JP2002024908A - 払込帳票の自動受付処理方法および自動取引装置 - Google Patents

払込帳票の自動受付処理方法および自動取引装置

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JP2002024908A
JP2002024908A JP2000207064A JP2000207064A JP2002024908A JP 2002024908 A JP2002024908 A JP 2002024908A JP 2000207064 A JP2000207064 A JP 2000207064A JP 2000207064 A JP2000207064 A JP 2000207064A JP 2002024908 A JP2002024908 A JP 2002024908A
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JP2000207064A
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Norito Ikeda
憲人 池田
Shigeru Uchino
茂 内野
Masayoshi Nonaka
正好 野中
Kenichi Fujie
健一 藤江
Masayuki Seki
正之 関
Takehiro Yamaoka
武宏 山岡
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Hitachi Ltd
Sanwa Bank Ltd
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Hitachi Ltd
Sanwa Bank Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動取引装置による払込帳票の自動受付処理
にて顧客による操作回数を削減し、利便性を向上させ
る。 【解決手段】 ATM(現金自動取引装置)等において
公共料金等の払込帳票を決済処理する際に、通常の顧客
認証の後、一回だけ顧客に払込帳票の大まかな分類を指
定させ(ステップS7、ステップS8)、顧客が払込帳
票をATMに挿入した後(ステップS9、ステップS1
0)、払込帳票の特徴情報の読み取りを行い(ステップ
S11、ステップS12)、顧客が指定した分類の払込
帳票群に候補を絞りこんだ後に特徴情報と突き合わせる
ことで高速かつ短時間に払込帳票の自動識別を実行し、
多種多様な払込帳票の候補の中から目的の払込帳票を短
時間に特定して、顧客による操作回数や待ち時間を削減
しつつ、ATMによる払込帳票の自動受付による決済処
理の効率化を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、払込帳票の自動受
付処理技術および自動取引技術に関し、特に、ATM
(現金自動取引装置)等の自動取引装置における諸税公
課や公共料金の決済処理等に適用して有効な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在では、各種公共料金等のオンライン
による自動口座振り替えによる決済が広く普及している
が、依然として、金融機関の窓口への払込帳票の持ち込
みによる決済も多い。また、国や地方公共団体等に対す
る諸税公課の納付は、金融機関の窓口への払込帳票の持
ち込みによる決済が主である。
【0003】このような各種公共料金等の払込帳票の持
ち込みによる決済を効率化すべく図1(b)に示される
ような参考技術によるATMを用いた決済が考えられ
る。
【0004】すなわち、諸税公課の納付等において、利
用者が払込帳票等を見ながら、納付先の役所の地域(都
道府県)、市町村名、税目、等の項目を逐次、ATMの
操作画面から選択することにより、候補の帳票名を表示
させ、最終的に目的の帳票を利用者に選択させるもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のAT
Mを利用する参考技術の方法では、候補の払込帳票にた
どり着くまでの多数の選択項目のほとんどを利用者が入
力しなければならず、利用者の操作回数が多く、利便性
が低い、という技術的課題がある。
【0006】また、候補の帳票選択時においても、類似
した帳票名があった場合、判断に迷う結果となり操作性
の低下や操作時間の増大を生じる懸念がある。
【0007】また、利用者が多数の選択操作をした挙げ
句、目的の払込帳票が未登録の場合もあり、顧客サービ
ス上好ましくない結果となる。
【0008】本発明の目的は、自動取引装置を利用した
払込帳票の自動受付処理における顧客の操作回数および
操作時間、待ち時間を短縮することで、顧客の利便性向
上を実現することにある。
【0009】本発明の他の目的は、顧客に無駄な操作を
強いることなく、自動取引装置を利用した払込帳票の自
動受付処理を的確に行うことにある。
【0010】本発明の他の目的は、自動取引装置を利用
した払込帳票の自動受付処理による金融機関の事務処理
量の削減と顧客の利便性向上とを両立させることにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ATM等の自
