある金属製の複数の長板ばねを更に備え、
該長板ばねにより前記棒状電極の前記面への接触姿勢を
維持すべくなしてあることを特徴とする。
【0009】この吸盤式電極では、金属製の複数の長板
ばねが、その長手方向の一端部が棒状電極又は付勢手段
に固定され、他端部が、吸盤が吸着すべき面に接触して
棒状電極を中心として拡がるようにしてあり、長板ばね
により棒状電極の接触面への姿勢を維持するので、電極
の接触面への姿勢が安定し、安定した電極の接触を得る
ことが出来る吸盤式電極を実現することが出来る。
ばねが、その長手方向の一端部が棒状電極又は付勢手段
に固定され、他端部が、吸盤が吸着すべき面に接触して
棒状電極を中心として拡がるようにしてあり、長板ばね
により棒状電極の接触面への姿勢を維持するので、電極
の接触面への姿勢が安定し、安定した電極の接触を得る
ことが出来る吸盤式電極を実現することが出来る。
【0010】第3発明に係る吸盤式電極は、前記電極は
前記面に略垂直に接触すべき棒状電極であり、該棒状電
極又は前記付勢手段に頂点部が固定され、底辺部が前記
面に接触すべくなしてある金属性の円錐型コイルばねを
更に備え、該円錐型コイルばねにより前記棒状電極の前
記面への接触姿勢を維持すべくなしてあることを特徴と
する。
前記面に略垂直に接触すべき棒状電極であり、該棒状電
極又は前記付勢手段に頂点部が固定され、底辺部が前記
面に接触すべくなしてある金属性の円錐型コイルばねを
更に備え、該円錐型コイルばねにより前記棒状電極の前
記面への接触姿勢を維持すべくなしてあることを特徴と
する。
【0011】この吸盤式電極では、金属性の円錐型コイ
ルばねが、その頂点部が棒状電極又は付勢手段に固定さ
れ、底辺部が、吸盤が吸着すべき面に接触するようにし
てあり、円錐型コイルばねにより棒状電極の接触面への
姿勢を維持するので、電極の接触面への姿勢が安定し、
安定した電極の接触を得ることが出来る吸盤式電極を実
現することが出来る。
ルばねが、その頂点部が棒状電極又は付勢手段に固定さ
れ、底辺部が、吸盤が吸着すべき面に接触するようにし
てあり、円錐型コイルばねにより棒状電極の接触面への
姿勢を維持するので、電極の接触面への姿勢が安定し、
安定した電極の接触を得ることが出来る吸盤式電極を実
現することが出来る。
【0012】第4発明に係る吸盤式電極は、前記電極の
前記面と接触すべき部位は、導電性ゴムにより成形して
あることを特徴とする。
前記面と接触すべき部位は、導電性ゴムにより成形して
あることを特徴とする。
【0013】この吸盤式電極では、吸盤が吸着すべき面
と接触すべき電極の部位は、導電性ゴムにより成形して
あるので、その可撓性により、接触面積が拡がり、安定
した電極の接触を得ることが出来る吸盤式電極を実現す
ることが出来る。
と接触すべき電極の部位は、導電性ゴムにより成形して
あるので、その可撓性により、接触面積が拡がり、安定
した電極の接触を得ることが出来る吸盤式電極を実現す
ることが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を、その実施の形
態を示す図面に基づき説明する。 実施の形態1.図1は、本発明に係る吸盤式電極の実施
の形態1の構成を示す部分断面図である。この吸盤式電
極は、可撓性を有するゴム等の樹脂製のカップ形状をな
す吸盤1と、吸盤1が吸着した面に接触するように吸盤
1内に設けられた棒状電極5と、吸盤1の内底面の中央
部に設けられた孔を貫通し密封するように固定され、棒
状電極5と吸盤1の内底面との位置関係を維持し、棒状
電極5を吸盤1の内底面から吸盤1が吸着した面へ付勢
する電極ホルダ4(付勢手段)と備えている。棒状電極
5は、吸盤1の外部のリード線2に電極ホルダ4を介し
て接続されている。
態を示す図面に基づき説明する。 実施の形態1.図1は、本発明に係る吸盤式電極の実施
の形態1の構成を示す部分断面図である。この吸盤式電
極は、可撓性を有するゴム等の樹脂製のカップ形状をな
す吸盤1と、吸盤1が吸着した面に接触するように吸盤
1内に設けられた棒状電極5と、吸盤1の内底面の中央
部に設けられた孔を貫通し密封するように固定され、棒
状電極5と吸盤1の内底面との位置関係を維持し、棒状
電極5を吸盤1の内底面から吸盤1が吸着した面へ付勢
する電極ホルダ4(付勢手段)と備えている。棒状電極
5は、吸盤1の外部のリード線2に電極ホルダ4を介し
て接続されている。
【0015】電極ホルダ4は、導電性を有する金属製で
