JP2002024691A - 広告情報放送方法、広告付属データ記憶方法並びに広告情報放送受信装置及び送信装置 - Google Patents

広告情報放送方法、広告付属データ記憶方法並びに広告情報放送受信装置及び送信装置

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JP2002024691A
JP2002024691A JP2000208232A JP2000208232A JP2002024691A JP 2002024691 A JP2002024691 A JP 2002024691A JP 2000208232 A JP2000208232 A JP 2000208232A JP 2000208232 A JP2000208232 A JP 2000208232A JP 2002024691 A JP2002024691 A JP 2002024691A
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Satoshi Iimuro
聡 飯室
Takumi Okamura
巧 岡村
Takanori Eda
隆則 江田
Naoki Fujimatsu
直樹 藤松
Masaru Namiki
勝 南木
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Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放送CMに対して新たな付加価値を付与する。ま
た、広告の宣伝効果を従来の視聴率よりも確実に測る。 【解決手段】CM本体に付属し、かつ視聴者が所定のユー
ザ操作を行ったときにだけ受信装置内に記憶させること
を目的とした広告付属データを多重して放送する。受信
装置では、受信した広告付属データを未だ記憶していな
いときには(ステップS303)画面上に記憶を促すためのア
イコンボタンを表示し(ステップS304)、ユーザ操作を促
す。ユーザ操作が、特定のタイミングや、正しい選択肢
を選ぶなどの特定の条件を満たしたときにのみ(ステッ
プS309)、受信装置内に広告付属データを記憶する(ステ
ップS310)。また、記憶したデータが特定の達成条件を
満たした場合には(ステップS311)、達成時にのみ実行さ
れる特別な動作を実行する(ステップS312)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョンやラ
ジオなどの放送を利用して広告情報を配信する、広告情
報放送に関わり、特に、広告に付属するデジタルデータ
を広告情報の本体に多重して伝送する広告情報放送の送
信装置および受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビやラジオなどの放送は、従来のア
ナログ方式から、動画像や音声をデジタル信号によって
配信するデジタル方式へと急速に変わりつつある。
【0003】一般的なデジタル放送システムの概略を図
8に示すシステム構成図を用いて説明する。放送番組の
映像・音声信号は、ビデオテープなどの蓄積メディアや
他の衛星回線経由のリアルタイム信号として放送局側シ
ステム801に供給される。放送局側システム801内では、
供給された映像・音声信号がMPEG(Moving Picture Expe
rts Group)2エンコーダ802でデジタル圧縮され、多重化
部803で188バイト長のパケットから構成されるMPEG2ト
ランスポートストリームとなり、送信部804で限定受信
のためのスクランブルや、畳み込み符号化などの誤り訂
正処理、およびデジタル変調等を施されて放送信号とな
る。放送信号は、送信アンテナ805から出力され、衛星8
20を経由して放送される。
【0004】なお、MPEG2エンコーダ802と多重化部803
では数番組分の映像・音声信号をパケット多重化して1
本のMPEG2トランスポートストリームを構成する。ま
た、送信部804では、数十本のMPEG2トランスポートスト
リームを異なる周波数の放送信号として多重化する。以
上の多重化により、結果的には一つの放送局側システム
801から数十から数百チャンネル分の番組が多重された
信号が出力されるのが一般的である。
【0005】一方、一般家庭などの受信側システム850
では、受信アンテナ851で受信した放送信号は受信機856
に供給される。受信機856内では、受信部852、多重化分
離部853、およびMPEG2デコーダ854により、ビタビ復号
やデスクランブル、およびMPEG2デコード処理等が行わ
れて、元のひとつの番組の映像・音声信号がアナログTV
受像機855に対して出力される。
【0006】なお、このようなデジタル放送システムの
詳細は、例えば電気通信技術審議会諮問第74号答申(平
成7年7月)などに詳しく書かれている。また、現在は、
受信機856は、アナログTV受像機855から分離したアダプ
タ形式が主流であるが、将来的にはTV受像機と一体化し
た形態も多くなると予想される。
【0007】デジタル放送の利点としては、前述した多
チャンネル化の効果の他にも、デジタルデータとの親和
性が高いというメリットが挙げられる。例えば、図8の
多重化部803で処理するMPEG2トランスポートストリーム
には、MPEG2エンコードされた映像・音声データに加え
て、番組の詳細説明文字データや番組の放送予定デー
タ、グラフィックデータなどの各種のデジタルデータを
簡単に多重することができる。この仕組みを利用すれ
ば、大容量のデジタルデータ放送を実施することが可能
である。
【0008】また、デジタルデータ放送としては、これ
まで述べたような本格的なデジタル放送だけでなく、従
来のアナログ放送の隙間を利用して小容量のデジタルデ
ータを伝送して文字ニュースや字幕を放送する仕組みが
TVやFMラジオなどでも実施されており、既に定着しつつ
ある。
【0009】ところで、テレビなどの放送を利用して広
告情報を配信する、いわゆるCMによる広告情報放送は、
その宣伝効果が高く、商品等の広告主にとって重要な広
告媒体となっているとともに、その広告を請け負う放送
局にとっては、広告料が重要な収入源にもなっている。
そこで、上述したデータ放送の仕組みを使ってこれらの
広告情報放送の価値をさらに高めることが求められてい
る。
【0010】例えば特開平11−017633号公報には、広告
情報の本体である映像・音声に対して付随データを多重
化する次の2つの方法が述べられている。
【0011】(a)広告される商品またはサービスが対象
