JP2002024929A - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

自動販売機の商品収納装置

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JP2002024929A
JP2002024929A JP2000207363A JP2000207363A JP2002024929A JP 2002024929 A JP2002024929 A JP 2002024929A JP 2000207363 A JP2000207363 A JP 2000207363A JP 2000207363 A JP2000207363 A JP 2000207363A JP 2002024929 A JP2002024929 A JP 2002024929A
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JP
Japan
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column
storage device
guide plate
rail
vending machine
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Application number
JP2000207363A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Watanabe
良昭 渡邊
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Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】最前列のコラムの前面部においてその最前列の
奥側に配置するコラムに対する奥行幅の変更の操作を容
易にかつ円滑に行なえる自動販売機の商品収納装置を提
供する。 【解決手段】キャビネットA内の最前列およびその奥側
にそれぞれ筒状商品を積層して収納するコラム1,2が
配置し、これらコラム1,2は一対の側板3間に前後に
相対向して配置する前部側および後部側の一対のコラム
レール4,5,6,7を設けてなり、前記奥側のコラム
2は後部側のコラムレール7が収納する筒状商品の外径
の大きさに応じて前後方向に移動可能となっている自動
販売機の商品収納装置において、前記奥側のコラム2の
後部側のコラムレール7を手動による操作で前後に移動
させる操作体27を有し、この操作体27の手掛け用の
ハンドル28が前記最前列のコラム1の前面部に配置さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ジュースやコー
ヒー等の飲料入りの缶、瓶、ペットボトル等の筒状商品
を上下に積層して収納する自動販売機の商品収納装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】缶、瓶、ペットボトル等の筒状商品を販
売する自動販売機においては、そのキャビネット内に商
品収納装置としてサーペイン形のコラムが前後左右に配
列するように設けられ、こられコラム内に所定の筒状商
品が積層して収納されている。
【0003】サーペイン形のコラムは、左右に配置して
互いに対向する一対の側板間に、前後に配置して互いに
対向する一対のコラムレールを設けてなり、その一対の
コラムレール間が蛇行状に屈曲する積層路となってい
る。
【0004】積層路の上端部は投入口として開口し、ま
た積層路の下端部には排出機構が設けられている。そし
て前記投入口から積層路内に筒状商品を順次投入して積
層収納し、これら筒状商品を前記排出機構を介して最下
層のものから順次一個ずつ排出させるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一つのコラ
ムに対し、収納する商品の種類(外径)を変更する場合
がある。例えば太缶の商品から極細瓶の商品への変更等
である。商品の変更によりその外径の寸法が大きく異な
るような場合には、それに対応するようにコラムの積層
路の前後の幅つまり奥行幅を変える必要がある。この奥
行幅の変更に当たっては、前後に相対向して配置した一