動取引装置内に予め払込帳票を特定するための特徴を定
義した定義情報を登録しておき、顧客が挿入した払込帳
票の特徴情報を読取り、定義情報と照合することによ
り、顧客の最小限の操作にて目的の払込帳票を的確に選
び出して、決済を行うものである。その際、顧客に払込
帳票の大まかな種別を1回だけ指定させ、複数の払込帳
票の定義情報を特定の範囲に絞り込んで照合すること
で、照合処理の高速化、所要時間の短縮を実現する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0013】図1(a)および(b)は、本発明の一実
施の形態である払込帳票の自動受付処理方法および自動
取引装置の作用の一例を、従来の参考技術と比較対照し
て示すフローチャート、図2は、本実施の形態の払込帳
票の自動受付処理方法および自動取引装置の作用の一例
を示すフローチャート、図3は、本実施の形態の払込帳
票の自動受付処理方法および自動取引装置の作用の一例
を示す概念図、図4は、本実施の形態における払込帳票
の体裁の一例を示す説明図、図5は、本実施の形態の自
動取引装置を含む決済システムの構成の一例を示す概念
図、図6は、本実施の形態の自動取引装置の構成の一例
を示す概念図、図7、図8、図9、図10は、本実施の
形態の自動取引装置の操作画面の一例を示す説明図であ
る。
【0014】本実施の形態では、自動取引装置の一例と
して、現金自動取引装置(ATM)に適用した場合を例
に採って説明を進める。
【0015】図5に例示されるように、本実施の形態の
ATM10は、金融機関の営業店や店舗外のコンビニエ
ンスストア等に設置され、情報ネットワーク20を介し
て、勘定処理等を行うセンタの上位システム30に接続
されて稼働する。
【0016】図6に例示されるよう、本実施の形態のA
TM10は、図示しないディスプレイやキーボード等の
ユーザインタフェースや、ATM全体の動作を制御する
図示しないコンピュータ、上位システム30との通信イ
ンタフェース等を備えた筐体14と、この筐体14に実
装された帳票機構部15等を含んでいる。
【0017】また、ATM全体の動作を制御する図示し
ないコンピュータには、後述の図1〜図3のような判別
処理にて払込帳票50の自動的な識別処理を行うソフト
ウェアが実装されている。
【0018】特に図示しないが、筐体14の内部には、
紙幣や硬貨の受け払い機構、キャッシュカード、通帳等
の処理機構が設けられており、現金の預け入れ、払い出
し、、振り込み、等のサービスが可能になっている。
【0019】帳票機構部15は、帳票挿入口15a、受
領証受取口15b、カット部15c、イメージリード部
15d、印字部15e、捺印部15f、忘れ回収スタッ
カ15g、公金帳票スタッカ15h、等で構成されてい
る。
【0020】個々のATM10において、筐体14の内
部の図示しないコンピュータには、ディスク装置等の記
憶装置16が備えられ、後述の払込帳票50の自動識別
のための定義情報として、レイアウト定義データ11、
アプリケーション定義データ12、フォーマット定義デ
ータ13、等が格納されている。
【0021】そして、上述のような構成のATM10に
おいて、顧客40から帳票挿入口15aにセットされた
払込帳票50は、イメージリード部15dに搬送され
て、レイアウト定義データ11、フォーマット定義デー
タ13等を用いた後述のような帳票判別処理がなされた
後、アプリケーション定義データ12に従って、払込帳
票50の受領証部分等への印字部15eによる印字、捺
印部15fによる受領印の捺印が実行された後、カット
部15cの位置に逆送され、受領証部分等が切り離さ
れ、切り離された受領証部分等は、受領証受取口15b
に送られて顧客40に手渡され、払込帳票50の本体部
分は公金帳票スタッカ15hに搬送されて格納される。
【0022】なお、帳票挿入口15aや受領証受取口1
5bに置き忘れられた払込帳票50や受領証等は、忘れ
回収スタッカ15gに格納される。
【0023】図3に例示されるように、レイアウト定義
データ11は、帳票サイズ11−1aと帳票ID11−
1bと、分類フラグ11−1cとが対応付けられて格納
された帳票サイズデータ11−1と、帳票ID11−2
aとキーワード11−2b、当該キーワード11−2b
の読み取り位置を示す位置情報11−2c、等が対応付
けられて格納されたキーワードデータ11−2からな
る。
【0024】分類フラグ11−1cは、後述の納付書種
類選択画面G2にて顧客40が指定する払込帳票50の
大まかな分類(カテゴリ:「電気」、「ガス」、「電
話」、……、「水道」、……、「自動車税」、……等)
の各々毎に共通に付与されるフラグである。
【0025】アプリケーション定義データ12は帳票I
D12aと、当該帳票に対してなすべき処理を示すアプ
リケーション12bとが対応付けられて格納されてい
る。
【0026】フォーマット定義データ13は、帳票ID
13aと、当該帳票における目的データの格納位置等を
示すフォーマット13bとが対応つけて格納されてい
る。
【0027】図4は、本実施の形態のATM10にて処