とする視聴者層を識別するターゲットIDを付加すること
により、視聴者が選択的に広告を視聴したり、あるいは
広告主が視聴者層を意識して効率的に広告を実施するこ
とができる方法。
【0012】(b)広告される商品またはサービスのより
詳細な説明や、詳細な説明へのリンク情報を付加するこ
とにより、視聴者による詳細情報の収集を容易にした
り、あるいは、広告主が広告の効果を正確に知ることが
できる方法。
【0013】このような付随データの多重化により、広
告情報放送の付加価値を高めている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、視聴者は繰り返し同じCMを視聴しているうち
に、やがてCMの内容に飽きてしまうという問題があっ
た。その結果、視聴者は番組がCMに変わると別のチャン
ネルを選局したり、一旦VTRなどに録画してCM部分を早
送りで飛ばして再生したりして、結果的にCMは視聴され
なくなる虞がある。あるいは、視聴されたとしても、CM
の間は家事等の別の仕事を同時に行なってCMに集中しな
いなど、結果的にCMの内容が視聴者に伝わらなくなる虞
もある。
【0015】いずれの場合においても、広告主の企業に
とっては、広告料金に見合うだけの効果が期待できない
という問題、あるいは、その結果として、請け負う広告
の数の減少もしくは単価の低下によって放送局の広告料
が減少するという問題が発生する。
【0016】また、広告の効果を測る手段として、番組
の視聴率を測定することがよく行われるが、視聴者が放
送に集中していなかった場合にも視聴率としてカウント
されるため、必ずしも実際の効果がわからないという問
題がある。
【0017】さらに、視聴者にとっては、CMを視聴する
ことは本来ならば、無料もしくは低料金の有料放送を享
受する代価として当然の義務といえるものであるが、し
かし、興味の無い商品のCMの視聴を繰り返し強いられる
ことは、支払うべき代価以上の苦痛として感じてしまう
可能性がある。また、広告主の企業がCMの効果を低く評
価し、放送局の広告料収入の低下を招いた場合は、結果
として、番組内容の質の低下によって、視聴者自身も影
響を被る。
【0018】これらの問題を解決するためには、CM自体
の持つ情報としての価値の他に、何らかの付加価値を付
与することによって、視聴者にアピールすることが考え
られる。しかしながら、従来の方法では、このような付
加価値の付与を行う仕組みにはなっていないため容易で
はない。そこで、例えば商品の購入と連動したプレゼン
トキャンペーンの告知を行うなどの単純な方法にとどま
っていた。
【0019】また、前述の特開平11−017633号公報に示
された広告情報放送方法では、ターゲットIDの付加によ
り、視聴者が全く興味のない商品CMの視聴を強制される
可能性は少なくなるが、同じ内容のCMの視聴を繰り返し
強いられる問題は解消されない。また、広告主ができる
だけ広告対象を広くカバーしようと試みた場合は、結果
としてターゲットIDの付加の効果があまり得られないと
いうことになる。
【0020】また、同じく特開平11−017633号公報に示
された広告情報放送方法では、詳細な説明もしくは説明
へのリンクの付加によって、商品に興味を抱いた視聴者
に対する宣伝効果を高めることはできるが、例えば日常
生活品や食料品などのように、特に複雑な説明を要しな
い商品の場合には、視聴者が詳細説明の収集という行動
を自発的にとることを期待するのが難しいという問題が
ある。
【0021】したがって、本発明は、CMに対して新たな
付加価値を加えることを容易にする仕組みを提供し、こ
れによって視聴者が同じ内容のCMに飽きることを防止
し、強制的にCMを視聴させられているといった苦痛感を
低減することを目的とする。
【0022】また、視聴者にむしろ積極的な姿勢でCMを
視聴してもらうことによって広告の宣伝効果を高め、広
告主の支払う広告料に見合った効果を得ることを目的と
する。
【0023】また、従来の視聴率よりも確実に広告の宣
伝効果を測る手段を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、映像、あるいは音声
から成る広告情報本体に対して、他のデジタルデータを
多重化することが可能な広告情報放送方式において、広
告情報本体に付属し、かつ視聴者が所定のユーザ操作を
行ったときにだけ受信装置に記憶させることを目的とし
た広告付属データと、それを記憶させるための条件を規
定したデータを本体の広告情報に多重化して伝送する方
式としている。本発明によれば、広告付属情報を受信装
置に記憶させるというユーザの行為に対して、本体の広
告情報と連動、あるいは独立して成立する付加価値を付
与することが可能となる。従って、ユーザとしては従来
よりも積極的に広告情報放送を視聴する理由となり、ま
た、広告主としては、本体の広告情報の宣伝効果が向上
するという効果が期待できる。
【0025】さらに、請求項3に記載の発明では、受信
装置において広告付属データの記憶が可能である旨をユ
ーザに通知してユーザの操作入力を促す表示を行うか否
かの判定条件が、これまでに受信装置内に記憶してきた
広告付属データの量や種類によって影響を受けるような
方式とすることで、広告付属情報の付加価値をより高め
ることを可能としている。
【0026】さらに、請求項5乃至請求項6に記載の発
明では、受信装置内に記憶された広告付属データが所定
の記憶達成度の条件を満たした場合に、受信装置に特別
な動作を行わせしめる方式とすることで、広告付属情報
の付加価値をより高めることを可能としている。
【0027】また、請求項7乃至請求項13に記載の発
明では、前述の請求項1乃至請求項6に記載の放送方式
における受信装置の構成方法を示したものである。
【0028】特に請求項8乃至請求項9に記載の発明で
は、受信装置本体から分離可能なモジュール内に広告付
属情報を記憶させることによって、記憶した広告付属情
報を各家庭から持ち出すことが可能な構成方法としてい
る。本発明によれば、広告付属情報と連動した別のサー
ビスを実施することが容易となり、その結果、広告付属
情報の付加価値をより高めることを可能としている。
【0029】また、請求項14乃至請求項14に記載の
発明では、前述の請求項1乃至請求項6に記載の放送方
式を受信して広告付属情報を記憶するための方法を示し
たものである。
【0030】また、請求項18乃至請求項21に記載の
発明では、前述の請求項1乃至請求項6に記載の放送方
式における送信装置の構成方法を示したものである。
【0031】特に請求項19に記載の発明では、本体の