対のコラムレールのいずれか一方を前後に移動させるこ
とになる。
【0006】自動販売機のキャビネット内にはその前後
左右に配列するように複数のコラムが設けられている
が、その最前列のコラムにあっては、その前部側のコラ
ムレールを手作業で前後に移動させるような構成を容易
に採用することができるが、最前列のコラムの奥側に配
置するコラムにあっては、その最前列のコラムが邪魔と
なって手作業でコラムレールを移動させることが難しく
なる。
【0007】コラムの左右側に余裕のスペースがあれ
ば、そのスペースに手を差し入れて奥側のコラムのコラ
ムレールを移動させることも可能であるが、実際には商
品の収納効率を高めるために、キャビネット内には左右
に密にコラムが配設されており、したがって奥側のコラ
ムに対しては手を差し込んでコラムレールを移動させる
ようなことが困難となる。
【0008】また、奥側のコラムに対し、その一方のコ
ラムレールを連動するリンク機構を設け、このリンク機
構の操作部を最前列のコラムの前面部に配置し、その操
作部を介して最前列のコラムの前面部でリンク機構を操
作して奥側のコラムのコラムレールを移動させるように
構成することも考えられるが、しかし単なるリンク機構
であると、奥側のコラムのコラムレールを前方側に移動
させたときに、その移動に応じて最前列のコラムの前面
部に配置する操作部もその前方側に移動して突出してし
まうことになる。
【0009】キャビネットの前面の開口部には開閉扉が
設けられているが、リンク機構の操作部が最前列のコラ
ムの前方側に突出してしまうと、開閉扉を閉じるときに
その操作部が邪魔となって開閉扉を適正に閉じることが
できなくなってしまう。
【0010】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、最前列のコラムの
前面部においてその最前列の奥側に配置するコラムに対
する奥行幅の変更の操作を容易にかつ円滑に行なえ、ま
たその奥行幅の変更状態に関わりなく、常にその操作部
を最前列のコラムの前面部に隣接して配置させておくこ
とができる自動販売機の商品収納装置を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、キャ
ビネット内の最前列およびその奥側にそれぞれ筒状商品
を積層して収納するコラムが配置し、これらコラムは一
対の側板間に前後に相対向して配置する前部側および後
部側の一対のコラムレールを設けてなり、前記奥側のコ
ラムは後部側のコラムレールが収納する筒状商品の外径
の大きさに応じて前後方向に移動可能となっている自動
販売機の商品収納装置において、前記奥側のコラムの後
部側のコラムレールを手動による操作で前後に移動させ
る操作体を有し、この操作体の手掛け用の操作部が前記
最前列のコラムの前面部に配置されていることを特徴と
している。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、操作体の操作部が最前列のコラムの前面部に隣接し
て配置し、この操作部を介して操作体を前方に引き出す
操作により奥側のコラムの後部側のコラムレールを前方
に移動させることが可能で、かつその前方に移動させた
後部側のコラムレールをその位置に保持したまま前記操
作体を後方に押し込んでその操作部を最前列のコラムの
前面部に隣接させることが可能であることを特徴として
いる。
【0013】請求項3野発明は、請求項1および2の発
明において、奥側のコラムの上部には、最前列のコラム
の前面側からその奥側のコラム内に筒状商品を導入させ
る互いに対向した下側のガイドプレートおよび上側のガ
イドプレートが設けられ、前記上側のガイドプレートが
奥側のコラムにおける後部側のコラムレールの前後の移
動に連動して下側のガイドプレートとの間の幅を変化さ
せることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0015】図1には商品収納装置の平断面図を、図2
には同じく側面図を、図3には同じく正面図を、図4に
は同じく内部の構成図をそれぞれ示してあり、この商品
収納装置は自動販売機のキャビネットA内の最前列に配
置する第1のコラム1、およびその最前列の第1のコラ
ム1の奥側に配置する第二列目の第2のコラム2を備え
ている。なお、図に示すBはキャビネットAの前面の開