理される払込帳票50の一例を示している。この図4の
例では、「固定資産税・都市計画税」の納付書を示して
おり、レイアウト定義データ11としては、縦の長さh
および横の長さwが帳票サイズ11−1aとして登録さ
れ、キーワード11−2bとして、払込帳票50の左上
隅から右下方向の横位置x、縦位置yの範囲の画像中の
特定文字列(この場合、“××××区役所”)が登録さ
れている。
【0028】アプリケーション定義データ12として
は、収納印の捺印位置、領収書カット位置(ミシン
目)、入金区分等の情報が設定されている。
【0029】フォーマット定義データ13としては、当
該納付書における納期限、納付金額、等の記載位置情報
が設定されている。
【0030】以下、本実施の形態の払込帳票の自動受付
処理方法および自動取引装置の作用の一例について説明
する。
【0031】まず、ATM10側の準備処理として、複
数の払込帳票50の各々に関する特徴を表した上述のよ
うなレイアウト定義データ11、アプリケーション定義
データ12、フォーマット定義データ13等の定義情報
を予め登録しておく。この登録操作は、ATM10の営
業開始前、あるいは営業中等の任意の契機で、上位シス
テム30から情報ネットワーク20を介して各ATM1
0にダウンロードして行うことができる。
【0032】このような準備処理の後、ATM10は、
図7のような初期画面G1を表示して顧客40を待つ
(ステップS1)。顧客40は、初期画面G1を見て、
たとえば「税・公金各種払込」のメニューを選択すると
(ステップS2)、ATM10は図示しないカード挿入
画面を顧客40に提示し(ステップS3)、顧客40は
キャッシュカードをATM10に挿入し(ステップS
4)、ATM10はさらに図示しない暗証番号入力画面
を顧客40に提示し(ステップS5)、顧客40は暗証
番号を入力する(ステップS6)。なお、ここまでは、
本実施の形態の場合と、従来の参考技術の場合に共通の
ATM10における一般的なメインメニューの選択およ
び顧客40を認証するための操作であり、図1の(a)
および(b)では省略されている。
【0033】この後、本実施の形態の場合には、ATM
10は、図8に例示される納付書種類選択画面G2を顧
客40に提示し(ステップS7)、本実施の形態の場
合、顧客40は、図4に例示した払込帳票50(「固定
資産税・都市計画税」の納付書)に対応した「固定資産
税」を選択し(ステップS8)、ATM10は、図9の
納付書挿入画面G3を顧客40に提示し(ステップS
9)、顧客40は、図4例示される払込帳票50をAT
M10の帳票挿入口15aにセットする(ステップS1
0)。
【0034】ATM10は、帳票を取込むと、帳票サイ
ズ(h,w)等の寸法を計測した後(ステップS1
1)、イメージリード部15dに搬送して払込帳票50
の特定領域からキーワード(図4の払込帳票50の例で
は、“××××区役所”)等の特徴データを読取るとと
もに、画像データを記憶装置16に保存する(ステップ
S12)。
【0035】その後、読取った特徴データによりATM
10内のレイアウト定義データ11、アプリケーション
定義データ12、フォーマット定義データ13等の定義
情報と突合わせて払込帳票50の種別を自動的に確定す
る(ステップS13、ステップS14)。
【0036】この際、図3に例示されるように、ステッ
プS8で顧客40が指定した大まかな納付書種類(この
場合、「固定資産税」)に対応した分類フラグ11−1
cと、払込帳票50の帳票サイズ11−1aにて、該当
する帳票ID群(すなわち帳票種別)を絞り込んだ後、
読み取ったキーワード(この場合“××××区役所”)
にて当該帳票ID群に対応するキーワード11−2bの
中をサーチして該当する帳票ID(“××××区役所”
に固有な書式を持つ「固定資産税・都市計画税」の払込
帳票50)を特定するので、顧客40に煩雑な細目を指
定させることなく、目的の払込帳票50を特定する操作
が短時間で済む。
【0037】こうして、払込帳票50の帳票IDが特定
されると、当該帳票IDをキーとしてフォーマット定義
データ13をサーチして、文字認識すべき金額、納期限
欄等の位置や文字の種類を特定して、たとえば光学文字
認識(OCR)技術にて、金額や納期限等の情報を読み
取る(ステップS15)。
【0038】そして、ATM10は、図10に例示され
る払込内容確認画面G4を顧客40に提示し、そのイメ
ージデータ表示エリアに、読み取った払込帳票50の画
像を表示しつつ確認を求め(ステップS16)、顧客4
0の確認操作にて(ステップS17)、上位システム3
0に対する勘定処理(口座引落し処理)(ステップS1
8)が実行される。
【0039】その後、当該帳票IDをキーとしてアプリ
ケーション定義データ12をサーチして、当該帳票ID
の払込帳票50に固有の領収印の捺印位置や、受領証の
切り取り位置等を特定し、捺印部15fにおける領収印
の押印およびカット部15cにおける受領証部分の切り
離し、等を行い、払込帳票50を公金帳票スタッカ15
hに収納するとともに、切り離された捺印済の受領証を
受領証受取口15bに送出し(ステップS19)、他の
払込帳票50を連続処理するか否かを、図示しない連続