広告情報に多重する広告付属データとして複数のデータ
を用意し、この中から選択して送信を行う構成方法とし
ている。本発明によれば、少数の広告情報本体に対し
て、多様な広告付属情報を連動させることが可能とな
り、広告付属情報の付加価値をより高めることができ
る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を基
にして説明する。
【0033】図1乃至図3は、本発明による広告情報放
送の第1の実施例に関わり、図1は受信装置の構成を示
すブロック図、図2は送信される広告付属データのフォ
ーマット、図3は図1の受信装置の制御手順の主要部を
示すフローチャートである。本実施例では、広告主であ
る企業が例えば2ヶ月間にわたる視聴者へのプレゼント
キャンペーンを企画した状況を想定している。このキャ
ンペーンでは、視聴者は、1週間毎に更新される一連のC
M(合計8本)を欠かさず視聴した場合に限り、広告主から
何らかの景品が贈られるものとする。
【0034】図1の受信装置において、図示しない放送
局側からの放送信号はアンテナ101で受信されて受信部1
02に供給され、トランスポンダの選択やQPSKディジタル
復調、およびビタビ復号化やリードソロモンエラー訂正
復号などによって放送局側で送り出した元のMPEG2トラ
ンスポートストリームとなる。このMPEG2トランスポー
トストリームには、広告情報の本体である映像と音声が
MPEG2圧縮エンコードされて多重化されており、多重化
分離部103で分離され、MPEGデコーダ104でアナログTV信
号に復号されてTV受像機110で再生される。
【0035】一方、多重化分離部103では、受信したMPE
G2トランスポートストリームに多重化されている広告付
属データを分離して取り出し、制御部106に渡す。制御
部106では、広告付属データ内の情報に基づき、OSD(On
Screen Display)部107、ユーザ操作入力部108、および
ユーザ操作入力部108を介して入力されるリモコン109の
操作情報等を制御・利用してユーザとの対話を行い、特
定の条件が成立した場合は、メモリ105内に多重化分離
部103で分離した広告付属データを記憶する。メモリ105
は、ICカードのような受信装置本体から取り外し可能な
モジュールの中に設けても構わない。
【0036】制御部106の動作について、図2に示すデ
ータフォーマットおよび図3に示すフローチャートを用
いて、詳細に説明する。
【0037】まず、ステップS301において、受信してい
る広告情報に付加された広告付属データの有無を判別
し、広告付属データが存在しない場合は処理を終了す
る。一方、広告付属データが存在した場合は、ステップ
S302で、対応する記憶済みのデータがメモリ105から読
み出される。
【0038】ステップS301およびステップS302の処理
は、図2に示す広告付属データのフォーマット内の各情
報を利用して実行される。図2において、200はMPEG2ト
ランスポートストリームにおけるタグ形式を有する広告
付属データタグとして構成されており、例えば広告情報
本体に関連付けられたEIT(Event Information Table)内
に含まれているものとする。
【0039】201乃至204の各フィールドからなるヘッダ
部210は、多重化分離装置103および制御部106が、目的
の広告付属データを取り出すための情報である。広告付
属データタグID 201は、このEIT内の他のタグから、広
告付属データタグ200全体を区別するためのIDとして設
けられている。多重化分離部103において、広告付属デ
ータタグID 201と次の広告付属データタグ長202の情報
を利用することにより、広告付属データタグ200を取り
出すことができる。このときステップS301において、広
告付属データが存在すると判断される。
【0040】広告主ID 203は、他の広告主によって実施
される同様のプレゼントキャンペーン用の広告付属デー
タとの区別のために設けられている。また、キャンペー
ン番号204は、同一の広告主が別の時期に実施予定、あ
るいは実施済みの他のキャンペーンとの区別のために設
けられている。ステップS302では、これらの情報を利用
して、メモリ105の中を検索し、対応する記憶済みデー
タを読み出す。
【0041】ステップS303では、読み出された記憶済み
データと、受信した広告付属データ内の識別ビットパタ
ーン205を比較することにより、受信した広告付属デー
タが既に記憶済みか否かを判定する。
【0042】識別ビットパターン205は、本発明におい
て受信装置が記憶すべきデータそのものであり、本実施
例においては、キャンペーン期間中に放送される8種類
のCMそれぞれを識別するための8ビットのフラグパター
ンとして構成される。第1週のCMにはビット0、第2週に
はビット1、...、第8週にはビット8がそれぞれ対応し、
8ビットのうちの何れか1ビットのみが値1であり、他の
ビットは値0であるようになっている。受信装置内のメ
モリ105には、識別ビットパターン205と同じ形式のデー
タ格納場所が用意されており、後述する記憶条件の成否
判定(ステップS309)によって広告付属データの記憶が許
可された場合は、識別ビットパターン205の値をビット
論理和(OR演算)して記憶する(ステップS310)。
【0043】ステップS303では、記憶した値と受信した
広告付属データの識別ビットパターン205の値とのビッ
ト論理積(AND演算)の値が値0であることによって、受信
した広告付属データが未入手であることを判別する。既
に入手済みであれば処理を終了する。未入手であれば、
ステップS304に進んでOSD107を制御して記憶ボタンアイ
コンを表示し、データの記憶が可能であることをユーザ
に知らせる。
【0044】この例ではOSD107に表示される記憶ボタン
アイコンはあらかじめ受信装置内に用意されたものであ
るが、広告付属データタグ200内に、説明文章やアイコ
ンデータ等を格納するフィールドを設けて、この内容を
ステップS304で表示するように構成することも可能であ
る。
【0045】ステップS305では、続くステップS306でユ
ーザから入力される操作の成否を判定するための条件を
用意する。本実施例においては、入力開始時刻206、お
よび入力終了時刻207によって定義されるユーザ操作入
力制限期間内に、ユーザがリモコン109上の決定ボタン
を押下した否かをもってこの成否判定条件としている
が、この他にも、広告付属データタグ200内で複数の選
択肢データと正解データを伝送して視聴者に正解を選ば