口部に開閉可能に設けられた開閉扉である。
【0016】第1および第2のコラム1,2は、一対の
共通の側板3を用いて構成されており、すなわち一対の
側板3は、左右に配置して互いに対向し、これら側板3
間に第1のコラム1を構成する前部側のコラムレール4
と後部側のコラムレール5とが互いに前後に対向して配
置するように設けられ、さらにこの第1のコラム1の奥
側において、側板3間に第2のコラム2を構成する前部
側のコラムレール6と後部側のコラムレール7とが互い
に前後に対向して配置するように設けられている。
【0017】各コラム1,2のコラムレール4,5,
6,7は、それぞれ円弧状に湾曲する複数のフラップ1
0を上下に並べてなり、その各コラム1,2の互いに対
向した前部側のコラムレール4,6と後部側のコラムレ
ール5,7とで蛇行状に屈曲する積層路11,12が構
成されている。そしてこれら積層路11,12の上端部
が投入口13,14として開口し、また下端部に排出機
構15,16が設けられている。
【0018】コラムレール4,5,6,7を構成する各
フラップ10は、上端縁に支持シャフト18を有し、こ
れら支持シャフト18の両端部が側板3に係止され、こ
れら支持シャフト18を介して各フラップ10が下方に
垂れ下がるように支持されている。
【0019】第2のコラム2における前部側のコラムレ
ール6は側板3に対して定位置を保つように取り付けら
れているが、後部側のコラムレール7においては側板3
に対して移動可能な構造となっている。
【0020】すなわち、後部側のコラムレール7におけ
る各フラップ10の支持シャフト18は、図4に示すよ
うにその両端部が側板3に形成された前後方向に長い長
孔19内に挿入されている。
【0021】各側板3の外面には、上下に長い連結板2
0が設けられ、これら連結板20に上下に長い長孔21
が複数形成されている。そして側板3の長孔19を貫通
した各支持シャフト18の端部が前記連結板20の長孔
21内に挿入され、各支持シャフト18が前記連結板2
0を介して互いに連結されている。
【0022】両側板3間には例えば一対の連結シャフト
23が上下に位置して水平に設けられている。これら連
結シャフト23は、両端部が側板3に形成されたガイド
孔24を貫通し、さらに側板3の外側の連結板20を貫
通してその連結板20に結合され、これら連結シャフト
23を介して各側板3の外側に配置した一対の連結板2
0が互いに連結されている。
【0023】側板3に形成された前記ガイド孔24は、
前後方向に長い水平部24aと、この水平部24aの一
端側の端部からその下方に垂直に延びる第1の垂直部2
4bと、水平部24aの他端側の端部からその下方に垂
直に延びる第2の垂直部24cとからコ字状をなし、こ
のガイド孔24を貫通した前記連結シャフト23が第1
の垂直部24bから水平部24aを経て第2の垂直部2
4cに移行し、また第2の垂直部24cから水平部24
aを経て第1の垂直部24bに移行し得るようになって
いる。
【0024】一方、両側板3の外面側には操作体27が
設けられている。この操作体27は両側板3の外面にス
ライド自在に接合したサイド板27aと、これらサイド
板27aの一側縁間に設けられた前面板27bとからコ
字状をなしている。そして前面板27bには図3に示す
ように操作部として手掛けが可能なハンドル28が形成
され、このハンドル28が最前列の第1のコラム1にお
ける前部側のコラムレール4と隣接するように配置され
ている。
【0025】両側板3の外面にスライド自在に接合した
各サイド板27aの側縁には上下に位置して一対の舌片
29が形成され、これら舌片29が側板3の外面に配置
した前記連結板20の外面に重ね合わされている。
【0026】そしてこれら舌片29に切換え孔30が形
成されている。これら切換え孔30は、前後方向に長い
水平部30aと、この水平部30aの一端側の端部から
その下方に垂直に延びる第1の垂直部30bと、水平部
30aの他端側の端部からその上方に垂直に延びる第2
の垂直部30cとからクランク状をなしている。そして
これらクランク状の切換え孔30内に前記連結板20を
貫通してその外面側に突出した前記連結シャフト23の
端部が挿入されている。
【0027】両側板3間の上部には、第1のコラム1の
前面側から第2のコラム2の投入口14に向かって斜め