払込選択画面を顧客40に提示して確認する(ステップ
S20)。
【0040】ステップS20で連続取引でない場合に
は、ATM10は、ステップS1に戻って初期画面G1
を表示し、顧客40は、受領証受取口15bから受領証
や明細表等を受取り(ステップS21、ステップS2
2)、さらに、キャッシュカードを受け取る(ステップ
S23)。
【0041】ステップS20で連続取引の場合は、AT
M10はステップS5以降を反復し、顧客40は、受領
証受取口15bから受領証や明細表等を受取り(ステッ
プS21、ステップS22)、ステップS6以降の操作
を反復する。
【0042】以上説明したように、本実施の形態の払込
帳票の自動受付処理方法および自動取引装置によれば、
顧客40に納付書種類選択画面G2のような大まかな選
択項目を提示して、実質的に一回の選択操作だけで、A
TM10にて払込帳票50の種別を自動的に認識して処
理するので、顧客40による各種帳票項目の指定操作回
数や所要時間が大幅に削減され、ATM10における払
込帳票50の払込処理での顧客40の利便性が大幅に向
上する。
【0043】また、ATM10側では、顧客40に納付
書種類選択画面G2のような大まかな選択項目提示し
て、実質的に一回の選択操作だけで、払込帳票50の種
別を少数に絞り込むことができ、多種多様な払込帳票5
0の自動識別を、より少ない負荷や所要時間(すなわち
顧客待ち時間)にて実現できる、という利点がある。
【0044】また、処理過程で顧客40に多種多様な項
目の選択を強いることがなく、顧客40による操作や選
択での錯誤等もなくなり、正確で的確な払込帳票50に
よる払込処理が可能になる。
【0045】さらに、顧客40に多数の入力操作をさせ
た挙げ句、処理に失敗する等の事態も発生せず、顧客に
無駄な操作を強いることなく、自動取引装置を利用した
払込帳票の自動受付処理を的確に行うことが可能にな
る。
【0046】以上の結果、本実施の形態のATM10を
利用した払込帳票50の自動受付処理により、金融機関
の事務処理量の削減と顧客40の利便性向上とを両立さ
せることが可能になる。また、ATM10による払込帳
票50の処理における顧客40の利便性向上により、本
実施の形態のATM10を採用する金融機関での集客力
の向上に寄与できる。
【0047】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0048】たとえば、稼働時期や稼働時間帯等に応じ
て、ATM10の納付書種類選択画面G2の最初の画面
に表示される選択項目として、当該時期や時間帯で利用
頻度のより高いと予想される項目を優先して表示するよ
うに、表示状態を変化させるようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明の払込帳票の自動受付処理方法に
よれば、自動取引装置を利用した払込帳票の自動受付処
理における顧客の操作回数および操作時間や待ち時間を
短縮することで顧客の利便性向上を実現することができ
る、という効果が得られる。
【0050】本発明の払込帳票の自動受付処理方法によ
れば、顧客に無駄な操作を強いることなく、自動取引装
置を利用した払込帳票の自動受付処理を的確に行うこと
ができる、という効果が得られる。
【0051】本発明の払込帳票の自動受付処理方法によ
れば、自動取引装置を利用した払込帳票の自動受付処理
による金融機関の事務処理量の削減と顧客の利便性向上
とを両立させることができる、という効果が得られる。
【0052】本発明の自動取引装置によれば、自動取引
装置を利用した払込帳票の自動受付処理における顧客の
操作回数および操作時間や待ち時間を短縮することで、
顧客の利便性向上を実現することができる、という効果
が得られる。
【0053】本発明の自動取引装置によれば、顧客に無
駄な操作を強いることなく、自動取引装置を利用した払
込帳票の自動受付処理を的確に行うことができる、とい
う効果が得られる。
【0054】本発明の自動取引装置によれば、自動取引
装置を利用した払込帳票の自動受付処理による金融機関
の事務処理量の削減と顧客の利便性向上とを両立させる
ことができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は、本発明の一実施の形態
である払込帳票の自動受付処理方法および自動取引装置
の作用の一例を、従来の参考技術と比較対照して示すフ
ローチャートである。
【図2】本発明の一実施の形態である払込帳票の自動受
付処理方法および自動取引装置の作用の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の一実施の形態である払込帳票の自動受
付処理方法および自動取引装置の作用の一例を示す概念
図である。
【図4】本発明の一実施の形態である自動取引装置にて
処理される払込帳票の体裁の一例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態である自動取引装置を含
む決済システムの構成の一例を示す概念図である。
【図6】本発明の一実施の形態である自動取引装置の構
成の一例を示す概念図である。