あり、図2に示すように、棒状電極5を部分的に内嵌す
る円筒形状であり、その内部の棒状電極5に対向する底
部に固定されたコイルばね6が、棒状電極5を押し出す
方向へ付勢する構成である。尚、棒状電極5は、図3に
示すように、その先端部を導電性ゴム7により成形し
て、吸盤1が吸着した面に接触する面積が増加するよう
にしても良い。
あり、図2に示すように、棒状電極5を部分的に内嵌す
る円筒形状であり、その内部の棒状電極5に対向する底
部に固定されたコイルばね6が、棒状電極5を押し出す
方向へ付勢する構成である。尚、棒状電極5は、図3に
示すように、その先端部を導電性ゴム7により成形し
て、吸盤1が吸着した面に接触する面積が増加するよう
にしても良い。
【0016】この吸盤式電極は、また、電極ホルダ4の
周面に複数の長板ばね3の各一端部が略等間隔に固定さ
れており、各長板ばね3は、その各他端部が、吸盤1が
吸着した面に接触して、棒状電極5を中心として拡がる
ように、曲げが与えられている。
周面に複数の長板ばね3の各一端部が略等間隔に固定さ
れており、各長板ばね3は、その各他端部が、吸盤1が
吸着した面に接触して、棒状電極5を中心として拡がる
ように、曲げが与えられている。
【0017】以下に、このような構成の吸盤式電極の動
作を説明する。この吸盤式電極は、図4(a)に示すよ
うに、吸盤1が吸着すべき面8へ向かって、矢符の方向
へ押し付けられると、吸盤1内の空気を排出し、吸盤1
内を負圧にすることにより、図4(b)に示すように、
面8に吸盤1を吸着させる。このとき、棒状電極5の先
端部は、電極ホルダ4内のコイルばね6により、面8に
押し付けられ、長板ばね3の各他端部が、面8に接触し
て、長板ばね3の可撓性により棒状電極5を中心として
拡がる。これにより、棒状電極5と面8との接触部A
は、安定した接触状態を得ることが出来、長板ばね3の
各他端部と面8との接触部Bは、接触部A以外の接触面
を増やすと共に、棒状電極5の面8への接触姿勢を略垂
直に保つことが出来る。
作を説明する。この吸盤式電極は、図4(a)に示すよ
うに、吸盤1が吸着すべき面8へ向かって、矢符の方向
へ押し付けられると、吸盤1内の空気を排出し、吸盤1
内を負圧にすることにより、図4(b)に示すように、
面8に吸盤1を吸着させる。このとき、棒状電極5の先
端部は、電極ホルダ4内のコイルばね6により、面8に
押し付けられ、長板ばね3の各他端部が、面8に接触し
て、長板ばね3の可撓性により棒状電極5を中心として
拡がる。これにより、棒状電極5と面8との接触部A
は、安定した接触状態を得ることが出来、長板ばね3の
各他端部と面8との接触部Bは、接触部A以外の接触面
を増やすと共に、棒状電極5の面8への接触姿勢を略垂
直に保つことが出来る。
【0018】この吸盤式電極は、取り付け取り外しが簡
単であるので、実験装置及び測定装置等の電気信号を簡
易に得ることが出来る。また、近年普及し続けているパ
ーソナルコンピュータ等の電源プラグに付いているグラ
ンド線は、通常のコンセントでは接続されないことが多
いが、接地(グランド)可能な導電性の平面が有れば、
この吸盤式電極により、簡単にグランド線と導電性の平
面とを接続することが出来るので、容易に接地すること
が出来る。
単であるので、実験装置及び測定装置等の電気信号を簡
易に得ることが出来る。また、近年普及し続けているパ
ーソナルコンピュータ等の電源プラグに付いているグラ
ンド線は、通常のコンセントでは接続されないことが多
いが、接地(グランド)可能な導電性の平面が有れば、
この吸盤式電極により、簡単にグランド線と導電性の平
面とを接続することが出来るので、容易に接地すること
が出来る。
【0019】実施の形態2.図5は、本発明に係る吸盤
式電極の実施の形態2の構成を示す部分断面図である。
この吸盤式電極は、可撓性を有するゴム等の樹脂製のカ
ップ形状をなす吸盤1と、吸盤1が吸着した面に接触す
るように吸盤1内に設けられた棒状電極5と、吸盤1の
内底面の中央部の孔に密封して固定され、棒状電極5と
吸盤1の内底面との位置関係を維持し、棒状電極5を吸
盤1の底面から吸盤1が吸着した面へ付勢する電極ホル
ダ4(付勢手段)と備えている。棒状電極5は、吸盤1
の外部のリード線2に電極ホルダ4を介して接続されて
いる。
式電極の実施の形態2の構成を示す部分断面図である。
この吸盤式電極は、可撓性を有するゴム等の樹脂製のカ
ップ形状をなす吸盤1と、吸盤1が吸着した面に接触す