下方に傾斜する下側ガイドプレート33と上側ガイドプ
レート34とが設けられ、これらガイドプレート33,
34間を通して筒状商品を第2のコラム2の投入口14
に投入し、その第2のコラム2の積層路12内に導入さ
せることができるようになっている。
【0028】上側ガイドプレート34は、前端縁および
後端縁にそれぞれ支持シャフト35,36を有し、また
側板3には前部側の部分に斜めに傾斜する長孔37が、
後部側の部分に水平な長孔38がそれぞれ形成され、上
側ガイドプレート34の前端縁の支持シャフト35の両
端部が前記斜めに傾斜する長孔37内に挿入され、後端
縁の支持シャフト36の両端部が前記水平の長孔38内
に挿入されている。
【0029】側板3の外面に設けられた連結板20の上
部には上下方向に長い長孔39が形成され、この長孔3
9内に前記水平の長孔38を貫通して側板3の外面側に
突出した前記支持シャフト36の両端部が挿入されてい
る。
【0030】図1ないし図4は、第2のコラム2内に太
径の筒状商品を収納するときの状態を示してあり、この
状態のもとでは、第2のコラム2の後部側のコラムレー
ル7における各支持シャフト18の端部が側板3に形成
されている前後方向に長い長孔19の後端部の位置に配
置しており、これにより前部側のコラムレール6と後部
側のコラムレール7との間の奥行幅が太径の筒状商品に
対応する広幅に保持されている。
【0031】また、連結シャフト23の端部はガイド孔
24の第1の垂直部24bの位置に配置し、これにより
後部側のコラムレール7の前後の動きが規制されてい
る。さらに、連結シャフト23の端部は、操作体27の
舌片29に形成されている切換え孔30の水平部30a
の後端部の位置[図8(イ)]に配置し、また操作体2
7の操作部としてのハンドル28が第1のコラム1の前
面に隣接する位置に配置している。
【0032】さらに、上側ガイドプレート34の前端縁
の支持シャフト35の端部は、側板3に形成されている
斜めの長孔37の上端部の位置に配置し、後端縁の支持
シャフト36の端部は側板3に形成されている水平な長
孔38の後端部の位置に配置し、これにより下側ガイド
プレート33と上側ガイドプレート34との間の間隔が
太径の筒状商品に対応する広幅に保持されている。
【0033】このような状態から第2のコラム2を細径
の筒状商品に適合させる場合には、まず操作体27を上
方に引き上げる。この操作は、最前列の第1のコラム1
の前面側において、操作体27の前面に形成されている
ハンドル28を手で握って行なう。
【0034】操作体27の引き上げに応じて、図8
(ロ)に示すように連結シャフト23の端部が相対的に
切換え孔30の水平部30aから第1の垂直部30bに
移行し、さらに操作体27が上方に移動することにより
第1の垂直部30b内の連結シャフト23が操作体27
と一体にガイド孔24の第1の垂直部24bに沿って上
方に移動し、そのガイド孔24の水平部24の後端部の
位置に達する。
【0035】連結シャフト23は連結板20に連結され
ており、したがって連結シャフト23が上方に移動した
ときには図5に示すように、連結シャフト23と一体に
連結板20が上方に移動する。この際、連結板20は上
下に長い長孔21を介して各フラップ10の支持シャフ
ト18およびガイドプレート34の支持シャフト36と
係合しているから、その各支持シャフト18、36に関
わりなく上方に移動する。
【0036】連結板20を上方に移動させた後には、操
作体27を前方に向けて水平に引き出す。この操作に応
じて、図8(ハ)に示すように切換え孔30の第1の垂
直部30b内に配置している連結シャフト23が操作体
27と一体的に前方に引き寄せられ、ガイド孔24の水
平部24aの後端側の端部の位置からその水平部24a
に沿って前端側の端部の位置に移動する。
【0037】連結シャフト23がガイド孔24の水平部
24に沿って前方に移動するときには、図6に示すよう
に、連結板20および支持シャフト18が長孔19に沿
って前方に移動する。すなわち第2のコラム2の後部側
のコラムレール7が前方に移動する。
【0038】このように、第2のコラム2の後部側のコ
ラムレール7が前方に移動することにより、第2のコラ
ム2の前部側のコラムレール6と後部側のコラムレール
7との間の奥行幅が細径の筒状商品に対応する狭幅とな
る。