【図7】本発明の一実施の形態である自動取引装置の操
作画面の一例を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施の形態である自動取引装置の操
作画面の一例を示す説明図である。
【図9】本発明の一実施の形態である自動取引装置の操
作画面の一例を示す説明図である。
【図10】本発明の一実施の形態である自動取引装置の
操作画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10…ATM(自動取引装置)、11…レイアウト定義
データ、11−1…帳票サイズデータ、11−1a…帳
票サイズ、11−1b…帳票ID、11−1c…分類フ
ラグ、11−2…キーワードデータ、11−2a…帳票
ID、11−2b…キーワード、11−2c…位置情
報、12…アプリケーション定義データ、12a…帳票
ID、12b…アプリケーション、13…フォーマット
定義データ、13a…帳票ID、13b…フォーマッ
ト、14…筐体、15…帳票機構部、15a…帳票挿入
口、15b…受領証受取口、15c…カット部、15d
…イメージリード部、15e…印字部、15f…捺印
部、15g…忘れ回収スタッカ、15h…公金帳票スタ
ッカ、16…記憶装置、20…情報ネットワーク、30
…上位システム、40…顧客、50…払込帳票、G1…
初期画面、G2…納付書種類選択画面、G3…納付書挿
入画面、G4…払込内容確認画面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内野 茂 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所金融システム事業部内 (72)発明者 野中 正好 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所金融システム事業部内 (72)発明者 藤江 健一 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所金融システム事業部内 (72)発明者 関 正之 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所金融システム事業部内 (72)発明者 山岡 武宏 東京都千代田区大手町1−1−1 株式会 社三和銀行内 Fターム(参考) 3E040 AA06 BA07 CB04 EA01 5B055 BB03 CB10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の払込帳票の各々に特有な特徴を定
    義情報として自動取引装置に登録する第1ステップと、 顧客から前記自動取引装置に任意の前記払込帳票を受け
    入れる第2ステップと、 前記自動取引装置にて前記払込帳票から特徴情報を読み
    取る第3ステップと、 前記定義情報と前記特徴情報とを突き合わせて前記払込
    帳票の種別を特定する第4ステップと、 前記払込帳票の種別に応じた決済処理を行う第5ステッ
    プと、 を含むことを特徴とする払込帳票の自動受付処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の払込帳票の自動受付処理
    方法において、前記第2ステップでは、受け入れた前記
    払込帳票に関する大まかな分類情報を1回だけ前記顧客
    に入力させ、前記第4ステップでは、前記分類情報に基
    づいて前記定義情報を絞り込んだ後に前記特徴情報と突
    き合わせることを特徴とする払込帳票の自動受付処理方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の払込帳票の自動
    受付処理方法において、前記第1ステップでは、情報ネ
    ットワークを介して前記自動取引装置が接続される上位
    装置から前記定義情報をダウンロードすることで、前記
    定義情報の更新が行われることを特徴とする払込帳票の
    自動受付処理方法。
  4. 【請求項4】 払込帳票の受け入れ手段と、複数の前記
    払込帳票の各々に特有な特徴を示す定義情報が格納され
    る記憶手段と、前記受け入れ手段から取り込まれた前記
    払込帳票から特徴情報を読み取り、当該特徴情報と前記
    定義情報とを照合することで前記払込帳票の種別を特定
    する払込帳票弁別手段と、前記払込帳票の種別に応じた
    決済処理を行う決済手段と、を含むことを特徴とする自
    動取引装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の自動取引装置において、
    顧客による前記払込帳票の大まかな分類情報の入力を行
    うためのユーザインタフェースを備えたことを特徴とす
    る自動取引装置。
JP2000207064A 2000-07-07 2000-07-07 払込帳票の自動受付処理方法および自動取引装置 Pending JP2002024908A (ja)

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