せるようにしたり、BML(Broadcast Markup Language)言
語によって記述された成否判定プログラムコードを伝送
して、これを実行するようにしても構わない。
【0046】ステップS306とステップS307で構成される
ループ処理によって、CMの終了までの間にユーザ操作の
入力を待つ。有効な入力がなければステップS308に進
み、ステップS304でOSD107に表示していた記憶ボタンア
イコンを消去して処理を終える。一方、ユーザ操作の入
力があった場合には、ステップS309に進み、ステップS3
05で準備しておいた成否判定条件に従ってユーザ操作を
判定する。成功と判定した場合にはステップS310に進
み、受信した識別ビットパターン205の値を、メモリ105
内に記憶済みのデータにビット論理和(OR演算)して新た
に記憶する。
【0047】ステップS311では、記憶済みのデータと、
達成ビットパターン208の値を比較して、記憶達成度を
判定する。本実施例のプレゼントキャンペーンでは、8
種類のCMをすべて視聴することが景品取得のための達成
条件であるから、達成ビットパターン208の値は8ビット
とも値1を送信し、ステップS311では記憶済みの値と達
成ビットパターンのビット論理積(AND演算)の結果が達
成ビットパターンに一致することを判定すればよい。
【0048】ステップS311で記憶達成と判定された場合
はステップS312に進み、記憶達成時の特別動作を実行す
る。本実施例では、電話番号209に示される広告センタ
(図示せず)に対してモデム111を介して接続し、視聴者
固有の受信端末番号などのデータを伝送する。これによ
り、広告センタでは、8種類のCMすべてを視聴した視聴
者を特定し、景品の郵送などを行う。
【0049】また、ステップS309で失敗と判定した場合
には、ステップS306乃至ステップS307の入力待ちループ
に戻り、新たなユーザ操作入力を待つ。あるいは、ステ
ップS308に進んで処理を終えるように構成しても構わな
い。
【0050】以上説明したように、本発明の第1の実施
例によれば、広告主は景品のプレゼントという付加価値
をCMに付加することができ、視聴者に対して、全てのCM
を視聴するための動機を提供し、その結果として、CM本
体の宣伝効果を高めることができる。
【0051】一方、視聴者に対しても、未入手の広告付
属データ探し出す行為としてある種の娯楽性を提供する
ことが可能になる。
【0052】なお、ステップS305で準備する成否判定条
件として、広告の対象である商品の名称を回答をさせた
り、CM本体の映像・音声等によって出題される問題に対
する正解とさせたりすることによって、CM本体の宣伝効
果をさらに高いものにすることもできる。
【0053】図4乃至図6は、本発明による広告情報放
送の第2の実施例に関わり、図4は送信システムおよび
受信システムからなる広告情報放送全体のシステム図、
図5は送信装置側にあらかじめ用意された広告付属デー
タの蓄積フォーマット、図6は図4の受信システムの制
御手順の主要部を示すフローチャートである。
【0054】本実施例では、特定の広告主の企業などと
は独立した、例えば広告代理店や放送局によって、広告
対象の商品の特性を示す共通の属性コードとその属性値
付与方法が制定されている状況を想定している。これら
の属性コードと属性値は、送信装置において蓄積されて
おり、複数の広告主の広告に対する広告付属データとし
て放送される。
【0055】また、受信装置においては、受信した広告
付属データに含まれる属性コードと属性値を利用するこ
とで、例えばコンピュータ内の仮想ペット飼育シミュレ
ーションのようなゲームプログラムを実現するものであ
る。
【0056】図4に示す送信システム図において、401
乃至405は放送局の送信システムを構成している。複数
の広告主から提供されたCMの映像・音声素材はCMバンク
401内に蓄積されている。ここでCMバンク401はビデオテ
ープやハードディスクなどの蓄積メディアである。
【0057】送出スクリプト402は、放送されるべきCM
の映像・音声素材の順序や、CMバンク401内の位置情報
などが記述されている。放送局では、例えば一日に一回
という頻度で広告の依頼契約などに基づいて、送出スク
リプト402を書き換える。
【0058】制御部404は、送出スクリプト402に従って
CMバンク401からCMの映像・音声素材を取り出して送信
装置403に渡し、送信アンテナ405から放送信号として放
送する。
【0059】また、CMバンク401には、図5に示すフォ
ーマットで広告付属データが蓄積されている。図5は、
ひとつのCMの映像・音声素材に対応する複数の広告付属
データの一例として、行501乃至行504で示される4種類
のデータが対応する場合を示している。
【0060】各行のデータには、それぞれ、商品名フィ
ールド510、属性コードフィールド511、属性値フィール
ド512があり、広告の対象とする商品の特性に応じて値
が付与されている。
【0061】送信システム内の制御部404では、上記の
複数の広告付属データから一つを選択してCMバンク401
から取り出して、放送すべき映像・音声素材に多重化し
て放送するように送信装置403を制御する。
【0062】一方、図4において、450乃至453は各家庭
などの受信システムを構成している。放送信号は受信ア
ンテナ450で受信され、受信装置451に供給されて処理さ
れ、TV受像機453において映像・音声が再生される。こ
こで、受信装置451は、第1の実施例中の図1に示した
構成によって実現できるが、本実施例では、さらに、受
信装置451で受信したMPEG2トランスポートストリームを
IEEE1394規格に基づく通信によってパーソナルコンピュ
ータ453に伝送している。
【0063】パーソナルコンピュータ453上では、図6
に示すフローチャートに従って処理を行い、仮想ペット
飼育シミュレーションゲームを実行する。図6のフロー
チャートは、図3のフローチャートに準じており、対応
する部分には同一の符号を付してある。
【0064】ステップS601では、仮想ペットの状態を更
新する。本実施例においては、仮想ペットの状態とは、
食事、運動、娯楽、しつけの4種の属性コードとその属
性値として構成する。ステップS601では、例えば時間と
ともに各属性の属性値を徐々に減少させるようにしてお
く。
【0065】ステップS602では、仮想ペットの各属性の
属性値の大小などを評価し、不足している属性がないか
を判定する。例えば、食事属性の属性値が少なければ、