るように吸盤1内に設けられた棒状電極5と、吸盤1の
内底面の中央部の孔に密封して固定され、棒状電極5と
吸盤1の内底面との位置関係を維持し、棒状電極5を吸
盤1の底面から吸盤1が吸着した面へ付勢する電極ホル
ダ4(付勢手段)と備えている。棒状電極5は、吸盤1
の外部のリード線2に電極ホルダ4を介して接続されて
いる。
【0020】電極ホルダ4及び棒状電極5は、上述した
図2,3に示す電極ホルダ4及び棒状電極5と同様であ
るので説明を省略する。この吸盤式電極は、また、電極
ホルダ4の周面に、導電性を有する金属製の、図6の斜
視図に示すような円錐型コイルばね9(漏斗型スプリン
グ)の頂点部が固定され、円錐型コイルばね9の底辺部
が、吸盤1が吸着した面に接触するようにしてある。
図2,3に示す電極ホルダ4及び棒状電極5と同様であ
るので説明を省略する。この吸盤式電極は、また、電極
ホルダ4の周面に、導電性を有する金属製の、図6の斜
視図に示すような円錐型コイルばね9(漏斗型スプリン
グ)の頂点部が固定され、円錐型コイルばね9の底辺部
が、吸盤1が吸着した面に接触するようにしてある。
【0021】以下に、このような構成の吸盤式電極の動
作を説明する。この吸盤式電極は、図7(a)に示すよ
うに、吸盤1が吸着すべき面8へ向かって、矢符の方向
へ押し付けられると、吸盤1内の空気を排出し、吸盤1
内を負圧にすることにより、図7(b)に示すように、
面8に吸盤1を吸着させる。このとき、棒状電極5の先
端部は、電極ホルダ4内のコイルばね6により、面8に
押し付けられ、円錐型コイルばね9の底辺部が面8に接
触する。これにより、棒状電極5と面8との接触部は、
安定した接触状態を得ることが出来、円錐型コイルばね
9の底辺部と面8との接触部は、棒状電極5の接触部以
外の接触面を増やすと共に、棒状電極5の面8への接触
姿勢を略垂直に保つことが出来る。
作を説明する。この吸盤式電極は、図7(a)に示すよ
うに、吸盤1が吸着すべき面8へ向かって、矢符の方向
へ押し付けられると、吸盤1内の空気を排出し、吸盤1
内を負圧にすることにより、図7(b)に示すように、
面8に吸盤1を吸着させる。このとき、棒状電極5の先
端部は、電極ホルダ4内のコイルばね6により、面8に
押し付けられ、円錐型コイルばね9の底辺部が面8に接
触する。これにより、棒状電極5と面8との接触部は、
安定した接触状態を得ることが出来、円錐型コイルばね
9の底辺部と面8との接触部は、棒状電極5の接触部以
外の接触面を増やすと共に、棒状電極5の面8への接触
姿勢を略垂直に保つことが出来る。
【0022】この吸盤式電極は、取り付け取り外しが簡
単であるので、実験装置及び測定装置等の電気信号を簡
易に得ることが出来る。また、近年普及し続けているパ
ーソナルコンピュータ等の電源プラグに付いているグラ
ンド線は、通常のコンセントでは接続されないことが多
いが、接地(グランド)可能な導電性の平面が有れば、
この吸盤式電極により、簡単にグランド線と導電性の平
面とを接続することが出来るので、容易に接地すること
が出来る。また、棒状電極5を安定して固定出来るよう
に、棒状電極5の周囲を円錐型コイルばね9で覆ってあ
るので、棒状電極5による接触面の傷が付きにくい。
単であるので、実験装置及び測定装置等の電気信号を簡
易に得ることが出来る。また、近年普及し続けているパ
ーソナルコンピュータ等の電源プラグに付いているグラ
ンド線は、通常のコンセントでは接続されないことが多
いが、接地(グランド)可能な導電性の平面が有れば、
この吸盤式電極により、簡単にグランド線と導電性の平
面とを接続することが出来るので、容易に接地すること
が出来る。また、棒状電極5を安定して固定出来るよう
に、棒状電極5の周囲を円錐型コイルばね9で覆ってあ
るので、棒状電極5による接触面の傷が付きにくい。
【0023】
【発明の効果】第1発明に係る吸盤式電極によれば、安
定した電極の接触を得ることが出来る吸盤式電極を実現
することが出来る。
定した電極の接触を得ることが出来る吸盤式電極を実現
することが出来る。
【0024】第2,3発明に係る吸盤式電極によれば、
電極の接触面への姿勢が安定し、安定した電極の接触を
得ることが出来る吸盤式電極を実現することが出来る。
電極の接触面への姿勢が安定し、安定した電極の接触を
得ることが出来る吸盤式電極を実現することが出来る。
【0025】第4発明に係る吸盤式電極によれば、接触
面積が拡がり、安定した電極の接触を得ることが出来る