【0039】また、この際、ガイドプレート34の後端
縁の支持シャフト36が長孔38に沿ってその後端部の
位置から前端部の位置に移動する。そしてこの支持シャ
フト36の移動によりガイドプレート34が前方に押し
動かされ、これに応じてガイドプレート34の前端縁の
支持シャフト35が斜めに傾斜する長孔37の上部側の
端部から下部側の端部に移動し、これにより上側のガイ
ドプレート34の全体が下方に移動してこの上側のガイ
ドプレート34と下側のガイドプレート33との間の幅
が細径の筒状商品に対応する狭幅となる。
【0040】この後、操作体27を下方に引き下げる。
この引き下げに応じて、図8(ニ)に示すように連結シ
ャフト23の端部が相対的に切換え孔30の第1の垂直
部30bから水平部30aの後端部に移行し、さらに操
作体27が下方に移動することにより水平部30内の連
結シャフト23が操作体27と一体にガイド孔24の第
2の垂直部24cに沿って下方に移動してその下端の位
置に定置する。
【0041】そして連結シャフト23がガイド孔24の
第2の垂直部24cの下端の位置に定置することによ
り、図7に示すように前方に移動した前記コラムレール
7の前後の動きが規制される。
【0042】連結シャフト23をガイド孔24の第2の
垂直部24cの下端の位置に配置させた後には、操作体
27を後方に押し込む。この操作の際には、連結シャフ
ト23が図8(ホ)に示すように相対的に切換え孔30
の水平部30aの後端側の端部の位置から前端側の端部
の位置に移動する。
【0043】操作体27を後方に押し込んだ後には、操
作体27を下方に引き下げる。この引き下げにより連結
シャフト23が図8(ヘ)に示すように相対的に切換え
孔30の第2の垂直部の上端の位置に移行し、これによ
り操作体27の前後の動きが規制される。
【0044】以上の操作により、第2のコラム2の奥行
幅を太径の筒状商品に対応する広幅の状態から細径の筒
状商品に対応する狭幅の状態に切換える作業工程が完了
する。そしてこの作業の際には、上述のように最前列の
第1のコラム1の前面側において操作体27を操作すれ
ばよく、このためコラム1,2の左右側に余裕のスペー
スがなくても、容易に円滑に最前列のコラム1の奥側に
配置する第2のコラム2の奥行幅を切換えて変更するこ
とができる。
【0045】そして操作体27の操作により、第2のコ
ラム2の後部側のコラムレール7を前方に移動させて奥
行幅を狭幅に切換えたときにも、その操作後に操作体2
7を後方に押し込んでその操作体27の前面のハンドル
28を最前列の第1のコラム1の前面に隣接して配置さ
せることができ、つまり操作体27が最前列の第1のコ
ラム1の前方に突出することがなく、したがってキャビ
ネットAの前面の開閉扉Bの閉じ合わせに何ら支障が生
じることがない。
【0046】また、第2のコラム2の後部側のコラムレ
ール7を前方に移動させて奥行幅を狭幅に切換えたとき
には、これに応じて上側のガイドプレート34を下側の
ガイドプレート33に接近させてその上側のガイドプレ
ート34と下側のガイドプレート33との間の幅を細径
の筒状商品に対応する狭幅に自動的に設定することがで
き、したがって第2のコラム2の奥行幅を細径の筒状商
品に対応する状態に切換えたときには、そのコラム2内
に太径の筒状商品を投入することが困難となり、これに
より商品の誤投入を防止することができる。
【0047】なお、第2のコラム2の奥行幅を細径の筒
状商品に対応する狭幅の状態に設定した後に、再びその
コラム2の奥行幅を太径の筒状商品に対応する広幅に切
換える際には、前述の逆順の作業手順でコラム2の後部
側のコラムレール7を後方に移動させることによりその
切換えを達成することができる。
【0048】そしてこの場合においても、最前列の第1
のコラム1の前面側において操作体27を操作すればよ
く、したがって容易に円滑にその切換えの操作を行な
え、またその切換えの操作後に操作体27を後方に押し
込んでその操作体27の前面のハンドル28を最前列の
第1のコラム1の前面に隣接して配置させることができ
る。
【0049】また、第2のコラム2の後部側のコラムレ
ール7を後方に移動させて奥行幅を広幅に切換えたとき
には、これに応じて上側のガイドプレート34が下側の
ガイドプレート33から離れる方向に移動してその上側
のガイドプレート34と下側のガイドプレート33との