仮想ペットが空腹であると判定し、ステップS603におい
て、仮想ペットが食事を要求しているグラフィックデー
タなどをユーザに提示する。
【0066】ステップS301で広告付属データが検出され
るまでは、以上の処理を繰り返す。ステップS301で、受
信装置451からIEEE1394インタフェースを介して伝送さ
れた広告付属データを検出すると、ステップS604に進
む。
【0067】S 604では、受信した広告付属データ内の
属性コードが、仮想ペットにとって必要なものか否かを
属性値の大小比較などによって判定し、必要であると判
定した場合にはステップS304に進む。
【0068】ステップS304からステップS310は、図3の
フローチャートと同様の処理手順により、ユーザが所定
の動作を行ったときにのみ受信した広告付属データを記
憶(ステップS310)させるようにする。本実施例において
は、ステップS310での記憶動作は、属性コードに対応す
る属性値の加算という形で実行される。
【0069】ステップS650では、仮想ペットが餌を食べ
ているグラフィックデータを表示するなどして、データ
取得動作を実施したことをユーザに知らせる。
【0070】以上説明したように、本発明の第2の実施
例によれば、広告主は、仮想ペットの飼育のための必需
品という付加価値をCMに付加することができ、視聴者に
対して、より多くのCMを視聴するための動機を提供し、
その結果として、CM本体の宣伝効果を高めることができ
る。
【0071】一方、視聴者に対しても、仮想ペットが必
要としている属性コードを備えた広告付属データ探し出
す行為としてある種の娯楽性を提供することが可能にな
る。図7は、本発明による広告情報放送の第3の実施例
による広告情報放送全体のシステム図である。本実施例
では、広告主は、視聴者が実際の商品を購入する際のデ
ジタルクーポンとしての付加価値を広告付属データに付
与するためのシステムを実現するものである。このシス
テムにおいては、送信装置、および受信装置は、第1、
第2の実施例に示した装置をそのまま使用することがで
きる。
【0072】図7において、広告主701は広告代理店702
に対して広告情報放送を発注する。この料金は固定とし
てもよいが、後述するように、実際に視聴者がCMを視聴
した回数による実績に基づく変動制のものしてもよい。
【0073】広告代理店702は、CMの本体となる映像・
音声による素材を制作して、放送局703に対してCM放送
を依頼する。放送局703では、依頼されたCM素材と、広
告主を識別するための識別コードを含んだ広告付属デー
タを多重して放送する。
【0074】一方、視聴者704は、放送された広告に興
味をもった場合は、第1もしくは第2の実施例に述べた
方法によって受信装置内に広告付属データを記憶する。
なお、ICカードのような受信装置からは分離可能なモジ
ュール内に広告付属データを記憶させることにすれば、
より便利なシステムとすることができる。視聴者704
は、ICカードを持参するなどして記憶された広告付属デ
ータを商店705に引き渡すことにより、広告の対象とな
っている商品のディスカウントを受ける。なお、引き渡
すデータとして、視聴者固有の受信端末番号なども付加
すれば、広告主が広告の宣伝効果を詳細にマーケッティ
ングするための判断材料として利用できる。
【0075】商店705では、視聴者から収集した広告付
属データをまとめて広告代理店702に引き渡す代りに、
実施したディスカウント分の代金のキャッシュバックを
受ける。広告代理店702は、引き渡された広告付属デー
タを集計・分析して依頼元の広告主701に提出する代り
に、広告主701から広告料金を得る。
【0076】以上説明したように、本発明の第3の実施
例によれば、広告主は、実際の商品を購入する場合のデ
ィスカウントという付加価値をCMに付加することがで
き、視聴者に対して、より多くのCMを視聴するための動
機を提供し、その結果として、CM本体の宣伝効果を高め
ることができる。
【0077】一方、視聴者に対しても、ディスカウント
の価値ついた広告付属データ探し出す行為としてある種
の娯楽性を提供することが可能になる。
【0078】また、広告代理店702が収集したデータを
解析することにより、従来の視聴率よりも確実にCMの効
果を測定することができる。
【0079】なお、本実施例では、ディスカウントの対
象となる商品を広告の対象となった広告主701の特定の
商品に限定したが、それ以外にも、広告代理店702が主
体となって複数の異なる広告主からの依頼を集約するこ
とにより、ディスカウントの対象を広告対象の商品に限
定しないようにすることもできる。
【0080】また、広告代理店702の役割は、放送局70
3、あるいは商店705が代行して、広告主701と直接取り
引きを行うことも可能である。あるいは広告主701自身
が、広告代理店702の役割を担ってもよい。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、CMに対して新たな付加
価値を加えることを容易にする仕組みが提供され、これ
によって視聴者が同じ内容のCMに飽きることを防止し、
強制的にCMを視聴させられているといった苦痛感を低減
することができる。
【0082】また、視聴者にむしろ積極的な姿勢でCMを
視聴してもらうことによって広告の宣伝効果を高め、広
告主の支払う広告料に見合った効果を得ることができ
る。
【0083】また、従来の視聴率よりも確実に広告の宣
伝効果を測る手段を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による受信装置のブロッ
ク図。
【図2】本発明の第1の実施例による広告付属データの
フォーマットを示す図。
【図3】本発明の第1の実施例による受信装置の主たる
制御を示すフローチャート。
【図4】本発明の第2の実施例による広告情報放送シス
テムのブロック図。
【図5】本発明の第2の実施例による送信装置に蓄積さ
れた広告付属データのフォーマットを示す図。
【図6】本発明の第2の実施例による受信装置の主たる
制御を示すフローチャート。
【図7】本発明の第3の実施例による広告情報放送シス
テムの概念図。
【図8】一般的なデジタル放送システムの概略を説明す
るブロック図。
【符号の説明】
101…受信アンテナ、102…受信部、103…多重化分離
部、104…MPEGデコーダ、105…メモリ、106…制御部、1
07…OSD、108…ユーザ操作入力部、109…リモコン、110
…TV受像機、111…モデム、200…広告付属データタグ、
201…広告付属データタグID、202…広告付属データタグ