吸盤式電極を実現することが出来る。
面積が拡がり、安定した電極の接触を得ることが出来る
吸盤式電極を実現することが出来る。
【図1】本発明に係る吸盤式電極の実施の形態の構成を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図2】電極ホルダの構成例を示す部分断面図である。
【図3】棒状電極の他の構成例を示す部分断面図であ
る。
る。
【図4】本発明に係る吸盤式電極の動作を説明する為の
説明図である。
説明図である。
【図5】本発明に係る吸盤式電極の実施の形態の構成を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図6】円錐型コイルばねの外形を示す斜視図である。
【図7】本発明に係る吸盤式電極の動作を説明する為の
説明図である。
説明図である。
1 吸盤 3 長板ばね 4 電極ホルダ(付勢手段) 5 棒状電極 6 コイルばね 7 導電性ゴム 8 面 9 円錐型コイルばね(漏斗型スプリング)
Claims (4)
- 【請求項1】 吸盤と、該吸盤が吸着すべき面に接触す
べく該吸盤内に設けられた電極とを備える吸盤式電極に
おいて、 前記電極を前記吸盤から前記面の方へ付勢する為の付勢
手段を備えることを特徴とする吸盤式電極。 - 【請求項2】 前記電極は前記面に略垂直に接触すべき
棒状電極であり、該棒状電極又は前記付勢手段に長手方
向の一端部が固定され、他端部が前記面に接触して前記
棒状電極を中心として拡がるべくなしてある金属製の複
数の長板ばねを更に備え、該長板ばねにより前記棒状電
極の前記面への接触姿勢を維持すべくなしてある請求項
1記載の吸盤式電極。 - 【請求項3】 前記電極は前記面に略垂直に接触すべき
棒状電極であり、該棒状電極又は前記付勢手段に頂点部
が固定され、底辺部が前記面に接触すべくなしてある金
属性の円錐型コイルばねを更に備え、該円錐型コイルば
ねにより前記棒状電極の前記面への接触姿勢を維持すべ
くなしてある請求項1記載の吸盤式電極。 - 【請求項4】 前記電極の前記面と接触すべき部位は、
導電性ゴムにより成形してある請求項1〜3の何れかに
記載の吸盤式電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000209612A JP2002025669A (ja) | 2000-07-11 | 2000-07-11 | 吸盤式電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000209612A JP2002025669A (ja) | 2000-07-11 | 2000-07-11 | 吸盤式電極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002025669A true JP2002025669A (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=18705990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000209612A Pending JP2002025669A (ja) | 2000-07-11 | 2000-07-11 | 吸盤式電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002025669A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006324123A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Sony Corp | 配線コネクタおよび配線基板 |
JP2016203294A (ja) * | 2015-04-21 | 2016-12-08 | 株式会社アマダホールディングス | ワークピースの搬出方法及び装置並びに吸着パッド装置 |
CN113684521A (zh) * | 2021-07-15 | 2021-11-23 | 电子科技大学 | 一种电极保护浸没式微弧氧化夹具 |
-
2000
- 2000-07-11 JP JP2000209612A patent/JP2002025669A/ja active Pending
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