間の幅が太径の筒状商品に対応する広幅に自動的に設定
され、これにより広幅に切換えた第2のコラム2内への
太径の筒状商品の投入が可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
最前列のコラムの前面部においてその最前列の奥側に配
置するコラムに対する奥行幅の変更の操作を容易にかつ
円滑に行なうことができる。
【0051】そして特に請求項2の発明においては、そ
の奥行幅の変更状態に関わりなく、常に操作体の操作部
を最前列のコラムの前面部に隣接して配置させておくこ
とができ、したがって開閉扉の閉じ合わせに何ら支障が
生じることがない。
【0052】また、請求項3の発明においては、奥側の
コラムの奥行幅を切換えたときには、それに応じて商品
投入用の上側のガイドプレートと下側のガイドプレート
との間の幅をその切換えに対応する幅に自動的に設定す
ることができ、したがってそのコラムに対する商品の誤
投入を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る自動販売機の商品
収納装置を示す平断面図。
【図2】その商品収納装置の側面図。
【図3】その商品収納装置の正面図。
【図4】その商品収納装置の内部構造を示す構成図。
【図5】その商品収納装置の第2のコラムの奥行幅を切
換えるときの動作の第1段階を示す説明図。
【図6】同じく第2段階を示す説明図。
【図7】同じく第3段階を示す説明図。
【図8】第2のコラムの奥行幅を切換えるときの連結シ
ャフトとガイド孔と切換え孔との位置関係の変化を順に
示す説明図。
【符号の説明】
1…最前列の第1のコラム 2…奥側の第2のコラム 3…側板 6…前部側のコラムレール 7…後部側のコラムレール 14…投入口 18…支持シャフト 19…長孔 20…連結板 21…長孔 23…連結シャフト 24…ガイド孔 27…操作体 28…ハンドル 30…切換え孔 33…下側のガイドプレート 34…上側のガイドプレート 37…長孔 38…長孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビネット内の最前列およびその奥側に
    それぞれ筒状商品を積層して収納するコラムが配置し、
    これらコラムは一対の側板間に前後に相対向して配置す
    る前部側および後部側の一対のコラムレールを設けてな
    り、前記奥側のコラムは後部側のコラムレールが収納す
    る筒状商品の外径の大きさに応じて前後方向に移動可能
    となっている自動販売機の商品収納装置において、 前記奥側のコラムの後部側のコラムレールを手動による
    操作で前後に移動させる操作体を有し、この操作体の手
    掛け用の操作部が前記最前列のコラムの前面部に配置さ
    れていることを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
  2. 【請求項2】操作体の操作部は最前列のコラムの前面部
    に隣接して配置し、この操作部を介して操作体を前方に
    引き出す操作により奥側のコラムの後部側のコラムレー
    ルを前方に移動させることが可能で、かつその前方に移
    動させた後部側のコラムレールをその位置に保持したま
    ま前記操作体を後方に押し込んでその操作部を最前列の
    コラムの前面部に隣接させることが可能となっているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の商品収納
    装置。
  3. 【請求項3】奥側のコラムの上部には、最前列のコラム
    の前面側からその奥側のコラム内に筒状商品を導入させ
    る互いに対向した下側のガイドプレートおよび上側のガ
    イドプレートが設けられ、前記上側のガイドプレートが
    奥側のコラムにおける後部側のコラムレールの前後の移
    動に連動して下側のガイドプレートとの間の幅を変化さ
    せることを特徴とする請求項1または2に記載の自動販
    売機の商品収納装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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