長、203…広告主ID、204…キャンペーン番号、205…識
別ビットパターン、206…入力開始時刻、207…入力終了
時刻、208…達成ビットパターン、209…電話番号、210
…ヘッダ部、401…CMバンク、402…送出スクリプト、40
3…送信装置、404…制御部、405…送信アンテナ、450…
受信アンテナ、451…受信装置、452…TV受像機、453…
パーソナルコンピュータ、701…広告主、702…広告代理
店、703…放送局、704…視聴者、705…商店、801…放送
局側システム、802…MPEG2エンコーダ、803…多重化
部、804…送信部、805…送信アンテナ、820…衛星、850
…受信側システム、851…受信アンテナ、852…受信部、
853…多重化分離部、854…MPEG2デコーダ、855…TV受像
機、856…受信機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/081 (72)発明者 江田 隆則 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 藤松 直樹 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 南木 勝 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 5B049 AA02 BB49 DD01 FF01 GG03 5C025 BA25 BA27 BA28 BA30 CA09 DA01 DA05 5C063 AB03 AC01 AC05 CA23 DA13

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像、あるいは音声から成る広告情報本
    体と、前記広告情報本体以外のデジタルデータを多重化
    する放送を利用した広告情報放送方法において、 受信装置に記憶させることを目的とした前記広告情報本
    体に付属する広告付属データと、 前記受信装置において、前記広告付属データの記憶動作
    を実施するために満たすべき記憶許可条件から成る前記
    デジタルデータを、前記広告情報本体に多重化して送信
    することを特徴とする広告情報放送方法。
  2. 【請求項2】 前記広告付属データは、前記広告付属デ
    ータを前記受信装置に識別させるための識別IDコード、
    あるいは、 識別フラグパターン、あるいは、 属性コードとその属性値、の何れか1つ以上を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の広告情報放送方法。
  3. 【請求項3】 前記広告付属データは、前記受信装置に
    おいて前記広告付属データの記憶が可能であることをユ
    ーザに知らしめる動作を行うために満たすべき督促許可
    条件を含み、 前記督促許可条件は、 前記識別IDコードと同一のIDコードを持つ前記広告付属
    データが前記受信装置に記憶されていないこと、あるい
    は、 前記識別フラグパターンと一致するフラグパターンを持
    つ前記広告付属データが前記受信装置に記憶されていな
    いこと、あるいは、 前記属性コードに対応する前記属性値を前記受信装置内
    で累積して記憶した値が所定の値より小さいこと、ある
    いは、 前記受信装置内に記憶した前記広告付属データの評価を
    行う比較判定用プログラムコード、 の何れか1つ以上を条件として示すことを特徴とする請
    求項2記載の広告情報放送方法。
  4. 【請求項4】 前記記憶許可条件は、前記受信装置にお
    いてユーザが実行すべき動作を規定する条件として、 ユーザ入力の受付期間を規定する開始トリガ信号および
    終了トリガ信号、あるいはユーザ入力の受付期間を規定
    する開始時刻データおよび終了時刻データ、あるいはユ
    ーザ入力の選択を規定する選択肢データと正解データ、
    あるいは、 ユーザ入力のタイミングを規定する正解リズムデータ、
    あるいは、 ユーザ入力の正否を判定する正解判定用プログラムコー
    ド、の何れか1つ以上を示すことを特徴とする請求項1
    記載の広告情報放送方法。
  5. 【請求項5】 前記広告付属データは、前記受信装置に
    おいて前記広告付属データの記憶の達成が所定の達成度
    に到達した否かを判定する記憶達成判定条件を含み、 前記記憶達成判定条件は、 前記受信装置に記憶された前記広告付属データの前記識
    別IDコードの総数が所定の値以上であること、あるい
    は、 前記受信装置に記憶された前記広告付属データの前記識
    別フラグパターンのビット論理和が所定のフラグパター
    ンとビット論理積マッチすること、あるいは、 前記受信装置に記憶された前記広告付属データの前記属
    性コード毎の属性値の累積値が所定の値以上であるこ
    と、あるいは、 前記受信装置内に記憶した前記広告付属データの達成度
    を判定する達成度判定用プログラムコード、の何れか1
    つ以上を条件として示すことを特徴とする請求項1記載
    の広告情報放送方法。
  6. 【請求項6】 前記広告付属データは、前記受信装置に
    おいて前記記憶達成判定条件を満たしたときに実行すべ
    き動作の内容を規定する特別動作指示データを含み、前
    記特別動作指示データは、 前記受信装置において所定のパスワード情報の表示動
    作、あるいは、 前記受信装置から別の情報装置に対する情報伝送動作、
    あるいは、 前記受信装置で実行すべき特別動作用プログラムコー
    ド、の何れか1つ以上を指示として示すことを特徴とす
    る請求項5記載の広告情報放送方法。
  7. 【請求項7】 放送局から送信された映像、あるいは音
    声から成る広告情報放送信号の受信手段と、 受信した前記広告情報放送信号を再生する再生手段と、 受信した前記広告情報放送信号に多重されている広告付
    属データを分離して取り出す分離手段と、 ユーザに対して情報を提示する表示手段と、 ユーザ操作を受け付ける入力手段と、を備えた広告情報
    放送受信装置において、 分離された前記広告付属データを記憶する記憶手段と、 前記広告付属データを記憶することをユーザに対して促
    す必要を判定する第一の判定手段と、 入力された前記ユーザ操作が、前記広告付属データの記
    憶を指示しているか否かを判定する第二の判定手段と、
    を備え、 前記表示手段は、前記第一の判定手段の判定結果に従っ
    て、ユーザに対して広告付属データの記憶を促すメッセ
    ージを表示し、 前記記憶手段は、前記第二の判定手段の判定結果に従っ
    て、前記広告付属データを記憶することを特徴とする広
    告情報放送受信装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段は、受信装置本体から取り
    外し可能な別モジュール内にあることを特徴とする請求
    項7記載の広告情報放送受信装置。
  9. 【請求項9】 前記取り外し可能な別モジュールは、前
    記広告付属データの正当性を検査する認証手段を備え、
    前記記憶手段は、正当性が認証された前記広告付属デー
    タのみを記憶することを特徴とする請求項8記載の広告
    情報放送受信装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段は、 前記広告付属データに含まれる識別IDコードの列挙リス
    ト形式、あるいは、 前記広告付属データに含まれる識別フラグパターンのビ
    ット論理和形式、あるいは、 前記広告付属データに含まれる属性コード毎の属性値の
    累積カウンタ形式、の何れか1つ以上のデータ構造によ
    って記憶し、 前記第一の判定手段は、 前記分離手段で分離された前記広告付属データに含まれ
    る前記識別IDコードが前記列挙リスト形式のデータ構造
    中に未だ存在しないことの判定、あるいは、 前記分離手段で分離された前記広告付属データに含まれ
    る前記識別フラグパターンが前記ビット論理和形式のデ
    ータ構造とビット論理積マッチしないことの判定、ある
    いは、 前記分離手段で分離された前記広告付属データに含まれ
    る前記属性コードに対応する前記属性値の累積カウンタ
    形式のデータ構造におけるカウント値が所定の値より少
    ないことの判定、 前記広告付属データに含まれる比較判定用プログラムコ
    ードの実行による前記広告付属データの督促判定、の何
    れか1つ以上の判定を行うことを特徴とする請求項7記
    載の広告情報放送受信装置。
  11. 【請求項11】 前記第二の判定手段は、 前記ユーザ操作が、前記広告付属データに含まれる開始
    トリガ信号を検出してから次に前記広告付属データに含
    まれる終了トリガ信号を検出するまでの期間内に行われ
    たことの判定、あるいは、 前記ユーザ操作が、前記広告付属データに含まれる開始
    時刻および終了時刻で定義される操作有効期間内に行わ
    れたことの判定、あるいは、 前記広告付属データに含まれる選択肢データから前記ユ
    ーザ操作により選択された選択結果が前記広告付属デー
    タに含まれる正解データと一致することの判定、あるい
    は、 前記ユーザ操作が前記広告付属データに含まれる正解リ
    ズムデータに一致したタイミングて行われたことの判
    定、あるいは、 前記広告付属データに含まれる正解判定用プログラムコ
    ードの実行による前記ユーザ操作の正否判定、の何れか
    1つ以上の判定を行うことを特徴とする請求項7記載の
    広告情報放送受信装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段に記憶された前記広告付
    属データの記憶達成度を判定する第三の判定手段と、 前記第三の判定手段の判定結果に従って特別な動作を行
    う特別動作手段と、を備え、 前記第三の判定手段は、 前記記憶手段に記憶された識別IDコードの列挙リストに
    おける前記IDコードの総数が所定の値より多いことの判
    定、あるいは、 前記記憶手段に記憶された識別フラグパターンのビット
    論理和データが所定のビットマスクデータとビット論理
    積マッチすることの判定、あるいは、 前記記憶手段に記憶された属性コード毎の属性値の累積
    カウンタ値が所定の値より大きいことの判定、あるい
    は、 前記分離手段で分離された前記広告付属データに含まれ
    る達成度判定用プログラムコードの実行による記憶達成
    度の判定、の何れか1つ以上の判定を行い、 前記特別動作手段は、 前記分離手段で分離された前記広告付属データに含まれ
    るパスワード情報の前記表示手段への表示、あるいは、 前記記憶手段に記憶された前記広告付属データの他の情
    報機器に対する伝送、あるいは、 前記分離手段で分離された前記広告付属データに含まれ
    る特別動作用プログラムコードの実行、の何れか1つ以
    上の特別動作を実行することを特徴とする請求項7記載
    の広告情報放送受信装置。
  13. 【請求項13】 前記受信手段、および前記再生手段の
    代りに、 他の受信装置で受信された前記広告情報放送信号を受け
    取る通信手段を備え、前記分離手段は、前記通信手段で
    受け取った前記広告情報放送信号に多重されている広告
    付属データを分離して取り出すことを特徴とする請求項
    7記載の広告情報放送受信装置。
  14. 【請求項14】 放送局から送信された映像、あるいは
    音声から成る広告情報放送信号を受信する受信装置に接
    続可能なコンピュータ装置上で広告付属データを記憶す
    るための方法であって、 前記受信装置で受信された広告情報放送信号を受け取る
    通信ステップと、 受け取った前記広告情報放送信号に多重されている広告
    付属データを分離して取り出す分離ステップと、 ユーザに対して情報を提示する表示ステップと、 ユーザ操作を受け付ける入力ステップと、 を備えた広告付属データ記憶方法において、 分離された前記広告付属データを記憶する記憶ステップ
    と、 前記広告付属データを記憶することをユーザに対して促
    す必要を判定する第一の判定ステップと、 入力された前記ユーザ操作が、前記広告付属データの記
    憶を指示しているか否かを判定する第二の判定ステップ
    と、を備え、 前記表示ステップは、前記第一の判定ステップの判定結
    果に従って、ユーザに対して広告付属データの記憶を促
    すメッセージを表示し、 前記記憶ステップは、前記第二の判定ステップの判定結
    果に従って、前記広告付属データを記憶することを特徴
    とする広告付属データ記憶方法。
  15. 【請求項15】 前記記憶ステップは、 前記広告付属データに含まれる識別IDコードの列挙リス
    ト形式、あるいは、前記広告付属データに含まれる識別
    フラグパターンのビット論理和形式、あるいは、 前記広告付属データに含まれる属性コード毎の属性値の
    累積カウンタ形式、の何れか1つ以上のデータ構造によ
    って記憶し、 前記第一の判定ステップは、 前記分離ステップで分離された前記広告付属データに含
    まれる前記識別IDコードが前記列挙リスト形式のデータ
    構造中に未だ存在しないことの判定、あるいは、 前記分離ステップで分離された前記広告付属データに含
    まれる前記識別フラグパターンが前記ビット論理和形式
    のデータ構造とビット論理積マッチしないことの判定、
    あるいは、 前記分離ステップで分離された前記広告付属データに含
    まれる前記属性コードに対応する前記属性値の累積カウ
    ンタ形式のデータ構造におけるカウント値が所定の値よ
    り少ないことの判定、 前記広告付属データに含まれる比較判定用プログラムコ
    ードの実行による前記広告付属データの督促判定、の何
    れか1つ以上の判定を行うことを特徴とする請求項14
    記載の広告付属データ記憶方法。
  16. 【請求項16】 前記第二の判定ステップは、 前記ユーザ操作が、前記広告付属データに含まれる開始
    トリガ信号を検出してから次に前記広告付属データに含
    まれる終了トリガ信号を検出するまでの期間内に行われ
    たことの判定、あるいは、 前記ユーザ操作が、前記広告付属データに含まれる開始
    時刻および終了時刻で定義される操作有効期間内に行わ
    れたことの判定、あるいは、 前記広告付属データに含まれる選択肢データから前記ユ
    ーザ操作により選択された選択結果が前記広告付属デー
    タに含まれる正解データと一致することの判定、あるい
    は、 前記ユーザ操作が前記広告付属データに含まれる正解リ
    ズムデータに一致したタイミングて行われたことの判
    定、あるいは、 前記広告付属データに含まれる正解判定用プログラムコ
    ードの実行による前記ユーザ操作の正否判定、の何れか
    1つ以上の判定を行うことを特徴とする請求項14記載
    の広告付属データ記憶方法。
  17. 【請求項17】 前記記憶ステップに記憶された前記広
    告付属データの記憶達成度を判定する第三の判定ステッ
    プと、 前記第三の判定ステップの判定結果に従って特別な動作
    を行う特別動作ステップと、を備え、 前記第三の判定ステップは、 前記記憶ステップに記憶された識別IDコードの列挙リス
    トにおける前記IDコードの総数が所定の値より多いこと
    の判定、あるいは、 前記記憶ステップに記憶された識別フラグパターンのビ
    ット論理和データが所定のビットマスクデータとビット
    論理積マッチすることの判定、あるいは、 前記記憶ステップに記憶された属性コード毎の属性値の
    累積カウンタ値が所定の値より大きいことの判定、ある
    いは、 前記分離ステップで分離された前記広告付属データに含
    まれる達成度判定用プログラムコードの実行による記憶
    達成度の判定、の何れか1つ以上の判定を行い、 前記特別動作ステップは、 前記分離ステップで分離された前記広告付属データに含
    まれるパスワード情報の前記表示ステップへの表示、あ
    るいは、 前記記憶ステップに記憶された前記広告付属データの他
    の情報機器に対する伝送、あるいは、 前記分離ステップで分離された前記広告付属データに含
    まれる特別動作用プログラムコードの実行、の何れか1
    つ以上の特別動作を実行することを特徴とする請求項1
    4記載の広告付属データ記憶方法。
  18. 【請求項18】 複数の広告主からそれぞれ託された映
    像、あるいは音声から成る広告情報放送の素となる広告
    素信号を記録した第一の記録手段と、 記録された前記複数の広告素信号の送出順序を記述した
    送出手順スクリプトと、 前記送出手順スクリプトに基づいて前記第一の記録手段
    から前記広告素信号を読み出す送出制御手段と、 読み出された前記広告素信号を放送信号として送出する
    送出手段と、を備えた広告情報放送の送信装置におい
    て、 前記第一の記録手段は、前記広告素信号にそれぞれ対応
    づけられた複数の広告付属データも記録し、 前記広告素信号に対応づけられた複数の前記広告付属デ
    ータの中から一つを選び出す選定手段と、を備え、 前記送出制御手段は、前記第一の記録手段から前記広告
    素信号とともに前記選定手段が選び出した前記広告付属
    データをも前記第一の記録手段から読み出し、 前記送出手段は、読み出された前記広告素信号と前記広
    告付属データを多重して放送信号として送出することを
    特徴とする広告情報放送送信装置。
  19. 【請求項19】 前記選定手段は、前記広告素信号に対
    応づけられた複数の前記広告付属データを、 ランダムに、あるいは、 順番に、あるいは、 前記送出手順スクリプトで指定された通りに、選択する
    ことを特徴とする請求項18記載の広告情報放送送信装
    置。
  20. 【請求項20】 前記選定手段は、前記広告付属データ
    を読み出して送出するとともに、 読み出した前記広告付属データを前記第一の記録手段か
    ら削除する、あるいは、 読み出した前記広告付属データの無効を示す印を前記第
    一の記録手段に書込むことを特徴とする請求項18記載
    の広告情報放送送信装置。
  21. 【請求項21】 前記広告付属データは、前記第一の記
    録手段とは異なる第二の記録手段に記録されていること
    を特徴とする請求項18記載の広告情報放送送信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006185417A (ja) * 2004-10-12 2006-07-13 Lee S Weinblatt 放送に同調をとったターゲット視聴者が入手可能なインセンティブ報酬

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006185417A (ja) * 2004-10-12 2006-07-13 Lee S Weinblatt 放送に同調をとったターゲット視聴者が入手可能なインセンティブ報酬

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